JPH0977470A - 円柱状物体の位置検出方法及びその装置 - Google Patents

円柱状物体の位置検出方法及びその装置

Info

Publication number
JPH0977470A
JPH0977470A JP7262395A JP26239595A JPH0977470A JP H0977470 A JPH0977470 A JP H0977470A JP 7262395 A JP7262395 A JP 7262395A JP 26239595 A JP26239595 A JP 26239595A JP H0977470 A JPH0977470 A JP H0977470A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical object
coil
crane
columnar
cylindrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7262395A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiko Nishibe
邦彦 西部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kiden Kogyo Ltd
Original Assignee
Hitachi Kiden Kogyo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kiden Kogyo Ltd filed Critical Hitachi Kiden Kogyo Ltd
Priority to JP7262395A priority Critical patent/JPH0977470A/ja
Publication of JPH0977470A publication Critical patent/JPH0977470A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Control And Safety Of Cranes (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 距離計を用いて簡単な構成でコイル位置を正
確に検出する。 【構成】 複数個のレーザ距離計30を複数個のコイル
10、11、12の径方向Yに一例に配置して、クレー
ンのクラブ22に搭載する。複数個のレーザ距離計30
を揺動手段40によりコイルの軸方向Xに揺動するとと
もに、クレーンをコイルの軸方向に走行し、レーザ距離
計30をコイル10、11、12の方向Xに垂直な水平
方向Y及び中心軸方向Xに走査させ、距離分布データを
作成する。そしてこの距離分布データに基づいてコイル
10、11、12の位置を演算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、離れたところに載
置された円柱状物体の位置を光又は超音波を用いて検出
する円柱状物体の位置検出方法及びその装置に係り、特
に円柱状物体を搬送するクレーンの自動運転に用いられ
る円柱状物体の位置検出方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の円柱状物体の位置検出装置の一つ
として、製鋼工場で鋼板をロール状に巻き取って生産さ
れる製鋼コイル(以下コイルという)を、天井クレーン
で自動搬送する際に用いられるコイルの位置検出装置を
説明する。
【0003】パレットに載置されてコイルヤードに搬入
されたコイルを天井クレーンにより自動で吊り上げる場
合、天井クレーンをコイル上に正確に誘導するために、
コイルの形状、コイルの位置、及び大きさを正確に検出
する必要がある。そのための従来の検出装置として、例
えば特開平6−263382号公報記載の発明がある。
【0004】前記発明は、レーザ距離計により、コイル
の置かれたパレットの長手方向すなわち縦方向位置及び
長手方向に直交する横方向の位置を検出することによ
り、コイルの位置を検出するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置におけるコイル位置測定では、パレットの縦方向位
置、及び横方向位置のみの検出によりコイル位置測定を
行う必要性から、パレット上のあらかじめ定められた所
定の位置にコイルが置かれていることが条件となってい
た。従って、パレットの大きさが変わったり、パレット
上のコイル位置が変わった場合にはコイル位置測定が不
可能となる問題点があった。
【0006】そこで本発明の請求項1記載の発明は、台
車の大きさや、コイル位置が変化しても簡単な方法でコ
イル位置を正確に検出できるようにした円柱状物体の位
置検出方法を提供することを目的としている。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
発明の目的に加えて、簡単な装置でコイル位置を正確に
検出できるようにした円柱状物体の位置検出装置を提供
することを目的としている。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1、又は2
記載の発明の目的に加えて、X方向及びY方向の走査手
段の構成を簡単にした円柱状物体の位置検出装置を提供
することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は複数の光
又は超音波を検出すべき1個又は複数個の円柱状物体の
中心軸方向Xおよび方向Xに垂直な水平方向Yにそれぞ
れ走査し、円柱状物体から反射する反射光又は反射波を
受光又は受信することにより高さ方向Zを求め前記円柱
状物体までのY、Z方向及びX、Z方向の距離分布デー
タを作成し、Y及びZ方向距離分布データの内の任意の
3個所を選定し、この3個所のそれぞれの座標(Y1、
Z1)、(Y2、Z2)、(Y3、Z3)から円柱状物
体のY及びZ方向の中心座標(YO、ZO)を数1を用
いて演算し、前記中心座標(YO、ZO)と前記3個所
の座標により数2を用いて円柱状物体の半径を演算し、
前記X及びZ方向距離分布データより円柱状物体の両端
面のデータを算術平均することによりX方向の中心座標
XOを算出し、前記両端面のX方向のデータの差より円
柱状物体の幅を求め、以下同様にしてほかの円柱状物体
について演算することを特徴としている。
【0010】また請求項2記載の発明は、複数の光又は
超音波を検出すべき円柱状物体に走査し、前記円柱状物
体から反射する反射光又は反射波を検知することにより
円柱状物体の位置を演算する円柱状物体の位置検出装置
であって、円柱状物体を搬送するクレーンに搭載され円
柱状物体の水平面内径方向Y又は中心軸方向Xに一列に
配置された複数個のレーザ光又は超音波を発射する距離
計と、前記クレーンに搭載され前記距離計をX方向又は
Y方向に所定角度揺動させる揺動手段と、X及びY方向
に距離計を走査することにより距離分布データを作成
し、この距離分布データに基づいて円柱状物体の数、中
心座標、半径、幅を演算する制御部とを具備したことを
特徴とすることに替えたことを特徴としている。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明の構成のうち、揺動手段にモータと、その出力軸に連
結された円板クランクと、複数個のレーザ光又は超音波
を発射する距離計を取り付けたフレームと、このフレー
ムの長手方向中心部をクレーンに揺動可能に軸支する軸
受部と、前記円板クランクとフレームの一端部を回動可
能に連結するリンクとを具備したことを、加えたことを
特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明方法
を用いる円柱状物体の位置検出装置(以下、本発明装置
という) の実施の形態を説明する。図1は本発明装置
の一実施例を示す正面図、図2は同側面図、図3は揺動
手段の一実施例を示す模式的外観斜視図、図4は距離計
の走査要領を説明する平面図、図5は距離計によるY−
Z面の距離分布実測結果の一例を説明する正面図、図6
は距離計によるX−Z面の距離分布実測結果の一例を示
す側面図、図7は本発明装置の動作を説明するフローチ
ャートである。以下の説明において、検出対象とする円
柱状物体は前記と同様にコイルとする。
【0013】本発明装置は天井クレーン20に搭載さ
れ、距離計30と揺動手段40と制御部50とを具備し
ている。
【0014】図1、図2に示すように、コイル10、1
1、12はパレット13に載置されてコイルヤードに搬
入され、天井クレーン20により自動的にパレット13
上から吊り上げられる。この場合コイル10、11、1
2の中心軸方向と、コイルを載せているパレット13の
長手方向とは略直角をなしている。
【0015】天井クレーン20の走行方向をX、これに
直交する横行方向をY、高さ方向をZとする。パレット
13はY方向に搬入される。パレット13上のコイル1
0、11、12は中心軸を略X方向に向けた状態でパレ
ット13上に並置され、それぞれがパレット13上のス
キッド14、15、16により位置決め固定されてい
る。天井クレーン20はX方向に走行するガーダ21、
Y方向に横行するクラブ22、Z方向に上下するコイル
吊り具23により構成されている。
【0016】距離計30は例えばレーザ距離計であっ
て、クラブ22に一体化して取り付けられており、下方
に向かって複数個(図示例では5個)のレーザ光31
a、31b、31c、31d、31e(以下、総称する
場合符号31とする)を発射する複数個(本実施例では
5個)のレーザ光源32、発射したレーザ光31がコイ
ル10、11、12などに当たって反射する反射光33
を受光する受光部34(いずれも総称した符号で示す)
を有している。
【0017】そして前記複数個のレーザ光源32は、検
出すべきコイル10、11、12を載置しているパレッ
ト13の長手方向すなわちY方向に所定距離間隔をもっ
て一列に配設されている。
【0018】揺動手段40は、レーザ光源32と受光部
34より構成される距離計30全体を図2に示すように
例えば30a、30b、30cのように所定角度にわた
って揺動させるものである。そして、モータ41と、モ
ータ41の出力軸に図外の減速機を介して連結された円
板クランク42と、レーザ距離計30を取り付けたフレ
ーム44と、フレームの一端部44aと円板クランク4
2に設けたピン43とを回動可能に連結するリンク45
とを含んでいる。
【0019】前記フレーム44の長手方向中心部はクラ
ブ22に軸受部46を介して揺動可能に軸支されてい
る。またモータ41にはエンコーダ47が連結されてお
り、モータ41の揺動角度を計測するように構成されて
いる。
【0020】そしてモータ41を駆動すると、円板クラ
ンク42のピン43の移動により、フレーム44が軸受
部46を中心として両端部がZ方向に上、下揺動するよ
うになっている。
【0021】前記距離計30を前記揺動手段40でX方
向に揺動させながら、クラブ22をY方向に横行移動さ
せると、レーザスポット光51a、51b、51c、5
1d、51e(以下、総称する場合符号51とする)は
図4に示すようにパレット13上をX方向に所定角度を
もって走査するように構成されている。
【0022】前記したようにクラブ22によるY方向に
横行移動と揺動手段40によるX方向の揺動により、コ
イル10、11、12がパレット13上のどこにあって
も、すべてのコイル上を走査することが可能となる。
【0023】制御部50はマイコンを内蔵しており、前
記受光部34と電気接続されており、レーザ光31と反
射光33との交わる角度により三角測量方式の原理によ
り各コイル10、11、12までの距離を演算し記憶す
る機能と、揺動手段40を制御する機能等を備えてい
る。
【0024】前記距離計30を図4に示すように走査す
ることにより得られたコイル10、11、12の距離分
布データは制御部50のマイコンのメモリに一旦ストア
される。
【0025】そして制御部50は走査完了後メモリのデ
ータに基づいて、天井クレーン20による運搬に必要な
データ、すなわちコイルの数、各コイルの大きさ、各コ
イルの幅、各コイルの中心座標などを演算する。この演
算結果は制御部50を介して図外の上位コンピュータ又
は天井クレーン20のコントローラに報告されるように
なっている。
【0026】図5は、制御部50のマイコンにストアさ
れた距離分布の測定結果の内の一部をY−Z面で示した
ものである。この場合、走査は連続的に行われれるが、
距離分布データは離散的にサンプリングされ、マイコン
内には例えば本図の○印部分のデータがストアされる。
【0027】同図の縦軸は原点0を地面17上とした場
合のコイルの高さの分布を示している。図示例では、1
00がコイル10の部分、110がコイル11の部分、
120がコイル12の部分、130はパレット13の部
分、140、150、160はスキッド14、15、1
6の部分170は地面17の部分である。距離計30か
ら地面17までの距離は一定であり、座標変換すること
により170の部分は高さが零となる。なお、コイル1
0、11、12のY方向位置は、クラブ22に取り付け
た図外のエンコーダにより測定可能である。
【0028】図6はコイル10、11、12を走査して
得られた距離分布測定結果の一部をX−Z面で示したも
のである。図に於て100、110、120はそれぞの
コイル面の、130はパレット13の、140、15
0、160はスキッドの、170は地面のそれぞれのデ
ータを示す。本図に於ては、コイル10の測定点の一部
のみ○印で示し、その他は図示を省略している。なお本
図に於ける各測定点のX方向の位置は揺動角度測定用の
エンコーダ47により測定することができる。
【0029】次にコイルのY及びZ方向の中心座標、及
びコイルの半径の計算方向を説明する。まず、図5に於
て、高さの値Zが予め定めた一定値を超える部分を抜き
出すことにより、コイル面に無関係な部分のデータ、例
えばパレット130、スキッド140、150、16
0、地面170等の部分の距離データを削除する。
【0030】ついで、Y及びZ方向距離分布データ10
0の内の任意の3個所A、B、Cの座標をそれぞれ(Y
1、Z1)、(Y2、Z2)、(Y3、Z3)とし、コ
イル10のY及びZ方向の中心Pの座標を(YO、Z
O)、コイル10の半径をRとすると、数2の式が得ら
れる。
【0031】
【数2】
【0032】数2の式より数3の式が得られる。
【0033】
【数3】
【0034】数3の式より数1の式が得られる。
【0035】
【数1】
【0036】数1の式を数2に代入してRが得られる。
【0037】このようにして、3個の距離分布データの
他の組合せで同様にコイル10の中心座標(YO、Z
O)及び半径Rの値を求め、最後に走査全範囲に亘って
各コイル毎に算術平均することにより、各コイルのY−
Z方向の中心座標、大きさを求めることができる。
【0038】次にコイル10のX方向の中心座標、及び
幅の計算方向を説明する。図6に示すように、コイル1
0上の多数のデータ100のうち、両端面のデータX
a、XbのX方向の算術平均によりX方向の中心座標X
Oが求められる。また前記データXa、Xbの差によっ
てコイル幅が求められる。他のコイルに関しても、前記
と同様にしてX方向の中心座標、幅が計算でき、コイル
数が数えられる。
【0039】次に図7を参照して本発明方向及び装置の
動作を説明する。 (1)図示しない上位のコンピュータなどの指令に基づ
き、コイル10、11、12を載置したパレット13が
コイルヤードに進入すると、クレーン20のクラブ22
の移動により距離計30が距離分布データの採取スター
ト位置まで移動して、以下の動作がスタートする。
【0040】(2)レーザ距離計のレーザ光が点灯し
(S1)、 (3)走査を開始する。すなわち、レーザ光を揺動手段
40によって所定角度揺動させながら、クラブ22をY
方向に横行する。同時に距離計30が距離データを採取
する(S2)。
【0041】(4)同時に得られた距離データを制御部
50内のマイコンのメモリにストアする(S3)。 (5)走査が完了すれば(S4)、 (6)レーザ光は消灯し(S5)、 (7)得られた距離分布データを基にマイコンにより、
コイル幅、コイルの中心座標及び半径、半径を2倍して
外径の計算を行う(S6)。
【0042】(8)その結果を上位のコンピュータ又は
クレーンコントローラに報告し(S7)、 (9)以上の動作をストップする。 以上の実施例において、コイル上の距離分布データが3
点に満たない場合は、走査速度を落とすか、揺動速度を
増すか、または走査を複数回実施すれば良い。
【0043】本実施例では、レーザ距離計について説明
したが、レーザ光の代わりに他の光、又は超音波などを
用いても同様の機能を有することは言うまでもない。こ
の場合には、受光部34は受信部34として動作するこ
とは言うまでもない。
【0044】なお、本実施例では距離計30、及び制御
部50をクラブ22にY方向一体化して取り付けた例を
示したが、これに限るものではなく、クラブ22にX方
向に取り付けてもよく、またガーダ21の下に取り付け
ても良いし、他の場所に取り付けても良い。また、本実
施例ではコイルがパレットに載置された場合を例にとっ
て示したが、トレーラに載置された場合にも適用できる
ことは言うまでもない。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、簡単な構成で四則演算で各コイルの
中心座標や外径、個数などを正確に演算、検出できるの
で、高速処理、信頼性を要求する自動クレーンなどにお
けるコイル認識方法として最適である。
【0046】また、距離計30からパレット12までの
高さ方向の距離は直接計算式の中では使用していないの
で、パレットやスキッドの高さが変化しても正確にコイ
ルの大きさや中心座標を計算できる。
【0047】さらに、パレットそのものには何も細工を
していないので、従来必要であったパレット上に設置し
た反射板のメンテナンスなどは何もする必要は無い。ま
た、パレットの大きさが変化したり、パレット上のコイ
ル位置が変化したような場合でも正確にコイル位置認識
が可能である等の効果がある。
【0048】また請求項2記載の発明は、請求項1に記
載の発明の効果に加えて、簡単な装置でコイルを自動的
に正確かつ容易に検出することができるので、自動クレ
ーンの操業効率が向上する。
【0049】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明の効果に加えて、走査手段が簡単になり、低価格化す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る図面であって、円柱状物体の位置
検出装置の一実施例を示す正面図である。
【図2】同側面図である。
【図3】揺動手段の一実施例を示す模式的外観斜視図で
ある。
【図4】距離計の走査要領を説明する平面図である。
【図5】距離計によるY−Z面の距離分布実測結果の一
例を説明する正面図である。
【図6】距離計によるX−Z平面の距離分布実測結果の
一例を説明する側面図である。
【図7】本発明方法及び装置の動作を説明するフローチ
ャートである。
【符号の説明】
10、11、12 コイル 13 パレット 14 スキッド 20 天井クレーン 21 ガーダ 22 クラブ 23 コイル吊り具 30 レーザ距離計 32 レーザ光源 34 受光部 40 揺動手段 41 モータ 47 エンコーダ 50 制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の光又は超音波を検出すべき1個又
    は複数個の円柱状物体の中心軸方向Xおよび方向Xに垂
    直な水平方向Yにそれぞれ走査し、円柱状物体から反射
    する反射光又は反射波を受光又は受信することにより高
    さ方向Zを求め、前記円柱状物体までのY、Z方向及び
    X、Z方向の距離分布データを作成し、Y及びZ方向距
    離分布データの内の任意の3個所を選定し、この3個所
    のそれぞれの座標(Y1、Z1)、(Y2、Z2)、
    (Y3、Z3)から円柱状物体のY及びZ方向の中心座
    標(YO、ZO)を数1を用いて演算し、前記中心座標
    (YO、ZO)と前記3個所の座標により数2を用いて
    円柱状物体の半径を演算し、前記X及びZ方向距離分布
    データより円柱状物体の両端面のデータを算術平均する
    ことによりX方向の中心座標XOを算出し、前記両端面
    のX方向のデータの差より円柱状物体の幅を求め、以下
    同様にしてほかの円柱状物体について演算することを特
    徴とする円柱状物体の位置検出方法。
  2. 【請求項2】 複数の光又は超音波を検出すべき円柱状
    物体に走査し、前記円柱状物体から反射する反射光又は
    反射波を検知することにより円柱状物体の位置を演算す
    る円柱状物体の位置検出装置であって、円柱状物体を搬
    送するクレーンに搭載され円柱状物体の水平面内径方向
    Y又は中心軸方向Xに一列に配置された複数個のレーザ
    光又は超音波を発射する距離計と、前記クレーンに搭載
    され前記距離計をX方向又はY方向に所定角度揺動させ
    る揺動手段と、X及びY方向に距離計を走査することに
    より距離分布データを作成し、この距離分布データに基
    づいて円柱状物体の数、中心座標、半径、幅を演算する
    制御部とを具備したことを特徴とする円柱状物体の位置
    検出装置。
  3. 【請求項3】 前記揺動手段は、モータと、その出力軸
    に連結された円板クランクと、複数個のレーザ光又は超
    音波を発射する距離計を取り付けたフレームと、このフ
    レームの長手方向中心部をクレーンに揺動可能に軸支す
    る軸受部と、前記円板クランクとフレームの一端部を回
    動可能に連結するリンクとを具備したことを特徴とする
    請求項2記載の円柱状物体の位置検出装置。
JP7262395A 1995-09-14 1995-09-14 円柱状物体の位置検出方法及びその装置 Pending JPH0977470A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7262395A JPH0977470A (ja) 1995-09-14 1995-09-14 円柱状物体の位置検出方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7262395A JPH0977470A (ja) 1995-09-14 1995-09-14 円柱状物体の位置検出方法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0977470A true JPH0977470A (ja) 1997-03-25

Family

ID=17375178

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7262395A Pending JPH0977470A (ja) 1995-09-14 1995-09-14 円柱状物体の位置検出方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0977470A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007328668A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Hitachi Information & Communication Engineering Ltd 作業管理システム
JP2010175306A (ja) * 2009-01-27 2010-08-12 Toyota Motor Corp 超音波測定装置
CN107746020A (zh) * 2017-11-16 2018-03-02 黄国生 一种塔吊
TWI644851B (zh) * 2017-12-22 2018-12-21 中國鋼鐵股份有限公司 Steel coil center coordinate detecting device and method thereof
CN112296962A (zh) * 2019-08-02 2021-02-02 中集安瑞环科技股份有限公司 罐箱总装台

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007328668A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Hitachi Information & Communication Engineering Ltd 作業管理システム
JP2010175306A (ja) * 2009-01-27 2010-08-12 Toyota Motor Corp 超音波測定装置
CN107746020A (zh) * 2017-11-16 2018-03-02 黄国生 一种塔吊
TWI644851B (zh) * 2017-12-22 2018-12-21 中國鋼鐵股份有限公司 Steel coil center coordinate detecting device and method thereof
CN112296962A (zh) * 2019-08-02 2021-02-02 中集安瑞环科技股份有限公司 罐箱总装台
CN112296962B (zh) * 2019-08-02 2024-01-23 中集安瑞环科技股份有限公司 罐箱总装台

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0977470A (ja) 円柱状物体の位置検出方法及びその装置
JP4750957B2 (ja) コンテナ荷役用クレーンのコンテナ或いはコンテナ搬送用車両の位置・姿勢検出システム。
JPH0783610A (ja) 円柱状物体の位置測定方法
JP3099944B2 (ja) 円柱状物体の位置検出方法及びその装置
KR20020019273A (ko) 크레인 무인 제어 시스템
JP2795159B2 (ja) バケットの位置測定装置
JP3421125B2 (ja) 物体位置検出装置
JP4073203B2 (ja) 荷役岸壁用コンテナクレーンの搬送台車停止位置誘導装置
JPH0920493A (ja) 円柱状物体の位置検出方法
JP2000272873A (ja) 円柱状物体の位置検出方法
JPH0912268A (ja) 円柱状物体の位置検出方法
JPH1171090A (ja) 円柱状物体の計測方法
JPH10139370A (ja) 吊具の位置検出装置
JP4067883B2 (ja) 自動倉庫制御端末、自動倉庫制御システム、自動倉庫制御方法およびそのプログラム
JPH0886610A (ja) 円柱状物体検出方法
JPH08319087A (ja) 円柱状物体の位置検出方法
JPH0986870A (ja) 円柱状物体の位置形状検出方法及びその装置
JPH1171091A (ja) 円柱状物体の計測方法
JP6402526B2 (ja) 移動制御装置、移動制御方法、移動制御プログラム及び移動制御方法に用いるターゲット部材
JP2020154451A (ja) 自律移動装置、プログラムおよび自律移動装置の操舵方法
JPH06323809A (ja) 物体位置検出方法
JPH0618253A (ja) 土砂の形状測定装置
JP2791450B2 (ja) 円柱状物体の位置測定方法
JPH08319086A (ja) 円柱状物体の位置検出方法
CN214141291U (zh) 一种集装箱目标位置检测系统

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090328

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090328

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100328

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100328

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110328

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110328

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120328

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120328

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130328

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140328

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees