JPH07287502A - カラー電子写真装置 - Google Patents

カラー電子写真装置

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JPH07287502A
JPH07287502A JP6078325A JP7832594A JPH07287502A JP H07287502 A JPH07287502 A JP H07287502A JP 6078325 A JP6078325 A JP 6078325A JP 7832594 A JP7832594 A JP 7832594A JP H07287502 A JPH07287502 A JP H07287502A
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JP
Japan
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image forming
image
toner
forming unit
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Application number
JP6078325A
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English (en)
Inventor
Hajime Yamamoto
肇 山本
Hiroshi Terada
浩 寺田
Masahiko Nakamura
政彦 中村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Color Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 像形成動作中にクリーニング不良が発生しに
くく、また、カラー画像上にトナーがこぼれ落ちること
の無い構成のカラー電子写真装置を提供する。 【構成】 感光体と色の異なるトナーを有する現像手段
よりなる複数個の像形成ユニット15を用いる。像形成
ユニット群16全体が回転移動しカラー像を合成する。
像形成ユニットが、感光体21の軸芯より重力方向上側
に現像手段25を、また重力方向下側にクリーナ手段3
3を配置した状態で像形成動作を行う構成。また、像形
成ユニットの像形成状態が、トナー像の転写位置が感光
体21の軸芯より重力方向上側にある状態であるカラー
電子写真装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラープリンタ、カラ
ー複写機やカラーファクシミリ等に応用できるカラー電
子写真装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカラー電子写真装置例として、特
開昭62−287264号公報を用いてその構成を説明
する。図6はその従来例のカラー電子写真装置の全体構
成図である。
【0003】図中の101は、シアン、マゼンタ、イエ
ロ、黒の4台の像形成ユニット102a、102b、1
02c、102dを回動可能に支持するための回転枠で
あり、支持軸103で保持され現像のタイミングに合わ
せて回転する。
【0004】4色のトナーを入れた各像形成ユニットの
構成は同じであり、トナーだけが異なる。この像形成ユ
ニットの構造、及び作像プロセスを図6において作像位
置に停止している像形成ユニット102aについて詳し
く述べる。
【0005】像形成ユニット102aは増感された有機
光導電体の感光体108と一次帯電器110、クリーナ
111を有している。一方、像形成ユニット102aの
外部には、半導体レーザ装置(図示せず)があり、この
レーザから出た光はモーターによって一定速度で回転し
ているポリゴンによって感光体108上を軸方向に露光
走査する。途中レーザ光はレンズ系(図示せず)で感光
体上に焦点を結び、かつf−θ特性を持たせる。図中1
04はレーザ光の進向きを変える折り返しミラーであ
る。
【0006】画像信号によって半導体レーザを変調し、
この信号に従って感光体108の上に露光し、この静電
潜像を現像器109で現像する。一方転写材は給紙ロー
ラで給紙させて、転写ドラム112の表面に一様に巻き
付ける。この巻き付けられた転写材の上に背後からトナ
ーと逆極性のコロナを転写帯電器113で与え、感光体
108上のトナーを転写材に転写する。
【0007】転写で残ったトナーはクリーナユニット1
11で回収され、クリーナユニット111の中に収納さ
れる。ドラム表面を清掃された感光体108は前露光照
明手段105でドラム上に光を受けて感光体108に蓄
積された種々のメモリーを減少させ感光体108は回転
を停止する。次いで回転枠は90゜回転して各像形成ユ
ニットを90゜づつ回転させることにより一番下の作像
位置には102bの像形成ユニットが移動してきて停止
し、固定される。
【0008】次いで、102bの像形成ユニットを用い
て像を作成する。これには像形成ユニット102bのト
ナーの色に対応した画像信号に従って半導体レーザを変
調し、像形成ユニット102bに潜像を形成した後現像
を行い、転写ドラム112に巻き付けられた転写材上の
前のトナーの上に転写される。以下のプロセスは像形成
ユニット102aの場合と同じである。
【0009】このように4つの像形成ユニット毎に作像
プロセスが施され、転写ドラム112上の転写材に4色
のトナーが積層されていく。4色のトナーが転写された
転写材は転写ドラム112より分離し、定着器で定着さ
れる。
【0010】これが、特開昭62−287264号公報
に述べられている構成である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような従来例の像
形成ユニット回転部分の構成を用いカラー電子写真装置
を構成し、黒、シアン、マゼンタ、イエロの順番でフル
カラー像形成を行った。2000枚ほどカラープリント
を続けると、イエロの像形成ユニット102のクリーナ
111からトナーがあふれ出しクリーニング不良が発生
した。このとき、このイエロの像形成ユニットのクリー
ナ111を調べると、クリーナ111の廃トナー収容容
積は十分あるにも関わらず、クリーニング不良を起こし
ていた。このとき、図7に示すように、廃トナー114
がクリーニングブレード115の下に凝集して固まって
おり、クリーニングブレード115の感光体からのトナ
ーの掻き落とし力を低下させていることがわかった。さ
らに、この廃トナー114を調べると、イエロの像形成
ユニットのなかに、その他の色の黒、シアン、マゼンタ
のトナーも多く含まれていた。これらの4色が混合され
たトナーはイエロトナー単独よりも、流動性が著しく劣
っていることがわかった。
【0012】本発明の目的は上記問題点に鑑み、各色の
像形成ユニットもクリーニング不良が発生しにくく、安
定した像形成が行えるカラー電子写真装置を提供するも
のである。
【0013】また、カラー画像上にトナーがこぼれ落ち
ることの無い構成のカラー電子写真装置を提供するもの
である。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、各々が少なくとも回動する感光体とそれ
ぞれ色の異なるトナーを有する現像手段とクリーナ手段
とを備え前記感光体上にそれぞれ異なった色のトナー像
を形成する複数の移動可能な像形成ユニットと、前記複
数の像形成ユニットを円環状に並べ配置し回転移動可能
な像形成ユニット群と、前記感光体上に形成したトナー
像を受容する中間転写体と、単一露光位置と単一転写位
置より構成され前記像形成ユニットと前記中間転写体と
が接触して像形成を行う構成のカラー電子写真装置であ
って、前記像形成ユニットが前記感光体の軸芯よりを重
力方向上側に前記現像手段を配置し重力方向下側にクリ
ーナ手段を配置した状態で像形成動作を行う構成である
カラー電子写真装置である。
【0015】また、本発明は、各々が少なくとも回動す
る感光体とそれぞれ色の異なるトナーを有する現像手段
とクリーナ手段とを備え前記感光体上にそれぞれ異なっ
た色のトナー像を形成する複数の移動可能な像形成ユニ
ットと、前記複数の像形成ユニットを円環状に並べ配置
し回転移動可能な像形成ユニット群と、前記感光体上に
形成したトナー像を受容する中間転写体と、単一露光位
置と単一転写位置より構成され前記像形成ユニットと前
記中間転写体とが接触して像形成を行う構成のカラー電
子写真装置であって、前記像形成ユニットが前記像形成
ユニット群の軸芯より重力方向上側に配置された状態で
像形成動作を行う構成であるカラー電子写真装置であ
る。
【0016】
【作用】本発明の中間転写体として中間転写ベルトユニ
ットを用いたカラー電子写真装置の構成と作用について
図1を用いて説明する。1はカラー電子写真プリンタの
外装筐であり、図面右端面側が前面である。1Aはプリ
ンタ前面板であり、該前面板はプリンタ外装筐1に対し
て下辺側のヒンジ軸1Bを中心に倒し開き操作、起こし
閉じ操作自由である。前面板1Aを倒し開いた状態を1
点鎖線で示す。プリンタ内に対する中間転写ベルトユニ
ット2の着脱操作や紙詰まり時などのプリンタ内部メン
テナンス等は、前面板1Aを倒し開いてプリンタ内部を
大きく解放することにより行われる。この中間転写ベル
トユニット2の着脱動作は、感光体の回転軸母線方向に
対し垂直方向、すなわちプリンタ前面板1Aの方向にな
るように設計されている。中間転写ベルトユニット2
は、転写ベルト3、第1転写ローラ4、第2転写ローラ
5、クリーナローラ6、スクレーパ7、廃トナー溜め
8、廃トナー満杯検出器9、バックアップローラ10、
位置検出器11、テンションローラ12、前カバー1
3、後ろカバー14よりなる。詳細は後述する。
【0017】プリンタ左側中央には黒、シアン、マゼン
タ、イエロの各色用の4組の扇型をした像形成ユニット
15Bk、15Y、15M、15Cが像形成ユニット群
16を構成し、図のように円環状に配置されている。各
像形成ユニットは、図1のプリンタ左面板1Cをヒンジ
軸1Dを中心に開いて像形成ユニット群16の所定の位
置に着脱自在である。像形成ユニット15はプリンタ内
に正規に装着されることにより、像形成ユニット側とプ
リンタ側の両者側の機械的駆動系統・電気回路系統が相
互カップリング部材(図示せず)を介して結合して機械
的・電気的に一体化する。
【0018】円環状に配置されている像形成ユニット1
5Bk、15C、15M、15Yは支持体(図示せず)
に支持されており、像形成ユニット群16全体として移
動手段である移動モータ17に駆動され、固定されて回
転しない円筒状の軸18の周りに回転移動可能に構成さ
れている。像形成時には、各像形成ユニットは回転移動
によって順次前述の中間転写ベルト3を支持する第1転
写ローラ4に対向した像形成位置19に位置することが
できる。像形成位置19は信号光20による露光位置で
もある。
【0019】図2に黒用像形成ユニット15Bkを詳細
に示す。各像形成ユニットは、中に入れた現像剤を除き
それぞれ同じ構成部材よりなるので、説明を簡略化する
ため黒用の像形成ユニット15Bkについて説明し、他
色については省略する。なお、各色用について同じ部分
には同じ符号を付し、各色の構成の区別をつける必要が
ある場合は符号に各色を示す文字を付す。この説明で
は、発明者らが特開平4−43759号公報に出願した
現像法を用いているが、通常の電子写真法に用いる現像
法であればいかなるものでもよいことは言うまでもな
い。例えば、磁気ブラシ現像法、弾性ゴムローラ現像
法、ジャンピング現像法、インプレッション現像法など
を用いることができる。図2において、21はフタロシ
アニンを感光材料に用いポリカーボネート系バインダ樹
脂を主体に構成した有機感光体、22は感光体21と同
軸で固定された回転しない磁石、23は感光体をマイナ
スに帯電する導電性ゴムを用いた帯電ローラ、20はレ
ーザビーム信号光、24はレーザビームが像形成ユニッ
トに進入する像形成ユニットの開口部である露光窓、2
5は現像剤ホッパである。現像剤ホッパ25内には、表
面をシリコーン樹脂でコートした粒径50μmのフェラ
イトキャリヤ26Bkとポリエステル樹脂に黒顔料を分
散したマイナス帯電性の黒トナー27Bkを10%混合
した2成分現像剤28Bkをいれ、磁石22の磁力によ
り感光体21表面に直接付着させる。29は回転可能な
アルミニウム製の回収電極ローラ、30はその内部に同
軸で固定された回転しない磁石、31は回収電極ローラ
上に回収されたトナーをかきおとす燐青銅製のスクレー
パ、32は回収電極ローラに電圧を印加する交流高圧電
源である。33は転写後の感光体21表面に残ったトナ
ーを清掃するクリーナである。感光体21の直径は30
mmで、周速60mm/sで矢印方向に回転させ、回収電極
ローラ29は直径16mmで、同じく周速60mm/sで
矢印方向に回転させた。
【0020】次に図3を用い中間転写ベルトユニット2
の構成を説明する。中間転写ベルトユニット2はユニッ
トハウジング2aに、転写ベルト3、アルミローラより
なる第1転写ローラ4、導電性弾性ゴムローラよりなる
第2転写ローラ5、転写ベルト上に残ったトナー像をク
リーニングするアルミ製のクリーナローラ6、回収した
トナーを掻き取るスクレーパ7、掻き取ったトナーを溜
おく廃トナー溜め8、廃トナー溜め8内のトナー量が満
杯になったことを検出する廃トナー満杯検出器9、クリ
ーナローラ6に対向する導電性ゴム製のバックアップロ
ーラ10、転写ベルトの転写開始位置を検出する位置検
出器11、転写ベルトの張力を調整し蛇行を防止するテ
ンションローラ12、を内包している。この中間転写ベ
ルトユニット2は、図1においてプリンタ前面板1Aを
倒し開いてプリンタ外装筐1内の所定の収納部に対して
着脱自在である。
【0021】中間転写ベルトユニット2がプリンタ本体
に装着されたときには、第1転写ローラ4は、中間転写
ベルト3が感光体21と接触しない図3の退避位置4b
にある。中間転写ベルトユニット2がプリンタ本体に装
着され、像形成動作が開始すると、第1転写ローラ4
は、転写位置4aに移動し、転写ベルト3は約1.0k
gの力で感光体21に圧接される。
【0022】中間転写ベルトユニット2が、プリンタの
所定の収納部に位置して像形成に用いられるときには、
前カバー13と後ろカバー14とは図3の位置に移動す
る。中間転写ベルトユニット2がプリンタの外に取り出
されたときには、前カバー13と後ろカバー14とは点
線で示す13aと14aの位置に移動し、中間転写ベル
ト3の表面を保護する。
【0023】中間転写ベルト3は、厚さ100μmのエ
ンドレスベルト状の半導電性(中抵抗)のウレタンを基
材とし、表面層はPFA・PTFE等のフッ素樹脂を用
い全体で100〜500μmの厚さとしたフィルムより
なる。中間転写ベルト3は、第1転写ローラ4、第2転
写ローラ5、バックアップローラ10およびテンション
ローラ12に巻回し、矢印Y方向に移動可能に構成され
る。
【0024】ここで、転写ベルトの周長は、最大用紙サ
イズであるA4用紙の長手方向の長さ(298mm)
に、感光体ドラム21(直径30mm)の周長の半分よ
り若干長い長さ(62mm)を足した360mmに設定
している。このとき、第2転写ローラ5と第3転写ロー
ラ34の当接部からクリーナローラ6バックアップロー
ラ10の当接部までの中間転写ベルト3の周長は、この
62mmの距離より短く、55mmになるように設定さ
れている。
【0025】中間転写ベルト3の移動速度は、トナー像
の中抜け転写を防ぐために像形成ユニット15の像形成
の速度(感光体21の周速に等しい60mm/s)より
1.5%速くなるように設定されている。
【0026】第2転写ローラ5とバックアップローラ1
0はともに導電性ゴムで構成されており、カラートナー
像の転写時の飛び散りを防ぐためにそれぞれ20MΩの
抵抗35、36を介して接地されている。
【0027】この第2転写ローラ5とバックアップロー
ラ10の中抵抗の弾性体層は、シリコンゴム・テフロン
ゴム・クロロプレンゴム・ウレタンゴム・EPDM等の
弾性材料にカーボンや金属酸化物を配合分散して電気抵
抗値(体積抵抗率)を105〜1017Ωcmの中抵抗を有
するように処理をしたソリッド或いは発泡肉質の層より
なる。
【0028】第1転写ローラ4は転写位置4aと退避位
置4bとの間を移動可能となっており、電気信号により
制御される駆動源(図示せず)により、転写位置4aに
位置すると転写ベルト3は感光体21に接触し形成され
たトナー像を転写することができ、また転写位置4bに
位置すると転写ベルト3は感光体21から非接触の位置
に離れる。
【0029】感光体21上のトナー像を転写する際に
は、第1転写ローラ4とテンションローラ12とには高
圧電源37により約+2.5kV(100μA)の電圧
が印加されている。このとき、第1転写ローラ4を直接
感光体21に接触させトナー像を中間転写ベルト3に転
写しようとすると、中間転写ベルト3が感光体21に接
触する前にいわゆる「前飛び」現象を起こし像が乱れた
り、また第1転写ローラ4と感光体21との接触圧力を
均一に調整することが困難になる。しかし、本発明のよ
うに第1転写ローラ4を移動させ、2本のローラ間に架
張された中間転写ベルト3を感光体ドラム21に接触さ
せると、これら問題は発生しない。
【0030】アルミニウム製の第3転写ローラ34は、
中間転写ベルト3を介して第2転写ローラ5と圧接され
ている。中間転写ベルト3上ににカラー像を形成途中で
は、ベルト上のトナー像を乱さないようにするために、
高圧電源38aにより−1kVの電圧が印加される。ま
たカラートナー像を受像紙39に転写する際には高圧電
源38bにより+3kVの電圧が印加される。第3転写
ローラ34の構成は、第2転写ローラ5のような導電性
の弾性ローラであっても良いが、表面が平滑な金属ロー
ラを用いた方が中間転写ベルト3上でカラー画像を合成
する際にトナー像表面を乱すことがないためより望まし
い。
【0031】40は紙39が中間転写ベルト3から分離
するときにトナー像が乱れないようにするための除電針
である。この第3転写ローラ34は、トナー像を転写す
る際の中抜け現象を防ぐために中間転写ベルト3より
1.5%遅く回転可能に構成している。
【0032】クリーナローラ6は、中間転写ベルト3を
清掃する。このクリーナローラ6には中間転写ベルト3
上にカラー像を形成中は、中間転写ベルト3からトナー
が移らないようにするため、高圧電源41aよりトナー
と同極性の電圧、ここではマイナスの電圧が印加されて
いる。中間転写ベルト3に残留したトナーをクリーニン
グする際には、高圧電源41bによりトナーを静電的に
吸い寄せるプラスの電圧が印加される。
【0033】図4は中間転写ベルトユニット2の内部に
設けられたフォトインタラプタによる位置検出器11の
構成を示す斜視図である。中間転写ベルト3の端部には
検出孔42があり、位置検出器11はその検出孔42の
通過を光学的に検出することによってトナー像の先端位
置を決定し、中間転写ベルト3上でのカラー像の位置合
わせをおこなう構成である。
【0034】再び図1に戻り説明する。43はプリンタ
外装筐1内の上側に配設したレーザビームスキャナ部で
あり、半導体レーザ、スキャナモータ43a、ポリゴン
ミラー43b、レンズ系43c等から構成されている。
該スキャナ部43からの画像情報の時系列電気画素信号
に対応した画素レーザ信号光20は図1の像形成ユニッ
ト15Bkと15Cとの間に構成された光路窓口44を
通って、軸18の一部に開けられた窓45を通して軸1
8内に固定されたミラー46に入射し、反射されて像形
成位置19にある像形成ユニット15Bkの露光窓24
から像形成ユニット15Bk内に進入し、像形成ユニッ
ト内に上下に配設されている現像剤溜め25とクリーナ
33との間の通路を通って感光体ドラム21の左側面の
露光部に入射し母線方向に走査露光される。
【0035】ここで光路窓口44からミラー46までの
光路は両隣の像形成ユニット15Bkと15Cとのユニ
ット間の壁面の隙間を利用しているため、像形成ユニッ
ト群16には無駄になる空間がほとんど無い。また、ミ
ラー46は像形成ユニット群16の中央部に設けられて
いるため、固定された単一のミラーで構成することがで
き、シンプルでかつ位置合わせ等が容易な構成である。
【0036】34はプリンタ前面板1Aの内側で給送ロ
ーラ47の上方に配設した第3転写ローラであり、中間
転写ベルト3と第3転写ローラ34との圧接されたニッ
プ部には、プリンタ前面板1Aの下部に設けた紙給送ロ
ーラ47により用紙が送られてくるように用紙搬送路が
形成されている。
【0037】48a・48bはプリンタの内側上部に設
けた定着ローラで、48aの内部にはハロゲンランプ4
9が設けられている。48aと49bとの間にはポリイ
ミドフィルム50が張架されている。このフィルム50
はカラープリントの光沢を出す目的に用いられる。51
は定着ローラ48aに対向し設けられたバックアップロ
ーラ、52は紙出口側に配設した排紙ローラ対である。
以上が本発明の電子写真装置の主要構成の説明である。
【0038】次に、像形成ユニット15および中間転写
ベルトユニット2の交換時の構成と作用を説明する。図
1の状態は像形成を行っている状態である。これは、感
光体21上に形成されたトナー像を中間転写ベルト3に
転写するために第1転写ローラ4が図3の4aの位置に
移動した状態である。像形成ユニット群16が回転移動
するとき、あるいはプリンタ装置の停止状態では第1転
写ローラ4は4bの位置に退避する。この状態では、感
光体21は転写ベルト3と接触しない。この退避状態に
おいて、プリンタはプリント動作を停止し、プリンタ前
面板1Aを開くことによって中間転写体ユニット2の交
換が取り出し可能となる。この状態で中間転写ベルトユ
ニット2の出し入れ動作を行っても、動作中に感光体2
1と中間転写ベルト3とが強く押し当たって双方に傷を
つけることはない。また同時に、プリンタ左面板1Cを
開くことによって各像形成ユニット15の交換が取り出
し可能となる。他の像形成ユニット15を交換するとき
は、像形成ユニット群16はこの状態から90゜づつ回
転移動した状態で停止する。
【0039】中間転写ベルト3は、長期の使用にともな
い次第に表面がトナーの固着などにより劣化する。この
ベルトの劣化が著しくなると画像が部分的に欠けたり画
像に白筋や黒筋が発生する。このためこの中間転写ベル
トは、劣化し画像に影響が出る前に交換することが望ま
しい。ところが、この中間転写ベルトの劣化現象をプリ
ンタ装置内で自動的に検出することは極めて困難であ
る。本願発明では、図3に示すように、中間転写ベルト
3を廃トナー溜め8とともに一体化してユニット化し、
中間転写ベルト3の交換時に廃トナーを同時に捨て去る
構成である。このような構成では、中間転写ベルト3が
寿命になる前に廃トナー溜め8が廃トナーで満杯になる
ようにその大きさを小さい目の容量に設計しておくとよ
い。こうすると、中間転写ベルトが劣化して画像欠陥が
発生する前に廃トナー溜め内部に設置した廃トナー満杯
検出器9がトナーの満杯を検出し、ユーザに中間転写ベ
ルトユニット2の交換を指示することができる。このよ
うな構成は、直接トナー像を上に形成する中間転写ベル
トだけに有効なものではなく、受像紙を周囲に巻き付け
る構成の中間転写体であっても同様に有効である。
【0040】上記の構成によって、像形成ユニット群が
回転移動動作中には、像形成ユニットの感光体と中間転
写ベルトとは接触しないため感光体が傷つくことがな
い。また、中間転写体ユニットの交換時に中間転写体が
感光体と直接接触することがないのでメンテナンス時に
感光体を傷つけることもない。
【0041】さらに、この方法は、中間転写ベルト3の
位置を固定して像形成時に像形成ユニット15を転写位
置へと移動させ中間転写ベルトと接触させる構成に比べ
て、感光体上での露光位置が安定し、カラー画像合成時
の色位置合わせ精度もよくなるという効果がある。
【0042】このような構成のカラー電子写真装置にお
いて従来技術で発生したクリーニング不良は、以下述べ
る原因によって発生する。
【0043】まず、イエロの像形成ユニットの内部に他
の色のトナーが混入する現象から説明する。粉体トナー
を用いたカラー電子写真装置では、各々の単色カラー像
を受像紙上或いは中間転写体上で重ね合わせフルカラー
像を形成する。このとき、途中段階のカラー像は未定着
のままの粉体トナー像である。そのため、感光体から受
像紙上あるいは中間転写体上へトナー像を重ね転写する
際に、感光体側上に先に転写された他色のトナー像が一
部逆転写されてしまい、他のカラー像形成ユニットのク
リーナ部に紛れ込む。最後に用いるイエロの像形成ユニ
ットには前に用いた黒、シアン、マゼンタのトナーまで
もがクリーナに紛れ込む。
【0044】各色のカラートナーは全て同一の極性、こ
こではマイナスに帯電するトナーを用いているが、それ
ぞれ異なる顔料を用いているためにその帯電のしやすさ
や電荷量が異なる。それらのトナーがクリーナ内部で相
互に混ざり合うと、摩擦帯電を引き起こし静電的に凝集
する。このような状態のトナーは非常に流動性が悪く、
装置内部で滞留し易い。
【0045】この状態を図5を用いてさらに詳細に説明
する。図5(A)の状態は像形成ユニット15が像形成
ユニット群16の軸芯18の重力方向下側に位置する状
態である。この状態が、図6に示した従来例での像形成
位置である。図5(A)の感光体21の下側位置におい
て各色トナー像は中間転写体(図示せず)に転写され
る。この位置で、黒、シアン、マゼンタ、イエロの順番
で像形成ユニットを入れ換えフルカラー像形成を行う
と、最後のイエロの像形成ユニットが最初にクリーニン
グ不良を発生した。これは、クリーナ部33にイエロの
トナーだけでなく、先に転写した中間転写体上の黒、シ
アン、マゼンタのトナーが貯まるからである。この4種
類のトナーが混ざった廃トナー54は相互に摩擦帯電を
起こし凝集し、図に示すようにクリーナ部33の下方に
滞留する。この廃トナー54は次第にクリーニングブレ
ード55を背後から圧迫する。このクリーニングブレー
ド55はウレタンゴムなどの弾性体で構成されるため
に、余分な圧力が背後からかかると、感光体21に均一
に当接しなくなり、クリーニング不良を引き起こす。
【0046】このような、クリーナ33内部での廃トナ
ー54の圧迫によるクリーニング不良現象の発生は、像
形成ユニットをどのような像形成位置で用いるかによっ
て、その発生頻度が大きく異なることがわかった。
【0047】次ぎに像形成ユニット群16を90゜回転
させ、図5(B)の位置での像形成ユニット15の像形
成状態を想定する。この状態は感光体21の上方にクリ
ーナ33が位置し、下方に現像剤ホッパ25が位置する
構成である。この状態で像形成すると、クリーナ33内
部の廃トナー54が直接クリーニングブレード55を重
力方向に圧迫し、最もクリーニング不良が発生し易い、
悪い位置である。しかも現像剤ホッパ25内部の現像剤
28の現像部への供給も困難となり好ましくない。
【0048】次ぎにさらに像形成ユニット群16を90
゜回転させた図5(C)の状態は、像形成ユニット15
を像形成ユニット群16の軸芯18の重力方向上側に位
置させて像形成を行う構成である。この状態はクリーナ
部33内部で廃トナー54がクリーニングブレード55
の先端に滞留せず、ほとんどクリーニング性能に影響を
与えないため、クリーニング不良の心配はほとんど無
い。この構成は、現像剤28の現像部への供給がやや困
難であるが、この現像剤の供給を工夫すれば本願発明の
光かが得られる。
【0049】最後の図5(D)の状態も、クリーナ部3
3内部で廃トナー54が直接クリーニングブレード55
を圧迫することがない構成である。しかも、現像剤ホッ
パ25が重力方向上方にあるため現像剤28の現像部へ
の供給が容易である。
【0050】さらに本願発明の(C)及び(D)の像形
成位置は、感光体21から中間転写体にトナーを転写す
る際に、たとえ像形成ユニットからトナーが重力方向下
方にこぼれても、直接画像上には落下しない。そのた
め、画像汚れの心配が少ないという利点もある。
【0051】
【実施例】
(具体的実施例 1)以下本発明の一実施例のカラー電
子写真装置の動作について、図面を参照しながら説明す
る。
【0052】図1のプリンタは、像形成状態にある。像
形成ユニット15Bkの動作を図2を用いて説明する。
感光体21を帯電ローラ23で、−450Vに帯電させ
た。この感光体21にレーザビーム走査光20を照射し
静電潜像を形成した。このとき感光体の露光電位は−5
0Vであった。この感光体21表面上に、2成分現像剤
28Bkを現像剤ホッパ25内で磁力により付着させ
た。次に感光体21表面を回収電極ローラ29の前を通
過させた。感光体21の未帯電域の通過時には、電極ロ
ーラ29には交流高圧電源32により、+100Vの直
流電圧を重畳した750V0-p(ピーク・ツー・ピーク
1.5kV)の交流電圧(周波数2kHzの矩型波)を
印加した。その後、−450Vに帯電し静電潜像が書き
込まれた感光体21表面の通過時には、電極ローラ29
には交流高圧電源32により、−250Vの直流電圧を
重畳した750V0-p(ピーク・ツー・ピーク1.5k
V)の交流電圧(周波数2kHzの矩型波)を印加し
た。すると、感光体21上の現像剤と非画像部分に付着
したトナーは電極ローラ29に回収され、感光体21上
には画像部にのみネガポジ反転したトナー像が残った。
矢印方向に回転する電極ローラ29に付着した現像剤と
トナーは、スクレーパ31によってかきとり、再び現像
剤ホッパ25内に戻し次の像形成に用いた。こうして感
光体21上には黒色のトナー像が得られた。黒色以外の
他の現像器15C、15M、15Yについても同様の動
作を行う。
【0053】次に再び図1に戻り、装置のカラー像形成
時の動作を説明する。像形成ユニット群16は図1に示
す位置にあり、黒の像形成ユニット15Bkが図示のよ
うに像形成位置19にある。このとき感光体21は中間
転写ベルト3に接触している。先に説明した像形成ユニ
ットの像形成工程により、レーザ露光装置43により黒
の信号光が像形成ユニット15Bkに入力され、黒トナ
ーによる像形成が行われる。この時と中間転写ベルト3
の移動速度は、トナー像の中抜け転写を防ぐために感光
体21の速度に比べ1.5%速くなるように設定されて
おり、像形成と同時に第1転写ローラ4とテンションロ
ーラ12に印加された電圧の作用で、黒トナー像が中間
転写ベルト3上に転写される。このとき第1転写ローラ
4とテンションローラ12には前述のように+2.5k
Vの直流電圧を印加した。
【0054】黒のトナー像がすべて転写し終わった直後
に、第1転写ローラ4は図3に示す4aの位置から4b
の位置へと移動し、中間転写ベルト3は像形成ユニット
15Bkに接触しない位置に戻る。次に、像形成ユニッ
ト群16として全体が移動モータ17に駆動されて図1
の矢印Q方向に回転移動し、ちょうど90゜回転して像
形成ユニット15Cが像形成位置19に達した位置で止
まる。像形成ユニットの感光体以外の現像剤ホッパ25
やクリーナ33の部分は、感光体21先端の点線で示す
回転円弧より内側に位置している。また、第1転写ロー
ラ4の退避位置4bはこの点線円弧の外側に位置する。
そのため、像形成ユニット群の回転移動中に中間転写ベ
ルト3が像形成ユニットに接触することはない。
【0055】像形成ユニット群16の回転が終了し像形
成ユニット15Cが像形成位置19に到達すると、前と
同様に今度はシアンの信号でレーザ露光装置43が像形
成ユニット15Cに信号光を入力し、シアンのトナー像
の形成と転写が行われる。このときまでに中間転写ベル
ト3は1回転し、前に転写された黒のトナー像に次のシ
アンのトナー像が位置的に合致するように、図4に示す
位置検出器11からの信号に基づいてシアンの信号光の
書き込みタイミングが制御される。この間、第3転写ロ
ーラ34は中間転写ベルト3と接触しているが、前述の
ように第3転写ローラの表面は平滑であり、かつトナー
の付着を防止するような−1kVの電圧が印加されてい
るため、転写ベルト上のトナー像を乱さない。また、ク
リーナローラ6も中間転写ベルト3と接触しているが、
クリーナローラ6の表面も平滑であり、かつトナーの付
着を防止するような−1kVの電圧が印加されているた
め、転写ベルト上のトナー像を乱さない。
【0056】以上と同様の動作を、マゼンタ、イエロに
ついても行い、中間転写ベルト3上には4色のトナー像
が位置的に合致して重ね合わされカラー像が形成され
た。最後のイエロトナー像の転写後、4色のトナー像は
タイミングを合わせて給紙カセットから送られる用紙
(図示せず)に、第3転写ローラ34に+3kVの電圧
を印加して一括転写した。用紙に転写されたトナー像は
定着ローラ48a・48bにより定着され、その後排出
された。
【0057】このようなカラー像形成を約4000枚連
続して行ったが、イエロの像形成ユニット15Yがクリ
ーニング不良を発生することはなく、クリーナ33から
トナーが溢れ出ることもなかった。
【0058】その後、第3転写ローラ34に再び−1k
Vの電圧を印加して第3転写ローラ表面に直接付着して
いたトナーを中間転写ベルト3に移した。このトナーと
中間転写ベルト3上に残った転写残りのトナーとを、ク
リーナローラ6に+3kVの電圧を印加することによっ
て清掃回収し、中間転写ベルトユニット2内の排トナー
溜め8内に蓄えた。
【0059】このようなプリント動作を約3万枚繰り返
したところ、排トナー溜め8bが満杯となり、光センサ
で構成された廃トナー満杯検出器9が、満杯であるとい
う信号を出力した。このとき、中間転写ベルト3は、さ
らに1万枚程度のプリントに使用し得る状態であった
が、この満杯検出器9の信号に基づき中間転写ベルトユ
ニット2の交換をユーザに促した。
【0060】廃トナーで廃トナー溜め8bが満杯になっ
た状態の中間転写ベルトユニット2は次のように交換さ
れる。像形成ユニット群16は図1に示す状態にある
が、第1転写ローラ4は図3に示す4bの位置に退避し
ている。従って、像形成ユニット15Bkの感光体21
は、中間転写ベルトユニット2の中間転写ベルト3と接
触しない退避位置に移動して装置は停止している。ユー
ザが装置本体前面部に位置する前面板1Aをあけて、そ
こから中間転写ベルトユニット2を取り出す。次に、あ
らかじめ用意した位置検出器や廃トナー満杯検出器等が
調整済みの新しい中間転写ベルトユニットを装着する。
したがってユニット装着後はなんら調整する事なく像形
成が開始できる。この新しい中間転写ベルトユニットを
本体に装着する際に、像形成ユニット15Bkの感光体
21は、中間転写ベルト3や第1転写ローラ4と衝突し
て傷つくことはない。
【0061】以上が実施例の構成と動作の説明である。
なお以上の実施例では、像形成ユニットの構造として特
定のものを用いたが、他に従来法の現像法や帯電方法を
用いた構造の像形成ユニットの場合でも、本発明の本質
と作用効果は変わることがない。またこのような構成
は、直接トナー像を上に形成する中間転写ベルトを用い
た装置だけに有効なものではなく、受像紙を周囲に巻き
付ける構成の中間転写体であっても同様に有効であるこ
とはいうまでもない。
【0062】
【発明の効果】本発明は、像形成ユニットが感光体の軸
芯よりを重力方向上側に現像手段を配置し重力方向下側
にクリーナ手段を配置した状態で像形成動作を行う構成
のために、クリーナ部に貯まった廃トナーがクリーニン
グブレードを背後から圧迫してクリーニング不良を引き
起こすことがない。
【0063】さらにまた、像形成ユニットからトナーが
こぼれても、中間転写体上に落下することがないため、
常に画像の美しい良いカラー電子写真装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー電子写真装置の像形成時の位置
関係を示す構成図
【図2】本発明の実施例のカラー電子写真装置に用いら
れる像形成ユニットの構成を示す構成図
【図3】本発明の中間転写体ユニットの構成図
【図4】本発明の中間転写体ユニットの位置検出器の構
成を示す構成図
【図5】本発明の像形成ユニットの各々の回転位置での
クリーナと現像剤ホッパの状態を説明する説明図
【図6】従来のカラー電子写真装置の構成図
【図7】従来のカラー電子写真装置の問題点を説明する
説明図
【符号の説明】
2 中間転写体ユニット 3 中間転写ベルト 4 第1転写ローラ 5 第2転写ローラ 6 クリーニングローラ 10 バックアップローラ 12 テンションローラ 15 像形成ユニット 16 像形成ユニット群 19 像形成位置 20 レーザ信号光 21 感光体 25 現像剤ホッパ 33 クリーナ 34 第3転写ローラ 43 レーザ露光装置 55 クリーニングブレード
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各々が少なくとも回動する感光体とそれぞ
    れ色の異なるトナーを有する現像手段とクリーナ手段と
    を備え前記感光体上にそれぞれ異なった色のトナー像を
    形成する複数の移動可能な像形成ユニットと、 前記複数の像形成ユニットを円環状に並べ配置し回転移
    動可能な像形成ユニット群と、 前記感光体上に形成したトナー像を受容する中間転写体
    と、 単一露光位置と単一転写位置より構成され前記像形成ユ
    ニットと前記中間転写体とが接触して像形成を行う構成
    のカラー電子写真装置であって、 前記像形成ユニットが前記感光体の軸芯よりを重力方向
    上側に前記現像手段を配置し重力方向下側にクリーナ手
    段を配置した状態で像形成動作を行う構成であるカラー
    電子写真装置。
  2. 【請求項2】各々が少なくとも回動する感光体とそれぞ
    れ色の異なるトナーを有する現像手段とクリーナ手段と
    を備え前記感光体上にそれぞれ異なった色のトナー像を
    形成する複数の移動可能な像形成ユニットと、 前記複数の像形成ユニットを円環状に並べ配置し回転移
    動可能な像形成ユニット群と、 前記感光体上に形成したトナー像を受容する中間転写体
    と、 単一露光位置と単一転写位置より構成され前記像形成ユ
    ニットと前記中間転写体とが接触して像形成を行う構成
    のカラー電子写真装置であって、 前記像形成ユニットが前記像形成ユニット群の軸芯より
    重力方向上側に配置された状態で像形成動作を行う構成
    であるカラー電子写真装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US7187893B2 (en) 1997-01-31 2007-03-06 Seiko Epson Corporation Image transfer unit having an intermediate transfer belt to which a toner image is applied

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1280012A1 (en) 1997-01-31 2003-01-29 Seiko Epson Corporation Developers for efficient toner image transfer via an intermediate belt
US7187893B2 (en) 1997-01-31 2007-03-06 Seiko Epson Corporation Image transfer unit having an intermediate transfer belt to which a toner image is applied
EP1280012B1 (en) * 1997-01-31 2007-04-25 Seiko Epson Corporation Developers for efficient toner image transfer via an intermediate belt

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