JPH0997593A - メタルハライドランプとその点灯装置および投光装置ならびにプロジェクタ装置 - Google Patents

メタルハライドランプとその点灯装置および投光装置ならびにプロジェクタ装置

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JPH0997593A
JPH0997593A JP7253283A JP25328395A JPH0997593A JP H0997593 A JPH0997593 A JP H0997593A JP 7253283 A JP7253283 A JP 7253283A JP 25328395 A JP25328395 A JP 25328395A JP H0997593 A JPH0997593 A JP H0997593A
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halide lamp
lamp
reflector
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泰博 岩藤
Hiromichi Kawashima
弘道 川島
Ichirou Tanaka
以知郎 田中
Mamoru Furuya
守 古谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】発光管に温度差が生じないようにし、安定した
発光特性が得られるメタルハライドランプとその点灯装
置および投光装置ならびにプロジェクタ装置を提供す
る。 【解決手段】電極間距離が10mm以下で直流点灯される
メタルハライドランプにおいて、陽極21aと陰極21
bの間の中心位置Pを、放電空間の内端部間aの中間よ
り陰極側に偏位させるとともに、発光管20の陰極側の
外表面に保温被膜28を形成したことを特徴とする。本
発明によれば、陽極が陰極寄りに偏位して設けられるこ
とになり、陽極の熱が輻射や伝導により陰極側に伝えら
れる。また、陰極側の発光管外面に保温被膜を設けたか
ら、この保温被膜が陰極の温度上昇を助ける。したがっ
て、発光管においては陽極側と陰極側の温度差が少なく
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流点灯されるメ
タルハライドランプとそのランプの点灯装置およびこの
ランプを光源とした投光装置ならびにプロジェクタ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ショートア−クメタルハライドランプ
は、例えばカラー液晶プロジェクタ装置における投光装
置用の光源として使用されている。カラー液晶プロジェ
クタ装置は、光源であるランプとこのランプから放射さ
れた光を反射するリフレクタとで投光装置が構成されて
おり、この投光装置から投射された光が液晶表示パネル
に照射し、この液晶表示パネルを透過した光が光学系に
より制御されてスクリーン面に投影されるようになって
いる。この場合、液晶表示パネルは各画素に対応してR
GBのカラーフィルタを備えており、液晶表示パネルを
透過する光はこのカラーフィルタによりRGBのいずれ
かに選択され、したがってRGBのカラー光線がスクリ
ーン面に投射されることから、スクリーン面には液晶表
示パネルで制御された画像のカラー映像が写し出される
ことになる。
【0003】このようなカラー液晶プロジェクタ装置の
光源としては、光学系における制御の容易さから点光源
に近いことが望まれ、しかも低電力の割りには大光量が
得られて豊富な光を放出し、加えて赤、青、緑の成分を
効率よく放射し、さらには熱の発生が少ない等の条件を
満足し得るランプが必要である。このような条件を満た
すランプとして、ショートアークメタルハライドランプ
が好適する。
【0004】ショートアークメタルハライドランプは、
石英ガラスからなる発光管の両端に電極を設けるととも
に、この発光管の内部に、発光金属として金属ハロゲン
化物と、緩衝金属としての水銀およびアルゴン等の希ガ
スを封入してある。このようなランプは、電極間距離L
が10mm以下、好ましくは3〜7mmとされており、これ
ら電極間に発生するアーク放電が短いことからショート
アークタイプと称されている。そして、点灯中は100
W〜400Wの電力により管壁負荷(入力電力Wを発光
管の内表面積で除した値)が30〜100W/cm2 程度
の大きな負荷条件で使用される。
【0005】したがって、このようなメタルハライドラ
ンプであればアークが短いことから点光源に近くなり、
しかも低電力の割りには大光量を得ることができる。ま
た、この種のショートアークメタルハライドランプに封
入される金属ハロゲン化物としては、ジスプロシウムD
y、ネオジウムNd、ホルミウムHo、ツリウムTmの
中から選ばれた少なくとも1種の希土類金属のハロゲン
化物と、インジウムIn、タリウムTl、ガリウムG
a、亜鉛Zn、カドミウムCdから選ばれた少なくとも
1種のハロゲン化物とが選択して使用されている。
【0006】ジスプロシウムDy、ネオジウムNd、ホ
ルミウムHo、ツリウムTmの中から選ばれた少なくと
も1種の希土類金属のハロゲン化物は、可視光全般に亘
る連続スペクトルの光出力を発するので、演色性の向上
に有効であり、またインジウムIn、タリウムTl、ガ
リウムGa、亜鉛Zn、カドミウムCdから選ばれた少
なくとも1種のハロゲン化物は、光の3原色であるRG
Bのそれぞれ波長域にピーク波長を有し、これらRGB
の光を効率よく放射するのに適している。
【0007】しかしながら、このようなメタルハライド
ランプは、特に希土類金属が石英と反応して失透を生じ
易く、特に管壁負荷が高い状態で点灯すると石英と希土
類金属の反応が促進されて早期に光束が低下するという
問題がある。これを解消するため、最近のショートアー
クメタルハライドランプは直流点灯するようにしてい
る。
【0008】メタルハライドランプを直流点灯すると、
放電空間内でイオン化された金属ハロゲン化物のうちの
希土類金属を主とする陰イオンが陽極に引かれるととも
に陽イオンおよび水銀が陰極に引かれ、いわゆるカタホ
リシス現象により陰イオンと陽イオンに分離される。こ
のため、希土類金属を主とする陰イオンが陽極に引かれ
て石英壁の付近に存在するのが抑制され、よって希土類
金属と石英との反応が抑止されて早期失透を防止し、光
束維持率が向上するようになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな直流点灯形のショートアークメタルハライドランプ
は、点灯中に陽極となる電極に熱電子が衝突するため陽
極の温度が高くなり、陽極の温度が過度に上昇すると徐
々に浸蝕されて変形するなどの問題がある。これを防止
するため、通常、陽極を陰極に比べて大形にしてある。
しかし、ショートアークメタルハライドランプは放電空
間が小さいため陽極を大形化するには限度があり、この
ため陽極の温度が陰極に比べて高くる傾向にある。この
陽極の熱はこの陽極が封止された方の封止部に輻射熱お
よび伝導熱として伝わり、発光管全体では陽極側の発光
管壁が陰極側に比べて温度上昇し、よって全体として温
度差が発生する。
【0010】発光管壁に温度差が発生すると、熱歪みの
発生が心配されるばかりでなく、放電空間の内面に温度
差が生じるので金属ハロゲン化物の蒸発が不安定にな
り、発光特性に影響を及ぼすなどの不具合が心配され
る。
【0011】特に、発光物質としてジスプロシウムを含
む希土類金属のハロゲン化物を用いる場合は、この種の
希土類金属ハロゲン化物は蒸気圧を十分に高くする必要
があり、よって最冷部温度を高くするように配慮されて
いる。その手段の1つとして、管壁負荷を高くして管壁
温度を高くして点灯している。しかし、発光管壁に温度
差が生じると、最冷部が発生し、しかもこの最冷部の温
度が上昇せずに十分な蒸気圧が得られなくなることがあ
り、発光効率がばらつくなどの不具合がある。
【0012】また、陰極側の温度が低くなると、消灯し
た場合に金属ハロゲン化物が最冷部に凝集することによ
る陰極を覆うようになり、再始動の場合に電子の放出を
妨げて始動電圧を高くしたり、陰極の根元で放電を起こ
すなどの不具合も心配される。
【0013】本発明はこのような事情にもとづきなされ
たもので、その目的とするところは、気密容器に温度差
が生じないようにし、安定した発光特性が得られるメタ
ルハライドランプとその点灯装置および投光装置ならび
にプロジェクタ装置を提供しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、電極
間距離が10mm以下で点灯されるメタルハライドランプ
において、上記電極間の中心位置を、これら電極が対向
された方向の放電空間の内端部の間の中心より陰極側に
偏位させるとともに、気密容器の陰極側の外表面に保温
被膜を形成したことを特徴とする。
【0015】請求項1の発明によれば、電極間の中心位
置が陰極側に偏位されるから、陽極が相対的に陰極寄り
に取り付けられることになり、よって陽極の熱が輻射や
伝導により陰極側に伝えられる。また、陰極側の気密容
器外面に保温被膜を設けたから、この保温被膜が陰極の
温度上昇を助ける。したがって、気密容器においては陽
極側と陰極側の温度差が少なくなる。このため金属ハロ
ゲン化物の蒸発が安定になり、発光特性が良好になる。
【0016】請求項2の発明は、陰極が放電空間内へ突
出する長さをHc (mm)、上記電極が対向された方向の
放電空間の内端部間の距離をa(mm)とした場合、0.
2≦Hc /a≦0.4 としたことを特徴とする請求項
1に記載のメタルハライドランプである。
【0017】請求項2に記載の発明によれば、陰極の突
出長さHc (mm)と電極が対向された方向の放電空間の
内端部間の距離a(mm)との関係を、 0.2≦Hc /
a≦0.4としたから、陽極が陰極側に偏位して設けら
れることになり、よって陽極の熱が輻射や伝導により陰
極側に伝えられ、気密容器の温度差が少なくなる。
【0018】Hc /aの値が0.2未満であると陽極が
陰極側に偏り過ぎてむしろ陰極側の発光管温度が高くな
り、よって温度差により金属ハロゲン化物の蒸発が不安
定になり、蒸気圧が十分に上昇せず、発光効率が低下
し、この結果光束が低下する。また、Hc /aの値が
0.4を越えると、陽極の偏りが少なくなるため陽極側
発光管の温度が高くなる。よってこの場合も発光管に生
じる温度差のため金属ハロゲン化物の蒸発が不安定にな
り、蒸気圧が十分に上昇せず、発光効率が低下し、この
結果光束が低下する。
【0019】請求項3の発明は、保温被膜は一端が陰極
側封止部の少なくとも一部を覆うとともに他端は陰極の
突出方向に向かう所定範囲を覆い、この保温被膜の他端
は上記陰極の基端部から陰極の突出方向に向かう寸法M
(mm)が、0.5≦M/Lc≦1.0 であることを特
徴とする請求項1または請求項2に記載のメタルハライ
ドランプである。
【0020】請求項3の発明によれば、保温被膜が、陰
極の基端部から陰極の突出方向に沿う高さM(mm)を、
0.5≦M/Lc ≦1.0にしたから保温作用が良好に
なされ、また保温被膜で光を遮断する割合が少なくな
る。
【0021】すなわち、M/Lc が0.5未満である
と、保温被膜を形成する領域が狭くて保温作用が期待で
きず、またM/Lc が1.0を越えると保温被膜の領域
が大きくなり過ぎ放電空間から発せられる光を大きく遮
断して発光量が低下する。
【0022】請求項4の発明は、管壁負荷が30W/cm
2 以上で点灯されることを特徴とする請求項1ないし請
求項3のいずれか一に記載のメタルハライドランプであ
る。請求項4の発明によれば、管壁負荷が30W/cm2
以上で点灯されるから管壁の温度が高くなり、発光金属
の蒸発を促して発光効率が良くなる。
【0023】請求項5の発明は、一対の電極を結ぶ線が
略水平となるように点灯されることを特徴とする請求項
1ないし請求項4のいずれか一に記載のメタルハライド
ランプである。
【0024】請求項5の発明によれば、上記ランプが水
平点灯されるから、陽極側と陰極側で温度差を生じ易い
が、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の発明を
採用すれば、水平点灯であっても温度差を小さくするこ
とができる。
【0025】請求項6の発明は、金属ハロゲン化物が少
なくともジスプロシウムを含む希土類金属のハロゲン化
物であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のい
ずれか一に記載のメタルハライドランプである。
【0026】請求項6の発明によれば、金属ハロゲン化
物として、少なくともジスプロシウムを含む希土類金属
のハロゲン化物を用いたから管壁負荷を高くして点灯す
れば、高効率および高演色が実現できる。
【0027】請求項7の発明は、請求項1ないし請求項
6のいずれか一に記載のメタルハライドランプと;この
メタルハライドランプを直流点灯させる点灯手段と;を
備えたことを特徴とする点灯装置である。
【0028】請求項7の発明によれば、上記ランプの特
性を生かした点灯装置を提供することができる。請求項
8の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれか一に記
載のメタルハライドランプと;上記メタルハライドラン
プが収容され、このランプから放射される光が反射され
るリフレクタと;を具備し、上記メタルハライドランプ
はランプ軸がリフレクタの光軸に沿うように配置される
とともに、陽極がリフレクタの頂部側に配置されるとと
もに、陰極がリフレクタの開口部側に配置されたことを
特徴とする投光装置である。
【0029】請求項8の発明によれば、光源としてのメ
タルハライドランプが高輝度で点光源に近いからリフレ
クタによる反射制御が容易になり、集光率を高めること
ができる。しかも、陽極がリフレクタの頂部側に配置さ
れるとともに、陰極がリフレクタの開口部側に配置され
るから、陰極側から発せられる輝度の高い光をリフレク
タの反射面で効果的に反射することができ、投光効率が
良くなる。
【0030】請求項9の発明は、保温被膜が陰極の先端
と上記レフレクタの有効反射面の最外郭線とを結ぶ線上
に存在しないことを特徴とする請求項8に記載の投光装
置である。
【0031】請求項9の発明によれば、保温被膜が陰極
の先端と上記レフレクタの有効反射面の最外郭線とを結
ぶ線上に存在しないから、気密容器の放電空間からレフ
レクタの有効反射面に発せられる光を保温被膜が遮断せ
ず、よって投光効率が良くなる。
【0032】請求項10の発明は、請求項8または請求
項9に記載の投光装置と;この投光装置から照射される
光で投影される表示装置と;を含むことを特徴とするプ
ロジェクタ装置である。請求項10の発明によれば、請
求項8または請求項9の投光装置を用いるのでスクリー
ン面の輝度を高めることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下本発明について、図面に示す
一実施例にもとづき説明する。図1は、ショートアーク
メタルハライドランプ1とリフレクタ3とを組み合わせ
た投光装置50の構造を示す。
【0034】上記ショートアークメタルハライドランプ
1は定格ランプ電力250Wであり、石英ガラスからな
る気密容器、つまり発光管20を備えている。この発光
管20は楕円形の放電空間を有している。すなわち、発
光管20は肉厚が1.2mm、放電空間の長径a(電極が
対向された方向の内端部間の距離)がほぼ14.0mm、
短径bがほぼ12mm程度とされており、放電空間の内表
面はほぼ5.0cm2 、内容積がほぼ0.9ccとなってい
る。この放電空間には一対の電極21a、21bが設け
られている。これら電極21a、21bはそれぞれ陽極
21aおよび陰極21bであり、これら陽極21aと陰
極21bは、これらの電極間距離Lが10mm以下、例え
ば3.0mmとなるように対設されている。
【0035】陽極21aは先端部に大形の電極主体部2
1aaを備え、この電極主体部21aaに連続して電極
軸部21abを有している。電極主体部21aaは線径
2.3mm、長さ6.0mm程度のタングステンからなり、
電極軸部21abは上記電極主体部21aaと一体に形
成され線径が1.1mm程度になっている。なお、この陽
極21aの放電空間への突出長さは、6.5mmとされて
いる。
【0036】陰極21bは直線状のタングステンワイヤ
からなり、線径が例えば0.7mmとされている。この陰
極21bが放電空間内へ突出する長さHc (mm)は、こ
れら一対の電極21a、21bが対向された方向の放電
空間の内端部間距離、すなわち楕円の長径寸法a(mm)
との関係を、 0.2≦Hc /a≦0.4 …(1) とされており、本実施例ではHc (mm)が4.5mmとさ
れている。
【0037】以上のことから、これら電極21a、21
b間の中心位置Pは、これら電極21a、21bが対向
された方向の放電空間の内端部間距離、すなわち楕円の
長径aの中心よりも陰極21b側に偏位されている。
【0038】上記電極21a,21bは、発光管20の
両端部に形成された封止部22、22に封着された金属
箔導体23、23に接続されている。金属箔導体23、
23は厚さ30μm、幅3mm程度のモリブデン箔からな
り、一方の金属箔導体23は図示しない外部リ−ド線を
介して端部に被着された口金24に電気的に接続されて
おり、他方の金属箔導体23は外部リ−ド線25に接続
されている。
【0039】上記発光管20には、発光金属として金属
ハロゲン化物が封入されているとともに、緩衝金属とし
て水銀が封入されており、かつアルゴン等の希ガスが封
入されている。
【0040】上記金属ハロゲン化物は、ジスプロシウム
Dy、ネオジウムNd、ホルミウムHo、ツリウムTm
の中から選ばれた少なくとも1種の希土類金属のハロゲ
ン化物と、インジウムIn、タリウムTl、ガリウムG
a、亜鉛Zn、カドミウムCdの中から選ばれた少なく
とも1種のハロゲン化物と、セシウムCsのハロゲン化
物とを含んでいる。
【0041】Dy,Nd,Ho,Tmの中から選ばれた
少なくとも1種の希土類金属のハロゲン化物はヨウ化物
および臭化物であり、具体的には、DyI3 が0.25
mg、DyBr3 が1.0mg,NdBr3 が0.2mgであ
る。In、Tl、Ga、Zn、Cdの中から選ばれた少
なくとも1種のハロゲン化物もヨウ化物および臭化物で
あり、具体的には、InBrが0.44mgである。ま
た、セシウムCsのハロゲン化物はCsIであり、0.
1mg封入されている。
【0042】上記金属ハロゲン化物の総封入量は約2.
0mgであり、これに対し水銀Hgは34mg封入されてお
り、Arは500Torr封入されている。上記発光管20
には、陰極21b側の外表面に保温被膜28が形成され
ている。保温被膜28は、例えばアルミナAl23
シリカSiO2 などからなり、発光管20の外面に所定
領域に亘り塗布して形成されている。この保温被膜28
は、一端が陰極側封止部22の少なくとも一部を覆うと
ともに、他端は陰極21bの突出方向に沿う所定範囲を
覆い、この保温被膜28の他端の境界は、上記陰極の基
端から陰極21bが突出している方向に向かって寸法M
(mm)となっており、この境界Mは陰極21bが放電空
間内へ突出する長さHc (mm)に対し、 0.5≦M/Hc ≦1.0 …(2) とされている。具体的にはM=3.6mmとされている。
【0043】このようなショートアークメタルハライド
ランプ1は、リフレクタ3に取り付けられて投光装置5
0を構成している。リフレクタ3はガラスまたは金属か
らなり、回転曲面の内面に反射特性に優れたTiO2
SiO2 などの蒸着膜からなる反射面31を有してい
る。このリフレクタ3の前面投光部、つまり開口部は径
が90〜130mm程度に形成されており、背部の頂部に
は支持筒部32が設けられている。この支持筒部32に
は上記ランプ1の口金24部分が、絶縁セメント等の接
着剤33により固着されている。これにより、ランプ1
の一対の電極21a,21bを結ぶ線(ランプ軸)O1
−O1 が、リフレクタ3の中心軸、つまり光学的軸O2
−O2 と略一致するようにしてこのランプ1がリフレク
タ3に取着されている。光学的軸O2 −O2 は略水平に
設置されるようになっており、よってランプ1は水平点
灯される。
【0044】そして、リフレクタ3に取り付けられた上
記ランプ1は、発光管20の陽極21a側がリフレクタ
3の支持筒部32側に位置されているとともに、陰極2
1b側がリフレクタ3の前面開口部側に位置するように
取り付けられている。
【0045】このような組付け状態においては、発光管
20に形成した保温被膜28は、図1に示すように、陰
極21bの先端と上記レフレクタ3の有効反射面の最外
郭線とを結ぶ線c上に存在しないようになっており、す
なわち、保温被膜28は、陰極21bの先端と上記レフ
レクタ3の有効反射面の最外郭線とを結ぶ線cから前方
の範囲に形成されている。
【0046】なお、リフレクタ3には導入孔34が形成
され、この導入孔34に前記ランプ1の陰極21bに接
続された外部リ−ド線25が貫通して背面側に導かれて
いる。
【0047】このようなランプ1は、口金24と外部リ
ード線25が交流・直流変換器などからなる電源手段4
0に接続されて点灯装置を構成している。この電源手段
40は、ランプに100W〜400Wの直流電力を投入
することにより、ランプを管壁負荷が30〜100W/
cm2 程度の大きな負荷条件で点灯させるようになってお
り、上記ランプ1は、定格入力250Wであり、発光管
の内表面積が5.0cm2 であるから、管壁負荷は50W
/cm2 程度になる。
【0048】上記投光装置50は、例えば図3に示すよ
うなカラープロジェクタ装置に用いられる。図3の61
はカラープロジェクタ装置の本体となるハウジングであ
り、このハウジング61内には、上記投光装置50と、
液晶表示パネル62と、レンズなどの光学系63が設け
られているとともに、上記交流・直流変換器などからな
る電源手段40および液晶駆動装置64が設けられてい
る。電源手段40および液晶駆動装置64は商用電源6
5に接続されている。
【0049】電源手段40からの電源供給によりランプ
1が点灯すると、ランプ1から出た光はリフレクタ3に
より反射されて液晶表示パネル62を照射する。液晶表
示パネル62には各画素に対応して図示しないRGBの
カラーフィルタを備えており、このカラーフィルタが上
記液晶駆動装置64により制御されるようになってい
る。液晶表示パネル62を透過した光はこのカラーフィ
ルタによりRGBのいずれかに選択され、この光がレン
ズなどの光学系63で集光されてスクリーン66に投影
される。したがって、スクリーン66上には液晶表示パ
ネル62で制御された画像のカラー映像が写し出される
ようになる。
【0050】このような構成のメタルハライドランプに
おいては、陽極21aと陰極21bの中心位置Pが、放
電空間の長径側寸法aの中心より陰極側に偏位されてい
るから陽極21aが放電空間内で相対的に陰極21b側
に寄って取り付けられることになり、よって陽極21a
から発せられる熱は輻射や伝導により陰極側に伝えられ
る。また、発光管20の陰極側の外表面に保温被膜28
を形成したから、この保温被膜28は発光管20の陰極
側の表面から熱が逃げるのを防止し、よって発光管20
では陰極側の表面の温度上昇が促される。
【0051】このため、水平点灯しても発光管20の温
度分布が均等化されるようになる。ゆえに発光管20に
熱歪みが発生することがなく、また放電空間の内面に温
度差が生じなくなるので金属ハロゲン化物の蒸発が安定
する。
【0052】特に、発光物質としてジスプロシウムを含
む希土類金属のハロゲン化物を用いる場合、管壁負荷を
高くして管壁温度を高くして点灯しているとともに、発
光管の壁に温度差が生じないから、全体として蒸発が促
され十分な蒸気圧が得られるようになり、発光効率が良
好になる。
【0053】また、消灯した場合に陰極側に金属ハロゲ
ン化物が凝集することもなくなり、金属ハロゲン化物が
陰極21bを覆うこともなくなり、再始動の場合に電子
の放出が良好になり、始動電圧を低くして始動を円滑に
する。
【0054】そして、陰極21bの放電空間内へ突出す
る長さをHc (mm)、放電空間の長径aとの関係で、
(1)式を満足したから、陽極21aが陰極側に偏位し
て設けられることになり、よって陽極21aの熱を輻射
や伝導により陰極側に伝えられ、気密容器の温度差を小
さくすることができる。
【0055】さらに、保温被膜28は一端が陰極側封止
部22の少なくとも一部を覆うとともに他端は陰極21
bの突出方向に向かう所定範囲を覆い、この保温被膜2
8の他端は上記陰極側放電空間内端部から陰極21bの
突出方向に向かう寸法M(mm)を、(2)式を満足する
ようにしたから、保温作用が良好になされ、また保温被
膜28で光を遮断する割合が少なくなる。上記(1)式
および(2)式は、本発明者等の実験により得られた範
囲であり、以下実験例について説明する。
【0056】
【実施例】
[実験1]前記実施例の定格ランプ電力250Wのショ
ートアークメタルハライドランプにおいて、陰極21b
が放電空間内へ突出する長さHc (mm)と、放電空間の
内端部間距離、すなわち楕円の長径寸法a(mm)とを種
々変えて全光束(lm)を測定した。この場合、保温被
膜28が形成される範囲としてM/Hc が0.8となる
ように調整した。
【0057】その結果を下記表1に示す。表1では全光
束が17500lm以上となったものを丸印、それ以下
を×印とした。また−印は陽極寸法との関係でランプ化
が困難なことを示す。
【0058】
【表1】
【0059】上記表1から、全光束が17500lm以
上となるのは、 0.2≦Hc /a≦0.4 …(1) である。すなわち、Hc /aの値が0.2未満である
と、陽極21aが陰極側に偏り過ぎてむしろ陰極側の発
光管温度が高くなり、よって温度差により金属ハロゲン
化物の蒸発が不安定になり、蒸気圧が十分に上昇せず、
発光効率が低下し、この結果光束が低下する。Hc /a
の値がさらに小さくなると製造が困難である。また、H
c /aの値が0.4を越えると、陽極21aの偏りが少
なくなるため陽極側発光管の温度が高くなる。よってこ
の場合も発光管20に生じる温度差のため金属ハロゲン
化物の蒸発が不安定になり、蒸気圧が十分に上昇せず、
発光効率が低下し、この結果光束が低下する。
【0060】このため、前記(1)式を満足するとよ
い。 [実験2]前記実施例の定格ランプ電力250Wのショ
ートアークメタルハライドランプにおいて、陰極21b
が放電空間内へ突出する長さHc (mm)と、保温被膜2
8が形成される範囲、つまり保温被膜の他端の位置Mを
変えて、全光束(lm)およびスクリーン66上の照度
むら(ばらつき)を測定した。
【0061】その結果を下記表2に示す。表2では各欄
の右欄に全光束が17500lm以上となったものを丸
印、それ以下を×印とし、また左欄にスクリーン上の照
度むらがないものを丸印、照度むらが見られるものを×
印として表した。
【0062】
【表2】
【0063】上記表2から、全光束が17500lm以
上となり、かつスクリーン上の照度むらのないものは、 0.5≦M/Hc ≦1.0 …(2) である。すなわち、M/Hc の値が0.5未満である
と、保温被膜28の保温作用が不足し、発光管に温度差
が生じ、よって金属ハロゲン化物の蒸発が不安定にな
り、蒸気圧が十分に上昇せず、発光効率が低下し、この
結果光束が低下する。
【0064】また、M/Hc の値が1.0を越えると、
発光管20から放出される光を保温被膜28が遮るよう
になり、発光量が少なくなるとともに、リフレクタ3で
反射されてスクリーン66上の照度むら(ばらつき)が
発生する。このため、前記(2)式を満足すればよい。
【0065】そして、(1)式と(2)式を同時に満足
すれば、所定の全光束が得られるとともに、プロジェク
タ等に組み込んだ場合にスクリーン上の照度むらを解消
することができ、かつ長期に点灯しても所定レベルの照
度を維持することができ、ランプの破損等の不具合も生
じない。
【0066】上記構造のショートアークメタルハライド
ランプ1は、電極間距離が10mm以下、好ましくは3mm
〜7mmの範囲に設定されるから、アーク長が短くなり、
このことも点光源に近づけることができる大きな要因で
ある。
【0067】また、上記ランプ1は、管壁負荷が30W
/cm2 以上の高負荷で点灯されるから、発光量が多くな
り、投光装置50として照射量が増すとともに、カラー
プロジェクタ装置としてスクリーン66の輝度が向上す
る。
【0068】そしてまた、ランプ1は直流点灯されるの
で、カタホリシス現象により点灯中に金属ハロゲン化物
と水銀とが、陽極と陰極とに分離されるようになり、よ
ってハロゲン化物がバルブ壁に付着し難くなる。このた
め失透を防止することができ、寿命特性が向上する。
【0069】さらに、上記ランプ1は水平点灯されるか
ら、陽極側と陰極側で温度差を生じ易いが、上記の構成
を採用すれば、水平点灯であっても発光管の温度差を小
さくすることができる。
【0070】そして、上記実施例の投光装置50は、光
源としてのメタルハライドランプ1が点光源に近く高輝
度で点灯されるから、リフレクタ3による反射制御が容
易になり、集光率を高めることができる。
【0071】リフレクタ3に取り付けられた上記ランプ
1は、その組付け状態において、発光管20に形成した
保温被膜28が、図1に示すように、陰極21bの先端
と上記レフレクタ3の有効反射面の最外郭線とを結ぶ線
c上に存在しないようになっており、保温被膜28は、
陰極21bの先端と上記リフレクタ3の有効反射面の最
外郭線とを結ぶ線cから前方の範囲に形成されている。
このため、発光管20からレフレクタ3に向かう光の放
射面積が大きくなり、リフレクタ3にて反射される光量
が増加する。すなわち、保温被膜28が陰極21bの先
端と上記リフレクタ3の有効反射面の最外郭線とを結ぶ
線cを横切るように形成されていると、保温被膜28の
遮光作用のために発光管20からリフレクタ3に向かう
光の放射面積が小さくなり、リフレクタ3にて反射され
る光量が減少する結果、スクリーン66の照度が低下す
る。これに対し、保温被膜28を、陰極21bの先端と
上記リフレクタ3の有効反射面の最外郭線とを結ぶ線c
よりも前方位置の範囲に形成すれば、保温被膜28の遮
光作用が少なくなり、スクリーン66の照度を高くする
ことができる。さらに、本実施例のカラープロジェクタ
装置によれば、スクリーン66面の輝度を高めることが
できる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、電極間の中心位置が陰極側に偏位されるから、陽
極が相対的に陰極寄りに取り付けられることになり、よ
って陽極の熱が輻射や伝導により陰極側に伝えられる。
また、陰極側の気密容器外面に保温被膜を設けたから、
この保温被膜が陰極の温度上昇を助ける。したがって、
気密容器においては陽極側と陰極側の温度差が少なくな
る。このため金属ハロゲン化物の蒸発が安定になり、発
光特性が良好になる。
【0073】また、請求項2の発明によれば、0.2≦
Hc /a≦0.4としたから、陽極が陰極側に偏位して
設けられることになり、よって陽極の熱が輻射や伝導に
より陰極側に伝えられ、気密容器の温度差が少なくな
る。
【0074】請求項3の発明によれば、保温被膜の領域
を、0.5≦M/Lc ≦1.0にしたから保温作用が良
好になされ、また保温被膜で光を遮断する割合が少なく
なる。
【0075】請求項4の発明によれば、管壁負荷が30
W/cm2 以上で点灯されるから管壁の温度が高くなり、
発光金属の蒸発を促して発光効率が良くなる。請求項5
の発明によれば、上記ランプが水平点灯されるから、陽
極側と陰極側で温度差を生じ易いが、請求項1ないし請
求項3のいずれかに記載の発明を採用すれば、水平点灯
であっても温度差を小さくすることができる。
【0076】請求項6の発明によれば、金属ハロゲン化
物として、少なくともジスプロシウムを含む希土類金属
のハロゲン化物を用いたから管壁負荷を高くして点灯す
れば、高効率および高演色が実現できる。
【0077】請求項7の発明によれば、上記ランプの特
性を生かした点灯装置を提供することができる。請求項
8の発明によれば、光源としてのメタルハライドランプ
が高輝度で点光源に近いからリフレクタによる反射制御
が容易になり、集光率を高めることができる。しかも、
陽極がリフレクタの頂部側に配置されるとともに、陰極
がリフレクタの開口部側に配置されるから、陰極側から
発せられる輝度の高い光をリフレクタの反射面で効果的
に反射することができ、投光効率が良くなる。
【0078】請求項9の発明によれば、保温被膜が陰極
の先端と上記レフレクタの有効反射面の最外郭線とを結
ぶ線上に存在しないから、気密容器の放電空間からレフ
レクタの有効反射面に発せられる光を保温被膜が遮断せ
ず、よって投光効率が良くなる。請求項10の発明によ
れば、請求項8または請求項9の投光装置を用いるので
スクリーン面の輝度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】メタルハライドランプとリフレクタとからなる
投光装置および点灯装置の構成を示す断面図。
【図2】同実施例のメタルハライドランプの発光管を拡
大して示す図。
【図3】カラー液晶プロジェクタの原理を示す説明図。
【符号の説明】
1…メタルハライドランプ 3…リフレクタ 20…発光管 21a…陽極 21b…陰極 21aa…陽極主体部 21ab…陽極側の電極軸 22…封止部 23…金属箔導体 24…口金 25…外部リ−ド線 28…保温被膜 31…反射面 40…直流電源手段 50…投光装置 62…液晶表示パネル 63…光学系 64…液晶駆動装置 66…スクリーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古谷 守 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝 ライテック株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気密容器と;上記気密容器内に電極間距
    離を10mm以下にして対設された陽極および陰極からな
    る一対の電極と;上記気密容器に封入された金属ハロゲ
    ン化物を含む放電媒体と;を具備し、 上記電極間の中心位置が、これら電極が対向された方向
    の放電空間の内端部の間の中心より陰極側に偏位される
    とともに、上記気密容器の上記陰極側の外表面に保温被
    膜を形成したことを特徴とするメタルハライドランプ。
  2. 【請求項2】 上記陰極の放電空間内へ突出する長さを
    Hc (mm)、上記電極が対向された方向の放電空間の内
    端部の間の距離をa(mm)とした場合、 0.2≦Hc /a≦0.4 としたことを特徴とする請求項1に記載のメタルハライ
    ドランプ。
  3. 【請求項3】 上記保温被膜は、一端が陰極側封止部の
    少なくとも一部を覆うとともに他端は陰極の突出方向に
    沿って気密容器の所定範囲を覆い、この保温被膜の他端
    は上記陰極の基端部から陰極の突出方向に沿う寸法M
    (mm)が、 0.5≦M/Hc ≦1.0 であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    のメタルハライドランプ。
  4. 【請求項4】 上記ランプは管壁負荷が30W/cm2
    上で点灯されることを特徴とする請求項1ないし請求項
    3のいずれか一に記載のメタルハライドランプ。
  5. 【請求項5】 上記ランプは一対の電極を結ぶ線が略水
    平となって点灯されることを特徴とする請求項1ないし
    請求項4のいずれか一に記載のメタルハライドランプ。
  6. 【請求項6】 金属ハロゲン化物は、少なくともジスプ
    ロシウムを含む希土類金属のハロゲン化物であることを
    特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一に記載
    のメタルハライドランプ。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれか一に
    記載のメタルハライドランプと;このメタルハライドラ
    ンプを直流点灯させる点灯手段と;を備えたことを特徴
    とする点灯装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項6のいずれか一に
    記載のメタルハライドランプと;上記メタルハライドラ
    ンプが収容され、このランプから放射される光が反射さ
    れるリフレクタと;を具備し、 上記メタルハライドランプはランプ軸がリフレクタの光
    軸に沿うように配置されるとともに、陽極がリフレクタ
    の頂部側に配置されるとともに、陰極がリフレクタの開
    口部側に配置されていることを特徴とする投光装置。
  9. 【請求項9】 上記メタルハライドランプに形成された
    保温被膜は、陰極の先端と上記レフレクタの有効反射面
    の最外郭線とを結ぶ線上に存在しないことを特徴とする
    請求項8に記載の投光装置。
  10. 【請求項10】 請求項8または請求項9に記載の投光
    装置と;この投光装置から照射される光で投影される表
    示装置と;を含むことを特徴とするプロジェクタ装置。
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