JPH097747A - 面状発熱体の安全装置 - Google Patents
面状発熱体の安全装置Info
- Publication number
- JPH097747A JPH097747A JP17269595A JP17269595A JPH097747A JP H097747 A JPH097747 A JP H097747A JP 17269595 A JP17269595 A JP 17269595A JP 17269595 A JP17269595 A JP 17269595A JP H097747 A JPH097747 A JP H097747A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating element
- current
- power supply
- planar heating
- control circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Surface Heating Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、面状発熱体に対し所定のワット数
(消費電流)が変化したとき、即ち亀裂・経年変化を生
じたとき電源を遮断し発火等の危険を未然に防ごうとす
るものである。 【構成】 両側縁に電極帯を設けたカ−ボン面状発熱体
において、電極帯への電源線3はカ−レントセンサ−4
とスイッチを介在しておき、カ−レントセンサ−4の二
次側には、面状発熱体への電流の変化により信号を発す
る制御回路を設けて、該制御回路8の発するオフ信号に
よりカ−ボン面状発熱体への電源を遮断自在としたもの
である。
(消費電流)が変化したとき、即ち亀裂・経年変化を生
じたとき電源を遮断し発火等の危険を未然に防ごうとす
るものである。 【構成】 両側縁に電極帯を設けたカ−ボン面状発熱体
において、電極帯への電源線3はカ−レントセンサ−4
とスイッチを介在しておき、カ−レントセンサ−4の二
次側には、面状発熱体への電流の変化により信号を発す
る制御回路を設けて、該制御回路8の発するオフ信号に
よりカ−ボン面状発熱体への電源を遮断自在としたもの
である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカ−ボン面状発熱体の安
全装置に関するものである。
全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の面状発熱体は両側縁部に沿
って電源供給用の電極帯を備えており、その間にサ−ミ
スタ等の温度制御の手段を施している。
って電源供給用の電極帯を備えており、その間にサ−ミ
スタ等の温度制御の手段を施している。
【0003】
【従来技術の欠点】ところがカ−ボン面状発熱体等の面
状発熱体はニクロム線発熱体のような線発熱体に比して
異常時における安全性に不利な点がある。即ち線発熱体
は断線することによりその時点で通電がストップして危
険な状態になることがないが、面状発熱体は、その一部
に亀裂が入っても電流は迂回してしまうため、その迂回
部分に電流集中が生じて部分加熱状態となり危険であ
る。
状発熱体はニクロム線発熱体のような線発熱体に比して
異常時における安全性に不利な点がある。即ち線発熱体
は断線することによりその時点で通電がストップして危
険な状態になることがないが、面状発熱体は、その一部
に亀裂が入っても電流は迂回してしまうため、その迂回
部分に電流集中が生じて部分加熱状態となり危険であ
る。
【0004】又カ−ボン面状発熱体のように樹脂とカ−
ボンを混練した導電塗料を両側に電極帯を設けた布に塗
布して作った面状発熱体は、その一部が加熱状態となり
高温になると高抵抗となり発熱斑を生じ危険である。
ボンを混練した導電塗料を両側に電極帯を設けた布に塗
布して作った面状発熱体は、その一部が加熱状態となり
高温になると高抵抗となり発熱斑を生じ危険である。
【0005】更に同上の面状発熱体は長年使用により経
年変化をしたときも抵抗変化をして初期のワット数が変
化(電流が変化)する。
年変化をしたときも抵抗変化をして初期のワット数が変
化(電流が変化)する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれらの欠点
を解消すべく開発されたもので、面状発熱体に対し所定
のワット数(消費電流)が変化したとき、即ち亀裂・経
年変化を生じたとき電流を遮断し発火等の危険を未然に
防ごうとするものである。
を解消すべく開発されたもので、面状発熱体に対し所定
のワット数(消費電流)が変化したとき、即ち亀裂・経
年変化を生じたとき電流を遮断し発火等の危険を未然に
防ごうとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで亀裂・経年変化等
により電流値の変化をカ−レントセンサ−によってキャ
ッチして正常時に流れる電流に比べて、ある一定以上に
上がったとき、或は下がったときに電源を切ろうとする
ものである。
により電流値の変化をカ−レントセンサ−によってキャ
ッチして正常時に流れる電流に比べて、ある一定以上に
上がったとき、或は下がったときに電源を切ろうとする
ものである。
【0008】
【実施例】本発明を図示の実施例によって詳記すると、
1はカ−ボン面状発熱体であってこれは例えば樹脂とカ
−ボンを混練した導電塗料を布に塗布し、両側縁部に沿
って電源供給用電極帯2、2を設けてある。この電源供
給用電極帯2、2の一方からから引き出された電源線3
はカ−レントセンサ−4を構成するコア5の一次側に巻
かれてマグネットスイッチ6を介在しておき、カ−レン
トセンサ−4を構成するコア5の二次側には電流平滑回
路7、ヒ−タ電流の変化により信号を発する(例えば
0.8A以下でオフ信号、1.5A以上でオフ信号)制
御回路8を介し、その制御回路8の発するoff(オ
フ)信号により制御部又はリレ−操作回路をカットし、
マグネットスイッチ6を切るようにする。
1はカ−ボン面状発熱体であってこれは例えば樹脂とカ
−ボンを混練した導電塗料を布に塗布し、両側縁部に沿
って電源供給用電極帯2、2を設けてある。この電源供
給用電極帯2、2の一方からから引き出された電源線3
はカ−レントセンサ−4を構成するコア5の一次側に巻
かれてマグネットスイッチ6を介在しておき、カ−レン
トセンサ−4を構成するコア5の二次側には電流平滑回
路7、ヒ−タ電流の変化により信号を発する(例えば
0.8A以下でオフ信号、1.5A以上でオフ信号)制
御回路8を介し、その制御回路8の発するoff(オ
フ)信号により制御部又はリレ−操作回路をカットし、
マグネットスイッチ6を切るようにする。
【0009】図中9は電源回路、10は温度コントロ−
ラ回路で面状発熱体1に付設したサ−ミスタ等の温度セ
ンサ−11に接続してある。この実施例では温度コント
ロ−ラ回路10を供用するようにしてあるが、温度コン
トロ−ラを必要としないものでも使用できる。
ラ回路で面状発熱体1に付設したサ−ミスタ等の温度セ
ンサ−11に接続してある。この実施例では温度コント
ロ−ラ回路10を供用するようにしてあるが、温度コン
トロ−ラを必要としないものでも使用できる。
【0010】マグネットスイッチ6に代えて電子スイッ
チ(SSR)を使用することもできる。
チ(SSR)を使用することもできる。
【0011】
【作用】本発明は以上のように具現されるもので、万一
面状発熱体1の一部が加熱状態となり高温になると高抵
抗となり、電源線3に電流変化(例えば、0.8A以
下、1.5A以上)が生じ、これをカ−レントセンサ−
4の励磁電圧の変化で捕らえ、制御回路8のオフ信号に
よってマグネットスイッチ6をオフにする。
面状発熱体1の一部が加熱状態となり高温になると高抵
抗となり、電源線3に電流変化(例えば、0.8A以
下、1.5A以上)が生じ、これをカ−レントセンサ−
4の励磁電圧の変化で捕らえ、制御回路8のオフ信号に
よってマグネットスイッチ6をオフにする。
【0012】
【効果】本発明は叙上のようにそこで亀裂・経年変化等
により電流値の変化をカ−レントセンサ−によってキャ
ッチして正常時に流れる電流に比べて、ある一定以上に
上がったとき、或は下がったときに電源が切れるので、
加熱等による焦損事故を未然に防止でき安全である。
により電流値の変化をカ−レントセンサ−によってキャ
ッチして正常時に流れる電流に比べて、ある一定以上に
上がったとき、或は下がったときに電源が切れるので、
加熱等による焦損事故を未然に防止でき安全である。
【図1】本発明に係る安全装置の回路図。
1 面状発熱体 2 電極帯 3 電源線 4 カ−レントセンサ− 5 コア 6 マグネットスイッチ 8 制御回路 9 電源回路 10 温度コントロ−ラ 11 温度センサ−
Claims (1)
- 【請求項1】 両側縁に電極帯を設けたカ−ボン面状発
熱体において、電極帯への電源線3はカ−レントセンサ
−4とスイッチを介在しておき、カ−レントセンサ−4
の二次側には、面状発熱体への電流の変化により信号を
発する制御回路8を設けて、該制御回路8の発するオフ
信号によりスイッチを介して電流を遮断自在とした面状
発熱体の安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17269595A JPH097747A (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 面状発熱体の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17269595A JPH097747A (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 面状発熱体の安全装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH097747A true JPH097747A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15946646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17269595A Pending JPH097747A (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 面状発熱体の安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH097747A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03216987A (ja) * | 1990-01-19 | 1991-09-24 | Matsushita Electric Works Ltd | 自己温度制御型発熱体の制御方法 |
-
1995
- 1995-06-15 JP JP17269595A patent/JPH097747A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03216987A (ja) * | 1990-01-19 | 1991-09-24 | Matsushita Electric Works Ltd | 自己温度制御型発熱体の制御方法 |
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