JPH0998733A - 手延素麺の製法 - Google Patents

手延素麺の製法

Info

Publication number
JPH0998733A
JPH0998733A JP7259874A JP25987495A JPH0998733A JP H0998733 A JPH0998733 A JP H0998733A JP 7259874 A JP7259874 A JP 7259874A JP 25987495 A JP25987495 A JP 25987495A JP H0998733 A JPH0998733 A JP H0998733A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
noodles
undergone
rolled
aged
dried
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7259874A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2989527B2 (ja
Inventor
Toshiteru Miki
稔輝 三木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIYOUDOSHIMA TENOBE SOUMEN KY
SHIYOUDOSHIMA TENOBE SOUMEN KYODO KUMIAI
Original Assignee
SHIYOUDOSHIMA TENOBE SOUMEN KY
SHIYOUDOSHIMA TENOBE SOUMEN KYODO KUMIAI
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHIYOUDOSHIMA TENOBE SOUMEN KY, SHIYOUDOSHIMA TENOBE SOUMEN KYODO KUMIAI filed Critical SHIYOUDOSHIMA TENOBE SOUMEN KY
Priority to JP7259874A priority Critical patent/JP2989527B2/ja
Publication of JPH0998733A publication Critical patent/JPH0998733A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2989527B2 publication Critical patent/JP2989527B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Noodles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 色合いや香り、また、味わいにおいて、さわ
やかさや清涼感をもたらし、さらに、栄養面でも健康的
な食品である手延素麺を提供する。 【解決手段】 第一工程において小麦粉に対し重量比率
でオリーブペースト0.56%〜1%と食塩水とを入れ
てよく混ぜ合わせる。第二工程において第一工程を経た
後よく練ったものを円板にし、渦巻き状に切り太い紐に
する。第三工程において第二工程を経た麺体にオリーブ
油を塗りながら棒状にする。第四工程において第三工程
を経た麺体を細く延ばし、熟成、乾燥させて完成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手延素麺の製法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の手延素麺の製法は、次の通りであ
る。
【0003】一日目の第一工程において小麦粉に食塩水
を入れて40分ぐらいよく混ぜ合わせる。第二工程にお
いては第一工程を経た後よく練ったものを5〜6回圧延
を繰り返して円板にし、渦巻き状に切り太い紐(太さ約
5cm)にする。第三工程においては第二工程を経た麺
体にゴマ油を塗りながら棒状にする。この後10〜30
分熟成させる。第四工程においては第三工程を経た麺体
を徐々に細い紐状にして5〜15分熟成させる。そし
て、さらに、細く(太さ約1cm)にして一晩寝かせ
る。二日目の工程においては麺体を二本の棒に8の字に
掛け、寝びつで熟成する(この時の麺の太さ約4m
m)。その後、麺体を寝びつから出して、引き延ばし更
に寝びつで1〜2時間熟成する(この時の麺の太さ約3
mm)。さらに、麺体を再び、寝びつから出して延ば
す。その後、麺体を乾燥台に掛け、木ばしで麺体を延ば
しながら細かく仕分ける(この時の太さ約0.8m
m)。さらに、麺体を天日で乾燥させながら長いはしで
麺の付着した部分をほぐす。その後、揃えた麺を長さ1
9cmに切断して完成する。そして、揃えた麺を50g
一束に結束して箱詰する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の手延素麺の
製法においては、基本的な素材が、決められたものとな
っていて、変化に乏しいという問題点があった。
【0005】そこで、本発明は、添加物を入れることに
より、色合いや香り、また、味わいにおいて、さわやか
さや清涼感をもたらし、さらに、栄養面でも健康的な食
品である手延素麺の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、第一工程において小麦粉に対しオリーブペースト
0.56%〜1%と食塩水とを入れてよく混ぜ合わせ
る。第二工程において第一工程を経た後よく練ったもの
を円板にし、渦巻き状に切り太い紐にする。第三工程に
おいて第二工程を経た麺体にオリーブ油を塗りながら棒
状にする。第四工程において第三工程を経た麺体を細く
延ばし、熟成、乾燥させて完成する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の第一実施例であるオリー
ブ手延素麺の製法を説明すると、第一工程において、中
力粉25kgと強力粉6kgとからなる小麦粉に、オリ
ーブ果実をすりつぶしてペースト状にしたオリーブペー
スト250gと、緑色の色素180gと、水15.5k
gに食塩1.75kgを加入してなる食塩水とを入れて
よく混ぜ合わせる。第二工程においては、第一工程を経
た後よく練ったものを円板にし、渦巻き状に切り太さ約
5cmの紐にする。第三工程においては、第二工程を経
た麺体にオリーブ油300gを塗りながら棒状にする。
第四工程においては、第三工程を経た麺体を細く延ば
し、熟成、乾燥させて完成する。その他の処理は、前記
従来と同様である。
【0008】なお、本実施例では、小麦粉に対して、重
量比率(以下、すべて重量比率)で、オリーブペースト
は、好みに応じて0.56%〜1%(175g〜325
g)の割合で混ぜ合わせてもよい。割合が多すぎると、
作業性が悪くなる。
【0009】第二実施例として、わかめ手延素麺の製法
を説明すると、第一工程においては、中力粉25kgと
強力粉6kgとからなる小麦粉に、粉末わかめを250
gと、水15.5kgに食塩1.6kgを加入してなる
食塩水を入れてよく混ぜ合わせる。第二工程において
は、第一工程を経た後よく練ったものを円板にし、渦巻
き状に切り太さ約5cmの紐にする。第三工程において
は、第二工程を経た麺体にゴマ油300gを塗りながら
棒状にする。第四工程においては、第三工程を経た麺体
を細く延ばし、熟成、乾燥させて完成する。その他の処
理は、前記従来と同様である。
【0010】なお、本実施例では、小麦粉に対して、重
量比率で、粉末わかめは、好みに応じて0.56%〜1
%(175g〜325g)の割合で混ぜ合わせるとよ
い。
【0011】第三実施例として、しそ手延素麺の製法を
説明すると、第一工程において、中力粉25kgと強力
粉6kgとからなる小麦粉に、しその葉を粉末にしたし
そフレーバーを80gと、赤色の色素150gと、水1
5.5kgに食塩1.9kgを加入してなる食塩水を入
れてよく混ぜ合わせる。第二工程においては、第一工程
を経た後よく練ったものを円板にし、渦巻き状に切り太
さ約5cmの紐にする。第三工程においては、第二工程
を経た麺体にゴマ油300gを塗りながら棒状にする。
第四工程においては、第三工程を経た麺体を細く延ば
し、熟成、乾燥させて完成する。その他の処理は、前記
従来と同様である。
【0012】なお、本実施例では、小麦粉に対して、重
量比率で、しそフレーバーは、好みに応じて0.18%
〜0.34%(56g〜104g)の割合で混ぜ合わせ
てもよい。
【0013】第四実施例として、レモングラス手延素麺
の製法を説明すると、第一工程において、中力粉25k
gと強力粉6kgとからなる小麦粉に、ハーブの一種で
あるレモングラス100g(100cc)と、黄色の色
素70gと、水15.5kgに食塩1.8kgを加入し
てなる食塩水を入れてよく混ぜ合わせる。第二工程にお
いては、第一工程を経た後よく練ったものを円板にし、
渦巻き状に切り太さ約5cmの紐にする。第三工程にお
いては、第二工程を経た麺体にゴマ油300gを塗りな
がら棒状にする。第四工程においては、第三工程を経た
麺体を細く延ばし、熟成、乾燥させて完成する。その他
の処理は、前記従来と同様である。
【0014】なお、本実施例では、小麦粉に対して、重
量比率で、レモングラスは、好みに応じて0.2%〜
0.4%(70g〜130g)の割合で混ぜ合わせても
よい。
【0015】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、オリーブ手延素麺の製法においては、従来の製
法に、オリーブペーストを添加することによって、オリ
ーブの色や風味を楽しむことができる。
【0017】また、わかめ手延素麺の製法においては、
従来の製法に、わかめの粉末を添加することによって、
カルシュウムやビタミン類を含む健康食品にできる。
【0018】また、しそ手延素麺の製法においては、従
来の製法に、しその葉の粉末と色素を添加することによ
って、薄紫色でさっぱりした風味にできる。
【0019】また、レモングラス手延素麺の製法におい
ては、従来の製法に、レモングラスと色素を添加するこ
とによって、淡い黄色のレモンの香りやさわやかさと清
涼感をもたらす事ができる等優れた効果がある。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一工程において小麦粉に対し重量比率
    でオリーブペースト0.56%〜1%と食塩水とを入れ
    てよく混ぜ合わせる。第二工程において第一工程を経た
    後よく練ったものを円板にし、渦巻き状に切り太い紐に
    する。第三工程において第二工程を経た麺体にオリーブ
    油を塗りながら棒状にする。第四工程において第三工程
    を経た麺体を細く延ばし、熟成、乾燥させて完成する。
    ことを特徴とするオリーブ手延素麺の製法。
  2. 【請求項2】 第一工程において小麦粉に対し重量比率
    で粉末わかめ0.56%〜1%と食塩水を入れてよく混
    ぜ合わせる。第二工程において第一工程を経た後よく練
    ったものを円板にし、渦巻き状に切り太い紐にする。第
    三工程において第二工程を経た麺体に油を塗りながら棒
    状にする。第四工程において第三工程を経た麺体を細く
    延ばし、熟成、乾燥させて完成する。ことを特徴とする
    わかめ手延素麺の製法。
  3. 【請求項3】 第一工程において小麦粉に対し重量比率
    でしそフレーバー0.18%〜0.34%と食塩水を入
    れてよく混ぜ合わせる。第二工程において第一工程を経
    た後よく練ったものを円板にし、渦巻き状に切り太い紐
    にする。第三工程において第二工程を経た麺体に油を塗
    りながら棒状にする。第四工程において第三工程を経た
    麺体を細く延ばし、熟成、乾燥させて完成する。ことを
    特徴とするしそ手延素麺の製法。
  4. 【請求項4】 第一工程において小麦粉に対し重量比率
    でレモングラス0.2%〜0.4%と食塩水を入れてよ
    く混ぜ合わせる。第二工程において第一工程を経た後よ
    く練ったものを円板にし、渦巻き状に切り太い紐にす
    る。第三工程において第二工程を経た麺体に油を塗りな
    がら棒状にする。第四工程において第三工程を経た麺体
    を細く延ばし、熟成、乾燥させて完成する。ことを特徴
    とするレモングラス手延素麺の製法。
JP7259874A 1995-10-06 1995-10-06 オリーブ手延素麺及びその製法 Expired - Fee Related JP2989527B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7259874A JP2989527B2 (ja) 1995-10-06 1995-10-06 オリーブ手延素麺及びその製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7259874A JP2989527B2 (ja) 1995-10-06 1995-10-06 オリーブ手延素麺及びその製法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0998733A true JPH0998733A (ja) 1997-04-15
JP2989527B2 JP2989527B2 (ja) 1999-12-13

Family

ID=17340155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7259874A Expired - Fee Related JP2989527B2 (ja) 1995-10-06 1995-10-06 オリーブ手延素麺及びその製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2989527B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002272398A (ja) * 2001-03-16 2002-09-24 Toshiteru Miki 手延素麺及びその製造方法
CN104366200A (zh) * 2014-10-11 2015-02-25 合肥寿保农副产品有限公司 牛肉蛋黄粉丝的制作方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002272398A (ja) * 2001-03-16 2002-09-24 Toshiteru Miki 手延素麺及びその製造方法
CN104366200A (zh) * 2014-10-11 2015-02-25 合肥寿保农副产品有限公司 牛肉蛋黄粉丝的制作方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2989527B2 (ja) 1999-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101991330B1 (ko) 고추장 양념 소스의 제조방법 및 상기 방법으로 제조된 고추장 양념 소스
CN103719720B (zh) 一种野芦笋野芹菜面条及其制备方法
JPH0998733A (ja) 手延素麺の製法
JP2001321103A (ja) 麺製品およびその製造方法
JPS6232907B2 (ja)
JP4630233B2 (ja) 手延べ海苔素麺及びその製造方法
KR102400665B1 (ko) 쯔란 시즈닝 입상체를 갖는 조미 김
JP2835512B2 (ja) 無塩うどんの製造法並びにその製造法によって得られたうどん
JP2002272398A (ja) 手延素麺及びその製造方法
JP2000014344A (ja) 栗の渋皮粉末入り麺及び栗の渋皮粉末入り麺の製造方法
JPH01101853A (ja) 麺の製造方法
JP3164880B2 (ja) 健康食品及びこれを添加した加工食品
JPS6016561A (ja) 蓮根を主材とした麺類とその製造方法
JP3690798B2 (ja) 変り麺の製造方法
JPH01112956A (ja) 果汁入り麺の製造方法
JPH0279949A (ja) 中華そば麺の製法
JPH07111873A (ja) 向日葵入り麺及びその製造方法
JP2024106694A (ja) 油分を使用しない米菓及びその製造方法
JPS5876056A (ja) 即席手延べ素麺の製造方法
JPH0998734A (ja) 茶の風味を有するスナック及びその製造方法
JPS6225944A (ja) 海藻入り麺の製造法
JPH0542904B2 (ja)
JPS6159708B2 (ja)
JPH06165651A (ja) 蜜柑麺の製造方法
KR20010086568A (ko) 다양한 색상을 지닌 생라면 및 그 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091008

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees