JP3646429B2 - メタルハライドランプとその点灯装置および投光装置ならびにプロジェクタ装置 - Google Patents

メタルハライドランプとその点灯装置および投光装置ならびにプロジェクタ装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、直流点灯されるメタルハライドランプとそのランプの点灯装置およびこのランプを光源とした投光装置ならびにプロジェクタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ショートア−クメタルハライドランプは、例えばカラー液晶プロジェクタ装置における投光装置用の光源として使用されている。カラー液晶プロジェクタ装置は、光源であるランプとこのランプから放射された光を反射するリフレクタとで投光装置が構成されており、この投光装置から投射された光が液晶表示パネルに照射し、この液晶表示パネルを透過した光が光学系により制御されてスクリーン面に投影されるようになっている。この場合、液晶表示パネルは各画素に対応してRGBのカラーフィルタを備えており、液晶表示パネルを透過する光はこのカラーフィルタによりRGBのいずれかに選択され、したがってRGBのカラー光線がスクリーン面に投射されることから、スクリーン面には液晶表示パネルで制御された画像のカラー映像が写し出されることになる。
【0003】
このようなカラー液晶プロジェクタ装置の光源としては、光学系における制御の容易さから点光源に近いことが望まれ、しかも低電力の割りには大光量が得られて豊富な光を放出し、加えて赤、青、緑の成分を効率よく放射し、さらには熱の発生が少ない等の条件を満足し得るランプが必要である。このような条件を満たすランプとして、ショートアークメタルハライドランプが好適する。
【0004】
ショートアークメタルハライドランプは、石英ガラスからなる発光管の両端に電極を設けるとともに、この発光管の内部に、発光金属として金属ハロゲン化物と、緩衝金属としての水銀およびアルゴン等の希ガスを封入してある。このようなランプは、電極間距離Lが10mm以下、好ましくは1〜7mmとされており、これら電極間に発生するアーク放電が短いことからショートアークタイプと称されている。そして、点灯中は100W〜400Wの電力により管壁負荷(入力電力Wを発光管の内表面積で除した値)が30〜100W/cm2 程度の大きな負荷条件で使用される。
【0005】
したがって、このようなメタルハライドランプであればアークが短いことから点光源に近くなり、しかも低電力の割りには大光量を得ることができる。
また、この種のショートアークメタルハライドランプに封入される金属ハロゲン化物としては、ジスプロシウムDy、ネオジウムNd、ホルミウムHo、ツリウムTmの中から選ばれた少なくとも1種の希土類金属のハロゲン化物と、インジウムIn、タリウムTl、ガリウムGa、亜鉛Zn、カドミウムCdから選ばれた少なくとも1種のハロゲン化物とが選択して使用されている。
【0006】
ジスプロシウムDy、ネオジウムNd、ホルミウムHo、ツリウムTmの中から選ばれた少なくとも1種の希土類金属のハロゲン化物は、可視光全般に亘る連続スペクトルの光出力を発するので、演色性の向上に有効であり、またインジウムIn、タリウムTl、ガリウムGa、亜鉛Zn、カドミウムCdから選ばれた少なくとも1種のハロゲン化物は、光の3原色であるRGBのそれぞれ波長域にピーク波長を有し、これらRGBの光を効率よく放射するのに適している。
【0007】
しかしながら、このようなメタルハライドランプは、特に希土類金属が石英と反応して失透を生じ易く、特に管壁負荷が高い状態で点灯すると石英と希土類金属の反応が促進されて早期に光束が低下するという問題がある。これを解消するため、最近のショートアークメタルハライドランプは直流点灯するようにしている。
【0008】
メタルハライドランプを直流点灯すると、放電空間内でイオン化された金属ハロゲン化物のうちの希土類金属を主とする陰イオンが陽極に引かれるとともに陽イオンおよび水銀が陰極に引かれ、いわゆるカタホリシス現象により陰イオンと陽イオンに分離される。このため、希土類金属を主とする陰イオンが陽極に引かれて石英壁の付近に存在するのが抑制され、よって希土類金属と石英との反応が抑止されて早期失透を防止し、光束維持率が向上するようになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような直流点灯形のショートアークメタルハライドランプでは、点灯中に陽極となる電極に熱電子が衝突するため陽極の温度が高くなり、この陽極温度が過剰に上昇すると陽極が浸蝕されて変形するなどの問題がある。これを防止するため、通常、陽極は陰極に比べて大形に形成されている。しかし、ショートアークメタルハライドランプは放電空間が小さいため陽極を大形化するには限度があり、このため陽極の温度が陰極に比べて高くなる傾向がある。この陽極の熱はこの陽極が封止された方の封止部に輻射熱および伝導熱として伝わり、発光管全体では陽極側の発光管の管壁が陰極側に比べて温度上昇し、発光管の全体として温度差が発生する。
【0010】
発光管の管壁に温度差が発生すると、熱歪みの発生が心配されるばかりでなく、放電空間の内面に温度差が生じるので金属ハロゲン化物の蒸発が不安定になり、発光特性に影響を及ぼすなどの不具合が心配される。
【0011】
特に、発光物質としてジスプロシウムを含む希土類金属のハロゲン化物を用いる場合は、この種の希土類金属ハロゲン化物は蒸気圧を十分に高くする必要があり、よって最冷部温度を高くするように配慮されている。その手段の1つとして、管壁負荷を高くし、管壁温度を高くして点灯している。しかし、発光管壁に温度差が生じると、最冷部が発生し、しかもこの最冷部の温度が上昇せずに十分な蒸気圧が得られなくなることがあり、発光効率がばらつくなどの不具合がある。
【0012】
また、陰極側の温度が低くなると、消灯した場合に金属ハロゲン化物が最冷部に凝集して陰極を覆うようになり、再始動の場合に陰極を覆った金属ハロゲン化物が電子の放出を妨げて始動電圧を高くしたり、陰極の根元で放電を起こすなどの不具合も心配される。なお、特公平7−3784号公報には、一対の電極間の距離をL(mm)、電極間の中心位置から気密容器内の陽性の基端部までの距離をN、電極が対向された方向の気密容器の内端部の距離を2aとした場合、0.5≦(N−a)/L≦2.5としたショ−トア−クランプの記載がある。しかしながら、このものは、金属ハロゲン化物を封入するものではなく、蒸気圧の比較的低い水銀あるいはキセノンを封入しているだけであるので、そもそも比較的高い蒸気圧となる金属ハロゲン化物を封入するメタルハライドランプのように発光効率がばらつく問題はない。しかも、金属ハロゲン化物が陰極に付着して始動電圧を高くしたり陰極の根元放電が生じる問題もそもそも発生し得ない。
【0013】
本発明はこのような事情にもとづきなされたもので、その目的とするところは、気密容器に温度差が生じないようにし、安定した発光特性が得られ始動が良好なメタルハライドランプとその点灯装置および投光装置ならびにプロジェクタ装置を提供しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、電極間距離が10mm以下で直流点灯されるメタルハライドランプにおいて、一対の電極間の距離をL(mm)、電極間の中心位置から気密容器内における陽極の基端部までの距離をN、電極が対向された方向の気密容器の内端部の間の距離を2aとした場合、 0.1≦(N−a)/L≦2.3 としたことを特徴とするメタルハライドランプである。本発明において、陽極の基端とは、気密容器の放電空間内における基端部を意味する。
【0015】
請求項1の発明によれば、電極間の中心位置が陰極側に偏位されるようになり、陽極が相対的に陰極寄りに取り付けられるようになる。すなわち、陽極が陰極に対して相対的に突出しているので、陽極の先端からの熱によって陰極側の管壁が充分に熱せられる。気密容器においては陽極側と陰極側の温度差が少なくなる。このため金属ハロゲン化物の蒸発が安定になり、発光特性が良好になる。しかも、陽極の熱で陰極が熱せられ、消灯時陰極に金属ハロゲン化物が付着しにくくなるので始動牲が低下することが抑えられる。
【0016】
請求項2の発明は、管壁負荷が30W/cm2 以上で点灯されることを特徴とする請求項1に記載のメタルハライドランプである。
請求項2の発明によると、管壁負荷が30W/cm2 以上で点灯されるから、発光金属の蒸発を促し、光出力が大きくなる。そして、このように管壁負荷が大きいからこそ、気密容器に温度差が生じると発光効率がばらつく心配があるが、請求項1に記載の条件を満足すれば陽極が相対的に陰極側に偏位されることから気密容器の管壁においては陽極側と陰極側の温度差が少なくなる。このため金属ハロゲン化物の蒸発が安定になり、発光特性が良好になる。
【0017】
請求項3の発明は、ランプは一対の電極を結ぶ線が略水平となって点灯されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のメタルハライドランプである。
【0018】
請求項3の発明によれば、ランプは水平点灯されるから、陽極側と陰極側で温度差を生じ易いが、請求項1または請求項2に記載の発明を採用すれば、水平点灯であっても温度差を小さくすることができる。
【0019】
請求項4の発明は、金属ハロゲン化物は、少なくともジスプロシウムを含む希土類金属のハロゲン化物であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一に記載のメタルハライドランプである。
【0020】
請求項4の発明によれば、金属ハロゲン化物として、少なくともジスプロシウムを含む希土類金属のハロゲン化物を用いたから管壁負荷を高くして点灯すれば、高効率および高演色が実現できる。
【0021】
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれか一に記載のメタルハライドランプと;このメタルハライドランプを直流点灯させる点灯手段と;を備えたことを特徴とする点灯装置である。
【0022】
請求項5の発明によれば、請求項1ないし請求項4のいずれか一に記載のメタルハライドランプの特性を生かした点灯装置を提供することができる。
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれか一に記載のメタルハライドランプと;上記メタルハライドランプが収容され、このランプから放射される光が反射されるリフレクタと;を具備し、上記メタルハライドランプは一対の電極を結ぶ線がリフレクタの光学的軸に沿うように配置され、陽極がリフレクタの頂部側に配置されるとともに、陰極がリフレクタの開口部側に配置されていることを特徴とする投光装置である。
【0023】
請求項6の発明によれば、光源としてのメタルハライドランプが高輝度で点光源に近いからリフレクタによる反射制御が容易になり、集光率を高めることができる。しかも、陽極がリフレクタの頂部側に配置されるとともに、陰極がリフレクタの開口部側に配置されるから、陰極側から発せられる輝度の高い光をリフレクタの反射面で効果的に反射することができ、投光効率が良くなる。
【0024】
請求項7の発明は、メタルハライドランプの気密容器の外表面に、リフレクタの開口部側に配置された上記陰極を覆う保温被膜が形成されていることを特徴とする請求項6に記載の投光装置である。
【0025】
請求項7の発明によれば、リフレクタの開口部側に陰極が配置される場合、気密容器の陰極側の外表面に保温被膜を形成したから、熱放散のために温度が低下する心配のある陰極側が保温被膜で保温されるようになり、気密容器においては陽極側と陰極側の温度差が少なくなり、金属ハロゲン化物の蒸発が安定になり、発光特性が良好になる。
【0026】
請求項8の発明は、リフレクタの頂部にメタルハライドランプの端部が固定される筒部が形成されており、この筒部の開口縁部と陰極とを結んだ線に陽極が存在しないようにしたことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の投光装置である。
【0027】
請求項8の発明によれば、リフレクタの頂部に形成された筒部の開口縁部と陰極とを結んだ線に陽極が存在しないようにしたから、陰極先端部から放射される輝度の高い光を大きな形状の陽極が遮断することがなくなり、陰極先端部から放射される輝度の高い光をリフレクタの有効反射面で効果的に反射することができ、投光効率が良くなる。
【0028】
請求項9の発明は、陽極先端に形成される主体部の表面積をSmm2 、定格ランプ電力をWワットとした場合、 3.5≦W/S≦10.0 であることを特徴とする請求項8に記載の投光装置である。
【0029】
請求項9の発明によれば、陽極主体部の大きさが制限されるから陰極先端部から放射される輝度の高い光を陽極主体部が遮断することが少なくなる。
請求項10の発明は、請求項6ないし請求項9のいずれか一に記載の投光装置と;この投光装置から照射される光で投影される表示装置と;を含むことを特徴とするプロジェクタ装置である。
請求項10の発明によれば、請求項6または請求項9の投光装置を用いるのでスクリーン面の輝度を高めることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下本発明について、図面に示す一実施例にもとづき説明する。
図1は、ショートアークメタルハライドランプ1とリフレクタ3とを組み合わせた投光装置50の構造を示す。
【0031】
上記ショートアークメタルハライドランプ1は定格ランプ電力250Wであり、石英ガラスからなる気密容器、つまり発光管20を備えている。この発光管20は球形または楕円形の放電空間を有している。すなわち、発光管20は、肉厚が1.2mm、放電空間の電極が対向された方向の内端部間の距離を2a、これと直交する方向に内面最大距離を2bとした場合、1.0≦a/b≦1.5とされており、a/b=1の場合は略球形であり、a/b=1.5の場合は楕円球である。本例では、2a(長径)がほぼ14.0mm、2b(短径)がほぼ12mm程度とされており、放電空間の内表面はほぼ5.0cm2 、内容積がほぼ0.9ccとなっている。
【0032】
この放電空間には一対の電極21a、21bが設けられている。これら電極21a、21bはそれぞれ陽極21aおよび陰極21bであり、これら陽極21aと陰極21bは、これらの電極間距離Lが10mm以下、例えば3.0mmとなるように対設されている。
【0033】
陽極21aは先端部に大形の電極主体部21aaを備え、この電極主体部21aaに連続して電極軸部21abを有している。電極主体部21aaは線径2.3mm、長さ6.0mm程度のタングステンからなり、先端部および後端部は漸次径が小さくなるように、例えばテーパ面26a、26bが形成されている。このため、電極主体部21aaは表面積Sが43mm2 程度に形成されている。このような電極主体部21aaに連なる電極軸部21abは上記電極主体部21aaと一体に形成され、線径が1.1mm程度になっている。なお、この陽極21aの放電空間への突出長さは、約6.5mmとされている。
陰極21bは直線状のタングステンワイヤからなり、線径が例えば0.7mmとされている。
【0034】
そして、上記陽極21aと陰極21bの距離(電極間距離)をL(mm)、電極間の中心位置Pから上記陽極21aの発光管内における基端部までの距離をN、電極が対向された方向の発光管の内端部の間の距離(長径)を2aとした場合、
0.1≦(N−a)/L≦2.3 …(1)
とされている。
【0035】
ちなみに、電極間距離Lは3mmであり、電極間の中心位置Pから陽極21aの基端部までの距離Nは8mmであり、長径2aは14mmであるから、(N−a)/Lは0.33となっている。
【0036】
このような構成により、これら電極21a、21b間の中心位置Pは、これら電極21a、21bが対向された方向の放電空間の内端部間距離、すなわち楕円の長径2aの中心よりも陰極21b側に偏位されている。この結果、陽極21aは相対的に陰極側に偏位されている。
【0037】
上記電極21a,21bは、発光管20の両端部に形成された封止部22、22に封着された金属箔導体23、23に接続されている。金属箔導体23、23は厚さ30μm、幅3mm程度のモリブデン箔からなり、一方の金属箔導体23は図示しない外部リード線を介して端部に被着された口金24に電気的に接続されており、他方の金属箔導体23は外部リード線25に接続されている。
【0038】
上記発光管20には、発光金属として金属ハロゲン化物が封入されているとともに、緩衝金属として水銀が封入されており、かつアルゴン等の希ガスが封入されている。
【0039】
上記金属ハロゲン化物は、ジスプロシウムDy、ネオジウムNd、ホルミウムHo、ツリウムTmの中から選ばれた少なくとも1種の希土類金属のハロゲン化物と、インジウムIn、タリウムTl、ガリウムGa、亜鉛Zn、カドミウムCdの中から選ばれた少なくとも1種のハロゲン化物と、セシウムCsのハロゲン化物とを含んでいる。
【0040】
Dy,Nd,Ho,Tmの中から選ばれた少なくとも1種の希土類金属のハロゲン化物はヨウ化物および臭化物であり、具体的には、DyI3 が0.25mg、DyBr3 が1.0mg,NdBr3 が0.2mgである。In、Tl、Ga、Zn、Cdの中から選ばれた少なくとも1種のハロゲン化物もヨウ化物および臭化物であり、具体的には、InBrが0.44mgである。また、セシウムCsのハロゲン化物はCsIであり、0.1mg封入されている。
【0041】
上記金属ハロゲン化物の総封入量は約2.0mgであり、これに対し水銀Hgは34mg封入されており、Arは500Torr封入されている。
このようなショートアークメタルハライドランプ1は、リフレクタ3に取り付けられて投光装置50を構成している。リフレクタ3はガラスまたは金属からなり、楕円面または放物面などからなる回転曲面の内面に反射特性に優れたTiO2 −SiO2 などの蒸着膜からなる反射面31を有している。このリフレクタ3の前面投光部、つまり開口部は径が90〜130mm程度に形成されており、前記発光管20の短径2bに対して20倍以内の寸法とされている。
【0042】
リフレクタ3の背部の頂部には支持筒部32が設けられている。この支持筒部32には上記ランプ1の口金24部分が、絶縁セメント等の接着剤33により固着されている。これにより、ランプ1の一対の電極21a、21bを結ぶ線(ランプ軸)O1 −O1 が、リフレクタ3の中心軸、つまり光学的軸O2 −O2 と略一致するようにしてこのランプ1がリフレクタ3に取着されている。光学的軸O2 −O2 は略水平に設置されるようになっており、よってランプ1は水平点灯される。
【0043】
そして、リフレクタ3に取り付けられた上記ランプ1は、発光管20の陽極21a側がリフレクタ3の支持筒部32側に位置されているとともに、陰極21b側がリフレクタ3の前面開口部側に位置するように取り付けられている。
【0044】
この場合、ランプ1はリフレクタ3に対し、陰極21bの先端がリフレクタ3の焦点位置と略一致するように取り付けられている。そして、陰極21bの先端と、上記リフレクタ3の頂部に形成された支持筒部32の開口部とを結ぶ線Cは、陽極21aを通らないようになっており、言い換えると陽極21aの主体部21aaは上記陰極21bの先端と支持筒部32の開口部とを結ぶ線Cよりも後部に位置されている。
【0045】
このため、電極主体部21aaの先端部は、前述した通り、先端側が漸次細くなるようにテーパ面26aが形成されている。
また、陽極主体部21aaを大きく形成し過ぎると陽極主体部21aaが上記陰極21bの先端と支持筒部32の開口部とを結ぶ線Cを遮るため、陽極主体部21aaは表面積をSmm2 とし、定格ランプ電力をWワットとした場合、
3.5≦W/S≦10.0 …(2)
の範囲に規制されている。
【0046】
さらに、このような組付け状態においては、発光管20の陰極21b側の外表面には、図1に示すように保温被膜28が形成されることが望ましい。保温被膜28は例えばアルミナAl23 やシリカSiO2 などからなり、発光管20の陰極21b側の外面に所定領域に亘り塗布して形成されている。
【0047】
なお、リフレクタ3には導入孔34が形成され、この導入孔34に前記ランプ1の陰極21bに接続された外部リ−ド線25が貫通して背面側に導かれている。
【0048】
このようなランプ1は、口金24と外部リード線25が交流・直流変換器などからなる電源手段40に接続されて点灯装置を構成している。この電源手段40は、ランプに100W〜400Wの直流電力を投入することにより、ランプを管壁負荷が30〜100W/cm2 程度の大きな負荷条件で点灯させるようになっており、上記ランプ1は、定格入力250Wであり、発光管の内表面積が5.0cm2 であるから、管壁負荷は50W/cm2 程度になる。
【0049】
上記投光装置50は、例えば図3に示すようなカラープロジェクタ装置に用いられる。図3の61はカラープロジェクタ装置の本体となるハウジングであり、このハウジング61内には、上記投光装置50と、液晶表示パネル62と、レンズなどの光学系63が設けられているとともに、上記交流・直流変換器などからなる電源手段40および液晶駆動装置64が設けられている。電源手段40および液晶駆動装置64は商用電源65に接続されている。
【0050】
電源手段40からの電源供給によりランプ1が点灯すると、ランプ1から出た光はリフレクタ3により反射されて液晶表示パネル62を照射する。液晶表示パネル62には各画素に対応して図示しないRGBのカラーフィルタを備えており、このカラーフィルタが上記液晶駆動装置64により制御されるようになっている。液晶表示パネル62を透過した光はこのカラーフィルタによりRGBのいずれかに選択され、この光がレンズなどの光学系63で集光されてスクリーン66に投影される。したがって、スクリーン66上には液晶表示パネル62で制御された画像のカラー映像が写し出されるようになる。
【0051】
このような構成のメタルハライドランプにおいては、陽極21aが放電空間内で相対的に陰極21b側に偏って取り付けられているから、陽極21aから発せられる熱は輻射や伝導により陰極側にも伝えられる。よって陰極側の表面の温度が上昇され、発光管20全体では陽極側の温度と陰極側の温度が近づくようになる。
【0052】
このため、水平点灯しても発光管20の温度分布が均等化されるようになる。ゆえに発光管20に熱歪みが発生することがなく、また放電空間の内面に温度差が生じなくなるので金属ハロゲン化物の蒸発が安定する。
【0053】
特に、発光物質としてジスプロシウムを含む希土類金属のハロゲン化物を用いる場合、管壁負荷を高くして管壁温度を高くして点灯しているとともに、発光管の壁に温度差が生じないから、全体として蒸発が促され十分な蒸気圧が得られるようになり、発光効率が良好になる。
【0054】
また、消灯した場合に陰極側に金属ハロゲン化物が凝集することもなくなり、金属ハロゲン化物が陰極21bを覆うこともなくなり、再始動の場合に電子の放出が良好になり、始動電圧を低くして始動を円滑にする。
【0055】
そして、陽極21aと陰極21bの距離(電極間距離)をL(mm)、電極間の中心位置Pから上記陽極21aの封止端部までの距離をN、電極が対向された方向の放電空間の内端部間の距離(長径)を2aとした場合、
0.1≦(N−a)/L≦2.3 …(1)
としたから、陽極21aの偏位量が規制されるようになり、発光効率が良好になり、寿命特性が向上する。
【0056】
上記(1)式は、本発明者等の実験により得られた範囲であり、以下実験について説明する。
前記実施例の定格ランプ電力250Wのショートアークメタルハライドランプにおいて、陽極21aと陰極21bの距離(電極間距離)をL(mm)、電極間の中心位置Pから上記陽極21aの基端部までの距離をN、電極が対向された方向の放電空間の内端部の間の距離(長径)を2aとし、電極間距離L(mm)を変えて(N−a)と発光効率(lm/W)との関係を調べた。
【0057】
その結果を、図4に示す。図4によれば、0.1≦(N−a)/Lであれば、発光効率が比較的高められることがわかる。
すなわち、(N−a)/Lが0.1未満であると、陽極21aの陰極側に向かう偏位量が少なく、このため発光管20に温度差が生じ、最冷部温度が低くなって金属ハロゲン化物の蒸気圧が十分に上昇せず、よって発光効率が低下する。
【0058】
また、下記表1は、寿命試験をした結果を示す。寿命試験は、点灯3000時間後に初期光束が50%以下に低下したランプは、寿命が尽きたものと評価した。すなわち、表1では点灯3000時間後でも初期光束の50%以上の光束維持率を有するランプは丸印、初期光束の50%以下に低下したランプは×印とした。
【0059】
【表1】
Figure 0003646429
【0060】
上記表1から、点灯3000時間後でも初期光束の50%以上の光束維持率を有するランプは、(N−a)/L≦2.3であればよいことが判る。
(N−a)/Lが2.3を越えると、逆に陰極側の温度が高くなり過ぎ、体積の小さな陰極物質が飛散して管壁に付着し、光を遮り、光束の低下を招く。
【0061】
上記図4および表1から、0.1≦(N−a)/L≦2.3を満足すれば、発光効率および寿命特性が良好になる。
上記構造のショートアークメタルハライドランプ1は、電極間距離が10mm以下、好ましくは3mm〜7mmの範囲に設定されるから、アーク長が短くなり、このことも点光源に近づけることができる大きな要因である。
【0062】
また、上記ランプ1は、管壁負荷が30W/cm2 以上の高負荷で点灯されるから、発光量が多くなり、投光装置50として照射量が増すとともに、カラープロジェクタ装置としてスクリーン66の輝度が向上する。
【0063】
そしてまた、ランプ1は直流点灯されるので、カタホリシス現象により点灯中に金属ハロゲン化物と水銀とが、陽極と陰極とに分離されるようになり、よってハロゲン化物がバルブ壁に付着し難くなる。このため失透を防止することができ、寿命特性が向上する。
【0064】
さらに、上記ランプ1は水平点灯されるから、陽極側と陰極側で温度差を生じ易いが、上記の構成を採用すれば、水平点灯であっても発光管の温度差を小さくすることができる。
【0065】
そして、上記実施例の投光装置50は、光源としてのメタルハライドランプ1が点光源に近く高輝度で点灯されるから、リフレクタ3による反射制御が容易になり、集光率を高めることができる。
【0066】
リフレクタ3に取り付けられた上記ショートアークメタルハライドランプ1は、発光管20の陽極21a側がリフレクタ3の支持筒部32側に位置されているとともに、陰極21b側がリフレクタ3の前面開口部側に位置し、陰極21bの先端がリフレクタ3の焦点位置と略一致するように取り付けられているから、陰極21bの先端部から発せられる輝度の高い光をリフレクタ3の反射面31で有効に反射することができ、投光効率が良くなる。
【0067】
そして、陽極21aの主体部21aaは、陰極21bの先端とリフレクタ3の頂部に形成された支持筒部32の開口部とを結ぶ線Cよりも後方に配置されているから、陰極21bの先端部から発せられる輝度の高い光を反射面31の全面を用いて反射することができ、言い換えると陽極21aの主体部21aaが陰極21b先端から発せられて反射面31に向かう光を遮ることがなく、反射面を有効に活用できるので反射効率が向上し、投光効率がよくなり、スクリーン66の照度を高くすることができる。
【0068】
また電極主体部21aaの先端部は、先端側が漸次細くなるようにテーパ面26aが形成してあるから、陽極21aの主体部21aaが上記陰極21bの先端とリフレクタ3の頂部に形成された支持筒部32の開口部とを結ぶ線Cに掛かるのを避けることができる。
【0069】
そして、陽極主体部21aaを大きくし過ぎると陽極主体部21aaが上記陰極21bの先端と支持筒部32の開口部とを結ぶ線Cを遮るため、陽極主体部21aaは、表面積をSmm2 とし、定格ランプ電力をWワットとした場合、
3.5≦W/S≦10.0 …(2)
の範囲に規制されている。W/Sが3.5未満であると、陽極主体部21aaが大きくなり過ぎ、陽極21aの温度が十分に上昇せず、発光効率が低下する。またW/Sが10.0を越えると、陽極21aが小さくて温度上昇が著しくなり、陽極が飛散して光束の低下や寿命低下を招く。
【0070】
さらに、陰極21bをリフレクタ3の開口部側に設置して組付けた状態において、発光管20の陰極21b側の外表面には、図1に示すように保温被膜28を形成したから、リフレクタ3の開口部側から熱放出され勝ちな発光管20の陰極21b側外表面が保温されるようになり、陽極21aを偏位させたこととあいまって、発光管20の温度バランスを均等化するのに有効である。
さらに、本実施例のカラープロジェクタ装置によれば、スクリーン66面の輝度を高めることができる。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1の発明によれば、陽極が相対的に陰極側に偏位して取り付けられるようになり、よって陽極の熱が輻射や伝導により陰極側にも伝えられ、気密容器においては陽極側と陰極側の温度差が少なくなる。このため金属ハロゲン化物の蒸発が安定になり、発光特性が良好になるとともに、陰極の金属ハロゲン化物の付着が抑えられるので始動性が良好となる。
【0072】
また、請求項2の発明によると、管壁負荷が30W/cm2 以上で点灯されるから、発光金属の蒸発を促し、光出力が大きくなる。そして、このように管壁負荷が大きいからこそ、気密容器に温度差が生じると発光効率がばらつく心配があるが、請求項1に記載の条件を満足すれば陽極が相対的に陰極側に偏位されることから気密容器の管壁においては陽極側と陰極側の温度差が少なくなる。このため金属ハロゲン化物の蒸発が安定になり、発光特性が良好になる。
【0073】
請求項3の発明によれば、ランプは水平点灯されるから、陽極側と陰極側で温度差を生じ易いが、請求項1または請求項2に記載の発明を採用すれば、水平点灯であっても温度差を小さくすることができる。
【0074】
請求項4の発明によれば、金属ハロゲン化物として、少なくともジスプロシウムを含む希土類金属のハロゲン化物を用いたから管壁負荷を高くして点灯すれば、高効率および高演色が実現できる。
【0075】
請求項5の発明によれば、請求項1ないし請求項4のいずれか一に記載のメタルハライドランプの特性を生かした点灯装置を提供することができる。
請求項6の発明によれば、光源としてのメタルハライドランプが高輝度で点光源に近いからリフレクタによる反射制御が容易になり、集光率を高めることができる。しかも、陽極がリフレクタの頂部側に配置されるとともに、陰極がリフレクタの開口部側に配置されるから、陰極側から発せられる輝度の高い光をリフレクタの反射面で効果的に反射することができ、投光効率が良くなる。
【0076】
請求項7の発明によれば、リフレクタの開口部側に陰極が配置される場合、気密容器の陰極側の外表面に保温被膜を形成したから、熱放散のために温度が低下する心配のある陰極側が保温被膜で保温されるようになり、気密容器においては陽極側と陰極側の温度差が少なくなり、金属ハロゲン化物の蒸発が安定になり、発光特性が良好になる。
【0077】
請求項8の発明によれば、リフレクタの頂部に形成された筒部の開口縁部と陰極とを結んだ線に陽極が存在しないようにしたから、陰極先端部から放射される輝度の高い光を大きな形状の陽極が遮断することがなくなり、陰極先端部から放射される輝度の高い光をリフレクタの有効反射面で効果的に反射することができ、投光効率が良くなる。
【0078】
請求項9の発明によれば、陽極主体部の大きさが制限されるから陰極先端部から放射される輝度の高い光を陽極主体部が遮断することが少なくなる。
請求項10の発明によれば、請求項6または請求項9の投光装置を用いるのでスクリーン面の輝度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】メタルハライドランプとリフレクタとからなる投光装置および点灯装置の構成を示す断面図。
【図2】同実施例のメタルハライドランプの発光管を拡大して示す図。
【図3】カラー液晶プロジェクタの原理を示す説明図。
【図4】陽極の偏位量と発光効率の関係を電極間距離の変更とともに示す特性図。
【符号の説明】
1…メタルハライドランプ
3…リフレクタ
20…発光管
21a…陽極 21b…陰極
21aa…陽極主体部
21ab…陽極側の電極軸
22…封止部 23…金属箔導体
24…口金 25…外部リード線
28…保温被膜
31…反射面
40…直流電源手段
50…投光装置
62…液晶表示パネル
63…光学系
64…液晶駆動装置
66…スクリーン

Claims (10)

  1. 気密容器と;
    上記気密容器内に電極間距離を10mm以下にして対設された陽極および陰極からなる一対の電極と;
    上記気密容器に封入された金属ハロゲン化物を含む放電媒体と;
    を具備し、
    上記一対の電極間の距離をL(mm)、上記電極間の中心位置から気密容器内の陽極の基端部までの距離をN、上記電極が対向された方向の気密容器の内端部の間の距離を2aとした場合、
    0.1≦(N−a)/L≦2.3
    としたことを特徴とするメタルハライドランプ。
  2. 上記ランプは管壁負荷が30W/cm2 以上で点灯されることを特徴とする請求項1に記載のメタルハライドランプ。
  3. 上記ランプは一対の電極を結ぶ線が略水平となって点灯されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のメタルハライドランプ。
  4. 金属ハロゲン化物は、少なくともジスプロシウムを含む希土類金属のハロゲン化物であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一に記載のメタルハライドランプ。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一に記載のメタルハライドランプと;
    このメタルハライドランプを直流点灯させる点灯手段と;
    を備えたことを特徴とする点灯装置。
  6. 請求項1ないし請求項4のいずれか一に記載のメタルハライドランプと;
    上記メタルハライドランプが収容され、このランプから放射される光が反射されるリフレクタと;
    を具備し、
    上記メタルハライドランプは一対の電極を結ぶ線がリフレクタの光学的軸に沿うように配置され、陽極がリフレクタの頂部側に配置されるとともに、陰極がリフレクタの開口部側に配置されていることを特徴とする投光装置。
  7. 上記メタルハライドランプの気密容器の外表面に、リフレクタの開口部側に配置された上記陰極を覆う保温被膜が形成されていることを特徴とする請求項6に記載の投光装置。
  8. 上記リフレクタの頂部に上記メタルハライドランプの端部が固定される筒部が形成されており、この筒部の開口縁部と陰極とを結んだ線に陽極が存在しないようにしたことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の投光装置。
  9. 陽極は先端に陽極主体部を有し、この陽極主体部の表面積をSmm2 、定格ランプ電力をWワットとした場合、
    3.5≦W/S≦10.0
    であることを特徴とする請求項8に記載の投光装置。
  10. 請求項6ないし請求項9のいずれか一に記載の投光装置と;
    この投光装置から照射される光で投影される表示装置と;
    を含むことを特徴とするプロジェクタ装置。
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