JPH0996683A - 時計装置 - Google Patents

時計装置

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Publication number
JPH0996683A
JPH0996683A JP25227895A JP25227895A JPH0996683A JP H0996683 A JPH0996683 A JP H0996683A JP 25227895 A JP25227895 A JP 25227895A JP 25227895 A JP25227895 A JP 25227895A JP H0996683 A JPH0996683 A JP H0996683A
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JP
Japan
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snooze
wheel
contact
alarm
switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP25227895A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Murata
俊之 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Rhythm Watch Co Ltd filed Critical Rhythm Watch Co Ltd
Priority to JP25227895A priority Critical patent/JPH0996683A/ja
Publication of JPH0996683A publication Critical patent/JPH0996683A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成かつ安価なコストで目安機能およ
びスヌーズ機能を発揮できる時計装置を提供する。 【解決手段】 設定時刻以外の時刻では、目安カム21
0のカム突部210bは目安設定車21の目安カム孔2
1b,21cに係合せず、接点部213と回路基板21
2とは接触しない。また、スヌーズ接点214と係合部
30bとも係合しない。設定時刻になると、カム突部2
10bが目安カム孔21b,21cに係合し、アゲバネ
211が下降する。これによって、接点部213と回路
基板212とが接触し、アラーム音が出力される。それ
と同時に、スヌーズ接点214が係合部30bの移動経
路に位置し、ユーザによるスイッチレバー30の操作に
応じて、係合部30bの押圧によってスヌーズ接点部2
14と図示しない被接合部31とが接触する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時計装置に関し、
特に、鳴り止めあるいはスヌーズなどの接点および目安
接点の構造に特徴を有する時計装置に関する。
【0002】
【従来の技術】時計装置として、所望の設定時刻になる
とブザーやチャイムなどのアラーム機構を動作させ、あ
るいは時計装置に接続されたラジオなどをアラーム機構
として駆動する、いわゆる目覚まし時計が知られてい
る。このような目覚まし時計においては、アラーム動作
を必要とする所定時刻を設定し、この設定時刻と時計の
指示時刻とが一致したときにアラーム動作を行う目安装
置が用いられている。また、目覚まし時計には、例えば
スヌーズ動作をセットするためのスヌーズスイッチが設
けられている。図3は、スイッチング動作とアラーム動
作とを連動させた従来の時計装置の部分断面図である。
図3に示す時計装置では、目安伝え車106および目安
セット車108が軸104に軸支されている。目安伝え
車106には、所定の2箇所に溝106a,106bが
設けてある。目安セット車108には、溝106a,1
06bに対応した凸部108a,108bが設けてあ
る。この時計装置は、時計の時刻と設定時刻とが一致し
ていないときには、凸部108a,108bは目安伝え
車106の上面と係合しており、溝106a,106b
に落ちていない。この状態では、図示しない目安スイッ
チがオフであると共に、図3に点線で示すように、目安
セット車108の頂部108cによってスイッチングレ
バー120が押し上げられ、スイッチングレバー120
と配線パターン116とは接合していない。
【0003】その後、時計の時刻と設定時刻とが一致す
ると、凸部108a,108bが溝106a,106b
に落ち、目安セット車108が下降する。これによっ
て、目安スイッチがオンになりアラーム動作が開始され
ると共に、スイッチングレバー120が下降し、スイッ
チングレバー120と配線パターン116とが接合す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、目安スイッ
チのオン/オフ状態によって、スヌーズスイッチのオン
動作の可否を決定したい場合がある。すなわち、目安ス
イッチがオンになってアラーム音が出力されているとき
のみ、ユーザによるスヌーズスイッチの操作に応じたス
ヌーズ動作を行わせたい場合がある。しかしながら、図
3に示す前述した時計装置では、スイッチングレバー1
20にスヌーズスイッチとして機能を持たせると、目安
セット車108の下降による目安スイッチのオンのみで
あり、前述した要請に沿った動作を行わせることができ
ない。また、スヌーズスイッチを目安スイッチと別個独
立に設けると、製造コストが高くなると共に、組立作業
が複雑化するという問題がある。
【0005】本発明は、上述した従来技術に鑑みてなさ
れ、簡単な構成かつ安価な製造コストで、アラーム動作
およびスヌーズ動作を行わせることができる時計装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
点を解決し、上述した目的を達成するために、本発明の
時計装置は、指針用の回転体が所定の回転角度に達した
ときに、前記回転体が第1の位置から第2の位置に移動
し、前記回転体の移動に応じてアラーム機能を動作させ
る目安手段と、操作に応じて所定の経路を移動可能な操
作手段と、前記目安手段と連動し、前記回転体が第2の
位置にあるときに、前記操作手段の移動経路に位置し、
前記操作手段の移動に応じてスイッチを切り換えるスイ
ッチ手段とを有する。
【0007】また、本発明の時計装置は、好ましくは、
前記スイッチ手段は、鳴り止め動作あるいはスヌーズ動
作を開始させるためのスイッチである。
【0008】本発明の時計装置では、例えばアラーム設
定時刻ではないときに、目安手段の回転体は第1の位置
に在り、スイッチ手段は操作手段の移動経路には位置し
ていない。そのため、ユーザによって操作手段が操作さ
れても、スイッチ手段はオンしない。一方、アラーム設
定時刻になると、回転体が第2の位置に移動し、スイッ
チ手段は操作手段の移動経路に位置する。そのため、ユ
ーザによって操作手段が操作されると、操作手段の移動
に応じてスイッチ手段はオンする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係わる
時計装置について説明する。図1は図2に示す断面線A
−Aにおける本実施形態に係わる時計装置の部分断面
図、図2は図1に示す時計装置の部分平面図である。図
1において、10は時計本体、11は下板、12は中
板、13は上板、15は5番車、16は秒針車、17は
3番車、18は分針車、19は時針車、20は日の裏
車、21は目安設定車、210は目安カムをそれぞれ示
している。
【0010】時計本体10は、下板11と上板13とで
形成される空間内のほぼ中央部に中板12が配設され、
空間内の下板11、中板12および上板13の所定の位
置に対して、5番車15、秒針車16、3番車17、分
針車18、時針車19、日の裏車20、目安設定車21
および図示しないステッピングモータが軸支されてい
る。
【0011】5番車15は、中板12および上板13に
軸支され、輪歯部分が図示しないステッピングモータの
ロータと噛合されて、ロータの回転速度を所定の速度に
減速させる。
【0012】秒針車16は、そのパイプの一端が上板1
3に軸支され、他端側は中板12を下板11側に貫通
し、その他端側に秒針軸16aが圧入されている。秒針
軸16aは、下板11を貫通した時計の文字板などが形
成される表面側に突出した分針パイプ18a内に遊合さ
れており、その先端には図示しない秒針が取り付けられ
ている。秒針車16は、60秒に一回転するように、そ
の輪歯部分が5番車15のカナ部と噛合されている。
【0013】3番車17は、中板12および上板13に
軸支され、輪歯部分が秒針車16のカナ部と噛合される
と共に、カナ部が分針車18の輪歯部分と噛合され、秒
針車16の回転速度を所定速度まで減速して分針車18
に伝達する。
【0014】分針車18は、分針パイプ18aが時針車
19の時針ハイプ19a内に遊合されており、その先端
には図示しない分針が取り付けられる。分針車18は、
60分に一回転するように構成されている。
【0015】時針車19は、時針パイプ19aが下板1
1を貫通して時計の文字板側に突出しており、その先端
には図示しない時針が取り付けられている。時針車19
は、1時間で30°回転し、12時間で一回転するよう
に構成されており、また、上述したように、時針パイプ
19aの内側には分針パイプ18aが遊合され、後述す
る目安カム210のカム突部210aが係合されるカム
孔19b,19cが形成されている。
【0016】日の裏車20は、N(Nは正の整数)時
間、例えば3時間に一回転するように構成されており、
その輪歯部分が分針車18の分針パイプ18aのカナ部
と噛合され、カナ部が時針車19の輪歯部分と噛合され
ており、分針車18の回転速度を所定速度に減速して時
針車19に伝達する。
【0017】目安設定車21は、目安パイプ21aが下
板11に対して正逆回転自在に軸支され、目安パイプ2
1aの内側には時針パイプ19aが遊合されている。目
安設定車21には、目安カム210のカム突部210b
が係合される目安カム孔21b,21cが形成されてい
る。
【0018】目安カム210は、時針パイプ19aの大
径部に回転可能に遊合され、軸方向に移動可能に構成さ
れている。目安カム210には、図1中下方に延びる接
点部213を有するアゲバネ211が設けてある。接点
部213の下方では、下板11の上面に回路基板212
が固定されている。アゲバネ211の図1中右端には、
図中上方に延びるスヌーズ接点部214が設けてある。
【0019】アゲバネ211は、常時目安カム210を
目安設定車21の方向に押圧しており、目安カム210
のカム突部210bが目安設定車21の目安カム孔21
b,21cに落下することによって接点部213が回路
基板212に接触するように設定されている。接点部2
13が回路基板212に接触すると、アラーム音が発生
する。アゲバネ211の図1および図2中右側には、下
板11に軸支されたスイッチレバー30が設けてある。
スイッチレバー30には、係合部30aが設けてある。
係合部30aは、アゲバネ211の接点部213が回路
基板212に接触している状態でスヌーズ接点部214
の係合可能な状態となり、ユーザによるスイッチレバー
30の回転操作によって、スヌーズ接点部214を図2
に示す被接合部31に向かって押圧する。これによっ
て、スヌーズ動作が開始される。被接合部31としては
例えば半田付けされたピンなどが用いられる。
【0020】一方、係合部30aは、アゲバネ211の
接点部213が回路基板212と非接触の状態でスヌー
ズ接点部214の係合不可状態となり、ユーザによるス
イッチレバー30の回転操作が行われても、係合部30
aとスヌーズ接点部214とは接触することはない。す
なわち、接点部213と回路基板212が接触している
ときのみ、ユーザによるスイッチレバー30の操作によ
ってスヌーズ動作が開始される。
【0021】次に、図1,図2に示した時計装置の動作
について説明する。通常運針時には、図示しないステッ
ピングモータが所定の回転速度で回転され、そのロータ
の回転速度は、5番車15で減速されて、秒針車16に
伝達される。これにより、図示しない秒針が60秒に一
回転される。秒針車16の回転速度は、3番車17で減
速されて、分針車18に伝達される。これにより、図示
しない分針が60分に一回転される。
【0022】分針車18の回転速度は、その分針カナ1
8bにより日の裏車20に伝達され、日の裏車20のカ
ナ部20bを介して分針車18の回転速度が減速されて
時針車19に伝達される。これにより、図示しない時針
は、1時間に30°ずつ回転し、12時間で一回転され
る。
【0023】そして、図示しないアラームスイッチがオ
ンされている状態で、上述した時針車19の回転に伴い
目安カム210も同方向に回転されるが、設定時間にな
ると、目安カム210のカム突部210bは目安設定車
21の目安カム孔21b,21cに落下する。これによ
り、アゲバネ211の接点部213が回路基板212に
接触し、この信号が図示しない制御系に出力されること
により、アラーム機構が作動されてアラーム音が出力さ
れる。また、カム突部210bの落下に伴い、スヌーズ
接点部214も落下し、スヌーズ接点部214がスイッ
チレバー30の係合部30aの回転経路に位置する。そ
のため、ユーザによってスイッチレバー30が操作さ
れ、係合部30aが回転すると、係合部30aによって
スヌーズ接点部214が被接合部31に向かって押圧さ
れ、スヌーズ接点部214と被接合部31とが接触す
る。これによって、スヌーズ動作が開始される。
【0024】一方、設定時間以外の時間では、スヌーズ
接点部214は、係合部30aの上方に位置し、係合部
30aの回転経路には位置しない。そのため、ユーザに
よってスイッチレバー30が操作され、係合部30aが
回転しても、係合部30aとスヌーズ接点部214とは
係合せず、スヌーズ接点部214と被接合部31とは接
触しない。これによって、アラーム音が発生していない
ときには、ユーザによってスイッチレバー30が操作さ
れても、係合部30aとスヌーズ接点部214とが係合
されないようにすることができる。
【0025】以上説明したように、本実施形態に係わる
時計装置によれば、一本のアゲバネ211によって、接
点部213と回路基板212との接点機能およびスヌー
ズ接点部214と被接合部31との接点機能の双方を発
揮させることができ、製造コストの低減および組立作業
性の向上を図ることができる。
【0026】本発明は上述した実施形態には限定されな
い。例えば、上述した実施形態ではスヌーズ接点部21
4と被接合部31との接合によって、スヌーズ動作を開
始させる場合について例示したが、これらの接合によっ
て鳴り止め動作を行わせることもできる。また、スイッ
チレバー30は、回転によって係合部30aとスヌーズ
接点部214とを係合させる場合について例示したが、
例えば係合部30aを所定の直線方向において往復運動
をさせることで同様の機能を持たせるようにしてもよ
い。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の時計装置
によれば、簡単な構成かつ安価な製造コストで、アラー
ム動作およびスヌーズ動作を行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わる時計装置の部分断面
図である。
【図2】図1に示す時計装置の平面側の構成を説明する
ための図である。
【図3】従来の時計装置を説明するための部分断面図で
ある。
【符号の説明】
10… 時計本体 11… 下板 12… 中板 13… 上板 15… 5番車 16… 秒針車 17… 3番車 18… 分針車 19… 時針 20… 日の裏車 21… 目安設定車 30… スイッチレバー 30a… 係合部 210… 目安カム 211… アゲバネ 212… 回路基板 213… 接点部 214… スヌーズ接点部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】指針用の回転体が所定の回転角度に達した
    ときに、前記回転体が第1の位置から第2の位置に移動
    し、前記回転体の移動に応じてアラーム機能を動作させ
    る目安手段と、 操作に応じて所定の経路を移動可能な操作手段と、 前記目安手段と連動し、前記回転体が第2の位置にある
    ときに、前記操作手段の移動経路に位置し、前記操作手
    段の移動に応じてスイッチを切り換えるスイッチ手段と
    を有する時計装置
  2. 【請求項2】前記スイッチ手段は、鳴り止め動作あるい
    はスヌーズ動作を開始させるためのスイッチである請求
    項1に記載の時計装置。
JP25227895A 1995-09-29 1995-09-29 時計装置 Pending JPH0996683A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25227895A JPH0996683A (ja) 1995-09-29 1995-09-29 時計装置

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JP25227895A JPH0996683A (ja) 1995-09-29 1995-09-29 時計装置

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JPH0996683A true JPH0996683A (ja) 1997-04-08

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JP25227895A Pending JPH0996683A (ja) 1995-09-29 1995-09-29 時計装置

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