JPH0985783A - 射出成形装置 - Google Patents

射出成形装置

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JPH0985783A
JPH0985783A JP24942795A JP24942795A JPH0985783A JP H0985783 A JPH0985783 A JP H0985783A JP 24942795 A JP24942795 A JP 24942795A JP 24942795 A JP24942795 A JP 24942795A JP H0985783 A JPH0985783 A JP H0985783A
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JP
Japan
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injection molding
ejector pin
pin
mold
shaft member
Prior art date
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Pending
Application number
JP24942795A
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English (en)
Inventor
Shinichi Akutsu
慎一 垰
Hideaki Tokaji
秀昭 戸梶
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動側型板とエジェクタープレートとの間に
熱膨張差が生じた場合でも、エジェクターピンにカジリ
等に起因する作動不良が生じるのを防止することができ
る射出成形装置を得る。 【解決手段】 射出成形装置の可動金型には、上端部近
傍がアルミニウム合金からなる可動側型板に形成された
穴部に挿入される一方、下端部近傍が鉄系材料からなる
エジェクタープレート15に支持されたエジェクターピ
ン30が設けられている。ここで、エジェクターピン3
0は、エジェクターピン押さえプレート34によって、
エジェクターピン軸線方向とは垂直な方向(水平方向)
に移動できるようにしてエジェクタープレート15に取
り付けられ、これによって射出成形時における可動側型
板の熱膨張に起因するエジェクターピン30のカジリが
防止され、エジェクターピン30の作動不良が防止され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、樹脂成形品(例えば、自動車部
品であるフロントグリル、インストルメントパネル等)
を製造する場合は、複雑な形状でも高い寸法精度で能率
的に成形品を製造することができることから、従来より
射出成形が広く用いられているが、かかる射出成形は、
普通、固定金型と可動金型とを備えた射出成形装置を用
いて行われる。そして、例えば熱可塑性樹脂を用いた射
出成形においては、およそ次のような手順で成形品が製
造される。すなわち、まず固定金型に取り付けられた固
定側成形型と、可動金型に取り付けられた可動側成形型
とによって画成されるキャビティ部に、溶融状態にある
比較的高温の樹脂が圧入され、該キャビティ部が溶融状
態にある樹脂で満たされる。次に、キャビティ部内の樹
脂が冷却・固化させられる。この後、成形品を取り出す
ために、可動金型が固定金型から引き離される。
【0003】しかしながら、このように可動金型を固定
金型から引き離したときには、普通、成形品は可動側成
形型に付着している。そこで、可動金型には、可動側成
形型に付着している成形品を該可動側成形型から離型さ
せるための成形品押出機構が設けられる。かかる成形品
押出機構は、普通、可動側成形型の壁部を、型面(キャ
ビティ部を画成する面)から裏面にわたって貫通する穴
部に挿入されるエジェクターピンと、該エジェクターピ
ンを支持する一方可動側成形型に対して相対的にエジェ
クターピン軸線方向に往復移動し、エジェクタピンを該
方向に往復移動させるエジェクタープレートとを備えて
いる。つまり、エジェクターピンの一端近傍は可動側成
形型によって支持され、他端近傍はエジェクタープレー
トによって支持されている。そして、成形品を可動側成
形型から離型させる際には、エジェクタープレートを可
動側成形型に近づく方向に移動させることにより、エジ
ェクターピンを可動側成形型の型面から外方に突出させ
て成形品を型面から突き離すようになっている(例え
ば、特開平4−201428号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に金型
(可動金型あるいは固定金型)を構成する各部材の大半
は剛性の高い鉄系材料でつくられるが、成形型(可動側
成形型あるいは固定側成形型)は、その型面の形成が容
易でありしたがってその製造コストが低くなることから
アルミニウム合金でつくられることが多い。しかしなが
ら、前記のような成形品押出機構を備えた可動金型の可
動側成形型をアルミニウム合金でつくると、次のような
問題が生じる。
【0005】すなわち、溶融状態にある比較的高温の成
形品材料(樹脂)がキャビティ部に圧入されると、これ
に伴って可動金型を構成する各部材の温度が上昇し、こ
れらの各部材には熱膨張が生じる。この場合、アルミニ
ウム合金の熱膨張率が大きいので(鉄系材料の熱膨張率
のおよそ2倍)、アルミニウム合金でつくられた可動側
成形型の熱膨張量は、鉄系材料でつくられた場合に比べ
てかなり大きくなる。ここで、可動側成形型の熱膨張
は、その中心部(すなわち、概ね射出成形装置の中心
部)を基点として外側に向かって生じる。したがって、
可動側成形型の各部は、該熱膨張に伴って可動側成形型
中心とは反対方向に変位することになる。
【0006】そして、このように可動側成形型が熱膨張
すると、これに伴って、可動側成形型に形成された穴部
に挿入されているエジェクターピンの一端も変位する。
他方、エジェクターピンの他端は、熱膨張率がさほど大
きくはなくかつ温度上昇もさほど大きくないエジェクタ
ープレートによって支持されている関係上、熱膨張によ
る変位はほとんど生じない。このため、エジェクターピ
ンの上記一端と上記他端とがエジェクターピン軸線方向
とは垂直な方向にずれてしまい、エジェクタープレート
作動時にエジェクターピンに無理な力がかかりあるいは
エジェクターピンに、いわゆるカジリが生じ、エジェク
ターピンに作動不良が生じることがあるといった問題が
ある。
【0007】なお、かかる問題はエジェクターピンだけ
ではなく、その一端が可動側成形型に形成された穴部に
挿入される一方、他端が他の部材に支持された軸部材、
例えば一端が可動側成形型に形成された穴部に挿入され
る一方、他端が可動金型の取付板に取り付けられたコア
ピン等においても生じうる。
【0008】また、かかる射出成形装置においては、エ
ジェクターピン等がその軸線まわりに回転するのを防止
するためにエジェクターピン回転防止機構が設けられる
ことがあるが、従来の射出成形装置では、可動側成形型
の熱膨張によってエジェクターピン回転防止機構の回転
抑止機能が低下することがあった。
【0009】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたものであって、エジェクターピン等の軸部材
の一端が成形型によって支持され、他端が該成形型とは
熱膨張率が異なる材料でつくられた他の支持部材によっ
て支持されている射出成形装置において、成形型と支持
部材との間に熱膨張差が生じた場合でも、エジェクター
ピン等の軸部材にカジリ等に起因する作動不良が生じる
のを有効に防止することができ、さらには回転防止機構
の回転抑止機能の低下を防止することができる手段を得
ることを解決すべき課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべくな
された本発明の第1の態様は、射出成形時に成形品材料
が注入されるキャビティ部を画成するための成形型と、
一端側の部分が上記成形型に形成された穴部に挿入され
る一方、他端側の部分が上記成形型外に突出する軸部材
と、上記成形型とは異なる材料からなり上記他端側で上
記軸部材を支持する支持部材とを備えた金型が設けられ
ている射出成形装置であって、上記軸部材を、軸部材軸
線方向とは垂直な方向に移動できるようにして上記支持
部材に取り付ける軸部材取付手段が設けられていること
を特徴とするものである。
【0011】この第1の態様にかかる射出成形装置にお
いては、軸部材が軸部材軸線方向とは垂直な方向、すな
わち成形型が熱膨張により変位(支持部材に対する相対
的な変位)する方向に移動することができるようにして
支持部材に取り付けられているので、射出成形時におい
て成形型が熱膨張し、これに伴って軸部材の一端側の部
分が変位した場合、該軸部材の他端側の部分も一端側の
部分と同量だけ同一方向に変位する。このため、軸部材
の一端側の部分と他端側の部分とに成形型変位方向の位
置ずれが生じない。したがって、成形型が熱膨張した場
合でも、軸部材にカジリ等に起因する作動不良が生じな
い。
【0012】本発明の第2の態様は、本発明の第1の態
様にかかる射出成形装置において、上記軸部材が、射出
成形後において上記成形型に付着している成形品を該成
形型から離型させるためのエジェクターピンであり、上
記支持部材が、上記成形型に対して相対的にエジェクタ
ーピン軸線方向に往復移動して、上記エジェクタピンを
該方向に往復移動させるエジェクタープレートであるこ
とを特徴とするものである。
【0013】この第2の態様にかかる射出成形装置にお
いては、エジェクターピンがエジェクターピン軸線方向
とは垂直な方向、すなわち成形型が熱膨張によって変位
(エジェクタープレートに対する相対的な変位)する方
向に移動することができるようにしてエジェクタープレ
ートに取り付けられているので、射出成形時において成
形型が熱膨張し、これに伴ってエジェクターピンの一端
側の部分が変位した場合、エジェクターピンの他端側の
部分も一端側の部分と同量だけ同一方向に変位する。こ
のため、エジェクターピンの一端側の部分と他端側の部
分とに成形型変位方向の位置ずれが生じない。したがっ
て、成形型が熱膨張した場合でも、エジェクターピン
に、カジリ等に起因する作動不良が生じない。
【0014】本発明の第3の態様は、本発明の第1の態
様にかかる射出成形装置において、上記軸部材が、一端
側の部分が上記成形型に形成された穴部に挿入される一
方、他端側の部分が上記金型の取付板に取り付けられる
コアピンであることを特徴とするものである。
【0015】この第3の態様にかかる射出成形装置にお
いては、コアピンがコアピン軸線方向とは垂直な方向、
すなわち成形型が熱膨張により変位(取付板に対する相
対的な変位)する方向に移動することができるようにし
て取付板に取り付けられているので、射出成形時におい
て成形型が熱膨張し、これに伴ってコアピンの一端側の
部分が変位した場合、コアピンの他端側の部分も一端側
の部分と同量だけ同一方向に変位する。このため、コア
ピンの一端側の部分と他端側の部分とに成形型変位方向
の位置ずれが生じない。したがって、成形型が熱膨張し
た場合でも、コアピンに、カジリ等に起因する作動不良
が生じない。
【0016】本発明の第4の態様は、本発明の第1〜第
3の態様のいずれか1つにかかる射出成形装置におい
て、上記金型が可動金型であることを特徴とするもので
ある。
【0017】この第4の態様にかかる射出成形装置にお
いては、可動金型に設けられたエジェクターピン、コア
ピン等の軸部材に対して、本発明の第1〜第3の態様の
いずれか1つにかかる射出成形装置の場合と同様の作用
・効果が得られる。なお、一般に射出成形装置は固定金
型と可動金型とで構成されるが、エジェクターピン、コ
アピン等は、普通、可動金型側に設けられる。
【0018】本発明の第5の態様は、本発明の第1〜第
4の態様のいずれか1つにかかる射出成形装置におい
て、上記成形型がアルミニウム合金でつくられ、上記支
持部材が鉄系材料でつくられていることを特徴とするも
のである。
【0019】この第5の態様にかかる射出成形装置にお
いては、基本的には本発明の第1〜第4の態様のいずれ
か1つにかかる射出成形装置の場合と同様の作用・効果
が得られる。さらに、成形型が熱膨張率の大きいアルミ
ニウム合金でつくられる一方、支持部材が熱膨張率が比
較的小さい鉄系材料でつくられているので、熱膨張時に
は、成形型と支持部材の対応する部分同士の変位ないし
は位置ずれがとくに大きくなる。しかしながら、軸部材
が成形型が熱膨張により変位する方向に移動することが
できるようにして支持部材に取り付けられているので、
軸部材の一端側の部分と他端側の部分とには成形型変位
方向の位置ずれが生じない。したがって、成形型の熱膨
張量が大きいのにもかかわらず、軸部材にカジリ等に起
因する作動不良が生じない。
【0020】本発明の第6の態様は、本発明の第1〜第
5の態様のいずれか1つにかかる射出成形装置におい
て、上記軸部材が上記支持部材によって軸部材軸線まわ
りに回転可能に支持されていて、上記軸部材の上記支持
部材への取付部に、上記支持部材側に設けられた凹部と
係合して該軸部材の回転を抑止する回り止め部材が設け
られ、該回り止め部材が、軸部材軸線方向とは垂直な方
向について上記軸部材の成形型中心とは反対側の位置に
配置されていることを特徴とするものである。
【0021】この第6の態様にかかる射出成形装置にお
いては、基本的には、本発明の第1〜第5の態様のいず
れか1つにかかる射出成形装置の場合と同様の作用・効
果が得られる。さらに、この射出成形装置においては、
軸部材に設けられた回り止め部材と支持部材側に設けら
れた凹部との係合(例えば、回り止め部材の凹部への挿
入)により、該軸部材のその軸線まわりの回転が抑止さ
れるが、回り止め部材が成形型中心とは反対方向、すな
わち成形型が熱膨張した場合に変位する方向を向いて配
置されることになるので、成形型に熱膨張が生じた場合
には、これに伴う軸部材の移動により、回り止め部材と
凹部の係合度合い(例えば、回り止め部材の凹部への挿
入深さ)が大きくなる。このため、回り止め部材の軸部
材回転抑止機能が高められ、ひいては射出成形装置の信
頼性が高められる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
的に説明する。図3及び図4に示すように、熱可塑性樹
脂を原料ないしは材料として自動車のフロントグリルを
射出成形により製造する射出成形装置Mは、実質的に、
上側に配置された固定金型1と、該固定金型1の下側に
配置された可動金型2とで構成されている。ここで、固
定金型1はその位置が固定され、他方可動金型2は上下
方向、すなわち固定金型1に対して接近又は離反する方
向に移動することができるようになっている。
【0023】固定金型1には、該固定金型1の基部をな
す固定側取付板3と、該固定側取付板3の下端部に取り
付けられた固定側スペーサ4と、該固定側スペーサ4の
下端部に取り付けられその下面に概括的には凹面状の型
面(後で説明するキャビティ部14を画成する面)が形
成された固定側型板5(固定側成形型)とが設けられて
いる。そして、固定側スペーサ4内に形成された空間部
には、原料である熱可塑性樹脂を加熱して溶融状態に保
つホットランナーブロック6が配設されている。また、
固定側型板5内には、夫々、ホットランナーブロック6
から樹脂供給通路8を通して溶融状態にある樹脂が供給
される一方、該樹脂をその下端部に形成された噴射口か
ら、後で説明するキャビティ部14内に噴射することが
できる複数のノズル7が配設されている。なお、ノズル
7は、リード線27(図6参照)を介してコントローラ
(図示せず)に接続され、コントローラによって制御さ
れるようになっている。ここで、固定側型板5はアルミ
ニウム合金でつくられているが、その他の部材は主とし
て鉄系材料でつくられている。このように、固定側型板
5をアルミニウム合金でつくるのは、その型面の形成が
容易であり、したがって該固定側型板5の製作コストが
低くなるからである。
【0024】可動金型2には、その基部をなす可動側取
付板10と、該可動側取付板10の上端部に取り付けら
れた可動側スペーサ11と、該可動側スペーサ11の上
端部に取り付けられた背板12と、該背板12の上端部
に取り付けられその上面に概括的には凸面状の型面が形
成された可動側型板13(可動側成形型)とが設けら
れ、これらの各部材10〜13からなる組立体(以下、
便宜上、この組立体を可動側本体部10〜13というこ
とがある)は固定的に結合されて一体的に上下方向に移
動することができるようになっている。そして、この可
動側本体部10〜13(可動金型2)が最大限に上昇し
て固定金型1と係合(当接)したときには、固定側型板
5の下面に形成された型面と、可動側型板13の上面に
形成された型面とによって閉じられた空間であるキャビ
ティ部14が画成されるようになっている。このキャビ
ティ部14は、成形品であるフロントグリルの形状に対
応する形状とされている。すなわち、キャビティ部14
の内周面の形状は、フロントグリルの外周面の形状の反
転面である。
【0025】また、可動金型2には、可動側本体部10
〜13に対して相対的に上下方向に移動することができ
るエジェクタープレート15が設けられている。そし
て、このエジェクタープレート15の上下方向の移動に
伴って上下方向に移動し、射出成形終了後には、後で説
明するように、成形品を可動側型板13から突き出して
離型させる第1成形品押出機構16と第2成形品押出機
構17とが設けられている。なお、可動側型板13は、
固定側型板5の場合と同様の理由によりアルミニウム合
金でつくられているが、その他の部材は主として鉄系材
料でつくられている。
【0026】図5に示すように、可動金型2を構成する
可動側型板13には上下方向に伸びる複数のピン部材2
0(1つのみ図示)が固定され、これらのピン部材20
は、夫々、固定金型1を構成する固定側型板5に形成さ
れた対応するピン部材挿入孔21に、上下方向に摺動で
きるようにして嵌入されている。このように、ピン部材
20がピン部材挿入孔21に嵌入されているので、可動
金型2は、水平方向についての固定金型1との位置関係
を変えることなく上下方向に円滑に移動することができ
る。
【0027】また、可動金型2には、下端部が可動側取
付板10に固定される一方、上端部が背板12に固定さ
れ、上下方向に伸びるエジェクターガイドピン22が設
けられている。そして、このエジェクターガイドピン2
2は、エジェクタープレート15に形成されたガイドピ
ン穴23に摺動可能に嵌入されている。したがって、エ
ジェクタープレート15は、エジェクターガイドピン2
2に沿って上下方向に円滑に変位することができる。そ
して、エジェクタープレート15と背板12との間には
油圧シリンダ24が設けられ、この油圧シリンダ24に
よってエジェクタープレート15が上下方向に移動させ
られるようになっている。
【0028】以下、第1成形品押出機構16の具体的な
構造について説明する。図3及び図6(a)、(b)に
示すように、第1成形品押出機構16にはエジェクター
ピン30が設けられ、このエジェクターピン30の上端
部近傍は、可動側型板13をその上端面(型面)から下
端面まで上下方向に貫通して形成された穴部31に挿入
されている。このエジェクターピン30は、射出成形終
了後に可動金型2が下向きに移動して固定金型1から下
方に離反した後において、エジェクタープレート15が
可動側本体部10〜13に対して相対的に上向きに移動
したときにこれに伴って上向きに移動し、可動側型板1
3の型面から上方に突出し、成形品を上向きに突き出し
て該型面から離型させるようになっている。
【0029】ここで、穴部31は、その上端部付近で
は、キャビティ部14内の樹脂の漏出を防止するため
に、エジェクターピン30とは隙間なく摺接するような
径(サイズ)とされている。しかしながら、これより下
側ではエジェクターピン30との間に適度なクリアラン
スが生じるように、その径が若干大きくなっている。な
お、エジェクターピン30は背板12に形成された穴部
を通って下方に伸びている。
【0030】また、エジェクターピン30の上端面32
は、エジェクターピン軸線とは垂直な平面ではなく、可
動側型板13の型面と整合するような異形形状、すなわ
ち成形品の外周面に対応する形状とされている。したが
って、エジェクターピン30は、エジェクターピン軸線
まわりに、予め決められた所定の角度(位置)に配置さ
れなければならない。このため、エジェクターピン30
は、後で説明するように、該エジェクターピン30の下
端部に設けられた回り止めピン37と、エジェクターピ
ン押さえプレート34に形成された凹部41とによって
所定の角度(位置)に位置決めされるようになってい
る。
【0031】図7及び図8に示すように、エジェクター
ピン30の下端部には、その軸本体よりもやや大径の大
径部36が設けられ、この大径部36には該大径部36
から水平方向外向きに突出する回り止めピン37が取り
付けられている。そして、大径部36は、エジェクター
プレート15の下面近傍に形成された押さえプレート取
付穴33にはめ込まれたエジェクターピン押さえプレー
ト34によって支持されている。なお、エジェクターピ
ン押さえプレート34は、2本の締結ボルト35によっ
てエジェクタープレート15に締結されている。なお、
可動側取付板10には、かかる締結ボルト35の締結作
業等を行うためのメンテナンス用穴38が設けられてい
る。
【0032】図9及び図10に示すように、エジェクタ
ーピン押さえプレート34には、エジェクターピン30
の大径部36を収容する大径部収容穴40と、回り止め
ピン37と係合するないしは回り止めピン37が挿入さ
れる凹部41と、締結ボルト35を通すための2つのボ
ルト穴42とが形成されている。そして、図11に示す
ような形状の下端部を備えたエジェクターピン30は、
大径部36が大径部収容穴40内に収容され、かつ回り
止めピン37が凹部41内に収容(挿入)された状態
で、エジェクターピン押さえプレート34によって支持
されている。
【0033】図1に示すように、水平方向(エジェクタ
ーピン軸線方向とは垂直な方向)にみて、エジェクター
ピン30の軸本体とエジェクタープレート15との間に
は所定のクリアランスd1が形成されている。なお、水
平方向にみて、大径部36とエジェクターピン押さえプ
レート34(大径部収容穴40の内周壁)との間にも上
記と同様のクリアランスd1が形成されている。さら
に、上下方向にみて、大径部36とエジェクタープレー
ト15との間にはクリアランスd2が形成されている。
【0034】ここで、クリアランスd1は、射出成形時
に可動側型板13の熱膨張に伴ってエジェクターピン3
0が水平方向に移動する際の最大移動量以上とされてい
る。すなわち、前記したとおり、溶融状態にある比較的
高温の樹脂がキャビティ部14に圧入されると、これに
伴ってアルミニウム合金でつくられた可動側型板13
が、図4中にLで示されている可動側型板中心(すなわ
ち、概ね射出成形装置Mの中心)を基点として外側、す
なわち図4中におけるX1方向又はX2方向に向かって熱
膨張し、これに伴ってエジェクターピン30の上端部近
傍が同一方向に移動する。クリアランスd1は、かかる
エジェクターピン30の上端部近傍の移動量以上とされ
ている。
【0035】また、クリアランスd2は、可動側型板1
3の上記熱膨張に伴って、エジェクターピン30の上端
部近傍が可動側型板中心と反対方向に移動したときに、
エジェクターピン30の下端部近傍が上記移動と同一方
向に同量移動する妨げとならないような適度な値(例え
ば、0.1mm)とされている。
【0036】かくして、エジェクターピン30が水平方
向(エジェクターピン軸線方向とは垂直な方向)、すな
わち可動側型板13が熱膨張によって変位(エジェクタ
ープレート15に対する相対的な変位)する方向に移動
することができるようにしてエジェクタープレート15
に取り付けられているので、射出成形時において可動側
型板13が熱膨張し、これに伴ってエジェクターピン3
0の上端部近傍が変位した場合、エジェクターピン30
の下端部近傍も上端部近傍と同量だけ同一方向に変位す
る。このため、エジェクターピン30の上端部近傍と下
端部近傍とに可動側型板変位方向の位置ずれが生じな
い。したがって、可動側型板13が熱膨張した場合で
も、エジェクターピン30に、カジリ等に起因する作動
不良が生じない。
【0037】なお、従来の射出成形装置では、例えば図
2に示すように、エジェクターピン30の大径部36
が、止めねじ60等を用いてエジェクタープレート15
に固定されているので、可動側型板13が熱膨張したと
きには、エジェクターピン30の上端部近傍と下端部近
傍との間に水平方向の位置ずれが生じ、エジェクターピ
ン30にカジリ等に起因する作動不良が生じることがあ
る。
【0038】また、エジェクターピン30は、基本的に
はその軸線まわりに回転可能であるが、前記したとお
り、回り止めピン37と凹部41との係合によってその
軸線まわりの回転が抑止される。このため、エジェクタ
ーピン30の上端面32が可動側型板13の型面と整合
し、所期の形状の成形品が得られることになる。ここ
で、回り止めピン37は、水平方向(エジェクターピン
軸線方向とは垂直な方向)について、エジェクターピン
30の可動側型板中心とは反対側の位置に配置されてい
る。すなわち、回り止めピン37はその先端が、図4中
にLで示されている可動側型板中心を基点として外側を
向くように、すなわち図4中におけるX1方向又はX2
向を向くように配置されている。つまり、エジェクター
ピン押さえプレート34を基準にすれば、図9中のY1
方向が、図4中のX1方向又はX2方向と一致するよう
に、エジェクターピン押さえプレート34ないしはエジ
ェクターピン30が配置されることになる。なお、図9
中におけるY2方向は可動側型板中心方向である。
【0039】かくして、射出成形装置Mにおいては、回
り止めピン37が可動側型板中心とは反対方向、すなわ
ち可動側型板13が熱膨張した場合に変位する方向を向
いて配置されることになるので、可動側型板13に熱膨
張が生じた場合には、これに伴うエジェクターピン30
の移動により、回り止めピン37と凹部41の係合度合
い(すなわち、回り止めピン37の凹部41への挿入深
さ)が大きくなる。このため、回り止めピン37のエジ
ェクターピン回転抑止機能が高められ、ひいては射出成
形装置Mの信頼性が高められる。
【0040】以下、第2成形品押出機構17の具体的な
構造について説明する。再び、図3及びと図6(a)、
(b)に示すように、第2成形品押出機構17は、成形
品にリング形のボス部を形成するためのコアピン48と
合体した形で配設されている。ここで、ボス部は、キャ
ビティ部14の一部をなす環形の突起部14a内で凝固
した樹脂で形成される。なお、この突起部14a付近に
おいては、可動側型板13は取り外し可能な別体13a
とされている。
【0041】そして、第2成形品押出機構17にはスリ
ーブピン46が設けられ、このスリーブピン46の上端
部近傍は、可動側型板13をその上端面(型面)から下
端面まで上下方向に貫通して形成された穴部45に挿入
されている。ここで、スリーブピン46は中空状に形成
され、その中空部47にコアピン48が挿入されてい
る。また、スリーブピン46は上端部近傍では小径とさ
れているが(細軸部)、この細軸部より下側では大幅に
大径とされている(太軸部)。なお、コアピン48も上
端部近傍では小径とされているが(細軸部)、この細軸
部より下側では大径とされている(太軸部)。このスリ
ーブピン46は、射出成形終了後に可動金型2が下向き
に移動して固定金型1から下方に離反した後において、
エジェクタープレート15が可動側本体部10〜13に
対して相対的に上向きに移動したときにこれに伴って上
向きに移動して可動側型板13の型面から上方に突出
し、前記のエジェクターピン30と共働しつつ、成形品
を上向きに突き出して該型面から離型させるようになっ
ている。
【0042】ここで、穴部45は、その上端部付近で
は、キャビティ部14(突起部14a)内の樹脂の漏出
を防止するために、スリーブピン46と隙間なく摺接す
るような径(サイズ)とされている。しかしながら、こ
れより下側では、スリーブピン46の大径部を収容でき
るように大径とされている。なお、スリーブピン46
は、背板12に形成された穴部を通って下方に伸びてい
る。
【0043】図12及び図13に示すように、スリーブ
ピン46の下端部には、その太軸部よりもやや大径の大
径部51が設けられている。そして、大径部51は、エ
ジェクタープレート15の下面近傍に形成された押さえ
プレート取付穴50にはめ込まれたスリーブピン押さえ
プレート52によって支持されている。なお、スリーブ
ピン押さえプレート52は、取付ボルト53によってエ
ジェクタープレート15に締結されている。
【0044】このスリーブピン46は、本質的には、エ
ジェクターピン30と同様の構造及び機能を有するもの
であるが、コアピン48と合体されている関係上、やや
その形状がエジェクターピン30とは異なっているだけ
である。したがって、可動側型板13が熱膨張したとき
には、エジェクターピン30の場合と同様の問題が生じ
る。このため、詳しくは図示していないが、スリーブピ
ン46に対しても、エジェクターピン30の場合と同様
に、水平方向に移動して熱膨張を吸収する手段が設けら
れている。なお、このスリーブピン46では、スリーブ
ピン軸線まわりの角度(位置)を固定する必要がないの
で、エジェクターピン30の場合のような位置決め機構
は設けられていない。
【0045】他方、コアピン48は、スリーブピン46
の中空部47を下向きに通り抜けてスリーブピン46の
下端面からさらに下向きに突出し、可動側取付板10に
よって支持されている。すなわち、コアピン48の下端
部には、その太軸部よりもやや大径の大径部58が設け
られ、この大径部58には該大径部58から外向きに突
出する回り止めピン59が取り付けられている。そし
て、大径部58は、可動側取付板10に形成されたプレ
ート固定穴55にはめ込まれたコアピン押さえプレート
56と蓋板57とによって支持されている。なお、回り
止めピン59は、コアピン押さえプレート66と蓋板5
7とによって形成された凹部61に挿入されている。
【0046】このコアピン48においても、可動側型板
13が熱膨張したときには、エジェクターピン30の場
合と同様の問題が生じる。このため、コアピン48に対
しても、エジェクターピン30の場合と同様に、水平方
向に移動して熱膨張を吸収する手段と、該コアピン48
のコアピン軸線まわりの角度(位置)を固定する手段
(回り止めピン59、凹部61等)が設けられている。
【0047】かかる構成によれば、コアピン48がコア
ピン軸線方向とは垂直な方向、すなわち可動側型板13
が熱膨張により変位(可動側取付板10に対する相対的
な変位)する方向に移動することができるようにして可
動側取付板10に取り付けられているので、射出成形時
において可動側型板13が熱膨張し、これに伴ってコア
ピン48の上端部近傍が変位した場合、コアピン48の
下端部近傍も上端部近傍と同量だけ同一方向に変位す
る。このため、コアピン48の上端部近傍と下端部近傍
とに可動側型板変位方向の位置ずれが生じない。したが
って、可動側型板13が熱膨張した場合でも、コアピン
48に、カジリ等に起因する作動不良が生じない。
【0048】また、エジェクターピン30の場合と同様
に、可動側型板13に熱膨張が生じた場合にはこれに伴
うコアピン48の移動により、回り止めピン59と凹部
61の係合度合いが大きくなる。このため、回り止めピ
ン59のコアピン回転抑止機能が高められ、ひいては射
出成形装置Mの信頼性が高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる射出成形装置の、エジェクタ
ーピンの下端部付近における正面断面説明図である。
【図2】 従来の射出成形装置の、エジェクターピンの
下端部付近における正面断面説明図である。
【図3】 本発明にかかる射出成形装置の正面断面説明
図である。
【図4】 図3に示す射出成形装置の平面説明図であ
る。
【図5】 図3に示す射出成形装置の一部断面正面説明
図である。
【図6】 図3に示す射出成形装置のキャビティ部付近
を拡大して示した正面断面説明図である。
【図7】 本発明にかかる射出成形装置の、エジェクタ
ーピンの下端部付近における正面断面説明図である。
【図8】 射出成形装置に装着された状態における、エ
ジェクターピン押さえプレートの下面説明図である。
【図9】 エジェクターピン押さえプレートの平面説明
図である。
【図10】 図9に示すエジェクターピン押さえプレー
トの正面断面説明図である。
【図11】 エジェクターピンの下端部付近の立面説明
図である。
【図12】 本発明にかかる射出成形装置の、コアピン
の下端部付近における正面断面説明図である。
【図13】 射出成形装置に装着された状態における、
コアピン押さえプレート及び蓋板の下面説明図である。
【符号の説明】
M…射出成形装置 1…固定金型 2…可動金型 5…固定側型板 13、13a…可動側型板 14、14a…キャビティ部 15…エジェクタープレート 16…第1成形品押出機構 17…第2成形品押出機構 30…エジェクターピン 31…穴部 34…エジェクターピン押さえプレート 37…回り止めピン 41…凹部 45…穴部 46…スリーブピン 48…コアピン 57…コアピン押さえプレート 58…蓋板 59…回り止めピン 61…凹部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形時に成形品材料が注入されるキ
    ャビティ部を画成するための成形型と、 一端側の部分が、上記成形型に形成された穴部に挿入さ
    れる一方、他端側の部分が、上記成形型外に突出する軸
    部材と、 上記成形型とは異なる材料からなり、上記他端側で上記
    軸部材を支持する支持部材とを備えた金型が設けられて
    いる射出成形装置であって、 上記軸部材を、軸部材軸線方向とは垂直な方向に移動で
    きるようにして上記支持部材に取り付ける軸部材取付手
    段が設けられていることを特徴とする射出成形装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された射出成形装置にお
    いて、 上記軸部材が、射出成形後において上記成形型に付着し
    ている成形品を該成形型から離型させるためのエジェク
    ターピンであり、 上記支持部材が、上記成形型に対して相対的にエジェク
    ターピン軸線方向に往復移動して、上記エジェクタピン
    を該方向に往復移動させるエジェクタープレートである
    ことを特徴とする射出成形装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載された射出成形装置にお
    いて、 上記軸部材が、一端側の部分が上記成形型に形成された
    穴部に挿入される一方、他端側の部分が上記金型の取付
    板に取り付けられるコアピンであることを特徴とする射
    出成形装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれか1つに記
    載された射出成形装置において、 上記金型が可動金型であることを特徴とする射出成形装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれか1つに記
    載された射出成形装置において、 上記成形型がアルミニウム合金でつくられ、上記支持部
    材が鉄系材料でつくられていることを特徴とする射出成
    形装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれか1つに記
    載された射出成形装置において、 上記軸部材が、上記支持部材によって軸部材軸線まわり
    に回転可能に支持されていて、 上記軸部材の上記支持部材への取付部に、上記支持部材
    側に設けられた凹部と係合して該軸部材の回転を抑止す
    る回り止め部材が設けられ、 該回り止め部材が、軸部材軸線方向とは垂直な方向につ
    いて、上記軸部材の成形型中心とは反対側の位置に配置
    されていることを特徴とする射出成形装置。
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