JPH0983960A - 映像信号拡大圧縮装置 - Google Patents

映像信号拡大圧縮装置

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JPH0983960A
JPH0983960A JP7241961A JP24196195A JPH0983960A JP H0983960 A JPH0983960 A JP H0983960A JP 7241961 A JP7241961 A JP 7241961A JP 24196195 A JP24196195 A JP 24196195A JP H0983960 A JPH0983960 A JP H0983960A
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pixel
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video signal
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Application number
JP7241961A
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English (en)
Inventor
Koichi Ishibashi
浩一 石橋
Toshiyuki Kurita
俊之 栗田
Haruki Takada
春樹 高田
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Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 任意の倍率の拡大圧縮処理を単一クロックの
信号処理で実現する。 【構成】 メモリ回路2は入力端子1からの入力映像信
号を一時記憶する。書込制御回路16は、映像の水平方
向の圧縮率に応じてメモリ回路2の書込みを禁止し、入
力映像信号の画素を間引く。読出制御回路17は、映像
の水平方向の拡大率に応じてメモリ回路2の読出クロッ
クの供給を禁止し、入力映像信号の画素を繰り返し読み
出すように制御する。補間フィルタ回路3は、メモリ回
路2の出力信号に映像の水平方向拡大圧縮率に応じた補
間係数によるフィルタリング処理を施し、滑らかな水平
方向の拡大圧縮映像とする。拡大圧縮率制御回路15
は、映像の水平方向圧縮時には、圧縮率に応じて書込制
御回路16と補間フィルタ3における補間係数βを制御
し、映像の水平方向拡大時には、拡大率に応じて読出制
御回路17と補間フィルタ3における補間係数βを制御
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像を拡大圧縮する信
号処理装置に係り、特に、ワイドテレビで必要不可欠な
映像信号の水平圧縮処理を含む、任意の倍率の拡大圧縮
処理を単一クロックによるディジタル信号処理で実現す
る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】1991年11月25日に放送衛星BS
−3bを用いたハイビジョン試験放送が開始され、19
97年には、放送衛星BS−4を用いたハイビジョン本
放送が予定されている。また、アスペクト比が16:9
で現行テレビジョン方式と互換性をもつ第2世代EDT
Vも、1995年には実用化予定である。このように、
映像分野における表示画面のアスペクト比は、従来の
4:3から16:9へとワイド化が急速に進んでいる。
【0003】図20はアスペクト比4:3の映像をアス
ペクト比16:9のワイド画面に表示する例を示す図で
ある。
【0004】図20(a)に示すようなアスペクト比
4:3の映像を、アスペクト比16:9のワイド画面に
そのまま表示すると、図20(b)に示すように、全体
として水平方向に4/3倍に間延びした映像となる。こ
れを正しい比率で表示するためには、図20(c)に示
すように、映像を水平方向に3/4倍圧縮することが必
要であって、これはワイドテレビでは必須の機能となっ
ている。
【0005】映像を水平方向に圧縮する方法としては、
主として、特開平1ー194783号公報に示されてい
るようなメモリを用いたクロック変換による方法と、水
平偏向を制御する方法との2つの方法がとられていた。
【0006】水平偏向を制御する方法は、比較的簡単な
システム構成で実現できるが、水平偏向幅を表示画面の
水平幅よりも小さくして、表示画面の図20(c)に示
すように表示するものであるから、映像が表示される部
分と左右の映像が表示されない余白部分(図20(c)
での左右のハッチングした部分)とで表示画面の劣化の
程度に差が生じ、例えば、アスペクト比16:9の映像
をワイド画面いっぱいに表示するような場合には、表示
画面の中央部分と左右部分とで劣化の程度が異なるた
め、それらの部分の間で映像の明るさに差が生じるとい
う問題がある。
【0007】メモリを用いたクロック変換による方法
は、水平偏向幅を表示画面の水平幅と等しくし、メモリ
から書込時よりも高速に映像信号を読み出すことによ
り、この映像信号の映像部分を水平ライン毎に圧縮して
表示するものであるから、この映像部分の圧縮によって
生じた余白部分に所定のレベルの信号を挿入することが
でき、このため、図20(c)において、ハッチングで
示す余白部分に所定の輝度をもたせることができて、表
示画面の劣化の程度をその全体にわたってほぼ均一にす
ることができる。このため、水平偏向を制御する方法の
場合の上記の問題をほとんど回避することができる。
【0008】また、メモリを用いたクロック変換方法を
採用した場合には、メモリを共用した水平方向拡大処理
や、アスペクト比4:3の映像の左右端を徐々に拡大し
て16:9のワイド画面いっぱいに表示する映像変換処
理方法(以下、スムーズワイドという)が実現されてい
る。
【0009】図16は、このスムーズワイドを実現する
ために、メモリを用いたクロック変換方法による水平方
向の映像圧縮とメモリを共用して水平方向の拡大とを行
なう映像信号拡大圧縮装置の一従来例を示すブロック図
であって、1はディジタル映像信号の入力端子、2はメ
モリ回路、3は補間フィルタ、4はラッチ回路、5は減
算器、6は係数器、7は加算器、8は映像信号の出力端
子、9は拡大率制御回路、10はORゲートである。
【0010】同図において、入力端子1からのディジタ
ル化された入力映像信号は、一旦メモリ回路2に書き込
まれる。
【0011】メモリ回路2では、この映像信号が書込ク
ロックの4/3倍の周波数の読出クロックで高速に読み
出されることにより、映像が水平方向に3/4倍に圧縮
される映像信号が出力される。また、メモリ回路2は、
拡大率制御回路9の制御により、拡大率に応じて同じ画
素を繰り返し読み出すことにより、画素の補間を行なっ
て映像の水平方向の拡大を行なう。
【0012】補間フィルタ3は、メモリ回路2から出力
されるこの拡大映像の映像信号に、拡大率に応じた補間
係数によるフィルタリング処理を施し、滑らかに水平方
向に拡大された映像の映像信号を出力端子8から出力す
る。
【0013】補間フィルタ3はラッチ回路4,減算器
5,係数器6及び加算器7からなり、次の式1を満足す
るように構成されたものである。
【0014】 Y=αA+βB =(1−β)A+βB =(B−A)β+A ……(1) Y:補間信号 A:現信号 B:1画素遅延信号 α,β:補間係数(但し、α+β=1) 拡大率制御回路9は、拡大率に応じてメモリ回路2の読
出しを禁止する読出ゲート信号と係数器6の補間係数β
とを生成する。
【0015】ORゲート10は、拡大率制御回路9から
出力される“H”(高レベル)の読出ゲート信号で読出
用クロックをゲートすることにより、この読出ゲート信
号の期間ラインメモリ2の読出しを禁止する。
【0016】図17は図16に示した映像信号拡大圧縮
装置が映像を水平方向に4/3倍拡大する場合の動作の
概要を示す図であって、同図(ア)は上記入力映像信号
の順次の画素の重心位置を、同図(イ)は補間信号の順
次の画素の重心位置を、同図(ウ)は補間信号の生成
式、同図(エ)はメモリ回路2の読出ゲート信号を夫々
示している。また、a〜eは入力映像信号の画素の重心
位置を、Y1〜Y6は補間信号の画素の重心位置を夫々
示しており、例えば、補間信号の画素の重心位置Y2は
入力映像信号の画素の重心位置a,bの演算によって、
補間信号の画素の重心位置Y3は入力映像信号の画素の
重心位置b,cの演算によって夫々求められる。
【0017】いま、映像を水平方向に4/3倍拡大する
ものとすると、水平方向の解像度を拡大しないときと等
しくするためには、拡大しないときの画素の重心のピッ
チと拡大したときの画素の重心のピッチとを等しくする
ことが必要であり、このためには、補間信号の5個の画
素重心位置間の期間(4ピッチ)が入力映像信号の4個
の画素重心位置間の期間(3ピッチ)と等しくなるよう
に、補間信号が生成されなければならない。
【0018】そこで、図17(ア)が入力映像信号の映
像を直接水平方向に4/3倍に拡大した場合の画素の重
心位置を表わすものとすると、図17(イ)に示すよう
に、入力映像信号の4個の画素重心位置に対して補間信
号の画素重心位置が5個対応するものであり、図17で
は、入力映像信号の4個の画素の重心位置a〜dに対し
て、補間信号の5個の画素の重心位置Y1〜Y5が対応
していることを図示している。これにより、映像を水平
方向に4/3倍拡大しても、画素のピッチは拡大しない
場合と変わりがない。
【0019】ところで、補間信号の各画素重心位置は、
上記式(1)で示したように、入力映像信号Aとこれを
1画素分遅延した映像信号Bを補間係数α,βの割合で
加算することにより、得られる。かかる補間係数α,β
は、入力映像信号Aの画素重心位置に対する補間信号の
画素重心位置の位置関係によって決められるα+β=1
を満足する値であって、図17(ア),(イ)に示す画
素重心位置間の位置関係から、図17(ウ)に示すよう
に、補間係数α,βが決められる。
【0020】即ち、図17(ア)〜(ウ)において、画
素重心位置Y1が表示画面上で画素重心位置aと一致す
るものとすると、この画素重心位置Y1は、入力映像信
号Aのある画素の重心位置aとその1つ前の遅延された
画素の重心位置aとから、Y1=α×a+β×aとして
求められるが(同じ画素が用いられるのは、後の説明で
明らかになる)、画素重心位置Y1が表示画面上で重心
位置aと一致することから、画素重心位置Y1は画素重
心位置に等しく、α=1,β=0とする。
【0021】また、画素重心位置Y2は入力映像信号A
の次の画素の重心位置bとその1つ前の遅延された画素
の重心位置aとから、Y2=α×b+β×aとして求め
られるが、この画素重心位置Y2は画素重心位置a,b
間で画素重心位置bに近く、この画素重心位置bから画
素重心位置a,b間の距離の1/4の位置にあるので、
画素重心位置aよりもむしろ画素重心位置bによる影響
が強く、このため、α=3/4,β=1/4とする。
【0022】同様にして、画素重心位置Y3に対しては
α=β=1/2とし、画素重心位置Y4に対してはα=
1/4,β=3/4とし、画素重心位置Y5に対して
は、これが画素重心位置dと表示画面上で同じ位置とな
るので、α=1,β=0とする。以下、これが繰り返す
ことになる。
【0023】ところで、かかる方法によると、図17
(ア)に示す入力映像信号の4画素の重心位置の期間
に、補間信号では、図17(イ)に示すように、5画素
の重心位置が存在することになるから、入力映像信号の
4画素の期間毎に1つ余分に画素を生成追加しなければ
ならない。このために、図16において、メモリ回路2
から4個画素を読み出す毎に、この4個目の画素をさら
に1回だけ繰り返して読み出すようにしている。
【0024】つまり、図17(ウ)の入力信号Aとして
示すように、メモリ回路2から4個の重心位置a,b,
c,dの画素を順次読み出すと、この最後の重心位置d
の画素をもう1度メモリ回路2から読み出し、以下、こ
れを繰り返す。従って、メモリ回路2から読み出される
画素の順序は、それらの重心位置で表わすと、a,b,
c,d,d,……となり、上記のような演算によって補
間信号の画素の重心位置が求められるが、先行する重心
位置dの画素の読出しのときには、この1つ前のラッチ
回路4で遅延された重心位置cの画素とにより、上記の
ようにして、補間信号の画素重心位置Y4が求められ、
また、次の重心位置dの画素のメモリ回路2からの読出
しのときには、これと同じでラッチ回路4で遅延された
画素とにより、α=1,β=0として、メモリ回路2か
ら読み出された重心位置dの画素が補間信号での重心位
置Y5の画素となるのである。つまり、メモリ2から4
個の画素を読み出す毎に、この4個目の画素をさらに1
回追加して読み出すことにより、画素数を増やして補間
信号を得ているのである。
【0025】このように、同じ画素を2度繰り返しメモ
リ回路2から読み出すようにするために、図16におい
て、メモリ回路2から4画素を読み出す毎に、図17
(エ)に示すように、拡大率制御回路9が1画素分の
“H”の読出ゲート信号を発生してORゲート10に供
給し、読出クロックのメモリ回路2への供給を遮断す
る。これにより、メモリ回路2では、2画素期間同じア
ドレスの読出しを行ない、同じ画素を2度続けて読み出
すことになる。
【0026】以上のようにして、メモリ回路2から3画
素を読み出す毎にさらにその最後の1画素を繰り返し読
み出し、時間的に1画素分付加されるものであるから、
映像の各ラインが時間的に4/3倍されたことになり、
表示画面での映像が水平方向に4/3倍拡大されること
になる。
【0027】図18は補間係数α,βを8ビット(X/
256での分子X)で表わした場合の図16での拡大率
制御回路9と係数器6の一例を示す構成図であり、11
は補間係数の初期値Xの入力端子、9Aは加算器、9
B,9Cはラッチ回路、12は図16のメモリ回路2の
読出ゲート信号の出力端子、13は映像信号の入力端
子、6A〜6HはANDゲート、6Iは加算器、14は
映像信号の出力端子であり、図16に対応する部分には
同一符号を付けている。
【0028】また、図19は図18での拡大率制御回路
9の動作を示すタイミングチャートであって、(ア)は
入力端子11からの補間係数の初期値X、(イ)はラッ
チ回路9Bから出力される補間係数、(ウ)はラッチ回
路9Cから出力されるメモリ回路2の読出ゲート信号で
ある。
【0029】図18において、拡大率制御回路9は、入
力端子11から補間係数の初期値Xが供給される加算器
9Aと、ラッチ回路9B,9Cとからなり、ラッチ回路
9Bから係数器6に図19(イ)に示す補間係数βが供
給され、ラッチ回路9Cから出力端子12を介して図1
6のORゲート10に、図19(ウ)に示すメモリ回路
2の読出ゲート信号が供給される。
【0030】映像を水平方向に4/3倍拡大する場合の
補間係数βは、図17(ウ)に示すように、0,1/
4,1/2,3/4,0,……と1/4ステップで周期
的に変化する。これらの補間係数βを8ビット(X/2
56の分子X)で表わすと、0,1/4,1/2,3/
4,0,……は0/256,64/256,128/2
56,192/256,0/256,……で表わされ、
64/256ステップで周期的に変化するから、補間係
数βは、その分子をとって、0,64,128,19
2,0,……となる。
【0031】ここで、入力端子11から8ビットの補間
係数初期値Xとして64が入力されており、8ビットの
加算器9Aでは、この初期値Xと8ビットのラッチ回路
9Bの出力値とが加算されてラッチ回路9Bに供給され
る。ラッチ回路9Bでは、この加算器9Aの出力値を1
クロック毎にラッチする。従って、ラッチ回路9Bから
は、図19(イ)に示すように、1クロック毎に0,6
4,128,192,0,……と変化する補間係数βが
得られる。
【0032】また、加算器9Aでは、192に64が加
算されると、桁上げが生ずることにより、その加算値が
0となって“H”のキャリービットが出力され、このキ
ャリービットがクロックで動作するラッチ回路9Cにラ
ッチされる。このクロックはラッチ回路9Bのクロック
と等しい。これにより、図19(イ)で示す補間係数β
が0のときに、ラッチ回路9Cから図19(ウ)に示す
“H”の呼出ゲート信号が出力され、出力端子12を介
して図16のORゲート10に供給される。この“H”
の呼出ゲート信号により、ORゲート10では、書込ク
ロックよりも4/3倍速いクロックが禁止される。
【0033】係数器6はANDゲート6A〜6Hと加算
器6Iとからなり、これらANDゲート6A〜6Hに
は、夫々、拡大率制御回路9からの図19(イ)で示す
8ビットの補間係数βの別々のビットが供給される。こ
こでは、ANDゲート6Aには補間係数βの最上位ビッ
トが供給され、ANDゲート6B,6C,……と順次に
下位のビットが供給されてANDゲート6Hに最下位ビ
ットが供給される。また、ANDゲート6Aには、図1
6の減算器5の出力が図示しない手段によって1/2倍
されて供給され、以下、ANDゲート6B,6C,6
D,……,6Hには、図16の減算器5の出力が夫々1
/4倍,1/8倍,1/16倍,……,1/256倍さ
れて供給される。ANDゲート6A〜6Hのうちの補間
係数βの“H”のビットが供給されるものの入力信号が
加算器6Iに供給される。
【0034】そこで、いま、例えば、補間係数βが64
とすると、この64は、8ビットで最上位ビットから配
列して(01000000)と表わされるから、AND
ゲート6Bがスルー状態となり、1/4倍された映像信
号がこのANDゲート6Bを通過して加算器6Iから出
力される。また、補間係数βが192の場合には、この
192が8ビットで(11000000)と表わされる
から、ANDゲート6BとANDゲート6Aがスルー状
態となり、ANDゲート6Bを通る1/4倍された信号
とANDゲート6Aを通る1/2倍された信号とが加算
器6Iで加算されて、出力端子14から図16の加算器
7に3/4倍された信号が出力される。
【0035】同様にして、補間係数初期値Xを変えるこ
とにより、様々の拡大率の映像を得ることができる。
【0036】
【発明が解決しようとする課題】メモリを用いたクロッ
ク変換による水平圧縮方法では、前述のように、表示画
面の左右の映像が表示されない余白部分に所定のレベル
の信号を挿入することができるため、表示画面全体にわ
たって劣化の程度に差が生じる問題が大幅に軽減され、
また、メモリを共用したディジタル信号処理による拡
大,スムーズワイド処理なども実現できる点で有利であ
るが、水平偏向による方法に比べて、システムが高価と
なるという問題がある。これは、メモリを含めた処理回
路の規模が大きいことのほか、メモリの書込用と読出用
とで2種類のクロック生成回路が必要なことも大きな要
因となっている。
【0037】本発明の目的は、かかる問題を解消し、単
一のクロックを用い、回路規模を縮小できるようにした
映像信号拡大圧縮装置を提供することにある。
【0038】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、入力映像信号を一時記憶するメモリ手段
と、圧縮率に応じて該メモリ手段を制御し該映像信号の
画素を間引く画素間引き手段と、拡大率に応じて該メモ
リ手段を制御し該映像信号の画素を補充する画素補充手
段と、該メモリ手段の出力信号に拡大圧縮率に応じた補
間係数によるフィルタリング処理を施し滑らかな拡大圧
縮映像とする補間フィルタ手段と、圧縮率に応じて該画
素間引き手段と該補間フィルタ手段の補間係数を制御し
拡大率に応じて該画素補充手段と該補間フィルタ手段の
補間係数を制御する拡大圧縮率制御手段とを備える。
【0039】
【作用】メモリ手段は、入力映像信号を一時記憶する。
【0040】画素間引き手段は、圧縮率に応じて前記メ
モリ手段を制御し、映像信号の画素を間引く。
【0041】画素補充手段は、拡大率に応じてメモリ手
段を制御し、映像信号の画素を補充する。
【0042】補間フィルタ手段は、メモリ手段の出力信
号に拡大圧縮率に応じた補間係数によるフィルタリング
処理を施し、滑らかな拡大圧縮映像とする。
【0043】拡大圧縮率制御手段は、圧縮率に応じて画
素間引き手段と補間フィルタ手段の補間係数を制御し、
拡大率に応じて画素補充手段と補間フィルタ手段の補間
係数を制御する。
【0044】以上の構成により、任意の倍率の拡大圧縮
処理を、単一クロックのディジタル信号処理で実現でき
る。
【0045】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明による映像信号拡大圧縮装置の第1の
実施例を示すブロック図であって、15は拡大圧縮率制
御回路、16は書込制御回路(画素間引き回路)、17
は読出制御回路(画素補充回路)であり、図16に対応
する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略す
る。
【0046】同図において、入力端子1からのディジタ
ル化された入力映像信号は、書込制御回路16と読出制
御回路17の制御のもとに、メモリ回路2に一時記憶さ
れ、また、読み出される。ここで、書込制御回路16
は、圧縮率に応じてメモリ回路2の書込みを禁止するこ
とにより、入力映像信号の画素の間引き処理を行なう。
また、読出制御回路17は、拡大率に応じてメモリ回路
2の読出しを禁止することにより、書き込まれた映像信
号の所定の画素が繰り返し読み出され、画素の補間が行
なわれる。
【0047】なお、メモリ回路2の書込みと読出しは同
一周波数のクロックで行なわれる。
【0048】補間フィルタ3は図16に示した補間フィ
ルタ3と同様の構成をなし、上記式(1)の展開によ
り、比較的大きな回路規模を要する係数器を1つの構成
としたものである。
【0049】拡大圧縮率制御回路15は、映像を圧縮す
る場合には、その圧縮率に応じて書込制御回路16と補
間フィルタ3の補間係数βとを制御し、映像を拡大する
場合には、拡大率に応じて読出制御回路17と補間フィ
ルタ3の補間係数βとを制御する。
【0050】図2は図1に示した第1の実施例の映像を
3/4倍に圧縮する場合の動作の概要を示す図であっ
て、(ア)は上記入力映像信号の順次の画素の重心位置
を、(イ)は図1の出力端子8に得られる補間信号Yの
順次の画素の重心位置を、(ウ)は補間信号Yの生成式
を、(エ)は拡大圧縮率制御回路15から書込制御回路
16に供給されるメモリ回路2の書込ゲート信号Cを夫
々示している。また、a〜gは入力映像信号の順次の画
素の重心位置であり、また、Y1〜Y2は補間信号Yの
順次の画素の重心位置である。
【0051】映像を3/4倍に圧縮する場合には、入力
映像信号の4画素毎に1画素ずつ間引きする。図2
(ア)では、重心位置a,eの画素が間引かれているも
のとしている。この間引きを行なうために、図1での拡
大圧縮制御回路15が、図2(エ)に示すように、入力
映像信号の4画素毎に1画素分の“H”の書込ゲート信
号Cを書込制御回路16に供給し、書込制御回路16
は、この書込ゲート信号Cの期間メモリ回路2への書込
クロックの供給を停止する。書込クロックが供給されな
いと、メモリ回路2では、その書込アドレスが固定さ
れ、これによって入力映像信号の画素が間引きされる。
【0052】このように間引きされた映像信号をメモリ
回路2から読み出す場合には、図2(ウ)で画素の重心
位置Aとして示すように、書き込まれた画素がその書込
順に読み出される。この読出しでは、画素が間引きされ
た部分は詰めて読み出され、読み出された順次の画素の
周期は一定である。ここで、書込クロックと読出しクロ
ックとは同一周波数であり、このように4画素毎に1画
素間引きしてこの書込クロックでメモリ回路2に書き込
み、この読出クロックで順次続けて読み出すことによ
り、映像が水平方向に3/4倍圧縮される。
【0053】なお、図2(ア)に示す画素の重心位置の
ピッチと図2(ウ)に示す画素の重心位置Aのピッチと
は等しいが、便宜上、図2(ア)では時間軸を狭めて示
している。
【0054】メモリ回路2から読み出された信号(図2
(ウ)のA)は補間フィルタ3に供給され、上記式
(1)の補間処理がなされて図2(イ)に示す滑らかな
映像の補間信号が得られる。この補間信号の画素の重心
位置Yは、図2(ウ)に示すように、メモリ回路2から
読み出される映像信号とこれをラッチ回路4でラッチさ
れて1画素分遅延された映像信号との間で、即ち、メモ
リ回路2から読み出される映像信号の画素の重心位置A
とその1つ前の画素の重心位置Bとで、上記式(1)に
より、 Y=α×A+β×B の演算で求められる。
【0055】これにより、図2(ア),(イ)におい
て、補間信号の画素重心位置Y2はメモリ回路2からの
映像信号の画素重心位置b,cから求められ、補間信号
の画素重心位置Y3はメモリ回路2からの映像信号の画
素重心位置c,dから求められる。また、補間信号の画
素重心位置Y4は入力映像信号の画素重心位置d,eか
ら求められるものであるが、画素重心位置eの画素は間
引きされているので、実際にメモリ回路2から続けて読
み出される2つの画素重心位置d,fから求められる。
以下、かかる処理が繰り返される。
【0056】映像を3/4倍に圧縮する場合の補間係数
βは、図2(ウ)に示すように、2/3,1/3と−1
/3ステップで周期的に変化し、補間係数αも、1/
3,2/3と1/3ステップで周期的に変化するが、画
素重心位置Y4のように、間引きされた画素の前後の画
素の重心位置から補間信号の画素重心位置を求める場合
には、補間係数α,βとも1/2とする。かかる不規則
となる部分の補間係数は、βの場合には、従来の係数を
1/2倍することにより、また、αの場合には、従来の
係数を1/2倍して1/2を加算することにより、夫々
得られる。
【0057】映像を水平方向に拡大する場合には、読出
制御回路17がメモリ回路2への読出しクロックを停止
し、同じ画素を繰り返し読み出して画素の補間を行な
い、また、補間フィルタ3が拡大圧縮率制御回路15に
より、係数器6の補間係数βが制御されて補間処理が行
なわれることは、図16などによる先の説明と同様であ
る。
【0058】図3は図1における拡大圧縮制御回路1
5,書込制御回路16及び読出制御回路17の一具体例
を示すブロック図であって、18は補間係数の初期値X
の入力端子、19は加算器、20〜22はラッチ回路、
23はインバータ、24は加算器、25は係数器、2
6,27はセレクタ、28はインバータ、29,30は
ANDゲート、31,32はORゲート、33は書込ク
ロックの出力端子、34は読出クロックの出力端子、3
5は補間係数βの出力端子であり、図1に対応する部分
には同一符号を付けている。
【0059】図4は図3に示す拡大圧縮制御回路15の
動作を示すタイミングチャートであって、(ア)は入力
端子18から入力される補間係数の初期値Xを、(イ)
は拡大用補間係数βを、(ウ)はANDゲート29から
出力される図1のメモリ回路2の書込ゲート信号を、
(エ)は圧縮用補間係数βを夫々示しており、これらは
図3での対応するものと同一符号をつけている。
【0060】図5は補間係数の初期値Xと拡大圧縮率Z
の関係を示す図である。
【0061】この拡大圧縮率Zは次の式(2)で表わさ
れ、補間係数の初期値Xを変えると、これに応じて連続
的に変化する。この初期値Xを符号ビットを含む9ビッ
トの数値で表わした場合、初期値Xが−255から0ま
では圧縮処理となって、1/2倍から1倍まで変化し、
初期値Xが0から255までは拡大処理となって、1倍
から256倍まで変化する。
【0062】 Z=256/(256−X) ……(2) 但し、−255≦X≦255 −255≦X≦0 :圧縮 0≦X≦255:拡大 図3において、書込制御回路16及び読出制御回路17
は夫々ORゲート31,32からなり、出力端子35は
図1の係数器6(図18に示した構成のものでもよい)
に接続されている。
【0063】入力端子18からは、補間係数の初期値X
として、最上位ビットを符号ビット(但し、正符号を
“H”、負符号を“L”(低レベル)とする)とする9
ビットのデータが入力される。下位8ビットは0〜25
5までの絶対値を表わす。
【0064】図2(ウ)に示す補間係数βを8ビット
(X/256)で近似して表わすと、2/3,1/3,
1/2は夫々170/256,84/256,127/
256,……となり、画素の間引きした部分を除いて、
−86/256ステップで周期的に変化する。この場
合、補間係数の初期値Xとして、入力端子18から86
(86/256の分子)(符号ビットは“L”)を入力
すると、図4(イ)に示すように、ラッチ回路20から
は86,172(=86+86),2(=172+86
−256),88(=2+86),174(=88+8
6),4(=174+86−256),……と86ステ
ップで変化する出力信号が得られる。これが拡大用補間
係数βに相当する。
【0065】この拡大用補間係数βがインバータ23で
反転され、加算器24で値1が加算されて2の補数がと
られ、この加算器24の出力信号とこれを係数器25で
1/2倍した信号とがセレクタ26に供給される。この
セレクタ26では、図4(ウ)に示すメモリ回路2の書
込ゲート信号Cが出力されるときにのみ、係数器25の
出力信号が選択されることにより、図4(エ)に示すよ
うな圧縮用補間係数βに変換される。
【0066】加算器19の加算値が256を超えると、
この加算器19から“H”のキャリービットが出力さ
れ、これがラッチ回路21でラッチされる。この結果、
ラッチ回路21から出力される“H”の信号は、ゲート
信号として、セレクタ26やANDゲート29,30に
供給される。
【0067】加算器19の加算値の符号ビットはラッチ
回路22でラッチされる。ANDゲート29には、この
ラッチ回路22から出力される符号ビットをインバータ
28で反転して得られる信号と、ラッチ回路21から出
力されるゲート信号とが供給され、ラッチ回路22から
出力される符号ビットが“L”のとき、即ち、圧縮処理
の場合、ラッチ回路21から出力されるゲート信号がメ
モリ回路2の書込ゲート信号C(図4(ウ))としてA
NDゲート29から出力される。
【0068】また、ANDゲート30には、ラッチ回路
22から出力される符号ビットとラッチ回路21から出
力されるゲート信号とが供給され、符号ビットが“H”
のとき、即ち、拡大処理の場合、ラッチ回路21から出
力されるゲート信号がメモリ回路2の読出ゲート信号と
してANDゲート30から出力される。
【0069】セレクタ27はラッチ回路22から出力さ
れる符号ビットに応じて動作し、映像を水平方向に拡大
処理する場合には、ラッチ回路20から出力される拡大
用補間係数β(図4(イ))を選択し、映像を水平方向
に圧縮処理する場合には、セレクタ26から出力される
圧縮用補間係数β(図4(エ))を選択して、夫々出力
端子35から図1に示す補間フィルタ3の係数器6に供
給する。
【0070】以上のようにして、入力端子18から負の
補間係数の初期値Xを入力することにより、ANDゲー
ト29から“H”の書込ゲート信号が出力されるととも
に、セレクタ27がセレクタ26から出力される圧縮用
補間係数βが出力されて、映像を水平方向に圧縮する処
理が行なわれ、入力端子18から正の補間係数の初期値
Xを入力することにより、ANDゲート30から“H”
の読出ゲート信号が出力されるとともに、セレクタ27
がセレクタ20から出力される拡大用補間係数βが出力
されて、映像を水平方向に拡大する処理が行なわれる。
【0071】図6は図1に示す実施例がスムーズワイド
処理を行なうことを可能とする場合の拡大圧縮制御回路
15の一具体例を示すブロック図であって、36は補間
係数の初期値Xの入力端子、37,38はセレクタ、3
9は加算器、40はラッチ回路、41はORゲート、4
2は書込ゲート信号の出力端子、43は読出ゲート信号
の出力端子であり、図3に対応する部分には同一符号を
付けて重複する説明を省略する。
【0072】図7は図6におけるセレクト信号S1,S
2,S3の具体例を示すタイミングチャートである。
【0073】図8は図6に示す具体例の動作を示すタイ
ミングチャートであって、(ア)は図6の入力端子36
から入力される補間係数の初期値Xを、(イ)は図6の
セレクタ38の出力信号を、(ウ)は図6のラッチ回路
40の出力信号を、(エ)は図6の出力端子35から出
力される補間係数βを、(オ)は図6の出力端子43か
ら出力される図1のメモリ回路2の読出ゲート信号を夫
々示しており、図6では、対応するものに同じ符号
(ア),(イ)……を付している。
【0074】この具体例では、補間係数の初期値Xとし
て、図8(ア)に示すように、128を入力するものと
しており、従って、表示画面の左側で映像の拡大率を2
倍(=128/64)としている。
【0075】図6において、出力端子42は図3に示し
た構成の書込制御回路16に接続され、出力端子43は
図3に示した構成の読出制御回路17に接続されてい
る。
【0076】セレクタ37は、セレクト信号S1に従っ
て制御され、+1と−1とのいずれか一方を選択して出
力する。セレクト信号S1は、図7に示すように、例え
ば、図7(a)に示すような表示画面の中央でH/Lの
切り替えがなされる制御信号であって、かかるセレクト
信号S1により、セレクタ37は、表示画面の左側で−
1を、表示画面の右側で+1を夫々選択する。
【0077】セレクタ38は、セレクト信号S2によっ
て制御され、入力端子36から入力される補間係数の初
期値Xとセレクタ37の出力信号(−1または+1)と
のいずれか一方を選択して出力する。セレクト信号S2
は、例えば、図7に示すように、スムーズワイド処理開
始部分でのみ極性が反転する(“L”となる)信号と
し、これにより、セレクタ38は、図8(イ)に示すよ
うに、最初の1クロック期間だけ入力端子36からの補
間係数の初期値X(値128)を選択する。セレクタ3
8の出力は加算器39でラッチ回路40の出力と加算さ
れ、この加算値がラッチ回路40でORゲート41から
のクロックのタイミングでラッチされる。
【0078】そこで、いま、セレクタ38で128の補
間係数の初期値Xが選択され、加算器39を介してラッ
チ回路40にラッチされ、次いで、セレクタ37,38
が−1を選択したとすると、ラッチ回路40からは、図
8(ウ)に示すように、まず、補間係数の初期値Xとし
て入力された128から始まり、127,126,……
と1クロック毎に1ずつ減算される値が出力される。
【0079】ORゲート41は、図7に示すセレクト信
号S3により、図7(a)に示す表示画面の中央部分で
ラッチ回路40へのクロックの供給を禁止する。このク
ロックの供給禁止期間では、ラッチ回路40にその期間
の直前の値が保持されて固定倍率となる。この表示画面
の左側でセレクト信号S3が“L”になり、再びラッチ
回路40にクロックが供給されると、このときには、セ
レクト信号S1が“L”となってセレクタ37が+1を
選択しているので、ラッチ回路40からは、保持されて
いた値から1クロック毎に値1ずつ加算された値が出力
される。
【0080】以上以外の構成は図3に示したものと同様
であり、図8(ウ)で示すラッチ回路40の出力信号が
加算器19に供給され、この場合、加算器19の加算値
は正でラッチ回路22の出力信号が“H”であるから、
セレクタ27はラッチ回路20からの拡大用補間係数β
を選択し、図3で説明したように、出力端子35から図
8(エ)に示すような拡大用補間係数βが出力される。
【0081】以上の動作により、表示画面の左側では、
ラッチ回路40の出力値が順次減少していくから、加算
器19から出力されるキャリービットの発生頻度が次第
に減少し、ANDゲート30から出力される読出ゲート
信号(図8(オ))の発生頻度が次第に減少して画素の
補間頻度が低下し、順次映像の拡大率が小さくなる。ま
た、表示画面の右側では、逆に、ラッチ回路40の出力
値が順次増加していくから、ANDゲート30から出力
される読出ゲート信号(図8(オ))の発生頻度が次第
に増加して画素の補間頻度が上昇し、順次映像の拡大率
が大きくなる。このようにして、スムーズワイドが得ら
れることになる。
【0082】同様のアルゴリズムに従って、ラッチ回路
40に供給されるクロックを2分周あるいは4分周する
ことにより、拡大率の変化を2画素単位あるいは4画素
単位で変えることができ、また、補間係数の初期値Xや
セレクト信号S3の時間幅を変えることにより、様々な
比率のスムーズワイド映像が得られる。
【0083】図9に図1に示す第1の実施例で各表示モ
ードを実現した場合の圧縮率と拡大率とを示す。
【0084】図9(a)は水平方向の圧縮モード(以
下、これをノーマルモードという)、同図(b)は4:
3の映像をワイド画面にそのまま表示するモード(以
下、フルモードという)、同図(c)はスムーズワイド
モードである。また、Zc,Zoは夫々、スムーズワイ
ドモードでの映像のセンタの固定倍率、表示画面の左側
での初期拡大倍率を示している。
【0085】図1に示した第1の実施例では、水平方向
に4/3倍に拡大されて表示される図9(b)に示すフ
ルモードで拡大率,圧縮率がともに1倍であり、拡大圧
縮処理の基準となる。図9(a)に示すノーマルモード
は、3/4倍に圧縮することによって実現し、図9
(c)に示すスムーズワイドモードは、映像の左右の拡
大率及び圧縮率をスムーズに切り変えることによって実
現する。
【0086】以上のように、この第1の実施例では、任
意の倍率の拡大圧縮処理を単一クロックを用いたディジ
タル信号処理によって実現することができる。
【0087】図10は本発明による映像信号拡大圧縮装
置の第2の実施例を示すブロック図であって、44は圧
縮用補間フィルタ、45はラッチ回路、46は減算器、
47は係数器、48は加算器、49は圧縮率制御回路で
あり、図1,図16に対応する部分には同一符号を付け
て重複する説明を省略する。
【0088】同図において、この実施例では、メモリ回
路2の入力側に圧縮用補間フィルタ44が設けられ、出
力側に拡大用補間フィルタ3が設けられている。
【0089】入力端子1から入力されたディジタル映像
信号は圧縮用補間フィルタ44に供給されて、圧縮率に
応じた補間係数による補間フィルタ処理が施され、滑ら
かな圧縮映像の信号となる。
【0090】圧縮用補間フィルタ44は、上記式(1)
をβより比較的小さな回路規模で生成できる圧縮用補間
係数αで展開した特性、即ち、 Y=αA+βB =αA+(1−α)B =(A−B)α+B ……(3) が得られるように、ラッチ回路45、減算器46、係数
器47及び加算器48で構成されている。
【0091】圧縮用補間フィルタ44の出力信号はメモ
リ回路2に一時記憶される。このとき、書込制御回路1
6により、圧縮率に応じたメモリ回路2の書込み禁止が
行なわれ、これにより、メモリ回路2で間引き処理が行
なわれる。また、読出制御回路17により、拡大率に応
じたメモリ回路2への読出クロックの供給禁止が行なわ
れ、これにより、この禁止期間、メモリ回路2から同じ
画素が繰り返し読み出されるようにする。
【0092】ここで、メモリ回路2の書込みと読出しと
は同一周波数のクロックで行なわれる。また、圧縮率制
御回路49と拡大率制御回路9は夫々、独立した圧縮処
理と拡大処理を行なうように制御動作する。
【0093】図11はかかる第2の実施例での映像を3
/4倍に圧縮する動作の概要を示す図であって、(ア)
は入力端子1からの入力映像信号を、(イ)は図10の
圧縮用補間フィルタ44から出力される補間信号を、
(ウ)はこの補間信号の生成式を、(エ)はメモリ回路
2の書込ゲート信号を夫々示している。また、a〜gは
入力映像信号の画素の重心位置を、Y1〜Y5は補間信
号の画素の重心位置を夫々示し、例えば、重心位置Y2
は重心位置b,cの補間演算により、重心位置Y3は重
心位置c,dの補間演算により夫々生成される。
【0094】映像を3/4倍に圧縮する場合には、入力
映像信号の4画素毎に1画素を間引く。この画素が間引
かれた映像信号で滑らかな映像が得られるように、圧縮
用補間フィルタ44が補間処理を行なう。
【0095】ここで、圧縮用補間フィルタ44が上記式
(3)に従って処理を行なう場合、入力された画素とこ
れより1つ前の画素とでかかる処理が行なわれるのであ
るが、この処理がなされて圧縮用補間フィルタ44から
得られた補間信号がメモリ回路2に供給され、この補間
信号で4画素毎に1画素が間引きされる。図11におい
ては、入力映像信号の重心位置d,eの画素によって得
られる補間信号の画素が間引かれていることを示してい
る。補間信号のこの画素はメモリ回路2に供給されるの
であるが、この画素のタイミングで、メモリ回路2で
は、図11(5)に示す書込ゲート信号Cにより、書込
クロックの供給が禁止され、この画素の書込みが行なわ
れない。
【0096】また、この場合の補間係数αは、通常、図
11(ウ)に示すように、1/3ステップで変化する
が、メモリ回路2での書込みを禁止する部分でこの補間
係数αの変化も禁止する必要がある。さもないと、各補
正係数αのタイミングがずれてしまうからである。
【0097】図12は図10における圧縮率制御回路4
9の一具体例を示すブロック図であって、50は圧縮用
補間係数の初期値Xの入力端子、51は加算器、52,
53はラッチ回路、54はインバータ、55はANDゲ
ート、56はORゲート、57は書込ゲート信号の出力
端子、58は圧縮用補間係数の出力端子である。
【0098】図13はこの具体例の動作を示すタイミン
グチャートであって、(ア)は図12の入力端子50か
ら入力される圧縮用補間係数の初期値Xを、(イ)は図
12の加算器51へのフィードバック信号を、(ウ)は
図12の出力端子57から出力されるメモリ2(図1
0)の書込ゲート信号を、(エ)は図12のラッチ回路
52に供給されるクロックを、(オ)は図12の出力端
子58から出力される圧縮用補間係数αを夫々示してい
る。
【0099】図11(ウ)に示す圧縮用補間係数αは、
これを8ビット(X/256の分子)で近似して表わす
と、0,86,172,2,……と86ステップで周期
的に変化する。この場合、図12において、入力端子5
0から圧縮用補間係数αの初期値Xとして86の値を入
力すると、ANDゲート55がオンしていれば、加算器
51でこの初期値Xとラッチ回路52の出力信号(図1
3(イ)に示すフィードバック信号)とが加算されてラ
ッチ回路52に供給されるから、図13(オ)に示すよ
うに、ラッチ回路52からは86,172,2と86ス
テップで変化する周期的な出力信号が得られる。
【0100】図11で説明したように、メモリ回路2の
書込み禁止部分で補間係数αの変化も止める必要があ
り、このために、ラッチ回路53から出力される書込ゲ
ート信号(図13(ウ))をインバータ54で反転して
ANDゲート55を制御するようにし、また、図13
(エ)に示すように、ORゲート56により、この書込
ゲート信号でラツチ回路52へのクロックの供給を停止
させている。
【0101】即ち、加算器51の加算値が256を超え
ると、キャリービットが“H”となり、これがラッチ回
路53でラッチされて図13(ウ)に示す書込ゲート信
号が得られる。この書込ゲート信号をインバータ54で
反転し、ANDゲート55に供給することにより、加算
器51へのフィードバック信号は、図13(イ)に示す
ように、書込み禁止時に0となる。また、これと同時
に、ORゲート56は“H”の書込ゲート信号によって
オフとなる。これにより、図13(エ)に示すように、
書込み禁止時にラッチ回路52へのクロックの供給が禁
止されて、ラッチ回路52でそのクロックの供給禁止直
前の補間係数α(=172)が保持される。
【0102】図14は図10に示す第2の実施例でのス
ムーズワイド処理を行なう場合の拡大率制御回路9の一
具体例を示すブロック図であって、図18に示した拡大
率制御回路9と同じ構成部分9’の入力側に図6でのセ
レクタ37,38、加算器39、ラッチ回路40及びO
Rゲート41からなる部分を設けた構成をなすものであ
り、図18,図6に対応する部分には同一符号を付けて
いる。なお、59は拡大用補間係数βの出力端子であ
る。
【0103】同図において、補間係数の初期値Xをスム
ーズワイド用に変換する方法は、図6に示した具体例と
同様であり、図6と同符号のものは同様の動作を行な
う。加算器9Aとラッチ回路9Bとで拡大用補間係数が
生成され、出力端子59を介して図10での係数器6に
供給される。また、加算器9Aとラッチ回路9Cとで読
出制御回路17とで読出ゲート信号が生成され、出力端
子12を介して読出制御回路17に供給される。
【0104】図15は図10に示した第2の実施例での
各表示モードの圧縮率と拡大率を示す図であって、
(a)はノーマルモード、(b)はフルモード、(c)
はスムーズワイドモードである。また、Zoはスムーズ
ワイドモード時の表示画面の左側の初期拡大率である。
【0105】この第2の実施例では、圧縮処理と拡大処
理を独立に制御することができるため、スムーズワイド
処理を実現する場合、圧縮率は映像を正しい比率で表示
する固定倍率とし、拡大率の制御のみで実現できて制御
が容易となる。
【0106】圧縮率は映像を正しい比率で表示する固定
倍率とすることで、拡大率は図15(a)のノーマルモ
ードが1倍となって基準となるため、実際の映像の比率
と拡大率が一致する制御が実現できる。図15(b)の
フルモードは4/3倍に拡大することで実現し、図15
(c)のスムーズワイドモードは表示画面の左右で拡大
率をスムーズに変化させることで実現する。
【0107】以上、図10に示した第2の実施例におい
ても、単一クロックのディジタル信号処理により、任意
の倍率の拡大圧縮処理を実現でき、さらに、圧縮処理と
拡大処理とを互いに独立に制御できるため、圧縮率は映
像を正しい比率で表示する固定倍率とすることにより、
実際の映像の比率に対応した拡大率の制御のみで各表示
モードを実現できる。
【0108】以上のように、各実施例では、入力映像信
号をそのアスペクト比より横長のアスペクト比をもつデ
ィスプレイに正しい比率で表示するための圧縮率を含む
任意の倍率の拡大圧縮処理を、単一クロックのディジタ
ル信号処理により実現でき、従来2つ必要だったクロッ
ク生成回路を1つにすることができる。また、ディジタ
ル信号処理による水平方向の圧縮により、表示画面の左
右の余白部に所定のレベルの信号が挿入できるため、表
示画面の劣化に差が生じるという問題を大幅に軽減する
ことができる。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来のアスペクト比4:3の映像をワイド画面に正しい
アスペクト比で表示するための圧縮率を含む、任意の倍
率の拡大圧縮処理を、単一クロックのディジタル信号処
理で実現できる。
【0110】また、これにより、従来では、2つ必要と
していたクロック生成回路を1つにすることができ、さ
らに、ディジタル信号処理による水平圧縮を行なうこと
により、左右の余白部分に所定のレベルの信号を挿入す
ることができるため、映像部分と左右の余白部分とで表
示画面の劣化に差が生じる問題を大幅に軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による映像信号拡大圧縮装置の第1の実
施例を示すブロック図である。
【図2】図1に示した第1の実施例の映像を3/4倍に
圧縮する場合の動作を示す図である。
【図3】図1における拡大圧縮率制御回路,書込制御回
路及び読出制御回路の一具体例を示すブロック図であ
る。
【図4】図3に示す拡大圧縮率制御回路の動作を示すタ
イミングチャ−トである。
【図5】補間係数の初期値と拡大率の関係を示す図であ
る。
【図6】図1に示した第1の実施例がスム−ズワイド処
理を行なう場合の図1における拡大圧縮率制御回路の一
具体例を示すブロック図である。
【図7】図6での各セレクト制御信号の一具体例を示す
タイミングチャートである。
【図8】図6に示した具体例の動作を示すタイミングチ
ャ−トである。
【図9】図1に示した第1の実施例での各表示モ−ドを
実現した場合の拡大率と圧縮率を示す図である。
【図10】本発明による映像信号拡大圧縮装置の第2の
実施例を示すブロック図である。
【図11】図10に示す第2の実施例での映像を3/4
倍に圧縮する場合の動作を示す図である。
【図12】図10における拡大圧縮率制御回路の一具体
例を示すブロック図である。
【図13】図12に示す具体例の動作を示すタイミング
チャ−トである。
【図14】図10に示した第2の実施例でのスム−ズワ
イド処理を行なう場合の図10における拡大圧縮率制御
回路の一具体例を示すブロック図である。
【図15】図10に示した第2の実施例での各表示モ−
ドを実現した場合の拡大率と圧縮率を示す図である。
【図16】クロック変換による水平圧縮と補間処理によ
る水平拡大を実現する従来の映像信号拡大圧縮装置の一
例を示すブロック図である。
【図17】図16に示す従来例の映像を4/3倍に拡大
する場合の動作を示す図である。
【図18】図16における拡大率制御回路と係数器の一
例を示すブロック図である。
【図19】図18に示した拡大率制御回路の動作を示す
タイミングチャ−トである。
【図20】アスペクト比4:3の映像を16:9のワイ
ド画面に表示した場合の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 ディジタル映像信号の入力端子 2 メモリ回路 3 補間フィルタ 4 ラッチ回路 5 減算器 6 係数器 7 加算器 8 映像信号の出力端子 15 拡大率制御回路 16 書込制御回路 17 読出制御回路 18 補間係数の初期値の入力端子 19 加算器 20〜22 ラッチ回路 23 インバ−タ 34 加算器 25 係数器 26,27 セレクタ 28 インバ−タ 29,30 ANDゲ−ト 31,32 ORゲ−ト 33 書込クロックの出力端子 34 読出クロックの出力端子 35 補間係数の出力端子 36 補間係数の初期値の入力端子 37,38 セレクタ 39 加算器 40 ラッチ回路 41 ORゲ−ト 42 書込ゲ−ト信号の出力端子 43 読出ゲ−ト信号の出力端子 44 圧縮用補間フィルタ 45 ラッチ回路 46 減算器 47 係数器 48 加算器 49 圧縮率制御回路 50 圧縮用補間係数の初期値の入力端子 51 加算器 52,53 ラッチ回路 54 インバ−タ 55 ANDゲ−ト 56 ORゲ−ト 57 書込ゲ−ト信号の出力端子 58 圧縮用補間係数の出力端子 59 拡大用補間係数の出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高田 春樹 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所情報映像事業部内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号を入力して拡大または圧縮表示
    する映像信号拡大圧縮装置において、 該映像信号を一時記憶するメモリ手段と、 圧縮率に応じて該メモリ手段を制御し、該映像信号の画
    素を間引く画素間引き手段と、 拡大率に応じて該メモリ手段を制御し、該映像信号の画
    素を補充する画素補充手段と、 該メモリ手段の出力信号に拡大圧縮率に応じた補間係数
    によるフィルタリング処理を施し、滑らかな拡大または
    圧縮映像とする補間フィルタ手段と、 圧縮時には、圧縮率に応じて該画素間引き手段と該補間
    フィルタ手段の補間係数を制御し、拡大時には、拡大率
    に応じて該画素補充手段と該補間フィルタ手段の補間係
    数を制御する拡大圧縮率制御手段とを有し、 任意の倍率の拡大圧縮処理を単一クロックの信号処理に
    より行なうことを特徴とする映像信号拡大圧縮装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記拡大圧縮率制御手段は、前記画素間引き手段と前記
    画素補充手段と前記補間フィルタ手段の補間係数に対
    し、画素毎に拡大圧縮率の異なる制御をすることによ
    り、前記入力映像信号の各部分で拡大圧縮率の異なる映
    像を得ることを特徴とする映像信号拡大圧縮装置。
  3. 【請求項3】 映像信号を入力して拡大または圧縮表示
    する映像信号拡大圧縮装置において、 該入力映像信号に圧縮率に応じた補間係数によるフィル
    タリング処理を施し、滑らかな圧縮映像とする圧縮用補
    間フィルタ手段と、 該圧縮用補間フィルタ手段の出力信号を一時記憶するメ
    モリ手段と、 圧縮率に応じて該メモリ手段を制御し、該圧縮用補間フ
    ィルタ手段の出力信号の画素を間引く画素間引き手段
    と、 拡大率に応じて該メモリ手段を制御し、該圧縮用補間フ
    ィルタ手段の出力信号の画素を補充する画素補充手段
    と、 該メモリ手段の出力信号に拡大率に応じた補間係数によ
    るフィルタリング処理を施し、滑らかな拡大映像とする
    拡大用補間フィルタ手段と、 圧縮率に応じて該画素間引き手段と該圧縮用補間フィル
    タ手段の補間係数を制御する圧縮率制御手段と、 拡大率に応じて該画素補充手段と該拡大用補間フィルタ
    手段の補間係数を制御する拡大率制御手段とを有し任意
    の倍率の拡大圧縮処理を単一クロックの信号処理により
    行なうことを特徴とする映像信号拡大圧縮装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記圧縮率制御手段は、前記画素間引き手段と前記圧縮
    用補間フィルタ手段の補間係数に対し、また、前記拡大
    率制御手段は、前記画素補充手段と前記拡大用補間フィ
    ルタ手段の補間係数に対し、夫々画素毎に拡大圧縮率の
    異なる制御をすることにより、前記入力映像信号の各部
    分で拡大圧縮率の異なる映像信号を得ることを特徴とす
    る映像信号拡大圧縮装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 前記圧縮率制御手段は、前記画素間引き手段と前記圧縮
    用補間フィルタ手段の補間係数を、また、前記拡大率制
    御手段は、前記画素補充手段と前記拡大用補間フィルタ
    手段の補間係数を、夫々独立に制御することにより、圧
    縮処理と拡大処理を独立に行なうことを特徴とする映像
    信号拡大圧縮装置。
  6. 【請求項6】 請求項3において、 前記圧縮率制御手段は、前記入力映像信号をこの入力映
    像信号より横長のアスペクト比をもつディスプレイに正
    しいアスペクト比で表示されるような固定の圧縮率で前
    記画素間引き手段と前記圧縮用補間フィルタ手段の補間
    係数を制御し、前記拡大率制御手段による前記画素補充
    手段と前記拡大用補間フィルタ手段の補間係数の制御に
    より、所望の倍率の拡大圧縮映像を得ることを特徴とす
    る映像信号拡大圧縮装置。
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