JP3014856U - 分離型温度調節器における安全装置 - Google Patents

分離型温度調節器における安全装置

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JP3014856U
JP3014856U JP1995001741U JP174195U JP3014856U JP 3014856 U JP3014856 U JP 3014856U JP 1995001741 U JP1995001741 U JP 1995001741U JP 174195 U JP174195 U JP 174195U JP 3014856 U JP3014856 U JP 3014856U
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heater
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Inventor
政雄 杉山
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杉山金属株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、一般的に使われている分離型温度
調節器にあっては、温度ヒューズを組み込む空間がない
ためにその設置が困難であることから、安全装置を設置
することは不可能であったことに鑑み、安全装置を具備
した分離型温度調節器を提供することを目的とするもの
である。 【構成】 本考案は、加熱ヒータ7に感熱素子8を並列
に設置して回路を構成して成る分離型温度調節器におけ
る安全装置である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、分離型温度調節器における安全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電気調理器において、今日一般的に使われている内蔵型温度調節器にあっては 、電気回路が鍋器本体に組み込まれており、温度調節器はそのダイヤルにより所 望温度を設定し、ヒータが加熱されて予め設定した温度に達すると、回路を一時 的に開いてヒータへの加熱を中断する。ヒータが冷却し温度調節器の温度検知部 の温度が低下すると、再び回路を閉じてヒータへの加熱を始める。この繰返しに よって、予めダイヤル設定した温度が保持されるようになる。前記温度調節器が 故障して検知部が作用しなくなったときは、ヒータへの加熱温度が所定温度を超 えて危険状態になるから、その過熱温度によって温度ヒューズが切れて回路を開 き、通電を中止する。
【0003】 また、一般的に使われている分離型温度調節器にあっては、図3に示すような 電気回路となるが、この分離型の場合にあっては、温度ヒューズを組み込む空間 がないためにその設置が困難であることから、分離型温度調節器にあっては安全 装置を設置することは不可能であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案にあっては、前記のような従来の分離型温度調節器の欠点を除 去し、安全装置を具備した分離型温度調節器を提供することを目的とするもので ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、分離型温度調節器において、ヒータ体側にヒータに並列して感熱素 子を設置して成るものである。
【0006】
【作用】
いま本装置を設置した加熱ヒータの差込部を電源に通ずる温度調節器の被差込 部に挿入した後、電源スイッチを入れかつ温度設定をして使用を開始する。
【0007】 通常の使用状態時にあっては、感熱素子は接点を開放しているが、温度調節器 に過熱現象が起ると、感熱素子が前記差込部間を短絡する。すると、ヒータが短 絡され回路は無負荷になり大電流が流れる。
【0008】 これにより、温度調節器のヒューズが切れて回路を開くから、電流の流れは停 止し、ヒータの加熱は中断する。
【0009】
【実施例】
1は電源、2は温度調節器で、この器体には温度調節用のダイヤル3と過電流 防止用のヒューズ4を設置し、また温度検知部となる感熱棒5を設ける。
【0010】 6は加熱ヒータ体で、このヒータ体にはシーズヒータ7のほか、マイカヒータ でもよい。このヒータに、感熱素子としてのサーモスタット8を並列に設置する 。
【0011】 前記感熱素子としては、サーモスタットに代えて、新たに考案する逆接点の温 度ヒューズを用いてもよい。
【0012】 9,9はヒータ体6の差込部、10,10は温度調節器2の被差込部である。
【0013】
【考案の効果】
本考案は、加熱ヒータに感熱素子を直列ではなく並列に設置して回路を構成し たものであり、ヒータへの過熱電流現象が起ったときに、ヒータに並列に設置し たサーモスタットを短絡して瞬間大電流を流し、これによって直後に温度調節器 側に直列に設置したヒューズを切るようにしたものであるため、大電流を流すと いう危険を発生させた次の瞬間、ヒータへの回路を開いて大電流の流れを切るよ うにしたものであるから、温度調節器に障害が起っても確実に回路を開いて過電 流の流れを遮断することができるようになり、家庭用の電気調理器等における電 気事故を未然に防止することができるようにした効果は大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】分離型温度調節器の要部の正面図
【図2】本考案の電気回路図
【図3】従来装置の電気回路図
【符号の説明】
2 温度調節器 4 ヒューズ 7 ヒータ 8 サーモスタット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱ヒータに感熱素子を並列に設置して
    回路を構成して成る分離型温度調節器における安全装
    置。
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