JP2594355Y2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2594355Y2
JP2594355Y2 JP1991044151U JP4415191U JP2594355Y2 JP 2594355 Y2 JP2594355 Y2 JP 2594355Y2 JP 1991044151 U JP1991044151 U JP 1991044151U JP 4415191 U JP4415191 U JP 4415191U JP 2594355 Y2 JP2594355 Y2 JP 2594355Y2
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connector
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electric wire
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達哉 角田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車用ワイヤハーネ
ス等に使用され、電線端の電気接続子を収容して電気的
接続をなすコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用ワイヤハーネスに使用されるコ
ネクタは、電気回路の複雑化に伴って多数の電気接続子
を収容する多極化の傾向にある。そして、自動車用ワイ
ヤハーネスは、車体の狭い許容空間に効率的に配設する
必要があり、コネクタから引き出された電線群は、配索
条件に合った所定方向へ整えて導き出すことが必要にな
る。そこで、その電線群は適宜にテープ巻きを施して手
作業曲げ配索されたり、或は、コネクタの後部にカバー
体を取り付け、そのカバー体に予め設けた電線群引き出
し口を通して引き出し配索されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、前記のコネク
タ多極化の傾向から、コネクタから引き出される電線束
は太く、かつ、曲げ剛性も高くなっているので、車体の
許容空間においてコネクタ個々の多様な姿勢と、それぞ
れのコネクタから引き出された電線群の弾力的な配索姿
勢が要求されるワイヤハーネス用コネクタとして、前記
の手作業配索は非能率にして手数がかかり、ワイヤハー
ネスの配設作業性を低下させる要因となっている。さら
に、前記のカバー体方式のものは、電線の引き出し方向
が予め固定されるので、電線配索の弾力性に欠けると共
に、構造的にコスト高となる不具合がある。
【0004】本考案は、以上の従来技術の難点を解消す
るコネクタをを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の技術課題を解決す
る本考案のコネクタは「外壁に、少くとも一個のガイド
部材取着部を一体に形成したコネクタ本体と、該ガイド
部材取着部に着脱自在に装着係止される電線群ガイド部
材からなり、該電線群ガイド部材は、コネクタ本体の電
線引き出し側に開口部を臨ませ、かつ、コネクタ本体の
外壁面に対して立設姿勢をなす電線案内部と、前記ガイ
ド部材取着部への取着脚片を有し、さらに、該取着脚片
の縁部を受け入れる前記ガイド部材取着部の案内溝と、
係止孔と該係止孔に嵌着する片持弾性片の梁上の係止爪
からなる前記電線群ガイド部材の前記ガイド部材取着部
への係止ロック手段を備えた構造」が特徴である。
【0006】なお、以上の構成における電線ガイド部材
電線案内部は、筒体を溝の縦方向にハーフカットした
半円筒形状・半角筒形状等の形状を有して、任意の長さ
に形成される。そして、コネクタ本体の外壁面に対する
立設姿勢とは、該電線案内部を前傾姿勢・後傾姿勢・垂
直立設姿勢、或は左右傾姿勢等の任意の姿勢になして該
案内部をコネクタ本体の外壁に対して縦方向になす姿勢
を意味する。
【0007】
【作用】以上の構成の本考案のコネクタは、コネクタ本
体のガイド部材取着部に装着係止した電線群ガイド部材
の電線案内部が、開口部をコネクタ本体の電線引き出し
側に臨ませて立設姿勢をなすので、コネクタ本体からの
引き出し電線群を、その案内部の溝内等に押し入れて該
電線案内部と共にテープ巻きを施すと、引き出し電線群
の曲げ配索姿勢を簡便にして的確に必要方向へ整えるこ
とができる。そして、その電線群の曲げ配索姿勢を保持
する電線群ガイド部材は、前記の案内溝・係止孔・係止
爪からなる係止ロック手段によって、コネクタ本体に対
して三次元方向に機械的に的確に係止ロックされるの
で、電線群の強い曲げ応力を安定して担持し、電線群の
曲げ配索形態の崩れを生ずることはなく配索品質が安定
する。
【0008】そして、コネクタ本体のガイド部材取着部
を、コネクタ本体の上壁・側壁等の複数の任意個所に設
けると共に、電線群ガイド部材の立設形状を前記例示の
多様のものに標準化しておくと、その複数のガイド部材
取着部の位置選択と電線群ガイド部材の形状選択によっ
て、引き出し電線群の整列方向・整列姿勢を弾力的にな
し、コネクタの配設姿勢に最も適した形態になすことが
できる。
【0009】
【実施例】以下、実施例に基づいて詳しく説明する。ま
ず、本考案の第一実施例を示す図1図2を参照して、コ
ネクタ本体1の上壁14と側壁15には、同形のガイド
部材取着部2が一体に隆設され、別体の電線群ガイド部
材3が、コネクタ本体1の電線引き出し側から着脱自在
に装着できるようになっている。
【0010】詳しくは、ガイド部材取着部2は間隔を有
して平行する対向一対の押え条4A4Bと、押え条4A
4Bの中間に位置して平行する片持弾性梁の弾性係止片
5を有し、弾性係止片5は電線群ガイド部材3の挿入側
を自由端となして、その自由端の梁上に係止爪6が下向
きに隆設され、電線群ガイド部材3の板状の取着脚片7
(以下、単に脚片7という)の両側を、押え条4A4B
の案内溝9に入れて受け入れると共に、脚片7が所定位
置になると、係止爪6が脚片7の係止孔8に嵌着し、電
線群ガイド部材3が「パチン」と着脱自在に装着係止で
きる係止ロック手段が設けてある。
【0011】一方、電線群ガイド部材3は脚片7の前端
に、開口部11を前方にする半円筒形状の電線案内溝部
10が一体に立設され、この実施例の電線案内溝部10
は脚片7に対して垂直する立設姿勢を有し、脚片7がガ
イド部材取着部2に装着されると、開口部11がコネク
タ本体1の電線引き出し側に臨むようになっている。
【0012】以上のコネクタは、図2のように、三個の
ガイド部材取着部2のうちの任意の一つに電線群ガイド
部材3が取着係止され、コネクタ本体1から引き出され
た電線群12は電線案内溝部10に入れられて電線案内
溝部10と共にテープ巻き13が施され、電線群12の
曲げ配索姿勢が整えられる。
【0013】つぎに、図3図4を参照して本考案の他の
実施例の電線群ガイド部材3を説明する。即ち、図3の
ものは脚片7に対して電線案内溝部10が任意傾斜角度
の前傾姿勢または後傾姿勢の立設姿勢になっている。ま
た、図4のものは脚片7に対して電線案内溝部10が左
右方向のいずれかに任意角度傾斜している。この図3図
4のものも前記実施例と同様に、電線案内溝部10の開
口部11を、コネクタ本体1の電線引き出し側に臨ませ
て、コネクタ本体1のガイド部材取着部2に装着係止さ
れる。
【0014】以上の図1〜図4実施例は、いずれも電線
案内溝部10にコネクタ本体1からの引き出し電線束を
入れて曲げ配索できるので前記の作用が存在する。
【0015】
【考案の効果】以上の説明のとおり、本考案のコネクタ
は、コネクタからの電線群をコネクタ本体に取着した電
線群ガイド部材に導いて、任意かつ必要方向に曲げて簡
易的確に整列配索することが可能になり、ワイヤハーネ
スの車体への配設性が向上し、電線群配索作業の能率化
を図る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案第一実施例のコネクタの説明図
【図2】図1実施例の使用状態の説明図
【図3】本考案の他の実施例の電線群ガイド部材の斜視
【図4】本考案の他の実施例の電線群ガイド部材の斜視
【符号の説明】
1 コネクタ本体 2 ガイド部材取着部 3 電線群ガイド部材 4A4B 押え条 5 弾性係止片 6 係止爪 7 脚片 8 係止孔 10 電線案内溝部 11 開口部 12 電線群 13 テープ巻き

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁に、少くとも一個のガイド部材取着
    部を一体に形成したコネクタ本体と、該ガイド部材取着
    部に着脱自在に装着係止される電線群ガイド部材からな
    り、該電線群ガイド部材は、コネクタ本休の電線引き出
    し側に開口部を臨ませ、かつ、コネクタ本体の外壁面に
    対して立設姿勢をなす電線案内部と、前記ガイド部材取
    部への取着脚片を有し、さらに、該取着脚片の縁部を
    受け入れる前記ガイド部材取着部の案内溝と、係止孔と
    該係止孔に嵌着する片持弾性片の梁上の係止爪からなる
    前記電線群ガイド部材の前記ガイド部材取着部への係止
    ロック手段を備えた構造を特徴とするコネクタ。
JP1991044151U 1991-05-15 1991-05-15 コネクタ Expired - Fee Related JP2594355Y2 (ja)

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JPH04127979U JPH04127979U (ja) 1992-11-20
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JPS5249420Y2 (ja) * 1972-07-12 1977-11-10
JPS5739891Y2 (ja) * 1978-01-06 1982-09-02
JPS6128279U (ja) * 1984-07-25 1986-02-20 ヒロセ電機株式会社 多極コネクタのカバ−ケ−ス

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