JPH0994788A - チップ状回路部品吸着ノズル - Google Patents
チップ状回路部品吸着ノズルInfo
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- JPH0994788A JPH0994788A JP8183327A JP18332796A JPH0994788A JP H0994788 A JPH0994788 A JP H0994788A JP 8183327 A JP8183327 A JP 8183327A JP 18332796 A JP18332796 A JP 18332796A JP H0994788 A JPH0994788 A JP H0994788A
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- chip
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 チップ状回路部品の高速な着脱が可能なチッ
プ状回路部品吸着ノズルを提供する。 【構成】 ノズル本体１及び先端面に開口部３が形成さ
れたノズル先端部２からなり、ノズル本体１からノズル
先端部２に至る空気流通路１ｂ，２ｂの内壁面を段差の
無いなだらかな面に形成すると共に、その内壁面を滑ら
かに仕上げ、空気流通路１ｂ，２ｂを介して開口部３よ
り空気を吸引して先端面にチップ状回路部品を吸着す
る。これにより、チップ状回路部品の吸着時及び離脱に
おいてノズル本体１及び先端部２の空気流通路１ｂ，２
ｂを流動する空気に対する抵抗が無くなり、空気流動が
スムーズに行われるため、チップ状回路部品の吸着・離
脱時における反応が鋭くなり、回路基板へのチップ状回
路部品の搭載の高速化を図ることができると共に、生産
効率を向上させることができる。
プ状回路部品吸着ノズルを提供する。 【構成】 ノズル本体１及び先端面に開口部３が形成さ
れたノズル先端部２からなり、ノズル本体１からノズル
先端部２に至る空気流通路１ｂ，２ｂの内壁面を段差の
無いなだらかな面に形成すると共に、その内壁面を滑ら
かに仕上げ、空気流通路１ｂ，２ｂを介して開口部３よ
り空気を吸引して先端面にチップ状回路部品を吸着す
る。これにより、チップ状回路部品の吸着時及び離脱に
おいてノズル本体１及び先端部２の空気流通路１ｂ，２
ｂを流動する空気に対する抵抗が無くなり、空気流動が
スムーズに行われるため、チップ状回路部品の吸着・離
脱時における反応が鋭くなり、回路基板へのチップ状回
路部品の搭載の高速化を図ることができると共に、生産
効率を向上させることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップ状回路部品
を回路基板上にマウントする装置において先端部にチッ
プ状回路部品を吸着するノズルに関するものである。
を回路基板上にマウントする装置において先端部にチッ
プ状回路部品を吸着するノズルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のチップ状回路部品吸着ノズルを図
２に示す。図に示すように、ノズル本体１の先端にチッ
プ状回路部品１１を吸着する先端部２が設けられ、これ
らのノズル本体１及び先端部２内には図３に示すよう
に、ノズル本体１から先端部２に至るまで、内部縦方向
に空気流通路１ａ，２ａが形成され、その開口部３が先
端部２の先端面に開口している。この開口部３は、円形
であり、また開口部３を通るように、先端部２の先端面
に凹溝４が形成されている。
２に示す。図に示すように、ノズル本体１の先端にチッ
プ状回路部品１１を吸着する先端部２が設けられ、これ
らのノズル本体１及び先端部２内には図３に示すよう
に、ノズル本体１から先端部２に至るまで、内部縦方向
に空気流通路１ａ，２ａが形成され、その開口部３が先
端部２の先端面に開口している。この開口部３は、円形
であり、また開口部３を通るように、先端部２の先端面
に凹溝４が形成されている。
【０００３】このチップ状回路部品吸着ノズルでは、空
気流通路を真空源（図示せず）に接続して、開口部３か
ら空気を吸入することにより、その先端面にチップ状回
路部品１１を吸着することができ、開口部３からの空気
吸入を解除することによって部品の吸着を解除すること
ができる。
気流通路を真空源（図示せず）に接続して、開口部３か
ら空気を吸入することにより、その先端面にチップ状回
路部品１１を吸着することができ、開口部３からの空気
吸入を解除することによって部品の吸着を解除すること
ができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のチップ状回路部品吸着ノズルでは、回路基板上
にチップ状回路部品１１を搭載する場合、所定の吸着位
置でチップ状回路部品１１を吸着した後、チップ状回路
部品を回路基板上に搭載した後、再び吸着位置に戻って
次のチップ状回路部品１１を吸着する際に、吸着ノズル
へのチップ状回路部品１１の着脱速度の高速化に限界が
あった。
た従来のチップ状回路部品吸着ノズルでは、回路基板上
にチップ状回路部品１１を搭載する場合、所定の吸着位
置でチップ状回路部品１１を吸着した後、チップ状回路
部品を回路基板上に搭載した後、再び吸着位置に戻って
次のチップ状回路部品１１を吸着する際に、吸着ノズル
へのチップ状回路部品１１の着脱速度の高速化に限界が
あった。
【０００５】即ち、ノズル本体１内の空気流通路１ａの
内径と先端部２内の空気流通路２ａの内径とが異なって
いるため、空気流通路１ａと空気流通路２ａとの接続部
に段差が生じて空気の流通における抵抗が発生し、チッ
プ状回路部品の吸着・離脱時における反応が鈍くなって
いた。
内径と先端部２内の空気流通路２ａの内径とが異なって
いるため、空気流通路１ａと空気流通路２ａとの接続部
に段差が生じて空気の流通における抵抗が発生し、チッ
プ状回路部品の吸着・離脱時における反応が鈍くなって
いた。
【０００６】従って、回路基板へのチップ状回路部品の
搭載の高速化の妨げとなり、生産効率の向上に限界があ
った。
搭載の高速化の妨げとなり、生産効率の向上に限界があ
った。
【０００７】本発明の目的は上記の問題点に鑑み、チッ
プ状回路部品の高速な着脱が可能なチップ状回路部品吸
着ノズルを提供することにある。
プ状回路部品の高速な着脱が可能なチップ状回路部品吸
着ノズルを提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために請求項１では、ノズル本体及び先端面に開
口部が形成されたノズル先端部からなり、該ノズル本体
及びノズル先端部内に形成された空気流通路を介して前
記開口部より空気を吸引して前記先端面にチップ状回路
部品を吸着するチップ状回路部品吸着ノズルにおいて、
前記ノズル本体内から前記ノズル先端部に至る空気流通
路の内壁面は段差の無いなだらかな面に形成されている
チップ状回路部品吸着ノズルを提案する。該吸着ノズル
によれば、前記ノズル本体内から前記ノズル先端部に至
る空気流通路の内壁面が段差の無いなだらかな面に形成
されているので、チップ状回路部品の吸着時及び離脱時
において前記ノズル本体及び先端部の空気流通路を流動
する空気に対する抵抗が無くなり、空気流動がスムーズ
に行われる。
成するために請求項１では、ノズル本体及び先端面に開
口部が形成されたノズル先端部からなり、該ノズル本体
及びノズル先端部内に形成された空気流通路を介して前
記開口部より空気を吸引して前記先端面にチップ状回路
部品を吸着するチップ状回路部品吸着ノズルにおいて、
前記ノズル本体内から前記ノズル先端部に至る空気流通
路の内壁面は段差の無いなだらかな面に形成されている
チップ状回路部品吸着ノズルを提案する。該吸着ノズル
によれば、前記ノズル本体内から前記ノズル先端部に至
る空気流通路の内壁面が段差の無いなだらかな面に形成
されているので、チップ状回路部品の吸着時及び離脱時
において前記ノズル本体及び先端部の空気流通路を流動
する空気に対する抵抗が無くなり、空気流動がスムーズ
に行われる。
【０００９】また、請求項２では、請求項１記載のチッ
プ状回路部品吸着ノズルにおいて、前記ノズル本体及び
ノズル先端部に亘って前記空気流通路の内径はほぼ一定
値に設定されているチップ状回路部品吸着ノズルを提案
する。該吸着ノズルによれば、前記ノズル本体及びノズ
ル先端部に亘って前記空気流通路の内径がほぼ一定値に
設定されているので、前記空気流通路を流動する空気量
は任意の位置において同量となり、前記空気流通路内に
おける空気流速の極端な変化及び空気流動の乱れが無く
なる。
プ状回路部品吸着ノズルにおいて、前記ノズル本体及び
ノズル先端部に亘って前記空気流通路の内径はほぼ一定
値に設定されているチップ状回路部品吸着ノズルを提案
する。該吸着ノズルによれば、前記ノズル本体及びノズ
ル先端部に亘って前記空気流通路の内径がほぼ一定値に
設定されているので、前記空気流通路を流動する空気量
は任意の位置において同量となり、前記空気流通路内に
おける空気流速の極端な変化及び空気流動の乱れが無く
なる。
【００１０】また、請求項３では、請求項１又は２記載
のチップ状回路部品吸着ノズルにおいて、前記空気流通
路の内壁面は滑らかに形成されているチップ状回路部品
吸着ノズルを提案する。該吸着ノズルによれば、前記空
気流通路の内壁面が滑らかに形成されているので、空気
流動に伴い前記空気流通路の内壁面への埃などの付着が
抑制され、内壁面への塵埃付着による空気流度に対する
抵抗の発生等が防止される。
のチップ状回路部品吸着ノズルにおいて、前記空気流通
路の内壁面は滑らかに形成されているチップ状回路部品
吸着ノズルを提案する。該吸着ノズルによれば、前記空
気流通路の内壁面が滑らかに形成されているので、空気
流動に伴い前記空気流通路の内壁面への埃などの付着が
抑制され、内壁面への塵埃付着による空気流度に対する
抵抗の発生等が防止される。
【００１１】また、請求項４では、請求項１乃至３の何
れかに記載のチップ状回路部品吸着ノズルにおいて、前
記ノズル本体及びノズル先端部をセラミックスによって
一体に形成したチップ状回路部品吸着ノズルを提案す
る。該チップ状回路部品吸着ノズルによれば、ノズル本
体及びノズル先端部がセラミックスによって一体に形成
されているので、該ノズル本体及びノズル先端部に帯磁
及び電位差が発生せず、静電気を帯び難くなる。
れかに記載のチップ状回路部品吸着ノズルにおいて、前
記ノズル本体及びノズル先端部をセラミックスによって
一体に形成したチップ状回路部品吸着ノズルを提案す
る。該チップ状回路部品吸着ノズルによれば、ノズル本
体及びノズル先端部がセラミックスによって一体に形成
されているので、該ノズル本体及びノズル先端部に帯磁
及び電位差が発生せず、静電気を帯び難くなる。
【００１２】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て説明する。図１は、本発明の第１の実施の形態におけ
る吸着ノズルの断面図である。図において、前述した従
来例と同一構成部分は同一符号をもって表す。即ち、１
は円柱形状を有するノズル本体で、その内部にはノズル
本体１の軸心に沿って所定径の円筒型の空気流通路１ｂ
が形成されている。２はノズル先端部で、その内部には
ノズル本体１の空気流通路１ｂに導通し、且つ内径及び
軸心を空気流通路１ｂと同一とする円筒型の空気流通路
２ｂが形成され、この他端は開口部３に導通している。
て説明する。図１は、本発明の第１の実施の形態におけ
る吸着ノズルの断面図である。図において、前述した従
来例と同一構成部分は同一符号をもって表す。即ち、１
は円柱形状を有するノズル本体で、その内部にはノズル
本体１の軸心に沿って所定径の円筒型の空気流通路１ｂ
が形成されている。２はノズル先端部で、その内部には
ノズル本体１の空気流通路１ｂに導通し、且つ内径及び
軸心を空気流通路１ｂと同一とする円筒型の空気流通路
２ｂが形成され、この他端は開口部３に導通している。
【００１３】また、これらの空気流通路１ｂ，２ｂの接
続部は、段部が生ずることなく、その内面がなだらかな
面となるように形成されている。さらに、空気流通路１
ｂ，２ｂのそれぞれの内面は、磨かれて非常に滑らかな
面に仕上げられれている。
続部は、段部が生ずることなく、その内面がなだらかな
面となるように形成されている。さらに、空気流通路１
ｂ，２ｂのそれぞれの内面は、磨かれて非常に滑らかな
面に仕上げられれている。
【００１４】前述の構成よりなるチップ状回路部品吸着
ノズルによれば、ノズル本体１内からノズル先端部２に
至る空気流通路１ｂ，２ｂの内壁面が段差の無いなだら
かな面に形成されているので、チップ状回路部品の吸着
時及び離脱時においてノズル本体１及び先端部２の空気
流通路１ｂ，２ｂを流動する空気に対する抵抗が無くな
り、空気流動がスムーズに行われるため、チップ状回路
部品の吸着・離脱時における反応が鋭くなり、回路基板
へのチップ状回路部品の搭載の高速化を図ることができ
ると共に、生産効率を向上させることができる。
ノズルによれば、ノズル本体１内からノズル先端部２に
至る空気流通路１ｂ，２ｂの内壁面が段差の無いなだら
かな面に形成されているので、チップ状回路部品の吸着
時及び離脱時においてノズル本体１及び先端部２の空気
流通路１ｂ，２ｂを流動する空気に対する抵抗が無くな
り、空気流動がスムーズに行われるため、チップ状回路
部品の吸着・離脱時における反応が鋭くなり、回路基板
へのチップ状回路部品の搭載の高速化を図ることができ
ると共に、生産効率を向上させることができる。
【００１５】また、ノズル本体１及びノズル先端部２に
亘って空気流通路１ｂ，２ｂの内径がほぼ一定値に設定
されているので、空気流通路１ｂ，２ｂを流動する空気
量は任意の位置において同量となり、空気流通路１ｂ，
２ｂ内における空気流速の極端な変化及び空気流動の乱
れが無くなるため、チップ状回路部品の吸着・離脱時に
おける反応をより鋭くすることができる。
亘って空気流通路１ｂ，２ｂの内径がほぼ一定値に設定
されているので、空気流通路１ｂ，２ｂを流動する空気
量は任意の位置において同量となり、空気流通路１ｂ，
２ｂ内における空気流速の極端な変化及び空気流動の乱
れが無くなるため、チップ状回路部品の吸着・離脱時に
おける反応をより鋭くすることができる。
【００１６】さらに、空気流通路１ｂ，２ｂの内壁面が
滑らかに形成されているので、空気流動に伴い空気流通
路１ｂ，２ｂの内壁面への埃などの付着が抑制され、内
壁面への塵埃付着による空気流動に対する抵抗の発生等
が防止されるため、ノズル本体１及び先端部２の空気流
通路を流動する空気に対する抵抗をさらに少なくするこ
とができ、空気流動がよりスムーズに行われ、チップ状
回路部品の吸着・離脱時における反応をさらに鋭くする
ことができる。
滑らかに形成されているので、空気流動に伴い空気流通
路１ｂ，２ｂの内壁面への埃などの付着が抑制され、内
壁面への塵埃付着による空気流動に対する抵抗の発生等
が防止されるため、ノズル本体１及び先端部２の空気流
通路を流動する空気に対する抵抗をさらに少なくするこ
とができ、空気流動がよりスムーズに行われ、チップ状
回路部品の吸着・離脱時における反応をさらに鋭くする
ことができる。
【００１７】次に、本発明の第２の実施形態を説明す
る。第２の実施形態においては、前述した第１の実施形
態の吸着ノズルをセラミックスを用いて一体に形成した
ことにある。これにより、吸着ノズルには帯磁及び電位
差の発生がなくなり、静電気を帯び難くなるので、帯磁
或いは静電気による空気流通路１ｂ，２ｂの内壁面への
埃などの付着が抑制され、内壁面への塵埃付着による空
気流度に対する抵抗の発生等が防止されるため、ノズル
本体１及び先端部２の空気流通路を流動する空気に対す
る抵抗をさらに少なくすることができ、空気流動がより
スムーズに行われると共に、ノズル先端部２へのチップ
状回路部品の付着を防止することができる。従って、チ
ップ状回路部品の吸着ノズルへの吸着・離脱時の反応を
さらに鋭くすることができる。
る。第２の実施形態においては、前述した第１の実施形
態の吸着ノズルをセラミックスを用いて一体に形成した
ことにある。これにより、吸着ノズルには帯磁及び電位
差の発生がなくなり、静電気を帯び難くなるので、帯磁
或いは静電気による空気流通路１ｂ，２ｂの内壁面への
埃などの付着が抑制され、内壁面への塵埃付着による空
気流度に対する抵抗の発生等が防止されるため、ノズル
本体１及び先端部２の空気流通路を流動する空気に対す
る抵抗をさらに少なくすることができ、空気流動がより
スムーズに行われると共に、ノズル先端部２へのチップ
状回路部品の付着を防止することができる。従って、チ
ップ状回路部品の吸着ノズルへの吸着・離脱時の反応を
さらに鋭くすることができる。
【００１８】次に、本発明の第３の実施形態を説明す
る。図４は、本発明の第３の実施の形態における吸着ノ
ズルの断面図である。図において、前述した従来例と同
一構成部分は同一符号をもって表す。即ち、１は円柱形
状を有するノズル本体で、その内部にはノズル本体１の
軸心に沿って先端部に向かって徐々にその内径が小さく
なる円錐台型の空気流通路１ｃが形成されている。２は
ノズル先端部で、その内部にはノズル本体１の空気流通
路１ｃに導通し、且つ軸心を空気流通路１ｃと同一と
し、先端に向かって徐々にその内径が小さくなる円錐台
型の空気流通路２ｃが形成され、この他端は開口部３に
導通している。
る。図４は、本発明の第３の実施の形態における吸着ノ
ズルの断面図である。図において、前述した従来例と同
一構成部分は同一符号をもって表す。即ち、１は円柱形
状を有するノズル本体で、その内部にはノズル本体１の
軸心に沿って先端部に向かって徐々にその内径が小さく
なる円錐台型の空気流通路１ｃが形成されている。２は
ノズル先端部で、その内部にはノズル本体１の空気流通
路１ｃに導通し、且つ軸心を空気流通路１ｃと同一と
し、先端に向かって徐々にその内径が小さくなる円錐台
型の空気流通路２ｃが形成され、この他端は開口部３に
導通している。
【００１９】また、これらの空気流通路１ｃ，２ｃの接
続部は、段部が生ずることなく、その内面がなだらかな
面となるように形成されている。さらに、空気流通路１
ｃ，２ｃのそれぞれの内面は、磨かれて非常に滑らかな
面に仕上げられれている。
続部は、段部が生ずることなく、その内面がなだらかな
面となるように形成されている。さらに、空気流通路１
ｃ，２ｃのそれぞれの内面は、磨かれて非常に滑らかな
面に仕上げられれている。
【００２０】前述の構成よりなるチップ状回路部品吸着
ノズルによれば、ノズル本体１内からノズル先端部２に
至る空気流通路１ｃ，２ｃの内壁面が段差の無いなだら
かな面に形成されているので、チップ状回路部品の吸着
時及び離脱時においてノズル本体１及び先端部２の空気
流通路１ｃ，２ｃを流動する空気に対する抵抗が無くな
り、空気流動がスムーズに行われるため、チップ状回路
部品の吸着・離脱時における反応が鋭くなり、回路基板
へのチップ状回路部品の搭載の高速化を図ることができ
ると共に、生産効率を向上させることができる。
ノズルによれば、ノズル本体１内からノズル先端部２に
至る空気流通路１ｃ，２ｃの内壁面が段差の無いなだら
かな面に形成されているので、チップ状回路部品の吸着
時及び離脱時においてノズル本体１及び先端部２の空気
流通路１ｃ，２ｃを流動する空気に対する抵抗が無くな
り、空気流動がスムーズに行われるため、チップ状回路
部品の吸着・離脱時における反応が鋭くなり、回路基板
へのチップ状回路部品の搭載の高速化を図ることができ
ると共に、生産効率を向上させることができる。
【００２１】また、ノズル本体１からノズル先端部２に
向かって空気流通路１ｃ，２ｃの内径が徐々に小さくな
るように設定されているので、真空源における少々の空
気圧変動によっても開口部３における強力な吸引力を得
ることができ、チップ状回路部品の吸着・離脱を確実に
行うことができる。
向かって空気流通路１ｃ，２ｃの内径が徐々に小さくな
るように設定されているので、真空源における少々の空
気圧変動によっても開口部３における強力な吸引力を得
ることができ、チップ状回路部品の吸着・離脱を確実に
行うことができる。
【００２２】さらに、空気流通路１ｃ，２ｃの内壁面が
滑らかに形成されているので、空気流動に伴い空気流通
路１ｃ，２ｃの内壁面への埃などの付着が抑制され、内
壁面への塵埃付着による空気流度に対する抵抗の発生等
が防止されるため、ノズル本体１及び先端部２の空気流
通路を流動する空気に対する抵抗をさらに少なくするこ
とができ、空気流動がよりスムーズに行われ、チップ状
回路部品の吸着・離脱時における反応をさらに鋭くする
ことができる。
滑らかに形成されているので、空気流動に伴い空気流通
路１ｃ，２ｃの内壁面への埃などの付着が抑制され、内
壁面への塵埃付着による空気流度に対する抵抗の発生等
が防止されるため、ノズル本体１及び先端部２の空気流
通路を流動する空気に対する抵抗をさらに少なくするこ
とができ、空気流動がよりスムーズに行われ、チップ状
回路部品の吸着・離脱時における反応をさらに鋭くする
ことができる。
【００２３】次に、本発明の第４の実施形態を説明す
る。第４の実施形態においては、前述した第３の実施形
態の吸着ノズルをセラミックスを用いて一体に形成した
ことにある。これにより、吸着ノズルには帯磁及び電位
差の発生がなくなり、静電気を帯び難くなるので、帯磁
或いは静電気による空気流通路１ｂ，２ｂの内壁面への
埃などの付着が抑制され、内壁面への塵埃付着による空
気流動に対する抵抗の発生等が防止されるため、ノズル
本体１及び先端部２の空気流通路を流動する空気に対す
る抵抗をさらに少なくすることができ、空気流動がより
スムーズに行われると共に、帯磁或いは静電気によるノ
ズル先端部２へのチップ状回路部品の付着を防止するこ
とができる。従って、チップ状回路部品の吸着ノズルへ
の吸着・離脱時の反応をさらに鋭くすることができる。
る。第４の実施形態においては、前述した第３の実施形
態の吸着ノズルをセラミックスを用いて一体に形成した
ことにある。これにより、吸着ノズルには帯磁及び電位
差の発生がなくなり、静電気を帯び難くなるので、帯磁
或いは静電気による空気流通路１ｂ，２ｂの内壁面への
埃などの付着が抑制され、内壁面への塵埃付着による空
気流動に対する抵抗の発生等が防止されるため、ノズル
本体１及び先端部２の空気流通路を流動する空気に対す
る抵抗をさらに少なくすることができ、空気流動がより
スムーズに行われると共に、帯磁或いは静電気によるノ
ズル先端部２へのチップ状回路部品の付着を防止するこ
とができる。従って、チップ状回路部品の吸着ノズルへ
の吸着・離脱時の反応をさらに鋭くすることができる。
【００２４】尚、前述した実施形態は一例であり、吸着
ノズルの形状等がこれに限定されることはない。
ノズルの形状等がこれに限定されることはない。
【００２５】また、空気流通路は直線上に形成されなく
とも、蛇行して形成されてもほぼ同様の効果を得ること
ができる。
とも、蛇行して形成されてもほぼ同様の効果を得ること
ができる。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項１に
よれば、前記ノズル本体内から前記ノズル先端部に至る
空気流通路の内壁面が段差の無いなだらかな面に形成さ
れているので、チップ状回路部品の吸着時及び離脱にお
いて前記ノズル本体及び先端部の空気流通路を流動する
空気に対する抵抗が無くなり、空気流動がスムーズに行
われるため、チップ状回路部品の吸着・離脱時における
反応が鋭くなり、回路基板へのチップ状回路部品の搭載
の高速化を図ることができると共に、生産効率を向上さ
せることができる。
よれば、前記ノズル本体内から前記ノズル先端部に至る
空気流通路の内壁面が段差の無いなだらかな面に形成さ
れているので、チップ状回路部品の吸着時及び離脱にお
いて前記ノズル本体及び先端部の空気流通路を流動する
空気に対する抵抗が無くなり、空気流動がスムーズに行
われるため、チップ状回路部品の吸着・離脱時における
反応が鋭くなり、回路基板へのチップ状回路部品の搭載
の高速化を図ることができると共に、生産効率を向上さ
せることができる。
【００２７】また、請求項２によれば、上記の効果に加
えて、ノズル本体及びノズル先端部に亘って前記空気流
通路の内径がほぼ一定値に設定されているので、前記空
気流通路を流動する空気量が任意の位置において同量と
なり、前記空気流通路内における空気流速の極端な変化
及び空気流動の乱れが無くなるため、チップ状回路部品
の吸着・離脱時における反応をより鋭くすることができ
る。
えて、ノズル本体及びノズル先端部に亘って前記空気流
通路の内径がほぼ一定値に設定されているので、前記空
気流通路を流動する空気量が任意の位置において同量と
なり、前記空気流通路内における空気流速の極端な変化
及び空気流動の乱れが無くなるため、チップ状回路部品
の吸着・離脱時における反応をより鋭くすることができ
る。
【００２８】また、請求項３によれば、上記の効果に加
えて、前記空気流通路の内壁面が滑らかに形成されてい
るので、空気流動に伴い前記空気流通路の内壁面への埃
などの付着が抑制され、内壁面への塵埃付着による空気
流度に対する抵抗の発生等が防止されるため、ノズル本
体及び先端部の空気流通路を流動する空気に対する抵抗
をさらに少なくすることができ、空気流動がよりスムー
ズに行われ、チップ状回路部品の吸着・離脱時における
反応をさらに鋭くすることができる。
えて、前記空気流通路の内壁面が滑らかに形成されてい
るので、空気流動に伴い前記空気流通路の内壁面への埃
などの付着が抑制され、内壁面への塵埃付着による空気
流度に対する抵抗の発生等が防止されるため、ノズル本
体及び先端部の空気流通路を流動する空気に対する抵抗
をさらに少なくすることができ、空気流動がよりスムー
ズに行われ、チップ状回路部品の吸着・離脱時における
反応をさらに鋭くすることができる。
【００２９】また、請求項４によれば、上記の効果に加
えて、ノズル本体及びノズル先端部がセラミックスによ
って一体に形成されているため、該ノズル本体及びノズ
ル先端部に帯磁及び電位差が発生せず、静電気を帯び難
くなるので、帯磁或いは静電気による空気流通路の内壁
面への埃などの付着が抑制され、内壁面への塵埃付着に
よる空気流度に対する抵抗の発生等が防止されるため、
ノズル本体及び先端部の空気流通路を流動する空気に対
する抵抗をさらに少なくすることができ、空気流動がよ
りスムーズに行われると共に、ノズル先端部へのチップ
状回路部品の付着を防止することができ、チップ状回路
部品の吸着ノズルへの吸着・離脱時の反応をさらに鋭く
することができるという非常に優れた効果を奏するもの
である。
えて、ノズル本体及びノズル先端部がセラミックスによ
って一体に形成されているため、該ノズル本体及びノズ
ル先端部に帯磁及び電位差が発生せず、静電気を帯び難
くなるので、帯磁或いは静電気による空気流通路の内壁
面への埃などの付着が抑制され、内壁面への塵埃付着に
よる空気流度に対する抵抗の発生等が防止されるため、
ノズル本体及び先端部の空気流通路を流動する空気に対
する抵抗をさらに少なくすることができ、空気流動がよ
りスムーズに行われると共に、ノズル先端部へのチップ
状回路部品の付着を防止することができ、チップ状回路
部品の吸着ノズルへの吸着・離脱時の反応をさらに鋭く
することができるという非常に優れた効果を奏するもの
である。
【図１】本発明の第１の実施形態における吸着ノズルの
断面図
断面図
【図２】従来例の吸着ノズルを示す斜視図
【図３】従来例の吸着ノズルの断面図
【図４】本発明の第３の実施形態における吸着ノズルの
断面図
断面図
１…ノズル本体、１ａ，１ｂ，１ｃ…空気流通路、２…
ノズル先端部、２ａ，２ｂ，２ｃ…空気流通路、３…開
口部、４…凹溝。
ノズル先端部、２ａ，２ｂ，２ｃ…空気流通路、３…開
口部、４…凹溝。
Claims (4)
- 【請求項１】 ノズル本体及び先端面に開口部が形成さ
れたノズル先端部からなり、該ノズル本体及びノズル先
端部内に形成された空気流通路を介して前記開口部より
空気を吸引して前記先端面にチップ状回路部品を吸着す
るチップ状回路部品吸着ノズルにおいて、 前記ノズル本体内から前記ノズル先端部に至る空気流通
路の内壁面は段差の無いなだらかな面に形成されている
ことを特徴とするチップ状回路部品吸着ノズル。 - 【請求項２】 前記ノズル本体及びノズル先端部に亘っ
て前記空気流通路の内径はほぼ一定値に設定されている
ことを特徴とする請求項１記載のチップ状回路部品吸着
ノズル。 - 【請求項３】 前記空気流通路の内壁面は滑らかに形成
されていることを特徴とする請求項１又は２記載のチッ
プ状回路部品吸着ノズル。 - 【請求項４】 前記ノズル本体及びノズル先端部をセラ
ミックスによって一体に形成したことを特徴とする請求
項１乃至３の何れかに記載のチップ状回路部品吸着ノズ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8183327A JPH0994788A (ja) | 1995-07-25 | 1996-07-12 | チップ状回路部品吸着ノズル |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7-189515 | 1995-07-25 | ||
| JP18951595 | 1995-07-25 | ||
| JP8183327A JPH0994788A (ja) | 1995-07-25 | 1996-07-12 | チップ状回路部品吸着ノズル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0994788A true JPH0994788A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=26501817
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8183327A Pending JPH0994788A (ja) | 1995-07-25 | 1996-07-12 | チップ状回路部品吸着ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0994788A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008038415A1 (fr) * | 2006-09-25 | 2008-04-03 | Nanto Seimitsu Co., Ltd. | Élément de buse d'aspiration pour un composant électronique |
| WO2009107581A1 (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-03 | 京セラ株式会社 | 真空吸着ノズル |
| KR101702104B1 (ko) * | 2015-11-20 | 2017-02-02 | 세교 (주) | 반도체 소자를 포함한 전자소자의 리워크 작업을 위한 리워크 장치 |
| WO2020017016A1 (ja) * | 2018-07-20 | 2020-01-23 | 株式会社Ｆｕｊｉ | 部品装着機の吸着ノズル |
-
1996
- 1996-07-12 JP JP8183327A patent/JPH0994788A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008038415A1 (fr) * | 2006-09-25 | 2008-04-03 | Nanto Seimitsu Co., Ltd. | Élément de buse d'aspiration pour un composant électronique |
| WO2009107581A1 (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-03 | 京セラ株式会社 | 真空吸着ノズル |
| JP4902782B2 (ja) * | 2008-02-26 | 2012-03-21 | 京セラ株式会社 | 真空吸着ノズル |
| KR101702104B1 (ko) * | 2015-11-20 | 2017-02-02 | 세교 (주) | 반도체 소자를 포함한 전자소자의 리워크 작업을 위한 리워크 장치 |
| WO2020017016A1 (ja) * | 2018-07-20 | 2020-01-23 | 株式会社Ｆｕｊｉ | 部品装着機の吸着ノズル |
| CN112425280A (zh) * | 2018-07-20 | 2021-02-26 | 株式会社富士 | 元件安装机的吸嘴 |
| JPWO2020017016A1 (ja) * | 2018-07-20 | 2021-05-13 | 株式会社Ｆｕｊｉ | 部品装着機の吸着ノズル |
| CN112425280B (zh) * | 2018-07-20 | 2021-08-10 | 株式会社富士 | 元件安装机的吸嘴 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
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