JP2904218B2 - 映像復調装置 - Google Patents
映像復調装置Info
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- JP2904218B2 JP2904218B2 JP17340389A JP17340389A JP2904218B2 JP 2904218 B2 JP2904218 B2 JP 2904218B2 JP 17340389 A JP17340389 A JP 17340389A JP 17340389 A JP17340389 A JP 17340389A JP 2904218 B2 JP2904218 B2 JP 2904218B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はテレビジョン受像機等の映像機器の映像復調
装置に関するものである。
装置に関するものである。
従来の技術 近年映像復調装置は映像分野の発達につれて益々高性
能化が要求されている。
能化が要求されている。
以下図面を参照しながら従来の映像復調装置の一例に
ついて説明する。第7図は従来の映像復調装置を示すも
のであり、第1および第2の高周波スイッチ1,2、高周
波利得制御回路3、TVチューナ回路4、映像検波回路
5、AGC検波回路6、AGCデイレイ回路7、デイレイ点設
定電位9を備え、高周波入力端子A、ビデオ信号出力端
子B、制御信号入力端子Cを有している。
ついて説明する。第7図は従来の映像復調装置を示すも
のであり、第1および第2の高周波スイッチ1,2、高周
波利得制御回路3、TVチューナ回路4、映像検波回路
5、AGC検波回路6、AGCデイレイ回路7、デイレイ点設
定電位9を備え、高周波入力端子A、ビデオ信号出力端
子B、制御信号入力端子Cを有している。
第7図において、入力信号は高周波入力端子Aより入
力され、第1の高周波スイッチ1で外部制御信号により
切換えられ、この切換え分配された高周波信号は一方が
高周波利得制御回路3に供給され、他方が第2の高周波
スイッチ2の他方の入力端子に供給される。高周波利得
制御回路3は外部直流電位により高周波利得が制御さ
れ、制御された信号は第2の高周波スイッチ2の一方の
入力端子に供給される。第2の高周波スイッチ2は第1
の高周波スイッチ1と同様に外部制御信号によりスイッ
チされ、スイッチが接続される方向は、高周波信号が直
接または高周波利得制御回路3で利得制御された信号の
どちらかが得られるように接続される。第2の高周波ス
イッチ2の出力はTVチューナ回路4に供給され、その出
力は映像検波回路5に供給されて映像検波され、得られ
たビデオ信号は、ビデオ信号出力端子Bから出力される
とともに、AGC検波回路6にも供給され、利得制御用の
直流制御信号を作る。この利得制御用の直流制御信号は
AGCデイレイ回路7に供給され、デイレイ点設定電位9
で示される基準電位を越えたときには、AGC検波回路6
の出力が増幅され、その信号は2分されてそれぞれTVチ
ユーナ回路4と高周波利得制御回路3の制御電位として
AGCデイレイ回路8から出力される。
力され、第1の高周波スイッチ1で外部制御信号により
切換えられ、この切換え分配された高周波信号は一方が
高周波利得制御回路3に供給され、他方が第2の高周波
スイッチ2の他方の入力端子に供給される。高周波利得
制御回路3は外部直流電位により高周波利得が制御さ
れ、制御された信号は第2の高周波スイッチ2の一方の
入力端子に供給される。第2の高周波スイッチ2は第1
の高周波スイッチ1と同様に外部制御信号によりスイッ
チされ、スイッチが接続される方向は、高周波信号が直
接または高周波利得制御回路3で利得制御された信号の
どちらかが得られるように接続される。第2の高周波ス
イッチ2の出力はTVチューナ回路4に供給され、その出
力は映像検波回路5に供給されて映像検波され、得られ
たビデオ信号は、ビデオ信号出力端子Bから出力される
とともに、AGC検波回路6にも供給され、利得制御用の
直流制御信号を作る。この利得制御用の直流制御信号は
AGCデイレイ回路7に供給され、デイレイ点設定電位9
で示される基準電位を越えたときには、AGC検波回路6
の出力が増幅され、その信号は2分されてそれぞれTVチ
ユーナ回路4と高周波利得制御回路3の制御電位として
AGCデイレイ回路8から出力される。
このように構成された映像復調装置において、以下そ
の動作について説明する。入力信号はスイッチ入力後、
制御信号入力端子Cより与えられた制御信号により第1
および第2の高周波スイッチ1,2の高周波利得制御回路
3を接続する経路を通るか、あるいは接続しない経路を
通るかが選択される。その出力はTVチューナ回路4を介
して映像検波回路5に供給され、映像検波される。映像
検波回路5で得られたビデオ信号はビデオ信号出力端子
Bから出力されるとともにAGC検波回路6にも供給され
る。このAGC検出信号はAGCデイレイ回路7に入力され、
デイレイ点設定電位9で示される基準電位を越えたとき
には、高周波利得制御回路3とTVチューナ回路4の利得
を制御するような制御電位を出力する。
の動作について説明する。入力信号はスイッチ入力後、
制御信号入力端子Cより与えられた制御信号により第1
および第2の高周波スイッチ1,2の高周波利得制御回路
3を接続する経路を通るか、あるいは接続しない経路を
通るかが選択される。その出力はTVチューナ回路4を介
して映像検波回路5に供給され、映像検波される。映像
検波回路5で得られたビデオ信号はビデオ信号出力端子
Bから出力されるとともにAGC検波回路6にも供給され
る。このAGC検出信号はAGCデイレイ回路7に入力され、
デイレイ点設定電位9で示される基準電位を越えたとき
には、高周波利得制御回路3とTVチューナ回路4の利得
を制御するような制御電位を出力する。
AGCデイレイ回路7は第8図に示す構成になってい
る。第8図において、11,12は演算増幅器、13〜16は抵
抗、17,18はツェナーダイオードを示す。AGC検出電位入
力端子GにAGC検波回路6のAGC検出信号が入力され、デ
イレイ点設定電位9を越えると演算増幅器11の出力に反
転出力が得られ、さらにこの反転出力は演算増幅器12で
反転増幅され、その出力は抵抗16とツェナーダイオード
18で上限電位を制限したものがTVチューナ制御用利得制
御電位として端子LからTVチューナ回路4に与えられ、
さらに演算増幅器12の出力はツェナーダイオード17のツ
ェナー電位だけ低くした電位がツェナーダイオード17の
アノードから取り出されこれが高周波利得制御回路制御
用利得制御電位として端子Mから高周波利得制御回路3
に与えられ、第5図に示す系を制御する。
る。第8図において、11,12は演算増幅器、13〜16は抵
抗、17,18はツェナーダイオードを示す。AGC検出電位入
力端子GにAGC検波回路6のAGC検出信号が入力され、デ
イレイ点設定電位9を越えると演算増幅器11の出力に反
転出力が得られ、さらにこの反転出力は演算増幅器12で
反転増幅され、その出力は抵抗16とツェナーダイオード
18で上限電位を制限したものがTVチューナ制御用利得制
御電位として端子LからTVチューナ回路4に与えられ、
さらに演算増幅器12の出力はツェナーダイオード17のツ
ェナー電位だけ低くした電位がツェナーダイオード17の
アノードから取り出されこれが高周波利得制御回路制御
用利得制御電位として端子Mから高周波利得制御回路3
に与えられ、第5図に示す系を制御する。
高周波利得制御回路3は第9図に示すような構成にな
っている。第9図において、51はデュアルゲート電界効
果トランジスタ(以下デュアルゲートFETという)で、
第1ゲートは容量52を介して高周波入力端子Hに接続さ
れ、第2ゲートは利得制御端子Iに接続されている。53
〜56はバイアス抵抗、57〜59は容量を示す。
っている。第9図において、51はデュアルゲート電界効
果トランジスタ(以下デュアルゲートFETという)で、
第1ゲートは容量52を介して高周波入力端子Hに接続さ
れ、第2ゲートは利得制御端子Iに接続されている。53
〜56はバイアス抵抗、57〜59は容量を示す。
その動作は次の通りである。まず、入力信号は高周波
入力端子Hより与えられ、容量52を介してデュアルゲー
トFET51の第1ゲートに入力される。デュアルゲートFET
51の第2ゲートは利得制御端子Iより利得制御電圧が与
えられている。また、デュアルゲートFET51のソースは
容量57により接地されるとともに、抵抗54,55を介して
接地され、抵抗53を介してデュアルゲートFET51の第1
のゲートにバイアスが与えられている。さらに、ドレイ
ンには端子Jより電源が与えられ、ドレインと第1ゲー
トの間に抵抗56と容量58からなる帰還回路が接続され、
この高周波利得制御回路の出力はドレインに接続された
容量59を介して端子Kから次段に供給される。
入力端子Hより与えられ、容量52を介してデュアルゲー
トFET51の第1ゲートに入力される。デュアルゲートFET
51の第2ゲートは利得制御端子Iより利得制御電圧が与
えられている。また、デュアルゲートFET51のソースは
容量57により接地されるとともに、抵抗54,55を介して
接地され、抵抗53を介してデュアルゲートFET51の第1
のゲートにバイアスが与えられている。さらに、ドレイ
ンには端子Jより電源が与えられ、ドレインと第1ゲー
トの間に抵抗56と容量58からなる帰還回路が接続され、
この高周波利得制御回路の出力はドレインに接続された
容量59を介して端子Kから次段に供給される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、高周波スイッチ
1,2の経路が高周波利得制御回路3を介するか介しない
かで、第7図の系のビデオ信号のS/N特性に大きな差が
でるという課題があった。これは、第9図に示すデュア
ルゲートFET51の利得制御時のNF劣化特性に差があるこ
とに起因するものである。すなわち、第11図のAAはデュ
アルゲートFETを用いた利得制御特性を示し、BBはピン
ダイオードを7の前段に用いた利得制御特性を示し、横
軸に高周波利得制御量を、縦軸にNFを示したものであ
り、このような系では、入力電界と総合S/Nの関係は第1
0図のようになる。第10図の特性AAはデュアルゲートFET
を用いたもの、BBは入力にピンダイオードを用いた高周
波利得制御回路をその前段に設置してピンダイオードの
高周波利得制御回路から先に高周波利得制御をする系の
特性を示している。また、Pは高周波利得制御基準電界
を示し、P点の電界における特性の差がXdBあることを
示している。これは、デュアルゲートFETを用いて高周
波利得制御をしたときに、NFの劣化がピンダイオードを
用いて高周波利得制御したときより少ないためである。
すなわち強電界P点において、XdBのS/N差が出るという
問題があった。
1,2の経路が高周波利得制御回路3を介するか介しない
かで、第7図の系のビデオ信号のS/N特性に大きな差が
でるという課題があった。これは、第9図に示すデュア
ルゲートFET51の利得制御時のNF劣化特性に差があるこ
とに起因するものである。すなわち、第11図のAAはデュ
アルゲートFETを用いた利得制御特性を示し、BBはピン
ダイオードを7の前段に用いた利得制御特性を示し、横
軸に高周波利得制御量を、縦軸にNFを示したものであ
り、このような系では、入力電界と総合S/Nの関係は第1
0図のようになる。第10図の特性AAはデュアルゲートFET
を用いたもの、BBは入力にピンダイオードを用いた高周
波利得制御回路をその前段に設置してピンダイオードの
高周波利得制御回路から先に高周波利得制御をする系の
特性を示している。また、Pは高周波利得制御基準電界
を示し、P点の電界における特性の差がXdBあることを
示している。これは、デュアルゲートFETを用いて高周
波利得制御をしたときに、NFの劣化がピンダイオードを
用いて高周波利得制御したときより少ないためである。
すなわち強電界P点において、XdBのS/N差が出るという
問題があった。
本発明の上記課題を解決するもので、ピンダイオード
の高周波利得制御回路を用いたときの利得制御時にS/N
特性の劣化の少ない映像復調装置を提供することを目的
とするものである。
の高周波利得制御回路を用いたときの利得制御時にS/N
特性の劣化の少ない映像復調装置を提供することを目的
とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の映像復調装置は、
入力信号が入力される第1の高周波スイッチの一方の出
力端子をピンダイオードを用いた高周波利得制御回路を
介して第2の高周波スイッチの一方の入力端子に接続
し、第1の高周波スイッチの他方の出力端子を直接に第
2の高周波スイッチの他方の入力端子に接続し、第2の
高周波スイッチの出力端子をTVチューナ回路を介してビ
デオ信号を得る映像検波回路に接続し、ビデオ信号から
AGC検波回路にて得た高周波利得制御電位を基準電位と
比較し、基準電位により判定された入力電界以上ではTV
チューナ回路および高周波利得制御回路を制御する利得
制御信号を得るAGCデイレイ回路と前記基準電位を切換
え変化させるスイッチ回路を設け、入力信号がピンダイ
オードを用いた高周波利得制御回路を介す経路を通るよ
うに前記高周波スイッチを制御する制御信号により、前
記スイッチ回路を制御して前記基準電位を変化させ、基
準電位により判定される入力電界の値を高くするように
構成したものである。
入力信号が入力される第1の高周波スイッチの一方の出
力端子をピンダイオードを用いた高周波利得制御回路を
介して第2の高周波スイッチの一方の入力端子に接続
し、第1の高周波スイッチの他方の出力端子を直接に第
2の高周波スイッチの他方の入力端子に接続し、第2の
高周波スイッチの出力端子をTVチューナ回路を介してビ
デオ信号を得る映像検波回路に接続し、ビデオ信号から
AGC検波回路にて得た高周波利得制御電位を基準電位と
比較し、基準電位により判定された入力電界以上ではTV
チューナ回路および高周波利得制御回路を制御する利得
制御信号を得るAGCデイレイ回路と前記基準電位を切換
え変化させるスイッチ回路を設け、入力信号がピンダイ
オードを用いた高周波利得制御回路を介す経路を通るよ
うに前記高周波スイッチを制御する制御信号により、前
記スイッチ回路を制御して前記基準電位を変化させ、基
準電位により判定される入力電界の値を高くするように
構成したものである。
さらに、本発明の映像復調装置は、入力信号が入力さ
れる第1の高周波スイッチの一方の出力端子をピンダイ
オードを用いた高周波利得制御回路を介して第2の高周
波スイッチの一方の入力端子に接続し、第1の高周波ス
イッチの出力端子を直接に第2の高周波スイッチの他方
の入力端子に接続し、第2の高周波スイッチの出力端子
をTVチューナ回路を介してビデオ信号を得る映像検波回
路に接続し、ビデオ信号からAGC検波回路にて得た高周
波利得制御電位を基準電位と比較し、基準電位により判
定された入力電界以上ではTVチューナ回路および高周波
利得制御回路を制御する利得制御信号を得るAGCデイレ
イ回路を設けるとともに、前記基準電位を2系統設け、
入力信号がピンダイオードを用いた高周波利得制御回路
を介す経路を通るように前記高周波スイッチを制御する
制御信号により、前記2系統のうち、基準電位により判
定される入力電界の値を高くする側の系統を選択するよ
うに構成したものである。
れる第1の高周波スイッチの一方の出力端子をピンダイ
オードを用いた高周波利得制御回路を介して第2の高周
波スイッチの一方の入力端子に接続し、第1の高周波ス
イッチの出力端子を直接に第2の高周波スイッチの他方
の入力端子に接続し、第2の高周波スイッチの出力端子
をTVチューナ回路を介してビデオ信号を得る映像検波回
路に接続し、ビデオ信号からAGC検波回路にて得た高周
波利得制御電位を基準電位と比較し、基準電位により判
定された入力電界以上ではTVチューナ回路および高周波
利得制御回路を制御する利得制御信号を得るAGCデイレ
イ回路を設けるとともに、前記基準電位を2系統設け、
入力信号がピンダイオードを用いた高周波利得制御回路
を介す経路を通るように前記高周波スイッチを制御する
制御信号により、前記2系統のうち、基準電位により判
定される入力電界の値を高くする側の系統を選択するよ
うに構成したものである。
作用 上記した構成により、ピンダイオードを用いた高周波
利得制御回路を用い、入力信号がこのピンダイオードを
用いた高周波利得制御回路を介す経路を通るように、高
周波スイッチを制御するときは、高周波利得制御の基準
電位を高くすることにより、強電界時のS/Nを改善でき
るものである。
利得制御回路を用い、入力信号がこのピンダイオードを
用いた高周波利得制御回路を介す経路を通るように、高
周波スイッチを制御するときは、高周波利得制御の基準
電位を高くすることにより、強電界時のS/Nを改善でき
るものである。
実施例 以下本発明の映像復調装置の一実施例について図面を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例における映像復調装置のブ
ロック、第2図は同映像復調装置のAGCデイレイ回路お
よび直流スイッチ回路の回路図、第3図は同映像復調装
置のピンダイオードを用いた高周波利得制御回路の一例
を示す具体的回路図、第4図は同映像復調装置のS/N特
性図である。第1図において、入力信号は高周波入力端
子Aより入力され、第1の高周波スイッチ1で制御信号
入力端子Cからの外部制御信号により切換えられ、この
切換え分配された高周波信号は一方が高周波利得制御回
路3に供給され、他方が第2の高周波スイッチ2の他方
の入力端子に供給される。高周波利得制御回路3は外部
直流電位により高周波利得が制御され、制御された信号
は第2の高周波スイッチ2の一方の入力端子に供給され
る。第2の高周波スイッチ2は第1の高周波スイッチ1
と同様に外部制御信号によりスイッチされ、スイッチが
接続される方向は、高周波信号が直接または高周波利得
制御回路3で利得制御された信号のどちらかが得られる
ように接続される。第2の高周波スイッチ2の出力はTV
チューナ回路4に供給される。映像検波回路5はTVチュ
ーナ回路4の出力を映像検波してビデオ信号を得、ビデ
オ信号出力端子Bから出力する。AGC検波回路6はビデ
オ信号の一部をAGC検波してAGC検出信号を得、利得制御
用の直流制御信号を作る。AGCデイレイ回路8は、利得
制御用の直流制御信号が直流スイッチ回路8を介して接
続されるデイレイ点設定電位9に示される基準電位を越
えたときには、AGC検波回路6の検出出力を増幅し2分
してTVチューナ回路4と高周波利得制御回路3に制御電
位としてそれぞれ出力する。直流スイッチ回路8はデイ
レイ点設定電位9を制御信号入力端子Cの制御電位に応
じて切換え変化させる。ここでは、第1および第2の高
周波スイッチ1,2が高周波利得制御回路3を介する経路
を選択するときには、高周波利得制御が開始される基準
電界が大きくなるようにデイレイ点設定電位が選択され
る。
ロック、第2図は同映像復調装置のAGCデイレイ回路お
よび直流スイッチ回路の回路図、第3図は同映像復調装
置のピンダイオードを用いた高周波利得制御回路の一例
を示す具体的回路図、第4図は同映像復調装置のS/N特
性図である。第1図において、入力信号は高周波入力端
子Aより入力され、第1の高周波スイッチ1で制御信号
入力端子Cからの外部制御信号により切換えられ、この
切換え分配された高周波信号は一方が高周波利得制御回
路3に供給され、他方が第2の高周波スイッチ2の他方
の入力端子に供給される。高周波利得制御回路3は外部
直流電位により高周波利得が制御され、制御された信号
は第2の高周波スイッチ2の一方の入力端子に供給され
る。第2の高周波スイッチ2は第1の高周波スイッチ1
と同様に外部制御信号によりスイッチされ、スイッチが
接続される方向は、高周波信号が直接または高周波利得
制御回路3で利得制御された信号のどちらかが得られる
ように接続される。第2の高周波スイッチ2の出力はTV
チューナ回路4に供給される。映像検波回路5はTVチュ
ーナ回路4の出力を映像検波してビデオ信号を得、ビデ
オ信号出力端子Bから出力する。AGC検波回路6はビデ
オ信号の一部をAGC検波してAGC検出信号を得、利得制御
用の直流制御信号を作る。AGCデイレイ回路8は、利得
制御用の直流制御信号が直流スイッチ回路8を介して接
続されるデイレイ点設定電位9に示される基準電位を越
えたときには、AGC検波回路6の検出出力を増幅し2分
してTVチューナ回路4と高周波利得制御回路3に制御電
位としてそれぞれ出力する。直流スイッチ回路8はデイ
レイ点設定電位9を制御信号入力端子Cの制御電位に応
じて切換え変化させる。ここでは、第1および第2の高
周波スイッチ1,2が高周波利得制御回路3を介する経路
を選択するときには、高周波利得制御が開始される基準
電界が大きくなるようにデイレイ点設定電位が選択され
る。
このように構成された映像復調装置において以下その
動作について説明する。入力信号はスイッチ入力後、制
御信号入力端子Cより与えられた制御信号により第1お
よび第2の高周波スイッチ1,2の高周波利得制御回路3
を接続する経路を通るか、あるいは接続しない経路を通
るかが選択される。その出力はTVチューナ回路4を介し
て映像検波回路5に供給され、映像検波される。その出
力はAGC検波回路6を介してAGCデイレイ回路7に与えら
れ、デイレイ点設定電位9で示される基準電位を越えた
ときには、高周波利得制御回路3とTVチューナ回路4の
利得を制御するような制御電位を出力する。このとき、
直流スイッチ回路8は第1および第2の高周波スイッチ
1,2を制御する制御信号と連動してスイッチを切換え、
高周波利得制御回路3を介する経路を選択するときには
高周波利得制御基準電界が高くなるデイレイ点設定電位
9を選択する。
動作について説明する。入力信号はスイッチ入力後、制
御信号入力端子Cより与えられた制御信号により第1お
よび第2の高周波スイッチ1,2の高周波利得制御回路3
を接続する経路を通るか、あるいは接続しない経路を通
るかが選択される。その出力はTVチューナ回路4を介し
て映像検波回路5に供給され、映像検波される。その出
力はAGC検波回路6を介してAGCデイレイ回路7に与えら
れ、デイレイ点設定電位9で示される基準電位を越えた
ときには、高周波利得制御回路3とTVチューナ回路4の
利得を制御するような制御電位を出力する。このとき、
直流スイッチ回路8は第1および第2の高周波スイッチ
1,2を制御する制御信号と連動してスイッチを切換え、
高周波利得制御回路3を介する経路を選択するときには
高周波利得制御基準電界が高くなるデイレイ点設定電位
9を選択する。
AGCデイレイ回路7は第2図に示す構成になってい
る。第2図において、11,12は演算増幅器、13〜16,19,2
0は抵抗、17,18はツェナーダイオード、21は調整ボリュ
ーム、22はスイッチトランジスタ、10はデイレイ点設定
電位9を形成するための固定電位を示す。AGC検出電位
入力端子GにAGC検波回路6のAGC検出信号が入力され、
このAGC検出信号が、高周波スイッチを制御する制御信
号に連動して選択された直流スイッチ回路8を通して供
給されるデイレイ点設定電位9で示される基準電位を越
えると、演算増幅器11の出力に反転増幅出力が得られ
る。デイレイ点設定電位9としては固定電位10を抵抗19
と調整ボリューム21により分割された電位が調整ボリュ
ーム21の中点から取りだされる。抵抗19はNPNトランジ
スタ22のコレクタ・エミッタ間に接続されていて、高周
波スイッチ制御信号入力端子Nより与えられた制御信号
が抵抗20を介してNPNトランジスタ22のベースに与えら
れる。このため、端子Nが、高電位のときは抵抗19が短
絡され、デイレイ点設定電位9が高くなり、演算増幅器
11に供給される制御電位が高くなる。演算増幅器11から
出力される反転出力はさらに、演算増幅器12で反転増幅
され、その出力は抵抗16とツェナーダイオード18で上限
電位を制限したものがTVチューナ制御用高周波利得制御
電位として端子LからTVチューナ回路4に与えられ、さ
らに、演算増幅器12の出力はツェナーダイオード17のツ
ェナー電位だけ低くした電位がツェナーダイオード17の
アノードから取り出され、これが高周波利得制御回路制
御用利得制御電位として端子Mから高周波利得制御回路
3に与えられ、第1図に示す系を制御する。なお、NPN
トランジスタ22は継電器等のスイッチを用いても良い。
る。第2図において、11,12は演算増幅器、13〜16,19,2
0は抵抗、17,18はツェナーダイオード、21は調整ボリュ
ーム、22はスイッチトランジスタ、10はデイレイ点設定
電位9を形成するための固定電位を示す。AGC検出電位
入力端子GにAGC検波回路6のAGC検出信号が入力され、
このAGC検出信号が、高周波スイッチを制御する制御信
号に連動して選択された直流スイッチ回路8を通して供
給されるデイレイ点設定電位9で示される基準電位を越
えると、演算増幅器11の出力に反転増幅出力が得られ
る。デイレイ点設定電位9としては固定電位10を抵抗19
と調整ボリューム21により分割された電位が調整ボリュ
ーム21の中点から取りだされる。抵抗19はNPNトランジ
スタ22のコレクタ・エミッタ間に接続されていて、高周
波スイッチ制御信号入力端子Nより与えられた制御信号
が抵抗20を介してNPNトランジスタ22のベースに与えら
れる。このため、端子Nが、高電位のときは抵抗19が短
絡され、デイレイ点設定電位9が高くなり、演算増幅器
11に供給される制御電位が高くなる。演算増幅器11から
出力される反転出力はさらに、演算増幅器12で反転増幅
され、その出力は抵抗16とツェナーダイオード18で上限
電位を制限したものがTVチューナ制御用高周波利得制御
電位として端子LからTVチューナ回路4に与えられ、さ
らに、演算増幅器12の出力はツェナーダイオード17のツ
ェナー電位だけ低くした電位がツェナーダイオード17の
アノードから取り出され、これが高周波利得制御回路制
御用利得制御電位として端子Mから高周波利得制御回路
3に与えられ、第1図に示す系を制御する。なお、NPN
トランジスタ22は継電器等のスイッチを用いても良い。
第3図はピンダイオードを用いた高周波利得制御回路
の一例を示す回路図である。第3図において、30,31はN
PNトランジスタであり、抵抗32〜34とともに反転増幅器
を構成し、その出力は電流増幅されてNPNトランジスタ3
1のエミッタからチョークコイル35を介してピンダイオ
ード36,37の接続点に入力される。ピンダイオード36,3
7,38はパイ型高周波利得制御回路を構成し、NPNトラン
ジスタ31のエミッタがある電位以上のときは電源端子J
からバイアス抵抗34,39〜44を通して電流がピンダイオ
ード36,38の経路に流れる。ピンダイオード36,38のアノ
ードはコンデンサ45,46により接地されているので、信
号入力端子Eから入力された高周波信号は減衰して信号
出力端子Fにあらわれる。一方、NPNトランジスタ31の
エミッタが低電位のときは、ピンダイオード37に電流が
流れ、ピンダイオード36,38を非導通にするため、高周
波信号は減衰することなく信号出力端子Fにあらわれ
る。
の一例を示す回路図である。第3図において、30,31はN
PNトランジスタであり、抵抗32〜34とともに反転増幅器
を構成し、その出力は電流増幅されてNPNトランジスタ3
1のエミッタからチョークコイル35を介してピンダイオ
ード36,37の接続点に入力される。ピンダイオード36,3
7,38はパイ型高周波利得制御回路を構成し、NPNトラン
ジスタ31のエミッタがある電位以上のときは電源端子J
からバイアス抵抗34,39〜44を通して電流がピンダイオ
ード36,38の経路に流れる。ピンダイオード36,38のアノ
ードはコンデンサ45,46により接地されているので、信
号入力端子Eから入力された高周波信号は減衰して信号
出力端子Fにあらわれる。一方、NPNトランジスタ31の
エミッタが低電位のときは、ピンダイオード37に電流が
流れ、ピンダイオード36,38を非導通にするため、高周
波信号は減衰することなく信号出力端子Fにあらわれ
る。
第4図は本実施例を用いた系の入力電界とS/Nの特性
を示したものである。第4図の高周波利得制御基準電界
を示すP点における強電界時のS/N特性がデュアルゲー
トFETを用いた場合と、ピンダイオード高周波利得制御
回路をその前段に用いた高周波利得制御回路を前記ピン
ダイオード高周波利得制御回路の方を先に制御した場合
との特性に差がないようにされていることがわかる。
を示したものである。第4図の高周波利得制御基準電界
を示すP点における強電界時のS/N特性がデュアルゲー
トFETを用いた場合と、ピンダイオード高周波利得制御
回路をその前段に用いた高周波利得制御回路を前記ピン
ダイオード高周波利得制御回路の方を先に制御した場合
との特性に差がないようにされていることがわかる。
このように本実施例によれば、基準電圧を固定電位を
抵抗分割して作り、その分割抵抗の両端に介装した1回
路1接点スイッチを開閉することにより前記分割抵抗を
開放あるいは短絡して基準電圧を変化させるようにし、
入力信号がピンダイオードを用いた高周波利得制御回路
を介す経路を通すように、前記高周波スイッチを制御す
る制御信号により、前記スイッチを制御して前記基準電
位を変化させ、基準電位により判定される入力電界の値
を高くすることにより、ピンダイオードを用いた高周波
利得制御回路を介する経路を選択したときと、直接TVチ
ューナ回路に接続する経路を選択したときの強電界時の
S/N特性を合わせることができるものである。
抵抗分割して作り、その分割抵抗の両端に介装した1回
路1接点スイッチを開閉することにより前記分割抵抗を
開放あるいは短絡して基準電圧を変化させるようにし、
入力信号がピンダイオードを用いた高周波利得制御回路
を介す経路を通すように、前記高周波スイッチを制御す
る制御信号により、前記スイッチを制御して前記基準電
位を変化させ、基準電位により判定される入力電界の値
を高くすることにより、ピンダイオードを用いた高周波
利得制御回路を介する経路を選択したときと、直接TVチ
ューナ回路に接続する経路を選択したときの強電界時の
S/N特性を合わせることができるものである。
第5図は他の実施例の映像復調装置のブロック図、第
6図は同映像復調装置のAGCデイレイ回路およびスイッ
チ回路の回路図である。第5図において、1〜7は第1
図に示されたものと同じ構成であり、詳細な説明は省略
する。第5図のAGCデイレイ回路7にはスイッチ回路8a
を介して第1デイレイ点設定電位9aおよび第2デイレイ
点設定電圧9bのいずれかが供給される。AGCデイレイ回
路7は、AGC検波回路6から出力される利得制御用の直
流制御信号が、スイッチ回路8aを介して接続される第1
デイレイ点設定電位9aあるいは第2デイレイ点設定電位
9bに示される基準電位を越えたときには、AGC検波回路
6の検出出力を増幅し2分して、TVチューナ回路4と高
周波利得制御回路3に制御電位としてそれぞれ出力す
る。直流スイッチ回路8aは第1および第2デイレイ点設
定電位9a,9bを制御信号入力端子Cの制御電位に応じて
切換える。ここでは、第1および第2の高周波スイッチ
1,2が高周波利得制御回路3を介する経路を選択すると
きには、高周波利得制御が開始される基準電界が大きく
なるようにデイレイ点設定電位が選択される。
6図は同映像復調装置のAGCデイレイ回路およびスイッ
チ回路の回路図である。第5図において、1〜7は第1
図に示されたものと同じ構成であり、詳細な説明は省略
する。第5図のAGCデイレイ回路7にはスイッチ回路8a
を介して第1デイレイ点設定電位9aおよび第2デイレイ
点設定電圧9bのいずれかが供給される。AGCデイレイ回
路7は、AGC検波回路6から出力される利得制御用の直
流制御信号が、スイッチ回路8aを介して接続される第1
デイレイ点設定電位9aあるいは第2デイレイ点設定電位
9bに示される基準電位を越えたときには、AGC検波回路
6の検出出力を増幅し2分して、TVチューナ回路4と高
周波利得制御回路3に制御電位としてそれぞれ出力す
る。直流スイッチ回路8aは第1および第2デイレイ点設
定電位9a,9bを制御信号入力端子Cの制御電位に応じて
切換える。ここでは、第1および第2の高周波スイッチ
1,2が高周波利得制御回路3を介する経路を選択すると
きには、高周波利得制御が開始される基準電界が大きく
なるようにデイレイ点設定電位が選択される。
このように構成された映像復調装置において以下その
動作について説明する。入力信号はスイッチ入力後制御
信号入力端子Cより与えられた制御信号により第1およ
び第2の高周波スイッチ1,2の高周波利得制御回路3を
接続する経路を通るか、あるいは接続しない経路を通る
かが選択される。その出力はTVチューナ回路4を介して
映像検波回路5に供給され、映像検波される。その出力
はAGC検波回路6を介してAGCデイレイ回路7に与えら
れ、第1デイレイ点設定電位9aあるいは第2デイレイ点
設定電圧9bに示される基準電位を越えたときには、高周
波利得制御回路3とTVチューナ回路4の利得を制御する
ような制御電位を出力する。このとき、スイッチ回路8a
は第1および第2の高周波スイッチ1,2を制御する制御
信号と連動してスイッチを切換え、高周波利得制御回路
3を介する経路を選択するときには高周波利得制御基準
電界が高くなるデイレイ点設定電位を選択する。
動作について説明する。入力信号はスイッチ入力後制御
信号入力端子Cより与えられた制御信号により第1およ
び第2の高周波スイッチ1,2の高周波利得制御回路3を
接続する経路を通るか、あるいは接続しない経路を通る
かが選択される。その出力はTVチューナ回路4を介して
映像検波回路5に供給され、映像検波される。その出力
はAGC検波回路6を介してAGCデイレイ回路7に与えら
れ、第1デイレイ点設定電位9aあるいは第2デイレイ点
設定電圧9bに示される基準電位を越えたときには、高周
波利得制御回路3とTVチューナ回路4の利得を制御する
ような制御電位を出力する。このとき、スイッチ回路8a
は第1および第2の高周波スイッチ1,2を制御する制御
信号と連動してスイッチを切換え、高周波利得制御回路
3を介する経路を選択するときには高周波利得制御基準
電界が高くなるデイレイ点設定電位を選択する。
AGCデイレイ回路7は、第6図に示す構成になってい
る。第6図において、11〜18は第2図に示されるものと
同じ構成である。スイッチ回路8aには第1および第2デ
イレイ点設定電位9a,9bが接続されている。AGC検出電位
入力端子GにAGC検波回路6のAGC検出信号が入力され、
このAGC検出信号が高周波スイッチを制御する制御信号
に連動して切換えされたスイッチ回路8aを通して供給さ
れる第1デイレイ点設定電位9aあるいは第2デイレイ点
設定電位9bを越えると、演算増幅器11の出力に反転出力
が得られ、さらに演算増幅器12で反転増幅され、その出
力は第2図と同様TVチューナ制御用高周波利得制御電位
として端子LからTVチューナ4回路4に与えられ、さら
に、高周波利得制御回路制御用利得制御電位として端子
Mから高周波利得制御回路3に与えられ、第5図に示す
系を制御する。
る。第6図において、11〜18は第2図に示されるものと
同じ構成である。スイッチ回路8aには第1および第2デ
イレイ点設定電位9a,9bが接続されている。AGC検出電位
入力端子GにAGC検波回路6のAGC検出信号が入力され、
このAGC検出信号が高周波スイッチを制御する制御信号
に連動して切換えされたスイッチ回路8aを通して供給さ
れる第1デイレイ点設定電位9aあるいは第2デイレイ点
設定電位9bを越えると、演算増幅器11の出力に反転出力
が得られ、さらに演算増幅器12で反転増幅され、その出
力は第2図と同様TVチューナ制御用高周波利得制御電位
として端子LからTVチューナ4回路4に与えられ、さら
に、高周波利得制御回路制御用利得制御電位として端子
Mから高周波利得制御回路3に与えられ、第5図に示す
系を制御する。
このように、本実施例によれば、基準電位を2系統か
ら供給し、入力信号がピンダイオードを用いた高周波利
得制御回路を介す経路を通るように、前記高周波スイッ
チを制御する制御信号により、前記2系統のうちの一方
を選択して、基準電位により判定される入力電界の値を
高くすることにより、ピンダイオードを用いた高周波利
得制御回路を介する経路を選択したときと、直接TVチュ
ーナ回路に接続する経路を選択したときの強電界時のS/
N特性を合わせることができるものである。
ら供給し、入力信号がピンダイオードを用いた高周波利
得制御回路を介す経路を通るように、前記高周波スイッ
チを制御する制御信号により、前記2系統のうちの一方
を選択して、基準電位により判定される入力電界の値を
高くすることにより、ピンダイオードを用いた高周波利
得制御回路を介する経路を選択したときと、直接TVチュ
ーナ回路に接続する経路を選択したときの強電界時のS/
N特性を合わせることができるものである。
発明の効果 以上のように本発明によれば、ピンダイオードを用い
た高周波利得制御回路を用い、しかも入力信号がこのピ
ンダイオードを用いた高周波利得制御回路を介す経路を
通るように高周波スイッチを制御するときは、高周波利
得制御の基準電圧を高くするので、強電界時のS/Nを改
善できるものである。
た高周波利得制御回路を用い、しかも入力信号がこのピ
ンダイオードを用いた高周波利得制御回路を介す経路を
通るように高周波スイッチを制御するときは、高周波利
得制御の基準電圧を高くするので、強電界時のS/Nを改
善できるものである。
第1図は本発明の第1の実施例における映像復調装置の
ブロック図、第2図は第1図のAGCデイレイ回路および
直流スイッチ回路の詳細回路図、第3図は第1図の高周
波利得制御回路の一例を示す具体的回路図、第4図は本
発明のS/N特性図、第5図および第6図は第2の実施例
における映像復調装置のブロック図およびAGCデイレイ
回路とスイッチ回路の詳細回路図、第7図は従来の映像
復調装置のブロック図、第8図は第7図のAGCデイレイ
回路の詳細回路図、第9図はTVチューナの利得制御付高
周波増幅器の回路図、第10図は従来の映像復調装置のS/
N特性図、第11図はデュアルゲートFETとピンダイオード
を用いた高周波利得制御回路の高周波利得制御時のNF特
性図である。 1,2……第1および第2の高周波スイッチ、3……高周
波利得制御回路、4……TVチューナ回路、5……映像検
波回路、6……AGC検波回路、7……AGCデイレイ回路、
8……直流スイッチ回路、8a……スイッチ回路、9……
デイレイ点設定電圧、9a,9b……第1および第2デイレ
イ設定電圧、10……固定電位、21……調整ボリューム、
A……高周波入力端子、B……ビデオ信号出力端子、C
……高周波スイッチ制御信号、L……TVチューナ制御用
利得制御電位出力端子、M……高周波スイッチ制御用利
得制御電位出力端子。
ブロック図、第2図は第1図のAGCデイレイ回路および
直流スイッチ回路の詳細回路図、第3図は第1図の高周
波利得制御回路の一例を示す具体的回路図、第4図は本
発明のS/N特性図、第5図および第6図は第2の実施例
における映像復調装置のブロック図およびAGCデイレイ
回路とスイッチ回路の詳細回路図、第7図は従来の映像
復調装置のブロック図、第8図は第7図のAGCデイレイ
回路の詳細回路図、第9図はTVチューナの利得制御付高
周波増幅器の回路図、第10図は従来の映像復調装置のS/
N特性図、第11図はデュアルゲートFETとピンダイオード
を用いた高周波利得制御回路の高周波利得制御時のNF特
性図である。 1,2……第1および第2の高周波スイッチ、3……高周
波利得制御回路、4……TVチューナ回路、5……映像検
波回路、6……AGC検波回路、7……AGCデイレイ回路、
8……直流スイッチ回路、8a……スイッチ回路、9……
デイレイ点設定電圧、9a,9b……第1および第2デイレ
イ設定電圧、10……固定電位、21……調整ボリューム、
A……高周波入力端子、B……ビデオ信号出力端子、C
……高周波スイッチ制御信号、L……TVチューナ制御用
利得制御電位出力端子、M……高周波スイッチ制御用利
得制御電位出力端子。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 5/38 - 5/46
Claims (2)
- 【請求項1】入力信号が入力される第1の高周波スイッ
チの一方の出力端子をピンダイオードを用いた高周波利
得制御回路を介して第2の高周波スイッチの一方の入力
端子に接続し、第1の高周波スイッチの他方の出力端子
を直接に第2の高周波スイッチの他方の入力端子に接続
し、第2の高周波スイッチの出力端子をTVチューナ回路
を介してビデオ信号を得る映像検波回路に接続し、ビデ
オ信号からAGC検波回路にて得た高周波利得制御電位を
基準電位と比較し、基準電位により判定された入力電界
以上ではTVチューナ回路および高周波利得制御回路を制
御する利得制御信号を得るAGCデイレイ回路と前記基準
電位を切換え変化させるスイッチ回路を設け、入力信号
がピンダイオードを用いた高周波利得制御回路を介す経
路を通るように前記高周波スイッチを制御する制御信号
により、前記スイッチ回路を制御して前記基準電位を変
化させ、基準電位により判定される入力電界の値を高く
するように構成した映像復調装置。 - 【請求項2】入力信号が入力される第1の高周波スイッ
チの一方の出力端子をピンダイオードを用いた高周波利
得制御回路を介して第2の高周波スイッチの一方の入力
端子に接続し、第1の高周波スイッチの出力端子を直接
に第2の高周波スイッチの他方の入力端子に接続し、第
2の高周波スイッチの出力端子をTVチューナ回路を介し
てビデオ信号を得る映像検波回路に接続し、ビデオ信号
からAGC検波回路にて得た高周波利得制御電位を基準電
位と比較し、基準電位により判定された入力電界以上で
はTVチューナ回路および高周波利得制御回路を制御する
利得制御信号を得るAGCデイレイ回路を設けるととも
に、前記基準電位を2系統設け、入力信号がピンダイオ
ードを用いた高周波利得制御回路を介す経路を通るよう
に前記高周波スイッチを制御する制御信号により、前記
2系統のうち、基準電位により判定される入力電界の値
を高くする側の系統を選択するように構成した映像復調
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17340389A JP2904218B2 (ja) | 1989-07-05 | 1989-07-05 | 映像復調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17340389A JP2904218B2 (ja) | 1989-07-05 | 1989-07-05 | 映像復調装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0338176A JPH0338176A (ja) | 1991-02-19 |
JP2904218B2 true JP2904218B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=15959776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17340389A Expired - Fee Related JP2904218B2 (ja) | 1989-07-05 | 1989-07-05 | 映像復調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2904218B2 (ja) |
-
1989
- 1989-07-05 JP JP17340389A patent/JP2904218B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0338176A (ja) | 1991-02-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |