JPH071313Y2 - サンルーフ装置 - Google Patents

サンルーフ装置

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JPH071313Y2
JPH071313Y2 JP1988060990U JP6099088U JPH071313Y2 JP H071313 Y2 JPH071313 Y2 JP H071313Y2 JP 1988060990 U JP1988060990 U JP 1988060990U JP 6099088 U JP6099088 U JP 6099088U JP H071313 Y2 JPH071313 Y2 JP H071313Y2
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JP
Japan
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slide
tilt
slide panel
guide rail
roof
Prior art date
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JP1988060990U
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English (en)
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JPH01167917U (ja
Inventor
勝博 鈴木
彰 西村
和久 長田
宏紀 落合
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Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Priority to US07/579,350 priority patent/US5066068A/en
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は車両等のチルトアンドスライド式のサンルーフ
におけるチルトアンドスライド装置の掩蔽機構の改良に
関する。
従来の技術 自動車,鉄道車両,モータボート等のサンルーフ装置、
特にチルトアンドスライド式のサンルーフ装置は、ルー
フ開窓部の両側のガイドレールに沿って、前後摺動する
チルトアンドスライド装置が配設されるため、サンシェ
ードのみをハウジング内へ格納した場合に、前記チルト
アンドスライド装置が室内から視認されるため、従来
は、第7図に示されるように、スライドパネルのガイド
レールAの室内側側面に目隠し用の立壁部Bを形成する
とか、実開昭60-6621号公報に示される考案の如く、第
8図に示されるスライドパネルCの両側とホルダーDと
の間に蛇腹状シールド部材Eを設け、チルトダウン時に
ガイドレールFに沿い、スライドパネルCと共にスライ
ドできるように構成し、前記チルトアンドスライド装置
が室内から視認されるのを防止している。
考案が解決しようとする課題 前記第7図に示される構造のガイドレールでは、スライ
ドパネルのスライド時に、立壁部Bの上縁が該パネルの
前後に固着されているウェザーストリップと干渉し、ウ
ェザーストリップに摩損を生じさせやすいので、該立壁
部Bは高さに制限が生じて掩蔽効果が劣るし、更には固
定のガイドレールAに設けられているため、スライドパ
ネルがハウジング内へ格納されたサンルーフ開窓時に
も、該立壁部Bが両側に残存して見栄えが悪くなる欠点
を有している。
また第8図に示されるように蛇腹状シールド部材Eを設
けた構造では、蛇腹状シールド部材Eの外に、ホルダー
Dその他の取付部品も必要となり、部品数や組立工数の
増加を招きコスト高となる欠点を有している。
考案の目的 前述の従来技術の現状に鑑み、本考案は、部品点数,組
立工数の増加やウェザーストリップとの干渉を伴なわ
ず、掩蔽に必要な十分な高さを保有する立壁部により、
チルトアンドスライド装置を、室内から掩蔽でき、ハウ
ジング内へスライドパネルを格納した際には、該パネル
と共にハウジング内へ引き込まれ、サンルーフ開窓時の
見栄えを向上させうるサンルーフ装置を提供することを
目的としている。
課題を解決するための手段 前述の目的を達成するため、本考案は、スライドパネル
ブラケットに軸着され、かつガイドレールに沿って前後
進するフロントシューと、ルーフ開窓部の後縁位置から
ハウジング後方へ、前記ガイドレールに沿って前後進す
るレインチャンネルのホルダーとが、立壁部を有する連
結ロッドで結合されており、該連結ロッドがスライドパ
ネルのチルトアンドスライド装置の車幅方向内側たるル
ーフ開窓部の側縁部位に配設されていると云う構成を採
用している。
作用 本考案は、前述の構成であって、チルトアンドスライド
装置を掩蔽する立壁部は、該装置の車幅方向内側たるル
ーフ開窓部の側縁部位に配設されており、しかもガイド
レールに沿って前後進するフロントシューと、同じくガ
イドレールに沿って、ルーフ開窓部の後縁位置からハウ
ジング後方へ前後進するレインチャンネルのホルダーと
を結合する連結ロッドに形成され、スライドパネルの摺
動と挙動を共にするので、該パネルのウェザーストリッ
プとの干渉を考慮することなくその高さを選定でき、更
には、スライドパネルがハウジング内へ格納されるとき
は、一体となってハウジング内へ格納され、サンルーフ
開窓時に室内から視認されることがない。
また前記連結ロッドの成形時に同時に成形されるので、
部品数の増加や組立工数の増加を招くことがなく、コス
ト増は小に抑えうるし、構造も著しく簡単としうる。
実施例 第1図乃至第6図は自動車に適用した実施の一例を示し
ており、自動車のルーフ1のルーフ開窓部2に配置され
たスライドパネル3は、スライドパネルブラケット4に
支持されており、該スライドパネルブラケット4は、ル
ーフ開窓部2の両側下面に固定されているガイドレール
5に沿って前後進するフロントシュー6に軸7で矢印X
方向にチルトアップ及びチルトダウンされるよう軸着さ
れている。
前述のスライドパネル3のチルトアップ及びチルトダウ
ンは、図示を省略した駆動装置により、前記ガイドレー
ル5に沿って前後進駆動されるリヤシュー8によって行
なわれる。
このリヤシュー8には、リンク9が軸10で回動自在に軸
着され、第2図及び第3図に示されるようにリンク9の
先端両側から位相を異にして突出するピン11,12が、前
記スライドパネルブラケット4の側壁13のガイド溝14
と、該側壁13に間隙を存して固定されたガイドブラケッ
ト15のガイド溝16とに摺動自在に挿入されており、リヤ
シュー8が前進するとき、位相を異にするピン11,12
が、へ字状の折曲角度を異にするガイド溝14,16内を摺
動することによりリンク9が起立し、スライドパネルブ
ラケット4を押し上げることにより、チルトアップが行
なわれ、逆にチルトアップ状態からリヤシュー8が後進
することにより、スライドパネルブラケット4が引き下
げられ、チルトダウンが行なわれる。
最下位のチルトダウン位置から、リヤシュー8がガイド
レール5に沿って、ハウジング17内へ後進することによ
り、スライドパネル3と、前記スライドパネルブラケッ
ト4,フロントシュー6,ガイドブラケット15,リンク9そ
の他のチルトアンドスライド装置18とは、ハウジング17
内へ引き込まれ、格納される。
このとき、ルーフ開窓部2の後縁19近傍の位置からハウ
ジング17の後方まで後退するようガイドレール5に組み
付けられているレインチャンネル20は、ホルダー21を介
して、前記フロントシュー6の連結ロッド22に結合され
ているので、レインチャンネル20,ホルダー21,連結ロッ
ド22も、スライドパネル3と共にハウジング17内へ格納
される。
図示例の連結ロッド22は、第1図,第2図,第4図乃至
第6図に示されるように、チルトアンドスライド装置18
の車幅方向内側たるルーフ開窓部の側縁部位に配設さ
れ、かつ第3図乃至第5図に示されるように断面L字型
とされ、立壁部23が垂直に立設されている。
この立壁部23が設けられている限りは、連結ロッド22の
断面はH型でもU字型等の任意の形状でよく、金属の引
き抜き加工,プレス加工あるいはプラスチック等の樹脂
の成形加工等で製作される。
図示例の立壁部23は、第4図に明示されるように、スラ
イドパネルブラケットの内縁24に近接して、スライドパ
ネル3に固定されているガーニッシュ25の下面26とガイ
ドレールの上面27との間を掩蔽する高さに選定されてい
るが、第4図中鎖線28で示されるように、チルトダウン
作用によって、スライドパネルブラケット4が最下位に
もたらされたとき、該ブラケット4と干渉しない高さの
範囲内に選定されることは勿論であり、またチルトアン
ドスライド装置18の車幅方向内側たるルーフ開窓部の側
縁部位も、第4図に符号25Aで示されるように、チルト
ダウン作用時に前記ガーニッシュ25の下面26と干渉しな
い位置に選定される。
なお、第3図中符号29は、チルトガイドであり、第4
図,第5図において、符号30はハウジング17のサイドパ
ネルである。
効果 本考案は、上述の構成作用のものであって、金属の引き
抜き加工またはプレス加工あるいはプラスチック等の樹
脂の成形加工で製作されるところのレインチャンネルを
ハウジング内へ後進させるための連結ロッドに、その製
作工程を利用して立壁部を一体に成形することにより、
チルトアンドスライド装置を掩蔽する部材を設けうるの
で部品点数や組立工数の増加を伴なわずに該掩蔽作用を
行なう部材を設けうる効果を奏する。
また立壁部は、スライドパネルと共にガイドレールに沿
って前後進する連結ロッドに形成されているので、スラ
イドパネルのウェザーストリップとの干渉を考慮するこ
となく、掩蔽に要する高さを選定できる効果を有してい
る。
またスライドパネルと共にハウジング内へ格納される連
結ロッドに立壁部が形成されているので、ルーフ開窓時
には、該立壁部は室内から視認されず、見栄えを向上さ
せる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施の一例の右側の位置の側面図、第2図は平
面図、第3図は第1図に示されるもののガイドレールを
除いた分解斜面図、第4図は第2図中IV-IV線切断端面
図、第5図は第2図中V−V線切断端面図、第6図は第
2図中VI-VI線切断端面図、第7図は従来のガイドレー
ルの長さ方向と直交する縦断面図、第8図は別の従来装
置の略示斜面図である。 2:ルーフ開窓部、3:スライドパネル、4:スライドパネル
ブラケット、5:ガイドレール、6:フロントシュー、18:
チルトアンドスライド装置、20:レインチャンネル、21:
ホルダー、22:連結ロッド、23:立壁部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 長田 和久 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)考案者 落合 宏紀 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (56)参考文献 実開 平1−141125(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スライドパネルブラケットに軸着され、か
    つガイドレールに沿って前後進するフロントシューと、
    ルーフ開窓部の後縁位置からハウジング後方へ前記ガイ
    ドレールに沿って前後進するレインチャンネルのホルダ
    ーとが、立壁部を有する連結ロッドで結合されており、
    該連結ロッドが、スライドパネルのチルトアンドスライ
    ド装置の、車幅方向内側たるルーフ開窓部の側縁部位に
    配設されているサンルーフ装置。
JP1988060990U 1988-04-05 1988-05-09 サンルーフ装置 Expired - Lifetime JPH071313Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988060990U JPH071313Y2 (ja) 1988-05-09 1988-05-09 サンルーフ装置
DE3910894A DE3910894C3 (de) 1988-04-05 1989-04-04 Bewegungsmechanismus für einen Deckel eines Fahrzeugdachausschnittes
US07/579,350 US5066068A (en) 1988-04-05 1990-09-07 Panel moving mechanism for sunshine roof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988060990U JPH071313Y2 (ja) 1988-05-09 1988-05-09 サンルーフ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01167917U JPH01167917U (ja) 1989-11-27
JPH071313Y2 true JPH071313Y2 (ja) 1995-01-18

Family

ID=31286680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988060990U Expired - Lifetime JPH071313Y2 (ja) 1988-04-05 1988-05-09 サンルーフ装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8297692B2 (en) * 2009-11-20 2012-10-30 AISIN Technical Center of America, Inc. Tiltable sun roof for vehicles

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5827850Y2 (ja) * 1978-07-26 1983-06-17 ダイキョ−・ベバスト株式会社 車両の屋根
DE2923904C2 (de) * 1979-06-13 1989-02-23 Webasto-Werk W. Baier GmbH & Co, 8035 Gauting Schiebedach für Kraftfahrzeuge
DE8229121U1 (de) * 1982-10-16 1985-08-22 Webasto-Werk W. Baier GmbH & Co, 8035 Gauting Schiebedach für Fahrzeuge
JPH0632426Y2 (ja) * 1988-03-24 1994-08-24 トヨタ自動車株式会社 サンルーフ用レインチャンネルの作動機構

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JPH01167917U (ja) 1989-11-27

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