JPH0992054A - ワイヤハーネスの布線成形方法 - Google Patents

ワイヤハーネスの布線成形方法

Info

Publication number
JPH0992054A
JPH0992054A JP7270553A JP27055395A JPH0992054A JP H0992054 A JPH0992054 A JP H0992054A JP 7270553 A JP7270553 A JP 7270553A JP 27055395 A JP27055395 A JP 27055395A JP H0992054 A JPH0992054 A JP H0992054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
branch
wire
line
wire harness
wiring diagram
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7270553A
Other languages
English (en)
Inventor
Yorihide Kato
順英 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP7270553A priority Critical patent/JPH0992054A/ja
Publication of JPH0992054A publication Critical patent/JPH0992054A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 傾斜立設した布線図板12上の布線治具11
に、電線10を布線して、ワイヤハーネス1を成形する
において、布線図板12の左右方向に設定した幹線2か
ら、布線図板12の下方に長く伸長する分岐線3Aが存
在しても、良好な成形作業性が確保できるワイヤハーネ
ス1の成形方法を提供する。 【解決手段】 分岐線3Aの布線治具11を、幹線2を
軸とする反対側の布線図板12の上半部分に設定して入
線布線し、分岐線3Aの分岐方向が幹線2に対して逆に
なる仮形態ワイヤハーネス1Aを成形し、しかるのち、
その分岐線3Aを180°反転転位して、正常な分岐方
向に整えると共に、電線分岐部4に、正常な分岐形態の
幹線2と分岐線3Aを載置支承する保持部材5を装着
し、その保持部材5によって電線分岐部4の分岐姿勢を
クランプするワイヤハーネス1の成形方法が特徴であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、布線図板上に電線
を布線して、所要形態のワイヤハーネスを布線成形する
場合に使用するワイヤハーネスの布線成形方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】多数の電線を集束した長大な幹線2か
ら、分岐線3を引き出す基本形状を有するワイヤハーネ
ス1は(図3参照)、電線10を受け入れ保持する布線
治具11を、方形板体の布線図板12の上面に、成形す
べきワイヤハーネス1の形態に整合させて配設し、その
布線図板12を傾斜した立設姿勢になし、作業者が布線
治具11に入線布線して所要形態のものに成形する方法
が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来のワイヤハ
ーネスの成形方法によると、幹線2の両側に引き出され
る分岐線3が布線図板12の下半部分に長く伸長する布
線形態の場合は、布線図板12の左右方向に伸長させる
幹線2の位置を、布線図板12の上半部分に設定せざる
を得ないので、布線電線数が多量にして手数がかかる幹
線部分の作業ポジションが、適正な作業高さを逸脱した
高作業位置H2になり、その作業がやりずらくして非能
率になる不具合がある。
【0004】本発明は、以上の従来技術の難点を解消す
るワイヤハーネスの成形方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の技術課題を解決す
る本発明のワイヤハーネスの成形方法は「傾斜立設した
布線図板上に電線を布線すると共に、ワイヤハーネスの
幹線を前記布線図板の左右方向に設定して、所要形態の
ワイヤハーネスを成形するにおいて、前記幹線から分岐
する分岐線のうち必要なものを、前記布線図板の上方寄
りに引き伸ばして布線成形し、しかるのち、前記布線図
板の下方寄りの前記幹線の反対側に転位して所要の分岐
形態にすると共に、前記所要形態の分岐姿勢を、電線分
岐部に装着した保持部材によってクランプすることを特
徴とするワイヤハーネスの成形方法」になっている。
【0006】
【作用】以上の本発明のワイヤハーネスの成形方法は、
所要の分岐形態が布線図板の下方へ長大に伸長し、幹線
の配設位置を、布線図板の高位置にせざるを得ない場合
は、その分岐線の幹線に対する分岐方向を逆にして、布
線図板の上方側に引き伸ばして布線し、しかるのち、所
定の位置に転位セットすることができるので、幹線ポジ
ションを不必要に高くして作業性を妨げる不具合が防止
できる。そして、その転位セットによる正常な分岐姿勢
は保持部材によってクランプされるので、布線成形後に
姿勢を崩すおそれがなく、ワイヤハーネスの形態が安定
する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のワイヤハーネスの成形方
法は、以下のように実施される。
【0008】
【実施例】まず、本発明第一実施例のワイヤハーネスの
布線成形方法を示す図1を参照して、この実施例に用い
る保持部材5は硬質樹脂製にして(図1の(B)参
照)、成形すべきワイヤハーネス1の中間において、幹
線2から十字状に分岐する分岐線3を引き出す電線分岐
部4に装着する形状を有し、その電線分岐部4の幹線2
を載置支承する幹線支承板6を主要部になし、その幹線
支承板6に、電線分岐部4近傍の幹線2を収納して押え
込む一対の半筒体形状の幹線副押えカバー7が開閉自在
に設けられると共に、その一対の幹線副押えカバー7の
中間には、分岐線3の挿通窓9を有し、かつ、電線分岐
部4の幹線2を収納して押え込む半筒形状の幹線主押え
カバー8が、幹線支承板6に着脱可能に設けられてい
る。そして、以上の保持部材5を用いてワイヤハーネス
1が以下の手法手順によって成形される。
【0009】即ち、幹線2の中間部位の十字状の電線分
岐部4において、幹線2の両側に長く伸長する分岐線3
A・3Bを有するワイヤハーネス1を、傾斜立設した布
線図板12上の布線治具11に、電線10を入線布線し
て成形するにおいて、幹線2を布線図板12の左右方向
に伸ばして、適正な作業高さが確保できる作業高さH1
に設定すると共に、電線分岐部4に当るポジションに、
保持部材5を配設セットし、さらに、正常形態におい
て、布線図板12の下方に伸長する分岐線3Aの布線治
具11を、幹線2を軸とする反対側の上半部分に設定し
て、ワイヤハーネス1の布線成形の作業準備をする。
【0010】そして(図1の(C)参照)、以上の布線
治具11に電線10を順次布線して、分岐線3A・3B
が幹線2から同一方向に引き出される分岐形態の仮形態
ワイヤハーネス1Aを成形し、しかるのち、幹線副押え
カバー7を閉じて電線分岐点近傍の幹線2を押え込みセ
ットする。続いて、分岐線3Aを幹線2の反対側へ18
0°転位させると同時に、幹線主押えカバー8を電線支
承板6に覆蓋セットして、電線分岐部4の幹線2を押え
込みセットすると共に、正常の分岐方向に整えた分岐線
3Aを挿通窓9から引き出してクランプし、所要形態の
ワイヤハーネス1に成形する。
【0011】以上の図1実施例の成形方法は、前記の作
用があり、正常な分岐姿勢において布線図板12の下半
部分に長く伸長する分岐線3Aに拘束されず、幹線2を
含むワイヤハーネス全体の作業性を配慮した適正な作業
高さH1が確保できるので、ワイヤハーネス1の布線成
形の作業性が向上し、能率化と成形コストの低減を促進
することができる。そして、電線分岐部4部位の電線群
は剛質の保持部材5に収納セットされるので、布線成形
後の分岐線3Aは反転転位による捩れ等によって、電線
分岐部4の分岐形態が崩れるおそれがなく、ワイヤハー
ネス1の成形品質が安定する。
【0012】つぎに、図2を参照して本発明の他の実施
例の保持部材5を説明する。即ち、この図2実施例の成
形方法に用いる保持部材5は、十字状に分岐する電線分
岐部4に用いるものであり、その十字状の分岐形態に整
合した十字状平板の形状を有している。そして、図1実
施例と同様に布線図板12上にセットして、図1実施例
と同様な手法手順によって仮形態ワイヤハーネス1Aを
成形し、しかるのち、幹線2の下方に長く伸長する分岐
線3Aを、反転転位して保持部材5の上に載置すると共
に、その分岐線3A・幹線2を保持部材5にテープ巻1
3によって固定セットし、正常形態のワイヤハーネス1
が成形される。この図2のワイヤハーネスの成形方法も
図1実施例と同様な作用が期待できる。
【0013】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明のワイヤハ
ーネスの成形方法は、布線図板上に電線を布線してワイ
ヤハーネスを成形するにおいて、その成形作業性を阻害
する長大な分岐線が存在する成形形態の場合でも、成形
作業性が損われることなく良好な作業能率を確保し、成
形コストの低減を促進する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例のワイヤハーネスの成形方法
を示し、(A)はその成形方法を示す全体正面図、
(B)はその成形方法に用いる保持部材の斜視図、
(C)はその成形方法の手法手順を示す斜視図
【図2】本発明の他の実施例のワイヤハーネスの成形方
法を示し、(A)はその成形方法の手法手順を示す要部
の斜視図、(B)はその成形方法に用いる保持部材の斜
視図
【図3】従来のワイヤハーネスの成形方法を示し、
(A)はその正面図、(B)はその側面図
【符号の説明】
1 ワイヤハーネス 1A 仮形態ワイヤハーネス 2 幹線 3・3A・3B 分岐線 4 電線分岐部 5 保持部材 6 幹線支承板 7 幹線副押えカバー 8 幹線主押えカバー 9 挿通窓 10 電線 11 布線治具 12 布線図板 13 テープ巻

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜立設した布線図板上に電線を布線す
    ると共に、ワイヤハーネスの幹線を前記布線図板の左右
    方向に設定して、所要形態のワイヤハーネスを成形する
    において、前記幹線から分岐する分岐線のうち必要なも
    のを、前記布線図板の上方寄りに引き伸ばして布線成形
    し、しかるのち、前記布線図板の下方寄りの前記幹線の
    反対側に転位して所要の分岐形態にすると共に、前記所
    要形態の分岐姿勢を、電線分岐部に装着した保持部材に
    よってクランプすることを特徴とするワイヤハーネスの
    布線成形方法。
  2. 【請求項2】 電線分岐部の幹線の電線を載置収納する
    と共に、正常姿勢の分岐姿勢に成形した前記電線分岐部
    に覆着する電線押えカバーを有する保持部材を用いる請
    求項1のワイヤハーネスの布線成形方法。
  3. 【請求項3】 正常な分岐姿勢の電線分岐部の幹線と分
    岐線を保持部材に載置し、正常姿勢の前記幹線と分岐線
    を前記保持部材にテープ巻き固定する請求項1のワイヤ
    ハーネスの布線成形方法。
JP7270553A 1995-09-25 1995-09-25 ワイヤハーネスの布線成形方法 Pending JPH0992054A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7270553A JPH0992054A (ja) 1995-09-25 1995-09-25 ワイヤハーネスの布線成形方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7270553A JPH0992054A (ja) 1995-09-25 1995-09-25 ワイヤハーネスの布線成形方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0992054A true JPH0992054A (ja) 1997-04-04

Family

ID=17487786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7270553A Pending JPH0992054A (ja) 1995-09-25 1995-09-25 ワイヤハーネスの布線成形方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0992054A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011204466A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Furukawa Electric Co Ltd:The 電線固定具及びワイヤハーネスの製造方法
JP2011210470A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Furukawa Electric Co Ltd:The 電線固定具及びワイヤハーネスの製造方法
CN113135155A (zh) * 2020-01-17 2021-07-20 矢崎总业株式会社 线束

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011204466A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Furukawa Electric Co Ltd:The 電線固定具及びワイヤハーネスの製造方法
JP2011210470A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Furukawa Electric Co Ltd:The 電線固定具及びワイヤハーネスの製造方法
CN113135155A (zh) * 2020-01-17 2021-07-20 矢崎总业株式会社 线束
CN113135155B (zh) * 2020-01-17 2024-03-08 矢崎总业株式会社 线束

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101395764B (zh) 带紧固件的连接器盖罩
US5367126A (en) Branch line apparatus for a wire harness and a method thereof
JPH0992054A (ja) ワイヤハーネスの布線成形方法
CN110165495A (zh) 连接器
US6106138A (en) Structure of a wire clipper for using in a net-like lamp string
JPH07212936A (ja) ワイヤハーネス用成形プロテクタ
JP3079014B2 (ja) プロテクタ内からの分岐電線の引出方法
JPH11154427A (ja) ワイヤハーネスの製造方法およびコネクタ保持具
JPH0423203Y2 (ja)
JPH0240369Y2 (ja)
JP2594355Y2 (ja) コネクタ
JP3009814U (ja) 分電盤の電線結束構造
JPH08163742A (ja) ワイヤーハーネスの分岐部結束用シート
JP3460352B2 (ja) ワイヤーハーネス組立図板用保持治具
JP2904484B1 (ja) 通信機器用装置架のケーブル導入構造
JP3684767B2 (ja) ワイヤハーネス組立用治具
JPS6244459Y2 (ja)
JP3087626B2 (ja) 巻着バンド型ワイヤハーネス用クランプ
JP3584783B2 (ja) コネクター保持用治具
JP2621564B2 (ja) 光ファイバ接続心線収納ユニット
JPS6120832Y2 (ja)
JPS64706Y2 (ja)
JPH05327584A (ja) コネクタ固定装置
JP3034417U (ja) 電線と保持体の組合体およびコネクタ
JPH1127818A (ja) 通信用ケーブルの架線方法及びそれに用いるケーブル支持具