JP2554573B2 - 可搬形無線機用空中線取付方法及び装置 - Google Patents
可搬形無線機用空中線取付方法及び装置Info
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- JP2554573B2 JP2554573B2 JP4095840A JP9584092A JP2554573B2 JP 2554573 B2 JP2554573 B2 JP 2554573B2 JP 4095840 A JP4095840 A JP 4095840A JP 9584092 A JP9584092 A JP 9584092A JP 2554573 B2 JP2554573 B2 JP 2554573B2
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- Japan
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- antenna
- mounting
- element supporter
- rectangular container
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は可搬形無線機用空中線を
支持柱に取付けるための取付方法及び装置に関するもの
である。
支持柱に取付けるための取付方法及び装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】非常用の無線電話装置を設置する場合
に、必要な空中線（以下アンテナという）を支持柱に取
り付け設置する必要がある。衆知の如くアンテナには色
々の種類があるが、アンテナのいわゆる背骨を構成する
エレメントサポータ部の種類は限られているが、従来
は、図４に示す様に、これらエレメントサポータ部の大
きさに適合する取付寸法を有するアンテナ取付部２１に
ボルト及びナットのねじ止め２４の手段により設置する
方法が取られていた。なお図４において、１は支持柱締
め付け部、４は締め付け手段、６は接続部材、２２は支
持部材Ｃ、２３は支持部材Ｄである。
に、必要な空中線（以下アンテナという）を支持柱に取
り付け設置する必要がある。衆知の如くアンテナには色
々の種類があるが、アンテナのいわゆる背骨を構成する
エレメントサポータ部の種類は限られているが、従来
は、図４に示す様に、これらエレメントサポータ部の大
きさに適合する取付寸法を有するアンテナ取付部２１に
ボルト及びナットのねじ止め２４の手段により設置する
方法が取られていた。なお図４において、１は支持柱締
め付け部、４は締め付け手段、６は接続部材、２２は支
持部材Ｃ、２３は支持部材Ｄである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
通り、従来の方法では、アンテナは取付具を介して支持
柱にボルト及びナットのねじ止め等の手段で締め付け設
置するので、例えば、ボルト、ナットが破損したり、ボ
ルトが曲ったり、又紛失したりする欠点があり、更に前
記締め付けはスパナ等の工具を使用して、各種のアンテ
ナのエレメントサポータ部を取付具で支持柱に取り付け
るので、安全且つ迅速な設置が行えず非常用可搬形無線
機用アンテナの設置に支障を来すという欠点があった。
通り、従来の方法では、アンテナは取付具を介して支持
柱にボルト及びナットのねじ止め等の手段で締め付け設
置するので、例えば、ボルト、ナットが破損したり、ボ
ルトが曲ったり、又紛失したりする欠点があり、更に前
記締め付けはスパナ等の工具を使用して、各種のアンテ
ナのエレメントサポータ部を取付具で支持柱に取り付け
るので、安全且つ迅速な設置が行えず非常用可搬形無線
機用アンテナの設置に支障を来すという欠点があった。
【０００４】又アンテナのエレメントサポータ部の大き
さに適合する取付寸法を有する取付具を使用する関係
上、多種類の取付具の準備が必要であり、又その都度適
合する寸法の取付具に交換しなければならないので、設
置に時間がかかるという欠点があった。
さに適合する取付寸法を有する取付具を使用する関係
上、多種類の取付具の準備が必要であり、又その都度適
合する寸法の取付具に交換しなければならないので、設
置に時間がかかるという欠点があった。
【０００５】本発明は、前記欠点を解消し、アンテナの
径の異なるエレメントサポータ部と取付具をワンタッチ
で締め付け可能のように単純化でき、又取り付け時間の
短縮が図れるように構成し、災害時等、可搬形無線機に
よる迅速な通信の確保を要求される場合において、アン
テナ設営時間の短縮を図り、作業能率の向上と作業環境
を改善し、より迅速な通信サービスを提供できる可搬形
無線機用アンテナ取付方法及び装置を提案することを目
的とする。
径の異なるエレメントサポータ部と取付具をワンタッチ
で締め付け可能のように単純化でき、又取り付け時間の
短縮が図れるように構成し、災害時等、可搬形無線機に
よる迅速な通信の確保を要求される場合において、アン
テナ設営時間の短縮を図り、作業能率の向上と作業環境
を改善し、より迅速な通信サービスを提供できる可搬形
無線機用アンテナ取付方法及び装置を提案することを目
的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は可搬形無線機用
アンテナ取付方法を、請求項１において、支持柱締め付
け部と該支持柱締め付け部の側部に連続して水平状に一
体に形成されたアンテナ取付部を有するアンテナ取付部
材に可搬形無線機用アンテナを取り付ける取付方法にお
いて、アンテナのエレメントサポータを一挙動で装着す
る手段を設けた内部が角型形状の長方形状容器の前記ア
ンテナ取付部材を有すると共に、前記エレメントサポー
タの外周に角型形状の前記長方形状容器に嵌合する手段
を予め介装しておき、前記アンテナ取付部材に前記エレ
メントサポータを搭載する方法を構成し、又可搬形無線
機用アンテナが取付装置を、請求項２において、支持柱
締め付け部と該支持柱締め付け部の側部に連続して水平
状に一体に形成されたアンテナ取付部とを有し、該空中
線取付部は、上部が開口すると共に長手方向両端にアン
テナのエレメントサポータを支承する凹状鍔部を有し、
且つ前記開口に一挙動の開閉自在の蓋を設けた内部が角
型形状の長方形状容器部材からなり、予め前記長方形状
容器部材に嵌合する角型形状のアダプタをアンテナのエ
レメントサポータの外周に介装しておき、該エレメント
サポータを前記長方形状容器に装着してアンテナを搭載
するように構成した。
アンテナ取付方法を、請求項１において、支持柱締め付
け部と該支持柱締め付け部の側部に連続して水平状に一
体に形成されたアンテナ取付部を有するアンテナ取付部
材に可搬形無線機用アンテナを取り付ける取付方法にお
いて、アンテナのエレメントサポータを一挙動で装着す
る手段を設けた内部が角型形状の長方形状容器の前記ア
ンテナ取付部材を有すると共に、前記エレメントサポー
タの外周に角型形状の前記長方形状容器に嵌合する手段
を予め介装しておき、前記アンテナ取付部材に前記エレ
メントサポータを搭載する方法を構成し、又可搬形無線
機用アンテナが取付装置を、請求項２において、支持柱
締め付け部と該支持柱締め付け部の側部に連続して水平
状に一体に形成されたアンテナ取付部とを有し、該空中
線取付部は、上部が開口すると共に長手方向両端にアン
テナのエレメントサポータを支承する凹状鍔部を有し、
且つ前記開口に一挙動の開閉自在の蓋を設けた内部が角
型形状の長方形状容器部材からなり、予め前記長方形状
容器部材に嵌合する角型形状のアダプタをアンテナのエ
レメントサポータの外周に介装しておき、該エレメント
サポータを前記長方形状容器に装着してアンテナを搭載
するように構成した。
【０００７】
【作用】本発明を請求項１の取付方法と請求項２の取付
装置に構成したので、予め角型形状のアダプタが介装さ
れて外周の形状及び寸法の統一されたアンテナのエレメ
ントサポータは、内部が角型形状の長方形状容器部材に
嵌合され一挙動でアンテナ取付部材に取り付けられるの
で、取付方法が単純化され、取付の時間の短縮が図ら
れ、アンテナの種類により夫々のアンテナに適合する取
付具を用意する必要もなく、作業が合理化され、又迅速
な通信サービスが得られるのである。
装置に構成したので、予め角型形状のアダプタが介装さ
れて外周の形状及び寸法の統一されたアンテナのエレメ
ントサポータは、内部が角型形状の長方形状容器部材に
嵌合され一挙動でアンテナ取付部材に取り付けられるの
で、取付方法が単純化され、取付の時間の短縮が図ら
れ、アンテナの種類により夫々のアンテナに適合する取
付具を用意する必要もなく、作業が合理化され、又迅速
な通信サービスが得られるのである。
【０００８】
【実施例】本発明の一実施例を図面と共に説明する。図
１は本発明の実施例の図で（ａ）は平面図、（ｂ）は正
面図、図２はアダプタの一例を示す図で（ａ）は平面
図、（ｂ）は正面図、図３は本発明の分解斜視図、図４
は従来のアンテナ支持具の斜視図である。
１は本発明の実施例の図で（ａ）は平面図、（ｂ）は正
面図、図２はアダプタの一例を示す図で（ａ）は平面
図、（ｂ）は正面図、図３は本発明の分解斜視図、図４
は従来のアンテナ支持具の斜視図である。
【０００９】図１において、１は支持柱締め付け部、２
は支持部材Ａ、３は支持部材Ｂ、４は締め付け手段、５
は穴である。アンテナを設置する支持柱が支持柱締め付
け部１に挿入され穴５に締め付け手段４で締め付けられ
る。締め付け手段４はボルト・ナット締めである。６は
接続部材、７はアンテナ取付部、８は長方形状容器部
材、９は上部開口、１０は凹状鍔部、１１は蝶番、１２
は蓋、１３はフック、１４は水抜穴である。図示の如く
支持部材Ｂ３には側方に突出して接続部材６が設けてあ
りアンテナ取付部７の長方形状容器部材８の側部に接続
し一体に形成されている。長方形状容器部材８は内部が
「寸法Ｂ×寸法Ｂ」の角型形状であってその上面の上部
開口９と長手方向両端の凹状鍔部１０が設けてあり、内
部の空間に後から説明するアダプタを装着したアンテナ
のエレメントサポータが嵌合されるように構成されてい
る。長方形状容器部材８の上部開口９を一挙動で開閉す
る蓋１２が蝶番１１とフック１３で構成されている。
は支持部材Ａ、３は支持部材Ｂ、４は締め付け手段、５
は穴である。アンテナを設置する支持柱が支持柱締め付
け部１に挿入され穴５に締め付け手段４で締め付けられ
る。締め付け手段４はボルト・ナット締めである。６は
接続部材、７はアンテナ取付部、８は長方形状容器部
材、９は上部開口、１０は凹状鍔部、１１は蝶番、１２
は蓋、１３はフック、１４は水抜穴である。図示の如く
支持部材Ｂ３には側方に突出して接続部材６が設けてあ
りアンテナ取付部７の長方形状容器部材８の側部に接続
し一体に形成されている。長方形状容器部材８は内部が
「寸法Ｂ×寸法Ｂ」の角型形状であってその上面の上部
開口９と長手方向両端の凹状鍔部１０が設けてあり、内
部の空間に後から説明するアダプタを装着したアンテナ
のエレメントサポータが嵌合されるように構成されてい
る。長方形状容器部材８の上部開口９を一挙動で開閉す
る蓋１２が蝶番１１とフック１３で構成されている。
【００１０】図２において、１５はエレメントサポータ
用アダプタＡ、１６はエレメントサポータ用アダプタ
Ｂ、１７は皿穴、１８は隙間である。図２をアダプタの
一例を示し、図示しないエレメントサポータ１９の「直
径寸法Ａ×長手方法の寸法Ｃ」に相当する内部空間と図
示しない長方形状容器部材８の角型形状の寸法の「寸法
Ｂ×寸法Ｂ」に相当する外部寸法を有するように構成さ
れていて、アダプタはエレメントスポータ用アダプタＡ
と同Ｂに分割され隙間１８を保持して皿ねじで皿穴１７
からエレメントサポータ１９にねじどめして予め形成さ
れる。
用アダプタＡ、１６はエレメントサポータ用アダプタ
Ｂ、１７は皿穴、１８は隙間である。図２をアダプタの
一例を示し、図示しないエレメントサポータ１９の「直
径寸法Ａ×長手方法の寸法Ｃ」に相当する内部空間と図
示しない長方形状容器部材８の角型形状の寸法の「寸法
Ｂ×寸法Ｂ」に相当する外部寸法を有するように構成さ
れていて、アダプタはエレメントスポータ用アダプタＡ
と同Ｂに分割され隙間１８を保持して皿ねじで皿穴１７
からエレメントサポータ１９にねじどめして予め形成さ
れる。
【００１１】図３は本発明の実施例の分解斜視図であ
り、アンテナ取付部７の長方形状容器部材８に、予めア
ダプタ１５，１６が装着されたエレメントサポータ１９
を矢印方向に移動して搭載することを説明するものであ
る。
り、アンテナ取付部７の長方形状容器部材８に、予めア
ダプタ１５，１６が装着されたエレメントサポータ１９
を矢印方向に移動して搭載することを説明するものであ
る。
【００１２】
【発明の効果】以上説明した様に、請求項１の発明と請
求項２の発明は、外形の異なる数種類のエレメントサポ
ータのアンテナに予め同じ外部寸法のアダプタを装着し
ておき、該アンテナを前記長方形状容器部材を有するア
ンテナ取付部に搭載するので、ワンタッチでの取り付け
が可能となり、該アンテナの取替え及び電波の偏波面変
更時の作業能率の向上と、作業環境の改善を図り、迅速
な通信サービスを提供することができるという効果があ
る。
求項２の発明は、外形の異なる数種類のエレメントサポ
ータのアンテナに予め同じ外部寸法のアダプタを装着し
ておき、該アンテナを前記長方形状容器部材を有するア
ンテナ取付部に搭載するので、ワンタッチでの取り付け
が可能となり、該アンテナの取替え及び電波の偏波面変
更時の作業能率の向上と、作業環境の改善を図り、迅速
な通信サービスを提供することができるという効果があ
る。
【図１】本発明の実施例の図
【図２】本発明のアダプタの一例を示す図
【図３】本発明の分解斜視図
【図４】従来のアンテナ支持具の斜視図
【符号の説明】 １ 支持柱締め付け部 ２ 支持部材Ａ ３ 支持部材Ｂ ４ 締め付け手段 ５ 穴 ６ 接続部材 ７ アンテナ取付部 ８ 長方形状容器部材 ９ 上部開口 １０ 凹状鍔部 １１ 蝶番 １２ 蓋 １３ フック １４ 水抜穴 １５ エレメントサポータ用アダプタＡ １６ エレメントサポータ用アダプタＢ １７ 皿穴 １８ 隙間 １９ エレメントサポータ ２０ ねじ ２１ アンテナ取付部 ２２ 支持部材Ｃ ２３ 支持部材Ｄ ２４ 取付手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 町田 博信 東京都千代田区内幸町一丁目１番６号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 松原 正幸 東京都千代田区内幸町一丁目１番６号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 逢坂 成二 東京都千代田区内幸町一丁目１番６号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 実開 昭60−145711（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭58−23411（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭53−31952（ＪＰ，Ｕ)
Claims (2)
- 【請求項１】 支持柱締め付け部と該支持柱締め付け部
の側部に連続して水平状に一体に形成された空中線取付
部を有する空中線取付部材に可搬形無線機用空中線を取
り付ける取付方法において、 空中線のエレメントサポータを一挙動で装着する手段を
設けた内部が角型形状の長方形容器状の前記空中線取付
部材を有すると共に、 前記エレメントサポータの外周に前記長方形容器に嵌合
する手段を予め介装しておき、前記空中線取付部材に前
記エレメントサポータを搭載することを特徴とする可搬
形無線機用空中線取付方法 - 【請求項２】 支持柱締め付け部と該支持柱締め付け部
の側部に連続して水平状に一体に形成された空中線取付
部とを有し、 該空中線取付部は、上部が開口すると共に長手方向両端
に空中線のエレメントサポータを支承する凹状鍔部を有
し、且つ前記開口に一挙動の開閉自在の蓋を設けた内部
が角型形状の長方形容器状部材からなり、 予め前記長方形容器状部材に嵌合する角型形状のアダプ
タを空中線のエレメントサポータの外周に介装してお
き、 該エレメントサポータを前記長方形状容器に装着して空
中線を搭載する様に構成したことを特徴とする可搬形無
線機用空中線取付装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4095840A JP2554573B2 (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | 可搬形無線機用空中線取付方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4095840A JP2554573B2 (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | 可搬形無線機用空中線取付方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05267915A JPH05267915A (ja) | 1993-10-15 |
| JP2554573B2 true JP2554573B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=14148578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4095840A Expired - Fee Related JP2554573B2 (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | 可搬形無線機用空中線取付方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2554573B2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-23 JP JP4095840A patent/JP2554573B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05267915A (ja) | 1993-10-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |