JP2003170920A - インモールド容器 - Google Patents

インモールド容器

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JP2003170920A
JP2003170920A JP2001373283A JP2001373283A JP2003170920A JP 2003170920 A JP2003170920 A JP 2003170920A JP 2001373283 A JP2001373283 A JP 2001373283A JP 2001373283 A JP2001373283 A JP 2001373283A JP 2003170920 A JP2003170920 A JP 2003170920A
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flange
mold
cavity
container
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JP2001373283A
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Tsutomu Hatachi
勉 波田地
Hiromichi Inagaki
宏道 稲垣
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Risupack Co Ltd
Original Assignee
Risupack Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フランジが熱により変形する温度を高めること
ができ、加熱作業における作業効率を向上させることが
できるインモールド容器を提供する。 【解決手段】プリン容器11は、インモールド成形法に
より、耐熱ポリプロピレン樹脂により開口を有する有底
円筒状に形成された容器本体12の外周面に、ラベル1
3が一体的に密着成形されたものである。そして、周壁
12bの外周面のほぼ全体、さらには周壁12bからフ
ランジ12cの裏面(下面)全体にかけてラベル13が
密着成形されて一体化されている。ラベル13は240
℃を越えた雰囲気に晒されると軟化する性質を有してい
る。そして、そのラベル13によりフランジ12cが熱
により変形する温度が、耐熱ポリプロピレン樹脂の耐熱
温度130℃よりも高くなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インモールド成形
法により、開口を有する有底円筒状の容器本体の外周面
にラベルが密着成形され、例えば、焼きプリン等の食品
を収容するための容器として用いられるインモールド容
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば焼きプリンを収容する
ための容器としては、耐熱ポリプロピレン樹脂により上
面に開口を有する有底円筒状をなす容器本体の周壁外面
に、ラベルがインモールド成形法により密着成形された
インモールド容器が使用されている。この容器本体の開
口端部には、容器本体の周方向に沿って外方へ延びるフ
ランジが形成されている。
【0003】そして、インモールド容器内にプリンの原
料が収容され、インモールド容器とともに、プリンの原
料が蒸される。続けて、インモールド容器とともに、固
化したプリンがオーブンにより加熱され、プリンに焼き
目が付けられる。最後に、フランジ部分にトップフィル
ムが熱融着されてインモールド容器の開口が閉塞され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のイン
モールド容器を形成する耐熱ポリプロピレン樹脂は13
0度を越えると軟化する性質を有している。そのため、
前記オーブンによる加熱時、インモールド容器が130
度を超えた室内に晒されると、フランジが軟化、さらに
は変形してフランジ上面に凹凸が形成されてしまう。そ
の結果、トップフィルムとフランジとの接触面積が小さ
くなり、フランジに対してトップフィルムを安定して熱
融着することができず、トップフィルムとフランジとの
間のシール性が悪くなってしまうといった不具合が発生
していた。
【0005】従って、製造者はオーブンによる加熱温度
を130度より低く設定し、さらに加熱時間を短く設定
しなければならず、インモールド容器を使用した焼きプ
リンの加熱作業における規制が多くなり、作業効率が非
常に悪いといった問題があった。
【0006】本発明は、上記従来技術に存在する問題点
に着目してなされたものであり、その目的とするところ
は、フランジが熱により変形する温度を高めることがで
き、加熱作業における作業効率を向上させることができ
るインモールド容器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、開口を有する有底筒状
をなすとともに、開口に沿って外方へ延びるフランジを
備えた容器本体の外面にラベルが密着成形されたインモ
ールド容器であって、一対の金型を型締めして当該一対
の金型内に前記容器本体に対応するキャビティを形成
し、当該キャビティ内に挿入されたラベルが容器本体の
外面側に位置すべくキャビティの外周側に密着させると
ともに、同ラベルの一側縁部をフランジを成形するキャ
ビティ内に配置した後、前記キャビティ内に溶融樹脂を
注入することにより成形され、ラベルの一側縁部が溶融
樹脂圧により外方へ折り曲げられて前記フランジを成形
するキャビティ内へ配置されるべく前記ラベルの一側縁
部に、当該一側縁の端縁からラベルの内部に向かって延
びる切り込み又はハーフカットが形成されていることを
要旨とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、開口を有する有
底筒状をなすとともに、開口に沿って外方へ延びるフラ
ンジを備えた容器本体の外面にラベルが密着成形された
インモールド容器であって、一対の金型を型締めして当
該一対の金型内に前記容器本体に対応するキャビティを
形成し、当該キャビティ内に挿入されたラベルが容器本
体の外面側に位置すべくキャビティの外周側に密着させ
るとともに、同ラベルの一側縁部をフランジを成形する
キャビティ内に配置した後、前記キャビティ内に溶融樹
脂を注入することにより成形され、ラベルの一側縁部が
溶融樹脂圧により外方へ折り曲げられて前記フランジを
成形するキャビティ内へ配置されるべく前記ラベルの一
側縁部には当該一側縁の延びる方向に沿って延びるミシ
ン目又はハーフカットが形成されていることを要旨とす
る。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載のインモールド容器において、前記ラベル
はフランジの幅方向に沿った長さの半分以上に密着成形
されていることを要旨とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した焼きプ
リン収容用のインモールド容器の一実施形態を図1〜図
5に従って説明する。
【0011】図1(a)、(b)に示すように、インモ
ールド容器としてのプリン容器11は、インモールド成
形法により、耐熱ポリプロピレン樹脂により開口を有す
る有底円筒状に形成された容器本体12の外周面に、ラ
ベル13が一体的に密着成形されたものである。
【0012】前記容器本体12は円板状をなす底壁12
aと、その底壁12aの周縁に沿って立設された周壁1
2bとより形成されている。前記周壁12bは開口側に
向かうに連れて広がるテーパ形状に形成されている。周
壁12bの開口端部には、容器本体12の開口端に沿っ
て外側方へ延びるフランジ12cが突設されている。
【0013】前記周壁12bの外周面のほぼ全体、さら
には周壁12bからフランジ12cの裏面(下面)にか
けてラベル13がインモールド成形法により密着成形さ
れて一体化されている。前記ラベル13はフランジ12
cの裏面のほぼ全体に亘って密着成形されている。そし
て、そのラベル13によりフランジ12cが熱により変
形する温度が、耐熱ポリプロピレン樹脂の耐熱温度13
0℃よりも高くなっている。
【0014】図2(a)に示すように、前記ラベル13
は、ラベル13の一側縁部としての第1円弧13a及び
同第1円弧13aより短く、第1円弧13aの延びる方
向に沿って延びる第2円弧13bと、当該第1円弧13
a及び第2円弧13bの各端部同士を結ぶ直線13cと
により囲まれた平面形状に形成されている。
【0015】また、前記ラベル13は複数層から構成さ
れる層状構造を有し、図2(b)に示すように、外側
(図2(b)では下側)から順に基材層14、印刷層1
5、中間層16及び接着層17の4層から構成されてい
る。前記中間層16は第1中間層と第2中間層とに分け
られる場合もある。なお、前記基材層14と印刷層15
との間又は印刷層15と中間層16との間には接着剤層
(図示せず)が設けられ、その接着剤層により基材層1
4と印刷層15又は印刷層15と中間層16とが接着さ
れている。
【0016】ラベル13の構成としては、基材層14と
しての延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(以
下、単にPETと記す)(50μm)、印刷層15、中
間層16としての未延伸ポリプロピレンフィルム(以
下、単にCPPと記す)(20〜30μm)及び接着層
17よりなるものが挙げられる。また、その他のラベル
13の構成としては、基材層14としてのPET(12
μm)、印刷層15、中間層16のうちの第1中間層と
してのアルミ蒸着PET(12μm)と第2中間層とし
てのCPP(20〜30μm)及び接着層17よりなる
ものが挙げられる。
【0017】さらに、その他のラベル13の構成として
は基材層14としてのPET(12μm)、印刷層1
5、中間層16のうちの第1中間層としてのPET(1
2μm)と第2中間層としてのCPP(20〜30μ
m)及び接着層17よりなるものが挙げられる。ラベル
13は上記3種類のうちのいずれか一つが使用される
が、本実施形態では基材層14としてのPET(50μ
m)、印刷層15、中間層16としてのCPP(20〜
30μm)及び接着層17よりなるものを使用した。
【0018】なお、印刷層15や接着剤層としては汎用
されているものが好適に使用され、前記接着層17とし
てはヒートシール剤の他、汎用されているものが好適に
使用される。また、上記構成を有するラベル13は二軸
延伸により延伸されたものである。そして、ラベル13
はPET及びCPPより主に構成され、CPPは耐熱温
度が130℃であり、PETは耐熱温度が240℃であ
るため、ラベル13は240℃を越えた雰囲気に晒され
ると軟化する性質を有している。
【0019】図2(a)、(b)に示すように、ラベル
13の第1円弧13a側には、同第1円弧13aの端縁
からラベル13の内部方向へ直線状に延びる切り込み1
3dが一定間隔をおいて複数箇所に形成されている。前
記切り込み13dはプリン容器11のインモールド成形
の際に、ラベル13の第1円弧13a側の容器本体12
の周壁12bからフランジ12cに沿った変形、即ち外
方への広がり、さらには溶融樹脂圧による折り曲げを補
助する機能を有している。そして、ラベル13の第1円
弧13a側の周縁部には隣接する切り込み13d間にそ
れぞれラベル片13eが形成され、各ラベル片13eの
先端側はそれぞれ自由端となっている。
【0020】さらに、図2(a)、(c)に示すよう
に、ラベル13の第1円弧13a側には、当該第1円弧
13aの延びる方向に沿って延びるミシン目13fが形
成されている。そして、前記ミシン目13fはプリン容
器11のインモールド成形の際に、ラベル13の第1円
弧13a側の容器本体12の周壁12bからフランジ1
2cに沿った変形、即ち溶融樹脂圧による折り曲げを補
助する機能を有している。前記ミシン目13fのラベル
13の厚みに対する深さは、プリン容器11のインモー
ルド成形の際に、ラベル13の第1円弧13a側が折り
曲げられるように形成されていればよく、本実施形態で
は、ミシン目13fの深さをラベル13の厚みのほぼ半
分に設定した。
【0021】前記各切り込み13dは、前記ミシン目1
3fに対し、正面逆T字状に繋がるように形成され、そ
のミシン目13fにより前記各ラベル片13eの基端部
の両側がそれぞれ切り込まれている。また、図2
(a)、(d)に示すように、ラベル13の両直線13
c側の端部に位置するミシン目13fはラベル13を切
断するように形成されている。
【0022】容器本体12のフランジ12c表面(上
面)に貼着されるトップフィルム(図示せず)としては
イージーオープンフィルムが使用される。このイージー
オープンフィルムは各層の合成樹脂を選定することによ
り、ヒートシール性を有し、異種材料のプラスチックに
対してピールオープン性を有する二軸延伸フィルムによ
り形成されたものである。
【0023】前記トップフィルムの構成としては、前記
PET(50μm)、印刷層及びポリプロピレン(以
下、PPと記す)系イージーピールフィルム(30μ
m)のもの、PET(12μm)、印刷層、アルミ蒸着
PET(12μm)及びPP系イージーピールフィルム
(30μm)よりなるもの又はPET(12μm)、印
刷層、PET(12μm)及びPP系イージーピールフ
ィルム(30μm)よりなるものが挙げられる。トップ
フィルムは上記3種類の内のいずれか一つが使用される
が、本実施形態では、PET(12μm)、印刷層、ア
ルミ蒸着PET(12μm)及びPP系イージーピール
フィルム(30μm)よりなる構成のトップフィルムと
して使用した。
【0024】なお、前記印刷層としては汎用されている
ものが好適に使用され、印刷層の表面側又は裏面側のい
ずれかに隣接する層との接着を行うための接着剤層が設
けられている。また、印刷層は透明フィルムに印刷が施
されている。
【0025】次に、図3に示すように、前記プリン容器
11のインモールド成形を行うための成形型18につい
て説明する。成形型18は一対の金型としてのキャビテ
ィ型19と、コア型20とより構成され、上下方向に型
締め及び型開きすることができるようになっている。
【0026】前記キャビティ型19内には容器本体12
の周壁12bの外周形状とほぼ対応する凹部19aが凹
設されている。凹部19aの開口側は前記フランジ12
cを成形すべく外方へ拡径され、その拡径された部分に
拡径凹部19cが凹設されている。
【0027】キャビティ型19には凹部19a内に挿入
されたラベル13を凹部19aの内周面に密着させるた
めのバキューム装置(図示せず)が設けられている。ま
た、キャビティ型19内には前記バキューム装置に連結
されたエア吸引管21が凹部19a内に臨むように配設
されている。そして、バキューム装置によりエアを吸引
することによりエア吸引管21から凹部19a内のエア
を吸引し、凹部19a内周面にラベル13を吸着させる
ことができるように形成されている。さらに、キャビテ
ィ型19の内底面には図示しないゲートを介して樹脂射
出器22が連結されている。
【0028】前記コア型20は前記凹部19aの開口を
閉塞可能な大きさに形成された蓋部20aと、同蓋部2
0aから延設され、先端へ向かうに従い連れて直径が縮
径するテーパ形状に形成されたコア部20bとより形成
されている。前記蓋部20aにおいて、コア部20bの
基端側の外周部分には前記フランジ12cを成形すべく
円環状をなす環状凹部20cが凹設されている。
【0029】そして、図4に示すように、前記コア型2
0がキャビティ型19の凹部19a内に挿入されて型締
めされると、凹部19aの内周面とコア部20bの外周
面との間に容器本体12の周壁12bの外周形状に対応
する周壁キャビティ23が形成される。さらに、前記拡
径凹部19cと環状凹部20cとの間には、フランジ1
2cに対応するフランジキャビティ24が形成される。
そして、前記樹脂射出器22から周壁キャビティ23さ
らにはフランジキャビティ24に溶融樹脂が注入される
ように形成されている。
【0030】次に、上記成形型18を使用してプリン容
器11をインモールド成形法により成形する方法につい
て説明する。まず、図3に示すように、凹部19a内
に、ラベル13の基材層14が凹部19aの内周面側に
位置するようにラベル13を挿入する。次いで、バキュ
ーム装置によりエアを吸引し、ラベル13を凹部19a
の内周面に吸着させる。さらに、ラベル13の第1円弧
13a側の周縁部が凹部19aの開口より若干上方へ突
出するようにラベル13の位置を調節する。なお、ラベ
ル13のミシン目13fが、凹部19aの内周面と拡径
凹部19cとの境目に形成される段差部と同じ位置又は
上側に位置するようにラベル13を配置するのが好まし
く、本実施形態では、ミシン目13fが前記段差部と同
じ位置に位置するようにラベル13を配置した。
【0031】次に、図4に示すように、凹部19a内に
コア部20bを挿入し、キャビティ型19とコア型20
とを型締めする。すると、ラベル13の第1円弧13a
側の周縁部は拡径凹部19cの内面によりキャビティ型
19側へ押される。このとき、ラベル13の第1円弧1
3a側は切り込み13dにより複数のラベル片13eに
細分化されている。そのため、切り込み13dによりラ
ベル13の第1円弧13a側はそれぞれ外方へ容易に押
し広げられる。
【0032】なお、このとき、バキューム装置の吸引に
より、ラベル13がミシン目13fが前記段差部と同じ
位置に位置するように凹部19aの内周面に吸着させた
が、型締めの際に、ラベル13がコア型20により下方
へ押圧されて移動される場合がある。この場合、ラベル
13の第2円弧13b側の端縁が凹部19aの内底面に
当接することとなる。
【0033】そして、型締めが完了すると、成形型18
内に周壁キャビティ23及びフランジキャビティ24が
形成される。この型締め状態において、バキューム装置
のエア吸引により、ラベル13が容器本体12の外周面
側に位置すべく周壁キャビティ23の外周側に密着され
ている。また、ラベル13の第1円弧13a側がフラン
ジキャビティ24内に配置されている。
【0034】続いて、樹脂射出器22から凹部19a内
へ溶融樹脂が注入される。すると、溶融樹脂は周壁キャ
ビティ23からフランジキャビティ24内へと注入され
ていく。このとき、ラベル13は凹部19aの内周面に
吸着されているため、溶融樹脂はコア部20bの外周面
とラベル13の接着層17との間に注入されていく。そ
して、溶融樹脂の熱によりラベル13の接着層17が溶
融される。
【0035】さらに、図5に示すように、フランジキャ
ビティ24内に溶融樹脂が注入されると、溶融樹脂圧に
より各ラベル片13eはさらに外方へ折り曲げられ、フ
ランジキャビティ24内へ配置される。このとき、切り
込み13d及びミシン目13fにより各ラベル片13e
が外方への容易に折り曲げられ、最終的には各ラベル片
13eの外面、即ち基材層14が拡径凹部19cの内底
面に密接する。
【0036】また、ラベル片13eが外方へ折り曲げら
れることにより、隣接するラベル片13e同士の間に、
ミシン目13f側に頂点が位置する平面三角形状の隙間
が形成される。その結果、前記溶融樹脂が平面三角形状
の隙間内に入り込み、ラベル片13e同士の間に溶融樹
脂が入り込む。
【0037】そして、溶融樹脂の注入が終了した後、冷
却すると、溶融樹脂が固化するとともに、溶融した接着
層17が固化して周壁12bに対して接着される。続け
て、成形型18を型開きをすることにより容器本体12
にラベル13が密着されたプリン容器11が成形され
る。
【0038】得られたプリン容器11はフランジ12c
の裏面のほぼ全体にラベル13の第1円弧13a側の周
縁部、即ちラベル片13eが密着成形されている。ま
た、ラベル13の第2円弧13b側の端縁は周壁12b
の下端縁より若干上側に位置している。なお、型締めの
際に、ラベル13がコア型20により押圧されて下方へ
移動し、ラベル13の第2円弧13b側の端縁が凹部1
9aの内底面に当接した場合は、ラベル13の第2円弧
13b側の端縁は周壁12bの下端縁とほぼ同じに位置
している。
【0039】さて、上記プリン容器11を使用して焼き
プリンを製造するには、まず、プリン容器11のフラン
ジ12cを製造ラインの機器に固定して、同機器にプリ
ン容器11を保持させ、そのプリン容器11内にプリン
の原料を充填する。このとき、フランジ12cの裏面の
ほぼ全体に亘ってラベル13が一体化されている。
【0040】そのため、フランジ12cにラベル13が
一体化されていない場合と比較して、同フランジ12c
の荷重に対する強度が高められている。その結果、プリ
ンの原料の荷重がフランジ12cに作用しても、同フラ
ンジ12cが変形することが防止される。次に、プリン
容器11の開口側に前記トップフィルム(図示せず)を
配置する。そして、そのトップフィルムの裏面の周縁部
を部分的にフランジ12cの表面(上面)に加熱融着
し、プリン容器11の上部開口を部分的に開放してお
く。
【0041】次に、プリンの蒸し工程を行ってプリンを
固化させる。このとき、フランジ12cにラベル13が
一体化され、そのラベル13には耐熱温度が240℃の
物性を有するPETが使用されている。そのため、フラ
ンジ12cが耐熱ポリプロピレン樹脂のみで成形されて
いる場合と異なり、フランジ12cが熱により変形され
る温度が高くなっている。また、トップフィルムにはア
ルミ蒸着PET層が形成されているため、そのアルミ蒸
着PET層により熱が反射され、フランジ12cの温度
上昇を妨げるようになっている。そのため、蒸し工程に
よりフランジ12cが変形することが防止され、フラン
ジ12cに融着されたラベル13がフランジ12cから
剥がれる不具合が防止される。
【0042】続けて、加熱工程において、オーブンによ
りプリン容器11全体は170〜180℃に加熱され、
プリンに焼き目が形成される。このときも、フランジ1
2cが熱により変形する温度は、耐熱ポリプロピレン樹
脂の耐熱温度130℃より高くなっている。また、トッ
プフィルムのアルミ蒸着PET層によりフランジ12c
の温度上昇が妨げられている。そのため、熱によりフラ
ンジ12cが変形することが防止され、フランジ12c
の表面は平面状に維持される。
【0043】そして、加熱工程後、トップフィルムの周
縁部全体をフランジ12cの表面に加熱融着して、プリ
ン容器11の開口をトップフィルムにより閉塞する。こ
のとき、フランジ12cの表面は平面状に維持されてい
るため、トップフィルムが安定した状態でフランジ12
cに融着され、トップフィルムとフランジ12cとの間
のシール機能の低下が防止される。
【0044】上記実施形態のプリン容器11によれば、
以下のような特徴を得ることができる。 (1)耐熱ポリプロピレン樹脂製の容器本体12のフラ
ンジ12cの裏面ほぼ全体にラベル13が密着成形さ
れ、そのラベル13には耐熱温度が240℃の物性を有
するPETが設けられている。そのため、フランジ12
cが耐熱ポリプロピレン樹脂だけで形成されていた従来
と異なり、フランジ12cが変形する温度を耐熱ポリプ
ロピレン樹脂の耐熱温度130℃より高めることができ
る。従って、加熱工程で170〜180℃でプリン容器
11を加熱してもフランジ12cの熱による変形を防止
することができる。
【0045】その結果、フランジ12cの軟化、変形等
を防止するため、蒸し工程や加熱工程における加熱時間
や加熱時間の規制が存在した従来と異なり、焼きプリン
の加熱作業の簡易化を図ることができる。また、フラン
ジ12cの軟化、変形によるトップフィルムの剥離を防
止することができ、得られる製品の不具合量を低下させ
て、プリン容器11を使用して製造される製品の生産効
率を向上させることができる。さらには、フランジ12
cから剥離したトップフィルムをフランジ12cに再度
融着させる手間を省いて生産効率の向上に寄与すること
ができる。
【0046】(2)各切り込み13dとミシン目13f
とが繋がるように形成され、ラベル片13eの基端部の
両側にもミシン目13fが形成されているため、型締め
の際にラベル片13eをより一層容易に押し広げること
ができ、溶融樹脂圧によりラベル片13eをより一層容
易に折り曲げることができる。
【0047】(3)ラベル13の両端部はそれぞれ切断
されているため、型締めの際、ラベル13の長さ方向に
おける両端縁部を容易に外方へ押し広げることができ、
さらには、溶融樹脂圧により容易に折り曲げることがで
きる。
【0048】(4)ラベル13の第1円弧13a側は切
り込み13dにより複数のラベル片13eに細分化され
ている。そのため、切り込み13dが形成されず、ラベ
ル片13eが形成されていない場合と比較して、成形型
18の型締めの際に、ラベル13の第1円弧13a側の
周縁部を容易に外方へ押し広げ、さらに溶融樹脂圧によ
りラベル片13eを確実に折り曲げることができ、得ら
れるプリン容器11のフランジ12cの裏面にラベル1
3を確実に配置することができる。
【0049】また、型締めの際に、ラベル13の第1円
弧13a側の周縁部が外方へ押し広げられず、ラベル1
3の中央部等にしわが形成されたり、ラベル13が凹部
19aの内周面から離れたりしてプリン容器11のラベ
ル13部分における外観が低下するといった不具合を防
止することができる。
【0050】(5)ラベル13にはミシン目13fが周
方向に沿って形成され、ミシン目13fはラベル片13
eの基端側に位置している。そのため、ミシン目13f
が形成されていない場合と異なり、成形型18の型締め
の際に、各ラベル片13eを外方へ容易に折り曲げさせ
ることができる。さらには、溶融樹脂の注入の際に、溶
融樹脂圧により各ラベル片13eを拡径凹部19c側へ
容易に折り曲げさせることができ、ラベル片13eをフ
ランジ12cの裏側へ確実に配置することができる。従
って、フランジ12cがラベル13により強化されたプ
リン容器11を確実に製造することができる。
【0051】(6)成形型18の型締め及び溶融樹脂の
注入の際に、ミシン目13fと切り込み13dとの協働
によりラベル片13eをより効果的に外方へ押し広げ、
さらに折り曲げることができる。従って、フランジ12
cの裏面にラベル13が配置されたプリン容器11をよ
り確実に製造することができる。
【0052】(7)フランジ12cとラベル13とが一
体化されているため、フランジ12cにラベル13が一
体化されていない場合と比較して、フランジ12cの荷
重等の外力に対する強度が高められている。そのため、
例えば、フランジ12cが機器に固定された状態でプリ
ン容器11内にプリンの原料が充填されたとき、プリン
の原料の荷重によりフランジ12cが変形する不具合を
防止することができる。従って、フランジ12cの変形
により機器によるフランジ12cの固定が不安定とな
り、機器からプリン容器11が落下するおそれをなくす
ことができる。
【0053】なお、本実施形態は以下のように変更して
もよい。 ・ 実施形態では、切り込み13dと各ミシン目13f
とが逆T字状に繋がるように形成したが、切り込み13
dと各ミシン目13fとが繋がらなく、それぞれ独立し
ていてもよい。また、実施形態では、切り込み13dと
各ミシン目13fとが逆T字状に繋がるように形成した
が、各ラベル片13eの基端部の一側のみに各ミシン目
13fが形成されるように切り込み13dと各ミシン目
13fとをL字状又は逆L字状に繋がるように形成して
もよい。
【0054】・ 実施形態では、各ミシン目13fを直
線状に形成したが、各ミシン目13fを円形状に形成
し、その円形状をなすミシン目13fと切り込み13d
とを繋がるように形成してもよく、繋がっていなくても
よい。
【0055】・ ラベル13の両直線13c側の端部を
切断したが、ラベル13の両直線13c側の端部を切断
しなくてもよい。また、切断する代わりにミシン目又は
ハーフカットを形成し、そのミシン目又はハーフカット
の深さを任意に調節してもよい。
【0056】・ 実施形態では、ラベル13に切り込み
13d及びミシン目13fを形成したが、切り込み13
d及びミシン目13fのいずれか一方のみをラベル13
に形成してもよい。
【0057】・ 実施形態では、フランジ12cの裏面
に沿ってラベル13を密着成形させたが、図6(a)に
示すように、フランジ12cの裏面からさらにフランジ
12cの側端縁に沿ってラベル13が密着するようにし
てもよい。このとき、図6(b)に示すように、ラベル
13の第1円弧13a側縁部に別のミシン目13f又は
ハーフカットを形成し、ラベル13の第1円弧13a側
端縁を折り曲げやすくしてもよい。
【0058】・ また、実施形態では、フランジ12c
の裏面に沿ってラベル13を密着成形させたが、フラン
ジ12c内にラベル13の第1円弧13a側の周縁部が
埋め込まれた状態でフランジ12cとラベル13とを一
体成形してもよい。
【0059】・ 実施形態では、フランジ12cの裏面
ほぼ全体にラベル13が位置するようにプリン容器11
をインモールド成形したが、フランジ12cの幅方向に
沿った長さの半分以上にラベル13が位置し、フランジ
12cが熱により変形する温度が130℃より高くなる
位置であればいずれに位置にしていてもよい。このと
き、型締めによりラベル13のラベル片13eが押し広
げられない場合が生じるが、溶融樹脂圧によりラベル片
13eを折り曲げることができる。
【0060】・ 実施形態では、ミシン目13fをラベ
ル13の厚みに対してほぼ半分程度の深さとなるように
形成したが、ラベル13の厚みを貫通するようにミシン
目13fを形成してもよい。
【0061】・ 実施形態では、ラベル13にミシン目
13fを形成したが、ミシン目13fを省略してもよ
い。又はミシン目13fの代わりに第1円弧13aの周
方向に沿って延びるハーフカットを形成してもよい。
【0062】さらには、ミシン目13f又はハーフカッ
トをラベル13に二本以上形成してもよい。このように
構成した場合、成形型18内に挿入されたラベル13が
位置ずれしていても別のミシン目13f又はハーフカッ
トによりラベル片13eを容易に折り曲げることができ
る。
【0063】・ 実施形態では、切り込み13dを第1
円弧13aの周方向の長さに沿って複数箇所に形成した
が、一箇所だけでもよく、第1円弧13aの周方向の長
さを二等分する位置、三等分する位置、四等分する位置
又は任意に分割する位置等に切り込み13dを形成して
もよい。
【0064】・ 実施形態では、切り込み13dにより
ラベル13の第1円弧13a側を細分化して外方へ押し
広げやすくしたが、切り込み13dの代わりにラベル1
3の第1円弧13a側端縁からラベル13内方へ延びる
ハーフカットを形成してもよい。
【0065】・ 実施形態では、PET、印刷層、アル
ミ蒸着PET及びPP系イージーピールフィルムよりな
る構成のトップフィルムを使用したが、前記アルミ蒸着
PETにおいて、フランジ12cに対応する部分、即
ち、トップフィルムの周縁部のみにアルミニウムが蒸着
されているトップフィルムとしてもよい。このように構
成した場合、アルミ蒸着PET層による熱の反射効果を
なくすことなく、トップフィルム全体にアルミが蒸着さ
れている場合と比較して、トップフィルムの製造コスト
の低減に寄与することができる。
【0066】・ ラベル13は基材層14、印刷層1
5、中間層16及び接着層17の4層から構成されてい
るものを使用したが、印刷層15を省略したラベル13
を使用してもよい。このとき、周壁12bに曲面印刷が
施され、プリン容器11に表示が施される。
【0067】・ 実施形態では、インモールド容器を焼
きプリン収容用のプリン容器11に具体化したが、茶碗
蒸、プリン、ケーキ、ゼリー等の食品の収容用に具体化
してもよい。
【0068】次に上記実施形態及び別例から把握できる
技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記
する。 (1) 前記ラベルの一側縁部に、当該一側縁の延びる
方向に沿って延びるミシン目又はハーフカットが形成さ
れていることを特徴とする請求項1に記載のインモール
ド容器。このように構成した場合、切り込み又はハーフ
カットとミシン目又はハーフカットとの協働によりイン
モールド成形の際に、ラベルの一側縁部を外方へより一
層容易に折り曲げさせることができる。従って、ラベル
を周縁フランジの裏側へ効果的に配置することができ、
周縁フランジがラベルにより強化されたインモールド容
器を効率よく製造することができる。
【0069】(2) 前記ラベルの一側縁部の両端側は
切断され、インモールド成形の際に、前記切断部分によ
りラベルの一側縁部の両端部における容器本体の周壁外
面からフランジの延びる方向に沿った折り曲げが補助さ
れていることを特徴とする請求項1〜請求項3及び前記
技術的思想(1)のいずれか一項に記載のインモールド
容器。このように構成した場合、インモールド成形の
際、ラベルの一側縁部の両端部を周壁からフランジにか
けて容易に折り曲げることができる。
【0070】(3) 前記切り込み又はハーフカットの
間に形成されるラベル片の基端側に前記ミシン目又はハ
ーフカットが形成されるべく切り込みとミシン目又はハ
ーフカットとが繋がるように形成されていることを特徴
とする前記技術的思想(1)に記載のインモールド容
器。このように構成した場合、ラベルの一側縁部側をよ
り一層折り曲げやすくすることができる。
【0071】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜請求項
3のいずれか一項に記載の発明によれば、フランジが熱
により変形する温度を高めることができ、加熱作業にお
ける作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はプリン容器を示す斜視図、(b)はプ
リン容器を示す部分断面図。
【図2】(a)はラベルを示す正面図、(b)はラベル
を示す平面図、(c)は図2(a)の2c−2c線断面
図、(d)はラベルを示す側面図。
【図3】キャビティ型内にラベルを挿入した状態を示す
断面模式図。
【図4】成形型を型締めした状態を示す断面模式図。
【図5】成形型内に溶融樹脂を注入した状態を示す断面
模式図。
【図6】(a)はフランジにおける別例を示す部分断面
図、(b)は別例のラベルを示す部分正面図。
【符号の説明】
11…インモールド容器としてのプリン容器、12…容
器本体、12c…フランジ、13…ラベル、13d…切
り込み、13f…ミシン目、19…一対の金型を構成す
るキャビティ型、20…一対の金型を構成するコア型、
23…周壁キャビティ、24…フランジキャビティ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E033 AA08 BA16 BA17 BB08 CA07 DA08 DD05 EA20 FA02 4F206 AD09 AD20 AD25 AH55 JA07 JB19 JN25 JQ81

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口を有する有底筒状をなすとともに、開
    口に沿って外方へ延びるフランジを備えた容器本体の外
    面にラベルが密着成形されたインモールド容器であっ
    て、 一対の金型を型締めして当該一対の金型内に前記容器本
    体に対応するキャビティを形成し、当該キャビティ内に
    挿入されたラベルが容器本体の外面側に位置すべくキャ
    ビティの外周側に密着させるとともに、同ラベルの一側
    縁部をフランジを成形するキャビティ内に配置した後、
    前記キャビティ内に溶融樹脂を注入することにより成形
    され、ラベルの一側縁部が溶融樹脂圧により外方へ折り
    曲げられて前記フランジを成形するキャビティ内へ配置
    されるべく前記ラベルの一側縁部に、当該一側縁の端縁
    からラベルの内部に向かって延びる切り込み又はハーフ
    カットが形成されていることを特徴とするインモールド
    容器。
  2. 【請求項2】開口を有する有底筒状をなすとともに、開
    口に沿って外方へ延びるフランジを備えた容器本体の外
    面にラベルが密着成形されたインモールド容器であっ
    て、 一対の金型を型締めして当該一対の金型内に前記容器本
    体に対応するキャビティを形成し、当該キャビティ内に
    挿入されたラベルが容器本体の外面側に位置すべくキャ
    ビティの外周側に密着させるとともに、同ラベルの一側
    縁部をフランジを成形するキャビティ内に配置した後、
    前記キャビティ内に溶融樹脂を注入することにより成形
    され、ラベルの一側縁部が溶融樹脂圧により外方へ折り
    曲げられて前記フランジを成形するキャビティ内へ配置
    されるべく前記ラベルの一側縁部には当該一側縁の延び
    る方向に沿って延びるミシン目又はハーフカットが形成
    されていることを特徴とするインモールド容器。
  3. 【請求項3】前記ラベルはフランジの幅方向に沿った長
    さの半分以上に密着成形されていることを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載のインモールド容器。
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