JPH0979349A - ディファレンシャル装置 - Google Patents

ディファレンシャル装置

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JPH0979349A
JPH0979349A JP23718295A JP23718295A JPH0979349A JP H0979349 A JPH0979349 A JP H0979349A JP 23718295 A JP23718295 A JP 23718295A JP 23718295 A JP23718295 A JP 23718295A JP H0979349 A JPH0979349 A JP H0979349A
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JP
Japan
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case
differential
differential case
gear
gears
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JP23718295A
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Masahiko Asahi
雅彦 朝日
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GKN Driveline Japan Ltd
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Tochigi Fuji Sangyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピニオンギヤと収納孔との摺動部へ潤滑オイ
ルを十分導入でき、耐久性を向上できるディファレンシ
ャル装置の提供を課題とする。 【解決手段】 デフケース1と、サイドギヤ9,11
と、ピニオンギヤ組25,27と、収納孔21,23と
を備えるディファレンシャル装置であって、デフケース
1の収納孔21,23の周方向中間部に設けられ、デフ
ケース1外部に連通する開口31,33を有する肉抜き
部29と、デフケース1に形成され、開口31,33に
隣接する部位にて収納孔21,23と肉抜き部29を周
方向に連通する連通路35とを備えることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に用いられる
ディファレンシャル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディファレンシャル装置として
は、例えば特開平6−323373号公報に、図5,図
6に示すものが開示されている。このディファレンシャ
ル装置は平行軸式のものであり、両端のボス部にて図外
のデフキャリアに回転可能に支持される。そして、デフ
キャリアにはオイル溜りが形成される。
【0003】デフケース201内には左右一対の出力側
ヘリカルサイドギヤ203,205が対向配置されてい
る。また、デフケース201には、図5に示すように、
サイドギヤ203,205の周囲に一対の収納部20
7,209が扇型に形成され、各収納部207,209
には3個で1セットとなるヘリカルピニオンギヤ21
1,213,215とヘリカルピニオンギヤ221,2
23,225との2セットが摺動回転自在に収納されて
いる。図5の上側のピニオンギヤセット内で、中央のピ
ニオンギヤ211は両隣の外側ピニオンギヤ213,2
15と噛み合うと共に、外側のピニオンギヤ213,2
15が噛み合う相手サイドギヤとは別のサイドギヤと噛
み合っている。図5の下側のセット内のピニオンギヤ2
21,223,225も同様である。また、デフケース
201の周壁部には大きな窓227,227が設けられ
ている。
【0004】このような構成により、エンジンの駆動力
はデフケース201、各セットのピニオンギヤを介して
左右のサイドギヤ203,205に配分される。また、
サイドギヤ203,205間に駆動抵抗差が生じると各
セットのピニオンギヤの自転により駆動力は各サイドギ
ヤ203,205に差動配分される。このとき、各セッ
トのピニオンギヤとサイドギヤ203,205との噛み
合い反力および噛み合いスラスト力によりこれらのギヤ
相互間とこれらのギヤとデフケース201間の摺動部に
生じる摩擦力によって差動制限作用が得られる。そし
て、このときデフキャリアのオイル溜りのオイルは窓2
27,227からデフケース201に流出入し、各ギヤ
の噛み合い部および各収納部207,209、デフケー
ス201との摺動部を潤滑する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ピニオンギ
ヤと各収納部207,209との摺動部を潤滑するオイ
ルが収納部207,209の両側の壁部207a,20
9aによって遮られてしまい、収納部207,209の
内部へ達し難く、内部の潤滑が不十分となる。また、窓
227,227が大きくサイドギヤ203,205が露
出しているのでオイル溜りのオイルの攪拌作用が大きく
なり、反ってデフケース201内へのオイルの導入が妨
げられる。その結果、デフケース201への入力トルク
が大きいとき、上記摺動部に焼き付き等の問題が生じる
恐れがあり、装置の耐久性を損なう恐れがある。
【0006】本発明は、このような問題点に着目してな
されたものであり、ピニオンギヤと収納孔との摺動部へ
潤滑オイルを十分導入でき、耐久性を向上できるディフ
ァレンシャル装置の提供を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、エンジンにより回転駆動
されるケースと、ケース内に配置され該ケースと同軸に
回転する一対の出力側サイドギヤと、前記サイドギヤと
各々別に噛み合うと共に互いに噛み合う複数組のピニオ
ンギヤ組と、ケースの前記サイドギヤ周囲に形成され前
記ピニオンギヤ組を摺動回転自在に収納する収納孔とを
備えるディファレンシャル装置であって、ケースの前記
収納孔の周方向中間部に設けられ、ケース外部に連通す
る開口を有する肉抜き部と、ケースに形成され、前記開
口に隣接する部位にて各収納孔と前記肉抜き部とを周方
向に連通する連通路とを備えることを特徴とする。
【0008】したがって、開口、肉抜き部、連通路を通
って各ピニオンギヤの噛合部および摺動部に潤滑オイル
を十分に導入できる。これによりピニオンギヤと収納孔
との摺動部の焼き付きを防止できる。
【0009】また、ケースに肉抜き部を設けているの
で、ディファレンシャル装置が軽量化される。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のディファレンシャル装置であって、前記連通路が、ケ
ースの軸心に向って開口する溝であることを特徴とす
る。
【0011】したがって、請求項1記載の発明による作
用・効果に加え、ケースの軸心に向って開口する周方向
の溝を連通路としているので、ケースの回転に伴い溝内
の潤滑オイルがスムーズに各ピニオンギヤ部に導入され
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態を図1、図
2により説明する。
【0013】図1は本実施形態のディファレンシャル装
置の全体図であり、図2のA−A断面を示す。図2は図
1のB−B断面図である。
【0014】デフケース(ケース)1はケース本体3と
カバー5とがボルト7により固定されてなり、両端のボ
ス部3a,5aにて図示外のデフキャリアに回転可能に
支持されている。デフキャリアにはオイル溜りが設けら
れている。そして、デフケース1はカバー5に固定され
た図外のリングギヤを介してエンジンにより回転駆動さ
れる。また、両端のボス部3a,5aの内周にはオイル
溝3b,5bが設けられている。
【0015】デフケース1の内部には、左右一対の出力
側ヘリカルサイドギヤ9,11がスラストワッシャ13
を挟んで対向配置されている。サイドギヤ9,11はそ
の外周がデフケース1の内周1aに摺動回転可能に支持
され、デフケース1と同軸に回転する。サイドギヤ9,
11の各外側端とデフケース1との間にはスラストワッ
シャ15,17が配置されている。また、サイドギヤ
9,11の内周にはそれぞれ図外の左右の出力軸がスプ
ライン連結される。
【0016】デフケース1の内周1aの周囲には、図2
のように、3セットのピニオンギヤ組を収納する収納孔
21,23が周方向等間隔に形成され、収納孔21,2
3はそれぞれヘリカルピニオンギヤ25,27を摺動回
転自在に収納している。ピニオンギヤ25,27の両端
面にはケース本体3とカバー5の内壁面がそれぞれ摺動
自在に対向し、ピニオンギヤ25,27の軸方向の動き
を止めている。
【0017】そして、3セットの収納孔21,23の各
周方向中間に3個の肉抜き部29がデフケース1の軸方
向に延びて形成され、外部と連通する開口31,33を
デフケース1の両端の壁部に有している。また、肉抜き
部29は、デフケース1の内周1aへ臨む側が該内周1
aへ開放されている。こうして、肉抜き部29は開口3
1,33を介して外部へ連通すると共にデフケース1の
内周1a(サイドギヤ9,11の歯先)へ連通してい
る。
【0018】ピニオンギヤ25,27はそれぞれ、図1
のように、サイドギヤ11,9と噛み合う第1ギヤ部2
5a,27aと、両端に形成され互いに噛み合う第2ギ
ヤ部25b,25c,27b,27cと、それらを連結
する小径の軸部25d,27dとからなる。一方の第2
ギヤ部25b,27cは第1ギヤ部25a,27aと一
体に形成されている。ピニオンギヤ25の第1ギヤ部2
5aは右のサイドギヤ11と噛み合い、ピニオンギヤ2
7の第1ギヤ部27aは左のサイドギヤ9と噛み合って
いる。また、右端の第2ギヤ部25b,27bがサイド
ギヤ11の右外側で互いに噛み合い、左端の第2ギヤ部
25c,27cがサイドギヤ9の左外側で互いに噛み合
っている。この第2ギヤ部25b,27bと25c,2
7cの各噛合部は上記肉抜き部29の開口33,31に
隣接配置されている。
【0019】また、デフケース1には、各肉抜き部29
とこれに周方向に隣接する各セットの収納孔21,23
間を周方向に連通する連通路としての溝35(図2の斜
線部)が形成されている。溝35は全体としてリング状
に形成されている。また、この溝35は、上記第2ギヤ
部25b,27bと25c,27cの噛合部の軸方向位
置にそれぞれ対応して2か所に形成されている。溝35
の、デフケース1の内周1aへ臨む側は該内周1aへ開
口して形成されている。また、その溝底径は上記肉抜き
部29の最外径に一致して形成されている。
【0020】こうして、溝35は一端が肉抜き部29を
介して開口31,33に連通すると共に他端が各収納孔
21,23に連通している。なお、この溝35の代りに
孔(トンネル)状の連通路を設けてもよい。
【0021】つぎに、このディファレンシャル装置の作
用を説明する。
【0022】エンジンの駆動力はデフケース1、ピニオ
ンギヤ25,27およびサイドギヤ9,11を経て左右
の出力軸に配分される。左右の出力軸間に駆動抵抗差が
生じると、サイドギヤ9,11は差動回転し、ピニオン
ギヤ25,27の自転により駆動力は左右の出力軸に差
動配分される。同時に、サイドギヤ9,11とピニオン
ギヤ25,27との噛み合い反力およびヘリカルによる
噛み合いスラスト力により、サイドギヤ9,11、ピニ
オンギヤ25,27とワッシャ13,15,17、デフ
ケース1との摺動部には摩擦力が発生するので、これに
より差動が制限される。
【0023】デフキャリアのオイル溜りのオイルは、ボ
ス部3a,5a内周のオイル溝3b,5bおよび肉抜き
部29の開口31,33からデフケース1内に流出入し
て各ギヤの噛合部および上記摺動部を潤滑する。開口3
1,33から導入されたオイルは3個の肉抜き部29お
よび軸方向2か所のリング状の溝35を経て各ピニオン
ギヤ25,27の噛合部および摺動部に容易に達するこ
とができる。
【0024】また、溝35はリング状であるので、溝3
5内のオイルはデフケース1の回転に連れ回りし、スム
ーズに各ピニオンギヤ25,27部(収納孔21,23
部)に導入される。
【0025】さらに、溝35の溝底径(外径)が肉抜き
部29の最外径に一致しているので、オイルが外径の大
きい方に偏在することなく流通し、潤滑性が向上する。
【0026】こうして、本実施形態によれば、開口3
1,33から肉抜き部29およびリング状の溝35を経
て各ピニオンギヤ25,27の噛合部および摺動部に潤
滑オイルを十分に導入でき、さらに、リング状の溝35
によりオイルはスムーズに各ピニオンギヤ25,27部
に導入される。これによりピニオンギヤ25,27と収
納孔21,23との摺動部の焼き付きを防止できる。ま
た、肉抜き部29を3個設けているので、ディファレン
シャル装置が軽量化される。
【0027】また、開口31,33がデフケース1の側
壁部に設けられているので、高速回転時で油面が下がっ
た時にデフキャリア内の飛散油をデフケース1内に導入
し易く潤滑効果が高い。
【0028】つぎに、本発明の第2実施形態を図3、図
4により説明する。
【0029】図3は本実施形態のディファレンシャル装
置の全体図であり、上半部は断面を示し、下半部は外観
を示す。図4(a),(b)はそれぞれ図3のC−C,
D−D断面図である。
【0030】このディファレンシャル装置の構成は、肉
抜き部129が放射状に形成され、デフケース101の
周壁に開口131を有する点が、上記第1実施形態の構
成とは大きく異なり、その他は類似の構成である。そこ
で、この相違点を説明し、同じ機能の部材には同一符号
を付して重複する説明は省略する。
【0031】左右のサイドギヤ109,111はその外
周がデフケース101の内周101aに摺動回転可能に
支持され、デフケース101と同軸に回転する。
【0032】上記肉抜き部129は、3セットの各収納
孔21,23の周方向中間に放射状に3個形成され、そ
れぞれデフケース101の周壁を貫通して、外部に連通
する開口131を有している。そして、この肉抜き部1
29(開口131)の軸方向範囲は、図3の下半部に示
すように、後述する軸方向2か所に配置された連通路と
しての溝135と連通する範囲に設定して設けられてい
る。
【0033】デフケース101には、各肉抜き部129
とこれに周方向に隣接する各セットの収納孔21,23
間を周方向に連通する溝135が軸方向2か所に形成さ
れている。溝135は全体としてリング状に形成されて
いる。溝135の一方はピニオンギヤ125,127の
右端の第2ギヤ部125b,127bとの軸方向対応位
置に形成され、他方はピニオンギヤ125の軸部125
dとの対応位置に形成されている。そして、溝135
の、デフケース101の内周101aへ臨む側は該内周
101aへ開口して形成されている。
【0034】こうして、溝135は一端が肉抜き部12
9を介して開口131に連通すると共に他端が収納孔2
1,23に連通している。
【0035】このような構成により、上記右端の第2ギ
ヤ部125b,127bにおいては、図4(a)に示す
ように、デフケース101が矢印Xの方向に回転する場
合は、デフキャリアのオイル溜りの潤滑オイルは矢印E
のように流れて各ピニオンギヤ125,127に導入さ
れ、その噛合部および摺動部を潤滑する。矢印Xと逆方
向に回転する場合は潤滑オイルは矢印Eと逆方向に導入
される。
【0036】また、ピニオンギヤ125の軸部125d
においては、図4(b)に示すように、デフケース10
1が矢印Xの方向に回転する場合には潤滑オイルは、そ
のとき先行側となる各収納孔23(ピニオンギヤ12
5)に矢印Fのように導入され、さらに一部はその軸部
125dと収納孔23間の空間部を経て後行側の各ピニ
オンギヤ127(収納孔21)に導入され、その噛合部
および摺動部を潤滑する。デフケース101が矢印Xと
逆方向に回転する場合は、潤滑オイルは矢印Fと逆方向
に流れて導入される。
【0037】こうして、本実施形態によれば、上記第1
実施形態の作用、効果に加え、開口131をデフケース
101の周壁に設けているので、デフケース101の低
速回転時にはオイル溜りのかき上げオイルをデフケース
101内に導入し易い。
【0038】さらに、ピニオンギヤ125,127の軸
部125d,127dには収納孔21,23との間に空
間があるので、潤滑オイルが導入され易い。特にデフケ
ース101の回転時に先行して回転する側のピニオンギ
ヤの軸部空間を経て後行側のピニオンギヤに導入される
場合は、後行側のピニオンギヤの摺動部の潤滑性が一層
向上する。
【0039】なお、溝135の代りに孔(トンネル)状
の連通路を設けてもよい。
【0040】また、上記各実施形態共に、溝35,13
5がピニオンギヤ25,27,125,127同士の噛
み合い部まで連通しているので、潤滑効果が高く、収納
孔21,23がピニオンギヤ25,27,125,12
7の半周以上を収納しているのでピニオンギヤ25,2
7,125,127の支持が確実になる。また、溝3
5,135がリング状に形成されているのでデフケース
1,101の回転によりオイルがデフケース1,101
内を循環する作用が得られ、収納孔21,23へオイル
を導入し易くなる。
【0041】また、上記各実施形態のサイドギヤ9,1
1,109,111は、その外周をデフケース1,10
1によりセンタリングされずに、ピニオンギヤ25,2
7,125,127により噛み合い支持される構成にし
てもよい。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、ケース外部に連通する開口を
有する肉抜き部をピニオンギヤ収納孔の周方向中間部に
設けると共に、各収納孔と肉抜き部とを周方向に連通す
る連通路とを備えているので、開口、肉抜き部、連通路
を通って各ピニオンギヤの噛合部および摺動部に潤滑オ
イルを十分に導入できる。これによりピニオンギヤと収
納孔との摺動部の焼き付きを防止できる。
【0043】また、ケースに肉抜き部を設けているの
で、ディファレンシャル装置が軽量化される。
【0044】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
記載の発明による効果に加え、ケースの軸心に向って開
口する周方向の溝を連通路としているので、ケースの回
転に伴い溝内の潤滑オイルがスムーズに各ピニオンギヤ
部に導入される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のディファレンシャル装置の全体
図であり、図2のA−A断面である。
【図2】図1のB−B断面図である。
【図3】第2実施形態のディファレンシャル装置の全体
図である。
【図4】(a)は図3のC−C断面図であり、(b)は
図3のD−D断面図である。
【図5】従来例の断面図である。
【図6】従来例の外観図である。
【符号の説明】
1,101 デフケース(ケース) 9,11,109,111 サイドギヤ 21,23 収納孔 25,27,125,127 ピニオンギヤ 25d,27d,125d,127d 軸部 29,129 肉抜き部 31,33,131 開口 35,135 溝(連通路)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンにより回転駆動されるケース
    と、ケース内に配置され該ケースと同軸に回転する一対
    の出力側サイドギヤと、前記サイドギヤと各々別に噛み
    合うと共に互いに噛み合う複数組のピニオンギヤ組と、
    ケースの前記サイドギヤ周囲に形成され前記ピニオンギ
    ヤ組を摺動回転自在に収納する収納孔とを備えるディフ
    ァレンシャル装置であって、 ケースの前記収納孔の周方向中間部に設けられ、ケース
    外部に連通する開口を有する肉抜き部と、 ケースに形成され、前記開口に隣接する部位にて各収納
    孔と前記肉抜き部とを周方向に連通する連通路とを備え
    ることを特徴とするディファレンシャル装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のディファレンシャル装
    置であって、 前記連通路が、ケースの軸心に向って開口する溝である
    ことを特徴とするディファレンシャル装置。
JP23718295A 1995-09-14 1995-09-14 ディファレンシャル装置 Pending JPH0979349A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008051305A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Jtekt Corp 車両用デフケース及びこれを備えた車両用差動装置
WO2009027148A1 (de) * 2007-08-28 2009-03-05 Schaeffler Kg Stirnraddifferential
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