JPS6116606Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6116606Y2 JPS6116606Y2 JP11893280U JP11893280U JPS6116606Y2 JP S6116606 Y2 JPS6116606 Y2 JP S6116606Y2 JP 11893280 U JP11893280 U JP 11893280U JP 11893280 U JP11893280 U JP 11893280U JP S6116606 Y2 JPS6116606 Y2 JP S6116606Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- signal
- heating
- heating wire
- flexible planar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 30
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 4
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 229920006015 heat resistant resin Polymers 0.000 description 3
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電気毛布、電気じゆうたん等、可撓性
面状採暖具に関するものである。この種の採暖具
はその取扱上、折曲げたり、たゝんだりするので
発熱線が断線しないように設計上の配慮がされて
いるが、耐久寿命が経過すると断線することがあ
り、発熱線が断線した場合に引続き使用すると断
線個所にスパークが発生し、発火する危険があ
る。
面状採暖具に関するものである。この種の採暖具
はその取扱上、折曲げたり、たゝんだりするので
発熱線が断線しないように設計上の配慮がされて
いるが、耐久寿命が経過すると断線することがあ
り、発熱線が断線した場合に引続き使用すると断
線個所にスパークが発生し、発火する危険があ
る。
本考案はこの点にかんがみ、発熱線が断線する
まえに発熱線と一体に巻装してある信号線が先き
に断線するよう設定することによつて耐久寿命の
限界に達したこの種の採暖具を発熱線の断線以前
に使用不能にして危険を未然に防止しようとする
ものである。
まえに発熱線と一体に巻装してある信号線が先き
に断線するよう設定することによつて耐久寿命の
限界に達したこの種の採暖具を発熱線の断線以前
に使用不能にして危険を未然に防止しようとする
ものである。
本考案の実施例を図面について説明する。第1
図において、1は可撓性面状採暖具を形成するシ
ートで、ヒータ線2がジグザグ状に配設してあ
る。3はコントローラである。ヒータ線2は第2
図に示すように、ポリエステル、PVC等の耐熱
性樹脂よりなる芯線4に発熱線5を巻装し、その
上に耐熱性樹脂よりなる絶縁層6を設けて信号線
7を巻装し、さらに、その上に耐熱性樹脂よりな
る外被層8を設けて形成する。なお、信号線7を
芯線4に巻装し、発熱線5を絶縁層6に巻装して
もよい。第3図の制御回路において、9は発熱線
5を流れる電流を制御する制御素子(SCR)、1
0は信号検出器、11は温度設定器(抵抗)で、
これらの制御装置はコントローラ3に収容されて
いる。12は交流電源である。
図において、1は可撓性面状採暖具を形成するシ
ートで、ヒータ線2がジグザグ状に配設してあ
る。3はコントローラである。ヒータ線2は第2
図に示すように、ポリエステル、PVC等の耐熱
性樹脂よりなる芯線4に発熱線5を巻装し、その
上に耐熱性樹脂よりなる絶縁層6を設けて信号線
7を巻装し、さらに、その上に耐熱性樹脂よりな
る外被層8を設けて形成する。なお、信号線7を
芯線4に巻装し、発熱線5を絶縁層6に巻装して
もよい。第3図の制御回路において、9は発熱線
5を流れる電流を制御する制御素子(SCR)、1
0は信号検出器、11は温度設定器(抵抗)で、
これらの制御装置はコントローラ3に収容されて
いる。12は交流電源である。
次にその作用を説明する。SCP9は信号線7を
流れる電流を、信号検出器10が検出して変換し
た電圧信号によつて制御される。信号線7は正の
抵抗温度係数を有する金属で形成されているので
発熱線5が高温のときは高インピーダンスとな
り、信号電流は微弱になつてSCR9をオフにす
る。したがつて発熱体5が所定の温度に達したと
きSCR9がオフとなるよう温度設定器11によ
つて信号電流を設定すればこの面状採暖具の温度
を一定に保持することができる。
流れる電流を、信号検出器10が検出して変換し
た電圧信号によつて制御される。信号線7は正の
抵抗温度係数を有する金属で形成されているので
発熱線5が高温のときは高インピーダンスとな
り、信号電流は微弱になつてSCR9をオフにす
る。したがつて発熱体5が所定の温度に達したと
きSCR9がオフとなるよう温度設定器11によ
つて信号電流を設定すればこの面状採暖具の温度
を一定に保持することができる。
以上述べたように本考案の面状採暖具は信号線
7を流れる信号電流が微小となつたときにSCR
9はオフとなり発熱体5には流れない。したがつ
て信号線7が断線すれば信号電流は0となり
SCR9はオフとなる。本考案はこの点に着目す
るものであつて、発熱線5と信号線7とを同一芯
線4に絶縁層6を介して2重巻きにしたヒータ線
2において、信号線7の折曲げの応力に対する耐
久力を発熱線5のそれよりも小さくすることによ
つて発熱線5が断線する以前に信号線7を断線さ
せ、発熱線の断線による発火の危険を防止するの
である。
7を流れる信号電流が微小となつたときにSCR
9はオフとなり発熱体5には流れない。したがつ
て信号線7が断線すれば信号電流は0となり
SCR9はオフとなる。本考案はこの点に着目す
るものであつて、発熱線5と信号線7とを同一芯
線4に絶縁層6を介して2重巻きにしたヒータ線
2において、信号線7の折曲げの応力に対する耐
久力を発熱線5のそれよりも小さくすることによ
つて発熱線5が断線する以前に信号線7を断線さ
せ、発熱線の断線による発火の危険を防止するの
である。
発熱線5および信号線7には断面が円形又は楕
円形の線あるいは帯板状の導体が使用されるが、
その折曲げの応力に対する耐久度は材質、加工条
件、太さ、厚さ、巻き付けのピツチ等によつて意
図的に設定することができる。発熱線又は信号線
の断線することはそれ自体、好ましいことではな
いが、長期間の苛酷な使用によつて発熱線に断線
のおそれがある場合は発熱線よりも先に信号線が
断線するようにしておけば可撓性面状採暖具を安
心して使用することができる利点がある。
円形の線あるいは帯板状の導体が使用されるが、
その折曲げの応力に対する耐久度は材質、加工条
件、太さ、厚さ、巻き付けのピツチ等によつて意
図的に設定することができる。発熱線又は信号線
の断線することはそれ自体、好ましいことではな
いが、長期間の苛酷な使用によつて発熱線に断線
のおそれがある場合は発熱線よりも先に信号線が
断線するようにしておけば可撓性面状採暖具を安
心して使用することができる利点がある。
第1図:本考案の可撓性面状採暖具を示す図
で、イは平面図、ロは側面図、第2図:本考案の
ヒータ線を示す図、第3図:本考案の電気制御回
路図。 記号 1……シート、2……ヒータ線、3……
コントローラ、4……芯線、5……発熱線、6…
…絶縁層、7……信号線、8……外被層、9……
SCR、10……信号検出器、11……温度設定
器、12……交流電源。
で、イは平面図、ロは側面図、第2図:本考案の
ヒータ線を示す図、第3図:本考案の電気制御回
路図。 記号 1……シート、2……ヒータ線、3……
コントローラ、4……芯線、5……発熱線、6…
…絶縁層、7……信号線、8……外被層、9……
SCR、10……信号検出器、11……温度設定
器、12……交流電源。
Claims (1)
- 発熱線と信号線とを同一芯線に絶縁層を介して
重ね巻きにしたヒータ線をシートに配置し、前記
信号線を流れる信号電流によつて前記発熱線を流
れる電流を制御する制御素子を有し、前記信号電
流は前記発熱線の温度が所定の温度以上に達した
ときは微弱電流となつて前記制御素子をオフにす
る制御装置を備えた可撓性面状採暖具において、
前記信号線の折曲げの応力に対する耐久度を前記
発熱線の折曲げの応力に対する耐久度よりも小さ
くしたことを特徴とする可撓性面状採暖具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11893280U JPS6116606Y2 (ja) | 1980-08-22 | 1980-08-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11893280U JPS6116606Y2 (ja) | 1980-08-22 | 1980-08-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5741290U JPS5741290U (ja) | 1982-03-05 |
JPS6116606Y2 true JPS6116606Y2 (ja) | 1986-05-22 |
Family
ID=29479609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11893280U Expired JPS6116606Y2 (ja) | 1980-08-22 | 1980-08-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6116606Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9931840B2 (en) * | 2013-08-22 | 2018-04-03 | Xerox Corporation | Systems and methods for heating and measuring temperature of print head jet stacks |
-
1980
- 1980-08-22 JP JP11893280U patent/JPS6116606Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5741290U (ja) | 1982-03-05 |
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