JPH099423A - 配電盤の窓ガラス固定構造 - Google Patents
配電盤の窓ガラス固定構造Info
- Publication number
- JPH099423A JPH099423A JP7172718A JP17271895A JPH099423A JP H099423 A JPH099423 A JP H099423A JP 7172718 A JP7172718 A JP 7172718A JP 17271895 A JP17271895 A JP 17271895A JP H099423 A JPH099423 A JP H099423A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window
- glass plate
- glass
- switchboard
- fixing metal
- Prior art date
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- Pending
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- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガラス窓の大きさに関わらず、同一の固定金
具でガラス板を固定できること。 【構成】 配電盤の扉1に形成された窓2の全周縁3に
断面U字状の帯状弾性材4を嵌着すると共に、ガラス板
6を、このガラス板6の全縁が帯状弾性材4へ密着可能
に配置し、さらにガラス板6を固定金具7により扉1へ
圧接支持したガラス窓において、固定金具7は略L字状
に折曲形成され、任意の間隔で窓2の周縁部に取り付け
て形成する。
具でガラス板を固定できること。 【構成】 配電盤の扉1に形成された窓2の全周縁3に
断面U字状の帯状弾性材4を嵌着すると共に、ガラス板
6を、このガラス板6の全縁が帯状弾性材4へ密着可能
に配置し、さらにガラス板6を固定金具7により扉1へ
圧接支持したガラス窓において、固定金具7は略L字状
に折曲形成され、任意の間隔で窓2の周縁部に取り付け
て形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配電盤において、計器
用として扉に形成されたガラス窓に関するものである。
用として扉に形成されたガラス窓に関するものである。
【0002】
【従来の技術】配電盤のガラス窓は図5に示すように、
扉21に切り抜き窓22が設けられており、切り抜き窓
22の周縁23には、断面略U字状のゴム24が差し込
み固定され、ゴム24の端部が切り抜き窓22の周縁を
把持する。さらに、切り抜き窓22の上方及び下方位置
には、固定金具取り付け用のボルト25が固着されてい
る。従来、ガラス板26固定金具27は、帯状の金具で
あり、裏側のガラス板26との当接部分に緩衝用のスポ
ンジ28が貼着され、これによって、ガラス板26を扉
21へ圧接支持していた。切り抜き窓22は、取り付け
られる計器の数量によって、大きさが異なっているが、
その大きさに合わせた長さの固定金具27をそれぞれ用
意していた。
扉21に切り抜き窓22が設けられており、切り抜き窓
22の周縁23には、断面略U字状のゴム24が差し込
み固定され、ゴム24の端部が切り抜き窓22の周縁を
把持する。さらに、切り抜き窓22の上方及び下方位置
には、固定金具取り付け用のボルト25が固着されてい
る。従来、ガラス板26固定金具27は、帯状の金具で
あり、裏側のガラス板26との当接部分に緩衝用のスポ
ンジ28が貼着され、これによって、ガラス板26を扉
21へ圧接支持していた。切り抜き窓22は、取り付け
られる計器の数量によって、大きさが異なっているが、
その大きさに合わせた長さの固定金具27をそれぞれ用
意していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術によると、切り抜き窓22の大きさによって各々の
長さに適当な固定金具27が必要となるため、製造コス
トの上昇や、製造時間の増大、部品管理が煩雑になると
いう欠点があった。
技術によると、切り抜き窓22の大きさによって各々の
長さに適当な固定金具27が必要となるため、製造コス
トの上昇や、製造時間の増大、部品管理が煩雑になると
いう欠点があった。
【0004】また、通常固定金具27は、切り抜き窓2
2の上方と下方を固定するために用いるが、切り抜き窓
22の縦方向が長い場合には、切り抜き窓22の左方と
右方も、固定金具27で固定する必要がある。その場
合、切り抜き窓22の上下左右の辺の長さにそれぞれ適
当な長さの固定金具27を用意しなければならないの
で、製造コストの上昇や製造時間の増大、さらに部品管
理が煩雑になるという欠点があった。
2の上方と下方を固定するために用いるが、切り抜き窓
22の縦方向が長い場合には、切り抜き窓22の左方と
右方も、固定金具27で固定する必要がある。その場
合、切り抜き窓22の上下左右の辺の長さにそれぞれ適
当な長さの固定金具27を用意しなければならないの
で、製造コストの上昇や製造時間の増大、さらに部品管
理が煩雑になるという欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題に鑑み、本発
明に係る配電盤の窓ガラス固定構造は、ガラス窓の大き
さに関わらず、同一の固定金具でガラス板を固定するこ
とを目的とし、その構造は、配電盤の扉に形成された窓
の全周縁に断面U字状の帯状弾性材を嵌着すると共に、
ガラス板をこのガラス板の全縁が帯状弾性材へ密着可能
に配置し、さらにガラス板を固定金具により扉へ圧接支
持したガラス窓において、固定金具は略L字状に折曲形
成され、任意の間隔で窓の周縁部に取り付けて形成する
ことである。
明に係る配電盤の窓ガラス固定構造は、ガラス窓の大き
さに関わらず、同一の固定金具でガラス板を固定するこ
とを目的とし、その構造は、配電盤の扉に形成された窓
の全周縁に断面U字状の帯状弾性材を嵌着すると共に、
ガラス板をこのガラス板の全縁が帯状弾性材へ密着可能
に配置し、さらにガラス板を固定金具により扉へ圧接支
持したガラス窓において、固定金具は略L字状に折曲形
成され、任意の間隔で窓の周縁部に取り付けて形成する
ことである。
【0006】
【作用】窓にガラス板を当てて、窓の周縁部に設けられ
たスタッドボルトに対向させ、固定金具を各スタッドボ
ルトにナットで締め付け固定することにより、ガラス板
を窓に固定する。窓の周縁に嵌着された帯状弾性材にガ
ラス板が密着するため、配電盤内の密閉性を高めること
ができる。
たスタッドボルトに対向させ、固定金具を各スタッドボ
ルトにナットで締め付け固定することにより、ガラス板
を窓に固定する。窓の周縁に嵌着された帯状弾性材にガ
ラス板が密着するため、配電盤内の密閉性を高めること
ができる。
【0007】
【実施例】本発明に係る配電盤の窓ガラス固定構造の実
施例を図1〜図4の添付図面に基づいて説明する。
施例を図1〜図4の添付図面に基づいて説明する。
【0008】図1は本発明に係る配電盤の窓ガラス固定
構造を示している。扉1には窓2が形成されている。窓
2の周縁3には、断面U字状のゴム4が、その端部4
a,4bが周縁3を把持するように差し込み固定され
る。また、窓2の上方及び下方に適当な間隔でスタッド
ボルト5を立設している。
構造を示している。扉1には窓2が形成されている。窓
2の周縁3には、断面U字状のゴム4が、その端部4
a,4bが周縁3を把持するように差し込み固定され
る。また、窓2の上方及び下方に適当な間隔でスタッド
ボルト5を立設している。
【0009】窓2に取り付けられるガラス板6を固定す
る固定金具7は、断面略L字状に折曲形成し、折曲部8
には窓2の上方及び下方に設けられたスタッドボルト5
が挿通可能な挿通孔9を設ける。さらに、折曲部8のガ
ラス板6との当接面には、緩衝のためにスポンジ10を
貼着する。
る固定金具7は、断面略L字状に折曲形成し、折曲部8
には窓2の上方及び下方に設けられたスタッドボルト5
が挿通可能な挿通孔9を設ける。さらに、折曲部8のガ
ラス板6との当接面には、緩衝のためにスポンジ10を
貼着する。
【0010】図2に示すように、固定金具7の挿通孔9
にスタッドボルト5を挿通し、ナット11で固定金具7
を緩めに仮止めする。そして、図3に示すように、ガラ
ス板6を窓2に取り付けられたゴム4と固定金具7の間
に差し込み、固定金具7に貼着されているスポンジ10
をガラス板6に当接させた後、ナット11を固く締め付
け、固定金具7でガラス板6を固定させる。
にスタッドボルト5を挿通し、ナット11で固定金具7
を緩めに仮止めする。そして、図3に示すように、ガラ
ス板6を窓2に取り付けられたゴム4と固定金具7の間
に差し込み、固定金具7に貼着されているスポンジ10
をガラス板6に当接させた後、ナット11を固く締め付
け、固定金具7でガラス板6を固定させる。
【0011】窓2が大きい場合には、スタッドボルト5
を増やして、固定金具7を多く用いれば、配電盤の密閉
性は保たれる。また逆に、窓2の大きさが小さい場合に
は、窓2の上方及び下方に立設するスタッドボルト5を
減らせば、余分な部品を使用する必要がなくなる。
を増やして、固定金具7を多く用いれば、配電盤の密閉
性は保たれる。また逆に、窓2の大きさが小さい場合に
は、窓2の上方及び下方に立設するスタッドボルト5を
減らせば、余分な部品を使用する必要がなくなる。
【0012】また、窓2が縦方向に大きい場合にも、図
4に示すように、窓2の周縁の左方及び右方にスタッド
ボルト12を立設させ、固定金具13をナット14で締
め付け固定すれば、配電盤の密閉性は保たれる。
4に示すように、窓2の周縁の左方及び右方にスタッド
ボルト12を立設させ、固定金具13をナット14で締
め付け固定すれば、配電盤の密閉性は保たれる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る配電
盤のガラス窓固定構造は、配電盤の扉に形成された窓の
全周縁に断面U字状の帯状弾性材を嵌着すると共に、ガ
ラス板を、このガラス板の全縁が帯状弾性材へ密着可能
に配置し、さらにガラス板を固定金具により扉へ圧接支
持したガラス窓において、固定金具は略L字状に折曲形
成され、任意の間隔で窓の周縁部に取り付けて形成した
ため、窓の大きさに関わらず、窓の周縁に立設させるス
タッドボルトを増減することにより、1種類の固定金具
でガラス板を窓に固定することができ、窓の大きさに合
わせた固定金具を用意するなどの煩雑な部品管理の手間
を省くことができる。また、窓の縦及び横の両方の寸法
が異なっても、同一の固定金具を用いることができ、製
造コストの削減と部品管理の手間を省くことができる。
盤のガラス窓固定構造は、配電盤の扉に形成された窓の
全周縁に断面U字状の帯状弾性材を嵌着すると共に、ガ
ラス板を、このガラス板の全縁が帯状弾性材へ密着可能
に配置し、さらにガラス板を固定金具により扉へ圧接支
持したガラス窓において、固定金具は略L字状に折曲形
成され、任意の間隔で窓の周縁部に取り付けて形成した
ため、窓の大きさに関わらず、窓の周縁に立設させるス
タッドボルトを増減することにより、1種類の固定金具
でガラス板を窓に固定することができ、窓の大きさに合
わせた固定金具を用意するなどの煩雑な部品管理の手間
を省くことができる。また、窓の縦及び横の両方の寸法
が異なっても、同一の固定金具を用いることができ、製
造コストの削減と部品管理の手間を省くことができる。
【図1】本発明に係る配電盤の窓ガラス固定構造の実施
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
【図2】本発明に係る配電盤の窓ガラス固定構造の断面
図である。
図である。
【図3】本発明に係る配電盤の窓ガラス固定構造の断面
図である。
図である。
【図4】本発明に係る配電盤の窓ガラス固定構造の実施
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
【図5】従来技術の説明図である。
1・・・扉、2・・・窓、3・・・周縁、4・・・ゴ
ム、4a・・・端部、4b・・・端部、5・・・スタッ
ドボルト、6・・・ガラス板、7・・・固定金具、8・
・・折曲部、9・・・挿通孔、10・・・スポンジ、1
1・・・ナット、12・・・スタッドボルト、13・・
・固定金具、14・・・ナット。
ム、4a・・・端部、4b・・・端部、5・・・スタッ
ドボルト、6・・・ガラス板、7・・・固定金具、8・
・・折曲部、9・・・挿通孔、10・・・スポンジ、1
1・・・ナット、12・・・スタッドボルト、13・・
・固定金具、14・・・ナット。
Claims (1)
- 【請求項1】 配電盤の扉に形成された窓の全周縁に断
面U字状の帯状弾性材を嵌着すると共に、ガラス板を該
ガラス板の全縁が前記帯状弾性材へ密着可能に配置し、
さらに前記ガラス板を固定金具により扉へ圧接支持した
ガラス窓において、前記固定金具は略L字状に折曲形成
され、任意の間隔で前記窓の周縁部に取り付けて形成さ
れる配電盤の窓ガラス固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7172718A JPH099423A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 配電盤の窓ガラス固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7172718A JPH099423A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 配電盤の窓ガラス固定構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH099423A true JPH099423A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15947051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7172718A Pending JPH099423A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 配電盤の窓ガラス固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH099423A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008187786A (ja) * | 2007-01-29 | 2008-08-14 | Mitsubishi Electric Corp | 閉鎖配電盤 |
CN102868096A (zh) * | 2011-07-08 | 2013-01-09 | 上海中科电气(集团)有限公司 | 一种配电箱门玻璃的固定方法和固定架 |
CN103187687A (zh) * | 2013-02-22 | 2013-07-03 | 上海正昊电力科技有限公司 | 带有视察窗的仪表室及其开关柜 |
US10350421B2 (en) | 2013-06-30 | 2019-07-16 | Greatbatch Ltd. | Metallurgically bonded gold pocket pad for grounding an EMI filter to a hermetic terminal for an active implantable medical device |
-
1995
- 1995-06-14 JP JP7172718A patent/JPH099423A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008187786A (ja) * | 2007-01-29 | 2008-08-14 | Mitsubishi Electric Corp | 閉鎖配電盤 |
CN102868096A (zh) * | 2011-07-08 | 2013-01-09 | 上海中科电气(集团)有限公司 | 一种配电箱门玻璃的固定方法和固定架 |
CN103187687A (zh) * | 2013-02-22 | 2013-07-03 | 上海正昊电力科技有限公司 | 带有视察窗的仪表室及其开关柜 |
US10350421B2 (en) | 2013-06-30 | 2019-07-16 | Greatbatch Ltd. | Metallurgically bonded gold pocket pad for grounding an EMI filter to a hermetic terminal for an active implantable medical device |
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