JP3027987U - パチンコ台の釘間隔測定調整用ゲージ - Google Patents

パチンコ台の釘間隔測定調整用ゲージ

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JP3027987U
JP3027987U JP1996001471U JP147196U JP3027987U JP 3027987 U JP3027987 U JP 3027987U JP 1996001471 U JP1996001471 U JP 1996001471U JP 147196 U JP147196 U JP 147196U JP 3027987 U JP3027987 U JP 3027987U
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JP1996001471U
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文平 日野
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文平 日野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】寸法別の多数のゲージを要することなく釘間隔
を正確に測定調整することができ、しかも中間寸法の測
定調整も可能であり、熟練を要することなく誰にでも釘
間調整をすることができるようにしたパチンコ台の釘間
隔測定調整用ゲージを提供することにある。 【構成】パチンコ台の釘間隔の測定調整に用いられる板
状部材からなるゲージ1において、ゲージ部2を先端方
向に至るに従って幅が狭くなるように形成し、その側縁
部4における特定の位置でのゲージ幅を示す目盛り5を
連続的に表示すると共に数値表示6を付し、上記ゲージ
部2を釘7,7間に挿入して当該釘が当接した側縁部の
目盛りを読み取ることにより釘間隔を測定し得るように
構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パチンコ台の釘間隔測定調整用ゲージに係り、特に板状部材からな るゲージに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知の如く、パチンコ台の穴釘や誘導釘の釘間隔はパチンコ玉の直径よりも狭 い間隔で打たれていてこれを上方から見て「ハ」の字状に広げることにより釘間 隔が調整され、しかも釘を上下方向に曲げることにより玉が穴に入る確立を調整 している。 この釘間隔を測定したり調整後の確認等をする際にはゲージが使用されるが、 ゲージの製作コスト等の面から近時においては図5(A),(B)に示すような 板状部材からなるゲージ11が使用されている。
【0003】 このゲージ11は、所定幅の矩形状の金属プレートを断面略「く」の字状に屈 曲させて先端部側をゲージ部12とすると共に後部を把持部13としたものであ り、ゲージ部12はストレートになっていてその幅寸法がゲージになっており、 このゲージ部を釘間に挿入して該ゲージ部が通過するかどうかで測定したり調整 している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来のものにあってはゲージ部12の寸法別に多数のゲージが必要 となり、コストアップとなるのは勿論、使用に際してはこれら多数のものの中か ら所定のゲージを探し出して測定調整するのはきわめて不便であった。
【0005】 また、釘間調整はゲージの寸法通りに調整するものではなくその中間の寸法に 調整する場合があるが、そのような中間寸法の正確な測定調整ができない、とい う難点があり、しかも釘間調整に際しては釘師と称される熟練者でないとできな い、等の欠点があった。
【0006】 更に、従来のゲージにあってはゲージ部12の左右側縁が直角になっているた め、ゲージ部12が多少でも傾斜した状態で釘に当接されると対角が釘に当接す ることとなり、正確な寸法を得ることができない、という欠点があった。また、 従来より釘の上下方向の曲げ角度を測定するゲージはなかった。
【0007】 本考案の目的は上記した従来の欠点を解消し、寸法別の多数のゲージを要する ことなく釘間隔を正確に測定調整することができ、しかも中間寸法の測定調整も 可能であり、熟練を要することなく誰にでも釘間調整をすることができるように したパチンコ台の釘間隔測定調整用ゲージを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るパチンコ台の釘間隔測定調整用ゲージは、パチンコ台の釘間隔の 測定調整に用いられる板状部材からなるゲージであって、ゲージ部を先端方向に 至るに従って幅が狭くなるように形成すると共にその側縁部における特定の位置 でのゲージ幅を示す目盛りを連続的に表示し、上記ゲージ部を釘間に挿入して当 該釘が当接した側縁部の目盛りを読み取ることにより釘間隔を測定し得るように 構成したものである。
【0009】 また、少なくともゲージ部の側縁部の断面形状を弧状に形成して多少傾斜させ て釘に当接しても正確な釘間測定が得られるようにする。更に、把持部には釘の 頭部が嵌入する凹部と該凹部に連続して釘の側縁部に当接させる当接縁とを形成 して釘の上下方向の曲げ角度も測定できるようにする。
【0010】
【作用】
釘間にゲージ部を挿入してその側縁部を釘に当接させ、当該釘が当接した側縁 部に表示されている目盛りを読み取ることにより釘間隔を測定することができる 。目盛りは所定間隔で連続的に付されているから、正確な間隔を測定できると共 に釘の当接位置が目盛りの中間に位置した場合でもその前後の目盛りからその中 間の数値を読み取ることができる。
【0011】 ゲージ部の側縁部の断面形状を弧状に形成したものにおいては、ゲージ部を多 少傾斜させた状態で釘に当接してもその幅寸法が大幅に狂うことはない。 また、釘の上下方向の曲げ角度を測定するには把持部に形成した凹部に釘の頭 部を嵌入させると釘の側縁部が当接縁に正確に当接し、釘の曲げ角度を測定する ことができる。
【0012】
【実施例】
図1は本考案に係るパチンコ台の釘間隔測定調整用ゲージの正面図、図2は断 面図であり、(A)は中央縦断面図、(B)はゲージ部の横断面図、図3は使用 例を示す正面図、図4は他の構成例を示し、(A)は正面図、(B)は側面図で ある。 図中、1はパチンコ台の釘間隔の測定調整に用いられるステンレス板材からな るゲージであって、上部に把持部3を形成すると共に下部にゲージ部2が形成さ れ、該ゲージ部2は先端方向に至るに従って幅が狭くなるように形成されると共 にその側縁部4における特定の位置でのゲージ幅を示す目盛り5が少なくともそ の両側縁部に連続的に表示され、また、正面側にはこの目盛りの数値表示6が所 定間隔で付されており、上記ゲージ部2を釘9,9間に挿入して当該釘9,9が 当接した側縁部の目盛り5を読み取ることにより釘間隔を測定し得るように構成 したものである。上記目盛り5及び数値表示6は刻印で表示される。
【0013】 図示例のゲージ1は一般的に多く使用される11.5mm〜13mm用のもの であり、一般的な基準となる11.5mm幅の箇所の目盛りには「11.5」、 12.25mmの箇所の目盛りには「12.25」、13.00mmの箇所の目 盛りには「13.0」等のように刻印表示されている。なお、各目盛り5にそれ ぞれの数値表示6を付してもよいことは勿論である。
【0014】 そして少なくとも上記ゲージ部2の側縁部4の断面形状は弧状(半円状)4R に形成され、図6に示すように、ゲージ部2を多少傾斜させて釘9に当接しても 正確な釘間測定が得られるようになっている。また、図1〜図3の例では上記把 持部3の上縁に丸みをもたせると共に該把持部3にホルダー穴7が形成されてい る。
【0015】 図4は他の構成例であり、従来のものと同様にゲージ部2から上部を折り曲げ て把持部3を形成し、全体を断面略「く」の字状に形成したものである。この構 成例においても少なくともゲージ部2の両側縁部の断面形状は弧状に形成され、 把持部3にはホルダー穴7が形成されている。
【0016】 この構成例では、図5(C)に示すように、パチンコ台の機盤10に打ち込ま れている釘9の上下方向の曲げ角度を測定できるように、把持部3の後部に釘9 の頭部9aが嵌入する凹部8aと、該凹部8aに連続して後端縁3aに至るよう に、釘9の側縁部9bが当接する当接縁8bとを形成してある。 通常、釘9の上記機盤10に対する上下方向の曲げ角度は90°〜96°程度 であるから、上記把持部3の後端縁3aと当接縁8bとのなす角度αは90°〜 96°に設定され、また、この角度αを変えて把持部3の後部の両サイドに設け てもよい。
【0017】 釘9の上下方向の曲げ角度を測定するには、図5(C)に示すように、ゲージ 1における把持部3の後端縁3aを機盤10の面に当接すると釘9の頭部9aが 凹部8aに嵌入して釘9の側縁部9bが当接縁8bに添うから、該釘9の上下方 向の曲げ角度がゲージ通りになっているかどうかを測定することができ、ゲージ 通りでない場合には釘9の側縁部9bが当接縁8bに当接するように釘9を曲げ て調整する。
【0018】
【考案の効果】
本考案に係るパチンコ台の釘間隔測定調整用ゲージによれば、釘間にゲージ部 を挿入してその側縁部を釘に当接させ、当該釘が当接した側縁部に表示されてい る目盛りを読み取ることにより釘間隔を測定することができる。目盛りは所定間 隔で連続的に付されているから、正確な間隔を測定できると共に釘の当接位置が 目盛りの中間に位置した場合でもその前後の目盛りからその中間の数値を読み取 ることができる。
【0017】 従って、従来のもののように寸法別の多数のゲージを用意しておいてこれらを 選択使用する必要はなく、しかも精度の高い測定調整が可能となる。 また、ゲージ部の側縁部を弧状に形成したものにおいては、ゲージ部を多少傾 斜させた状態で釘に当接してもその幅寸法が大幅に狂うことはない等の利点があ る。 更に、把持部に釘の頭部が嵌入する凹部と釘の側縁部が当接する当接縁とを設 けたものにおいては、釘の上下方向の曲げ角度を簡単且つ正確に測定することが でき、調整も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るパチンコ台の釘間隔測定調整用ゲ
ージを示す正面図。
【図2】釘間隔測定調整用ゲージの断面図であり、
(A)は中央縦断面図、(B)はゲージ部の横断面図。
【図3】釘間隔測定調整用ゲージの使用例を示す正面
図。
【図4】釘間隔測定調整用ゲージの他の構成例を示し、
(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は使用例を示
す側面図。
【図5】従来のパチンコ台の釘間隔測定調整用ゲージを
示し、(A)は正面図、(B)は側面図。
【符号の説明】
1 ゲージ 2 ゲージ部 3 把持部 3a 後端縁 4 側縁部 5 目盛り 6 数値表示 7 ホルダー穴 8a 凹部 8b 当接縁 9 釘 9a 頭部 9b 側縁部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ台の釘間隔の測定調整に用いら
    れる板状部材からなるゲージであって、ゲージ部は先端
    方向に至るに従って幅が狭くなるように形成されると共
    にその側縁部における特定の位置でのゲージ幅を示す目
    盛りが連続的に表示されており、上記ゲージ部を釘間に
    挿入して当該釘が当接した側縁部の目盛りを読み取るこ
    とにより釘間隔を測定し得るように構成したことを特徴
    とするパチンコ台の釘間隔測定調整用ゲージ。
  2. 【請求項2】 少なくともゲージ部の側縁部の断面形状
    が弧状に形成されていることを特徴とする請求項1記載
    のパチンコ台の釘間隔測定調整用ゲージ。
  3. 【請求項3】 ゲージには把持部を備えていて該把持部
    には釘の頭部が嵌入する凹部と該凹部に連続して釘の側
    縁部に当接させる当接縁とが形成されていることを特徴
    とする請求項1記載のパチンコ台の釘間隔測定調整用ゲ
    ージ。
JP1996001471U 1996-02-15 1996-02-15 パチンコ台の釘間隔測定調整用ゲージ Expired - Lifetime JP3027987U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3428560B2 (ja) 2000-04-11 2003-07-22 豊丸産業株式会社 遊技釘の調整補助具

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