JPH0991448A - イメージに合った色文字作製方法、および色文字作製装置 - Google Patents

イメージに合った色文字作製方法、および色文字作製装置

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JPH0991448A
JPH0991448A JP7268962A JP26896295A JPH0991448A JP H0991448 A JPH0991448 A JP H0991448A JP 7268962 A JP7268962 A JP 7268962A JP 26896295 A JP26896295 A JP 26896295A JP H0991448 A JPH0991448 A JP H0991448A
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 閉鎖された輪郭線から構成されるエレメン
トの内外にイメージに合った色を自動的に塗り分けるこ
とができる色文字作製方法、色文字作製装置。 【解決手段】 文字を入力することによって、エレメン
トの閉鎖された輪郭線毎のアドレスが順次発生し、当該
アドレスに基づいて記憶されているエレメントの輪郭線
情報が抽出される。一方、所望のイメージと色とのテー
ブルから所望のイメージを指定する。前記エレメントの
輪郭線情報と指定されたイメージに合った色情報とによ
って、エレメントの輪郭線に上記テーブルの色が塗られ
て一つのエレメントが生成される。所望のイメージに合
った色がそれぞれ塗られた各エレメントは、組み立てら
れることによって一つの色文字が自動的に作製される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広告文、プレゼン
テーションにおける文、あるいは目立たせたい文等にお
いて、見る者にとって文章のイメージに合った印象を与
えるためのイメージに合った色文字作製方法、および色
文字作製装置に関するものである。本明細書においてい
う「エレメント」とは、文字の最小単位である閉鎖され
た輪郭線からなる点、縦棒、横棒、ハライ等によって一
つの文字を構成するものである。
【0002】
【従来の技術】文字は、黒でべた塗りされているか、あ
るいは輪郭線の内部を白く抜いたものが一般的である。
また、文字は、見る者に強い印象を与えるために色を付
けることがある。このような色文字の作製は、輪郭線の
内部に一つ一つ色を指定して塗り潰している。あるい
は、色文字の作製は、文字全体に対して一つの色を指定
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、文字を構成す
るエレメント毎に色を塗り分けた色文字は、その作製に
多くの手間がかかるという問題を有する。また、作者が
文字あるいは文章に特定のイメージを与えたい場合、い
ろいろ試行錯誤を行う必要がある。すなわち、作者は、
文字あるいは文章にイメージの異なる色をいちいち塗っ
てみないと結果が判らない。この場合、同じ文字で、イ
メージの異なる色文字を多数作製することは、非常に手
間がかかることである。色文字を組み合わせて文章を作
製する際に、所望の印象を与える一つ一つの文字から構
成される文章でも、全体のイメージが作者の考えと異な
る場合もある。このような場合、色文字の配色を変える
ことは、非常に手間がかかることである。文字を構成す
るエレメント毎に色を自動的に変えたり、あるいはイメ
ージと色とのテーブルから色文字を作製するイメージに
合った色文字作製方法および色文字作製装置は、未だ開
発されていない。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、閉鎖された輪郭線から構成されるエレメン
トの内外にイメージに合った色を自動的に塗り分けるこ
とができる色文字作製方法および色文字作製装置を提供
することを目的とする。本発明は、イメージに合った色
のみを繰り返し使用することによって、イメージに合っ
た色文字作製方法および色文字作製装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(第1発明)前記目的を達成するために、本発明のイメ
ージに合った色文字作製方法は、閉鎖された輪郭線で、
文字を構成する最小単位であるエレメントをそれぞれ異
なる色で塗り分ける際に、所望のイメージに合った色文
字を作製するもので、文字を構成するエレメント毎にア
ドレスを持たせ、所望の文字とイメージとを入力するこ
とによって、エレメント毎のアドレスを順次発生させ、
当該アドレスに基づいて記憶されているエレメント情報
と、予め記憶されているイメージに合った色とから色文
字を生成することを特徴とする。
【0006】(第2発明)本発明のイメージに合った色
文字作製方法は、文字を構成するエレメントの内側およ
び外側にできる輪郭線内に色情報を持つことによって色
分けされた文字を作製することを特徴とする。
【0007】(第3発明)本発明のイメージに合った色
文字作製方法における文字を構成するエレメントによっ
てできる輪郭線の内側または外側を塗る色は、予め記憶
されているイメージに合った異なる色の組み合わせ順
が、文字の筆順に従って順次繰り返されることを特徴と
する。
【0008】(第4発明)本発明のイメージに合った色
文字作製方法における文字を構成するエレメントによっ
てできる輪郭線の内側または外側を塗る色は、予め記憶
されているイメージに合った異なる色の組み合わせ順が
ランダムに塗られることを特徴とする。
【0009】(第5発明)本発明のイメージに合った色
文字作製装置は、閉鎖された輪郭線で、文字を構成する
最小単位であるエレメントをそれぞれ異なる色で塗り分
ける際に、所望のイメージに合った色文字を作製するも
ので、文字をイメージ色に合った色で塗り分けるための
指定があるか否かを判別する判別回路112と、文字を
構成するエレメント毎に異なるアドレスを発生するアド
レス発生回路113と、当該アドレス発生回路113に
よって発生したアドレスにエレメントの輪郭線情報が格
納されている文字情報記憶装置114と、少なくとも一
つの色によって特定のイメージを表現したイメージ対色
の組み合わせからなるテーブルが記憶されているイメー
ジ色記憶装置116と、当該イメージ色記憶装置116
におけるイメージを選択するイメージ色選択回路118
と、当該イメージ色選択回路118によって選択された
イメージの色情報を順次発生するイメージ色発生回路1
19と、各エレメントの輪郭線情報と上記イメージ色発
生回路119によって発生した色情報に基づいて一文字
を構成する一文字分バッファメモリ115とから構成さ
れる。
【0010】(第6発明)本発明のイメージに合った色
文字作製装置における複数のイメージ色は、文字の筆順
に従って順次塗られることを特徴とする。
【0011】(第7発明)本発明のイメージに合った色
文字作製装置における複数のイメージ色は、文字の筆順
または指定された色の順序をランダムに変えることがで
きる乱数発生回路または乱数表を備えていることを特徴
とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
(第1発明)本出願人は、文字を構成するエレメントの
閉鎖された輪郭線毎に自動的にイメージに合った色を塗
り分けることによって、簡単にイメージに合った広告文
やプレゼンテーション等の際に使用される文章を作製で
きることに着目した。文字は、構成されているエレメン
トで、閉鎖された輪郭線毎にアドレスを有している。イ
メージに合った色文字を作製するに際し、まず、文字を
入力する。文字を入力することによって、エレメントの
閉鎖された輪郭線毎のアドレスが順次発生し、当該アド
レスに基づいて記憶されているエレメントの輪郭線情報
が抽出される。一方、所望のイメージと少なくとも一つ
の色とのテーブルから所望のイメージを指定する。その
後、前記エレメントの輪郭線情報と指定されたイメージ
に合った色情報とによって、エレメントの輪郭線に上記
テーブルの色が塗られて一つのエレメントが生成され
る。そして、所望のイメージに合った色がそれぞれ塗ら
れた各エレメントは、組み立てられることによって一つ
の色文字が自動的に作製される。
【0013】(第2発明)本発明の色文字は、文字を構
成するエレメントで、閉鎖された輪郭線で囲まれた内部
以外に、外側の輪郭線によって囲まれた部分にも、それ
ぞれイメージに合った異なる色情報を持たせることがで
きる。このようにすることによって、多くのイメージに
合った異なる色文字が作製される。
【0014】(第3発明)文字を構成するエレメント
で、閉鎖された輪郭線の内側または外側を塗る色は、予
めイメージの指定によって自動的に決められる。そし
て、予め指定されたイメージの色は、イメージと色のテ
ーブルに記載された順序に従って、たとえば、文字の筆
順通りに塗られる。指定された色が一巡すると、また最
初の色に戻り、これを順次繰り返して、文字の筆順通り
に色が自動的に塗られる。
【0015】(第4発明)文字を構成するエレメント
で、閉鎖された輪郭線の内側または外側を塗る色は、予
めイメージによって決められた色の順あるいは筆順に、
たとえば、順番を付け、この順番を乱数表等によってラ
ンダムな順序を付ける。そして、このランダムな順序に
よって、エレメントに色がランダムに付けられる。この
ようなイメージに合った色文字は、同じ文字を作製して
も何時も異なる色文字ができ、印象をその時々によって
変えることができる。
【0016】(第5発明)文字が入力されると、判別回
路は、文字を構成するエレメントの輪郭線内外にイメー
ジに合った色を塗り分けるための指定があるか否かを判
別する。判別回路がイメージに合った色を塗り分ける指
定があると判断した場合、アドレス発生回路は、入力さ
れた文字のエレメント毎に異なるアドレスを発生する。
入力された文字に関して、アドレス発生回路によって発
生したアドレスは、文字情報記憶装置からエレメントの
輪郭線情報を抽出する。一方、イメージ色記憶装置に
は、各種イメージと当該イメージに合った複数の色ある
いはその組み合わせ等がテーブルになって記憶されてい
る。また、必要に応じて、上記テーブルがイメージ色表
示装置、たとえば、ディスプレイ等に表示される。イメ
ージに合った色文字の作製者は、イメージ色表示装置で
イメージと色合い等を見て、所望のものを選択する。選
択されたイメージの色は、色情報となったエレメントに
色を付けるための処理が行われる。一文字分バッファメ
モリでは、各エレメントの輪郭線情報と上記色情報とに
基づいて入力された一文字が組み立てられる。
【0017】(第6発明)イメージを選択すると、その
イメージに合った複数のイメージ色がイメージ色記憶装
置に記録されている順に色を発生する。そして、各エレ
メントの輪郭線には、筆順に従って前記イメージに合っ
た色が発生順に塗られる。
【0018】(第7発明)たとえば、乱数発生回路また
は乱数表は、文字の筆順または指定された色の順序をラ
ンダムに変えることができる。そして、文字の筆順また
は指定されたイメージに合った色の順序をランダムにす
ることで、同じ文字を繰り返し一つの文章内に使用して
も、その時々で異なるイメージの文字を作製することが
できる。
【0019】
【実 施 例】図1は本発明における一実施例であるイ
メージに合った色文字作製装置を説明するための概略ブ
ロック構成図である。図1において、イメージに合った
色文字作製装置は、文字等を入力するキーボード111
と、エレメント毎にイメージに合った色を塗り分けるた
めの指定がされているか否かを判別する判別回路112
と、エレメント毎にイメージに合った色を塗り分けるた
めの指定がされていると判断された場合、エレメントの
輪郭線毎にアドレスを発生する第1アドレス発生回路1
13と、当該第1アドレス発生回路113によって発生
したアドレスにエレメントの輪郭線情報が格納されてい
る第1文字情報記憶装置114と、エレメントの輪郭線
情報および後述の色情報とに基づいて文字を組み立てる
ための一文字分バッファメモリ115と、イメージとイ
メージに合った色とが、たとえば、テーブルになって記
憶されているイメージ色記憶装置116と、当該イメー
ジ色記憶装置116に記憶されているテーブルを表示す
るイメージ色表示装置117と、当該イメージ色表示装
置117に表示されているイメージに合った色を見て、
所望の色を選択するイメージ色選択回路118と、選択
されたイメージに合った色をその順に発生するイメージ
色発生回路119と、発生したイメージに合った色を前
記エレメントの輪郭線毎に塗る色塗り制御回路120
と、組み立てられた一文字を表示または印字するための
出力制御回路121と、当該文字を出力する表示装置ま
たは印字装置からなる出力装置122と、前記判別回路
112において、イメージに合った色文字の指定がな
く、普通の文字が入力されたと判断した場合、当該文字
のアドレスを発生する第2アドレス発生回路123と、
当該第2アドレス発生回路123によって発生したアド
レスに基づいた当該文字の輪郭線情報が格納されている
第2文字情報記憶装置124と、図示されていないイメ
ージに合った色文字作製装置の制御装置とから構成され
ている。
【0020】図2は図1におけるイメージに合った色文
字作製装置の動作を説明するためのフローチャートであ
る。図1および図2を参照しつつ本実施例のイメージに
合った色文字作製装置を説明する。先ず、キーボード1
11によって、所望の文字が入力される(ステップ21
1)。判別回路112は、入力された文字のエレメント
毎にイメージに合った色を塗り分けるための設定がされ
ているか否かを調べる(ステップ212)。前記判別回
路112が入力された文字のエレメント毎にイメージに
合った色を塗り分けるための設定がされていると判断し
た場合、第1アドレス発生回路113は、入力された文
字のエレメント毎のアドレスを発生する(ステップ21
3)。
【0021】入力された文字における第1番目のアドレ
スに基づいて、第1文字情報記憶装置114から当該エ
レメントの輪郭線情報が一文字分バッファメモリ115
に抽出される(ステップ214)。また、判別回路11
2が入力された文字のエレメント毎にイメージに合った
色を塗り分けるための設定がされていると判断した場
合、図示されていない制御装置は、イメージ色記憶装置
116からイメージと当該イメージに合った色とのテー
ブルを抽出して、イメージ色表示装置117に表示させ
るための処理を行う(ステップ215)。上記制御装置
は、イメージ色表示装置117に表示されたテーブルか
ら、イメージに合った色をイメージ色選択回路118に
よって選択されたか否かを選択が終了するまで調べ続け
る(ステップ216)。
【0022】次に、選択されたイメージに合った色は、
イメージ色発生回路119によって順次発生する(ステ
ップ217)。イメージ色発生回路119によって発生
した色情報は、前記抽出されたエレメントに対する輪郭
線情報と共に一文字分バッファメモリ115に抽出され
る(ステップ214)。図示されていない制御装置は、
前記色情報に基づいて、エレメントに色を付けるための
処理を行う(ステップ215)。前記制御装置は、次に
エレメントの輪郭線情報があるか否かを調べる(ステッ
プ221)。前記制御装置は、次にエレメントの輪郭線
情報があると判断した場合、nに「1」を加える(ステ
ップ222)。すなわち、第2番目のアドレスに対応し
たエレメントの輪郭線情報と当該輪郭線の色情報を抽出
して一文字分バッファメモリ115に格納する(ステッ
プ214)。
【0023】制御装置は、入力された文字に対するエレ
メントの輪郭線情報がある限り続け、次に、エレメント
の輪郭線情報がない場合、次の文字があるか否かを調べ
る(ステップ218)。入力された文字がある場合、図
2における(a)を通ってステップ211に戻り、前記
と同様な操作を繰り返し、入力文字がない場合、操作を
終了する。図示されていない制御装置は、一文字分バッ
ファメモリ115において、色が塗られた各エレメント
が所望の文字となるように組み立てるための処理を行う
(ステップ219)。入力された文字として完成した文
字は、表示または印字するための処理が出力制御回路1
21によって処理された後、出力装置122によって表
示または印字される(ステップ220)。
【0024】ステップ212において、判別回路112
が入力文字のエレメント毎に色を塗り分けるための設定
がないと判断した場合、第2アドレス発生回路123
は、当該文字に対応したアドレスを発生する(ステップ
224)。一文字分バッファメモリ115には、前記ア
ドレスに格納された文字のアウトラインフォントデータ
が抽出される(ステップ225)。その後、入力された
文字は、前記イメージに合った色文字の作製と同様に、
ステップ219およびステップ220の処理が行われた
後、出力装置122に表示または印字される。
【0025】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。たとえば、「口または日」というような輪郭線の外
側によって囲まれた部分が発生する文字は、輪郭線の外
側によって囲まれた部分にも輪郭線情報と色情報とを持
たせることもできる。また、図1におけるイメージ色発
生回路119には、たとえば、乱数発生回路や乱数表等
が備えられ、指定された色順や筆順をその都度ランダム
に変えることができる。このようにすると、一つの文章
の中に同じ文字が繰り返される場合、その都度異なる色
で塗り分けられているため、見る者にとって常に同じイ
メージでも多少異なる印象を与える文字にすることがで
きる。
【0026】図3は本発明の実施例を具体的な文字によ
って説明するためのもので、イメージと色との関係を表
す図である。図3において、上方にある複数の色の組み
合わせは、たとえば、ソフトなイメージを与え、下に行
くに従いハードな色の組み合わせとなっている。また、
左側にある複数の色の組み合わせは、温かいイメージを
与え、右側に行くに従い冷たいイメージを与える色の組
み合わせになっている。図3はイメージが記載されてい
ないものを含めて11ないし19まで示されているが、
これらの中間のイメージに対応するものもある。
【0027】たとえば、符号11と符号12の間、符号
11と符号14の間にも、イメージにあった複数の色の
組み合わせが存在する。そして、図1におけるイメージ
色記憶装置116には、図3で説明したような図が記憶
されているまた、イメージと色の関係は、「SOFT」
と「HARD」、あるいは「WARM」と「COOL」
以外に多数存在する。なお、図3は色で表現できないた
め、網かけを変えて色の代わりにしている。たとえば、
「可憐な」12というイメージの色の組み合わせは、
(イ)薄桃色、(ロ)桜色、(ハ)薄水色からなる。
【0028】そこで、イメージ色表示装置117には、
図3が表示される。そして、上記図3に示されている
「可憐な」12を選択したとすると、たとえば、文字列
の先頭から順に、薄桃色(イ)、桜色(ロ)、薄水色
(ハ)がイメージ色選択回路118によって選択され
る。その後、選択された上記各色は、イメージ色発生回
路119から発生し、これらの色が順次繰り返しエレメ
ントに塗られる。また、色を塗る順序は、文字の筆順を
変えて、(イ)、(ロ)、(ハ)の順で塗る場合と、色
の方を(イ)ないし(ハ)の順を変えて、文字の筆順に
塗る場合がある。
【0029】図4は本発明の実施例を具体的な文字によ
って説明するためのもので、イメージ、色、および色が
塗られた文字との関係を説明するための図である。図4
において、たとえば、「可憐な」というイメージは、
(イ)薄桃色、(ロ)桜色、(ハ)薄水色からなり、こ
れらの色を「祥」という文字に塗っている。そして、上
記(イ)ないし(ハ)の色は、いずれも文字の筆順に従
っていない場合を示している。
【0030】図5は本発明の実施例で、イメージに対す
る色とそのコードとの関係を示す図である。図5におい
て、「優雅な」というイメージは、(イ)灰桃色、
(ロ)灰茶色、(ハ)紫色からなり、それぞれの下にコ
ードが示されている。たとえば、前記イメージ色表示装
置117に表示されたイメージと色との関係を表す図か
らイメージが選択されると、図5に示すイメージを表す
各色のコードがイメージ色発生回路119から発生し
て、このコードによってエレメントに色が塗られるため
の処理が行われる。
【0031】以上、本実施例を詳述したが、本発明は、
前記実施例に限定されるものではない。そして、特許請
求の範囲に記載された本発明を逸脱することがなけれ
ば、種々の設計変更を行なうことが可能である。たとえ
ば、図1におけるブロック回路等は、実施例において詳
細な説明がされていないが、ブロック回路等そのものの
発明ではないため、公知または周知の回路を使用するこ
とができる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、イメージを指定するだ
けで、予め決められた色情報に基づいた色文字が自動的
に作製される。本発明によれば、イメージを指定するこ
とで、文字のエレメント毎にランダムに塗り分けること
ができるため、同じ文字でもその都度異なる印象の色が
自動的に作製される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における一実施例であるイメージに合っ
た色文字作製装置を説明するための概略ブロック構成図
である。
【図2】図1におけるイメージに合った色文字作製装置
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の実施例を具体的な文字によって説明す
るためのもので、イメージと色との関係を表す図であ
る。
【図4】本発明の実施例を具体的な文字によって説明す
るためのもので、イメージ、色、および色が塗られた文
字との関係を説明するための図である。
【図5】本発明の実施例で、イメージに対する色とその
コードとの関係を示す図である。
【符号の説明】
111・・・キーボード 112・・・判別回路 113・・・第1アドレス発生回路 114・・・第1文字情報記憶装置 115・・・一文字分バッファメモリ 116・・・イメージ色記憶装置 117・・・イメージ色表示装置 118・・・イメージ色選択回路 119・・・イメージ色発生回路 120・・・色塗り制御回路 121・・・出力制御回路 122・・・出力装置 123・・・第2アドレス発生回路 124・・・第2文字情報記憶装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閉鎖された輪郭線で、文字を構成する最
    小単位であるエレメントをそれぞれ異なる色で塗り分け
    る際に、所望のイメージに合った色文字作製方法におい
    て、 文字を構成するエレメント毎にアドレスを持たせ、所望
    の文字とイメージとを入力することによって、エレメン
    ト毎のアドレスを順次発生させ、当該アドレスに基づい
    て記憶されているエレメント情報と、予め記憶されてい
    るイメージに合った色とから色文字を生成することを特
    徴とするイメージに合った色文字作製方法。
  2. 【請求項2】 文字を構成するエレメントの内側および
    外側にできる輪郭線内に色情報を持つことによって色分
    けされた文字を作製することを特徴とする請求項1記載
    のイメージに合った色文字作製方法。
  3. 【請求項3】 文字を構成するエレメントによってでき
    る輪郭線の内側または外側を塗る色は、予め記憶されて
    いるイメージに合った異なる色の組み合わせ順が、文字
    の筆順に従って順次繰り返されることを特徴とする請求
    項1記載のイメージに合った色文字作製方法。
  4. 【請求項4】 文字を構成するエレメントによってでき
    る輪郭線の内側または外側を塗る色は、予め記憶されて
    いるイメージに合った異なる色の組み合わせ順がランダ
    ムに塗られることを特徴とする請求項1記載のイメージ
    に合った色文字作製方法。
  5. 【請求項5】 閉鎖された輪郭線で、文字を構成する最
    小単位であるエレメントをそれぞれ異なる色で塗り分け
    る際に、所望のイメージに合った色文字作製装置におい
    て、 文字をイメージ色に合った色で塗り分けるための指定が
    あるか否かを判別する判別回路と、 文字を構成するエレメント毎に異なるアドレスを発生す
    るアドレス発生回路と、 当該アドレス発生回路によって発生したアドレスにエレ
    メントの輪郭線情報が格納されている文字情報記憶装置
    と、 少なくとも一つの色によって特定のイメージを表現した
    イメージ対色の組み合わせからなるテーブルが記憶され
    ているイメージ色記憶装置と、 当該イメージ色記憶装置におけるイメージを選択するイ
    メージ色選択回路と、 当該イメージ色選択回路によって選択されたイメージの
    色情報を順次発生するイメージ色発生回路と、 各エレメントの輪郭線情報と上記イメージ色発生回路に
    よって発生した色情報に基づいて一文字を構成する一文
    字分バッファメモリと、 から構成されることを特徴とするイメージに合った色文
    字作製装置。
  6. 【請求項6】 前記複数のイメージ色は、文字の筆順に
    従って順次塗られることを特徴とする請求項5記載のイ
    メージに合った色文字作製装置。
  7. 【請求項7】 前記複数のイメージ色は、文字の筆順ま
    たは指定された色の順序をランダムに変えることができ
    る乱数発生回路または乱数表を備えていることを特徴と
    する請求項5記載のイメージに合った色文字作製装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006505808A (ja) * 2002-10-23 2006-02-16 ボーダフォン・ホールディング・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング デジタルのテキスト要素および/または画素の着色

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JP2006505808A (ja) * 2002-10-23 2006-02-16 ボーダフォン・ホールディング・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング デジタルのテキスト要素および/または画素の着色

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JP2910910B2 (ja) 1999-06-23

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