JPS6145983Y2 - - Google Patents

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JPS6145983Y2
JPS6145983Y2 JP8805881U JP8805881U JPS6145983Y2 JP S6145983 Y2 JPS6145983 Y2 JP S6145983Y2 JP 8805881 U JP8805881 U JP 8805881U JP 8805881 U JP8805881 U JP 8805881U JP S6145983 Y2 JPS6145983 Y2 JP S6145983Y2
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JP
Japan
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gauge
center
welding
leg length
throat thickness
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JP8805881U
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JPS57200387U (ja
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  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は、すみ肉溶接の脚長及びのど厚寸法が所
定長さ以上であるか否かを判定するゲージに関す
る。
従来のすみ肉溶接用ゲージ(以下溶接用ゲージ
と略す)は、第1図に示す脚長測定用ゲージ9
と、第2図に示すのど厚測定用ゲージ11とから
なる。脚長測定用ゲージ9は略V字状の指針13
の中心部をゲージ本体14に枢着したものであ
る。そして、脚長測定にはゲージ本体14を水平
材15上に載置し、指針の一方の先端を第1図に
示す如く、すみ肉溶接部20の先端に位置させ、
他方の指針により指示されたゲージ本体14の脚
長目盛17を読み取るものである。またのど厚測
定用ゲージ11はゲージ本体14の上下の隅部を
夫々切欠すると共に、該本体14の中央部に直線
移動する棒状スライダ18を取付けたものであ
る。そして、ゲージ本体14の両隅部を第2図に
示す如く、水平材15及び垂直材16に当接し且
つ、スライダ18の先端をすみ肉溶接部20の中
央に当接してゲージ本体14ののど厚目盛19を
読み取るものであつた。しかしながら、このよう
な従来の溶接用ゲージは測定の都度、前記の指針
13及びスライダ18を測定部に一致させつつ目
盛17,19を読み取らねばならないので、測定
が面倒であつた。それと共に、二つの脚長寸法
と、のど厚寸法とを夫々別個に測定する必要があ
つた。
そこで本案は、上記の問題点を解決するため、
取扱いの極めて簡単な溶接用ゲージを考案したも
のである。以下図面に基づいて本案の実施例につ
き説明する。
本案の溶接用ゲージは第3図に示す如く、矩形
の金属板からなるゲージ板1の各三角コーナ部を
夫々大きさを異にして切欠し、その切欠斜辺を略
3の字に形成する。そして、該コーナ部の両端
4,5及びその中央7を突出させる。そして、ゲ
ージ板1の直交する二辺2,3の延長上の交点0
と前記両端4,5との夫々の離間距離l1,l2をす
み肉溶接部16の必要脚長寸法L1,L2に等しく
する(第4図)。それと共に、前記交点0と3の
字状の中央7との離間距離l3をすみ肉溶接部20
の必要のど厚寸法L3に等しくする。第3図の実
施例では、ゲージ板1の四隅に夫々異つた脚長寸
法及びその脚長に対応するのど厚寸法が形成さ
れ、各隅部に夫々の脚長寸法の数字を表示したも
のである。
次に、本案のすみ肉溶接用ゲージの作用につき
述べる。
例えば、アーク溶接によるすみ肉溶接のサイズ
の指定が6mmの等脚長(のど厚6/√2mm)である場 合について述べると、本ゲージの6mm用コーナ部
を第4図に示す如く、すみ肉溶接部20に当接す
る。即ち、ゲージ板1の一方の辺2を溶接された
水平材15に載置し、該ゲージ板1を図において
左に摺動して溶接部20に当接する。このとき、
すみ肉溶接部20の脚長寸法が丁度6mmの等脚で
あり且つ、のど厚寸法が6/√2mmである場合には第 4図の如くコーナ部の3の字状両端4,5及びそ
の中央7が全て溶接部20に接する。脚長寸法ま
たはのど厚寸法が不足の場合には3の字状端部ま
たはその中央に間隙が生ずる。従つて、該不足の
溶接部分を再び肉盛すればよい。また溶接部20
が指定された寸法より大である場合には、ゲージ
板1の辺2,3のいずれかと水平材15または垂
直材16との間に間隙が生ずる。一般に、すみ肉
溶接のサイズの指定は最小限を定めるものである
から、それより大の場合には支障ない。
本案のゲージは以上の説明から明らかなよう
に、ゲージ板1の直交二辺2,3の三角コーナ部
を切欠し、その切欠斜辺を略3の字状に形成して
該3の字状の両端4,5及びその中央7を突出さ
せる。そして、直交二辺2,3の延長上の交点0
と前記両端4,5との夫々の離間距離l1,l2を指
定脚長寸法に等しくし、交点0と前記中央7との
離間距離l3を指定のど厚寸法に等しく形成したこ
とを要旨とする。それ故、すみ肉溶接部に本ゲー
ジを当接することにより垂直方向の脚長寸法と、
水平方向の脚長寸法とのど厚寸法とを同時に計測
することができる。それと共に、本ゲージの略3
の字状の両端4,5及び中央7と溶接部20との
間隙の有無を検討するのみで、溶接サイズの良否
を極めて簡単に判定し得る効果がある。従つて、
作業者が溶接部20の良否を簡易に確認しつつ、
溶接作業を行うことができる。また、本ゲージの
測定部は略3の字状に3点のみが突出して形成さ
れているから、溶接部20の中央以外に例え凸部
が存在していても、それに邪魔されることなく、
必要としている部位を容易に測定し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来のすみ肉溶接用ゲージの
使用説明図、第3図は本案のゲージの立面図、第
4図は同ゲージの使用説明図。 1……ゲージ板、2,3……辺、4,5……
端、7……中央、9……脚長測定用ゲージ、11
……のど厚測定用ゲージ、13……指針、14…
…ゲージ本体、15…水平材、16……垂直材、
17……脚長目盛、18……スライダ、19……
のど厚目盛、20……溶接部、0……交点、l1
l2,l3……離間距離。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ゲージ板1の直交二辺2,3の三角コーナ部を
    切欠し、その切欠斜辺を略3の字状に形成して該
    3の字状両端4,5及びその中央7を突出させる
    と共に、前記直交二辺2,3の延長上の交点0と
    前記両端4,5との夫々の離間距離l1,l2を夫々
    すみ肉溶接の必要脚長寸法に等しく且つ、前記交
    点0と前記中央7との離間距離l3を同溶接の必要
    のど厚寸法に等しく形成したすみ肉溶接用ゲー
    ジ。
JP8805881U 1981-06-17 1981-06-17 Expired JPS6145983Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8805881U JPS6145983Y2 (ja) 1981-06-17 1981-06-17

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JP8805881U JPS6145983Y2 (ja) 1981-06-17 1981-06-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57200387U JPS57200387U (ja) 1982-12-20
JPS6145983Y2 true JPS6145983Y2 (ja) 1986-12-24

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ID=29883250

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JP8805881U Expired JPS6145983Y2 (ja) 1981-06-17 1981-06-17

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JP5788617B1 (ja) * 2015-02-09 2015-10-07 横河工事株式会社 罫書き用計測具

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JPS57200387U (ja) 1982-12-20

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