JPH0990690A - 電子写真画像形成装置及び電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及びプロセスユニット - Google Patents
電子写真画像形成装置及び電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及びプロセスユニットInfo
- Publication number
- JPH0990690A JPH0990690A JP7273522A JP27352295A JPH0990690A JP H0990690 A JPH0990690 A JP H0990690A JP 7273522 A JP7273522 A JP 7273522A JP 27352295 A JP27352295 A JP 27352295A JP H0990690 A JPH0990690 A JP H0990690A
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- Japan
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- image forming
- forming apparatus
- main body
- electrophotographic photosensitive
- photosensitive member
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 感光ドラムユニットや他のプロセスユニット
を交換する際に、感光ドラムと感光ドラムに近接して配
置される導電性の部材との間の放電により発生する帯電
メモリの防止が目的である。 【解決手段】 感光ドラムを有するプロセスカートリッ
ジや現像器4を装着する際に、感光ドラム1、または現
像器に含まれる現像スリーブ7を、画像形成装置内に設
けられた電極103に接触させることにより、帯電した
電荷を本体17に逃がす。または、感光ドラムと現像ス
リーブを共にアースに落とすことにより、本体7を通じ
て同電位とする。
を交換する際に、感光ドラムと感光ドラムに近接して配
置される導電性の部材との間の放電により発生する帯電
メモリの防止が目的である。 【解決手段】 感光ドラムを有するプロセスカートリッ
ジや現像器4を装着する際に、感光ドラム1、または現
像器に含まれる現像スリーブ7を、画像形成装置内に設
けられた電極103に接触させることにより、帯電した
電荷を本体17に逃がす。または、感光ドラムと現像ス
リーブを共にアースに落とすことにより、本体7を通じ
て同電位とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真感光体に作
用するプロセスユニット及び電子写真感光体を有するプ
ロセスカートリッジ、及びプロセスユニット又はプロセ
スカートリッジを着脱可能な画像形成装置に関する。
用するプロセスユニット及び電子写真感光体を有するプ
ロセスカートリッジ、及びプロセスユニット又はプロセ
スカートリッジを着脱可能な画像形成装置に関する。
【0002】ここで電子写真画像形成装置は、電子写真
画像形成プロセスを用いて記録媒体に画像を形成するも
ので、例えば電子写真複写機、電子写真プリンター(例
えば、LEDプリンター、レーザービームプリンター
等)、電子写真ファクシミリ装置、及び、電子写真ワー
ドプロセッサー等が含まれる。
画像形成プロセスを用いて記録媒体に画像を形成するも
ので、例えば電子写真複写機、電子写真プリンター(例
えば、LEDプリンター、レーザービームプリンター
等)、電子写真ファクシミリ装置、及び、電子写真ワー
ドプロセッサー等が含まれる。
【0003】またここでプロセスカートリッジとして
は、帯電手段、現像手段またはクリーニング手段の何れ
か二つと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化
し、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体に対
して着脱可能とするものである。及び帯電手段、現像手
段、クリーニング手段の少なくとも一つと電子写真感光
体とを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装
置本体に着脱可能とするものである。
は、帯電手段、現像手段またはクリーニング手段の何れ
か二つと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化
し、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体に対
して着脱可能とするものである。及び帯電手段、現像手
段、クリーニング手段の少なくとも一つと電子写真感光
体とを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装
置本体に着脱可能とするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は後述の従来の
技術を更に発展させたものである。
技術を更に発展させたものである。
【0005】電子写真感光体と電子写真感光体に作用す
るプロセス手段を一体のカートリッジとしたプロセスカ
ートリッジや、現像手段などのプロセスユニットに取り
付けられている導電性の部材は、画像形成装置本体内の
電極に接続されていなければフロート状態にある。この
ため、新品のプロセスカートリッジやプロセスユニット
を装着する場合やトナー補給などの際のプロセスユニッ
ト化された現像器の着脱作業時に、何らかの原因で発生
した電荷によって電子写真感光体や現像スリーブなどの
導電性部材が帯電した状態になる場合がある。この場
合、電子写真感光体を含んだプロセスカートリッジ、ま
たはその他の電子写真感光体を含まず電子写真感光体に
作用するプロセスユニットのどちらかを交換する際に、
一方のプロセスカートリッジ又はプロセスユニットが画
像形成装置に装着されて電位が落ちており、他方の後に
装着するプロセスユニット又はプロセスカートリッジが
帯電した状態で装着されることになる。この状態で電子
写真感光体と導電性部材例えば現像スリーブが近接する
と、電子写真感光体と現像スリーブとの間の電位差によ
って放電が起こり、その放電により帯電メモリと呼ばれ
る画像不良が発生する。
るプロセス手段を一体のカートリッジとしたプロセスカ
ートリッジや、現像手段などのプロセスユニットに取り
付けられている導電性の部材は、画像形成装置本体内の
電極に接続されていなければフロート状態にある。この
ため、新品のプロセスカートリッジやプロセスユニット
を装着する場合やトナー補給などの際のプロセスユニッ
ト化された現像器の着脱作業時に、何らかの原因で発生
した電荷によって電子写真感光体や現像スリーブなどの
導電性部材が帯電した状態になる場合がある。この場
合、電子写真感光体を含んだプロセスカートリッジ、ま
たはその他の電子写真感光体を含まず電子写真感光体に
作用するプロセスユニットのどちらかを交換する際に、
一方のプロセスカートリッジ又はプロセスユニットが画
像形成装置に装着されて電位が落ちており、他方の後に
装着するプロセスユニット又はプロセスカートリッジが
帯電した状態で装着されることになる。この状態で電子
写真感光体と導電性部材例えば現像スリーブが近接する
と、電子写真感光体と現像スリーブとの間の電位差によ
って放電が起こり、その放電により帯電メモリと呼ばれ
る画像不良が発生する。
【0006】そこで、本出願に係わる発明の目的はプロ
セスカートリッジとプロセスユニットを夫々画像形成装
置本体に着脱可能に備えた画像形成装置においてプロセ
スカートリッジ又は、プロセスユニットを交換する際
に、帯電メモリの発生しない電子写真画像形成装置を提
供することにある。
セスカートリッジとプロセスユニットを夫々画像形成装
置本体に着脱可能に備えた画像形成装置においてプロセ
スカートリッジ又は、プロセスユニットを交換する際
に、帯電メモリの発生しない電子写真画像形成装置を提
供することにある。
【0007】また、本出願に係わる発明の他の目的は、
電子写真感光体を有するプロセスカートリッジを交換す
る際に、帯電メモリの発生しない電子写真画像形成装置
を提供することにある。
電子写真感光体を有するプロセスカートリッジを交換す
る際に、帯電メモリの発生しない電子写真画像形成装置
を提供することにある。
【0008】また、本出願に係わる発明の更に他の目的
は、交換する際に帯電メモリの発生しないプロセスユニ
ットを提供することにある。
は、交換する際に帯電メモリの発生しないプロセスユニ
ットを提供することにある。
【0009】また、本出願に係わる更なる他の発明の目
的は、交換する際に帯電メモリの発生しない電子写真感
光体を備えたプロセスカートリッジを提供することにあ
る。
的は、交換する際に帯電メモリの発生しない電子写真感
光体を備えたプロセスカートリッジを提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
電子写真感光体と、前記電子写真感光体に対し接触また
は非接触で近接した状態で配置される導電性の部材を有
するプロセスユニットと、を有し、前記プロセスユニッ
トが交換可能となっている電子写真画像形成装置におい
て、電子写真画像形成装置本体に前記プロセスユニット
を装着する際に、前記プロセスユニットの導電性部材と
前記電子写真感光体が近接する以前に画像形成装置本体
内に設けられた電極と前記プロセスユニットの導電性部
材の電極が接触し、その後に所定の位置関係に前記プロ
セスユニットが配置されることを特徴とする電子写真画
像形成装置である。
電子写真感光体と、前記電子写真感光体に対し接触また
は非接触で近接した状態で配置される導電性の部材を有
するプロセスユニットと、を有し、前記プロセスユニッ
トが交換可能となっている電子写真画像形成装置におい
て、電子写真画像形成装置本体に前記プロセスユニット
を装着する際に、前記プロセスユニットの導電性部材と
前記電子写真感光体が近接する以前に画像形成装置本体
内に設けられた電極と前記プロセスユニットの導電性部
材の電極が接触し、その後に所定の位置関係に前記プロ
セスユニットが配置されることを特徴とする電子写真画
像形成装置である。
【0011】本発明の第2の発明は、電子写真感光体
と、電子写真感光体に作用するプロセス手段と、を一体
のカートリッジとして画像形成装置本体に着脱可能なプ
ロセスカートリッジ及び電子写真感光体に作用する前記
以外のプロセス手段を画像形成装置本体に備えた電子写
真画像形成装置において、画像形成装置本体に備えた前
記プロセス手段は導電性の部材を有し、画像形成装置本
体に前記プロセスカートリッジを装着する際に、前記導
電性の部材と前記電子写真感光体が近接する以前に画像
形成装置本体内に設けられた電極と電子写真感光体の電
極が接触し、その後に所定の位置関係にプロセスカート
リッジが配置されることを特徴とする電子写真画像形成
装置である。
と、電子写真感光体に作用するプロセス手段と、を一体
のカートリッジとして画像形成装置本体に着脱可能なプ
ロセスカートリッジ及び電子写真感光体に作用する前記
以外のプロセス手段を画像形成装置本体に備えた電子写
真画像形成装置において、画像形成装置本体に備えた前
記プロセス手段は導電性の部材を有し、画像形成装置本
体に前記プロセスカートリッジを装着する際に、前記導
電性の部材と前記電子写真感光体が近接する以前に画像
形成装置本体内に設けられた電極と電子写真感光体の電
極が接触し、その後に所定の位置関係にプロセスカート
リッジが配置されることを特徴とする電子写真画像形成
装置である。
【0012】本発明の第3の発明は、電子写真感光体を
有する電子写真画像形成装置本体に装着され、前記電子
写真感光体に対し接触または非接触で近接して配置され
る導電性のプロセス手段を有し交換可能なプロセスユニ
ットにおいて、画像形成装置本体に装着される際に、前
記導電性部材と前記電子写真感光体が近接する以前に画
像形成装置本体内に設けられた電極と接触し、その後に
所定の位置関係に配置されることを特徴とするプロセス
ユニットである。
有する電子写真画像形成装置本体に装着され、前記電子
写真感光体に対し接触または非接触で近接して配置され
る導電性のプロセス手段を有し交換可能なプロセスユニ
ットにおいて、画像形成装置本体に装着される際に、前
記導電性部材と前記電子写真感光体が近接する以前に画
像形成装置本体内に設けられた電極と接触し、その後に
所定の位置関係に配置されることを特徴とするプロセス
ユニットである。
【0013】本発明の第4の発明は、電子写真感光体
と、電子写真感光体に作用する一部のプロセス手段と、
を一体のカートリッジとして画像形成装置本体に着脱可
能なプロセスカートリッジにおいて、前記一部のプロセ
ス手段以外で画像形成装置本体に備えるプロセス手段は
導電性部材を有し、画像形成装置本体に前記プロセスカ
ートリッジを装着する際に、前記導電性の部材と前記電
子写真感光体か近接する以前に画像形成装置本体内に設
けられた電極と電子写真感光体の電極が接触し、その後
に所定の位置関係に配置されることを特徴とするプロセ
スカートリッジである。
と、電子写真感光体に作用する一部のプロセス手段と、
を一体のカートリッジとして画像形成装置本体に着脱可
能なプロセスカートリッジにおいて、前記一部のプロセ
ス手段以外で画像形成装置本体に備えるプロセス手段は
導電性部材を有し、画像形成装置本体に前記プロセスカ
ートリッジを装着する際に、前記導電性の部材と前記電
子写真感光体か近接する以前に画像形成装置本体内に設
けられた電極と電子写真感光体の電極が接触し、その後
に所定の位置関係に配置されることを特徴とするプロセ
スカートリッジである。
【0014】本発明の第5の発明は、前記プロセスカー
トリッジとは、帯電手段、現像手段またはクリーニング
手段の何れか一つと電子写真感光体とを一体的にカート
リッジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体に対
して着脱可能とするものである第4の発明に記載の感光
体を有するプロセスカートリッジである。
トリッジとは、帯電手段、現像手段またはクリーニング
手段の何れか一つと電子写真感光体とを一体的にカート
リッジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体に対
して着脱可能とするものである第4の発明に記載の感光
体を有するプロセスカートリッジである。
【0015】本発明の第6の発明は前記プロセスカート
リッジとは、帯電手段、現像手段、クリーニング手段の
何れか二つと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ
化して画像形成装置本体に対して着脱可能とするもので
ある第4の発明に記載の感光体を有するプロセスカート
リッジである。
リッジとは、帯電手段、現像手段、クリーニング手段の
何れか二つと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ
化して画像形成装置本体に対して着脱可能とするもので
ある第4の発明に記載の感光体を有するプロセスカート
リッジである。
【0016】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、電子写真感光体を画像形成
装置本体に設けたものは、電子写真感光体に作用するプ
ロセス手段、例えば帯電手段又は現像手段又はクリーニ
ング手段を画像形成装置本体に着脱可能なプロセスユニ
ットとしている。更に電子写真感光体及び前記電子写真
感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ
化して、このカートリッジを画像形成装置本体に着脱可
能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。
このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテ
ナンスをサービスマンによらずユーザー自身で行うこと
ができるので、格段に操作性を向上させることができ
た。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、画像形成
装置において広く用いられている。
た画像形成装置においては、電子写真感光体を画像形成
装置本体に設けたものは、電子写真感光体に作用するプ
ロセス手段、例えば帯電手段又は現像手段又はクリーニ
ング手段を画像形成装置本体に着脱可能なプロセスユニ
ットとしている。更に電子写真感光体及び前記電子写真
感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ
化して、このカートリッジを画像形成装置本体に着脱可
能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。
このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテ
ナンスをサービスマンによらずユーザー自身で行うこと
ができるので、格段に操作性を向上させることができ
た。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、画像形成
装置において広く用いられている。
【0017】上記のプロセスカートリッジやプロセスユ
ニットには、画像形成装置本体から画像形成プロセスに
必要なバイアスの供給を受けるための電極が設けてあ
り、これらの電極は画像形成装置本体内に設けられた電
極と接触するまではフロート状態になっている。
ニットには、画像形成装置本体から画像形成プロセスに
必要なバイアスの供給を受けるための電極が設けてあ
り、これらの電極は画像形成装置本体内に設けられた電
極と接触するまではフロート状態になっている。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の第1の発明の実施の形態
は、電子写真感光体ドラムと、電子写真感光体ドラムに
対し接触または非接触で近接した状態で配置される導電
性の部材を有するプロセスユニットと、を有し、前記プ
ロセスユニットが交換可能となっている電子写真画像形
成装置において、電子写真画像形成装置本体に前記プロ
セスユニットを装着する際に、前記プロセスユニットの
導電性部材と前記電子写真感光体ドラムが近接する以前
に画像形成装置本体内に設けられた電極と前記プロセス
ユニットの導電性部材の電極が接触し、その後に所定の
位置関係に前記プロセスユニットが配置されることを特
徴とする電子写真画像形成装置である。
は、電子写真感光体ドラムと、電子写真感光体ドラムに
対し接触または非接触で近接した状態で配置される導電
性の部材を有するプロセスユニットと、を有し、前記プ
ロセスユニットが交換可能となっている電子写真画像形
成装置において、電子写真画像形成装置本体に前記プロ
セスユニットを装着する際に、前記プロセスユニットの
導電性部材と前記電子写真感光体ドラムが近接する以前
に画像形成装置本体内に設けられた電極と前記プロセス
ユニットの導電性部材の電極が接触し、その後に所定の
位置関係に前記プロセスユニットが配置されることを特
徴とする電子写真画像形成装置である。
【0019】本発明の第2の発明の実施の形態は、電子
写真感光体ドラムと、電子写真感光体ドラムに作用する
プロセス手段と、を一体のカートリッジとして画像形成
装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジ及び前記電
子写真感光体ドラムに作用する前記以外のプロセス手段
を画像形成装置本体に備えた電子写真画像形成装置にお
いて、画像形成装置本体に備えた前記プロセス手段は導
電性の部材を有し、画像形成装置本体に前記プロセスカ
ートリッジを装着する際に、前記導電性の部材と前記電
子写真感光体ドラムが近接する以前に画像形成装置本体
内に設けられた電極と電子写真感光体ドラムの電極が接
触し、その後に所定の位置関係にプロセスカートリッジ
が配置されることを特徴とする電子写真画像形成装置で
ある。
写真感光体ドラムと、電子写真感光体ドラムに作用する
プロセス手段と、を一体のカートリッジとして画像形成
装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジ及び前記電
子写真感光体ドラムに作用する前記以外のプロセス手段
を画像形成装置本体に備えた電子写真画像形成装置にお
いて、画像形成装置本体に備えた前記プロセス手段は導
電性の部材を有し、画像形成装置本体に前記プロセスカ
ートリッジを装着する際に、前記導電性の部材と前記電
子写真感光体ドラムが近接する以前に画像形成装置本体
内に設けられた電極と電子写真感光体ドラムの電極が接
触し、その後に所定の位置関係にプロセスカートリッジ
が配置されることを特徴とする電子写真画像形成装置で
ある。
【0020】本発明の第3の発明の実施の形態は、電子
写真感光体ドラムを有する電子写真画像形成装置本体に
装着され、前記電子写真感光体ドラムに対し接触または
非接触で近接して配置される導電性のプロセス手段を有
し交換可能なプロセスユニットにおいて、画像形成装置
本体に装着される際に、前記導電性部材と前記電子写真
感光体ドラムが近接する以前に画像形成装置本体内に設
けられた電極と接触し、その後に所定の位置関係に配置
されることを特徴とするプロセスユニットである。
写真感光体ドラムを有する電子写真画像形成装置本体に
装着され、前記電子写真感光体ドラムに対し接触または
非接触で近接して配置される導電性のプロセス手段を有
し交換可能なプロセスユニットにおいて、画像形成装置
本体に装着される際に、前記導電性部材と前記電子写真
感光体ドラムが近接する以前に画像形成装置本体内に設
けられた電極と接触し、その後に所定の位置関係に配置
されることを特徴とするプロセスユニットである。
【0021】本発明の第4の発明の実施の形態は、電子
写真感光体ドラムと、電子写真感光体ドラムに作用する
一部のプロセス手段と、を一体のカートリッジとして画
像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにお
いて、前記一部のプロセス手段以外で画像形成装置本体
に備えるプロセス手段は導電性部材を有し、画像形成装
置本体に前記プロセスカートリッジを装着する際に、前
記導電性の部材と前記電子写真感光体ドラムが近接する
以前に画像形成装置本体内に設けられた電極と電子写真
感光体ドラムの電極が接触し、その後に所定の位置関係
に配置されることを特徴とするプロセスカートリッジで
ある。
写真感光体ドラムと、電子写真感光体ドラムに作用する
一部のプロセス手段と、を一体のカートリッジとして画
像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにお
いて、前記一部のプロセス手段以外で画像形成装置本体
に備えるプロセス手段は導電性部材を有し、画像形成装
置本体に前記プロセスカートリッジを装着する際に、前
記導電性の部材と前記電子写真感光体ドラムが近接する
以前に画像形成装置本体内に設けられた電極と電子写真
感光体ドラムの電極が接触し、その後に所定の位置関係
に配置されることを特徴とするプロセスカートリッジで
ある。
【0022】本発明の第5の発明の実施の形態は、前記
プロセスカートリッジとは、帯電器、現像器またはクリ
ーニング器のうちの何れか一つと電子写真感光体ドラム
とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画
像形成装置本体に対して着脱可能とするものである第4
の発明の実施の形態に記載の感光体を有するプロセスカ
ートリッジである。
プロセスカートリッジとは、帯電器、現像器またはクリ
ーニング器のうちの何れか一つと電子写真感光体ドラム
とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画
像形成装置本体に対して着脱可能とするものである第4
の発明の実施の形態に記載の感光体を有するプロセスカ
ートリッジである。
【0023】本発明の第6の発明の実施の形態は、前記
プロセスカートリッジとは、帯電器、現像器、クリーニ
ング器の何れか二つと電子写真感光体ドラムとを一体的
にカートリッジ化して画像形成装置本体に対して着脱可
能とするものである第4の発明の実施の形態に記載の感
光体を有するプロセスカートリッジである。
プロセスカートリッジとは、帯電器、現像器、クリーニ
ング器の何れか二つと電子写真感光体ドラムとを一体的
にカートリッジ化して画像形成装置本体に対して着脱可
能とするものである第4の発明の実施の形態に記載の感
光体を有するプロセスカートリッジである。
【0024】〔実施の形態の詳細な説明〕以下、図面を
用いて実施の形態を詳細に説明する。
用いて実施の形態を詳細に説明する。
【0025】(実施の形態イ)ここで図2を参照し、本
発明で使用される画像形成装置のプロセスを説明する。
発明で使用される画像形成装置のプロセスを説明する。
【0026】図2は一般的な画像形成装置の略図であ
る。この図において、電子写真感光体である感光ドラム
1は回転駆動されるように画像形成装置本体17に備え
る。感光ドラム1を一様に帯電させるための接触帯電部
材である帯電ローラ2が感光ドラム1に接触し従動回転
するようになっている。帯電された感光ドラム1をレー
ザ光で照射し感光面に静電潜像を形成させる露光装置3
が設けられている。前記静電潜像を現像する現像器4は
現像剤であるトナー5と、現像剤規制部材である現像ブ
レード6と、現像剤担持体である現像スリーブ7が一体
のユニットとされ画像形成装置本体17に着脱可能とな
っている。感光ドラム1に形成されたトナー像を紙上に
転写する転写ローラ8が設けてある。感光ドラム1に付
着しているトナー5を除去するクリーニング器9は、ク
リーニングブレード10を含んでいる。また、感光ドラ
ム1と帯電ローラ2とクリーニング器9を一体のカート
リッジとして感光ドラムを備えたプロセスカートリッジ
11とする場合もある。
る。この図において、電子写真感光体である感光ドラム
1は回転駆動されるように画像形成装置本体17に備え
る。感光ドラム1を一様に帯電させるための接触帯電部
材である帯電ローラ2が感光ドラム1に接触し従動回転
するようになっている。帯電された感光ドラム1をレー
ザ光で照射し感光面に静電潜像を形成させる露光装置3
が設けられている。前記静電潜像を現像する現像器4は
現像剤であるトナー5と、現像剤規制部材である現像ブ
レード6と、現像剤担持体である現像スリーブ7が一体
のユニットとされ画像形成装置本体17に着脱可能とな
っている。感光ドラム1に形成されたトナー像を紙上に
転写する転写ローラ8が設けてある。感光ドラム1に付
着しているトナー5を除去するクリーニング器9は、ク
リーニングブレード10を含んでいる。また、感光ドラ
ム1と帯電ローラ2とクリーニング器9を一体のカート
リッジとして感光ドラムを備えたプロセスカートリッジ
11とする場合もある。
【0027】現像スリーブ7および帯電ローラ2にバイ
アスを掛ける高圧ユニット100、感光ドラム1のアー
スをとるドラムアース電極50、高圧ユニット100か
ら現像スリーブ7に掛けられる現像バイアスを受ける現
像スリーブ電極51、高圧ユニット100から帯電ロー
ラ2に掛けられる一次バイアスを受ける帯電ローラ電極
52が設けてある。ドラムアース電極50と接続する本
体側のアース電極101は不図示の導電性の金属フレー
ムに接続されている。高圧ユニット100と現像スリー
ブ電極51を繋いで現像バイアスを現像スリーブ電極5
1に掛ける現像バイアス電極102、高圧ユニット10
0と帯電ローラ電極52を繋いで、一次バイアスを帯電
ローラ電極52に掛ける一次バイアス電極109が設け
てある。
アスを掛ける高圧ユニット100、感光ドラム1のアー
スをとるドラムアース電極50、高圧ユニット100か
ら現像スリーブ7に掛けられる現像バイアスを受ける現
像スリーブ電極51、高圧ユニット100から帯電ロー
ラ2に掛けられる一次バイアスを受ける帯電ローラ電極
52が設けてある。ドラムアース電極50と接続する本
体側のアース電極101は不図示の導電性の金属フレー
ムに接続されている。高圧ユニット100と現像スリー
ブ電極51を繋いで現像バイアスを現像スリーブ電極5
1に掛ける現像バイアス電極102、高圧ユニット10
0と帯電ローラ電極52を繋いで、一次バイアスを帯電
ローラ電極52に掛ける一次バイアス電極109が設け
てある。
【0028】画像形成装置本体17に紙16上に転写さ
れたトナー像を定着させる定着ローラ12と、定着ロー
ラ12に紙16を押しつけ定着を助ける加圧ローラ13
が配設されている。画像形成装置本体17内へ紙を導く
給紙ローラ14、紙16を該装置本体17外へ排出する
排紙ローラ15が配設されている。上記の各部材は画像
形成装置本体17に設けられている。
れたトナー像を定着させる定着ローラ12と、定着ロー
ラ12に紙16を押しつけ定着を助ける加圧ローラ13
が配設されている。画像形成装置本体17内へ紙を導く
給紙ローラ14、紙16を該装置本体17外へ排出する
排紙ローラ15が配設されている。上記の各部材は画像
形成装置本体17に設けられている。
【0029】以下にこの画像形成装置の画像形成プロセ
スを説明する。
スを説明する。
【0030】感光ドラム1はその軸を中心に図示矢印の
一方向に回転している。この感光ドラム1は、高圧ユニ
ット100から帯電ローラ2に供給された一次バイアス
により表面が一様に帯電された後、露光装置3から照射
されたレーザ光により静電潜像を形成される。現像スリ
ーブ7は現像器4内よりトナー5の補給を受け、現像ブ
レード6によって表面に均一にコーティングされたトナ
ー5を、高圧ユニット100からの現像バイアスによ
り、感光ドラム1の静電潜像に付着させ可視化する。一
方、給紙ローラ14は転写材である紙16を画像形成装
置本体17外より感光ドラム1と転写ローラ8の間に送
り込む。トナー5によって可視化された感光ドラム1の
像は転写ローラ8により紙16に転写される。紙16上
に転写されたトナー5は定着ローラ12の発生する熱と
加圧ローラ13の加える圧力により定着され記録画像と
なる。その後、紙16は排紙ローラ15により画像形成
装置本体17外へ排出される。そして、転写されずに残
った感光ドラム1上の残留トナーをクリーニングユニッ
ト9に取り付けられたクリーニングブレード10により
除去したあと、感光ドラム1が再び帯電ローラ2によっ
て一様に帯電され、以後の工程を繰り返す。
一方向に回転している。この感光ドラム1は、高圧ユニ
ット100から帯電ローラ2に供給された一次バイアス
により表面が一様に帯電された後、露光装置3から照射
されたレーザ光により静電潜像を形成される。現像スリ
ーブ7は現像器4内よりトナー5の補給を受け、現像ブ
レード6によって表面に均一にコーティングされたトナ
ー5を、高圧ユニット100からの現像バイアスによ
り、感光ドラム1の静電潜像に付着させ可視化する。一
方、給紙ローラ14は転写材である紙16を画像形成装
置本体17外より感光ドラム1と転写ローラ8の間に送
り込む。トナー5によって可視化された感光ドラム1の
像は転写ローラ8により紙16に転写される。紙16上
に転写されたトナー5は定着ローラ12の発生する熱と
加圧ローラ13の加える圧力により定着され記録画像と
なる。その後、紙16は排紙ローラ15により画像形成
装置本体17外へ排出される。そして、転写されずに残
った感光ドラム1上の残留トナーをクリーニングユニッ
ト9に取り付けられたクリーニングブレード10により
除去したあと、感光ドラム1が再び帯電ローラ2によっ
て一様に帯電され、以後の工程を繰り返す。
【0031】なお、前述プロセスカートリッジとは、帯
電ローラ2、現像器4またはクリーニング器9の何れか
一つと電子写真感光体1とを一体的にカートリッジ化
し、このカートリッジを画像形成装置本体17に対して
着脱可能とするものである。及び帯電ローラ2、現像器
4、クリーニング器9の何れか二つと電子写真感光体1
とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体17
に着脱可能とするものである。更に、少なくとも現像器
4と電子写真感光体1とを一体的にカートリッジ化して
画像形成装置本体17に着脱可能とするものをいう。
電ローラ2、現像器4またはクリーニング器9の何れか
一つと電子写真感光体1とを一体的にカートリッジ化
し、このカートリッジを画像形成装置本体17に対して
着脱可能とするものである。及び帯電ローラ2、現像器
4、クリーニング器9の何れか二つと電子写真感光体1
とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体17
に着脱可能とするものである。更に、少なくとも現像器
4と電子写真感光体1とを一体的にカートリッジ化して
画像形成装置本体17に着脱可能とするものをいう。
【0032】なおまた、前述プロセスユニットとは帯電
ローラ2、現像器3またはクリーニング器9がユニット
化され、このユニットが画像形成装置本体17に対して
着脱可能とされ、画像形成装置本体17に装着される
と、画像形成装置本体17に備える感光ドラム1に接触
又は近接するものである。及び帯電ローラ2、現像器
4、クリーニング器9の少なくとも一つがユニット化さ
れ画像形成装置本体17に着脱可能とするものである。
プロセスユニットを有する場合の上記感光ドラム1は、
感光ドラム1のみ画像形成装置本体17に備える場合及
びプロセスカートリッジ11に備える場合がある。後者
の場合例えば、感光ドラム1、帯電ローラ2、クリーニ
ング器9を一体のプロセスカートリッジ11とし、現像
器4を一体のユニットとして夫々画像形成装置本体17
に着脱可能とする。
ローラ2、現像器3またはクリーニング器9がユニット
化され、このユニットが画像形成装置本体17に対して
着脱可能とされ、画像形成装置本体17に装着される
と、画像形成装置本体17に備える感光ドラム1に接触
又は近接するものである。及び帯電ローラ2、現像器
4、クリーニング器9の少なくとも一つがユニット化さ
れ画像形成装置本体17に着脱可能とするものである。
プロセスユニットを有する場合の上記感光ドラム1は、
感光ドラム1のみ画像形成装置本体17に備える場合及
びプロセスカートリッジ11に備える場合がある。後者
の場合例えば、感光ドラム1、帯電ローラ2、クリーニ
ング器9を一体のプロセスカートリッジ11とし、現像
器4を一体のユニットとして夫々画像形成装置本体17
に着脱可能とする。
【0033】ここで図3から図5を参照し本発明で使用
される有機感光ドラム1及び感光ドラム1の帯電メモリ
について説明する。図3から図5は通常用いられている
積層型の有機感光ドラム1の一端面側の図を示してお
り、感光ドラム1はアルミニウムなどの導電性支持体1
aの上に電荷発生層1b、電荷輸送層1cの順に積層し
た構成となっている。
される有機感光ドラム1及び感光ドラム1の帯電メモリ
について説明する。図3から図5は通常用いられている
積層型の有機感光ドラム1の一端面側の図を示してお
り、感光ドラム1はアルミニウムなどの導電性支持体1
aの上に電荷発生層1b、電荷輸送層1cの順に積層し
た構成となっている。
【0034】電荷発生層1bは、例えばスーダンレッ
ド、ダイアンブルーなどのアゾ顔料、ピレンキノン、ア
ントアントロンなどのキノン顔料などの電荷発生材料
を、ポリビニルブチラール、ポリスチレン、アクリル樹
脂などの結着性樹脂に分散させて、この分散液を塗工す
ることによって形成できる。このような電荷発生層の膜
厚は5μm以下、好ましくは0.5〜2μmである。
ド、ダイアンブルーなどのアゾ顔料、ピレンキノン、ア
ントアントロンなどのキノン顔料などの電荷発生材料
を、ポリビニルブチラール、ポリスチレン、アクリル樹
脂などの結着性樹脂に分散させて、この分散液を塗工す
ることによって形成できる。このような電荷発生層の膜
厚は5μm以下、好ましくは0.5〜2μmである。
【0035】電荷輸送層1cは主鎖または側鎖にビフェ
ニレン、アントラセンなどの構造を有する多環芳香族化
合物、インドール、カルバゾールなどの含窒素環化合
物、ヒドラゾン化合物、スチリル化合物などの電荷輸送
物質を、成膜性を有する樹脂に溶解させた塗工液を用い
て形成される。このような成膜性を有する樹脂として
は、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリスチレン、
ポリメタクリル酸エステルなどが挙げられる。電荷輸送
層の厚さは5〜40μm、好ましくは10〜30μmで
ある。電荷輸送材料は単独で使用してもよく、また他の
電荷輸送材料と混合して用いても十分な効果が得られ
る。
ニレン、アントラセンなどの構造を有する多環芳香族化
合物、インドール、カルバゾールなどの含窒素環化合
物、ヒドラゾン化合物、スチリル化合物などの電荷輸送
物質を、成膜性を有する樹脂に溶解させた塗工液を用い
て形成される。このような成膜性を有する樹脂として
は、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリスチレン、
ポリメタクリル酸エステルなどが挙げられる。電荷輸送
層の厚さは5〜40μm、好ましくは10〜30μmで
ある。電荷輸送材料は単独で使用してもよく、また他の
電荷輸送材料と混合して用いても十分な効果が得られ
る。
【0036】上記感光ドラム1において帯電メモリが発
生するには、感光ドラム1が外部からプラス電荷の放電
を受けた場合と、感光ドラム1から外部に向けてマイナ
ス電荷を放電した場合があり、どちらの場合においても
放電によって感光ドラム1の表面1eにプラス電荷が帯
電した状態となると考えられる。図3に示すように感光
体表面1eにプラス電荷が帯電した場合、マイナス電荷
が導電性支持体1aから誘起される。このマイナス電荷
は、感光体表面1eに向け電荷発生層1bを移動してく
るが、電荷輸送層1cがマイナス電荷を輸送できないめ
電荷発生層1bと電荷輸送層1cとの界面1dにとどま
る。長時間プラス電荷が感光体表面1eにとどまった場
合、界面1dのマイナス電荷は深いトラップにはまり、
プラス電荷が消失した後も界面1dより移動できなくな
り、帯電、露光を繰り返してもしばらく界面1dにとど
まる。このような状態を帯電メモリと呼ぶ。
生するには、感光ドラム1が外部からプラス電荷の放電
を受けた場合と、感光ドラム1から外部に向けてマイナ
ス電荷を放電した場合があり、どちらの場合においても
放電によって感光ドラム1の表面1eにプラス電荷が帯
電した状態となると考えられる。図3に示すように感光
体表面1eにプラス電荷が帯電した場合、マイナス電荷
が導電性支持体1aから誘起される。このマイナス電荷
は、感光体表面1eに向け電荷発生層1bを移動してく
るが、電荷輸送層1cがマイナス電荷を輸送できないめ
電荷発生層1bと電荷輸送層1cとの界面1dにとどま
る。長時間プラス電荷が感光体表面1eにとどまった場
合、界面1dのマイナス電荷は深いトラップにはまり、
プラス電荷が消失した後も界面1dより移動できなくな
り、帯電、露光を繰り返してもしばらく界面1dにとど
まる。このような状態を帯電メモリと呼ぶ。
【0037】図4に示すように帯電メモリ部分を不図示
の帯電ローラにより一次帯電したあと、図5に示すよう
に露光3aすると通常よりも電荷発生層1bから電荷輸
送層1cへのプラス電荷の注入が起こり易くなり、見か
け上感度が上昇し、帯電メモリ部分では他の部分よりも
感光体表面の電荷を失う。図5の下の図はこの状態の感
光ドラム1の表面電位を示している。ここで示されてい
るように、帯電メモリを起こしている場所ではプラス電
荷が注入されやすいため他の部分よりも感光体表面1e
の電荷を失って、露光されたときの電位である明部電位
が他の場所より下がっている。このため、正規現像では
電位が下がっている部分にはトナーが付着しにくいた
め、特にハーフトーン画像において白っぽく目立ち、反
転現像では電位が下がっている部分に通常より多量のト
ナーが付着するため、周りよりも黒く目立つ異常画像と
なる。
の帯電ローラにより一次帯電したあと、図5に示すよう
に露光3aすると通常よりも電荷発生層1bから電荷輸
送層1cへのプラス電荷の注入が起こり易くなり、見か
け上感度が上昇し、帯電メモリ部分では他の部分よりも
感光体表面の電荷を失う。図5の下の図はこの状態の感
光ドラム1の表面電位を示している。ここで示されてい
るように、帯電メモリを起こしている場所ではプラス電
荷が注入されやすいため他の部分よりも感光体表面1e
の電荷を失って、露光されたときの電位である明部電位
が他の場所より下がっている。このため、正規現像では
電位が下がっている部分にはトナーが付着しにくいた
め、特にハーフトーン画像において白っぽく目立ち、反
転現像では電位が下がっている部分に通常より多量のト
ナーが付着するため、周りよりも黒く目立つ異常画像と
なる。
【0038】以上が、感光ドラム1が外部よりプラス電
荷を受けた場合の、帯電メモリの発生メカニズムである
と考えられている。
荷を受けた場合の、帯電メモリの発生メカニズムである
と考えられている。
【0039】また、帯電メモリの発生原因は以下のよう
なケースがあることが分かった。 1、梱包袋およびプロセスカートリッジ11の容器の帯
電 絶縁性の梱包袋や絶縁樹脂製のプロセスカートリッジの
容器などが摩擦などにより帯電する。 2、ユーザの持つ静電気 帯電しているユーザの指などが、プロセスカートリッジ
11や感光ドラム1の電極に触れて、その電荷がプロセ
スカートリッジの導電性部材や感光ドラム1に移る。 3、外部の電界の影響 帯電している絶縁性の樹脂の上にプロセスカートリッジ
11を置くなどして、その電荷がプロセスカートリッジ
11の導電性部材や感光ドラム1に移る。
なケースがあることが分かった。 1、梱包袋およびプロセスカートリッジ11の容器の帯
電 絶縁性の梱包袋や絶縁樹脂製のプロセスカートリッジの
容器などが摩擦などにより帯電する。 2、ユーザの持つ静電気 帯電しているユーザの指などが、プロセスカートリッジ
11や感光ドラム1の電極に触れて、その電荷がプロセ
スカートリッジの導電性部材や感光ドラム1に移る。 3、外部の電界の影響 帯電している絶縁性の樹脂の上にプロセスカートリッジ
11を置くなどして、その電荷がプロセスカートリッジ
11の導電性部材や感光ドラム1に移る。
【0040】上記のようにして感光ドラム1またはプロ
セスカートリッジ11の導電性部材に電荷が移ることで
帯電し、またこのとき他方が画像形成装置本体17に装
着されて電位が0Vになっていることにより、プロセス
カートリッジ11またはプロセスユニットを装着する際
に、感光ドラム1とプロセスカートリッジ11またはプ
ロセスユニットの導電性部材との間で電位差を生じ、感
光ドラム1と該導電性部材が近接することにより、感光
ドラム1と該導電性部材の間で電荷が放電されるものと
思われる。そこで、放電の原因となる電位差を起こさな
いように、感光ドラム1と該導電性部材が近接する以前
に短絡して同電位とすることによって帯電メモリの発生
を防ぐことができる。
セスカートリッジ11の導電性部材に電荷が移ることで
帯電し、またこのとき他方が画像形成装置本体17に装
着されて電位が0Vになっていることにより、プロセス
カートリッジ11またはプロセスユニットを装着する際
に、感光ドラム1とプロセスカートリッジ11またはプ
ロセスユニットの導電性部材との間で電位差を生じ、感
光ドラム1と該導電性部材が近接することにより、感光
ドラム1と該導電性部材の間で電荷が放電されるものと
思われる。そこで、放電の原因となる電位差を起こさな
いように、感光ドラム1と該導電性部材が近接する以前
に短絡して同電位とすることによって帯電メモリの発生
を防ぐことができる。
【0041】ここで図1を参照して本発明の実施の形態
イの説明を行う。本実施の形態イは、プロセスユニット
である現像器4を装着する際に、感光ドラム1とプロセ
スユニット化された現像器4に含まれる導電性部材が近
接する前に、導電性部材が画像形成装置本体17に設置
された電極103に接続されることを特徴とする。
イの説明を行う。本実施の形態イは、プロセスユニット
である現像器4を装着する際に、感光ドラム1とプロセ
スユニット化された現像器4に含まれる導電性部材が近
接する前に、導電性部材が画像形成装置本体17に設置
された電極103に接続されることを特徴とする。
【0042】図1において図2と同じ働きをする部材に
ついては説明を省略する。
ついては説明を省略する。
【0043】図中、現像器4の装着口の扉170は、現
像器4の交換時以外は閉じられており、外部光や埃など
の浸入を防いでいる。
像器4の交換時以外は閉じられており、外部光や埃など
の浸入を防いでいる。
【0044】本発明の特徴である現像スリーブ電極51
のアース電極103は画像形成装置本体17の不図示の
導電性の金属フレームに接続され、現像器4が画像形成
装置本体17に取り付けられる際に、現像スリーブ電極
51と接触するようになっている。この接触は現像器4
装着開始時から、現像器4が所定の位置に嵌合されるま
での間に行われる。現像器4が図中点線で示されている
所定の位置に嵌合された場合には、現像スリーブ電極5
1は現像バイアス電極102と接続され、現像スリーブ
7に現像バイアスを掛けることが可能になる。
のアース電極103は画像形成装置本体17の不図示の
導電性の金属フレームに接続され、現像器4が画像形成
装置本体17に取り付けられる際に、現像スリーブ電極
51と接触するようになっている。この接触は現像器4
装着開始時から、現像器4が所定の位置に嵌合されるま
での間に行われる。現像器4が図中点線で示されている
所定の位置に嵌合された場合には、現像スリーブ電極5
1は現像バイアス電極102と接続され、現像スリーブ
7に現像バイアスを掛けることが可能になる。
【0045】画像形成装置本体17へ現像器4を装着す
るときに、現像スリーブ電極51がアース電極103と
接触することにより、あらかじめアース電極101に接
続されている感光ドラム1と現像スリーブ7は、不図示
の金属フレームを通じて同電位になる。
るときに、現像スリーブ電極51がアース電極103と
接触することにより、あらかじめアース電極101に接
続されている感光ドラム1と現像スリーブ7は、不図示
の金属フレームを通じて同電位になる。
【0046】これにより、現像スリーブ7が帯電した状
態で現像器4を装着した場合に、感光ドラム1と現像ス
リーブ7との間に放電の原因となる電位差が生じないた
め、帯電メモリが発生しない。また、アース電極103
の代わりとして、現像バイアス電極102の形状を変え
ることによって、感光ドラム1と現像スリーブ7が近接
する前に、現像バイアス電極102と現像スリーブ電極
51が接続されるようにしても同様の効果が得られる。
態で現像器4を装着した場合に、感光ドラム1と現像ス
リーブ7との間に放電の原因となる電位差が生じないた
め、帯電メモリが発生しない。また、アース電極103
の代わりとして、現像バイアス電極102の形状を変え
ることによって、感光ドラム1と現像スリーブ7が近接
する前に、現像バイアス電極102と現像スリーブ電極
51が接続されるようにしても同様の効果が得られる。
【0047】このように本実施の形態イによれば、現像
器ユニット交換時において、現像スリーブが帯電してい
る場合でも帯電メモリの発生を防ぐことができる。
器ユニット交換時において、現像スリーブが帯電してい
る場合でも帯電メモリの発生を防ぐことができる。
【0048】(実施の形態ロ)この実施の形態は感光ド
ラム1と帯電ローラ2及びクリーニング器9が一体のカ
ートリッジとされ画像形成装置本体17に着脱可能なプ
ロセスカートリッジ11と、現像器4が画像形成装置本
体17に備えられている場合である。
ラム1と帯電ローラ2及びクリーニング器9が一体のカ
ートリッジとされ画像形成装置本体17に着脱可能なプ
ロセスカートリッジ11と、現像器4が画像形成装置本
体17に備えられている場合である。
【0049】図6を参照して、本発明の実施の形態ロを
説明する。図6は本実施の形態ロの画像形成装置を上面
から見た水平断面図である。本実施の形態ロは、プロセ
スカートリッジ11を装着する際に、感光ドラム1と画
像形成装置本体17内の導電性部材が近接する前に、感
光ドラム1が画像形成装置本体17に設置されたアース
電極101に接続されることを特徴とする。
説明する。図6は本実施の形態ロの画像形成装置を上面
から見た水平断面図である。本実施の形態ロは、プロセ
スカートリッジ11を装着する際に、感光ドラム1と画
像形成装置本体17内の導電性部材が近接する前に、感
光ドラム1が画像形成装置本体17に設置されたアース
電極101に接続されることを特徴とする。
【0050】図6において、図1および図2と同じ働き
をする部材については説明を省略する。
をする部材については説明を省略する。
【0051】画像形成装置本体17へプロセスカートリ
ッジ11を着脱する際の該装置本体17に設けた装着口
17aには開閉自在に扉171が設けられている。プロ
セスカートリッジ11の交換時以外扉171は閉じられ
ており、外部光や埃の浸入を防いでいる。
ッジ11を着脱する際の該装置本体17に設けた装着口
17aには開閉自在に扉171が設けられている。プロ
セスカートリッジ11の交換時以外扉171は閉じられ
ており、外部光や埃の浸入を防いでいる。
【0052】プロセスカートリッジ11のアース電極5
0はプロセスカートリッジ11の着脱方向の奥側の端部
に設けてある。そして画像形成装置本体17側のアース
電極104はプロセスカートリッジ11の装着方向に長
く配されており、アース電極50,104はプロセスカ
ートリッジ11の装着過程で常に接続されるようになっ
ている。
0はプロセスカートリッジ11の着脱方向の奥側の端部
に設けてある。そして画像形成装置本体17側のアース
電極104はプロセスカートリッジ11の装着方向に長
く配されており、アース電極50,104はプロセスカ
ートリッジ11の装着過程で常に接続されるようになっ
ている。
【0053】本実施の形態ロの特徴である感光ドラム1
のアース電極104は画像形成装置本体17の不図示の
導電性の金属フレームに接続され、感光ドラム1が画像
形成装置本体17に取り付けられる際に、プロセスカー
トリッジ11が画像形成装置本体17の装着口17aか
ら該装置本体17へ少し入ると、該アース電極104は
ドラムアース電極50と接触する。この接触は、プロセ
スカートリッジ11装着開始時から、プロセスカートリ
ッジ11が図中点線部の所定の位置に嵌合されるまでの
間に行われ、プロセスカートリッジ11が所定の位置に
嵌合されたあとは通常のアース電極101として機能す
る。従って、図示のようにアース電極104と101は
夫々がアースされていれば必ずしも連続していなくても
よい。
のアース電極104は画像形成装置本体17の不図示の
導電性の金属フレームに接続され、感光ドラム1が画像
形成装置本体17に取り付けられる際に、プロセスカー
トリッジ11が画像形成装置本体17の装着口17aか
ら該装置本体17へ少し入ると、該アース電極104は
ドラムアース電極50と接触する。この接触は、プロセ
スカートリッジ11装着開始時から、プロセスカートリ
ッジ11が図中点線部の所定の位置に嵌合されるまでの
間に行われ、プロセスカートリッジ11が所定の位置に
嵌合されたあとは通常のアース電極101として機能す
る。従って、図示のようにアース電極104と101は
夫々がアースされていれば必ずしも連続していなくても
よい。
【0054】画像形成装置本体17にプロセスカートリ
ッジ11を装着する際には、まずドラムアース電極50
が電極104と接触する。すると、感光ドラム1が帯電
している場合、電荷がアース電極104を通じて画像形
成装置本体17に逃がされて感光ドラム1の電位が下が
る。その後、プロセスカートリッジ11が所定の位置に
嵌合され感光ドラム1と現像スリーブ7が近接状態にな
る。また現像スリーブ7は高圧ユニット100に接続さ
れているが、高圧ユニット100は、非作動時にはアー
スに落ちているので電位が0Vとなっている。
ッジ11を装着する際には、まずドラムアース電極50
が電極104と接触する。すると、感光ドラム1が帯電
している場合、電荷がアース電極104を通じて画像形
成装置本体17に逃がされて感光ドラム1の電位が下が
る。その後、プロセスカートリッジ11が所定の位置に
嵌合され感光ドラム1と現像スリーブ7が近接状態にな
る。また現像スリーブ7は高圧ユニット100に接続さ
れているが、高圧ユニット100は、非作動時にはアー
スに落ちているので電位が0Vとなっている。
【0055】このように、感光ドラム1が帯電した状態
でプロセスカートリッジ11を装着した場合でも、感光
ドラム1と現像スリーブ7の間に放電の原因となる程の
電位差が生じないため、帯電メモリが発生しない。
でプロセスカートリッジ11を装着した場合でも、感光
ドラム1と現像スリーブ7の間に放電の原因となる程の
電位差が生じないため、帯電メモリが発生しない。
【0056】以上のように本実施の形態ロによれば、プ
ロセスカートリッジ交換時に感光ドラムが帯電している
場合でも帯電メモリの発生を防ぐことができる。
ロセスカートリッジ交換時に感光ドラムが帯電している
場合でも帯電メモリの発生を防ぐことができる。
【0057】(実施の形態ハ)図7および図8を参照し
て、本発明の実施の形態ハを説明する。本実施の形態ハ
は、プロセスユニットとしてユニット化された現像器4
の装着により、現像スリーブ7と感光ドラム1が近接す
る前に、現像器4電極に取り付けられた導電性部材が、
画像形成装置本体17に設置された電極と接触すること
を特徴とする。
て、本発明の実施の形態ハを説明する。本実施の形態ハ
は、プロセスユニットとしてユニット化された現像器4
の装着により、現像スリーブ7と感光ドラム1が近接す
る前に、現像器4電極に取り付けられた導電性部材が、
画像形成装置本体17に設置された電極と接触すること
を特徴とする。
【0058】図7および図8において、図1から図6と
同じ働きをする部材については説明を省略する。未使用
の現像器4はトナー5を収納したトナー容器4aと現像
スリーブ7を納めた空間の間はフィルム状のトナーシー
ル40で密封されている。
同じ働きをする部材については説明を省略する。未使用
の現像器4はトナー5を収納したトナー容器4aと現像
スリーブ7を納めた空間の間はフィルム状のトナーシー
ル40で密封されている。
【0059】トナーシール40は現像器4が画像形成装
置本体17に取り付けられたあと、画像形成装置本体1
7側面の不図示の開口部より図7の紙面と直角方向に引
き抜かれて画像形成装置本体17の使用が可能になる。
置本体17に取り付けられたあと、画像形成装置本体1
7側面の不図示の開口部より図7の紙面と直角方向に引
き抜かれて画像形成装置本体17の使用が可能になる。
【0060】トナーシール40を引き抜く際に手で持つ
ための取っ手41が現像器4の外側において設けてあ
る。ユーザは現像器4を画像形成装置本体17に装着し
たあと、取っ手41を持ってトナーシール40を引き抜
く。
ための取っ手41が現像器4の外側において設けてあ
る。ユーザは現像器4を画像形成装置本体17に装着し
たあと、取っ手41を持ってトナーシール40を引き抜
く。
【0061】本実施の形態ハの特徴である導電性の部材
108は、取っ手41と一体に取り付けられ現像器4の
現像スリーブ電極51に接触している。導電性部材10
8は導電性を有するものであればどのようなものでもよ
く、例えばアルミニウム、クロム、ニッケル、ステンレ
ス、銅、亜鉛などの金属を電極に接触するように成形し
たものや、アルミニウム、酸化スズ、酸化インジウムな
どをプラスチックフィルムに蒸着したものなどが挙げら
れる。
108は、取っ手41と一体に取り付けられ現像器4の
現像スリーブ電極51に接触している。導電性部材10
8は導電性を有するものであればどのようなものでもよ
く、例えばアルミニウム、クロム、ニッケル、ステンレ
ス、銅、亜鉛などの金属を電極に接触するように成形し
たものや、アルミニウム、酸化スズ、酸化インジウムな
どをプラスチックフィルムに蒸着したものなどが挙げら
れる。
【0062】現像器4には現像スリーブ電極51に接す
る導電性部材108が現像器4の装着方向で現像バイア
ス電極102に向って延出されている。現像器4が画像
形成装置本体17に装着される際、現像器4が所定の位
置に嵌合される前に導電性部材108が現像バイアス電
極102に接触し、導電性部材108に接触している現
像スリーブ電極51が間接的に高圧ユニット100と接
続された後に、現像器4が所定の位置に嵌合され感光ド
ラム1と現像スリーブ7が近接状態になる。
る導電性部材108が現像器4の装着方向で現像バイア
ス電極102に向って延出されている。現像器4が画像
形成装置本体17に装着される際、現像器4が所定の位
置に嵌合される前に導電性部材108が現像バイアス電
極102に接触し、導電性部材108に接触している現
像スリーブ電極51が間接的に高圧ユニット100と接
続された後に、現像器4が所定の位置に嵌合され感光ド
ラム1と現像スリーブ7が近接状態になる。
【0063】これにより、現像スリーブ7が帯電した状
態で現像器4を画像形成装置本体17に装着した場合
に、現像スリーブ7と感光ドラム1が近接する前に、現
像スリーブ7の帯電した電荷が高圧ユニット100に逃
がされ、感光ドラム1と現像スリーブ7の間に放電の原
因となる程の電位差が生じないため、帯電メモリが発生
しない。また、現像バイアス電極102の代わりとし
て、現像器4装着時にのみ使用される、金属フレームに
接続されたアース電極を使用しても同様の効果が得られ
る。
態で現像器4を画像形成装置本体17に装着した場合
に、現像スリーブ7と感光ドラム1が近接する前に、現
像スリーブ7の帯電した電荷が高圧ユニット100に逃
がされ、感光ドラム1と現像スリーブ7の間に放電の原
因となる程の電位差が生じないため、帯電メモリが発生
しない。また、現像バイアス電極102の代わりとし
て、現像器4装着時にのみ使用される、金属フレームに
接続されたアース電極を使用しても同様の効果が得られ
る。
【0064】このように本実施の形態ハによれば、現像
器交換時に現像スリーブが帯電している場合でも帯電メ
モリの発生を防ぐことができる。
器交換時に現像スリーブが帯電している場合でも帯電メ
モリの発生を防ぐことができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればプ
ロセスユニット交換時に、電子写真感光体とプロセスユ
ニットに含まれる導電性のプロセス手段の間の電位差を
小さくすることにより、帯電メモリの発生を防ぐことが
できる。
ロセスユニット交換時に、電子写真感光体とプロセスユ
ニットに含まれる導電性のプロセス手段の間の電位差を
小さくすることにより、帯電メモリの発生を防ぐことが
できる。
【0066】また、電子写真感光体を有するプロセスカ
ートリッジ交換時に、電子写真感光体と画像形成装置本
体に取り付けられた導電性部材の間の電位差を小さくす
ることにより、帯電メモリの発生を防ぐことができる。
ートリッジ交換時に、電子写真感光体と画像形成装置本
体に取り付けられた導電性部材の間の電位差を小さくす
ることにより、帯電メモリの発生を防ぐことができる。
【図1】本発明の実施の形態イを示す画像形成装置の縦
断面図である。
断面図である。
【図2】電子写真画像形成装置の構成を示す縦断面図で
ある。
ある。
【図3】帯電メモリの発生過程を示す説明図である。
【図4】帯電メモリの発生過程を示す説明図である。
【図5】帯電メモリの発生過程を示す説明図である。
【図6】本発明の実施の形態ロを示す画像形成装置の縦
断面図である。
断面図である。
【図7】本発明の実施の形態ハを示す画像形成装置の縦
断面図である。
断面図である。
【図8】実施の形態ハの要部を示す斜視図である。
1…感光ドラム 1a…導電性支持体 1c…電荷輸送
層 1b…電荷発生層 1e…感光ドラムの表面 1d…界面 2…帯電ローラ 3…露光装置 3a…露光 4…現像器 4a…トナー容器 5…トナー 6…現像ブレード 7…現像スリーブ 8…転写ローラ 9…クリーニング器 10…クリーニングブレード 11…プロセスカートリッジ 12…定着ローラ 13…加圧ローラ 14…給紙ローラ 15…排紙ローラ 16…紙 17…画像形成装置本体 17a…装着口 40…トナーシール 41…取っ手 50…ドラムアース電極 51…現像スリーブ電極 52…帯電ローラ電極 100…高圧ユニット 101…アース電極 102…現像バイアス電極 103…電極 104…アース電極 108…導電性の部材 109…一次バイアス電極 170…現像器装着口扉 171…扉
層 1b…電荷発生層 1e…感光ドラムの表面 1d…界面 2…帯電ローラ 3…露光装置 3a…露光 4…現像器 4a…トナー容器 5…トナー 6…現像ブレード 7…現像スリーブ 8…転写ローラ 9…クリーニング器 10…クリーニングブレード 11…プロセスカートリッジ 12…定着ローラ 13…加圧ローラ 14…給紙ローラ 15…排紙ローラ 16…紙 17…画像形成装置本体 17a…装着口 40…トナーシール 41…取っ手 50…ドラムアース電極 51…現像スリーブ電極 52…帯電ローラ電極 100…高圧ユニット 101…アース電極 102…現像バイアス電極 103…電極 104…アース電極 108…導電性の部材 109…一次バイアス電極 170…現像器装着口扉 171…扉
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 博 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 電子写真感光体と、 前記電子写真感光体に対し接触または非接触で近接した
状態で配置される導電性の部材を有するプロセスユニッ
トと、を有し、前記プロセスユニットが交換可能となっ
ている電子写真画像形成装置において、 電子写真画像形成装置本体に前記プロセスユニットを装
着する際に、前記プロセスユニットの導電性部材と前記
電子写真感光体が近接する以前に画像形成装置本体内に
設けられた電極と前記プロセスユニットの導電性部材の
電極が接触し、その後に所定の位置関係に前記プロセス
ユニットが配置されることを特徴とする電子写真画像形
成装置。 - 【請求項2】 電子写真感光体と、電子写真感光体に作
用するプロセス手段と、を一体のカートリッジとして画
像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジ及び
前記電子写真感光体に作用する前記以外のプロセス手段
を画像形成装置本体に備えた電子写真画像形成装置にお
いて、 画像形成装置本体に備えた前記プロセス手段は導電性の
部材を有し、 画像形成装置本体に前記プロセスカートリッジを装着す
る際に、前記導電性の部材と前記電子写真感光体が近接
する以前に画像形成装置本体内に設けられた電極と電子
写真感光体の電極が接触し、その後に所定の位置関係に
プロセスカートリッジが配置されることを特徴とする電
子写真画像形成装置。 - 【請求項3】 電子写真感光体を有する電子写真画像形
成装置本体に装着され、前記電子写真感光体に対し接触
または非接触で近接して配置される導電性のプロセス手
段を有し交換可能なプロセスユニットにおいて、 画像形成装置本体に装着される際に、前記導電性部材と
前記電子写真感光体が近接する以前に画像形成装置本体
内に設けられた電極と接触し、その後に所定の位置関係
に配置されることを特徴とするプロセスユニット。 - 【請求項4】 電子写真感光体と、電子写真感光体に作
用する一部のプロセス手段と、を一体のカートリッジと
して画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッ
ジにおいて、 前記一部のプロセス手段以外で画像形成装置本体に備え
るプロセス手段は導電性部材を有し、 画像形成装置本体に前記プロセスカートリッジを装着す
る際に、前記導電性の部材と前記電子写真感光体が近接
する以前に画像形成装置本体内に設けられた電極と電子
写真感光体の電極が接触し、その後に所定の位置関係に
配置されることを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 【請求項5】 前記プロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段またはクリーニング手段の何れか一つと電
子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカー
トリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするも
のである請求項4に記載の感光体を有するプロセスカー
トリッジ。 - 【請求項6】 前記プロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段、クリーニング手段の何れか二つと電子写
真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置
本体に対して着脱可能とするものである請求項4に記載
の感光体を有するプロセスカートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7273522A JPH0990690A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 電子写真画像形成装置及び電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及びプロセスユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7273522A JPH0990690A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 電子写真画像形成装置及び電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及びプロセスユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0990690A true JPH0990690A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17529033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7273522A Pending JPH0990690A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 電子写真画像形成装置及び電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及びプロセスユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0990690A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7035566B2 (en) | 2003-04-28 | 2006-04-25 | Kyocera Mita Corporation | Image forming machine |
US7209677B2 (en) | 2003-04-28 | 2007-04-24 | Kyocera Mita Corporation | Detachable process unit including a charge elimination mechanism |
JP2008107393A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2011186101A (ja) * | 2010-03-08 | 2011-09-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置の感光体ユニット |
JP2021162603A (ja) * | 2020-03-30 | 2021-10-11 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
WO2024099193A1 (zh) * | 2022-11-07 | 2024-05-16 | 珠海联合天润打印耗材有限公司 | 处理盒 |
-
1995
- 1995-09-27 JP JP7273522A patent/JPH0990690A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7035566B2 (en) | 2003-04-28 | 2006-04-25 | Kyocera Mita Corporation | Image forming machine |
US7149452B2 (en) | 2003-04-28 | 2006-12-12 | Kyocera Mita Corporation | Discharge method for electrophotographic process unit detachable from imaging apparatus and image forming apparatus thereof |
US7209677B2 (en) | 2003-04-28 | 2007-04-24 | Kyocera Mita Corporation | Detachable process unit including a charge elimination mechanism |
US7295791B2 (en) | 2003-04-28 | 2007-11-13 | Kyocera Mita Corporation | Discharge method for electrophotographic process unit detachable from imaging apparatus and image forming apparatus thereof |
JP2008107393A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2011186101A (ja) * | 2010-03-08 | 2011-09-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置の感光体ユニット |
JP2021162603A (ja) * | 2020-03-30 | 2021-10-11 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
WO2024099193A1 (zh) * | 2022-11-07 | 2024-05-16 | 珠海联合天润打印耗材有限公司 | 处理盒 |
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