JPH0564161A - ワイド画面テレビジヨン受像機 - Google Patents
ワイド画面テレビジヨン受像機Info
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- JPH0564161A JPH0564161A JP3244185A JP24418591A JPH0564161A JP H0564161 A JPH0564161 A JP H0564161A JP 3244185 A JP3244185 A JP 3244185A JP 24418591 A JP24418591 A JP 24418591A JP H0564161 A JPH0564161 A JP H0564161A
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- circuit
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Abstract
率で画像の任意部分をワイド画面に拡大表示でき、且つ
高画質な拡大画像を得る。 【構成】 補間倍速処理回路102は、入力端子101
から入力した映像信号に、Y/C分離、走査線補間など
の一連の処理を施す。アスペクト比変換回路103は、
補間倍速処理回路102からの映像信号を、メモリを用
いて水平方向に圧縮する。拡大処理回路104は、水平
圧縮された映像信号に拡大処理を施して、モ−ド設定回
路105により指定された任意部分を水平、垂直方向に
任意の拡大倍率で拡大する。ワイド画面ディスプレイ1
06は、拡大処理された映像信号により、ワイド画面に
縦横の歪のない拡大画像を表示する。
Description
イを有し、画像の任意部分を水平、垂直方向に任意の拡
大倍率で拡大して表示することが可能なワイド画面テレ
ビジョン受像機に関するものである。
もない、表示画像の高画質化が必須のものとなり、種々
の高品位テレビジョン方式が提案され、実用化されつつ
ある。高品位テレビジョン方式には、現行テレビジョン
方式(NTSC)と走査線数、フィ−ルド周波数は等し
いが、臨場感を高めるためアスペクト比をワイド化(1
6:9)した第二世代EDTV(Extended definition
TV)や、現行テレビジョン方式と走査線数、フィ−ルド
周波数が異なり、アスペクト比もワイド化(16:9)
したHDTV(High definition TV)などがある。
されるが、それと同時に当分の間はアスペクト比の異な
る、HDTV方式と現行テレビジョン方式が共存してい
くことも予想される。従って、テレビジョン受像機もア
スペクト比16:9のワイド画面ディスプレイが用いら
れることになる。
信号をアスペクト比16:9のワイド画面ディスプレイ
に表示することが必要となるが、その表示方法が、例え
ば、特開平1−194783号公報などに示されてい
る。
ようなアスペクト比4:3の映像信号を受信した場合に
は、そのままアスペクト比16:9のワイド画面に表示
すると、図16(a2)に示すような水平方向に間延び
した画像となる。そのため、図16(a3)に示すよう
に、メモリを用いて映像信号を水平方向に圧縮し左右に
枠を挿入して表示するか、または、図16(a4)に示
すように、画像の上下をカットしてアスペクト比16:
9のワイド画面全体に拡大表示する。
示すような上下にブランクが挿入された横長の映像信号
を受信した場合には、水平圧縮して表示すると、図16
(b2)に示すように、アスペクト比16:9のワイド
画面の中央に小さく表示され、画面の使用効率が悪く臨
場感も損なわれるため、前記拡大表示により、図16
(b3)に示すように横長の画像部分をアスペクト比1
6:9のワイド画面全体に拡大表示する。
えたテレビジョン受像機では、ワイドなアスペクト比
(16:9)の映像信号だけでなく、非ワイドなアスペ
クト比(4:3)の映像信号をも受信して、ワイド画面
ディスプレイに適合させるためのアスペクト比変換を行
うことにより、アスペクト比の異なる映像信号を歪なく
表示する。
の上下にブランクが挿入された横長の映像信号の場合に
は、前記拡大方法により、その画像部分をワイド画面全
体に拡大表示するなど、ワイド画面ディスプレイを有効
に利用して臨場感のある表示画像を得るための種々の工
夫がなされている。
な画像サイズを持つ映画ソフトが供給されており、図1
6(b3)に示す表示モ−ドだけでは十分に対応できな
い。
(a)はブランク部分に字幕がある映像信号を入力し、
前記拡大方法で拡大した場合に、ワイド画面から字幕部
分が欠けてしまう例であり、また、(b)は上下のブラ
ンク領域の大きい映像信号を入力し、前記拡大方法で拡
大した場合に、ワイド画面の上下にブランク部分が残っ
てしまう例である。
号公報に示されているように、設定拡大倍率数の増加
や、拡大位置可変などがあげられる。しかし、設定拡大
倍率数に応じた数の拡大回路を必要としているため、設
定拡大倍率数の増加に伴い回路規模も大きくなり、より
高価となってしまう。また、拡大倍率が(N+1)/N
倍しか指定できないという問題もある。
で、映画ソフトなどの様々な画像サイズに対応した拡大
を含め、指定された任意の拡大倍率で画像の任意部分を
ワイド画面に拡大表示でき、且つ高画質な拡大画像が得
られるワイド画面テレビジョン受像機を提供することに
ある。
映像信号に対して少なくとも走査線補間を行いノンイン
タレース化して出力する補間処理手段と、アスペクト比
をワイド画面ディスプレイに適合させるためのアスペク
ト比変換手段と、隣合う上下2つの画素をそれぞれN/
[2n],1−N/[2n](但し、[2n]は2のn
乗を表わし、nは3〜8の自然数、Nは0≦N≦[2
n]である。)なる係数にて係数倍して合成して補間画
素を作成し垂直方向に拡大する垂直拡大手段と、上記垂
直拡大手段の出力信号を入力し、隣合う左右2つの画素
をそれぞれ前記N/[2n],1−N/[2n]なる係
数にて係数倍して合成して補間画素を作成し水平方向に
拡大する水平拡大手段と、画像の拡大すべき位置を指定
すると共に、N/[2n],1−N/[2n]なる係数
では作成できない補間画素を必要とする倍率及び(N+
1)/N倍以外の倍率を含む種々の設定倍率の中から、
任意の拡大倍率を選択して設定するモ−ド設定手段と、
ワイド画面ディスプレイと、を有するテレビジョン受像
機により達成できる。
ペクト比を持つ映像信号をワイド画面ディスプレイに歪
なく表示するため、メモリを用いて映像信号を水平方向
に圧縮する。前記垂直拡大手段は、隣合う上下の2つの
画素をそれぞれN/[2n],1−N/[2n]なる係
数にて係数倍して合成し、新たな垂直画素を作成する。
前記水平拡大手段は、隣合う左右2つの画素をそれぞれ
N/[2n],1−N/[2n]なる係数にて係数倍し
て合成し、新たな水平画素を作成する。このとき、指定
された任意の拡大倍率に対し、補間されるべき画素がN
/[2n],1−N/[2n]で表現できない位置にな
る場合でも、N/[2n],1−N/[2n]で近似し
て補間を行う。画像の垂直、水平相関が強いことから、
前述のように係数を近似して拡大しても高画質な拡大画
像が得られる。
1において、101はディジタル化された映像信号の入
力端子、102は入力信号に応じた信号処理を行い倍速
化された映像信号を出力する補間倍速処理回路、103
は入力された映像信号のアスペクト比を後述のワイド画
面ディスプレイに適合させるためのアスペクト比変換回
路、104は映像信号による表示画像の任意部分を任意
倍率で拡大する拡大処理回路、105は前記アスペクト
比変換回路103の変換方法の指定や前記拡大処理回路
104の拡大倍率及び拡大位置などの指定を行うモ−ド
設定回路、106はワイド画面ディスプレイである。
アスペクト比を持つNTSC信号を入力した場合の概略
動作について説明する。本実施例では、まず、入力端子
101から入力したディジタル化された映像信号を、補
間倍速処理回路102に入力し、Y/C分離、走査線補
間などの一連の処理を施して、輝度信号、色差信号など
の映像信号を出力する。なお、補間倍速処理回路102
は、入力端子101に入力した映像信号がインタレ−ス
走査方式の信号のため、動き適応型の回路を備えた方
が、動きのある無しにかかわらず拡大時の画質劣化を軽
減することができる。
された映像信号を、アスペクト比変換回路103に入力
し、ワイド画面ディスプレイ106に適応させるため、
メモリを用いて水平方向に圧縮する。これは、アスペク
ト比変換回路103内部のメモリの読み出しクロックの
周波数を書き込みクロックの周波数の約4/3倍とすれ
ばよい。なお、補間処理後の映像信号は、NTSC信号
の水平走査周波数15.75kHzを31.5kHzの
倍速に変換してアスペクト比変換回路103に入力する
と説明したが、実走査線信号と補間走査線信号の2系統
の信号をアスペクト比変換回路103に入力してもよ
い。この場合、アスペクト比変換回路103は2系統で
合成となるが、使用周波数が小さくなるため回路の消費
電力は小さくなるという利点がある。
水平圧縮された映像信号を、拡大処理回路104に供給
し、モ−ド設定回路105により指定された任意部分を
水平、垂直方向に任意倍率で拡大する。
圧縮された映像信号による画像を示し、図2(b)、
(c)、(d)はそれぞれモ−ド設定回路105で指定
された部分を指定された倍率で拡大した画像を示す。
直拡大の場合にはフィ−ルドメモリにおける映像信号の
書き込み位置及び読み出し位置、水平拡大の場合にはラ
インメモリにおけるの映像信号の書き込み位置及び読み
出し位置を変えることにより実現できる。メモリの書き
込み位置及び読み出し位置を変える具体的な手段は、既
に特開昭64−46377号公報などで公知であり明ら
かであるため、ここでは拡大の具体的な回路と制御方法
について述べる。
ドを実現するために、本実施例では、拡大処理回路10
4等で、水平方向に圧縮された状態から水平、垂直両方
向に4/3倍の拡大を行う。垂直方向には、例えばフィ
−ルドメモリとラインメモリを用いることによって実現
可能となり、水平方向には、例えばラインメモリと1画
素を記憶する画素メモリを用いることによって実現可能
となる。
路103と拡大処理回路104の一具体例を示す。これ
ら回路によって、4/3倍を含め画像の任意部分を任意
の拡大倍率で拡大するものである。
102からの映像信号が入力する映像入力端子、202
はフィールドメモリ、203、204はラインメモリ、
205、206は垂直用係数器、207は加算器、20
8は画素メモリ、209、210は水平用係数器、21
1は加算器、212はワイド画面ディスプレイ106へ
の出力端子である。また、213は前記モード設定回路
105からの指示を受け、フィールドメモリ、垂直用係
数器を制御する垂直拡大制御回路、214は前記モ−ド
設定回路105からの指示を受け、ラインメモリ、画素
メモリ、及び水平用係数器を制御する水平拡大制御回路
である。
する。図4は垂直に4/3倍に拡大する場合の走査線構
造の一例を示している。図4において、A〜F、Zは走
査線、(a)は入力端子201から前記フィ−ルドメモ
リ202に入力される映像信号、(b)は前記ラインメ
モリ203から読み出された出力信号、(c)は前記ラ
インメモリ204から読みだされた出力信号、(d)は
加算器207の出力信号である。
信号(a)は、本例4/3倍の場合には、3ライン読み
だした後1ライン読みだし動作を停止し、さらにライン
メモリ203でアスペクト比変換などが行われた後、
(b)のような形で出力される。ラインメモリ203か
ら出力された映像信号と、ラインメモリ204によって
更に1ライン遅延した映像信号(c)とに、(d)に示
すように指定された拡大倍率によって決まる係数α、β
を掛けて加算することにより、もとの3本の走査線から
新しい4本の走査線を得ている。
を画素に置き換えて考えるとよい。すなわち、A〜F、
Zは画素、(a)はラインメモリ203の入力、(b)
は加算器207の出力、(c)は画素メモリ208の出
力、(d)は加算器211の出力である。
/3倍の場合には、3画素読み出した後1画素読みだし
を停止し、加算器207から出力された映像信号と画素
メモリ208により1画素遅延した映像信号とに、指定
された拡大倍率によって決まる係数を掛けて加算するこ
とにより、もとの3画素から新しい4画素が得られる。
図5において、501は映像信号の入力端子で、垂直拡
大の場合にはラインメモリ203または204の出力信
号、水平拡大の場合には、加算器207または画素メモ
リ208の出力信号が入力される。拡大倍率4/3倍の
場合には501に入力された映像信号と、その映像信号
を1/2倍、1/4倍したものとを垂直拡大制御回路2
13からの制御信号に従い加算することにより、ある係
数倍された信号が得られ、出力端子502から出力され
る。
数1に示す式の変形より、図6のような回路構成にして
も同一の機能を有する。図6において、301は引き算
回路であり、その他の回路ブロックで図3と同じ符号の
ものは同一の働きをする。図6に示す回路構成の方が図
3の回路構成の対し回路規模が小さく実現できるという
利点がある。
する場合の拡大処理前の走査線と拡大処理後の走査線、
すなわち補間走査線の重心の位置を示す。この図におい
て、(a)は拡大前の走査線、(b)は補間走査線の重
心の位置、(c)は補間走査線の作成式である。
下の走査線により、拡大処理前の映像に対して(b)の
ような位置に重心を持つ補間走査線を作成し、その補間
走査線をもとの走査線の位置に配置していくことにより
拡大を実現している。
率が4/3倍の場合には1/4、3/4、1/2などN
/[2n](但し、[2n]は2のn乗を表わし、Nは
0≦N≦[2n]である。)で表され、[2n]が走査
線間の分割数、つまり、拡大処理前の2ラインによりこ
の2ラインの間に作成可能な重心の異なる補間走査線の
数を示す。本例4/3倍の場合は[2n]=4であり、
従って、拡大前の2ラインにより、この2ラインの間に
重心の異なる4種類の補間走査線を作成できる。ここ
で、拡大倍率をより細かく指定するためには、走査線間
の分割数つまり[2n]をより大きくとればよい。
例として、[2n]=256の場合について説明する。
図8に示すように走査線間の分割数[2n]を256に
とると、拡大処理前の2ラインによる演算処理により、
この2ラインの間に256通りの重心の異なる補間走査
線Y1〜Y256を作成できる。
拡大に用いられる係数がN/256で表せない場合があ
る。例えば、[2n]が256より大きい数でしか表さ
れないような係数あるいはN/[2n]で表すことがで
きない係数などである。このように、さらに細かく拡大
倍率が指定される場合には、[2n]をさらにより大き
くとるようにすればよいが、それに伴い回路規模も大き
くなり、より高価になってしまう。
率を指定することができる例について図9を用いて説明
する。この図のYに示す位置(すなわち、N/256で
表される係数による演算では作成できない位置)に重心
を持つような補間走査線が必要な場合には、この重心の
位置と、これを挟むN/256の係数で作成できる補間
走査線の重心の位置と、の差をとり、その差の小さい方
を選択する。例えば、図9においては上側の位置を選択
する。
上側または下側の補間位置にある補間走査線を選択する
ようにしてもよい。以上述べたような係数近似法を用い
ることにより、走査線分割数[2n]の大きさで決まる
ある有限な回路であらゆる拡大倍率も設定できるように
なる。
制御回路213の一具体例を図10に示す。この図にお
いて、1201はモ−ド設定回路105で設定された拡
大倍率に対応した係数を発生する係数発生回路、120
2は係数発生回路1201で発生した本来の係数をN/
[2n]の係数に変換する係数変換回路である。また、
これらの2つの回路を含む垂直拡大制御回路213は、
この他にアスペクト比変換回路103の制御部分も含む
が同図では省略している。
5により任意の拡大倍率が指定されると、前記垂直拡大
制御回路213により、指定された拡大倍率を実現する
ために、必要な補間走査線がN/[2n]で表される係
数で表すことができない場合には、その係数を補間走査
線が本来の重心の位置に最も近くなるようなN/[2
n]で近似することにより補間を行う。
える。NTSC信号における垂直走査線数は262本/
フィ−ルドであるため、n=8([2n]=256)で
あれば原理的には256倍の拡大まで実現するのに十分
な値となる。しかし、256倍は2本の走査線に相当す
る画像を画面いっぱいに拡大することを意味し、実際の
拡大倍率としては、そこまで大きなものは必要なく、せ
いぜい2〜3倍までの任意拡大倍率を実現すればよいこ
とが予想される。この程度の拡大倍率では、画像の垂直
相関、水平相関が強いため、n=3([2n]=8)と
しても画質劣化がほとんどないことを実験的に確認し
た。
できない例として、3/2倍に拡大する場合の係数を前
述のN/8(n=3)で近似する場合を図11に示す。
図11において、(a)は図7同様拡大前の走査線であ
り、(b)は補間走査線の本来の重心の位置である。係
数をN/8で表すことにより拡大前の走査線A、Bによ
り1〜8の位置に重心を持つ補間走査線を作成でき、
B、Cにより9〜16の位置に重心を持つ補間走査線を
作成できる。この図において、Y2は拡大処理前の走査
線A、Bにより作成可能な補間走査線の重心の位置5と
6の間に重心を持つため、Y2から5、6までの差をと
り、その差の小さい5を選択する。Y3の場合も同様の
方法により11を選択する。同様の方法で7/6倍に拡
大した場合について図12に示す。
場合、すなわち、補間走査線の重心の位置がもとの2本
の走査線の間に少なくとも2つ以上ある場合、ここでは
7/5倍を例にとり、図13を用いて説明する。この図
に示すように拡大前の走査線C、DによりY4、Y5の
位置に重心を持つ2本の補間走査線を作成することにな
る。
走査線構造の一例を示す。図14において、(a)はフ
ィ−ルドメモリ202の入力、(b)はラインメモリ2
03の出力である。また、(c)、(d)はラインメモ
リ204の出力であるが、(c)はラインメモリ203
の映像信号の読み出しを止めたときに同時にラインメモ
リ204の読み出しを止めた場合であり、(d)はライ
ンメモリ203の出力をラインメモリ204により単純
に1ライン遅延したものである。
1)/N倍の場合には、ラインメモリ204は(d)に
示すように1ライン遅延するだけでよいが、7/5倍の
ように、もとの走査線の間に2本の補間走査線が入る場
合には、ラインメモリ204により単純に1ライン遅延
しただけでは実現できない。そのため、水平拡大制御回
路214は、ラインメモリ203、204共に、メモリ
への書き込みを止めると同時に記憶している内容を読み
だすように制御する。
3本以上作成される場合も、上述の繰返し読みだしの回
数を増加させることで対応できる。水平方向の拡大も同
様で、画素メモリは記憶された画素を保持する機能を有
することになる。以上垂直方向の拡大で説明してきた
が、水平方向の拡大も同様に、垂直拡大の場合の走査線
を画素と考えるだけでよい。
は図15のような回路構成にしてもよい。図15におい
て、1701は前記加算器207から出力された映像信
号が入力する映像入力端子、1702は映像信号をそれ
ぞれ一画素遅延する遅延回路、A〜Dは画素で、映像の
入力端子1701に入力された映像信号の画素Dに対し
てC〜Aはそれぞれ1〜3画素遅延している。また、1
703、1704はハイパスフィルタ(HPF)、17
05、1706は係数器、209、210は前記水平用
係数器、211は前記加算器である。Yは加算器211
の出力、すなわち垂直補間及び水平補間され拡大された
画像の走査線の出力であり、数2で表される。
高域周波数成分の低下を防ぐという利点がある。つま
り、HPF1703、係数器1705、加算器1707
により画素Cの高域補正を行い、HPF1704、係数
器1706、加算器1708により画素Bの高域補正を
行っている。この高域補正された画素C、Bが、係数器
209、210によりN/[2n]、1−N/[2n]
なる係数倍された後、加算器211により合成しても、
高域周波数成分の劣化の少ない補間画素が実現でき、性
能の向上が図れる。
の場合も同様でA〜Dを走査線、遅延回路1702はそ
れぞれ入力された映像信号を1ライン遅延すると考えれ
ばよい。
に、N/[2n]、1−N/[2n]の係数の合成に種
々の構成が考えられ、変形も可能であるが、これらの係
数を近似して合成する回路を有するものはすべて、本発
明に含まれるものである。
処理回路104から出力され、ワイド画面ディスプレイ
106に供給され、ワイドな画面に縦横の歪のない画像
として、入力された映像信号による画像の全体または一
部分が表示される。
の係数近似拡大を用いることによって、[2n](n=
3〜8)で決まるある有限な回路であらゆる拡大倍率も
実現でき、指定された画像の任意部分をワイド画面全体
に高画質な拡大画像として表示することができる。
近似することにより[2n]の大きさで決まるある有限
な回路規模で、N/[2n]で作成することのできない
補間走査線を必要とする拡大倍率、また(N+1)/N
倍以外の拡大倍率も含めたあらゆる拡大倍率を実現で
き、入力された映像信号による画像の任意部分を任意の
拡大倍率でワイド画面に高画質な拡大画像として表示で
きる。
拡大して表示した様子を示す説明図である。
回路の一具体例を示すブロック図である。
示す説明図である。
ある。
ブロック図である。
位置を示す説明図である。
の重心の位置を示す説明図である。
置に補間走査線の重心の位置がある場合の例を示す説明
図である。
路部分の一具体例を示すブロック図である。
似した場合の補間走査線の重心の位置を示す説明図であ
る。
似した場合の補間走査線の重心の位置を示す説明図であ
る。
似した場合の補間走査線の重心の位置を示す説明図であ
る。
を示す説明図である。
を示すブロック図である。
て表示した様子を示す説明図である。
倍に拡大して表示した様子を示す説明図である。
路、103…アスペクト比変換回路、104…拡大処理
回路、105…モ−ド設定回路、106…ワイド画面デ
ィスプレイ、201…映像信号の入力端子、202…フ
ィ−ルドメモリ、203、204…ラインメモリ、20
5、206…垂直用係数器、207…加算器、208…
画素メモリ、209、210…水平用係数器、211…
加算器、212…映像信号の出力端子、213…垂直拡
大制御回路、214…水平拡大制御回路、301…引き
算回路、501…映像信号の入力端子、502…映像信
号の出力端子、1201…係数発生回路、1202…N
/[2n]係数変換回路、1701…映像信号の入力端
子、1702…遅延回路、1703、1704…HP
F、1705、1706…係数器、1707、1708
…加算器。
Claims (2)
- 【請求項1】 第1のアスペクト比を持つ映像信号を入
力し、該映像信号による画像を前記第1のアスペクト比
よりも大きな第2のアスペクト比を持つワイド画面に表
示するワイド画面テレビジョン受像機において、 前記映像信号を入力し、該映像信号のアスペクト比を前
記第1のアスペクト比から前記第2のアスペクト比に変
換して出力するアスペクト比変換回路と、該アスペクト
比変換回路から出力された映像信号を入力し、該映像信
号による画像を前記ワイド画面の垂直方向に縮小または
拡大すべく、前記画像における隣合う上下2つの画素を
それぞれN/[2n],1−N/[2n](但し、[2
n]は2のn乗を表わし、nは3〜8の自然数、Nは0
≦N≦[2n]である。)なる係数にて係数倍して合成
することにより、補間画素を作成して出力する垂直拡大
回路と、該垂直拡大回路から出力された映像信号を入力
し、該映像信号による画像を前記ワイド画面の水平方向
に縮小または拡大すべく、前記画像における隣合う左右
2つの画素をそれぞれN/[2n],1−N/[2n]
なる係数にて係数倍して合成することにより、補間画素
を作成して出力する水平拡大回路と、前記映像信号によ
る画像の縮小または拡大すべき部分を指定すると共に、
N/[2n],1−N/[2n]なる係数では作成でき
ない補間画素を必要とする倍率及び(N+1)/N倍以
外の倍率を含む種々の設定拡大倍率の中から、任意の拡
大倍率を選択して指定するモ−ド設定回路と、を有し、
前記映像信号による画像の全体または一部分を縮小ある
いは拡大して前記ワイド画面に表示し得るようにしたこ
とを特徴とするワイド画面テレビジョン受像機。 - 【請求項2】 請求項1に記載のワイド画面テレビジョ
ン受像機において、前記アスペクト比変換回路の前段
に、前記映像信号がインタレ−ス走査方式の映像信号で
ある場合に、該映像信号に対しフィ−ルド間演算を含む
走査線補間処理を施す補間処理回路を設けたことを特徴
とするワイド画面テレビジョン受像機。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3244185A JP3028981B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | ワイド画面テレビジョン受像機とそこに用いる映像信号処理装置 |
EP92108375A EP0514819B1 (en) | 1991-05-23 | 1992-05-18 | Wide-screen television receiver with aspect ratio conversion function and method of displaying a magnified range |
DE69210303T DE69210303T2 (de) | 1991-05-23 | 1992-05-18 | Breitbildschirmfernsehempfänger mit Bildseitenverhältnisumwandlungsfunktion und Verfahren zur Darstellung eines vergrösserten Abschnittes |
US07/886,856 US5343238A (en) | 1991-05-23 | 1992-05-22 | Wide-screen television receiver with aspect ratio conversion function and method of displaying a range to be magnified and displayed |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3244185A JP3028981B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | ワイド画面テレビジョン受像機とそこに用いる映像信号処理装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2000010327A1 (en) * | 1998-08-11 | 2000-02-24 | 4Tv Limited | Interactive television control/operating system |
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-
1991
- 1991-08-30 JP JP3244185A patent/JP3028981B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000010327A1 (en) * | 1998-08-11 | 2000-02-24 | 4Tv Limited | Interactive television control/operating system |
JP2006215320A (ja) * | 2005-02-04 | 2006-08-17 | Sharp Corp | 映像変換装置、及び映像表示装置 |
JP4557739B2 (ja) * | 2005-02-04 | 2010-10-06 | シャープ株式会社 | 映像変換装置、及び映像表示装置 |
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JP3028981B2 (ja) | 2000-04-04 |
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