JPS6217803Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6217803Y2 JPS6217803Y2 JP1981131543U JP13154381U JPS6217803Y2 JP S6217803 Y2 JPS6217803 Y2 JP S6217803Y2 JP 1981131543 U JP1981131543 U JP 1981131543U JP 13154381 U JP13154381 U JP 13154381U JP S6217803 Y2 JPS6217803 Y2 JP S6217803Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- photographing lens
- ring
- distance
- camera
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 19
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 16
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 230000000593 degrading effect Effects 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、撮影レンズ保護カバーを備え、それ
をシヤツターレリーズ動作と開連して作動させる
ようにしたカメラに関するものである。
をシヤツターレリーズ動作と開連して作動させる
ようにしたカメラに関するものである。
従来カメラには撮影レンズ保護キヤツプが付い
ている。これはカメラが撮影に使用されている以
外の時、撮影レンズの前面にほこり、よごれ、指
紋等が付いてそのレンズ性能の低下することを防
止し、また直接レンズに物などがぶつからないよ
うに撮影レンズを保護する為のものである。しか
し、このレンズ保護キヤツプは付けたり外したり
しなければならないので煩しく、また外した時に
無くし易く、さらに、キヤツプを付けたまま写真
撮影をしてしまい易いという欠点がある。
ている。これはカメラが撮影に使用されている以
外の時、撮影レンズの前面にほこり、よごれ、指
紋等が付いてそのレンズ性能の低下することを防
止し、また直接レンズに物などがぶつからないよ
うに撮影レンズを保護する為のものである。しか
し、このレンズ保護キヤツプは付けたり外したり
しなければならないので煩しく、また外した時に
無くし易く、さらに、キヤツプを付けたまま写真
撮影をしてしまい易いという欠点がある。
本考案は、前記従来のレンズ保護キヤツプの欠
点を確実に除去するだけでなく常時にはカメラの
撮影レンズが保護され、撮影時にシヤツターレリ
ーズに関連して自動的に該保護を解くようにする
ものである。
点を確実に除去するだけでなく常時にはカメラの
撮影レンズが保護され、撮影時にシヤツターレリ
ーズに関連して自動的に該保護を解くようにする
ものである。
本考案は、被写体距離測定部から出る被写体距
離信号に応じシヤツターレリーズ動作に連動して
撮影レンズを前後移動させてピントを自動的に正
合させるピント自動正合機構を備えたカメラにお
いて撮影レンズの前に配置された常時には閉鎖さ
れる撮影レンズ保護カバーと、前記シヤツターレ
リーズ動作に連動して前記ピント自動正合機構の
ピント自動正合動作を開始させる機構と、前記ピ
ント自動正合機構に係合する駆動リングと、前記
ピント自動正合動作による前記ピント自動正合機
構の移動方向と同方向に前記駆動リングを付勢す
る第1付勢手段と、前記駆動リングの凸部により
押開かされる方広に係合するピンを有し該駆動リ
ングの駆動により撮影レンズを覆う位置から該レ
ンズの有効径外へ退避させられる撮影レンズ保護
カバーと、前記撮影レンズを覆う位置に常時前記
保護カバーを付勢する第2付勢手段と、を設けた
ことを特徴とする。
離信号に応じシヤツターレリーズ動作に連動して
撮影レンズを前後移動させてピントを自動的に正
合させるピント自動正合機構を備えたカメラにお
いて撮影レンズの前に配置された常時には閉鎖さ
れる撮影レンズ保護カバーと、前記シヤツターレ
リーズ動作に連動して前記ピント自動正合機構の
ピント自動正合動作を開始させる機構と、前記ピ
ント自動正合機構に係合する駆動リングと、前記
ピント自動正合動作による前記ピント自動正合機
構の移動方向と同方向に前記駆動リングを付勢す
る第1付勢手段と、前記駆動リングの凸部により
押開かされる方広に係合するピンを有し該駆動リ
ングの駆動により撮影レンズを覆う位置から該レ
ンズの有効径外へ退避させられる撮影レンズ保護
カバーと、前記撮影レンズを覆う位置に常時前記
保護カバーを付勢する第2付勢手段と、を設けた
ことを特徴とする。
以下図面に示した実施例を中心として本考案の
構成、作用効果を説明する。第1図〜第2図は本
考案の実施例の分解的な構成図であつて、1はカ
メラの鏡筒の最前面にあるネームリングでありそ
の裏側に軸1a,1bが植立されており、受光素
子用の採光窓1cがあいている。2,3は撮影レ
ンズ保護カバーであつて穴2a,3aが軸1a,
1bに嵌合することによりそれを中心として回動
可能に支持されており、それらに設けられたギア
2bと3bと噛合いにより互いに反対方向に回動
するべく構成されている。保護カバー3には裏側
にピン3c、表側にピン3dが付いており、ピン
3cは後述の駆動リング5の凸部5cと当接する
べく構成され、ピン3dには1端がネームリング
1の裏側に係止されたバネ4の他端が当接し、保
護カバー2,3を閉じる方向に常に付勢してい
る。駆動リング5はその内径部が後述の前地板6
の環状軸部6bに嵌合することにより回動可能に
軸支され、駆動リングの突起5dに掛けられた引
バネ10により図中反時計方向に常に付勢されて
いる。駆動リング5は、他に受光レンズカバー部
5a、半径方向に突出し後方に折曲げられた中継
部5bを有する。前地板6には前述の環状軸部6
bの他に受光レンズ6a及び駆動リング5の中継
部5bの回動を許すための逃げ6cがある。7は
撮影レンズユニツトであつて、これを光軸方向に
移動させる際の案内をする為の案内バー8が該撮
影レンズユニツトの突出部7aと一体的に構成さ
れており、図示せぬガイド部にガイドされてい
る。9は突出部7aの根本に植立されたピント調
整ビスであつて後述の距離リング11のリードカ
ム面11cに当接し距離リング11の回動に伴つ
て、撮影レンズユニツト7を前後に動かすように
構成されている。撮影レンズユニツトの後部小径
部は距離リング11の内向に遊嵌される。なお、
撮影レンズユニツト7は回動不能であつて不図示
のバネで後方へ常に付勢されており、これにより
上述のピント調整ビス9が常に距離リング11の
リードカム面11cに押付けられるべく構成され
ている。リードカム面11cは距離リング11の
表側に弧状に形成され、図中反時計方向に向つて
高さが高くなるような傾斜表面をなしている。距
離リング11は光軸を中心として回動可能であ
り、前述のリードカム面11cの他に不図示の本
体チヤージ機構に連結される立上がり部11a、
及び駆動リング5の前記中継部5bと係合して距
離リング11の回動運動を駆動リング5伝えるピ
ン11bを有する。さらに距離リング11には、
それが不図示の本体チヤージ機構によりチヤージ
された位置において後述の係止爪13の先端の爪
部13bがかかる係止部11e、及び各撮影距離
のピント位置に撮影レンズユニツト7が来た時に
前記爪部13bに引掛つて距離リング11の回動
を止めるべく形成された最至近撮影距離から無限
大撮影距離に対応する各指定距離係合部11fな
いし11gが周方向に並んでいる。12は距離リ
ング11の突起11dに掛けられた引バネで前述
の距離リング11を図中反時計方向に常に付勢し
ている。13は全体的にほぼL形の係止爪であつ
て穴13aと図示せぬ軸ピンとの嵌合により回動
可能に軸支され、先端の爪部13bが前述の距離
リング11の係止部11eまたは11fないし1
1gにひつかかつてこれを係止するべく、バネ1
4により図中反時計方向に付勢されている。15
はアマチユアであつて係止爪13の他端と一体的
に固着されており、電磁石16が励磁されるとそ
れに吸着けられて係止爪13を図中時計方向にバ
ネ14の力に逆らつて回動させる役目を果たす。
構成、作用効果を説明する。第1図〜第2図は本
考案の実施例の分解的な構成図であつて、1はカ
メラの鏡筒の最前面にあるネームリングでありそ
の裏側に軸1a,1bが植立されており、受光素
子用の採光窓1cがあいている。2,3は撮影レ
ンズ保護カバーであつて穴2a,3aが軸1a,
1bに嵌合することによりそれを中心として回動
可能に支持されており、それらに設けられたギア
2bと3bと噛合いにより互いに反対方向に回動
するべく構成されている。保護カバー3には裏側
にピン3c、表側にピン3dが付いており、ピン
3cは後述の駆動リング5の凸部5cと当接する
べく構成され、ピン3dには1端がネームリング
1の裏側に係止されたバネ4の他端が当接し、保
護カバー2,3を閉じる方向に常に付勢してい
る。駆動リング5はその内径部が後述の前地板6
の環状軸部6bに嵌合することにより回動可能に
軸支され、駆動リングの突起5dに掛けられた引
バネ10により図中反時計方向に常に付勢されて
いる。駆動リング5は、他に受光レンズカバー部
5a、半径方向に突出し後方に折曲げられた中継
部5bを有する。前地板6には前述の環状軸部6
bの他に受光レンズ6a及び駆動リング5の中継
部5bの回動を許すための逃げ6cがある。7は
撮影レンズユニツトであつて、これを光軸方向に
移動させる際の案内をする為の案内バー8が該撮
影レンズユニツトの突出部7aと一体的に構成さ
れており、図示せぬガイド部にガイドされてい
る。9は突出部7aの根本に植立されたピント調
整ビスであつて後述の距離リング11のリードカ
ム面11cに当接し距離リング11の回動に伴つ
て、撮影レンズユニツト7を前後に動かすように
構成されている。撮影レンズユニツトの後部小径
部は距離リング11の内向に遊嵌される。なお、
撮影レンズユニツト7は回動不能であつて不図示
のバネで後方へ常に付勢されており、これにより
上述のピント調整ビス9が常に距離リング11の
リードカム面11cに押付けられるべく構成され
ている。リードカム面11cは距離リング11の
表側に弧状に形成され、図中反時計方向に向つて
高さが高くなるような傾斜表面をなしている。距
離リング11は光軸を中心として回動可能であ
り、前述のリードカム面11cの他に不図示の本
体チヤージ機構に連結される立上がり部11a、
及び駆動リング5の前記中継部5bと係合して距
離リング11の回動運動を駆動リング5伝えるピ
ン11bを有する。さらに距離リング11には、
それが不図示の本体チヤージ機構によりチヤージ
された位置において後述の係止爪13の先端の爪
部13bがかかる係止部11e、及び各撮影距離
のピント位置に撮影レンズユニツト7が来た時に
前記爪部13bに引掛つて距離リング11の回動
を止めるべく形成された最至近撮影距離から無限
大撮影距離に対応する各指定距離係合部11fな
いし11gが周方向に並んでいる。12は距離リ
ング11の突起11dに掛けられた引バネで前述
の距離リング11を図中反時計方向に常に付勢し
ている。13は全体的にほぼL形の係止爪であつ
て穴13aと図示せぬ軸ピンとの嵌合により回動
可能に軸支され、先端の爪部13bが前述の距離
リング11の係止部11eまたは11fないし1
1gにひつかかつてこれを係止するべく、バネ1
4により図中反時計方向に付勢されている。15
はアマチユアであつて係止爪13の他端と一体的
に固着されており、電磁石16が励磁されるとそ
れに吸着けられて係止爪13を図中時計方向にバ
ネ14の力に逆らつて回動させる役目を果たす。
次に上記構成における動作を説明する。第1図
はシヤツター、オートフオーカス等がチヤージさ
れた状態を示している。この状態より撮影者が不
図示のレリーズボタンを押すと、電磁石16が励
磁されて、アマチユア15を引きつけ、係止爪1
3はバネ14の付勢力に逆らつて、図中時計方向
に回動し、それまで距離リング11の係止部11
eにかかつていた爪部13bの係止をはずす。そ
れと同時に不図示の被写体距離測定部が被写体ま
での距離を測定する。係止をはずされた距離リン
グ11はバネ12の付勢力に従つて、図中反時計
方向に回動する。この回動に伴つて撮影レンズユ
ニツト7は不図示のバネの後向きの付勢力によ
り、リードカム面11cの反時計方向への回動に
従つて後方へ繰込まれる。この時、引バネ10の
力により距離リング11のピン11bと係合して
いる中継部5bを介して駆動リング5は、距離リ
ング11の上記の反時計方向の回動に伴つて引バ
ネ10の付勢力により、やはり反時計方向に回動
する。すると、駆動リング5の凸部5cは保護カ
バー3のピン3cを押し、保護カバー3及び2を
弱いバネ4の付勢力に逆らつて第2図の状態まで
開き上げる。なお本実施例のカメラにおいては、
距離リング11の最至近距離用係止部11fと係
止爪13の爪部13bとが係合する位置まで距離
リング11が回動する以前に上記保護カバー2,
3が第2図の位置まで開き上がるべく、チヤージ
時係止部11eと最至近距離用係止部11fとの
間隔が離してある。受光レンズカバー部5aは第
1図の状態では採光窓1cから受光レンズ6aへ
の光を遮るが第2図の状態ではこれを遮らない。
被写体距離測定部より出された被写体距離信号に
応じた所まで距離リング11が回動してそれに応
じた位置まで撮影レンズユニツト7が繰込まれた
時、電磁石16が消磁され、直ちに係止爪13は
バネ14の付勢力に従つて図中反時計方向に回動
し、その爪部13bが距離リング11の被写体距
離に応じた係止部11fから11gまでのいずれ
かに跳び込んで距離リング11を係止し撮影レン
ズユニツト7の繰込みを被写体距離に応じた位置
で止める。この後、不図示のシヤツターブロツク
が一連の露光動作を行つて撮影動作を終了する。
はシヤツター、オートフオーカス等がチヤージさ
れた状態を示している。この状態より撮影者が不
図示のレリーズボタンを押すと、電磁石16が励
磁されて、アマチユア15を引きつけ、係止爪1
3はバネ14の付勢力に逆らつて、図中時計方向
に回動し、それまで距離リング11の係止部11
eにかかつていた爪部13bの係止をはずす。そ
れと同時に不図示の被写体距離測定部が被写体ま
での距離を測定する。係止をはずされた距離リン
グ11はバネ12の付勢力に従つて、図中反時計
方向に回動する。この回動に伴つて撮影レンズユ
ニツト7は不図示のバネの後向きの付勢力によ
り、リードカム面11cの反時計方向への回動に
従つて後方へ繰込まれる。この時、引バネ10の
力により距離リング11のピン11bと係合して
いる中継部5bを介して駆動リング5は、距離リ
ング11の上記の反時計方向の回動に伴つて引バ
ネ10の付勢力により、やはり反時計方向に回動
する。すると、駆動リング5の凸部5cは保護カ
バー3のピン3cを押し、保護カバー3及び2を
弱いバネ4の付勢力に逆らつて第2図の状態まで
開き上げる。なお本実施例のカメラにおいては、
距離リング11の最至近距離用係止部11fと係
止爪13の爪部13bとが係合する位置まで距離
リング11が回動する以前に上記保護カバー2,
3が第2図の位置まで開き上がるべく、チヤージ
時係止部11eと最至近距離用係止部11fとの
間隔が離してある。受光レンズカバー部5aは第
1図の状態では採光窓1cから受光レンズ6aへ
の光を遮るが第2図の状態ではこれを遮らない。
被写体距離測定部より出された被写体距離信号に
応じた所まで距離リング11が回動してそれに応
じた位置まで撮影レンズユニツト7が繰込まれた
時、電磁石16が消磁され、直ちに係止爪13は
バネ14の付勢力に従つて図中反時計方向に回動
し、その爪部13bが距離リング11の被写体距
離に応じた係止部11fから11gまでのいずれ
かに跳び込んで距離リング11を係止し撮影レン
ズユニツト7の繰込みを被写体距離に応じた位置
で止める。この後、不図示のシヤツターブロツク
が一連の露光動作を行つて撮影動作を終了する。
なお、上述したカメラは、その後、上記シヤツ
ターブロツクの露光動作終了信号をもらつてカメ
ラ内の駆動源であるモータにスイツチが入り、フ
イルム巻上、シヤツターのチヤージ及び距離リン
グ11、撮影レンズユニツト7、駆動リング5、
保護カバー2,3のチヤージを行うべく構成され
ているが、ここでは本考案に関する距離リング1
1、撮影レンズユニツト、駆動リング5及び保護
カバー2,3のチヤージについて説明をする。第
2図の状態より不図示のチヤージ機構が距離リン
グ11の立上り部11aを図中時計方向に向つて
回動させると距離リング11はバネ12の付勢力
に逆らつて時計方向に回動し、その係止部11f
ないし11g等が係止爪13の爪部13bと接触
しつつそれを滑り越え(この滑り越えを許すよう
に係止部11e,11fないし11gは鋸歯状に
なつている)距離リング11はそのチヤージ係止
部11eが係止爪13の爪部13bに引掛つて引
バネ12による反時計方向への回転が阻止される
位置までチヤージされる。この時、駆動リング5
もピン11b及び中継部5bを介して引バネ10
の付勢力に逆らつて、図中時計方向に向つて第1
図の位置までチヤージされる。該駆動リング5の
時計方向の回動により、保護カバー2及び3は、
ピン3cがバネ4の力により凸部5cに追従する
ので、バネ4の付勢力に従つて閉じ再び第1図の
状態となる。この場合、距離リング11の上記位
置までのチヤージに伴い、撮影レンズユニツト7
はリードカム面11cで押返され、前記の不図示
のバネによる後向きの付勢力に抗して最も前方へ
繰出された位置までチヤージされる。
ターブロツクの露光動作終了信号をもらつてカメ
ラ内の駆動源であるモータにスイツチが入り、フ
イルム巻上、シヤツターのチヤージ及び距離リン
グ11、撮影レンズユニツト7、駆動リング5、
保護カバー2,3のチヤージを行うべく構成され
ているが、ここでは本考案に関する距離リング1
1、撮影レンズユニツト、駆動リング5及び保護
カバー2,3のチヤージについて説明をする。第
2図の状態より不図示のチヤージ機構が距離リン
グ11の立上り部11aを図中時計方向に向つて
回動させると距離リング11はバネ12の付勢力
に逆らつて時計方向に回動し、その係止部11f
ないし11g等が係止爪13の爪部13bと接触
しつつそれを滑り越え(この滑り越えを許すよう
に係止部11e,11fないし11gは鋸歯状に
なつている)距離リング11はそのチヤージ係止
部11eが係止爪13の爪部13bに引掛つて引
バネ12による反時計方向への回転が阻止される
位置までチヤージされる。この時、駆動リング5
もピン11b及び中継部5bを介して引バネ10
の付勢力に逆らつて、図中時計方向に向つて第1
図の位置までチヤージされる。該駆動リング5の
時計方向の回動により、保護カバー2及び3は、
ピン3cがバネ4の力により凸部5cに追従する
ので、バネ4の付勢力に従つて閉じ再び第1図の
状態となる。この場合、距離リング11の上記位
置までのチヤージに伴い、撮影レンズユニツト7
はリードカム面11cで押返され、前記の不図示
のバネによる後向きの付勢力に抗して最も前方へ
繰出された位置までチヤージされる。
なお、以上の実施例では、撮影レンズユニツト
のチヤージされた位置は近距離撮影位置すなわち
撮影レンズユニツトの繰出された位置になつてい
るが、逆に無限大撮影位置すなわち撮影レンズユ
ニツトの最も繰込まれ位置をそのチヤージされた
位置にするように構成すればレンズ保護カバーを
繰込んだ撮影レンズ前面の直前に配置でき、レン
ズ鏡筒の全長を短く構成できる。
のチヤージされた位置は近距離撮影位置すなわち
撮影レンズユニツトの繰出された位置になつてい
るが、逆に無限大撮影位置すなわち撮影レンズユ
ニツトの最も繰込まれ位置をそのチヤージされた
位置にするように構成すればレンズ保護カバーを
繰込んだ撮影レンズ前面の直前に配置でき、レン
ズ鏡筒の全長を短く構成できる。
以上のように本考案によれば、シヤツターレリ
ーズ動作に連動してピント自動正合機構のピント
自動正合動作を開始させる機構を設けたので、ピ
ント自動正合動作が撮影直前に行われ、ピンボケ
の確率が極めて少なく、良好な撮影ができる。ま
たシヤツターレリーズに連動してピント自動正合
機構がピント自動正合動作を開始するに伴い該ピ
ント自動正合機構と連動して撮影レンズ保護カバ
ーを開く機構を設けたことにより、撮影に先立つ
ピント自動正合動作開始の直前まで撮影レンズを
保護し、撮影に必要な僅かな時間だけ保護カバー
を開くことができるので保護カバーの本来の目的
である撮影レンズの保護に非常に有効であると共
に、連写性にも優れ、撮影操作を簡略化でき、ま
た、撮影レンズ保護カバー開閉用の特別な操作部
材を別途設けることは不要である等の利点があ
る。
ーズ動作に連動してピント自動正合機構のピント
自動正合動作を開始させる機構を設けたので、ピ
ント自動正合動作が撮影直前に行われ、ピンボケ
の確率が極めて少なく、良好な撮影ができる。ま
たシヤツターレリーズに連動してピント自動正合
機構がピント自動正合動作を開始するに伴い該ピ
ント自動正合機構と連動して撮影レンズ保護カバ
ーを開く機構を設けたことにより、撮影に先立つ
ピント自動正合動作開始の直前まで撮影レンズを
保護し、撮影に必要な僅かな時間だけ保護カバー
を開くことができるので保護カバーの本来の目的
である撮影レンズの保護に非常に有効であると共
に、連写性にも優れ、撮影操作を簡略化でき、ま
た、撮影レンズ保護カバー開閉用の特別な操作部
材を別途設けることは不要である等の利点があ
る。
図面は本考案の実施例の分解的な構成図であ
り、第1図はシヤツターレリーズ動作直前の状態
を示す図、第2図はシヤツターレリーズ動作直後
でレンズ保護カバーが開いた時の状態を示す図で
ある。 1……ネームリング、2,3……保護カバー、
4,10……バネ、5……駆動リング、6……前
地板、7……撮影レンズユニツト、8……案内バ
ー、9……ピント調整ビス、11……距離リン
グ、12,14……バネ、13……係止爪、15
……アマチユア、16……電磁石。
り、第1図はシヤツターレリーズ動作直前の状態
を示す図、第2図はシヤツターレリーズ動作直後
でレンズ保護カバーが開いた時の状態を示す図で
ある。 1……ネームリング、2,3……保護カバー、
4,10……バネ、5……駆動リング、6……前
地板、7……撮影レンズユニツト、8……案内バ
ー、9……ピント調整ビス、11……距離リン
グ、12,14……バネ、13……係止爪、15
……アマチユア、16……電磁石。
Claims (1)
- 被写体距離測定部から出る被写体距離信号に応
じシヤツターレリーズ動作に連動して撮影レンズ
を前後移動させてピントを自動的に正合させるピ
ント自動正合機構を備えたカメラにおいて、撮影
レンズの前に配置された常時には閉鎖される撮影
レンズ保護カバーと、前記シヤツターレリーズ動
作に連動して前記ピント自動正合機構のピント自
動正合動作を開始させる機構と、前記ピント自動
正合機構に係合する駆動リングと、前記ピント自
動正合動作による前記ピント自動正合機構の移動
方向と同方向に前記駆動リングを付勢する第1付
勢手段と、前記駆動リングの凸部により押開かさ
れる方向に係合するピンを有し該駆動リングの駆
動により撮影レンズを覆う位置から該レンズの有
効径外へ退避させられる撮影レンズ保護カバー
と、前記撮影レンズを覆う位置に常時前記保護カ
バーを付勢する第2付勢手段と、を設けたことを
特徴とするカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13154381U JPS5838133U (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | 撮影レンズ保護カバ−を備えたカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13154381U JPS5838133U (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | 撮影レンズ保護カバ−を備えたカメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5838133U JPS5838133U (ja) | 1983-03-12 |
JPS6217803Y2 true JPS6217803Y2 (ja) | 1987-05-08 |
Family
ID=29925115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13154381U Granted JPS5838133U (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | 撮影レンズ保護カバ−を備えたカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5838133U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07113732B2 (ja) * | 1987-03-27 | 1995-12-06 | 富士写真光機株式会社 | カメラのレンズバリア開閉機構 |
JPH086994Y2 (ja) * | 1989-09-06 | 1996-02-28 | 株式会社日中製作所 | ドア錠のラッチ装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5480742A (en) * | 1977-12-09 | 1979-06-27 | Canon Inc | Range finding element protector for automatic focusing camera |
JPS5681698A (en) * | 1979-12-07 | 1981-07-03 | Tateyama Alum Kogyo Kk | Aluminum or aluminum alloy coloring method |
-
1981
- 1981-09-04 JP JP13154381U patent/JPS5838133U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5480742A (en) * | 1977-12-09 | 1979-06-27 | Canon Inc | Range finding element protector for automatic focusing camera |
JPS5681698A (en) * | 1979-12-07 | 1981-07-03 | Tateyama Alum Kogyo Kk | Aluminum or aluminum alloy coloring method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5838133U (ja) | 1983-03-12 |
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