JPH0978649A - 浴室用ヒータ付きsmc成形ユニット - Google Patents

浴室用ヒータ付きsmc成形ユニット

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JPH0978649A
JPH0978649A JP7231139A JP23113995A JPH0978649A JP H0978649 A JPH0978649 A JP H0978649A JP 7231139 A JP7231139 A JP 7231139A JP 23113995 A JP23113995 A JP 23113995A JP H0978649 A JPH0978649 A JP H0978649A
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JP
Japan
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heater
smc
paper
heater wire
molding
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JP7231139A
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JP3579978B2 (ja
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Shinichi Takeuchi
愼一 竹内
Nobumori Kuwabara
伸盛 桑原
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は浴室用ヒータ付きSMC成形ユニッ
トに関し、歩留り性の向上を目的とする。 【構成】 下型1の上に表面層を形成する樹脂含浸シー
ト2、目の粗い第一のシート材3、目の粗い芯地4にヒ
ータ線を固定したヒータユニット6、目の粗い第二のシ
ート材7、SMC8を順に重ねて置いて成形する。その
際、上記ヒータ線端部9をペーパー10で包みSMC8
の外表面に固定する構成としてあり、ペーパー10の存
在によってヒータ線端部9がSMC樹脂に埋もれること
がなくその取り出しが容易となって歩留りが向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴室用ヒータ付きSM
C成形ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から材料を型に置いて一体成形する
シートモールディングコンパウンド(SMCと称す)成
形方法は知られており、浴室の洗い場、浴槽等の成形ユ
ニットを形成するのにこの方法がよく用いられている。
【0003】また近年浴室の洗い場に暖房機能を搭載し
たものが増えている。すでにハンドレーアップ成形、R
TM(レジンインジェクション)成形においてはヒータ
を埋設したものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしSMC成形ユニ
ットには洗い場を暖房できるものはなかった。そこで発
明者はSMC成形ユニット品にヒータを埋没することを
試みた。しかしながらこのSMC成形方法でヒータを埋
設するとヒータ端部がSMC内に埋もれてしまうことが
多々発生し、歩留りが悪いという課題があった。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、ヒー
タ付きSMC成形ユニットの歩留り性向上を目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、表面層を形成する樹脂含浸シートと、目の
粗い台一のシート材と、目の粗い芯地にヒータ線を固定
したヒータユニットと、目の粗い第二のシート材と、S
MCを、順に重ね、ヒータ線端部をペーパーで包みSM
Cの外表面に固定して成形した構成としてある。
【0007】またペーパーは両面にポリエチレンまたは
ポリエチレンテレフタレートをラミネートした構成とし
てある。
【0008】
【作用】本発明は前記構成により成形時にヒータ線端部
がペーパーで保護されてSMC内に埋もれることがな
く、容易にヒータ線端部が取り出せる。
【0009】また、ペーパー両面をポリエチレンまたは
ポリエチレンテレフタレートでラミネートしたものは、
ペーパーにSMC樹脂が溶着しにくくなり、ヒータ線端
部の取り出しがさらに容易になる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1〜図6を用いて
説明する。図1は成形ユニットの製造方法を示す成形工
程図である。下型1の上に表面層を形成する樹脂含浸シ
ート2、第一のシート材3、芯地4にヒータ線5を固定
したヒータユニット6、第二のシート材7を順に重ねて
置きその上にSMC8を載せ、上型を下ろして成形ユニ
ットを一体成形する。第一のシート材3、芯地4、第二
のシート材7は目付量400g/m3以下の目の粗いガ
ラスまたはポリエステル等を基材としたものである。
【0011】ヒータ線5は図2に示すようにヒータ線端
部9をペーパー10で包み、SMC8の中央部表面にテ
ープ11等で固定して加圧成形し、成形後に取り出す。
SMC8の中央部すなわち成形ユニットの中央部は成形
時の樹脂の流動が最も少ないためにヒータ線端部9の固
定部が成形時に移動しない。
【0012】図3はヒータ線端部9の取り出し部の断面
図である。目の粗い第二のシート材7とSMC8に穴7
a、8aをあけておき、ヒータ線端部9を通す。SMC
8の表面に出てきたヒータ線端部9をペーパー10で包
み、テープ等を用いてSMC8の表面に固定する。
【0013】図4はペーパー10の構造図を示してお
り、a〜cの3例を用いて説明する。aは紙12の両面
にポリエチレン(PEと称す)13を、bは紙12の両
面にポリエチレンテレフタレート(以下PETと称す)
14をラミネートしている。cは紙12の両面にまずP
E13をラミネートし、さらに一方のPE13にさらに
PET14をラミネートしている。
【0014】図5は成形後のヒータ線端部取り出し部を
示す。成形圧力によって成形ユニット裏面表面にペーパ
ー10は密着固定される。この後ペーパーを軽く引っ張
って起こし中からヒータ線端部9を取り出す。
【0015】ここで成形時にはペーパー10が完全密封
されるため内にSMC樹脂が入り込むことがなく、成形
後に中のヒータ線端部9を容易に取り出すことができ
る。また紙12にPE13またはPET14をラミネー
トしているのでSMC樹脂がペーパー10に溶着するこ
ともなく、ヒータ線端部の取り出しはより容易になる。
【0016】図6は成形後の浴室用成形ユニットを示し
ており、ヒータ線端部9は成形ユニットの中央部にあ
る。ヒータ線端部を取り出した後はリード線を介して電
源部に接続する。
【0017】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、成形後に簡単に確実にヒータ線端を取り出す
ことができる。つまり、成形時にペーパー内に樹脂が入
り込むことがないのでヒータ線端がSMC内に埋もれる
ことがなく、容易にヒータ線端部が取り出せる。よって
ヒータ付きSMC成形ユニットの歩留りが大幅に向上す
る。また取り出し部品もペーパーであるから安価であ
る。
【0018】また、ペーパーをPEまたはPETでラミ
ネートしたものはこのペーパーにSMC樹脂が溶着する
こともなくなるので、ヒータ線端部の取り出しはさらに
容易なものとなり、作業性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における浴室用ヒータ付き成
形ユニットの製造方法を示す成形工程図
【図2】同実施例のヒータ線端部取り出し部の斜視図
【図3】同実施例のヒータ線端部の取り出し部を示す断
面図
【図4】(a)同実施例に用いたペーパーの一例を示す
構造図 (b)同実施例に用いたペーパーの一例を示す構造図 (c)同実施例に用いたペーパーの一例を示す構成図
【図5】同実施例の成形後のヒータ線端部取り出し部を
示す断面図
【図6】同実施例の浴室用ヒータ付きSMC成形ユニッ
トを示す斜視図
【符号の説明】
2 樹脂含浸シート 3 目の粗い第一のシート材 4 目の粗い芯地 5 ヒータ線 6 ヒータユニット 7 目の粗い第二のシート材 8 SMC 9 ヒータ線端部 10 ペーパー 13 PE 14 PET

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面層を形成する樹脂含浸シートと、目の
    粗い第一のシート材と、目の粗い芯地にヒータ線を固定
    したヒータユニットと、目の粗い第二のシート材と、シ
    ートモーディングコンパウンドを順に重ね、前記ヒータ
    線端部をペーパーで包み前記シートモールディングコン
    パウンドの外表面に固定して成形した浴室用ヒータ付き
    SMC成形ユニット。
  2. 【請求項2】ペーパーは両面にポリエチレンまたはポリ
    エチレンテレフタレートをラミネートした請求項1記載
    の浴室用ヒータ付きSMC成形ユニット。
JP23113995A 1995-09-08 1995-09-08 浴室用ヒータ付きsmc成形ユニット Expired - Fee Related JP3579978B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100402544B1 (ko) * 2001-02-21 2003-10-17 주식회사 엘지화학 코어층을 가진 쉬트 몰딩 콤파운드 방수판의 시공방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100402544B1 (ko) * 2001-02-21 2003-10-17 주식회사 엘지화학 코어층을 가진 쉬트 몰딩 콤파운드 방수판의 시공방법

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