JPH115443A - 自動車用ドアシール材 - Google Patents

自動車用ドアシール材

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Publication number
JPH115443A
JPH115443A JP9160742A JP16074297A JPH115443A JP H115443 A JPH115443 A JP H115443A JP 9160742 A JP9160742 A JP 9160742A JP 16074297 A JP16074297 A JP 16074297A JP H115443 A JPH115443 A JP H115443A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking groove
lead wire
window glass
door
door window
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9160742A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Inoue
昭二 井上
Hitoshi Kiyono
仁 清野
Toshimitsu Ogawa
年光 小川
Kenichi Ikuta
憲一 生田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd filed Critical Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Priority to JP9160742A priority Critical patent/JPH115443A/ja
Publication of JPH115443A publication Critical patent/JPH115443A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧力検出センサの組み付けを容易にするとと
もに、そのリード線が露出するのを防止する。 【解決手段】 自動車の開口部に装着してドアウインド
ガラス6との間を密封するドアシール材において、ドア
ウインドガラス6の上縁に面する部分に係止溝8を形成
するとともに、ドアウインドガラス6の上縁隅部に面す
る部分に、係止溝8と連なるソケット部9を設け、該ソ
ケット部9の底面にリード線挿通孔10の一端を開口さ
せる一方、係止溝8と係合可能な突起部13を備えた圧
力検出センサ11を設け、該圧力検出センサ11は、そ
のリード線15をリード線挿通孔10に通し、その端部
をソケット部9に嵌入させ、その突起部13を係止溝8
に係合させて組み付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の開口部に
装着してドアウインドガラスとの間を密封するドアシー
ル材に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のドアシール材には、サイドドア
のサッシュに装着するグラスランと、車体側のサイドド
ア開口部に装着するウェザーストリップとがある。パワ
ーウインド装置を備えた自動車では、ドアウインドガラ
スが上昇時に異物を挟み込んだ場合、直ちに停止させる
必要があるため、これらドアシール材に圧力検出センサ
を設置してある。圧力検出センサの設置には、例えば特
開昭60−105785号公報に示すように接着固定に
よる方法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】圧力検出センサは、ド
アシール材のウインドガラス上縁の突き当たる部分に沿
って正確に取り付ける必要があるため、このような方法
では、圧力検出センサの位置決めに手間を要し、作業性
が極端に悪くなってしまう。
【0004】本発明は、このような事情に鑑み、圧力検
出センサの取り付けが容易に行え、かつ、そのリード線
が露出することのない自動車用ドアシール材を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、自動車の開口部に装着してドアウインドガ
ラスとの間を密封するドアシール材において、上記ドア
ウインドガラスの上縁に面する部分に係止溝を形成する
とともに、上記ドアウインドガラスの上縁隅部に面する
部分に、上記係止溝と連なるソケット部を設け、該ソケ
ット部の底面にリード線挿通孔の一端を開口させる一
方、上記係止溝と係合可能な突起部を備えた圧力検出セ
ンサを設け、該圧力検出センサは、そのリード線を上記
リード線挿通孔に通し、その端部を上記ソケット部に嵌
入させ、その突起部を上記係止溝に係合させて組み付け
たことを特徴とする。
【0006】また、上記ソケット部の開口に被さるよう
にして隆起ソケット部を一体成形するとともに、該隆起
ソケット部の隆起量を下方へいくにしたがって徐々に小
さくしてもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を添付図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0008】図1は図4のグラスランの点線枠B内を示
している。このグラスラン1は、ドアウインドガラスの
上端隅部に面する部分2を型成形で、その他の部分3は
押出成形でそれぞれ形成してある。グラスラン1は、ド
アウインドガラスの上縁部が収まるチャンネル部4と、
該チャンネル部4から延出するインナリップ5とを備え
ている。そして、図3に示すようにドアウインドガラス
6の上縁がチャンネル部4に収まるようにしてサイドド
アのサッシュ7に装着してある。
【0009】グラスラン1のドアウインドガラス上縁に
面する部分、つまりインナリップ5の表面側には係止溝
8をチャンネル部4に沿って形成してある。また、ドア
ウインドガラス6の上縁隅部に面する部分、つまりイン
ナリップ5の屈曲部分の表面側には、係止溝8と連なる
ソケット部9を設けてある。さらに、該ソケット部9の
底壁にはリード線挿通孔10を貫設してある。
【0010】11は圧力検出センサで、そのケーシング
12にはグラスラン1の係止溝8と係合部可能な突起部
13を一体成形してある。該圧力検出センサ11には、
感圧ゴム14の電気抵抗値より圧力を検知するものを用
いているが、圧力変化を電気信号として出力するもので
あれば、その種類は問わない。
【0011】そして、圧力検出センサ11は、そのリー
ド線15をリード線挿通孔10に通し、その端部をソケ
ット部9に嵌入させ、その突起部13を係止溝8に係合
させてグラスラン1に組み付けてある。圧力検出センサ
11のリード線15は、インナリップ5の裏側を通して
パワーウインド装置のコントローラ(図示せず)に接続
してある。
【0012】本実施例はこのように構成してあるので、
圧力検出センサ11の突起部13をグラスラン1の係止
溝8に係合させるだけで、グラスラン1に圧力検出セン
サ11を組み付けることができ、作業性が良くなるばか
りでなく、リード線15がグラスラン1の表面側に露出
せず、外観も良くなる。
【0013】さらに、圧力検出センサ11の端部をソケ
ット部9に嵌入させてあるので、圧力検出センサ11が
係止溝8から抜けにくくなるばかりでなく、圧力検出セ
ンサ11の位置決めになるという効果もある。
【0014】なお、図5に示すように、ソケット部9の
開口に被さるようにして隆起ソケット部16を一体成形
するとともに、該隆起ソケット部16の隆起量を下方へ
いくにしたがって徐々に小さくするようにしてもよい。
このようにすると、圧力検出センサ11の下縁がグラス
ラン1の屈曲した部分に滑らかに連なり、外観が良くな
る。
【0015】次に、本発明をウェザーストリップに適用
した実施例について説明する。
【0016】図6は図11のウェザーストリップの点線
枠E内を示している。このウェザーストリップ20も、
上述のグラスラン1と同様に、ドアウインドガラス6の
上縁両隅部に面する部分21を型成形で、その他の部分
22は押出成形でそれぞれ形成してある。また、ドアウ
インドガラス6の上縁が突き当たる部分に中空リップ2
3を形成してある。そして、該中空リップ23を外側に
向けて車体のサイドドア開口部に装着してある(図9,
10参照)。
【0017】ウェザーストリップ20のドアウインドガ
ラス6の上縁に面する部分、つまり中空リップ23の隔
壁24の真下の部分には係止溝25を中空リップ23に
沿って形成してある。また、ドアウインドガラス6の前
方側上縁隅部に面する部分、つまり前方側型成形部分2
1の屈曲部の表面側には、係止溝25と連なるソケット
部26を設けてある。さらに、該ソケット部26の底壁
にはリード線挿通孔27の一端を開口させてある。な
お、該リード線挿通孔27はウェザーストリップ20の
内部を下方に貫いてその他端を裏面側へ開口させてあ
る。ソケット部26の開口には隆起ソケット部28を被
さるようにして一体成形するとともに、該隆起ソケット
部28の隆起量を下方へいくにしたがって徐々に小さく
してある。
【0018】そして、圧力検出センサ11は、そのリー
ド線15をリード線挿通孔27に通し、その端部をソケ
ット部26に嵌入させ、その突起部13を係止溝25に
係合させてウェザーストリップ20に組み付けてある。
その他の構成要素は上述の実施例と同一であるので、同
一符号を付し説明を省略する。なお、図7は図11のウ
ェザーストリップ20の点線枠F内を示す図で、リード
線15をセンターピラー側に配索する場合には、このよ
うに後方側のソケット部26の底壁にリード線挿通孔2
7の一端を開口させておけばよい。
【0019】ところで、ハードトップ車に装着するウェ
ザーストリップ20はスポンジゴムで成形するのが一般
的であるので、図12に示すように圧力検出センサ11
を装着する部分だけソリッドゴム30で成形しておけば
よい。
【0020】また、図13に示すように、中空リップ2
3の隔壁24の一部をソリッドゴム30で成形し、そこ
に圧力検出センサ11を装着するようにしてもよい。こ
のようにすると、圧力検出センサ11がウェザーストリ
ップ20の表面側に露出しなくなり、外観がさらに良く
なる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、圧力検出センサの突起
部をドアシール材の係止溝に係合させるだけで、ドアシ
ール材に圧力検出センサを組み付けることができ、作業
性が良くなるばかりでなく、リード線がグラスランの表
面側に露出せず、外観も良くなる。
【0022】さらに、圧力検出センサの端部をソケット
部に嵌入させてあるので、圧力検出センサが係止溝から
抜けにくくなるばかりでなく、圧力検出センサの位置決
めになるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のグラスランから圧力検出センサを取り
外して示す斜視図。
【図2】図1の組付状態を示す図。
【図3】図4のA−A線による断面図。
【図4】同グラスランの概略を示す図。
【図5】図2の変形例を示す図。
【図6】本発明のウェザーストリップから圧力検出セン
サを取り外して示す斜視図。
【図7】同ウェザーストリップの後方側型成形部分を示
す斜視図。
【図8】図6の組付状態を示す斜視図。
【図9】図11のD−D線による断面図。
【図10】図8のC−C線による断面図。
【図11】同ウェザーストリップの概略を示す図。
【図12】図9の変形例を示す図。
【図13】図9の他の変形例を示す図。
【符号の説明】
1・・・グラスラン 6・・・ドアウインドガラス 8・・・係止溝 9・・・ソケット部 10・・・リード線挿通孔 11・・・圧力検出センサ 13・・・突起部 15・・・リード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 生田 憲一 千葉県千葉市稲毛区長沼町330番地 鬼怒 川ゴム工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の開口部に装着してドアウインド
    ガラスとの間を密封するドアシール材において、上記ド
    アウインドガラスの上縁に面する部分に係止溝を形成す
    るとともに、上記ドアウインドガラスの上縁隅部に面す
    る部分に、上記係止溝と連なるソケット部を設け、該ソ
    ケット部の底面にリード線挿通孔の一端を開口させる一
    方、上記係止溝と係合可能な突起部を備えた圧力検出セ
    ンサを設け、該圧力検出センサは、そのリード線を上記
    リード線挿通孔に通し、その端部を上記ソケット部に嵌
    入させ、その突起部を上記係止溝に係合させて組み付け
    たことを特徴とする自動車用ドアシール材。
  2. 【請求項2】 上記ソケット部の開口に被さるようにし
    て隆起ソケット部を一体成形するとともに、該隆起ソケ
    ット部の隆起量を下方へいくにしたがって徐々に小さく
    したことを特徴とする請求項1に記載の自動車用ドアシ
    ール材。
JP9160742A 1997-06-18 1997-06-18 自動車用ドアシール材 Pending JPH115443A (ja)

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JP9160742A JPH115443A (ja) 1997-06-18 1997-06-18 自動車用ドアシール材

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011087151A1 (en) 2010-01-14 2011-07-21 Yazaki Corporation Lever-type connector
CN103085639A (zh) * 2013-01-16 2013-05-08 宁波福耀汽车零部件有限公司 一种多功能汽车上框条

Cited By (3)

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WO2011087151A1 (en) 2010-01-14 2011-07-21 Yazaki Corporation Lever-type connector
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CN103085639B (zh) * 2013-01-16 2015-03-25 宁波福耀汽车零部件有限公司 一种多功能汽车上框条

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