JPH0983387A - ノイズキャンセラのノイズ検出レベル可変回路 - Google Patents

ノイズキャンセラのノイズ検出レベル可変回路

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JPH0983387A
JPH0983387A JP23487895A JP23487895A JPH0983387A JP H0983387 A JPH0983387 A JP H0983387A JP 23487895 A JP23487895 A JP 23487895A JP 23487895 A JP23487895 A JP 23487895A JP H0983387 A JPH0983387 A JP H0983387A
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JP
Japan
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noise
detection level
circuit
noise detection
electric field
Prior art date
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Pending
Application number
JP23487895A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Ideno
哲郎 出野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同期検波回路の後段に接続される外来ノイズ
の白ノイズキャンセラ回路のキャンセル効果を高めるこ
とを目的とする。 【構成】 ノイズ検出レベルを低く設定できるのは、放
送信号の入力電界が中,強電界のときのみである。ま
た、極めて弱い入力電界における外来ノイズは零キャリ
アレベルを中心にのってくるため気にならない。従って
図1aのように自動利得制御器(IF AGC)3の出
力電圧を反転増幅器5を通しそのコレクタ出力をノイズ
検出レベル設定トランジスタに接続することにより、放
送信号の入力電界によりノイズ検出レベルの可変するこ
とができ,強電界入力時の外来ノイズのキャンセル効果
が著しく高まるのである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機な
どのノイズキャンセラにおいて、イグニッションやモー
ター等の外来ノイズに対して、その効果高めテレビジョ
ン受像機などに映し出されるノイズを最小限に留めるた
めに、その検出レベルを任意に変化させるためのノイズ
キャンセラのノイズ検出レベル可変回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン受像機で、特に中間
周波数検波器(以下IF AMPという)において完全
な同期検波器を用いて構成しているものは、放送局の映
像変調度100%以上の白側の外来ノイズでも検波器か
ら出力され、白側ノイズは、後段の映像増幅器のダイナ
ミックレンジまで伸びる。従ってこの構成の装置は白側
のノイズが極めて目立ちやすいためノイズキャンセラ回
路を設けている。
【0003】以下従来の構成について図面を参照しなが
ら説明する。第5図は、ノイズキャンセラ(インバータ
型)の回路構成を示す一例である。
【0004】第5図において、51は中間周波数検波器
の後段に接続されたエミッタフォロア、52はエミッタ
抵抗、53は反転増幅器で映像増幅器を構成している。
54、55はノイズ検出レベル設定用抵抗、56はノイ
ズ検出レベル設定トランジスタ、57は電流制限用抵
抗、58はノイズ検出用トランジスタ、59はそのコレ
クタ抵抗、60はノイズ引き込み用トランジスタ、61
は電流制限用(ノイズクランプ)抵抗で構成されている
回路について、以下にその動作を説明する。
【0005】エミッタフォロア51のベースには第5図
の検波出力信号が加えられエミッタよりその出力を得る
(第6図aの映像信号)。これを58のノイズ検出用ト
ランジスタに加える。54、55のノイズ検出レベル設
定用抵抗の検出レベル設定値は、58のトランジスタの
動作が、第6図aのように通常映像変調度の約130%
で動作するように設定される。58のトランジスタが動
作すると60のノイズ引き込み用トランジスタが動作し
61のノイズクランプ用抵抗に電流が流れてノイズキャ
ンセル動作を行い53の反転増幅器の出力は、ノイズキ
ャンセルされた映像信号となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成ではノイズキャンセラのノイズキャンセ
ル効果は、第6図aの映像変調度130%を超えるノイ
ズのみにしか効果を発揮できないものになってしまって
いる。これは、放送信号入力が極めて低い場合(弱電界
入力時でIF AMPが、MAXゲインに近い状態で動
作している時)、映像信号は、第6図b,のように限り
無く零キャリアレベルに近づき、外来ノイズがなくて
も、映像信号の弱電界ノイズそのものが、零キャリアレ
ベルを超えてしまい、これをノイズキャンセルすると映
像ノイズがキャンセルされる従って映像が黒ずむ。つま
り使用者に違和感を与えるためである。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、ノイ
ズキャンセラのノイズ検出レベルを可変することにより
ノイズキャンセル効果を高め、使用者に高品質な映像を
提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、入力電界によりノイズ検出レベルを自動的
に可変(IF AMPがMAXゲインに近い状態で働い
ているときは、キャンセル効果を低くし、IF AMP
にゲインリダクションがかかっているときは、キャンセ
ル効果を高める)したり、使用者が選択スイッチにより
ノイズ検出レベルを任意に選択できるような構成を有し
ている。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成により、入力電界に応じ
てノイズ検出レベルを可変するために、中間周波増幅器
の自動利得制御回路出力電圧を用い、あるいは、使用者
が任意に選択できるスイッチにより、弱電界入力時(I
F AMPがMAXゲインに近い状態で働いていると
き)は従来と同等のノイズキャンセル効果とし、中、強
電界入力時は、第6図aのノイズ検出レベルを映像変調
度の約105%に設定しこの電界入力におけるノイズキ
ャンセル効果を高めることにより外来ノイズによる映像
への影響を著しく改善することができるものである。
【0010】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の一実施例について図1〜図
4を参照しながら説明する。
【0011】この図1〜図4において、図5に対応する
同一の構成要件には同一の符号を付すこととし、その詳
細な説明は省略する。
【0012】図1aは、本発明の一実施例におけるノイ
ズキャンセラのノイズ検出レベル(効果レベル)を、自
動利得制御器(以下IF AGCという)の出力電圧に
応じて可変する回路の回路構成を示すものである。中間
周波増幅器(IF AMP)1、中間周波数で動作する
完全な同期検波器(以下IF DETという)2、中間
周波増幅器を制御する自動利得制御回路(IF AG
C)3、フィルターコンデンサ4備え、これに追加(第
5図の54、55のノイズ検出レベル設定抵抗の代わり
に)して反転増幅用トランジスタ5、ベース電流制限抵
抗6、コレクタ負荷抵抗7、エミッタ抵抗8、を新たに
設けている。さらに5のコレクタ出力は、第5図で説明
したノイズキャンセラのノイズ検出レベル設定トランジ
スタ56のベースに接続される。 また、本実施例では
IF AGCの出力電圧特性は、第1図bの如く入力電
界が低いと出力電圧は上昇し、入力電界が高いと出力電
圧は下がる特性を持ったものである。以上のように構成
された回路について以下その動作を説明する。まず、入
力電界が高い(強、中電界)場合の動作は第1図bで示
すようにIF AGCの出力電圧は低く、第1図aの反
転増幅用トランジスタ5のコレクタ電圧は高くなりノイ
ズキャンセラのノイズ検出レベルは高くなりノイズキャ
ンセル効果が高まるものである。(このレベルは、第6
図aの映像変調度105%程度に設定する。)また、入
力電界が低い(弱電界)場合においては(同様に)、I
F AGCの出力電圧は高くなり、反転増幅用トランジ
スタのコレクタ電圧が低くなる、 従ってノイズ検出レ
ベルは下がりノイズキャンセル効果は低くなる。
【0013】しかし、弱電界における映像信号のノイズ
そのものが、零キャリアレベルを超えてしまいこれをノ
イズキャンセルすることは防ぐことができる。また、外
来ノイズは零キャリアレベルを中心に入力されるため弱
電界でのノイズキャンセル効果は、ほとんど無視できる
のである。なお本実施例ではノイズ検出レベルの可変の
ためにIF AGCの出力電圧を選んだが、第2図の如
くノイズ検出レベル設定を第5図の54、55の代わり
に21、22、23による抵抗分割により可変スイッチ
24にて行ってもよい。また、第3図の如くノイズ検出
レベルの可変を、第5図の54、55に代わり、受信放
送局毎に記憶回路(メモリーIC)に、使用者があらか
じめユーザスイッチにより記憶させておきスイッチデー
タを自動的にマイクロコンピュータより出力させてもよ
い。
【0014】更に第4図の如くノイズ検出レベル可変の
ために、自動利得制御器(IF AGC)出力をマイク
ロコンピュータにデータとして入力し、上記ユーザスイ
ッチにより記憶させた記憶回路(メモリーIC)の出力
も同様にマイクロコンピュータに入力して、両者の出力
をマイクロコンピュータより出力させてもよい。(ユー
ザスイッチ優先)
【0015】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によればノイズ検出レベルを任意に可変することによ
り特に中,強電界におけるノイズキャンセル効果は、著
しく改善することが可能となり、使用者に外来ノイズの
影響を最小限に留めた良好な画像を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における装置を示す図
【図2】本発明の一実施例における装置を示す図
【図3】本発明の一実施例における装置を示す図
【図4】本発明の一実施例における装置を示す図
【図5】従来の装置を示す図
【図6】本発明の一実施例における説明図
【符号の説明】
1 IF AMP 2 IF DET 3、41 IF AGC 4、42 フィルターコンデンサ 5、44 反転増幅用トランジスタ 6、43 電流制限抵抗 7、45 コレクタ負荷抵抗 8、46 エミッタ抵抗 24、33、49 ユーザスイッチ 31、47 マイクロコンピュータ 32、48 記憶用集積回路 34、70 電流制限抵抗 35、71 ノイズ検出レベル設定スイッチングトラン
ジスタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間周波数増幅器と、中間周波数で動作
    する電圧制御発振器と、位相検波器、位相制御回路を備
    えた同期検波回路と、前記中間周波数増幅器の自動利得
    制御器と、前記同期検波回路の後段に接続されるノイズ
    キャンセラ回路を備え、ノイズキャンセラのノイズ検出
    レベルを、中間周波増幅器の自動利得制御器の出力電圧
    に応じて設定することを特徴とするノイズキャンセラの
    ノイズ検出レベル可変回路。
  2. 【請求項2】 ノイズキャンセラのノイズ検出レベル
    を、中間周波増幅器の自動利得制御器の出力電圧に代え
    て電圧分割抵抗などをスイッチすることにより設定する
    ことを特徴とする請求項1記載のノイズキャンセラのノ
    イズ検出レベル可変回路。
  3. 【請求項3】 ノイズキャンセラのノイズ検出レベル
    を、中間周波増幅器の自動利得制御器の出力電圧に代え
    て分割抵抗をスイッチするスイッチ回路とそれを制御す
    る記憶用集積回路に記憶されたマイクロコンピュータ出
    力より設定することを特徴とする請求項1記載のノイズ
    キャンセラのノイズ検出レベル可変回路。
  4. 【請求項4】 ノイズキャンセラのノイズ検出レベル
    を、電圧分割抵抗をスイッチするスイッチ回路と、自動
    利得制御器の出力電圧をマイクロコンピュータに入力し
    ユーザスイッチにより記憶用集積回路に記憶されたマイ
    クロコンピュータ出力の出力より設定することを特徴と
    する請求項1記載のノイズキャンセラのノイズ検出レベ
    ル可変回路。
JP23487895A 1995-09-13 1995-09-13 ノイズキャンセラのノイズ検出レベル可変回路 Pending JPH0983387A (ja)

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