JPH0976365A - 金属表面弾性ロールおよびその製造方法 - Google Patents

金属表面弾性ロールおよびその製造方法

Info

Publication number
JPH0976365A
JPH0976365A JP23518295A JP23518295A JPH0976365A JP H0976365 A JPH0976365 A JP H0976365A JP 23518295 A JP23518295 A JP 23518295A JP 23518295 A JP23518295 A JP 23518295A JP H0976365 A JPH0976365 A JP H0976365A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal
roll
elastic body
metal cylinder
taper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP23518295A
Other languages
English (en)
Inventor
Kosaburo Matsuzawa
幸三郎 松澤
Junji Fujii
淳司 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MATSUZAWA SEISAKUSHO KK
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
MATSUZAWA SEISAKUSHO KK
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MATSUZAWA SEISAKUSHO KK, Idemitsu Petrochemical Co Ltd filed Critical MATSUZAWA SEISAKUSHO KK
Priority to JP23518295A priority Critical patent/JPH0976365A/ja
Priority to DE69618117T priority patent/DE69618117T2/de
Priority to TW085110754A priority patent/TW348106B/zh
Priority to EP96306368A priority patent/EP0763667B1/en
Priority to US08/707,644 priority patent/US5895344A/en
Priority to KR1019960039674A priority patent/KR970015010A/ko
Priority to CN96122495A priority patent/CN1069256C/zh
Publication of JPH0976365A publication Critical patent/JPH0976365A/ja
Priority to US08/950,216 priority patent/US5896662A/en
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被接触物との面接触が可能で、かつ被接触物
の粗面化や剥離不良を防止でき、特に、熱可塑性樹脂シ
ートまたはフィルムの加工や成膜に用いた場合に、これ
らの加工や成膜を確実に行うことができ、さらに装置の
簡略化、小型化、低価格化を図ることができる金属表面
弾性ロールおよびその製造方法の提供。 【解決手段】 金属表面弾性ロール10の構成を、外周
側より略円筒状の表面金属筒20、弾性体60、中管材
30、及び内管材40を備えた重層構造とし、表面金属
筒20と中管材30とを弾性体60を挟んで重ねた状態
で加熱して加熱膨張差を利用してこれらを緊結し、中管
材30と内管材40とを各テーパ33,43を合せた状
態で中管材30が常温に戻る際の収縮力を利用して一体
化した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属表面弾性ロー
ルおよびその製造方法に関し、熱可塑性樹脂シートまた
はフィルムの表面に艶付け(光沢)加工やエンボス(し
ぼ付け)加工を行うためのロール、あるいは薄肉フィル
ムの成膜を行うためのロールの形成などに利用できる。
【0002】
【背景技術】従来より、熱可塑性樹脂シートまたはフィ
ルムの成膜および加工を行う際、特に、軟化または溶融
した樹脂膜を冷却固化してシートまたはフィルムを形成
したり、同時に艶付け(光沢)加工やエンボス(しぼ付
け)加工を行う際には、表面を鏡面あるいはエンボス面
(凹凸模様のある面)とされた金属ロールおよびラバー
ロールが広く使用されている。
【0003】図4には、このような金属ロール80およ
びラバーロール81により加工を行う際の一般的な状況
が示されている。この図4の場合においては、軟化域に
ある、あるいは溶融したシートまたはフィルム82を金
属ロール80とラバーロール81との間に挟み込んでシ
ートまたはフィルム82に各ロール80,81を押し付
けることにより、金属ロール80の表面の光沢やエンボ
ス模様をシートまたはフィルム82に転写している。こ
の際、ラバーロール81は、弾性変形し、シートまたは
フィルム82を間に挟んだ状態における金属ロール80
とラバーロール81との接触部分84は、面接触となっ
ている。
【0004】この図4の場合においては、次のような利
点がある。すなわち、一般に、硬度の高い金属ロールと
金属ロールとを組み合わせてシートまたはフィルムをこ
れらの間に挟み込むことにより転写を行う場合には、接
触が線接触に近くなるため十分な転写が得られない。こ
れに対し、図4の場合では、ラバーロール81の弾性変
形により接触部分84は面接触となり、十分な転写を得
ることができる。
【0005】また、図5に示すように、金属ロール90
とラバーロール91との間に金属製の無端ベルト92を
介在させて加工を行う場合もある。図5において、ラバ
ーロール91と冷却ロール93との間には、金属製の無
端ベルト92が巻き掛けされ、この無端ベルト92の表
面は、鏡面あるいはエンボス面とされている。無端ベル
ト92が巻かれたラバーロール91と表面を鏡面あるい
はエンボス面とされた金属ロール90との間には、シー
トまたはフィルム94が挟み込まれている。そして、こ
れによりラバーロール91に巻かれた無端ベルト92お
よび金属ロール90がシートまたはフィルム94に押し
付けられ、無端ベルト92や金属ロール90の表面の光
沢やエンボス模様がシートまたはフィルム94に転写さ
れるようになっている。この際、ラバーロール91は、
弾性変形し、シートまたはフィルム94を間に挟んだ状
態における金属ロール90と無端ベルト92(ラバーロ
ール91)との接触部分95は、面接触となっている。
従って、この図5の場合においても、十分な転写を得る
ことができるという利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た図4のように金属ロール80およびラバーロール81
を用いて加工を行う場合では、シートまたはフィルム8
2のラバーロール81に接触する面が粗面になってしま
うという問題がある。また、ラバーロール81の温度が
上昇してシートまたはフィルム82が巻き付いてしま
う、つまりシートまたはフィルム82の剥離不良が起き
るという問題がある。
【0007】これに対し、前述した図5の無端ベルト9
2を介在させて加工を行う場合では、無端ベルト92が
介在しているので、シートまたはフィルム94とラバー
ロール91とが直接に接触することはないため、前述し
た図4の場合のような粗面になるという問題や剥離不良
の問題が生じることはない。
【0008】ところが、この無端ベルト92を介在させ
て加工を行う方法は、極めて有効な方法ではあるが、装
置が複雑化する、大型化する、あるいは高価になるとい
う問題がある。また、無端ベルト92の蛇行を防止する
蛇行防止装置が必要になるという問題がある。さらに、
無端ベルト92の耐久性を上げるためには、装置を大型
化しなければならないという問題がある。
【0009】本発明の目的は、被接触物との面接触が可
能で、かつ、被接触物の粗面化や剥離不良を防止でき、
特に、熱可塑性樹脂シートまたはフィルムの加工や成膜
に用いた場合に、これらの加工や成膜を確実に行うこと
ができるとともに、装置の簡略化、小型化、低価格化を
図ることができる金属表面弾性ロールおよびその製造方
法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の金属表面弾性ロ
ールは、最も外側に配置された略円筒状の表面金属筒
と、この表面金属筒の内側に配置された略円筒状の弾性
体と、この弾性体の内側に配置された略円筒状の金属製
の中管材と、さらにこの中管材の内側に配置された略円
筒状の金属製の内管材とを備えた重層構造とされ、前記
中管材の線膨張係数は、前記表面金属筒の線膨張係数よ
りも大きく、前記表面金属筒と前記中管材とは、これら
の間に前記弾性体を挟んでこれらを重ねた状態で加熱す
ることによりこれらの加熱膨張差を利用して緊結され、
前記中管材の内周側および前記内管材の外周側には、テ
ーパが設けられ、加熱膨張されて前記弾性体を挟んで前
記表面金属筒と緊結状態とされた前記中管材のテーパと
冷却収縮状態または室温状態とされた前記内管材のテー
パとが一致する設定とされ、前記中管材と前記内管材と
は、これらのテーパを合せた状態で前記中管材が常温に
戻る際の収縮力を利用して一体化されていることを特徴
とする。
【0011】また、本発明の金属表面弾性ロールの製造
方法は、最も外側に配置される略円筒状の表面金属筒の
内側に、この表面金属筒よりも線膨張係数が大きくかつ
外周側表面に予め弾性体が張り付けられた略円筒状の中
管材を嵌挿し、これらの表面金属筒と中管材とを、前記
弾性体を挟んで重ねた状態で加熱することによりこれら
の加熱膨張差を利用してこれらを緊結するとともに、前
記中管材の内側に嵌挿される略円筒状の内管材を用意
し、前記中管材の内周側および前記内管材の外周側にテ
ーパを設け、これらのテーパの設定を、加熱膨張されて
前記弾性体を挟んで前記表面金属筒と緊結状態とされた
前記中管材のテーパと冷却収縮状態または室温状態とさ
れた前記内管材のテーパとが一致する設定としておき、
その後、これらのテーパを合せた状態で前記中管材が常
温に戻る際の収縮力を利用して前記中管材と前記内管材
とを一体化することを特徴とする。
【0012】このような本発明においては、表面金属筒
の内側に弾性体が配置されているので、金属表面弾性ロ
ールに外周側から押圧力が作用した際には、弾性体が弾
性変形するとともに、これに従って表面金属筒も変形す
るため、金属表面弾性ロールとこの外周面に接触される
被接触物(例えば、金属表面弾性ロールを熱可塑性樹脂
シートまたはフィルムの加工や成膜に用いる場合には、
シートまたはフィルム)との面接触が可能となる。
【0013】このため、例えば、本発明の金属表面弾性
ロールを熱可塑性樹脂シートまたはフィルムの加工や成
膜に用いた場合においては、金属表面弾性ロールの表面
金属筒の表面の光沢やエンボス模様(あるいは金属表面
弾性ロールと対になって配置される金属ロールの表面の
光沢やエンボス模様)が、シートまたはフィルムに十分
に転写されるようになり、あるいは薄肉フィルムの成膜
が可能となり、熱可塑性樹脂シートまたはフィルムの加
工や成膜が確実に行われる。
【0014】また、金属表面弾性ロールの最も外側に
は、表面金属筒が配置されるので、被接触物はこの表面
金属筒に接触されるようになり、被接触物が弾性体に直
接に接触することはないため、被接触物の粗面化が防止
されるうえ、弾性体の温度上昇による被接触物の剥離不
良の問題も解消される。
【0015】このため、例えば、本発明の金属表面弾性
ロールを熱可塑性樹脂シートまたはフィルムの加工や成
膜に用いた場合においては、前述した図4の場合のよう
にシートまたはフィルム82がラバーロール81に直接
に接触してその接触面が粗面になってしまうという問題
は解消されるうえ、ラバーロール81の温度の上昇によ
りシートまたはフィルム82が巻き付いてしまうという
問題も解消される。
【0016】さらに、前述した図5の無端ベルト92を
介在させて加工を行う場合に比べ、装置の簡略化、小型
化、あるいは低価格化を図ることができるうえ、無端ベ
ルト92の蛇行を防止する蛇行防止装置も不要となる。
そして、無端ベルト92を用いる必要がないことから、
装置の耐久性の向上、加工速度や成膜速度の向上が図ら
れる。
【0017】そして、金属表面弾性ロールを構成する表
面金属筒、弾性体、中管材、および内管材を確実に結合
させることができるので、使用しているうちにこれらの
各構成要素どうしの結合が緩んでしまう等の不都合が生
じることはなく、高品質で信頼性の高い金属表面弾性ロ
ールが形成される。また、各構成要素の膨張や収縮を利
用して結合が行われるので、ボルトやねじ釘等の結合用
部材を別途に用いる必要はないため、ロール構造の簡略
化が図られる。さらに、中管材の内周側および内管材の
外周側にテーパが設けられるので、中管材の内側への内
管材の挿入が円滑に行われれようになり、ロールの製造
の容易化が図られ、これらにより前記目的が達成され
る。
【0018】また、本発明の金属表面弾性ロールにより
熱可塑性樹脂シートまたはフィルムの艶付け加工を行う
場合には、表面金属筒を、ステンレス製とし、その外周
側表面をシームレス表面でかつ鏡面に形成することが望
ましい。このような構成とすることで、表面金属筒の表
面の光沢が確実に転写された高品質なシートまたはフィ
ルムの加工品が得られる。
【0019】さらに、本発明の金属表面弾性ロールによ
り熱可塑性樹脂シートまたはフィルムのエンボス加工を
行う場合には、表面金属筒を、金属製エンボス平板の対
向二辺を溶接して略円筒状に形成することが望ましい。
このような構成とすることで、表面金属筒の表面のエン
ボス模様が確実に転写された高品質なシートまたはフィ
ルムの加工品が得られる。
【0020】また、本発明の金属表面弾性ロールにおい
て、弾性体には、金属粉が添加されていることが望まし
い。このように金属粉を添加した場合には、弾性体の熱
伝導率を上げることが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1および図2には、本実施形態
の金属表面弾性ロール10の分解側面図および分解斜視
図が示されている。また、図3には、金属表面弾性ロー
ル10の使用状況が示されている。金属表面弾性ロール
10は、図3に示す如く、熱可塑性樹脂シートまたはフ
ィルム1の表面に艶付け(光沢)加工やエンボス(しぼ
付け)加工を行うために用いるロールである。
【0022】金属表面弾性ロール10は、最も外側に配
置された略円筒状の表面金属筒20と、この表面金属筒
20の内側に配置された略円筒状の弾性体60と、この
弾性体60の内側に配置された略円筒状の金属製の中管
材30と、さらにこの中管材30の内側に配置された略
円筒状の金属製の内管材40とを備えた重層構造とされ
ている。
【0023】表面金属筒20は、金属製の略円筒状のも
のであればよく、金属平板を溶接により略円筒状とした
ものであってもよい。例えば、金属表面弾性ロール10
を艶付け(光沢)加工に用いる場合には、ステンレス
(SUS)製とし、継ぎ目の無い(溶接の無い)シーム
レス表面で、かつ、表面粗度5S以下の鏡面とすればよ
い。また、金属表面弾性ロール10をエンボス(しぼ付
け)加工に用いる場合にはニッケル製の電鋳表面エンボ
ス平板の対向二辺を溶接して円筒状に形成したものとす
ればよい。表面金属筒20の厚みは、1mm以下が好ま
しく、より好ましくは0.8mm以下がよい。厚みが1
mmを超えると、変形しにくくなるからである。
【0024】弾性体60は、中管材30の外周側に予め
積層されるものである。弾性体60は、硬度20度以
上、100度未満(ゴムJIS硬度計で測定した値)の
ラバーとされ、例えば、シリコーンゴム、フッ素ゴム、
ウレタンゴム、ネオプレンゴム等の耐熱ゴムを好適に用
いることができる。また、弾性体60には、伝熱性を良
くするために、金属粉を添加することが好ましい。弾性
体60の厚みは、特に限定されるものではないが、伝熱
性より10mm以下とすることが好ましい。
【0025】中管材30の外周側の形状は、略完全な円
筒外周表面形状(ストレート)となっている。中管材3
0の内周側には、一方(図1中左側)の開口端部31か
ら他方(図1中右側)の開口端部32に向かって拡がる
テーパ33が設けられている。
【0026】中管材30の外周側に弾性体60を積層し
た状態において、弾性体60の外径は、常温の状態で
は、表面金属筒20の内径よりも小さくなっており、表
面金属筒20の内側に、積層状態の弾性体60および中
管材30を嵌挿可能となっている。
【0027】中管材30の線膨張係数は、表面金属筒2
0の線膨張係数よりも大きく、表面金属筒20と中管材
30とは、これらの間に弾性体60を挟んでこれらを重
ねた状態で加熱することによりこれらの加熱膨張差を利
用して緊結されている。ここで、線膨張係数は、例え
ば、ニッケル(Ni)の場合では、10.35×10-6
/K、アルミニウム(Al)の場合では、23.60×
10-6/K、鉄(Fe)の場合では、11.8×10-6
/Kである。
【0028】内管材40の内周側の形状は、略完全な円
筒内周表面形状(ストレート)となっている。内管材4
0の外周側には、一方(図1中左側)の開口端部41か
ら他方(図1中右側)の開口端部42に向かって拡がる
テーパ43が設けられている。
【0029】中管材30の内周側のテーパ33および内
管材40の外周側のテーパ43の設定は、加熱膨張され
て外管材20と緊結状態とされた中管材30のテーパ3
3と、冷却収縮状態または室温状態とされた内管材40
のテーパ43とが一致するようになっている。そして、
中管材30と内管材40とは、これらのテーパ33,4
3を合せた状態で中管材30が常温に戻る際の収縮力を
利用して一体化されている。つまり、加熱膨張された中
管材30は常温に戻る際に収縮しようとするが、その際
の収縮しろを無くした状態の設定としておくことで、中
管材30の収縮力が内管材40の外周側に加わるように
して一体化が図られている。なお、中管材30および表
面金属筒20が常温に戻っても、中管材30の収縮しろ
が無いので、中管材30と表面金属筒20との緊結状態
(弾性体60を間に挟んだ状態での緊結)は、保持され
たままである。
【0030】中管材30のテーパ33および内管材40
のテーパ43は、0.5〜30度が好ましく、より好ま
しくは、0.5〜5度がよい。0.5度未満の場合に
は、中管材30の内側への内管材40の挿入を円滑に行
うことができず、30度を超える場合には、内管材40
の内側の中空部に形成される熱媒、冷媒用の流体通路3
(図3参照)が狭くなってしまう、あるいは内管材40
の厚みと中管材30厚みとの比率がロールの軸方向につ
いて大きく変化することになるためロール表面温度に軸
方向で差が生じてしまうためである。
【0031】中管材30の小内径側の開口端部31に
は、内管材40の脱離防止用の脱離防止リング50が設
けられ、この脱離防止リング50の内周側には、雌ねじ
51が切られている。内管材40の小外径側の開口端部
41には、脱離防止リング50の雌ねじ51と噛み合う
雄ねじ52を有する脱離防止ねじ溝部53が設けられて
いる。
【0032】このような本実施形態においては、以下の
ようにして金属表面弾性ロール10を製造する。先ず、
表面金属筒20よりも線膨張係数の大きな中管材30の
外周側に予め弾性体60を積層させてこれらを一体化し
ておき、常温において、表面金属筒20の内側に、この
積層状態の弾性体60および中管材30を嵌挿する。そ
して、表面金属筒20と中管材30とを、弾性体60を
間に挟んで重ねた状態で加熱することによりこれらの加
熱膨張差を利用してこれらを緊結する。
【0033】また、中管材30の内側に嵌挿される内管
材40を用意し、中管材30の内周側および内管材40
の外周側にテーパ33,43を設けておく。この際、加
熱膨張されて弾性体60を挟んで表面金属筒20と緊結
状態とされた中管材30のテーパ33と、冷却収縮状態
または室温状態とされた内管材40のテーパ43とが一
致するように設定しておく。
【0034】その後、加熱膨張されて弾性体60を挟ん
で表面金属筒20と緊結状態とされた中管材30の内側
に、冷却収縮状態または室温状態とされた内管材40を
嵌挿するとともに、脱離防止リング50の雌ねじ51と
脱離防止ねじ溝部53の雄ねじ52とを螺合させる。そ
して、このようにしてテーパ33,43を合せた状態
で、表面金属筒20および中管材30を常温に戻し(内
管材40が冷却収縮状態とされている場合には、内管材
40も常温に戻す)、中管材30が室温に戻る際の収縮
力を利用して中管材30と内管材40とを一体化する。
以上により、表面金属筒20、弾性体60、中管材3
0、および内管材40からなる重層構造の金属表面弾性
ロール10の製造を完了する。
【0035】また、図3において、以上のようにして製
造された金属表面弾性ロール10の使用状況を説明す
る。金属表面弾性ロール10と他の金属ロール2との間
には、加工対象である熱可塑性樹脂シートまたはフィル
ム1が挟み込まれている。ここで、金属表面弾性ロール
10の表面を鏡面やエンボス面としてもよく、金属ロー
ル2の表面を鏡面やエンボス面としてもよく、あるいは
金属表面弾性ロール10および金属ロール2の両方の表
面を鏡面やエンボス面としてもよい。
【0036】シートまたはフィルム1には、金属表面弾
性ロール10および金属ロール2が押し付けられ、これ
により金属表面弾性ロール10および/または金属ロー
ル2の表面の光沢やエンボス模様がシートまたはフィル
ム1に転写される。この際、金属表面弾性ロール10の
弾性体60の図中A部が弾性変形し、これに従って表面
金属筒20も変形する。従って、シートまたはフィルム
1を間に挟んだ状態における金属表面弾性ロール10と
金属ロール2との接触部分は、面接触となり、十分な転
写を得ることができる広い押圧区間Lが形成される。な
お、内管材40の内側の中空部は、熱媒、冷媒用の流体
通路3として用いられる。
【0037】このような本実施形態によれば、次のよう
な効果がある。すなわち、弾性体60を備えているの
で、弾性体60の弾性変形により金属表面弾性ロール1
0とシートまたはフィルム1との接触部分が面接触とな
るので、表面金属筒20の表面の光沢やエンボス模様
(あるいは金属ロール2の表面の光沢やエンボス模様)
を、シートまたはフィルム1に十分に転写させることが
でき、高品質なシートまたはフィルム1を得ることがで
きる。
【0038】また、弾性体60の外側に表面金属筒20
が配置されているので、シートまたはフィルム1が弾性
体60に直接に接触することはないため、前述した図4
のようなシートまたはフィルム1の粗面化の問題、ある
いはシートまたはフィルム1の巻き付き(剥離不良)の
問題を確実に解消できる。
【0039】さらに、前述した図5の無端ベルト92を
介在させて加工を行う場合に比べ、装置の簡略化、小型
化、あるいは低価格化を図ることができるうえ、無端ベ
ルト92の蛇行を防止する蛇行防止装置も不要にでき
る。そして、無端ベルト92を用いる必要がないことか
ら、装置の耐久性や加工速度の向上を図ることができ
る。
【0040】また、弾性体60に金属粉を添加しておく
ことで、弾性体60の熱伝導率を上げることができる。
【0041】そして、金属表面弾性ロール10の構成要
素である表面金属筒20、弾性体60、中管材30、お
よび内管材40を確実に結合させることができるので、
使用しているうちにこれらの各構成要素どうしの結合が
緩んでしまう等の不都合が生じることはなく、高品質で
信頼性の高い金属表面弾性ロール10を得ることができ
る。
【0042】また、各構成要素の膨張や収縮を利用して
結合が行われるので、ボルトやねじ釘等の結合用部材を
別途に用いる必要はないため、金属表面弾性ロール10
の構造の簡略化を図ることができる。
【0043】さらに、中管材30の内周側および内管材
40の外周側にテーパ33,43が設けられているの
で、中管材30の内側への内管材40の挿入を円滑に行
うことができ、金属表面弾性ロール10の製造の容易化
を図ることができる。
【0044】また、中管材30の開口端部31に脱離防
止リング50が設けられ、内管材40の開口端部41に
脱離防止ねじ溝部53が設けられているので、中管材3
0からの内管材40の脱離をより一層確実に防止でき、
金属表面弾性ロール10の品質や信頼性をより一層高め
ることができる。
【0045】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成できる範囲内での変
形等は本発明に含まれるものである。すなわち、前記実
施形態では、金属表面弾性ロール10は、熱可塑性樹脂
シートまたはフィルム1の表面に艶付け(光沢)加工や
エンボス(しぼ付け)加工を行うために用いるロールと
されていたが、本発明の金属表面弾性ロールは、同様な
重層構造を有する他の用途の金属表面弾性ロールに広く
適用できる。例えば、薄肉フィルムの成膜用のロールと
してもよく、あるいは熱可塑性樹脂シートまたはフィル
ムの加工や成膜用のロールに限らず、印刷機械用のロー
ラやその他各種の装置の送りローラや押圧ローラなどに
適用できる。
【0046】また、前記実施形態では、脱離防止リング
50および脱離防止ねじ溝部53が設けられているが、
これらは必ずしも設ける必要はない。しかし、これらを
設けておくことが、内管材40の脱離防止をより一層確
実化するという点で好ましい。
【0047】さらに、前記実施形態では、弾性体60
は、ラバーとされていたが、弾性変形可能であれば、他
の材質としてもよい。
【0048】
【実施例】前記実施形態に基づいて、金属表面弾性ロー
ル10を次のような条件で実際に製造した。先ず、金属
表面弾性ロール10の構成要素として次のものを用意し
た。表面金属筒20は、ステンレス(SUS)製の析出
硬化型鍛造品で、シームレス(継ぎ目無し)表面とし、
厚みを0.6mm、内径をφ286.2mm、外周表面
粗度を0.1Sとした。
【0049】弾性体60は、中管材30の外周に厚み1
0mmのラバーコーティング(シリコーンゴムに金属粉
を添加したもの)をして形成した。中管材30は、アル
ミ製とし、外径をφ265.6mm、内径を大径側の開
口端部32でφ238mm、テーパを1度とした。
【0050】内管材40は、SS鋼(SS41)製と
し、外径を大径側の開口端部42でφ238.6mm、
テーパを1度、内径(ストレート)をφ180mmとし
た。また、中管材30の開口端部31に脱離防止リング
50を設け、内管材40の開口端部41に脱離防止ねじ
溝部53を設けた。
【0051】そして、上記の各構成要素を用いて以下の
ような方法で金属表面弾性ロール10を製造した。弾性
体60をコーティングした中管材30を、表面金属筒2
0の内側に室温で挿入してこれらを重ねた状態とし、こ
の状態でこれらを200度に加熱した。続いて、予め内
管材40を20度に冷却しておき、200度に加熱され
た状態の中管材30(弾性体60を挟んで表面金属筒2
0と緊結された状態のもの)の内側に、この冷却状態の
内管材40を挿入し、さらに脱離防止リング50と脱離
防止ねじ溝部53とを締めて固定した。その後、各構成
要素を室温に戻して一体化し、金属表面弾性ロール10
を完成させた。
【0052】本実施例のような条件で金属表面弾性ロー
ル10を製造することにより、弾性変形機能や剥離防止
機能等の所望の機能を有する金属表面弾性ロール10を
確実に形成できた。また、この金属表面弾性ロール10
を用いて熱可塑性樹脂シートまたはフィルム1の加工を
行ったところ、表面金属筒20の表面の光沢が十分に転
写された高品質なシートまたはフィルム1を効率よく得
ることができ、これにより本発明の効果が顕著に示され
た。
【0053】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、表
面金属筒の内側に弾性体が配置されているので、金属表
面弾性ロールとこの外周面に接触される被接触物との接
触を面接触とすることができるため、例えば、本発明の
金属表面弾性ロールを熱可塑性樹脂シートまたはフィル
ムの加工や成膜用のロールとして用いた場合には、これ
らの加工や成膜を確実に行うことができるという効果が
ある。また、金属表面弾性ロールの最も外側には、表面
金属筒が配置されるので、被接触物の粗面化や剥離不良
を防止できるため、例えば、本発明の金属表面弾性ロー
ルを熱可塑性樹脂シートまたはフィルムの加工や成膜用
のロールとして用いた場合には、前述した図4の場合の
シートまたはフィルム82の粗面化や巻き付きの問題を
確実に解消でき、さらに前述した図5の無端ベルト92
を介在させて加工を行う場合に比べ、装置の簡略化、小
型化、低価格化、耐久性の向上、あるいは加工速度や成
膜速度の向上を図ることができるという効果がある。
【0054】また、表面金属筒を、ステンレス製とし、
その外周側表面をシームレス表面でかつ鏡面に形成した
場合には、本発明の金属表面弾性ロールにより熱可塑性
樹脂シートまたはフィルムの艶付け加工を確実に行うこ
とができ、表面金属筒の表面の光沢が確実に転写された
高品質なシートまたはフィルムの加工品を得ることがで
きるという効果がある。
【0055】さらに、表面金属筒を、金属製エンボス平
板の対向二辺を溶接して略円筒状に形成した場合には、
本発明の金属表面弾性ロールにより熱可塑性樹脂シート
またはフィルムのエンボス加工を確実に行うことがで
き、表面金属筒の表面のエンボス模様が確実に転写され
た高品質なシートまたはフィルムの加工品を得ることが
できるという効果がある。
【0056】また、弾性体に金属粉を添加した場合に
は、弾性体の熱伝導率を上げることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の金属表面弾性ロールを示
す分解側面図。
【図2】前記実施形態の金属表面弾性ロールの分解斜視
図。
【図3】前記実施形態の金属表面弾性ロールの使用状況
を示す断面図。
【図4】従来の一形態を示す構成図。
【図5】従来の他の一形態を示す構成図。
【符号の説明】
10 金属表面弾性ロール 20 表面金属筒 30 中管材 33,43 テーパ 40 内管材 60 弾性体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最も外側に配置された略円筒状の表面金
    属筒と、この表面金属筒の内側に配置された略円筒状の
    弾性体と、この弾性体の内側に配置された略円筒状の金
    属製の中管材と、さらにこの中管材の内側に配置された
    略円筒状の金属製の内管材とを備えた重層構造とされ、 前記中管材の線膨張係数は、前記表面金属筒の線膨張係
    数よりも大きく、前記表面金属筒と前記中管材とは、こ
    れらの間に前記弾性体を挟んでこれらを重ねた状態で加
    熱することによりこれらの加熱膨張差を利用して緊結さ
    れ、 前記中管材の内周側および前記内管材の外周側には、テ
    ーパが設けられ、加熱膨張されて前記弾性体を挟んで前
    記表面金属筒と緊結状態とされた前記中管材のテーパと
    冷却収縮状態または室温状態とされた前記内管材のテー
    パとが一致する設定とされ、前記中管材と前記内管材と
    は、これらのテーパを合せた状態で前記中管材が常温に
    戻る際の収縮力を利用して一体化されていることを特徴
    とする金属表面弾性ロール。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した金属表面弾性ロール
    において、前記表面金属筒は、ステンレス製であり、外
    周側表面をシームレス表面でかつ鏡面に形成されている
    ことを特徴とする金属表面弾性ロール。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載した金属表面弾性ロール
    において、前記表面金属筒は、金属製エンボス平板の対
    向二辺を溶接して略円筒状に形成されたものであること
    を特徴とする金属表面弾性ロール。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    した金属表面弾性ロールにおいて、前記弾性体には、金
    属粉が添加されていることを特徴とする金属表面弾性ロ
    ール。
  5. 【請求項5】 最も外側に配置される略円筒状の表面金
    属筒の内側に、この表面金属筒よりも線膨張係数が大き
    くかつ外周側表面に予め弾性体が張り付けられた略円筒
    状の中管材を嵌挿し、これらの表面金属筒と中管材と
    を、前記弾性体を挟んで重ねた状態で加熱することによ
    りこれらの加熱膨張差を利用してこれらを緊結するとと
    もに、前記中管材の内側に嵌挿される略円筒状の内管材
    を用意し、前記中管材の内周側および前記内管材の外周
    側にテーパを設け、これらのテーパの設定を、加熱膨張
    されて前記弾性体を挟んで前記表面金属筒と緊結状態と
    された前記中管材のテーパと冷却収縮状態または室温状
    態とされた前記内管材のテーパとが一致する設定として
    おき、その後、これらのテーパを合せた状態で前記中管
    材が常温に戻る際の収縮力を利用して前記中管材と前記
    内管材とを一体化することを特徴とする金属表面弾性ロ
    ールの製造方法。
JP23518295A 1995-09-13 1995-09-13 金属表面弾性ロールおよびその製造方法 Withdrawn JPH0976365A (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23518295A JPH0976365A (ja) 1995-09-13 1995-09-13 金属表面弾性ロールおよびその製造方法
DE69618117T DE69618117T2 (de) 1995-09-13 1996-09-03 Mehrschichtstrukturrolle und ihr Herstellungsverfahren
TW085110754A TW348106B (en) 1995-09-13 1996-09-03 Multi-layer structure roller and a method for producing the same
EP96306368A EP0763667B1 (en) 1995-09-13 1996-09-03 Multi-layer structure roller and a method for producing the same
US08/707,644 US5895344A (en) 1995-09-13 1996-09-05 Multi-layer structure roller and a method for producing the same
KR1019960039674A KR970015010A (ko) 1995-09-13 1996-09-13 다층구조 로울러 및 그 제조방법
CN96122495A CN1069256C (zh) 1995-09-13 1996-09-13 多层结构辊及其制造方法
US08/950,216 US5896662A (en) 1995-09-13 1997-10-14 Multi-layer structure roller and a method for producing the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23518295A JPH0976365A (ja) 1995-09-13 1995-09-13 金属表面弾性ロールおよびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0976365A true JPH0976365A (ja) 1997-03-25

Family

ID=16982287

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23518295A Withdrawn JPH0976365A (ja) 1995-09-13 1995-09-13 金属表面弾性ロールおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0976365A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4472018B1 (ja) * 2009-07-29 2010-06-02 千葉機械工業株式会社 スリーブゴムロールおよびその製造方法
JP2014012967A (ja) * 2012-07-05 2014-01-23 Nisshin Rubber Kk ボラードの製造方法
TWI470263B (zh) * 2005-11-22 2015-01-21 Fujifilm Corp 熱塑性樹脂薄膜之製造方法、液晶顯示面板用光學補償薄膜之製造方法及偏光板之製造方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI470263B (zh) * 2005-11-22 2015-01-21 Fujifilm Corp 熱塑性樹脂薄膜之製造方法、液晶顯示面板用光學補償薄膜之製造方法及偏光板之製造方法
JP4472018B1 (ja) * 2009-07-29 2010-06-02 千葉機械工業株式会社 スリーブゴムロールおよびその製造方法
WO2011013439A1 (ja) * 2009-07-29 2011-02-03 千葉機械工業株式会社 スリーブロール
JP2012102749A (ja) * 2009-07-29 2012-05-31 Chiba Kikai Kogyo Kk スリーブゴムロールおよびその製造方法
US8636632B2 (en) 2009-07-29 2014-01-28 Chiba Machine Industry Corporation Sleeve roll
KR101425202B1 (ko) * 2009-07-29 2014-08-01 치바 기카이 고교 가부시키가이샤 슬리브 롤
JP2014012967A (ja) * 2012-07-05 2014-01-23 Nisshin Rubber Kk ボラードの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0763667B1 (en) Multi-layer structure roller and a method for producing the same
JP3441860B2 (ja) 管状フィルムの製造方法及び製造装置
KR0127889B1 (ko) 열가소성수지시이트 또는 필름의 제조방법
JPH01195026A (ja) コンポジットチューブの製造方法並びに装置
JPH0976365A (ja) 金属表面弾性ロールおよびその製造方法
JPH11314263A (ja) 熱可塑性樹脂シートの製膜装置および製膜方法
US5728252A (en) Method and apparatus for laminating image-bearing media
EP0899081A1 (en) Apparatus and process for manufacturing a sheet of a thermoplastic resin
JPH10217314A (ja) 接圧ロール
JP3725419B2 (ja) プラスチック管接続端末の製造方法
JP3392760B2 (ja) 耐薬品性シートの製造方法
JPH11248055A (ja) プラスチック製コルゲート管の製造方法
JP4001759B2 (ja) 表面の平滑な樹脂被覆ローラの製造方法及び製造装置
JP3171566B2 (ja) 加圧ロール
JPS60130441A (ja) ロ−ラの製造方法
JPS5978715A (ja) 二重管製造方法
WO2024130149A1 (en) Improved bend radius and stored length in polyethylene constructs
JP2544165Y2 (ja) 圧着ロール
JPS5971075A (ja) 熱ロ−ラ定着装置
JPH11241614A (ja) 排気管用フレキシブルチューブ
JPH06327611A (ja) 内視鏡の被覆チューブの製造方法
JPS634283A (ja) 定着用ロ−ラ
JPS62144816A (ja) 異種金属被覆複層管の製造方法
JP2001341206A (ja) プレート式熱交換器用ガスケットの製造方法及びそのガスケット
JPH0637935B2 (ja) フツ素膜付ベロ−ズの形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20021203