JPH0996134A - 樹脂モールドキー - Google Patents

樹脂モールドキー

Info

Publication number
JPH0996134A
JPH0996134A JP25752195A JP25752195A JPH0996134A JP H0996134 A JPH0996134 A JP H0996134A JP 25752195 A JP25752195 A JP 25752195A JP 25752195 A JP25752195 A JP 25752195A JP H0996134 A JPH0996134 A JP H0996134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
key
key plate
mark
synthetic resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25752195A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Sugiyama
浩之 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP25752195A priority Critical patent/JPH0996134A/ja
Publication of JPH0996134A publication Critical patent/JPH0996134A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 つまみ部のウエルドラインの発生をなくし、
成形不良の問題を起こすこともないようにする。 【解決手段】 マーク部18を凹部19により囲って有
するつまみ部12を、キープレート11の基部13等の
部材をインサートして、合成樹脂によりモールドするも
のにおいて、そのインサート部材(13)に、マーク部
18と位置及び大きさを対応させて、貫通孔16を形成
することにより、つまみ部12モールド時の合成樹脂溶
湯の流れが貫通孔16を通じて盛んになり、従来のもの
より良くなって、ウエルドラインの発生をなくし得、成
形不良の問題を起こすこともなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はつまみ部を樹脂モー
ルドした樹脂モールドキーに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、例えば車両
用のキーにおいては、図7に示すように、つまみ部1を
樹脂モールドしたものが供されている。このものの場
合、つまみ部1は、キープレート2の基部3をインサー
トして合成樹脂によりモールドされており、その合成樹
脂は、注入跡が目立つことのないように、キープレート
2のインサート境界位置4から注入されている。そし
て、つまみ部1の中央部には、マーク部5が環状の凹部
6により囲って形成されている。
【0003】図8は上記つまみ部1のモールド時の合成
樹脂溶湯の流れを矢印で示している。この図8から明ら
かなように、従来のものにおいては、つまみ部1の周囲
部からマーク部5への合成樹脂溶湯の流れが悪く、その
結果、注入した合成樹脂溶湯が合流してできるウエルド
ラインが多く発生したり、あるいは材料(合成樹脂)が
不足することによる成形不良の問題を起こしたりしてい
た。
【0004】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、つまみ部の周囲部からマー
ク部への合成樹脂溶湯の流れを良くして、ウエルドライ
ンの発生をなくし、成形不良の問題を起こすこともない
樹脂モールドキーを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の樹脂モールドキーにおいては、マーク部を
凹部により囲って有するつまみ部を、キープレートの基
部等の部材をインサートして、合成樹脂によりモールド
するものにあって、そのインサート部材に、上記マーク
部と位置及び大きさを対応させて、貫通孔を形成したこ
とを特徴とする。
【0006】上記手段によれば、つまみ部のマーク部へ
の合成樹脂溶湯の流れが、インサート部材につまみ部の
マーク部と位置及び大きさを対応させて形成した貫通孔
を通ずることにより盛んになる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につ
き、図1ないし図4を参照して説明する。まず図2には
キープレート11とつまみ部12とを示している。この
うち、キープレート11は、金属製で、図3及び図4に
示すように、ほゞ矩形状の基部13と、これより幅狭で
長い差込部14とを有しており、この差込部14にキー
溝15を形成し、基部13には貫通孔16を形成してい
る。
【0008】これに対して、つまみ部12は、上記キー
プレート11の基部13をインサートして、キープレー
ト11のインサート境界位置17(図2参照)から注入
した合成樹脂によりモールドしており、中央部には、マ
ーク部18を環状の凹部19により囲って形成してい
る。このほか、つまみ部12にはキーホルダ用の孔20
をも形成している。
【0009】ここで、マーク部18は円形であり、前記
キープレート11の基部13(インサート部材)に形成
した貫通孔16は、そのマーク部18に位置及び大きさ
を対応させて、ほゞ同心、同形の円形に形成している。
【0010】上述のごとく構成したものの場合、つまみ
部12のモールド時の合成樹脂溶湯の流れは、図1に矢
印で示すように、インサート部材であるキープレート1
1の基部13につまみ部12のマーク部18と位置及び
大きさを対応させて形成した貫通孔16を通ずることに
より盛んになり、従来のものより良くなる。かくして、
本構成のものの場合、ウエルドラインの発生をなくし
得、成形不良の問題を起こすこともない。
【0011】なお、インサート部材としては、キープレ
ート11の基部13に限られず、それと共に例えば自動
車のドアの施錠、解錠を遠隔操作するための発振器(ト
ランスミッタ)や、同じく自動車の始動に際しての所有
者識別のための発振器(トランスポンダ)といった電子
部品を収納するホルダ等であっても良い。
【0012】図5及び図6は本発明の第2実施例を示す
もので、インサート部材を、キープレート11の基部1
3と、このキープレート11の基部13に形成した貫通
孔21に装填される合成樹脂製のスペーサ22又はスペ
ーサ23とで構成し、そのスペーサ22,23に、それ
ぞれつまみ部12のマーク部18及びつまみ部24のマ
ーク部25と位置及び大きさを対応させて、貫通孔2
6,27を形成したものを示している。
【0013】この場合、つまみ部12のマーク部18は
前述のように円形で、これに対応してスペーサ22の貫
通孔26は円形に形成しており、つまみ部12をモール
ドする場合には、このスペーサ22をキープレート11
の貫通孔21に装填する。一方、つまみ部24のマーク
部25は角形で、これに対応してスペーサ23の貫通孔
27は角形に形成しており、つまみ部24をモールドす
る場合には、このスペーサ24をキープレート11の貫
通孔21に装填する。
【0014】すなわち、このものの場合には、つまみ部
12,24のマーク部18,25の形状に合わせてスペ
ーサ22,23を使い分けることにより、キープレート
11は共通で済ませ得るものであり、貫通孔21の形状
が異なるキープレート11を用意する必要がなくて、安
価に製造できる特長を有する。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおりのもので、
下記の効果を奏する。請求項1の樹脂モールドキーによ
れば、つまみ部の周囲部からマーク部への合成樹脂溶湯
の流れを良くして、ウエルドラインの発生をなくし得、
成形不良の問題も解決することができる。請求項2の樹
脂モールドキーによれば、上述の効果に加えて、安価に
製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すつまみ部分の拡大縦
断面図
【図2】キー全体の平面図
【図3】キー全体の破断側面図
【図4】キープレート単体の平面図
【図5】本発明の第2実施例を示すつまみ部分の斜視図
(a)と、これに用いるインサート部材の斜視図(b)
【図6】異なるつまみ部分の斜視図(a)と、これに用
いるインサート部材の斜視図(b)
【図7】従来例を示す図2部分相当図
【図8】図1相当図
【符号の説明】
11はキープレート、12はつまみ部、13はキープレ
ートの基部、16は貫通孔、18はマーク部、19は凹
部、21は貫通孔、22,23はスペーサ、24はつま
み部、25はマーク部、26,27は貫通孔を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マーク部を凹部により囲って有するつま
    み部を、キープレートの基部等の部材をインサートし
    て、合成樹脂によりモールドしたものにおいて、そのイ
    ンサート部材に、前記マーク部と位置及び大きさを対応
    させて、貫通孔を形成したことを特徴とする樹脂モール
    ドキー。
  2. 【請求項2】 インサート部材が、キープレートの基部
    と、このキープレートの基部に形成された貫通孔に装填
    されるスペーサから成り、そのスペーサにマーク部と位
    置及び大きさを対応させて、貫通孔を形成したことを特
    徴とする請求項1記載の樹脂モールドキー。
JP25752195A 1995-10-04 1995-10-04 樹脂モールドキー Pending JPH0996134A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25752195A JPH0996134A (ja) 1995-10-04 1995-10-04 樹脂モールドキー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25752195A JPH0996134A (ja) 1995-10-04 1995-10-04 樹脂モールドキー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0996134A true JPH0996134A (ja) 1997-04-08

Family

ID=17307460

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25752195A Pending JPH0996134A (ja) 1995-10-04 1995-10-04 樹脂モールドキー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0996134A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6367298B1 (en) Key assembly for vehicle ignition locks
US6817217B2 (en) Overmolded key including an ornamental element and method of making same
JP2677769B2 (ja) 電子部品内蔵キー装置及びその製造方法
US6105917A (en) Cup holder
JPH06178483A (ja) モールドモータ
JP3119575B2 (ja) 樹脂モールドキー
JPH0996134A (ja) 樹脂モールドキー
JPH06178484A (ja) モールドモータ
JPH0643311U (ja) 樹脂突起と取付板との溶着構造
US7232534B2 (en) Method of producing a molded product comprising an insert
JPH06178514A (ja) モールドモータ
JP3276048B2 (ja) 樹脂モールドキー
KR100771776B1 (ko) 차량용 이모빌라이저 키 및 그에 따른 제조방법
JP3807170B2 (ja) 回路遮断器のハンドルロック装置
JPH11243285A (ja) バスバーインサート樹脂板
US20010031584A1 (en) Hybrid plug housing and process for its production
JPH06137410A (ja) トルコンインジケータのフィニッシャ構造
JP3701483B2 (ja) ランプケースへのレンズの固定構造
JPH09118181A (ja) モール、及びその成形方法
JPH0550449A (ja) 発泡成形型
JPH0720403U (ja) クリップ取付座
KR100647979B1 (ko) 핸드폰의 밧데리설치구조
JPH09104190A (ja) Icカード用チップ及びicカードの製造方法
JP2003053772A (ja) インサート部品を有する樹脂成形品の製造法
JP2004213969A (ja) キートップ及びその製造方法