JPH0992248A - 二次電池 - Google Patents

二次電池

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JPH0992248A
JPH0992248A JP7249929A JP24992995A JPH0992248A JP H0992248 A JPH0992248 A JP H0992248A JP 7249929 A JP7249929 A JP 7249929A JP 24992995 A JP24992995 A JP 24992995A JP H0992248 A JPH0992248 A JP H0992248A
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cap
groove
secondary battery
battery
cleavage
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JP7249929A
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Hideya Takahashi
秀哉 高橋
Tatsuo Shimizu
達夫 清水
Satoshi Iwazu
聡 岩津
Yosuke Kita
洋輔 北
Kiyoshi Katayama
喜代志 片山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

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  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
  • Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池容器へのキャップの圧入や振動などによ
る外力に対してもきわめて強い構造であり、低い開裂圧
力をも実現できる二次電池を提供する。 【解決手段】 本発明はリチウムイオン二次電池の開裂
機構に関するものである。ここで、電池容器17に固定
したキャップ1は、その外周面の一部に、外周方向に向
く溝1aを有している。また、キャップ1の外周面は電
池容器17の端部の内側面に溶接されている。溝1aは
キャップ1の外周面から中心に向かう一定の深さを有し
ている。2つの溝1aの終端部のそれぞれとキャップ1
の中心を結ぶ2つの直線が溝1aの全長を挟む角度が、
45〜270度の範囲にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電気自動車
用電源のように電気容量の大きな大型の電池に適用して
好適な二次電池に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、二次電池においては、電池内部の
圧力が上昇した場合、その圧力が大きくなるのを防止す
るのに、図9に示すように電池容器の一部を薄くつくっ
たり、箔を装着して開裂弁とする方式が一般に多用され
ていた。
【0003】一方、電池が大型化されると、高圧での開
裂は破壊力を伴うため、低圧での開裂が望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た低圧で開裂する機構は、薄肉部が存在するため、電気
自動車用電池のような振動の大きなところでは、使用が
困難であった。また、図9に示した例のように、キャッ
プ平面全周に薄肉部を設けると、圧入時に薄肉部が破れ
る危険があった。また、薄肉部を持つキャップを電池容
器に組み込んで溶接することは、組立上難しい作業とな
るという問題があった。
【0005】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであり、電池容器へのキャップの圧入や振動などに
よる外力に対してもきわめて強い構造であり、低い開裂
圧力をも実現できる二次電池を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の二次電池は、電
池容器に固定したキャップが、その外周面の一部に、外
周方向に向く溝を有するものである。
【0007】また、本発明の二次電池は、電池容器が円
筒形であり、キャップがこれを貫通する極柱を絶縁し固
定する上述構成の二次電池である。
【0008】また、本発明の二次電池は、キャップの外
周面を電池容器の端部の内側面に溶接する上述構成の二
次電池である。
【0009】また、本発明の二次電池は、溝がキャップ
の外周面から中心に向かう一定の深さを有する上述構成
の二次電池である。
【0010】また、本発明の二次電池は、2つの溝終端
部のそれぞれとキャップの中心を結ぶ2つの直線が溝の
全長を挟む角度が、45〜270度の範囲にある上述構
成の二次電池である。
【0011】また、本発明の二次電池は、溝に接する薄
肉部に開裂溝を設けた上述構成の二次電池である。
【0012】また、本発明の二次電池は、非水電解液二
次電池である上述構成の二次電池である。
【0013】また、本発明の二次電池は、リチウムイオ
ン二次電池である上述構成の二次電池である。
【0014】また、本発明の二次電池は、電気容量が1
0〜500Ahの大型電池である上述構成の二次電池で
ある。
【0015】本発明の二次電池によれば、電池容器に固
定したキャップが、その外周面の一部に、外周方向に向
く溝を有するので、内圧をキャップの一部変形という形
に置き換えて、二次的に開裂を引き起こすことができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明二次電池の実施例に
ついて図1〜図8を参照しながら説明する。図1および
図2は、それぞれ本例のリチウムイオン二次電池の要部
の断面図および側面図を示すものである。また、図7
は、本例のリチウムイオン二次電池の全体の構成を概略
示すものである。
【0017】本例においては、図7に示すように、円筒
状の電池容器17に電極渦巻体35を収納してある。こ
の電極渦巻体35は、図1に示すように、帯状の負極電
極14と帯状の正極電極13とをセパレータ30を介し
て、巻き芯31に巻回したものである。ここで、負極電
極14の作製方法について説明する。負極電極14の活
物質は、出発原料として石油ピッチを用い、これを酸素
を含む官能基を10〜20%導入(いわゆる酸素架橋)
した後、不活性ガス気流中1000℃で熱処理して、ガ
ラス状炭素に近い性質を持った炭素材料を得、この炭素
材料を粉砕した平均粒径20μmの炭素材料粉末を使用
する。
【0018】この炭素材料粉末を90重量部と、結着剤
としてポリフッ化ビニリデン(PVDF)10重量とを
混合し、この混合物を溶剤N−メチルピロリドンに分散
してスラリー状とし、このスラリー状の負極活物質を厚
さ10μmの帯状銅箔よりなる負極集電体の両面に均一
に塗布して、厚さ180μmの負極電極原板を作製し、
側部に負極電極のリード部となる未塗布部を残して、帯
状にカットして形成する。負極電極14の形状は、幅が
383mmであり、このうち塗布部分が348mmで、
未塗布部分が35mmである。また、長さは6940m
mである。
【0019】正極電極13は次の方法により作製する。
すなわち、平均粒径15μmのLiCoO2 の粉末を9
1重量部と、導電剤としてグラファイトを6重量部と、
結着材としてフッ化ビニリデンを3重量部とを混合し、
この混合物を溶剤N−メチルピロリドンに分散してスラ
リー状とし、このスラリー状の正極活物質を厚さ20μ
mの帯状アルミ箔よりなる正極集電体の両面に均一に塗
布して、厚さ150μmの正極電極原板を作製し、側部
に正極電極のリード部となる未塗布部を残して、帯状に
カットして形成する。正極電極の形状は、幅が379m
mであり、このうち塗布部分が344mで、未塗布部分
が35mmである。また、長さは7150mmである。
【0020】上述のように作製した正極電極13および
負極電極14のそれぞれの未塗布部は、巻き取り前に幅
10mm、長さ30mmで、ピッチ15mmおきに短冊
状にカットし短冊状リードとする。ここで、正極電極1
3および負極電極14の未塗布部は、上述の寸法で全長
にわたりカットされる。
【0021】ここで、短冊状リード11の長さは、電極
端から、極柱10までの距離より長くなければならな
い。また、短冊状リード11の幅は、この短冊状リード
11の総断面積が最大通電電流値を満足させるよう設定
される。また、短冊状リード11の折れ曲がりを考える
と幅は10mm以下であることが望ましい。
【0022】図8に示すように、正極電極13、負極電
極14、およびセパレータ30は、正極電極13・セパ
レータ30・負極電極14・セパレータ30の順に重
ね、巻き芯31に巻回され、電極渦巻体35を形成す
る。このとき、この電極渦巻体35の一側は正極電極1
3の短冊状リード11、他側は負極電極14の短冊状リ
ード11として各々リードが集まるように短冊状リード
11の位置は反対側になるように巻いていく。なお、セ
パレータ30は、厚さ38μmで、353×7600m
mの幅にカットされた、微少な孔が形成されているポリ
エチレンのシートである。また、巻き芯31の形状は、
たとえば外径が17mm、内径が14mm、長さが35
4mmの純アルミの円筒である。
【0023】上述したように、電極渦巻体35の巻き芯
31の両側に短冊状リード11を取り出しているので、
電極集電体で得られた電流を速やかに外部に取り出すこ
とができる。また、この短冊状リード11は、細長い短
冊の形状に形成されているため、その変形が容易であ
り、極柱10の円板状部分の外周部に沿って溶接するこ
とができる。
【0024】正極電極13、負極電極14、およびセパ
レータ30を巻き芯31に巻き取った後、図1に示すよ
うに、短冊状リード部11は、極柱10の円板状部分の
外周部の全周にわたって略均等に押さえ金具33により
押さえつけられる。なお、極柱10の材質は、正極電極
は純アルミ(A1050)であり、負極は純銅(C11
00)である。また、押さえ金具33の材質は、正極側
は純アルミ(A1050)であり、負極側は純銅(C1
100)である。
【0025】短冊状リード部11を、極柱10の円板状
部分の外周部へ押さえ金具33により押さえつけた後、
短冊状リード11を極柱10の円板状部分の上部端面に
てカットする。この後、極柱10の円板状部分の上面よ
りレーザーを照射し、円板状部分の全周にわたり溶接を
行う。
【0026】このように、電極集電体から出ている短冊
状リード11と極柱10とは、溶接により、しかも広い
面積で接合されているために、内部抵抗は低く、またば
らつきも小さい。しかも大面積という点から、特に大電
流放電特性に優れた電池が得られる。
【0027】溶接された電極渦巻体35および極柱10
は、バックアップリング51、シール8、セラミック突
き当て6、キャップ(天板)1、リング50、およびセ
ラミックワッシャ5を組み込み、ナット7で締め込まれ
る。
【0028】この後、図1に示すように、キャップ1の
外周を電池容器17の中に圧入するとともにレーザー溶
接する。すなわち、キャップ1の上面よりその円周上に
レーザーを照射し、溶接して密閉する。このように、電
池容器17のキャップ1をレーザーによって溶接を行う
ことにより、完全密閉構造の電池を得ることができる。
【0029】なお、電池容器17の材質は、ステンレス
鋼(SUS304)であり、その肉厚は0.3〜0.5
mmの範囲である。また、キャップ1の材質は、同じく
ステンレス鋼(SUS304)であり、その肉厚3mm
である。
【0030】図1からわかるように、正極の極柱10の
先端部の外側には、M14のおねじ(おねじ部15)が
切られている。このおねじ部15には、ナット7が配置
されている。このナット7を締め付けることにより、セ
ラミックワッシャ5およびセラミック突き当て6の間に
キャップ1を挟みつけて、極柱10自身がキャップ1に
固定される。また、極柱10の円板状部分とキャップ1
の間にシール8を挟みつけて内部の電解液が漏れないよ
うに密閉される。
【0031】正極の極柱10にはその中心部分にM6の
めねじ(めねじ部16)が切られている。このめねじ部
16は、外部との結線を行うときに使用するものであ
る。すなわち、このめねじ部16に、ボルト19を螺入
することにより、極柱の先端部の端面とボルト19の頭
部との間にブスバーまたは導線を挟みつけて接続固定す
る。
【0032】なお、図1に示すように、巻き芯31と極
柱10の間は、ポリプロピレン(PP)製の絶縁カラー
12によって絶縁される。
【0033】図1および図2に示すように、セラミック
ワッシャ5は、その中心に円形の孔を持つ円板の形状を
しており、ナット7とキャップ1との間に挟み込まれて
いる。このセラミックワッシャ5の材質はアルミナ(A
2 3 )である。
【0034】このセラミックワッシャ5の目的は、極柱
10とキャップ1とを絶縁することにあるが、その材質
が上述の通りアルミナであるので、絶縁性を確保するこ
とができる。
【0035】また、極柱10は、ナット7を締め付ける
ことによりキャップ1に固定されているので、セラミッ
クワッシャ5は、この締結力、すなわち圧縮力に十分耐
える剛性がなければならない。この点においても、セラ
ミックワッシャ5の材質がアルミナであるので、ナット
7による圧縮力に十分耐えることができる。さらに、材
質がアルミナであることから、締結後長期間経過しても
その形状が変化しないので、強い締結力を維持すること
ができる。また、アルミナは、温度変化に対してもその
剛性が変化しないので、広い範囲で温度が変化してもそ
の締結力を維持することができる。
【0036】またさらに、アルミナは剛性が非常に高い
ので、ナット7をより強く締め付けることができる。そ
の結果、大きな締結力を得ることができ、車載運用で発
生する振動にも経時的にナット7がゆるんだりせず、十
分なシールが得られるので、非水電解液が漏れたりする
ことを防止できる密閉性を保持できる。
【0037】セラミックワッシャ5とセラミック突き当
て6との間で、かつ、キャップ1の内側と極柱10の外
側の間には、リング50が配置されている。このリング
50は、その断面形状が長方形のリングであり、PPな
どの高分子材料からなっている。このリング50は、ナ
ット7を締め付けることにより極柱10をキャップ1に
固定するときに、極柱10の中心軸を電池の長手方向の
中心軸に保持させるために用いるものである。
【0038】キャップ1の内側の面と極柱10の円板状
部分の間には、セラミック突き当て6が挟みつけられて
いる。このセラミック突き当て6は、セラミックワッシ
ャ5と同様に、その中心に円形の孔を持つ円板の形状を
しており、その材質はアルミナ(Al2 3 )である。
【0039】このセラミック突き当て6は、セラミック
ワッシャ5と同様に、極柱10とキャップ1との絶縁性
を確保している。また、セラミック突き当て6はナット
7による圧縮力に十分耐えることができる。さらに、締
結後長期間経過しても強い締結力を維持することができ
る。また、セラミック突き当て6は、広い範囲で温度が
変化してもその締結力を維持することができる。またさ
らに、セラミック突き当て6は、大きな締結力を得るこ
とができ、車載運用で発生する振動にも経時的にナット
7がゆるんだりせず、十分なシールが得られるので、非
水電解液が漏れたりするのを防止できる。
【0040】このほか、セラミック突き当て6は、その
外周の寸法をシール8の弾性変形がある程度以上起こら
ない位置に設定することにより、シール8の大きな弾性
変形を阻止し、その結果として、シール8の極柱10の
軸方向の反発力を増大させることができる。このように
して、セラミック突き当て6を配置することにより、シ
ール8のシール力を十分な大きさまで増大させることが
できる。
【0041】シール8の外周には、シール8に接する位
置にバックアップリング51が配置されている。このバ
ックアップリング51はPPからなるものである。この
バックアップリング51により、シール8が電池内に存
在する非水電解液に触れ、膨潤して変形したときに、そ
の変形を阻止してシール8の極柱10の軸方向の反発力
が低下するのを防止することができる。
【0042】次に、本例における開裂機構について、そ
の構成と動作を説明する。すでに述べたように、キャッ
プ1は電池容器17の中に圧入され、その後キャップ1
の外周と電池容器17の端部の内側とはレーザー溶接す
る。すなわち、キャップ1の上面よりその円周上にレー
ザーを照射し、溶接して電池容器17を密閉する。
【0043】本例の開裂機構は、電池容器17の両端に
溶接されているキャップ1に備えられている。図1およ
び図3に示すように、キャップ1は円形の平板であり、
その厚さは3mmである。
【0044】また、図1の拡大図、図2、および図3か
らわかるように、キャップ1には溝1aが設けてある。
この溝1aは、キャップ1の外周から一定の深さで、キ
ャップ1の平板方向に凹部を形成したものである。
【0045】ここで、溝1aの深さ、すなわちキャップ
1の外周から中心へ向かう方向の溝1aの深さは2mm
である。なお、この溝1aの深さは1〜3mmの範囲と
することが適当である。溝1aの深さが1mmより小さ
いと、後述するようにキャップ1の薄肉部1bの変形が
不十分になってしまうからである。また、溝1aの深さ
が3mmよりおおきくなると、溝1aを切削するコスト
が高くなり好ましくないからである。また、溝1aの
幅、すなわち溝1aのキャップ1の厚さ方向の幅は1m
mである。
【0046】図2および図3Bに示すように、この溝1
aはキャップ1のほぼ半周にわたって設けられている。
ここで、キャップ1のほぼ半周にわたっている溝1aの
両側の端部、すなわち溝終端部1gは丸みを帯びた形状
になっている。これは、溝1aの切削にはメタルソーを
使用していることから、その形状が溝終端部1gに残る
からである。ここで、溝終端部1gの形状の特徴は、溝
終端部1gにおける溝1aの切り込み線(図2の点線で
示した溝1aの底の位置を表す線)と電池容器17の内
側とが接する部分では、切り込み線の方向がキャップ1
の外周上の接線と直角ではなく、溝1aを形成していな
い部分の方向に傾いていることである。
【0047】なお、2つの溝終端部1gのそれぞれとキ
ャップの中心を結ぶ2つの直線がなす角度は、45〜2
70度の範囲にあることが望ましい。角度が45度より
も小さいと、後述する開裂が十分に起こらなくなってし
まうからである。また、角度が270度よりも大きくな
ると、開裂によりキャップ1全体が電池容器17からは
ずれることになり、開裂時にキャップ1の一部を電池容
器17に付いた状態にするという要請を満足できなくな
ってしなうからである。
【0048】図1および図3に示すように、キャップ1
の溝1aの外側には薄肉部1bが形成されている。この
薄肉部1bの厚さ、すなわちキャップ1の厚さ方向にお
ける薄肉部1bの厚さT1は0.5mmである。なお、
この薄肉部1bの厚さT1は0.2〜1.0mmの範囲
であることが好ましい。薄肉部1bの厚さT1が0.2
mmより薄くなると、このような薄い薄肉部1bを残し
て加工することが困難になるばかりでなく、キャップ1
を電池容器17に圧入するときに薄肉部1bが曲がりや
すく組み立て操作が困難になるといった問題があるから
である。また、薄肉部1bの厚さT1が1.0mmより
厚くなると、開裂時における薄肉部1bの曲がり変形が
困難となり、キャップ1の開裂機構としての目的を十分
に達成することができないからである。
【0049】図1および図3に示すように、キャップ1
の内側で、溝1aに接する位置には導入部1cが形成さ
れている。この導入部1cの厚さは、溝1aの幅および
薄肉部1bの厚さの設定にも左右されるが、1.0〜
1.8mmになる。
【0050】上述したように、図9に示した従来の開裂
機構においては、キャップ1の平面全周に薄肉部1iを
設けてあるので、キャップ1を電池容器17に圧入する
ときに薄肉部1iが破れる危険がある。しかし、本例に
おいては、キャップ1には導入部1cが残っているの
で、薄肉部1bがやぶれるといった危険は発生しないこ
とがわかる。
【0051】さらに、この導入部1cの電池の内部側に
はテーパ部1dが設けられているので、キャップ1を電
池容器17に圧入するときその操作が容易になる。
【0052】図1および図3に示すように、キャップ1
の外周と電池容器の端部内側とは、レーザ溶接されてい
るので、両者の界面には溶接部1eおよび1fが形成さ
れている。この溶接部1eおよび1fの深さ、すなわ
ち、キャップ1の圧入方向の溶接されている部分の深さ
は0.5mmである。ここで、溝1aを形成した部分の
溶接部1e、および溝1aを形成していない部分の溶接
部1fともに0.5mmである。ただし、上述したよう
に、薄肉部1bの厚さは0.2〜1.0mmの範囲で設
定ができるので、薄肉部1bの厚さが0.2mm以上で
0.5mmより薄くなったときは、溝1aを形成した部
分の薄肉部1bの溶接部1eは、その厚さが薄肉部1b
の厚さと等しくなる。結果として、溶接部1eの深さは
0.5mmより浅くなる。したがって、溝1aを形成し
た部分の溶接部1eの深さは、溝1aを形成していない
部分の溶接部1fの深さよりも浅いことになる。
【0053】次に、電池内部の圧力が上昇したときに、
開裂機構がいかに動作するかを説明する。
【0054】電池内部の圧力が上昇すると、図4のAま
たはBに示すように、まず薄肉部1bがくの字に折れ曲
がる。これは、薄肉部の厚さが上述したようにキャップ
1の肉厚よりも薄いので同じ曲げモーメントを受けても
曲がりやすいからである。
【0055】次に、図1および図3に示した溝終端部1
gの部分の溶接部が局部的に開裂する。この理由は次に
ように考えられる。すなわち、電池内部の圧力が上昇す
ると、その圧力はキャップ1の内側に均等にかかるの
で、キャップ1と電池容器17の溶接部は、溝1aが形
成されている部分の溶接部1eであっても、溝1aが形
成されていない部分の溶接部1fであってもその応力は
等しくなる。しかし、溝1aを形成した部分では、上述
したように薄肉部1bがくの字に曲がるので、その結
果、溝1aを形成した部分の溶接部1eは、上述の応力
ばかりでなく薄肉部1bの曲げに起因する曲げモーメン
トによる応力も受けることになる。この点、溝1aを形
成した部分の溶接部1eは、溝1aを形成してない部分
の溶接部1fより大きな応力を受けていることになる。
【0056】さらに、溝終端部1gについてみると、溝
終端部1gの円周方向では、一方側は溝1aが形成され
ているので薄肉部1bが曲げ変形を生じている。これに
対して、円周方向の反対側には、溝1aが形成されてい
ないので曲げ変形が生じていない。このように、溝終端
部1gでは、他の部分とは異なって円周方向における曲
げモーメントを受けることになる。したがって、溝終端
部1gの部分の溶接部はこの円周方向の曲げモーメント
による応力もさらに加わることになる。その結果、この
部分は局所的ではあるが、最も大きな応力を受ける。し
たがって、電池内部の圧力が上昇すると、最初にこの溝
終端部1gの部分の溶接部が開裂することになる。
【0057】次に、溝1aを形成した部分の溶接部1
e、または溝1aを形成していない部分の溶接部1fの
いずれか一方が開裂する。この2つの溶接部1eまたは
1fのうち、いずれの溶接部が開裂するかは、薄肉部1
bの厚さの設定の仕方により左右される。
【0058】すなわち、薄肉部1bの厚さを0.5mm
以上に設定すると、開裂は溝1aを形成しない部分の溶
接部1fで生じる。薄肉部1bの肉厚が0.5mm以上
である時は、溝1aを形成した部分も形成していない部
分も肉厚は0.5mm以上あることになる。さらに、溶
接部1eおよび1fの深さは0.5mmであるので、溶
接部の深さはキャップ1の全周にわたって同一である。
【0059】上述したように、電池内部の圧力が上昇す
ると、まず溝終端部1gの部分の溶接部が局部的に開裂
する。一方、溝終端部1gの形状は、溝終端部1gにお
ける溝1の切り込み線と電池容器17との接する部分で
は、切り込み線の方向がキャップ1の外周上の接線と直
角ではなく、溝1aを形成していない部分の方向に傾い
ているという特徴を持っている。
【0060】したがって、溝終端部1gの部分の溶接部
が局部的に開裂すると、溝1aの切り込み線と電池容器
17との接する部分での切り込み線の方向に開裂が伝搬
する。すなわち、溝1aを形成してない部分の溶接部1
fの方向に開裂が伝搬することになる。この伝搬はさら
に進むので、結果として溝1aを形成していない部分の
溶接部1fの全部が開裂することになる。
【0061】一方、薄肉部1bの肉厚が0.5mmより
薄くなると、溝1aを形成した部分の溶接部1eが開裂
する。薄肉部分1bの厚さが0.5mmより薄いと、そ
の結果として溶接部1eの深さもそれにつれて浅くな
る。すなわち、溶接部1eの厚さは、薄肉部1bの厚さ
に等しくなる。したがって、溝1aを形成した部分の溶
接部1eの深さが、溝1aを形成していない部分の溶接
部1fに比較して浅くなり、その分溶接部1eの機械的
強度は溶接部1fのそれよりも小さくなる。この結果、
電池内部の圧力が上昇して、まず溝終端部1gの部分の
溶接部が開裂すると、次に、その開裂が機械的強度の小
さな溝1aを形成した部分の溶接部1eに伝搬すること
になる。この伝搬はさらに進んで、結果的に、溝1aを
形成した部分の溶接部1e全体が開裂することになる。
【0062】なお、溝1aを形成した部分の溶接部1e
が開裂しても、また溝1aを形成していない部分の溶接
部1fが開裂しても、電池内部のガスを外部に放出して
電池内部の圧力を低くすることは、双方ともその目的を
十分に達成することができる。
【0063】以上のことから、従来は、内圧をそのまま
の形で箔や薄肉部に加えた場合、肉厚をきわめて薄くし
なければ低い開裂圧力を得ることができなかったが、本
例によれば、内圧をキャップの一部変形という形に置き
換えて、二次的に開裂を引き起こすため極端な薄肉化が
不要となる。また、電池容器へのキャップの圧入や振動
などによる外力に対して、きわめて強い構造となってい
る上に、低い開裂圧力をも実現している。また、キャッ
プの加工のみで開裂弁となるので、開裂弁部品を別個に
取り付けるよりも低コスト、省スペースとなり、組立も
簡単である。また、キャップをレーザ溶接した電池容器
の耐圧強度以下である10〜50kgf/cm2 で作動
する開裂弁機構を得ることができる。
【0064】本例で採用する開裂機構は、上述した開裂
機構ばかりでなく、以下に述べるものも採用することが
できる。すなわち、図5にモデル的に示したものがその
機構である。図5に示した開裂機構は基本的には上述し
た開裂の機構と同様であり、以下の点が違うのみであ
る。すなわち、図5に示すように、キャップ1の表面に
は開裂溝1hが形成されている。この開裂溝1hは、キ
ャップ1の全周にわたって形成されている。また、この
開裂溝1hは薄肉部1bを通って形成されている。すな
わち、薄肉部1bを通る開裂溝1hの底には、溝1aと
の間に肉厚の薄い部分が形成されている。この肉厚の薄
い部分(残肉厚さT2)は10〜100μmの範囲の規
定寸法となるようにする。
【0065】電池内部の圧力が上昇すると、図6に示す
ように、まず薄肉部1bが開裂溝1hの所からくの字に
折れ曲がる。次に、以下に示す3つの箇所のうちいずれ
かが開裂する。すなわち、溶接部を引き剥がす力が働
き、第1に溝1aを形成した薄肉部1bの溶接部1e、
第2に残肉厚T2が10〜100μmの折れ曲がった開
裂溝1hの部分、第3に溝1aを形成していない部分の
溶接部1fである。
【0066】上述の3カ所のうちいずれが開裂するか
は、レーザー溶接の強度と、薄肉部1bの厚さT1、ま
たは開裂溝1hの残肉厚T2の設定により決まる。ここ
で、残肉厚T2を小さくすることにより、きわめて低い
圧力での開裂が可能となる。
【0067】以上のことから本例によれば、上述した開
裂機構の効果に加えて、開裂溝の残肉厚T2を厚くする
ことができる。すなわち、図9に示したような従来の開
裂機構では薄肉部1iの厚さは5μm程度まで薄くしな
ければならないが、本例では、薄肉部1bが曲がるとき
開裂溝1hの部分で折り曲がるので、従来の開裂機構に
比較して開裂しやすくなっている。したがって、開裂溝
1hの残肉厚T2は10〜100μmと比較的厚くする
ことができる。また、開裂溝1hが形成され開裂が容易
になったので、溝1aの範囲、すなわち2つの溝終端部
1gとキャップの中心を結ぶそれぞれの直線がなす角度
を小さくすることができる。
【0068】図1に示すように、キャップ1の中心より
外れた位置に、電解液注入口32が設けてある。この電
解液注入口32は電池構造体の組立後に、電解液を電池
内部に注入するのに用いられる。
【0069】また、図1および図2に示すように、キャ
ップ1の中心より外れた電解液注入口の位置に、メクラ
栓4が配置してある。このメクラ栓4は、電解液注入口
32にメタルシール2を介してねじ込み式で締められ、
電池容器を密閉する。
【0070】また、メクラ栓4の頭部とキャップ1の表
面との間には、メタルシール2が挟みつけられている。
このメタルシール2はその断面形状が長方形のリングで
あり、その材質は純アルミよりなるものである。
【0071】一方、メタルシール2に接する金属部分は
電池のキャップ1とメクラ栓4の頭部であり、これらは
ステンレス鋼(SUS304)で作製してある。
【0072】なお、ステンレス鋼と純アルミの2種類の
金属を接触させて、本例の電池の非水電解液に触れさせ
ても、純アルミの腐食は進まないことが確認されてい
る。
【0073】このように、純アルミからなるメタルシー
ルを用いることにより、たとえばゴム材などの高分子材
料からなるシールに比べ、外部とのガスや水分の透過性
・通過性を低く抑えることができ、電池の寿命を長くす
ることができる。また、純アルミは高分子材料に比べ寿
命が長いので、純アルミからなるメタルシールをメクラ
栓のシールに使用すれば半永久的に使用することがで
き、シールの交換の必要がなくなる。
【0074】なお以下に、電池容器内への非水電解液の
注入方法について説明する。まず、注入アタッチメント
を電解液注入口32にねじ込んで固定する。これによ
り、電解液(EL)タンク内に貯蔵してある非水電解液
と電池容器とがパイプを通して連結される。この電解液
タンク内の非水電解液の液面より高い空間の部分は、切
り替えバルブを介して、真空ポンプと連結されている。
【0075】なお、本例に使用する電解液は、プロピレ
ンカーボネートとジエチルカーボネートの混合溶媒の中
にLiPF6 を1モル/lの割合で溶解して形成したも
のである。
【0076】次に、真空ポンプを作動させる。真空ポン
プが作動すると、電池内部の空気が電池容器の外に放出
され、電池容器の内部が大気圧に比べて負圧になる。
【0077】次に、真空ポンプと電解液タンクとの間に
ある切り替えバルブを切り替えて、電解液タンクの液面
を大気に開放する。すると、タンク内の圧力が電池容器
内より高くなるので、タンク内の非水電解液が押し出さ
れて電池容器内に浸入する。
【0078】上述した工程を何度か繰り返すことによ
り、電池容器内に所定の非水電解液を注入することがで
きる。
【0079】非水電解液の注入後は、電池容器から電解
液が電池外部に出ていかないようにシールする必要があ
る。そのため、電解液注入口32にメタルシール2を介
してメクラ栓4をねじ込み式で締め、電池容器を密閉す
る。
【0080】なお、本発明は上述の実施例に限らず本発
明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を採り得
ることはもちろんである。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
内圧をキャップの一部変形という形に置き換えて、二次
的に開裂を引き起こすため極端な薄肉化が不要となる。
また、電池容器へのキャップの圧入や振動などによる外
力に対して、きわめて強い構造となっている上に、低い
開裂圧力をも実現している。また、キャップの加工のみ
で開裂弁となるので、開裂弁部品を別個に取り付けるよ
りも低コスト、省スペースとなり、組立も簡単である。
また、キャップをレーザ溶接した電池容器の耐圧強度以
下である10〜50kgf/cm2 で作動する開裂弁機
構を得ることができる。また、本発明によれば、薄肉部
1bが曲がるとき開裂溝1hの部分で折り曲がるので、
従来の開裂機構に比較して開裂しやすくなっている。し
たがって、開裂溝1hの残肉厚T2は10〜100μm
と比較的厚くすることができる。また、開裂溝1hが形
成され開裂が容易になったので、溝1aの範囲、すなわ
ち2つの溝終端部1gとキャップの中心を結ぶそれぞれ
の直線がなす角度を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の二次電池の一実施例の要部を示す断面
図である。
【図2】本発明の二次電池の一実施例の要部を示す側面
図である。
【図3】本発明の二次電池に用いるキャップの構成を示
す図である。
【図4】キャップの溶接部の開裂状態を示す断面図であ
る。
【図5】本は発明の二次電池に用いるキャップの構成を
示す図である。
【図6】本発明二次電池のキャップの変形状態を示す断
面図である。
【図7】本発明の二次電池の一実施例の全体を示す断面
図である。
【図8】二次電池の正極電極および負極電極の巻取り方
法を示す斜視図である。
【図9】キャップに設けた薄肉部の従来例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 キャップ(天板) 1a 溝 1b、1i 薄肉部 1c 導入部 1d テーパ部 1e、1f 溶接部 1g 溝終端部 1h 開裂溝 2、3 メタルシール 4 メクラ栓 5 セラミックワッシャ 6 セラミック付き当て 7 ナット 8 シール 9 開放弁 10 極柱 11 短冊状リード 12 絶縁カラー 13 正極電極 14 負極電極 15 おねじ部 16 めねじ部 17 電池容器 18 プラスマーク 19 ボルト 31 巻き芯 32 電解液注入口 33 押さえ金具 35 電極渦巻体 50 リング 51 バックアップリング a ねじかみ合い長さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩津 聡 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 北 洋輔 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 片山 喜代志 福島県郡山市日和田町高倉字下杉下1番地 の1 株式会社ソニー・エナジー・テック 内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池容器に固定したキャップが、その外
    周面の一部に、外周方向に向く溝を有することを特徴と
    する二次電池。
  2. 【請求項2】 電池容器は円筒形であり、キャップはこ
    れを貫通する極柱を絶縁し固定することを特徴とする請
    求項1記載の二次電池。
  3. 【請求項3】 キャップの外周面を、電池容器の端部の
    内側面に溶接することを特徴とする請求項1記載の二次
    電池。
  4. 【請求項4】 溝は、キャップの外周面から中心に向か
    う一定の深さを有することを特徴とする請求項1記載の
    二次電池。
  5. 【請求項5】 2つの溝終端部のそれぞれとキャップの
    中心を結ぶ2つの直線が溝の全長を挟む角度は、45〜
    270度の範囲にあることを特徴とする請求項1記載の
    二次電池。
  6. 【請求項6】 溝に接する薄肉部に開裂溝を設けたこと
    を特徴とする請求項1、2、3、4、または5記載の二
    次電池。
  7. 【請求項7】 非水電解液二次電池であることを特徴と
    する請求項1、2、3、4、5、または6記載の二次電
    池。
  8. 【請求項8】 リチウムイオン二次電池であることを特
    徴とする請求項1、2、3、4、5、または6記載の二
    次電池。
  9. 【請求項9】 電気容量が10〜500Ahの大型電池
    であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、ま
    たは6記載の二次電池。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007157519A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Sanyo Electric Co Ltd 密閉型電池の製造方法及び密閉型電池
KR20180056994A (ko) * 2016-11-21 2018-05-30 주식회사 엘지화학 이차전지 및 그 제조방법
CN114762180A (zh) * 2019-12-13 2022-07-15 松下知识产权经营株式会社 密闭型电池

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