JPH0986933A - スピネル型リチウムマンガン酸化物およびその製造方法並びにその用途 - Google Patents
スピネル型リチウムマンガン酸化物およびその製造方法並びにその用途Info
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Abstract
な新規なリチウムマンガン酸化物およびその製造方法並
びにそのリチウムマンガン酸化物を正極として使用する
リチウム二次電池を提供する。 【解決手段】Li,MnおよびOからなるリチウムマン
ガン酸化物において、結晶構造がスピネル構造、Liと
Mnのモル比がLi:Mn=0.90〜1.10:2.
00、Mnの平均酸化度が3.40〜3.60価、BE
T比表面積が1m2/g以上であり、実質的に全ての一
次粒子が1μm未満であるリチウムマンガン酸化物。ま
た、その一次粒子が凝集し、その凝集粒子の平均粒子径
が1〜30μmであり、結晶構造が立方晶のスピネル構
造であり、格子定数a軸長が8.235〜8.245オ
ングストロームであり、立方晶のスピネル構造の結晶子
径が400〜700オングストロームであるもの。
Description
ガン酸化物およびその製造方法並びにその用途に関する
ものである。
くから使用されている材料であり、マンガンとリチウム
の複合物質であるリチウムマンガン複合酸化物は、近
年、リチウム二次電池用活物質として注目されている材
料である。
ネルギー密度な電池として、その実用化が期待されてい
る新型二次電池である。
作動領域が高いこと、高放電容量であることおよびサイ
クル安定性が高いことが求められ、Liと各種金属、例
えば、Co、Ni、Mn等のリチウムマンガン複合酸化
物が検討されている。
あるスピネル型構造のLiMn2O4は、放電時に4V付
近および3V付近に平坦部部分のある二段放電を示すこ
とが知られ、4V付近の作動領域で可逆的にサイクルさ
せることができれば、高いエネルギーを取り出すことが
期待できるため、正極活物質として有望であると考えら
れている。
Mn2O4等)は磁気特性の面から研究され、物質として
は古くから知られている。例えば、J.Phys.Ch
em.Solids,7,351(1958)でD.
G.WickhamとW.J.Croftが、Mn系ス
ピネル型構造の磁気特性の研究の一環として報告してお
り、その製造方法として、炭酸リチウムとマンガン酸化
物のLi/Mnモル比を正確に0.5にした混合物を8
00〜900℃熱処理する方法が報告されている。さら
に、別の文献(Blasse, G.(1958) P
hilips Res.Rpts.Suppl.3,1
−139)では、LiMn2O4だけでなく、Li4Mn5
O12等のスピネル型構造の物質の磁気特性の報告もさ
れ、その存在が確認されている。
は古くから知られていたが、リチウム二次電池用正極材
料への適用は、近年であり、例えば、 ・特開昭63−114065号公報 リチウムを含む陰極と、LiMn2O4を主体とする陽極
と、有機電解液からなる有機電解液二次電池 ・特開昭63−187569号公報 リチウム、或いはリチウム合金を活物質とする負極と、
スピネル型LiMn2O4、λ型二酸化マンガン、或いは
これらの中間的な結晶構造を有するマンガン酸化物を活
物質とする正極と、を備えた非水系二次電池などが提案
されている。また、リチウムとマンガンの複合酸化物の
製造方法、特にLiMn2O4系の製造方法に関しては、
前述のD.G.Wickham等の文献でも報告されて
いる製造方法である炭酸リチウムとマンガン酸化物のL
i/Mnモル比を正確に0.5にした混合物を800〜
900℃熱処理する方法以外に例えば、 ・特開昭63−187569号公報 Mn2O3またはMnO2と炭酸リチウムをMn:Li=
2:1(モル比)で混合し、650℃で6時間,850
℃で14時間空気中で焼成する方法 ・特開平3−4445号公報 γ−MnOOHにリチウム塩加え、加熱処理する方法 ・特開平3−67464号公報 マンガン酸化物(MnO2,Mn2O3又はMn3O4)と
硝酸リチウム(LiNO3)との混合物を空気中で焼成
する方法 ・特開平3−127453号公報 二酸化マンガン(MnO2)と硝酸リチウム(LiN
O3)をMn:Liが2.2:1.0〜1.8:1.0
のモル比で混合し、空気中において880℃以上、10
00℃以下の温度範囲で焼成してリチウムとマンガンか
らなる酸化物とする方法などである。
正極活物質を得ることは難しかった。
2O4が本来もっている正極活物質としての性能を引き出
す最適な物性が明らかにされていないためだと考えた。
Mn2O4が正極活物質として、性能を発揮するための物
性等の提案も多くなされている。例えば、 ・特開昭63−274059号公報 Liを主体とする負極活物質と、LiMn2O4を主体と
する陽極活物質と、非水電解液とから成り、上記LiM
n2O4は、FeKα線を使用したX線回折において、回
折角46.1゜における回折ピークの半価幅が1.1〜
2.1゜であることを特徴とする非水電解液電池 ・特開平2−139860号公報 正極と、リチウムイオン導伝性の非水電解質と、リチウ
ムまたはリチウム合金からなる負極を構成要素とする電
池であって、前記正極は、結晶の格子定数aが8.22
オングストローム以下のLiMn2O4であることを特徴
とする非水電解液二次電池 ・特開平2−270268号公報 LixMn2O4で1.025≦x≦1.185であるも
の ・特開平2−270269号公報 LixMn2O4で0.76≦x≦0.98であるもの ・特開平3−219556号公報 リチウムまたはリチウム合金を負極に用いるリチウム二
次電池において、正極活物質として一次粒子の平均粒径
が0.5μm以下のLiMn2O4を用いたことを特徴と
するリチウム二次電池などである。
化物を3.5V〜4.5Vのいわゆる4V級正極活物質
としての使用を試みた場合、本発明者らの検討によれ
ば、現在のところ、充放電容量を多いが充放電サイクル
の進行にともなって著しく劣化するか、または、サイク
ル安定性があるが充放電容量は少ないなど、リチウム二
次電池用の正極材料として、充放電容量を犠牲にするこ
となく、サイクル安定性のあるリチウムマンガン酸化物
は得られていない。
ウム二次電池用の正極材料として、高性能な新規なリチ
ウムマンガン酸化物およびその製造方法並びにそのリチ
ウムマンガン酸化物を正極として使用するリチウム二次
電池を提供するものである。
た結果、リチウムマンガン酸化物が本来もつ性能は結晶
構造を単相とするだけでは発揮されず、その粒子の構
成、一次粒子径およびBET比表面積のトータルのバラ
ンスが大切であり、さらにリチウムマンガン酸化物の正
極活物質への適応を考えた場合、リチウムマンガン酸化
物単独で、正極として使用することはなく、カーボン材
料等の導電剤やポリテトラフルオロエチレン(PTF
E)等の結着剤と混合して使用するため、粉末の粉体物
性が特性に大きく影響していることを見い出した。
からなるリチウムマンガン酸化物において、結晶構造が
スピネル構造、LiとMnのモル比がLi:Mn=0.
90〜1.10:2.00、Mnの平均酸化度が3.4
0〜3.60価、BET比表面積が1m2/g以上であ
り、実質的に全ての一次粒子が1μm未満であることを
特徴とするリチウムマンガン酸化物が前記課題を解決す
るものであり、また、その製造方法がマンガン化合物と
リチウム化合物とを混合した後、加熱処理することによ
りリチウムマンガン酸化物を製造する方法において、マ
ンガン化合物がマンガン酸化物,水和マンガン酸化物,
マンガン水酸化物およびマンガン酸水酸化物の群から選
ばれる少なくとも一つのマンガン化合物であり、Mn−
O系又はMn−O−H系からなる化合物であり、その結
晶構造がスピネル型構造であるものを使用するリチウム
マンガン酸化物の製造方法により、前記物質が製造で
き、さらに、このようにして製造したリチウムマンガン
酸化物を正極活物質として用いた高性能なリチウム二次
電池を見い出し、本発明を完成した。
組成および結晶構造は実質的には、古くからよく知られ
ているリチウムマンガンスピネル、LiMn2O4および
/またはLiMn2O4からLi4Mn5O12の中間的な物
質、さらには、前記物質にX線回折で観測されない程度
のMn2O3を含むものであり、すなわち、Li,Mnお
よびOからなるリチウムマンガン酸化物において、結晶
構造がスピネル構造、LiとMnのモル比がLi:Mn
=0.90〜1.10:2.00、Mnの平均酸化度が
3.40〜3.60価である。
が1m2/g以上であり、実質的に全ての一次粒子が1
μm未満であることが特徴である。
は、正極として使用した場合に利用率が低くなり、充放
電容量が少なくなりやすい。
るのが好ましい。
と充放電サイクルにともなって充放電容量が低下しやす
く好ましくない。
好ましい。
次粒子が凝集した凝集粒子であり、その平均粒子径が1
〜30μmである。
容量が低いか、または、充放電サイクルにともなって充
放電容量が低下しやすく好ましくない。
を結晶の面からの物性は、結晶構造が立方晶のスピネル
構造であり、格子定数のa軸長が8.235オングスト
ローム〜8.245オングストロームであるのが好まし
い。
と、結晶構造中に存在するMn4+およびMn3+の比率が
1:1から大きくはずれている場合、または、Li、M
nおよびOが所定のサイトにない場合であり、いずれも
正極活物質として使用する場合に性能を発揮できない。
トローム〜700オングストロームであるのが好まし
く、特に500オングストローム〜650オングストロ
ームが好ましい。
ピークからScherrerの式を使用して算出した。
晶が未発達で性能がでにくい。また、上記範囲より大き
い場合は、前述のBET、一次粒子径および平均粒子径
などの粉体物性を達成しにくい。
酸化物は従来の製造方法では得ることが難しかった。
標として、粉体のタップ密度から検討を加えた。
タップ密度が1.7g/cm3以上であることが好まし
い。該タップ密度は1.8g/cm3以上がさらに好ま
しく、1.9g/cm3であるのが一層好ましい。
は、正極として、カーボン材料等の導電剤やポリテトラ
フルオロエチレン(PTFE)等の結着剤と混合して使
用する場合に混合が難く、さらには、嵩高いため、一定
体積中への充填量も少なくなりやすい。
化物は従来の製造方法では得ることが難しかったが、さ
らに、本発明のリチウムマンガン酸化物ような微細な粉
体物性のもので、かつ、本発明のような高タップ密度の
ものは従来の製造方法では、さらに得ることが難しく、
本発明の方法によらなければ製造するのが難しい。
法は、まず、マンガン化合物とリチウム化合物とを混合
した後、加熱処理することによりリチウムマンガン酸化
物を製造する方法において、マンガン化合物がマンガン
酸化物,水和マンガン酸化物,マンガン水酸化物および
マンガン酸水酸化物の群から選ばれる少なくとも一つの
マンガン化合物であり、Mn−O系又はMn−O−H系
からなる化合物であり、該マンガン化合物の結晶構造
が、スピネル型構造であるマンガン化合物を使用する。
マンガン酸化物と、結晶構造的に酸素の配置の同一なス
ピネル構造のマンガン酸化物を使用することにより、本
発明では高性能のリチウムマンガン酸化物を得ることが
できるものと推定している。該スピネル構造であるマン
ガン酸化物としては、Mn3O4(鉱物名:ハウスマンナ
イト)、構造中に水素原子を含むもの、例えば、Mn3
O4-x(OH)x(式中0<x≦4)の式で表されるもの
および含水結晶、すなわち、Mn3O4・nH2O等が好
適である。
Mn化合物を酸素存在下で900℃以上に加熱すること
により製造できるが、高温で焼成で比表面積が小さくな
るため、粉砕等が必要となり、好ましくない。
て、水酸化マンガンを酸化することにより製造する方法
がある。この製造方法で得られたMn3O4は微粒子であ
り、本発明のリチウムマンガン酸化物を得るのに好まし
いため、本発明のスピネル型構造であるマンガン化合物
として、水酸化マンガンを酸化することにより製造した
スピネル型構造であるマンガン化合物を使用する。
296732号公報で開示されている方法、水溶性アミ
ノ酸およびアンモニウム塩からなる群から選択された少
なくとも1種の化合物を含む水中に金属マンガン粉末を
分散させ、分散液中に形成された水酸化マンガンを酸化
して四三酸化マンガンを得ることを特徴とする微粒子酸
化マンガン粉末の製造方法、が挙げられるが、水溶液中
で水酸化マンガンを酸化剤等で酸化して、Mn3O4を得
る方法であればよい。
ンガン化合物として、マンガン元素の酸化度をMnOx
と表した場合のxの値が1.5以下であるマンガン化合
物を使用する。
度が1.5より高いとスピネル構造マンガン酸化物中に
Mn2O3が混在しやすく、さらにリチウム塩と反応させ
た場合に均一なリチウムマンガン酸化物を得ることが難
しいからである。
合物として、比表面積5m2/g以上であるマンガン化
合物を使用する。
m2/g以上のスピネル型構造であるマンガン化合物を
使用する。該比表面積が5m2/g未満であると、リチ
ウムマンガン酸化物製造時にリチウム塩との反応性が悪
く均一なものを得ることができない。
ム化合物が水酸化リチウム,硝酸リチウム,塩化リチウ
ムおよび炭酸リチウムの群から選ばれる少なくとも1つ
のリチウム塩が好適にしようできる。
は、焼成温度以下で分解するものであれば、いかなるも
のでも使用できるが、特に低温でリチウムマンガン酸化
物を得るためには、該リチウム化合物として硝酸リチウ
ムを使用することが好ましい。また、焼成時に環境にN
OxおよびSOx等の有毒ガスが放出されないという観点
から前記リチウム化合物は炭酸リチウム、水酸化リチウ
ムおよび水酸化リチウム水和物を使用するのも好まし
い。
該リチウム化合物を混合する。
チウム化合物の混合はLiとMnがモル比でLi:Mn
=1.0:2.0〜1.2:2.0程度とするのが好ま
しい。
よび乾式混合等、該マンガン化合物および該リチウム化
合物を、均一な混合物にできる方法であればいかなる方
法でもよく、該マンガン化合物および該リチウム化合物
をスラリーとしたものを噴霧乾燥し、均一混合物を得る
方法でもよい。
する。該熱処理により、該混合物を目的とするリチウム
マンガン酸化物とするのであるが、本発明の方法によれ
ば、例えば、硝酸リチウムを使用した場合には、大気雰
囲気では、硝酸リチウムの溶融温度付近の260℃か
ら、リチウムマンガン酸化物の生成がX線的に確認さ
れ、他のマンガン酸化物を使用した場合よりも低温でリ
チウムマンガン酸化物を製造できる。このことから、本
発明のリチウムマンガン酸化物の製造方法はエネルギー
的に非常に有利な製造方法であるといえる。
低温からリチウムマンガン酸化物を製造できるが、大気
雰囲気で熱処理を行う場合には、Mn元素の酸化度が高
いために、該熱処理温度は、500以上850℃以下あ
ることが好ましい。
で、少なくとも1度熱処理した後、500以上850℃
以下で再度熱処理を行うことがさらに好ましく、200
℃以上500℃未満で熱処理し、再度混合を行った後、
500以上850℃以下で熱処理を行うことが特に好ま
しい。
なくとも、ロータリーキルンで混合しながら熱処理する
のも好適である。
気雰囲気で問題ないが、N2、Ar、減圧および真空等
の酸素が少ない雰囲気にすることは、焼成温度を低下さ
せるために好ましい。
ガン酸化物の製造方法において、マンガン化合物とリチ
ウム化合物との混合後、得られる混合物を加圧成形した
後、加熱処理を行うことにより、タップ密度が1.7g
/cm3以上であるリチウムマンガン酸化物を得ること
ができる。
化合物との混合後、得られる混合物を加圧成形する。成
型圧力は成形体が得られる圧力であればよいが、500
kg/cm2以上の圧力で加圧成形するのが成形体が安
定して形状を保持するため、加熱処理を行う場合に取扱
いが容易で、かつ、タップ密度1.7g/cm3以上の
粉体を得るために好ましい。特に、1トン/cm2以上
の圧力で加圧成形するのが好ましい。
様である。この場合も加熱処理があまり高いと、タップ
密度は高くなるが、Liの飛散などにより組成づれを起
こしやすく、一次粒子径が大きくなりやすいため、50
0〜850℃が好ましく、650〜800℃が特に好ま
しい。
℃以上500℃未満で、少なくとも1度熱処理した後、
再度混合を行い、さらに、500以上850℃以下で熱
処理を行う場合には、200℃以上500℃未満での熱
処理後の再混合終了後、再度成形することが特に好まし
い。
ウムマンガン酸化物は、粉末で熱処理を行った場合より
は、凝集しているものの、簡単な解砕で凝集がほぐれ
て、微粉末で充填性のよいスピネル構造のリチウムマン
ガン酸化物となる。
ピネル構造リチウムマンガン酸化物を正極活物質として
用いる。
物質には、金属リチウム並びにリチウムまたはリチウム
イオンを吸蔵放出可能な物質を用いることができる。例
えば、金属リチウム、リチウム/アルミニウム合金、リ
チウム/スズ合金、リチウム/鉛合金および電気化学的
にリチウムイオンをドープ脱ドープする炭素系材料が例
示される。
電解質としては、特に制限はないが、例えば、カーボネ
ート類、スルホラン類、ラクトン類、エーテル類等の有
機溶媒中にリチウム塩を溶解したものや、リチウムイオ
ン導電性の固体電解質を用いることができる。
物質に用いて、図1に示す電池を構成した。
正極集電用メッシュ、3:正極、4:セパレータ、5:
負極、6:負極集電用メッシュ、7:負極用リード線、
8:容器、を示す。
負極活物質およびリチウム塩含有非水電解質を用いて、
従来のスピネル構造リチウムマンガン複合酸化物使用の
リチウム二次電池では達成できなかった、3.5〜4.
5V程度の作動電位で高放電容量で安定した充放電サイ
クル性を発揮する高性能なリチウム二次電池を得ること
ができる。
定されるものではない。
は、以下の条件で測定した。
た。
itting)法により、2θ=15〜80°で解析して算出
した。
算出した。
た。
計(日機装社製)で測定した。
定した。
比較例1〜7として、リチウムマンガン酸化物を以下の
方法で合成した。
化度がMnO1.34のMn3O4(東ソー株式会社製、商品
名:ブラウノックス)と硝酸リチウムをLiおよびMn
のモル比がLi:Mn=1.025:2.0の割合で乳
鉢でよく混合した後、大気中で室温から264℃まで
2.5時間で昇温し、264℃で24時間保持した後取
り出して放冷し、乳鉢でよく混合し、さらに、450℃
まで4.5時間で昇温し、450℃で24時間保持した
後取り出して放冷し、乳鉢でよく混合した。さらに、混
合物を室温から650℃まで6.5時間で昇温し、65
0℃で24時間保持した。
264℃からすでにJCPDSカード35−782のL
iMn2O4と同様のパターンを示していた。また、分析
値からLiとMnはモル比でLi:Mn=1.01:
2.0であり、Mnの酸化度はMnOxと表した場合に
1.75であった。
子径は16μmであった。
ロームであり、結晶子径は580オングストロームであ
った。
0ミリリットルを2モル/dm3の水酸化リチウム50
0ミリリットルに添加し、生成した水酸化マンガンの沈
澱物を含む溶液に過酸化水素水を添加した後、濾過・洗
浄し、110℃で乾燥して、比表面積30m2/gのM
n3O4を得た。
熱処理条件で熱処理を行った。
782のLiMn2O4と同様のパターンを示し、分析値
からLiとMnはモル比でLi:Mn=1.02:2.
0であり、Mnの酸化度はMnOxと表した場合にx=
1.76であった。
参考にして、0.25モル/dm3のグリシン水溶液2
dm3を50℃に保ちながら、100メッシュのふるい
を通過させたMn粉末100gを添加し、撹拌しなが
ら、空気を2リットル/minで吹き込みながら、6時
間撹拌した。生成物を200メッシュのふるいを通過さ
せた後、濾過・水洗・乾燥して、比表面積10m3/g
のMn3O4粉末を得た。
熱処理条件で熱処理を行った。
のLiMn2O4と同様のパターンを示し、分析値からL
iとMnはモル比でLi:Mn=1.01:2.0であ
り、Mnの酸化度はMnOxと表した場合にx=1.7
4であった。
1と同一の条件とした。
た。
ロームであり、結晶子径は570オングストロームであ
った。
と同一の条件とした。生成物は、実施例1と同様のもの
であった。
ロームであり、結晶子径は580オングストロームであ
った。
1t/cm2の圧力で20mmφのペレットとした後、
大気中で室温から750℃まで7時間で昇温し、750
℃で24時間保持した後、室温まで7時間で降温し、得
られた加熱処理品を乳鉢で解砕し、目的とするリチウム
マンガン酸化物を得た。
LiMn2O4と同様のX線回折パターンを示し、分析値
からLiとMnはモル比でLi:Mn=1.01:2.
00であり、Mnの酸化度は、MnOxと表した場合に
x=1.76であり、またタップ密度は、1.9g/c
m3であった。
ロームであり、結晶子径は580オングストロームであ
った。
6と同一の条件とした。
パターンを示し、分析値からLiとMnはモル比でL
i:Mn=1.02:2.00であり、Mnの酸化度
は、MnOxと表した場合にx=1.77であり、タッ
プ密度は1.8g/cm3であった。
ロームであり、結晶子径は590オングストロームであ
った。
/cm2とし、その他の条件は実施例6と同一とした。
パターンを示し、分析値からLiとMnはモル比でL
i:Mn=1.00:2.00であり、Mnの酸化度
は、MnOxと表した場合にx=1.77であり、タッ
プ密度は1.9g/cm3であった。
ロームであり、結晶子径は600オングストロームであ
った。
MnO1.51のγ−MnOOH(東ソー株式会社製、
商品名:マンガナイト)を使用し、硝酸リチウムをLi
およびMnのモル比がLi:Mn=1.025:2.0
の割合で乳鉢でよく混合した後、大気中で室温から85
0℃まで8.5時間で昇温し、850℃で24時間保持
した。
LiMn2O4と同様のパターンを示し、また、分析値か
らLiとMnはモル比でLi:Mn=0.99:2.0
であり、Mnの酸化度はMnOxと表した場合にx=
1.74であった。
ロームであり、結晶子径は720オングストロームであ
った。
MnO1.51のγ−MnOOH(東ソー株式会社製、
商品名:マンガナイト)を使用した以外は実施例1と同
一の条件とした。
し、450℃でJCPDSカード35−782のLiM
n2O4に近いブロードなピークとなり、650℃でJC
PDSカード35−782のLiMn2O4と同様のパタ
ーンを示した。また、分析値からLiとMnはモル比で
Li:Mn=1.02:2.0であり、Mnの酸化度は
MnOxと表した場合にx=1.76であった。
ロームであり、結晶子径は600オングストロームであ
った。
EMD(東ソー株式会社製電解二酸化マンガン、商品
名:HHU)を使用した以外は実施例1と同一の条件と
した。
線回折パターンが残り、LiMn2O4の生成は認められ
なかった。650℃で、JCPDSカード35−782
のLiMn2O4と同様のパターンを示し、また、分析値
からLiとMnはモル比でLi:Mn=1.01:2.
0であり、Mnの酸化度はMnOxと表した場合にx=
1.77であった。
ロームであり、結晶子径は510オングストロームであ
った。
した後、取り出し室温で急冷し、比表面積0.5m2/
g、Mnの酸化度がMnOxと表した場合にx=1.3
2であるMn3O4を合成した。
した以外は実施例1と同一の条件とした。
に原料であるMn3O4が残存し、明らかに実施例1とは
異なる挙動であった。650℃で、JCPDSカード3
5−782のLiMn2O4と同様のパターンを示し、
また、分析値からLiとMnはモル比でLi:Mn=
1.01:2.0であり、Mnの酸化度はMnOxと表
した場合にx=1.77であった。
た場合にx=1.50であるMn2O3をマンガン化合物
として使用した以外は実施例1と同一の条件とした。
0℃ともに原料であるMn2O3が確認できた。650℃
で、JCPDSカード35−782のLiMn2O4と
同様のパターンを示し、また、分析値からLiとMnは
モル比でLi:Mn=1.03:2.0であり、Mnの
酸化度はMnOxと表した場合にx=1.77であっ
た。
ロームであり、結晶子径は530オングストロームであ
った。
し、900℃で24時間保持した後、室温まで9時間で
降温した以外は、実施例6と同一の条件で行った。
ロームであり、結晶子径は740オングストロームであ
った。
品名:マンガナイト)を使用した以外は実施例6と同一
の条件とした。
パターンを示し、分析値からLiとMnはモル比でL
i:Mn=1.00:2.00であり、Mnの酸化度は
MnOxと表した場合にx=1.76であった。
ロームであり、結晶子径は560オングストロームであ
った。
化学分析値を以下の表1に示した。
一次粒子径、二次粒子径、BET比表面積、タップ密
度、格子定数a軸長、及び、結晶子径を以下の表2に示
した。
1〜7で得られたリチウムマンガン酸化物と、導電剤の
ポリテトラフルオロエチレンとアセチレンブラックの混
合物(商品名:TAB−2)を、重量比で2:1の割合
で混合した。混合物を1ton/cm2の圧力で、18
mmφのメッシュ(SUS 316)上にペレット状に
成形した後、200℃で24時間減圧乾燥した。
の負極にはリチウム箔(厚さ0.2mm)から切り抜い
たリチウム片を用いて、電解液には六フッ化リン酸リチ
ウムを1モる/dm3の濃度でプロピレンカーボネート
溶媒に溶解したものを図1の4のセパレーターに含浸さ
せて、断面積2.5cm2の図1に示した電池を構成し
た。
作製したリチウムマンガン酸化物を正極活物質に用いて
電池を作製し、1.0mA/cm2の一定電流で、電池
電圧が4.5Vから3.5Vの間で充放電を繰り返し
た。
量維持率(1サイクル目に対する20サイクル目の放電
容量の%)およびタップ密度を示した。
能であった。
試料と同程度の特性であるが表3に示したようにタップ
密度が大きいため、高充填性であり、単位体積当たりの
充填量が多い。
が、従来法で作製したものであるため放電容量が少な
く、容量維持率が低い結果であった。
放電容量で安定した充放電サイクル性を発揮する電気化
学的に高性能あり、その製造方法は、スピネル型構造の
マンガン化合物とリチウム化合物を混合し、熱処理する
ことで可能であり、さらには、本発明の製造方法におい
て、前記混合物を加圧成形した後、加熱処理を行うこと
により、充填性の高いリチウムマンガン酸化物が製造可
能である。また、本発明のリチウムマンガン酸化物をリ
チウム二次電池の正極活物質として使用した場合、従来
のリチウムマンガン酸化物使用のリチウム二次電池では
達成できなかった、3.5〜4.5Vの作動電位領域で
高放電容量で安定した充放電サイクル性を発揮するだけ
でなく、本発明のリチウムマンガン酸化物は充填性が高
いため高容量なリチウム二次電池を提供できる。
示す断面図である。
Claims (16)
- 【請求項1】Li,MnおよびOからなるリチウムマン
ガン酸化物において、結晶構造がスピネル構造、Liと
Mnのモル比がLi:Mn=0.90〜1.10:2.
00、Mnの平均酸化度が3.40〜3.60価、BE
T比表面積が1m2/g以上であり、実質的に全ての一
次粒子が1μm未満であることを特徴とするリチウムマ
ンガン酸化物。 - 【請求項2】請求項1に記載の一次粒子が凝集し、その
凝集粒子の平均粒子径が1〜30μmであることを特徴
とするリチウムマンガン酸化物。 - 【請求項3】請求項1に記載の結晶構造が立方晶のスピ
ネル構造であり、格子定数a軸長が8.235〜8.2
45オングストロームであることを特徴とする請求項1
及び請求項2に記載のリチウムマンガン酸化物。 - 【請求項4】請求項1に記載の立方晶のスピネル構造の
結晶子径が400〜700オングストロームであること
を特徴とする請求項1〜3に記載のリチウムマンガン酸
化物。 - 【請求項5】タップ密度が1.7g/cm3以上である
ことを特徴とする請求項1〜4に記載のリチウムマンガ
ン酸化物。 - 【請求項6】マンガン化合物とリチウム化合物とを混合
した後、加熱処理することによりリチウムマンガン酸化
物を製造する方法において、マンガン化合物がマンガン
酸化物,水和マンガン酸化物,マンガン水酸化物および
マンガン酸水酸化物の群から選ばれる少なくとも一つの
マンガン化合物であり、Mn−O系又はよMn−O−H
系からなる化合物である請求項1〜5に記載のリチウム
マンガン酸化物の製造方法。 - 【請求項7】マンガン化合物にスピネル型構造であるマ
ンガン化合物を使用することを特徴とする請求項6記載
のリチウムマンガン酸化物の製造方法。 - 【請求項8】請求項6に記載のマンガン化合物として、
水酸化マンガンを酸化することにより製造したスピネル
型構造であるマンガン化合物を使用することを特徴とす
る請求項5及び請求項6に記載のリチウムマンガン酸化
物の製造方法。 - 【請求項9】請求項6に記載のマンガン化合物として、
マンガン元素の酸化度をMnOxと表した場合のxの値
が1.5以下であるスピネル構造のマンガン化合物を使
用することを特徴とする請求項5〜7に記載のリチウム
マンガン酸化物の製造方法。 - 【請求項10】請求項6に記載のマンガン化合物とし
て、比表面積5m2/g以上であるスピネル構造のマン
ガン化合物を使用することを特徴とする請求項5〜8記
載のリチウムマンガン酸化物の製造方法。 - 【請求項11】請求項6に記載のリチウム化合物がリチ
ウム化合物が水酸化リチウム,硝酸リチウム,塩化リチ
ウムおよび炭酸リチウムの群から選ばれる少なくとも1
つのリチウム塩であることを特徴とする請求項6〜10
に記載のリチウムマンガン酸化物の製造方法。 - 【請求項12】請求項6に記載の加熱処理の温度が、5
00℃以上850℃以下である請求項6〜11に記載の
リチウムマンガン酸化物の製造方法。 - 【請求項13】請求項6に記載のリチウムマンガン酸化
物の製造方法において、加熱処理を200℃以上500
℃未満で、少なくとも1度熱処理した後、500以上8
50℃以下で再度熱処理を行うことを特徴とする請求項
6〜12に記載のリチウムマンガン酸化物の製造方法。 - 【請求項14】請求項6に記載のリチウムマンガン酸化
物の製造方法において、加熱処理を200℃以上500
℃未満で、少なくとも1度熱処理し、再度混合を行った
後、500℃以上850℃以下で熱処理を行うことを特
徴とする請求項6〜13に記載のリチウムマンガン酸化
物の製造方法。 - 【請求項15】請求項6に記載のリチウムマンガン酸化
物の製造方法において、マンガン化合物とリチウム化合
物との混合後、得られる混合物を加圧成形した後、加熱
処理を行うことを特徴とする請求項6〜14に記載のリ
チウムマンガン酸化物の製造方法。 - 【請求項16】請求項1〜5に記載のリチウムマンガン
酸化物を正極活物質として使用することを特徴とするリ
チウム二次電池。
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