JPH0979804A - 隙間ゲージ - Google Patents
隙間ゲージInfo
- Publication number
- JPH0979804A JPH0979804A JP7259286A JP25928695A JPH0979804A JP H0979804 A JPH0979804 A JP H0979804A JP 7259286 A JP7259286 A JP 7259286A JP 25928695 A JP25928695 A JP 25928695A JP H0979804 A JPH0979804 A JP H0979804A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gap
- scale
- inclined surface
- height
- size
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 平面から離れて物体が設置されている場合
に、その隙間の大きさを隙間の位置を問わず正確に且つ
簡単に測定する。 【構成】 底面11の一端から他端にかけて底面11か
らの高さが漸増する傾斜面12を有する楔状部材に、底
面11から傾斜面12までの高さを表示する目盛り14
を設ける。底面11を平面に当て、傾斜面12が物体に
当たるまで、楔状部材を隙間に差し込む。物体に当たっ
た箇所の目盛り14を読み取ることにより、隙間の大き
さが分かる。
に、その隙間の大きさを隙間の位置を問わず正確に且つ
簡単に測定する。 【構成】 底面11の一端から他端にかけて底面11か
らの高さが漸増する傾斜面12を有する楔状部材に、底
面11から傾斜面12までの高さを表示する目盛り14
を設ける。底面11を平面に当て、傾斜面12が物体に
当たるまで、楔状部材を隙間に差し込む。物体に当たっ
た箇所の目盛り14を読み取ることにより、隙間の大き
さが分かる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平面から離れて物
体が存在する場合等に、その隙間の大きさを測定するの
に使用される隙間ゲージに関する。
体が存在する場合等に、その隙間の大きさを測定するの
に使用される隙間ゲージに関する。
【0002】
【従来の技術】各種施工現場において、床面上に隙間を
あけて物体を設置する場合、その隙間の大きさを管理す
るために、その大きさを正確に測定する必要がある。従
来この測定は、図4に示すように、床面の上に直線定規
を立てて行っていた。
あけて物体を設置する場合、その隙間の大きさを管理す
るために、その大きさを正確に測定する必要がある。従
来この測定は、図4に示すように、床面の上に直線定規
を立てて行っていた。
【0003】また、隙間を測定するものではないが、図
5に示すような二等辺三角形のテーパー定規は知られて
いる。この定規はその形状に起因して先端から基端に向
かうにつれて横幅が漸増し、その横幅に対応する目盛り
により、孔径を簡易に測定することができる。
5に示すような二等辺三角形のテーパー定規は知られて
いる。この定規はその形状に起因して先端から基端に向
かうにつれて横幅が漸増し、その横幅に対応する目盛り
により、孔径を簡易に測定することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図4に示すよ
うな直線定規による隙間測定では、直線定規が前後に傾
くことにより誤差が生じる。また、床面上に測定者がい
ることから、目盛りを正面から見ようとすると無理な姿
勢を強いられる。つまり、目盛りを見ずらいのである。
また、天井に隙間をあけて物体を吊り下げるような場合
は、直線定規が前後に一層傾きやすい上に、往々にして
斜めから目盛りを見ることになるため、これによる誤差
も生じる。
うな直線定規による隙間測定では、直線定規が前後に傾
くことにより誤差が生じる。また、床面上に測定者がい
ることから、目盛りを正面から見ようとすると無理な姿
勢を強いられる。つまり、目盛りを見ずらいのである。
また、天井に隙間をあけて物体を吊り下げるような場合
は、直線定規が前後に一層傾きやすい上に、往々にして
斜めから目盛りを見ることになるため、これによる誤差
も生じる。
【0005】図5に示すようなテーパー定規による孔径
の測定でも、孔径の大きい場合は定規が前後や側方に傾
くことによる誤差が生じ、天井に開孔する孔の径を測定
するような場合は、目盛りを斜めから見ることによる誤
差も生じやすい。
の測定でも、孔径の大きい場合は定規が前後や側方に傾
くことによる誤差が生じ、天井に開孔する孔の径を測定
するような場合は、目盛りを斜めから見ることによる誤
差も生じやすい。
【0006】本発明はかかる事情に鑑みて創案されたも
のであり、隙間の大きさをその位置を問わず正確に且つ
楽に測定することができる隙間ゲージを提供することを
目的とする。
のであり、隙間の大きさをその位置を問わず正確に且つ
楽に測定することができる隙間ゲージを提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる隙間ゲー
ジは、基準面の一端から他端にかけて基準面からの高さ
が漸増する傾斜面を有する楔状部材からなり、基準面か
ら傾斜面までの高さを表示する目盛りを有する。従っ
て、傾斜面が当たるまで楔状部材を隙間に差し込み、傾
斜面が当た箇所の目盛りを読み取ることにより、その箇
所の基準面からの高さが分かり、その隙間の大きさを測
定することができる。
ジは、基準面の一端から他端にかけて基準面からの高さ
が漸増する傾斜面を有する楔状部材からなり、基準面か
ら傾斜面までの高さを表示する目盛りを有する。従っ
て、傾斜面が当たるまで楔状部材を隙間に差し込み、傾
斜面が当た箇所の目盛りを読み取ることにより、その箇
所の基準面からの高さが分かり、その隙間の大きさを測
定することができる。
【0008】基準面から傾斜面までの高さを表示する目
盛りは、傾斜面に設けるのが見やすく望ましい。
盛りは、傾斜面に設けるのが見やすく望ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図示
例に従って説明する。図1は本発明を実施した隙間ゲー
ジの1例を示す斜視図、図2は同隙間ゲージの使用状態
を示す斜視図、図3は同隙間ゲージの目盛りと隙間の大
きさとの関係を示す側面図である。
例に従って説明する。図1は本発明を実施した隙間ゲー
ジの1例を示す斜視図、図2は同隙間ゲージの使用状態
を示す斜視図、図3は同隙間ゲージの目盛りと隙間の大
きさとの関係を示す側面図である。
【0010】本隙間ゲージ10は、図1に示されるよう
に、側面が直角三角形をした楔状部材であり、水平な底
面11を基準面としている。底面11と傾斜面12のな
す角は30°、傾斜面12と垂直面13のなす角は60
°にそれぞれ設定されている。そして傾斜面12には下
端から上端近傍まで目盛り14が設けられている。目盛
り14はここでは1mm単位のものが2mmの間隔で設
けられているが、これについては後で詳しく説明する。
に、側面が直角三角形をした楔状部材であり、水平な底
面11を基準面としている。底面11と傾斜面12のな
す角は30°、傾斜面12と垂直面13のなす角は60
°にそれぞれ設定されている。そして傾斜面12には下
端から上端近傍まで目盛り14が設けられている。目盛
り14はここでは1mm単位のものが2mmの間隔で設
けられているが、これについては後で詳しく説明する。
【0011】水平な床面の上に隙間をあけて物体20が
存在する場合は、図2(a)に示されるように、その床
面に底面11を当て、傾斜面12が物体20に当たるま
で、隙間ゲージ10をその隙間に直角に差し込む。この
とき、隙間ゲージ10は床面上に面支持されているの
で、前後にも側方にも傾かない。従って、傾きによる誤
差を生じない。
存在する場合は、図2(a)に示されるように、その床
面に底面11を当て、傾斜面12が物体20に当たるま
で、隙間ゲージ10をその隙間に直角に差し込む。この
とき、隙間ゲージ10は床面上に面支持されているの
で、前後にも側方にも傾かない。従って、傾きによる誤
差を生じない。
【0012】傾斜面12に設けられた目盛り14は、そ
の位置の底面11からの高さを意味する。従って、傾斜
面12が物体20に当たった状態で、当たった箇所の目
盛り14を読み取ることにより、床面から物体20まで
の高さ、即ちその隙間の大きさを知ることができる。
の位置の底面11からの高さを意味する。従って、傾斜
面12が物体20に当たった状態で、当たった箇所の目
盛り14を読み取ることにより、床面から物体20まで
の高さ、即ちその隙間の大きさを知ることができる。
【0013】このとき、図3に示されるように、隙間ゲ
ージ10の傾斜面12と垂直面13の長さの比が2対1
であるので、隙間を1mm単位で測定する場合は目盛り
14の間隔が2mmとなり、見やすくなる。また、目盛
り14の間隔を1mmにすることにより、隙間を0.5
mm単位で正確に測定することができる。
ージ10の傾斜面12と垂直面13の長さの比が2対1
であるので、隙間を1mm単位で測定する場合は目盛り
14の間隔が2mmとなり、見やすくなる。また、目盛
り14の間隔を1mmにすることにより、隙間を0.5
mm単位で正確に測定することができる。
【0014】また、目盛り14を上から読み取ることが
できるので、測定者は特に楽な姿勢でその測定を行うこ
とができる。
できるので、測定者は特に楽な姿勢でその測定を行うこ
とができる。
【0015】かくして、水平な床面の上に隙間をあけて
物体20が存在する場合に、その隙間の大きさを正確に
且つ楽に測定することができる。
物体20が存在する場合に、その隙間の大きさを正確に
且つ楽に測定することができる。
【0016】天井に物体20が吊り下げられているよう
な場合には、図2(b)に示されるように、その天井面
に底面11を当てた状態で、隙間ゲージ10を隙間に差
し込む。この場合も隙間ゲージ10が傾かず、また目盛
り14を下から見上げることができるので、その隙間の
大きさを正確に且つ楽に測定することができる。
な場合には、図2(b)に示されるように、その天井面
に底面11を当てた状態で、隙間ゲージ10を隙間に差
し込む。この場合も隙間ゲージ10が傾かず、また目盛
り14を下から見上げることができるので、その隙間の
大きさを正確に且つ楽に測定することができる。
【0017】水平な底面11と傾斜面12のなす角は3
0°に限らない。これより大きくても小さくても良い。
何れの場合も、底面11からの高さを表す目盛り14を
傾斜面14に設ける。垂直面13は底面11に対して直
角である必要はない。
0°に限らない。これより大きくても小さくても良い。
何れの場合も、底面11からの高さを表す目盛り14を
傾斜面14に設ける。垂直面13は底面11に対して直
角である必要はない。
【0018】目盛り14については、傾斜面12の他
に、側面の斜辺近傍等に設けることができ、側面の斜辺
近傍にのみ設けても良い。但し、目盛り14の読み取り
性は傾斜面12あるいは傾斜面12から側面の斜辺近傍
にかけて設ける場合が最も良好である。
に、側面の斜辺近傍等に設けることができ、側面の斜辺
近傍にのみ設けても良い。但し、目盛り14の読み取り
性は傾斜面12あるいは傾斜面12から側面の斜辺近傍
にかけて設ける場合が最も良好である。
【0019】
【発明の効果】以上に説明した通り、本発明にかかる隙
間ゲージは、楔状部材に傾斜面までの高さを表示する目
盛りを設けた構成としたことにより、隙間の大きさをそ
の位置を問わず正確に且つ楽に測定することができる。
間ゲージは、楔状部材に傾斜面までの高さを表示する目
盛りを設けた構成としたことにより、隙間の大きさをそ
の位置を問わず正確に且つ楽に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した隙間ゲージの1例を示す斜視
図である。
図である。
【図2】同隙間ゲージの使用状態を示す斜視図である。
【図3】同隙間ゲージの目盛りと隙間の大きさの関係を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図4】従来の隙間測定に使用される直線定規の使用状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図5】孔径測定に使用されるテーパー定規の使用状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
10 隙間ゲージ 11 底面(基準面) 12 傾斜面 14 目盛り
Claims (2)
- 【請求項1】 基準面の一端から他端にかけて基準面か
らの高さが漸増する傾斜面を有する楔状部材からなり、
且つ基準面から傾斜面までの高さを表示する目盛りを有
することを特徴とする隙間ゲージ。 - 【請求項2】 基準面から傾斜面までの高さを表示する
目盛りを傾斜面に設けたことを特徴とする請求項1に記
載の隙間ゲージ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7259286A JPH0979804A (ja) | 1995-09-11 | 1995-09-11 | 隙間ゲージ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7259286A JPH0979804A (ja) | 1995-09-11 | 1995-09-11 | 隙間ゲージ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0979804A true JPH0979804A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=17331981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7259286A Pending JPH0979804A (ja) | 1995-09-11 | 1995-09-11 | 隙間ゲージ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0979804A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7188430B2 (en) | 2004-04-27 | 2007-03-13 | Jatco Ltd | Continuously variable transmission belt inspection device |
CN102865797A (zh) * | 2012-09-20 | 2013-01-09 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 一种白车身钣金件面差和间隙一体式测量装置及使用方法 |
-
1995
- 1995-09-11 JP JP7259286A patent/JPH0979804A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7188430B2 (en) | 2004-04-27 | 2007-03-13 | Jatco Ltd | Continuously variable transmission belt inspection device |
CN102865797A (zh) * | 2012-09-20 | 2013-01-09 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 一种白车身钣金件面差和间隙一体式测量装置及使用方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |