JPH0990471A - カメラのバリヤ移動制限機構 - Google Patents
カメラのバリヤ移動制限機構Info
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- JPH0990471A JPH0990471A JP24339895A JP24339895A JPH0990471A JP H0990471 A JPH0990471 A JP H0990471A JP 24339895 A JP24339895 A JP 24339895A JP 24339895 A JP24339895 A JP 24339895A JP H0990471 A JPH0990471 A JP H0990471A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- lever
- lock lever
- camera
- barrier plate
- Prior art date
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- Granted
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- Blocking Light For Cameras (AREA)
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バリヤプレートの開放状態において使用者の
誤操作による外力が加わった場合でも、ギヤ列等の連動
機構や撮影レンズの駆動系に大きな負荷が掛かって作動
不良や破損等を招く不具合を、確実に防止できるバリヤ
移動制限機構を提供すること。 【構成】 撮影位置と収納位置とに進退可能な撮影レン
ズと；収納位置に位置するこの撮影レンズを覆う遮蔽位
置と開放する開放位置とに移動可能なバリヤプレートと
を備えたカメラにおいて、バリヤプレートを開放したと
き、該バリヤプレートのロック部と係合可能なロック位
置に移動するロックレバーと；撮影レンズが収納位置に
移動するとき駆動されるロック解除部材と；ロック解除
部材の駆動力を受けて駆動される中間部材と；ロックレ
バーと中間部材との間に設けられ、このロックレバーに
加わる移動抵抗が一定値以下のときには該中間部材と一
体に該ロックレバーをロック解除方向に回動させ、同移
動抵抗が一定値を越えたときには該中間部材をロックレ
バーに対して空移動させるクラッチ機構とを備えたこ
と。
誤操作による外力が加わった場合でも、ギヤ列等の連動
機構や撮影レンズの駆動系に大きな負荷が掛かって作動
不良や破損等を招く不具合を、確実に防止できるバリヤ
移動制限機構を提供すること。 【構成】 撮影位置と収納位置とに進退可能な撮影レン
ズと；収納位置に位置するこの撮影レンズを覆う遮蔽位
置と開放する開放位置とに移動可能なバリヤプレートと
を備えたカメラにおいて、バリヤプレートを開放したと
き、該バリヤプレートのロック部と係合可能なロック位
置に移動するロックレバーと；撮影レンズが収納位置に
移動するとき駆動されるロック解除部材と；ロック解除
部材の駆動力を受けて駆動される中間部材と；ロックレ
バーと中間部材との間に設けられ、このロックレバーに
加わる移動抵抗が一定値以下のときには該中間部材と一
体に該ロックレバーをロック解除方向に回動させ、同移
動抵抗が一定値を越えたときには該中間部材をロックレ
バーに対して空移動させるクラッチ機構とを備えたこ
と。
Description
【０００１】
【発明の技術分野】本発明は、カメラの撮影レンズを保
護するバリヤプレートの移動を制限するバリヤ移動制限
機構に関する。
護するバリヤプレートの移動を制限するバリヤ移動制限
機構に関する。
【０００２】
【従来技術及びその問題点】近年、撮影レンズを汚れや
衝撃から保護するバリヤプレートを備え、この撮影レン
ズを繰り込んだ非使用時（非撮影時）における携帯性や
形態的美しさを向上させる、所謂カプセルタイプのカメ
ラが商品化されている。この種のカメラでは、非使用状
態の撮影レンズを覆っているバリヤプレートを開放する
と、駆動スイッチがオンして該撮影レンズが繰り出さ
れ、撮影可能状態となる。またこの状態でバリヤプレー
トが、撮影レンズを覆う遮蔽位置に若干移動されると、
駆動スイッチがオフして撮影レンズが収納位置に繰り込
まれる。そして撮影レンズが完全に繰り込まれた状態に
おいて、バリヤプレートを完全に閉じることができる。
衝撃から保護するバリヤプレートを備え、この撮影レン
ズを繰り込んだ非使用時（非撮影時）における携帯性や
形態的美しさを向上させる、所謂カプセルタイプのカメ
ラが商品化されている。この種のカメラでは、非使用状
態の撮影レンズを覆っているバリヤプレートを開放する
と、駆動スイッチがオンして該撮影レンズが繰り出さ
れ、撮影可能状態となる。またこの状態でバリヤプレー
トが、撮影レンズを覆う遮蔽位置に若干移動されると、
駆動スイッチがオフして撮影レンズが収納位置に繰り込
まれる。そして撮影レンズが完全に繰り込まれた状態に
おいて、バリヤプレートを完全に閉じることができる。
【０００３】したがって、このようなカプセルタイプの
カメラでは、使用状態からバリヤプレートを一気に閉じ
ようとしても、撮影レンズが収納位置に完全に繰り込ま
れない間は、バリヤプレートが撮影レンズに当接する。
このため、レンズ駆動用モータを駆動させるべく遮蔽位
置に向けて若干移動されたバリヤプレートを、撮影レン
ズが完全に繰り込まれるまでの間ロックしておく機構が
必要である。このようなバリヤ移動制限機構は、通常、
撮影レンズの繰り出し繰り込み時の駆動力を利用して駆
動される。
カメラでは、使用状態からバリヤプレートを一気に閉じ
ようとしても、撮影レンズが収納位置に完全に繰り込ま
れない間は、バリヤプレートが撮影レンズに当接する。
このため、レンズ駆動用モータを駆動させるべく遮蔽位
置に向けて若干移動されたバリヤプレートを、撮影レン
ズが完全に繰り込まれるまでの間ロックしておく機構が
必要である。このようなバリヤ移動制限機構は、通常、
撮影レンズの繰り出し繰り込み時の駆動力を利用して駆
動される。
【０００４】このバリヤ移動制限機構には、バリヤプレ
ートを開放位置に移動させると、撮影レンズの繰り出し
に連動して、該バリヤプレートを開放位置にロック可能
な位置に移動するロック爪を備えたものがある。このロ
ック爪は、撮影レンズの繰り込み時には、ギヤ列等の連
動機構を介して撮影レンズ進退時の駆動力を受け、ロッ
ク位置と反対方向のロック解除位置に移動される。この
ようなバリヤ移動制限機構では、例えば撮影レンズが撮
影位置から収納位置に向けて駆動しているとき、誤って
バリヤプレートを閉じようとして強く押圧すると、この
バリヤプレートがロック爪と係合してこれをロック位置
で押えることとなる。この状態で、駆動途中の撮影レン
ズが収納位置に達すると、ギヤ列等の連動機構が固定状
態のロック爪に無理に力を作用させることになる。この
ため、この連動機構や撮影レンズの駆動系に大きな負荷
が掛かって作動不良や破損等を招く虞れが生じる。
ートを開放位置に移動させると、撮影レンズの繰り出し
に連動して、該バリヤプレートを開放位置にロック可能
な位置に移動するロック爪を備えたものがある。このロ
ック爪は、撮影レンズの繰り込み時には、ギヤ列等の連
動機構を介して撮影レンズ進退時の駆動力を受け、ロッ
ク位置と反対方向のロック解除位置に移動される。この
ようなバリヤ移動制限機構では、例えば撮影レンズが撮
影位置から収納位置に向けて駆動しているとき、誤って
バリヤプレートを閉じようとして強く押圧すると、この
バリヤプレートがロック爪と係合してこれをロック位置
で押えることとなる。この状態で、駆動途中の撮影レン
ズが収納位置に達すると、ギヤ列等の連動機構が固定状
態のロック爪に無理に力を作用させることになる。この
ため、この連動機構や撮影レンズの駆動系に大きな負荷
が掛かって作動不良や破損等を招く虞れが生じる。
【０００５】
【発明の目的】本発明は、バリヤ移動制限機構における
上記問題点に基づき、バリヤプレートの開放状態におい
て使用者の誤操作による外力が加わった場合でも、ギヤ
列等の連動機構や撮影レンズの駆動系に大きな負荷が掛
かって作動不良や破損等を招く不具合を、確実に防止で
きるバリヤ移動制限機構を提供することを目的としてい
る。
上記問題点に基づき、バリヤプレートの開放状態におい
て使用者の誤操作による外力が加わった場合でも、ギヤ
列等の連動機構や撮影レンズの駆動系に大きな負荷が掛
かって作動不良や破損等を招く不具合を、確実に防止で
きるバリヤ移動制限機構を提供することを目的としてい
る。
【０００６】
【発明の概要】上記目的を達成するための本発明は、撮
影位置と収納位置とに進退可能な撮影レンズと；収納位
置に位置するこの撮影レンズを覆う遮蔽位置と開放する
開放位置とに移動可能なバリヤプレートとを備えたカメ
ラにおいて、バリヤプレートを開放したとき、該バリヤ
プレートのロック部と係合可能なロック位置に移動する
ロックレバーと；上記撮影レンズが収納位置に移動する
とき駆動されるロック解除部材と；上記ロック解除部材
の駆動力を受けて駆動される中間部材と；上記ロックレ
バーと中間部材との間に設けられ、このロックレバーに
加わる移動抵抗が一定値以下のときには該中間部材と一
体に該ロックレバーをロック解除方向に回動させ、同移
動抵抗が一定値を越えたときには該中間部材をロックレ
バーに対して空移動させるクラッチ機構とを備えたこと
を特徴としている。
影位置と収納位置とに進退可能な撮影レンズと；収納位
置に位置するこの撮影レンズを覆う遮蔽位置と開放する
開放位置とに移動可能なバリヤプレートとを備えたカメ
ラにおいて、バリヤプレートを開放したとき、該バリヤ
プレートのロック部と係合可能なロック位置に移動する
ロックレバーと；上記撮影レンズが収納位置に移動する
とき駆動されるロック解除部材と；上記ロック解除部材
の駆動力を受けて駆動される中間部材と；上記ロックレ
バーと中間部材との間に設けられ、このロックレバーに
加わる移動抵抗が一定値以下のときには該中間部材と一
体に該ロックレバーをロック解除方向に回動させ、同移
動抵抗が一定値を越えたときには該中間部材をロックレ
バーに対して空移動させるクラッチ機構とを備えたこと
を特徴としている。
【０００７】また本発明は、撮影位置と収納位置とに進
退可能な撮影レンズと；収納位置に位置するこの撮影レ
ンズを覆う遮蔽位置と開放する開放位置とに移動可能な
バリヤプレートとを備えたカメラにおいて、バリヤプレ
ートのロック部と係脱可能にカメラボディに枢着された
ロックレバーと；このロックレバーをロック方向に回動
付勢するばね手段と；上記撮影レンズが収納位置に移動
するとき回動するロック解除部材と；上記ロックレバー
と同軸に枢着され、該ロック解除部材の回動力を受ける
中間レバーと；上記ロックレバーと中間レバーとの間に
設けられ、このロックレバーに加わる回動抵抗が一定値
以下のときには、該ロックレバーを中間レバーと一体に
ロック解除方向に回動させ、同回動抵抗が一定値を越え
たときには、該中間レバーをロックレバーに対して空転
させるクラッチ機構とを備えたことを特徴としている。
退可能な撮影レンズと；収納位置に位置するこの撮影レ
ンズを覆う遮蔽位置と開放する開放位置とに移動可能な
バリヤプレートとを備えたカメラにおいて、バリヤプレ
ートのロック部と係脱可能にカメラボディに枢着された
ロックレバーと；このロックレバーをロック方向に回動
付勢するばね手段と；上記撮影レンズが収納位置に移動
するとき回動するロック解除部材と；上記ロックレバー
と同軸に枢着され、該ロック解除部材の回動力を受ける
中間レバーと；上記ロックレバーと中間レバーとの間に
設けられ、このロックレバーに加わる回動抵抗が一定値
以下のときには、該ロックレバーを中間レバーと一体に
ロック解除方向に回動させ、同回動抵抗が一定値を越え
たときには、該中間レバーをロックレバーに対して空転
させるクラッチ機構とを備えたことを特徴としている。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下図示実施例に基づいて本発明
を説明する。図１は、本発明を適用した所謂カプセルタ
イプのカメラのバリヤプレートを開放した状態を示す正
面図である。このカメラ１０は、非使用状態の撮影レン
ズ１４を覆っているバリヤプレート２０を開放すると、
駆動スイッチ（図示せず）がオンし、これに基づき該撮
影レンズ１４が繰り出されて撮影可能状態となる。ま
た、この状態でバリヤプレート２０を撮影レンズ１４を
覆う方向に若干移動させると駆動スイッチがオフし、こ
れに基づき該撮影レンズ１４が収納位置に繰り込まれ
る。
を説明する。図１は、本発明を適用した所謂カプセルタ
イプのカメラのバリヤプレートを開放した状態を示す正
面図である。このカメラ１０は、非使用状態の撮影レン
ズ１４を覆っているバリヤプレート２０を開放すると、
駆動スイッチ（図示せず）がオンし、これに基づき該撮
影レンズ１４が繰り出されて撮影可能状態となる。ま
た、この状態でバリヤプレート２０を撮影レンズ１４を
覆う方向に若干移動させると駆動スイッチがオフし、こ
れに基づき該撮影レンズ１４が収納位置に繰り込まれ
る。
【０００９】このカメラ１０は、カメラボディ１２の前
壁１２ａに、上記撮影レンズ１４、ストロボ９及びファ
インダ窓１７を有し、上部面にシャッタ釦８を有してい
る。さらに、前壁１２ａの上下には、撮影レンズ１４の
レンズ光軸と直交する方向（ボディ１２の左右方向）に
延びる案内溝１２ｂが設けられている。この案内溝１２
ｂには、バリヤプレート２０が、撮影レンズ１４のレン
ズ光軸と直交する方向に移動可能、即ち収納位置に繰り
込まれた撮影レンズ１４を覆う遮蔽位置と該撮影レンズ
１４を開放する開放位置とに移動可能に嵌め込まれてい
る。バリヤプレート２０は、開放位置から遮蔽位置にま
たは遮蔽位置から開放位置に向けて移動させるとき所定
以上の力が必要となるように、開放位置と遮蔽位置にお
いてクリックストップ機構（図示せず）によって比較的
軽い力で係止されている。バリヤプレート２０はその裏
面に、上下方向中央においてカメラボディ１２の左右方
向に延びるリブ（ロック部）２０ａを有している。
壁１２ａに、上記撮影レンズ１４、ストロボ９及びファ
インダ窓１７を有し、上部面にシャッタ釦８を有してい
る。さらに、前壁１２ａの上下には、撮影レンズ１４の
レンズ光軸と直交する方向（ボディ１２の左右方向）に
延びる案内溝１２ｂが設けられている。この案内溝１２
ｂには、バリヤプレート２０が、撮影レンズ１４のレン
ズ光軸と直交する方向に移動可能、即ち収納位置に繰り
込まれた撮影レンズ１４を覆う遮蔽位置と該撮影レンズ
１４を開放する開放位置とに移動可能に嵌め込まれてい
る。バリヤプレート２０は、開放位置から遮蔽位置にま
たは遮蔽位置から開放位置に向けて移動させるとき所定
以上の力が必要となるように、開放位置と遮蔽位置にお
いてクリックストップ機構（図示せず）によって比較的
軽い力で係止されている。バリヤプレート２０はその裏
面に、上下方向中央においてカメラボディ１２の左右方
向に延びるリブ（ロック部）２０ａを有している。
【００１０】カメラボディ１２には、回転軸をレンズ光
軸と一致させた大径のズーム連動ギヤ２２ａが、撮影レ
ンズ１４を囲繞するように設けられている。カメラボデ
ィ１２にはまた、駆動モータ１６ａと、この駆動モータ
１６ａの回転力をズーム連動ギヤ２２ａに伝達するズー
ムギヤ列１６が設けられている。撮影レンズ１４は、こ
のズーム連動ギヤ２２ａに該ズームギヤ列１６を介して
駆動モータ１６ａの回転が伝えられることにより、光軸
方向に進退駆動（ズーミング）される。
軸と一致させた大径のズーム連動ギヤ２２ａが、撮影レ
ンズ１４を囲繞するように設けられている。カメラボデ
ィ１２にはまた、駆動モータ１６ａと、この駆動モータ
１６ａの回転力をズーム連動ギヤ２２ａに伝達するズー
ムギヤ列１６が設けられている。撮影レンズ１４は、こ
のズーム連動ギヤ２２ａに該ズームギヤ列１６を介して
駆動モータ１６ａの回転が伝えられることにより、光軸
方向に進退駆動（ズーミング）される。
【００１１】カメラボディ１２は、バリヤプレート２０
が位置する側に、開放位置に位置する該バリヤプレート
２０を撮影レンズ１４のズーミングに連動してロックま
たは解放するバリヤ移動制限機構１８を有している。こ
のバリヤ移動制限機構１８はまた、撮影レンズ１４に隣
接させてカメラボディ１２に固定したユニットプレート
４１を有している。
が位置する側に、開放位置に位置する該バリヤプレート
２０を撮影レンズ１４のズーミングに連動してロックま
たは解放するバリヤ移動制限機構１８を有している。こ
のバリヤ移動制限機構１８はまた、撮影レンズ１４に隣
接させてカメラボディ１２に固定したユニットプレート
４１を有している。
【００１２】このユニットプレート４１は、カメラボデ
ィ１２の前壁１２ａの内面側に固定されている。該ユニ
ットプレート４１には、上記ズーム連動ギヤ２２ａに噛
み合うアイドルギヤ２２ｂと、このアイドルギヤ２２ｂ
に噛み合う該ギヤ２２ｂより大径のカム付きギヤ２４が
回転自在に枢着されている。このカム付きギヤ２４に
は、係合突起２６ａを有するカム２６が同軸一体に固定
されている。ユニットプレート４１にはさらに、ロック
レバー３０と中間レバー２８とが軸３２を介して同軸に
枢着されている。
ィ１２の前壁１２ａの内面側に固定されている。該ユニ
ットプレート４１には、上記ズーム連動ギヤ２２ａに噛
み合うアイドルギヤ２２ｂと、このアイドルギヤ２２ｂ
に噛み合う該ギヤ２２ｂより大径のカム付きギヤ２４が
回転自在に枢着されている。このカム付きギヤ２４に
は、係合突起２６ａを有するカム２６が同軸一体に固定
されている。ユニットプレート４１にはさらに、ロック
レバー３０と中間レバー２８とが軸３２を介して同軸に
枢着されている。
【００１３】このロックレバー３０は、レバー本体の自
由端部にロック爪３０ａを有し、回動基部に、このレバ
ー本体に対して角度を９０゜異ならせたばね掛け部３０
ｃを有している。このロック爪３０ａは、前壁１２ａに
形成した突出孔１２ｃからバリヤプレート２０側に突出
するように、カメラ前方に向けて折曲されている。この
ロック爪３０ａは、ロックレバー３０が図３の反時計方
向と時計方向に回動するとき、リブ２０ａと係合可能な
ロック位置（同図二点鎖線で示す）と係合しないロック
解除位置（同図実線で示す）とに移動する。
由端部にロック爪３０ａを有し、回動基部に、このレバ
ー本体に対して角度を９０゜異ならせたばね掛け部３０
ｃを有している。このロック爪３０ａは、前壁１２ａに
形成した突出孔１２ｃからバリヤプレート２０側に突出
するように、カメラ前方に向けて折曲されている。この
ロック爪３０ａは、ロックレバー３０が図３の反時計方
向と時計方向に回動するとき、リブ２０ａと係合可能な
ロック位置（同図二点鎖線で示す）と係合しないロック
解除位置（同図実線で示す）とに移動する。
【００１４】ロックレバー３０より短く形成された上記
中間レバー２８は、自由端部に、図３の反時計方向に回
動する係合突起２６ａによって押圧される被押圧部２８
ａを有している。この中間レバー２８はまた、回動基部
に、ロックレバー３０のばね掛け部３０ｃより同図時計
方向側に位置するばね掛け部２８ｃと２８ｄを有してい
る。中間レバー２８はさらに、被押圧部２８ａを有する
レバー本体とばね掛け部２８ｃの間に、回動基部の径方
向に延びてロックレバー３０の下側部３０ｂと係合可能
な紙面手前側に折曲された係合突起２８ｂを有してい
る。ユニットプレート４１の軸３６に隣接する位置に
は、図３の反時計方向に回動する中間レバー２８のばね
掛け部２８ｄを当接させて、該レバー２８と一体に移動
するときのロック爪３０ａをロック位置に位置させる位
置決め突起４２が突出形成されている。
中間レバー２８は、自由端部に、図３の反時計方向に回
動する係合突起２６ａによって押圧される被押圧部２８
ａを有している。この中間レバー２８はまた、回動基部
に、ロックレバー３０のばね掛け部３０ｃより同図時計
方向側に位置するばね掛け部２８ｃと２８ｄを有してい
る。中間レバー２８はさらに、被押圧部２８ａを有する
レバー本体とばね掛け部２８ｃの間に、回動基部の径方
向に延びてロックレバー３０の下側部３０ｂと係合可能
な紙面手前側に折曲された係合突起２８ｂを有してい
る。ユニットプレート４１の軸３６に隣接する位置に
は、図３の反時計方向に回動する中間レバー２８のばね
掛け部２８ｄを当接させて、該レバー２８と一体に移動
するときのロック爪３０ａをロック位置に位置させる位
置決め突起４２が突出形成されている。
【００１５】軸３２にコイル部を嵌め込まれたトーショ
ンばね３８は、両端部をそれぞればね掛け部２８ｃと３
０ｃに掛け止めすることにより、該ばね掛け部２８ｃと
３０ｃを互いに接近する方向に回動付勢している。これ
により、中間レバー２８とロックレバー３０は、被押圧
部２８ａとロック爪３０ａを互いに離間させる方向に回
動付勢されるが、下側部３０ｂに係合突起２８ｂが当接
するため、両者間の最大開き角度が図３に示す角度以上
にならないように制限される。このように、ロックレバ
ー３０と中間レバー２８は、トーションばね３８と係合
突起２８ｂを介して互いに連結され、該ロックレバー３
０に加わる回動抵抗（移動抵抗）が一定値以下のときに
は、該ロックレバー３０を中間レバー２８と一体にロッ
ク解除方向（図３時計方向）に回動させ、同回動抵抗が
一定値を越えたときには、該中間レバー２８をロックレ
バー３０に対して相対回動（空転）させるクラッチ機構
を構成している。なお、ロックレバー３０と中間レバー
２８の所定角度以上の相対回動を規制する上記係合突起
２８ｂに代えて、中間レバー２８の上側部と係合可能な
係合突起をロックレバー３０の上側部に設けることも可
能である。
ンばね３８は、両端部をそれぞればね掛け部２８ｃと３
０ｃに掛け止めすることにより、該ばね掛け部２８ｃと
３０ｃを互いに接近する方向に回動付勢している。これ
により、中間レバー２８とロックレバー３０は、被押圧
部２８ａとロック爪３０ａを互いに離間させる方向に回
動付勢されるが、下側部３０ｂに係合突起２８ｂが当接
するため、両者間の最大開き角度が図３に示す角度以上
にならないように制限される。このように、ロックレバ
ー３０と中間レバー２８は、トーションばね３８と係合
突起２８ｂを介して互いに連結され、該ロックレバー３
０に加わる回動抵抗（移動抵抗）が一定値以下のときに
は、該ロックレバー３０を中間レバー２８と一体にロッ
ク解除方向（図３時計方向）に回動させ、同回動抵抗が
一定値を越えたときには、該中間レバー２８をロックレ
バー３０に対して相対回動（空転）させるクラッチ機構
を構成している。なお、ロックレバー３０と中間レバー
２８の所定角度以上の相対回動を規制する上記係合突起
２８ｂに代えて、中間レバー２８の上側部と係合可能な
係合突起をロックレバー３０の上側部に設けることも可
能である。
【００１６】ユニットプレート４１にはまた、ばね掛け
部２８ｄに隣接させた上記軸３６と軸４４が植設されて
いる。この軸３６にコイル部を嵌め込まれたトーション
ばね３４は、両端部をそれぞればね掛け部２８ｄと軸４
４に掛け止めすることにより、ロックレバー３０を中間
レバー２８を介してロック位置に向けて（図３の反時計
方向に）回動付勢している。トーションばね３４は、上
記トーションばね３８より小さいばね力（回動付勢力）
に設定されているため、中間レバー２８とロックレバー
３０が自由状態にされていれば、該両レバー２８、３０
をともに反時計方向に回動させて（図４参照）、ロック
爪３０ａをバリヤプレート２０裏面のリブ２０ａの移動
軌跡上に位置させる。このとき、ロック爪３０ａとリブ
２０ａとの間には、駆動スイッチをオフするためにバリ
ヤプレート２０を遮蔽位置側に向けて若干移動できるだ
けの隙間が形成される。また、ロックレバー３０の自由
状態において中間レバー２８が押下されれば、両レバー
２８、３０はともに時計方向に回動して（図５参照）、
ロック爪３０ａをリブ２０ａの移動軌跡上から退避させ
る。
部２８ｄに隣接させた上記軸３６と軸４４が植設されて
いる。この軸３６にコイル部を嵌め込まれたトーション
ばね３４は、両端部をそれぞればね掛け部２８ｄと軸４
４に掛け止めすることにより、ロックレバー３０を中間
レバー２８を介してロック位置に向けて（図３の反時計
方向に）回動付勢している。トーションばね３４は、上
記トーションばね３８より小さいばね力（回動付勢力）
に設定されているため、中間レバー２８とロックレバー
３０が自由状態にされていれば、該両レバー２８、３０
をともに反時計方向に回動させて（図４参照）、ロック
爪３０ａをバリヤプレート２０裏面のリブ２０ａの移動
軌跡上に位置させる。このとき、ロック爪３０ａとリブ
２０ａとの間には、駆動スイッチをオフするためにバリ
ヤプレート２０を遮蔽位置側に向けて若干移動できるだ
けの隙間が形成される。また、ロックレバー３０の自由
状態において中間レバー２８が押下されれば、両レバー
２８、３０はともに時計方向に回動して（図５参照）、
ロック爪３０ａをリブ２０ａの移動軌跡上から退避させ
る。
【００１７】上記構成の本カメラのバリヤ移動制限機構
は、次のように作動する。すなわち、撮影レンズ１４を
収納位置に位置させかつバリヤプレート２０を遮蔽位置
に位置させた非使用状態では、図５に示すように、カム
付きギヤ２４が反時計方向に回動されて係合突起２６ａ
が被押圧部２８ａを押圧し、ロック爪３０ａをリブ２０
ａの移動軌跡上から退避（ロック解除位置に位置）させ
ている。この状態において、バリヤプレート２０を開放
位置に向けて移動させると、図示しない駆動スイッチが
オンすることにより、駆動モータ１６ａが回転駆動し
て、撮影レンズ１４が撮影位置に繰り出される。
は、次のように作動する。すなわち、撮影レンズ１４を
収納位置に位置させかつバリヤプレート２０を遮蔽位置
に位置させた非使用状態では、図５に示すように、カム
付きギヤ２４が反時計方向に回動されて係合突起２６ａ
が被押圧部２８ａを押圧し、ロック爪３０ａをリブ２０
ａの移動軌跡上から退避（ロック解除位置に位置）させ
ている。この状態において、バリヤプレート２０を開放
位置に向けて移動させると、図示しない駆動スイッチが
オンすることにより、駆動モータ１６ａが回転駆動し
て、撮影レンズ１４が撮影位置に繰り出される。
【００１８】このとき、図３の時計方向に回動するズー
ム連動ギヤ２２ａが、アイドルギヤ２２ｂを介してカム
付きギヤ２４を時計方向に回動させることにより、カム
２６の係合突起２６ａが中間レバー２８の被押圧部２８
ａを解放する。このため、ロックレバー３０は、中間レ
バー２８のばね掛け部２８ｄが位置決め突起４２に当接
するまで該中間レバー２８とともに図３の反時計方向に
回動し、ロック爪３０ａを、開放位置に移動したリブ２
０ａの移動軌跡上に位置させる。このロック状態におい
て、撮影準備が完了する。
ム連動ギヤ２２ａが、アイドルギヤ２２ｂを介してカム
付きギヤ２４を時計方向に回動させることにより、カム
２６の係合突起２６ａが中間レバー２８の被押圧部２８
ａを解放する。このため、ロックレバー３０は、中間レ
バー２８のばね掛け部２８ｄが位置決め突起４２に当接
するまで該中間レバー２８とともに図３の反時計方向に
回動し、ロック爪３０ａを、開放位置に移動したリブ２
０ａの移動軌跡上に位置させる。このロック状態におい
て、撮影準備が完了する。
【００１９】そして撮影の終了後、バリヤプレート２０
を遮蔽位置に向けて若干動かすと、駆動スイッチ（図示
せず）がオフされることに基づき駆動モータ１６ａが回
転駆動して、撮影レンズ１４が収納位置に繰り込まれ
る。このとき、ズーム連動ギヤ２２ａが反時計方向（図
３参照）に回動するため、アイドルギヤ２２ｂを介して
カム付きギヤ２４が図４の反時計方向に次第に回動され
る。よって、カム２６の係合突起２６ａが中間レバー２
８の被押圧部２８ａを押下するため、ロックレバー３０
は、トーションばね３４に抗して中間レバー２８ととも
に図４の時計方向に回動し、ロック爪３０ａを、開放位
置に移動したリブ２０ａの移動軌跡上から退避させる
（図５参照）。
を遮蔽位置に向けて若干動かすと、駆動スイッチ（図示
せず）がオフされることに基づき駆動モータ１６ａが回
転駆動して、撮影レンズ１４が収納位置に繰り込まれ
る。このとき、ズーム連動ギヤ２２ａが反時計方向（図
３参照）に回動するため、アイドルギヤ２２ｂを介して
カム付きギヤ２４が図４の反時計方向に次第に回動され
る。よって、カム２６の係合突起２６ａが中間レバー２
８の被押圧部２８ａを押下するため、ロックレバー３０
は、トーションばね３４に抗して中間レバー２８ととも
に図４の時計方向に回動し、ロック爪３０ａを、開放位
置に移動したリブ２０ａの移動軌跡上から退避させる
（図５参照）。
【００２０】また、例えば撮影レンズ１４が撮影位置か
ら収納位置に向けて駆動しているときに、誤ってバリヤ
プレート２０を閉じようとして強く押圧すると、このバ
リヤプレート２０のリブ２０ａがロック爪３０ａに当接
してこれをロック位置で押えることとなる。このとき、
駆動途中の撮影レンズ１４が収納位置に達すると、カム
２６の係合突起２６ａが、ロックレバー３０に加わる移
動抵抗ｐが一定値を越えた状態において中間レバー２８
の被押圧部２８ａを押下することとなる。しかし、ロッ
クレバー３０と中間レバー２８は、上述のようにトーシ
ョンばね３８と係合突起２８ｂを介して所定の関係で連
結されているため、カム２６の係合突起２６ａによる回
動抵抗が該トーションばね３８の回動付勢力に打ち勝
ち、該中間レバー２８をロックレバー３０に対して相対
回動（空転）させる（図６参照）。したがって、従来の
カメラのバリヤ移動制限機構に見られたような、ギヤ列
等の連動機構や撮影レンズの駆動系に大きな負荷が掛か
って作動不良や破損等を招く不具合を、確実に防止する
ことができる。
ら収納位置に向けて駆動しているときに、誤ってバリヤ
プレート２０を閉じようとして強く押圧すると、このバ
リヤプレート２０のリブ２０ａがロック爪３０ａに当接
してこれをロック位置で押えることとなる。このとき、
駆動途中の撮影レンズ１４が収納位置に達すると、カム
２６の係合突起２６ａが、ロックレバー３０に加わる移
動抵抗ｐが一定値を越えた状態において中間レバー２８
の被押圧部２８ａを押下することとなる。しかし、ロッ
クレバー３０と中間レバー２８は、上述のようにトーシ
ョンばね３８と係合突起２８ｂを介して所定の関係で連
結されているため、カム２６の係合突起２６ａによる回
動抵抗が該トーションばね３８の回動付勢力に打ち勝
ち、該中間レバー２８をロックレバー３０に対して相対
回動（空転）させる（図６参照）。したがって、従来の
カメラのバリヤ移動制限機構に見られたような、ギヤ列
等の連動機構や撮影レンズの駆動系に大きな負荷が掛か
って作動不良や破損等を招く不具合を、確実に防止する
ことができる。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、バ
リヤプレートの開放状態において使用者の誤操作による
外力が加わった場合でも、ギヤ列等の連動機構や撮影レ
ンズの駆動系に大きな負荷が掛かって作動不良や破損等
を招く不具合を、確実に防止できるバリヤ移動制限機構
を提供することができる。
リヤプレートの開放状態において使用者の誤操作による
外力が加わった場合でも、ギヤ列等の連動機構や撮影レ
ンズの駆動系に大きな負荷が掛かって作動不良や破損等
を招く不具合を、確実に防止できるバリヤ移動制限機構
を提供することができる。
【図１】本発明のバリヤ移動制限機構を適用したカメラ
を一部破断して示す正面図である。
を一部破断して示す正面図である。
【図２】同バリヤ移動制限機構を示す、図１のII-II 線
に沿う断面図である。
に沿う断面図である。
【図３】同バリヤ移動制限機構を示す拡大図である
【図４】同バリヤ移動制限機構のバリヤプレートのロッ
ク状態を示す拡大図である。
ク状態を示す拡大図である。
【図５】同バリヤ移動制限機構のバリヤプレートのロッ
ク解除状態を示す拡大図である。
ク解除状態を示す拡大図である。
【図６】同バリヤ移動制限機構においてロック位置に保
持したロック爪をロック解除位置に移動させようとした
ときの状態を示す拡大図である。
持したロック爪をロック解除位置に移動させようとした
ときの状態を示す拡大図である。
１０ カメラ １２ カメラボディ １４ 撮影レンズ ２０ バリヤプレート ２０ａ リブ（ロック部） ２４ カム付きギヤ ２６ カム（ロック解除部材） ２６ａ 係合突起 ２８ 中間レバー（中間部材） ２８ａ 被押圧部 ２８ｂ 係合突起 ２８ｃ ２８ｄ ３０ｃ ばね掛け部 ３０ ロックレバー ３０ａ ロック爪 ３４ トーションばね（第２のトーションばね、ばね手
段） ３８ トーションばね（第１のトーションばね）
段） ３８ トーションばね（第１のトーションばね）
Claims (4)
- 【請求項１】 撮影位置と収納位置とに進退可能な撮影
レンズと；収納位置に位置するこの撮影レンズを覆う遮
蔽位置と開放する開放位置とに移動可能なバリヤプレー
トと；を備えたカメラにおいて、 バリヤプレートを開放したとき、該バリヤプレートのロ
ック部と係合可能なロック位置に移動するロックレバー
と；上記撮影レンズが収納位置に移動するとき駆動され
るロック解除部材と；上記ロック解除部材の駆動力を受
けて駆動される中間部材と；上記ロックレバーと中間部
材との間に設けられ、このロックレバーに加わる移動抵
抗が一定値以下のときには該中間部材と一体に該ロック
レバーをロック解除方向に回動させ、同移動抵抗が一定
値を越えたときには該中間部材をロックレバーに対して
空移動させるクラッチ機構と；を備えたことを特徴とす
るカメラのバリヤ移動制限機構。 - 【請求項２】 請求項１において、中間部材は、ロック
レバーと同軸に枢着された中間レバーであり、この中間
レバーとロックレバーは、両者のいずれか一方に備えら
れた係合突起と両者間に備えられた第１のトーションば
ねにより、所定角度相対回動した状態を保持して常時は
一体に回動するカメラのバリヤ移動制限機構。 - 【請求項３】 請求項１において、ロックレバーは第２
のトーションばねにより、中間レバーとともに上記ロッ
ク位置に向けて回動付勢されており、この第２のトーシ
ョンばねは上記第１のトーションばねより回動付勢力が
小さく設定されているカメラのバリヤ移動制限機構。 - 【請求項４】 撮影位置と収納位置とに進退可能な撮影
レンズと；収納位置に位置するこの撮影レンズを覆う遮
蔽位置と開放する開放位置とに移動可能なバリヤプレー
トと；を備えたカメラにおいて、 バリヤプレートのロック部と係脱可能にカメラボディに
枢着されたロックレバーと；このロックレバーをロック
方向に回動付勢するばね手段と；上記撮影レンズが収納
位置に移動するとき回動するロック解除部材と；上記ロ
ックレバーと同軸に枢着され、該ロック解除部材の回動
力を受ける中間レバーと；上記ロックレバーと中間レバ
ーとの間に設けられ、このロックレバーに加わる回動抵
抗が一定値以下のときには、該ロックレバーを中間レバ
ーと一体にロック解除方向に回動させ、同回動抵抗が一
定値を越えたときには、該中間レバーをロックレバーに
対して空転させるクラッチ機構と；を備えたことを特徴
とするカメラのバリヤ移動制限機構。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24339895A JP3294973B2 (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | カメラのバリヤ移動制限機構 |
| US08/714,993 US5708884A (en) | 1995-09-21 | 1996-09-17 | Sliding cover movement rstricting device |
| US08/885,854 US5822634A (en) | 1995-09-21 | 1997-06-30 | Sliding cover movement restricting device |
| US09/120,891 US5937219A (en) | 1995-09-21 | 1998-07-23 | Sliding cover restricting device including a gear train |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24339895A JP3294973B2 (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | カメラのバリヤ移動制限機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0990471A true JPH0990471A (ja) | 1997-04-04 |
| JP3294973B2 JP3294973B2 (ja) | 2002-06-24 |
Family
ID=17103279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24339895A Expired - Fee Related JP3294973B2 (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | カメラのバリヤ移動制限機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3294973B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6154358A (en) * | 1997-07-30 | 2000-11-28 | Nec Corporation | Solid electrolytic capacitor using a conducting polymer |
| CN102981236A (zh) * | 2012-12-25 | 2013-03-20 | 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 | 一种防脱扣的镜头密封装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7048275B2 (ja) | 2017-11-27 | 2022-04-05 | 株式会社東芝 | 画像処理装置 |
-
1995
- 1995-09-21 JP JP24339895A patent/JP3294973B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6154358A (en) * | 1997-07-30 | 2000-11-28 | Nec Corporation | Solid electrolytic capacitor using a conducting polymer |
| CN102981236A (zh) * | 2012-12-25 | 2013-03-20 | 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 | 一种防脱扣的镜头密封装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3294973B2 (ja) | 2002-06-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |