JPH0974993A - ホタテ貝柱取り機 - Google Patents

ホタテ貝柱取り機

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JPH0974993A
JPH0974993A JP26474295A JP26474295A JPH0974993A JP H0974993 A JPH0974993 A JP H0974993A JP 26474295 A JP26474295 A JP 26474295A JP 26474295 A JP26474295 A JP 26474295A JP H0974993 A JPH0974993 A JP H0974993A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上下貝殻の結合力を弛緩させる一方貝柱の生
活機能を維持させるべく、それぞれのため加熱冷却を行
い、上側貝殻の取り外し、内臓の吸引除去の後、貝柱を
下側貝殻より剥き取り、生食用貝柱を得るようにしたホ
タテ貝柱取り機を提供する。 【解決手段】 原貝供給部20と、開口部21と、上貝
殻取り外し部22と、内臓分離吸引部23と、貝柱剥き
取り部24と、制御部25と、タクト送り搬送部26と
より構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホタテ貝の貝柱取
り機に関し、特に温水と冷却水を同時または別々に噴射
して、貝殻の開口及び上側貝殻の除去、ウロ、ヒモのみ
の除去、下側貝殻より貝柱を剥き取る、一連の操作をす
ることにより、生食用貝柱の供給を可能としたタクト送
りのホタテ貝柱取り機に関する。
【0002】
【従来の技術】ホタテ貝からの生食用貝柱剥き取りは、
手作業を主として行なわれ、多量の冷水を扱う厳しい作
業環境においては剥き取り時貝柱に与える損傷が多く、
低い作業効率と低い歩留まりのため、従来より、熱的機
械的またはそれらの併用による貝柱の剥き取りが種々提
案されてきた。
【0003】例えば、特開昭50ー3899号公報に
は、ホタテ貝の一方の貝殻の貝柱に対応する部位をバー
ナにより局部的に加熱して、蝶番部位より開口させ、貝
柱を分離することを特徴とした提案が開示されている。
しかし具体的な脱殻装置は開示されていない。また、特
開昭52ー13900号公報には、2枚貝を直立状に挟
持する搬送用枠体を持つベルト状搬送帯と、該搬送帯の
搬送路に設け貝殻の貝柱の対応部位に蒸気、熱湯などの
加熱加水を行なう蒸気噴出装置とにより均一で生身に近
い損傷の少ない貝身を得るようにした提案が開示されて
いる。而してこの場合も熱により分離した貝身の自然落
下による分離手段が示されているのみである。また、特
開昭64ー39931号公報には、プラズマアークによ
り2枚貝の貝柱の外側で貝殻を加熱して貝柱を分離する
ようにした提案が開示されている。またこの場合も加熱
により開口した後の脱殻及び貝身の取出しに関する具体
的開示はされていない。
【0004】そこで、最近特開平5ー3751号には、
上記先行技術に対処して、貝柱のうち子柱部位と他の部
位に分け、貝柱の全領域をにわたって均一に加熱するの
ではなく強弱を付け、子柱部位に対応する貝殻の外側よ
りバーナにより加熱する加熱手段を設け、移送手段の移
送につれ半開きの上側貝殻を開口させ脱殻させる強制的
脱殻手段が開示されている。その開示内容に付き下記に
詳細に検討する。
【0005】上記発明は図13に示すように、原貝供給
部50、センタリング部51、加熱部52、開口及び上
側貝殻取り外し部53、ウロ及びヒモ除去部54、貝柱
分離部55と、その間を当該ホタテ貝を移送するチエン
コンベヤ56とよりなり、該コンベヤは前記加熱部52
とウロ及びヒモ除去部54とでは同期して3〜7秒の間
停止する間歇運転の構成にしてある。 1)前記原貝供給部50は、エンドレスチエーンコンベ
ヤ56のクロスメンバ56aと該メンバ上に設けた原貝
配列の各列中心軸上に設けた複数個の固定枠57とより
なり、該固定枠は移送方向に対し後端にストッパ57a
があり前方が斜めに浅く立ち上がった傾斜断面形状を備
え、ホタテ貝の蝶番を前記ストッパに当接着座させるよ
うにしてある。 2)センタリング部51は、コンベヤの移送方向に対し
貝が常に複数個の所定配列の軸方向の配列中心に位置す
るように、図14に示すストッパ57aの巾方向の前記
配列中心を形成する仮想中心線58aに対し左右対象で
移送方向に先細りとした一対のガイド板58b、58b
を設け、該ガイド板により位置調整機構を構成してい
る。 3)加熱部52は、例えばバーナによる火炎、レーザ
光、赤外線、ハロゲン光の光線、赤熱された金属、ある
いは高温蒸気等を熱源とし、図1(本図は本発明の構成
に必要な図面と同一であるので図1を使用する)に示す
ように無絞筋である所謂子柱部位17に強く所謂貝柱を
形成する有絞筋部位16には弱く熱線が当たるようにし
それぞれ貝殻外側より加熱するようにし、例えばバーナ
等の火炎や光源による加熱を使用する場合無絞筋部位に
火炎中心や照射中心が当たるようにし、そこから有絞筋
部位に火炎や照射が流れるように加熱する。なお、上記
加熱はコンベヤを停止させ、ガスバーナの場合3〜7秒
間加熱し加熱終了後コンベヤ走行時中冷却水を上側貝殻
に散布して冷却する。 4)開口及び上側貝殻取り外し部53は、図15に示す
ように下側貝殻押さえレール53aとV字形状開口器5
3bとが設けられ、コンベヤの進行につれ、前記加熱部
52により開きかけた上下貝殻の間に図15(A)に示
すように貝殻押さえレール53aが先ず挿入され、つい
で開口器53bが少し開いた上側貝殻の間に食い込ま
せ、ついで図15(B)に示すようにコンベヤの進行と
ともに上側貝殻19aが外されるようにしてある。な
お、上側貝殻取り外し後の貝柱上部にコンベヤ走行時に
冷却水を散布して冷却する。 5)ウロ及びヒモ除去部54は、図16に示すように、
バキユーム吸い込み58と、貝柱16の押圧部材59
と、圧縮空気吹き付けノズル60とよりなる。バキュー
ム吸い込み58の下部には、切り欠き58bを持つ袴状
吸い込み口58aを設け、ウロヒモよりなる内臓吸引時
には吹き付けノズル60より圧縮空気をウロ、ヒモに吹
き付け下側貝殻より剥がれやすくするとともに、吸い込
み口58aを下側貝殻の貝柱を中心覆いかぶさるように
して、偏芯揺動を与えながらウロヒモのまわりを回りな
がら吸引するようにしてある。なお、この際貝柱も一緒
に吸引されるのを防ぐため、押さえ部材59で吸引中は
貝柱を押圧するように構成してある。また、バキューム
吸い込み58はホタテ貝の大小に合わせ内径を対応させ
るため交換使用するようにしてある。なお、前記内臓の
吸引除去は、前記開口及び上側貝殻取り外し時の加熱時
間3〜7秒の停止時間に合わせて停止させ、行なうよう
にしてある。
【0006】ところで、上記提案にも種々問題点があ
り、貝柱を迅速大量に供給する加工機としての形態は保
たれているが、生食用貝柱品質の安定確保の点で特に下
記に記載する問題点がある。即ち、 1)原貝供給部50、については、 a、固定枠上の原貝の着座姿勢は左右に安定しなく水平
に保持されない、そのため加熱部におけるバーナの照射
位置も不正確となり必ずしも子柱部に集約照射できると
は限らない。 b、固定枠はストッパ57aにより前後位置を規定する
ようにしてあるため、使用原貝の大小により前記バーナ
の照射位置を変化させる必要があり、ひいては有絞筋よ
りなる所謂貝柱部を過熱することになる。 2)センタリング部51については、 c、移送方向に傾斜させた一対のガイド板58b、58
bの傾斜角度は固定されているため、位置調整機構とし
ては完全なものでなく、同一大きさの貝殻に対してもガ
イド板の最小間隔が貝殻の大きさと略一致するときはよ
いが、他の場合は殆どその用をなさなく、所定照射位置
が厳しく要求される加熱部においては期待する効果が確
実に得られるとは限らない。 3)加熱部52については、 d、温水以外の熱源を使用し、バーナの場合3〜7秒間
の照射をすることとしているが、火炎の温度及び上記照
射時間の管理をどうしているか不明で、単に3〜7秒に
わたる加熱により子柱部位に強く貝柱部位に弱く加熱す
るようにする構成は品質管理面で問題がある。 e、下側貝殻は冷却していないため、加熱時の熱が貝柱
下部にも蓄積され、貝柱の品質に悪影響を与える。 4)開口及び上側貝殻取り外し部53については、 f、上側貝殻の加熱により当該貝殻の上下の結合力の弛
緩を惹起し開口するが、その開口隙間は僅かであるた
め、押さえレール53の挿入及びV字形開口器53bに
よる機械的開口には無理を伴い貝殻周辺部位を破損し、
破片による貝柱への汚染が問題になる。 g、上記機械的手段による無理を伴う開口により、下側
貝殻の位置に大巾の変化を惹起し後工程の作業に支障を
きたす問題がある。特に内臓の分離吸引工程において吸
い込み口の位置と当該内臓の位置関係が不良となり、完
全なウロヒモの吸引除去は不可能となる。 5)ウロ及びヒモ除去部54については、 h、ウロ及びヒモよりなる内臓の除去に圧搾空気の外側
からの吹き付けと上部へのバキュームだけでは完全な除
去が不確実となるため、強い吸引力が必要となり貝柱ご
と吸引されたり貝柱の一部が剥ぎ取られたりすることに
なる。また、貝柱ごと吸引されるのを防ぐため貝柱上端
を押さえ部材により押さえると表面が傷められ貝柱の品
質低下に繋がる問題がある。 i、押さえ部材があるとウロ及びヒモが引っ掛かりが惹
起され、吸引除去の作動に確実性と安定性がなくなる。
【0007】6)結論; 生食用貝柱の獲得のためには、上下貝殻の結合力を弛
緩させる程度に加熱して開口させる必要があり、しかも
貝柱に生活機能を失わさせないことが必要である。その
ためには、上記二律背反的関係にある二つの要件である
加熱と冷却をぎりぎりの線で満足させるべく科学的管理
制御が必要であるが、そのような配慮は見受けられな
い。 即ち、上側貝殻と貝柱上端との間の分離、内臓(ウ
ロ、ヒモ)と下側貝殻との間の分離、貝柱下端と下側貝
殻との間の分離には、その分離部には所定温度の加熱を
所定時間行い、それと同時に生活機能の維持には相応の
配慮が必要で同時または加熱終了後即座に冷却を行なう
必要がある。即ち、分離後は貝柱に冷却水を散布等の冷
却により麻痺した生活機能を復活させる必要がある。 開口手段には、貝柱を汚染する当該貝殻の周辺部に破
損の発生を防ぐ処置がなされていない。 上側貝殻の取り外し工程の後の位置補正が必要である
が、なされていない。 貝柱の剥き取りは、子柱側から行なうことにより、剥
き取り時の貝柱に与える損傷を押さえる必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の請求
項1記載の発明は、上下貝殻の結合力を弛緩させ開口の
兆しを得る一方、貝柱の生活機能を維持させる条件とし
て、貝柱の上端側を加熱するとともに他の一方を冷却さ
せ、加熱は95℃以下の温水で行い冷却は冷却水によ
り、貝殻の大きさに応じた作用時間を厳密に設定管理且
つ制御できるホタテ貝柱取り機の提供を目的とし、特に
各構成要素での加工処理を確実に行なうためにシーケン
ス制御によるタクト送り搬送手段を使用し、総ての加工
処理の基礎となる位置制御、姿勢制御、大きさ判定をす
る原貝供給部を設け、原貝の大きさに応じた加熱冷却処
理時間の演算処理及び前記処理時間に基づく各部の作業
管理及びシーケンス制御をする制御部を設けたホタテ貝
柱取り機の提供を目的としたものである。
【0009】本発明の請求項2記載の発明は、請求項1
記載の発明のホタテ貝柱取り機の開口部における上側貝
殻と貝柱上端との間の分離に使用する加熱冷却手段を、
上下貝殻の結合力の弛緩と、貝柱下端の生活機能の維持
と、分離後の弛緩した貝柱上端の生活機能の復活を可能
とする構成としたホタテ貝柱取り機の提供を目的とした
ものである。
【0010】本発明の請求項3記載の発明は、請求項1
記載の発明の内臓分離吸引部における加熱冷却手段を、
ウロ、ヒモよりなる内臓と下側貝殻との間の結合力の弛
緩と、貝柱下端の生活機能の維持とを可能とする構成と
したホタテ貝柱取り機の提供を目的としたものである。
【0011】本発明の請求項4記載の発明は、請求項1
記載の発明の貝柱剥き取り部における加熱冷却手段を、
貝柱下端と下側貝殻との間の結合力の弛緩と、貝柱下部
を含む生活力の復活を可能とする構成としたホタテ貝柱
取り機の提供を目的としたものである。
【0012】本発明の請求項5記載の発明は、請求項1
記載の発明の開口手段は加熱により上下貝殻の結合力が
弛緩した時期を時間的に見計らって上下の貝殻の中心部
をそれぞれバキュームパッドにより貝殻に機械的損傷を
与える事無く開口させる構成とした請求項1記載のホタ
テ貝柱柱取り機。
【0013】本発明の請求項6載の発明は、請求項1記
載の発明の開口部には開口終了後の開口判定をして未開
口貝殻の排出により後工程に支障をきたさない構成とし
たホタテ貝柱取り機の提供を目的としたものである。
【0014】本発明の請求項7記載の発明は、請求項1
記載の発明の内臓分離吸引部と上側貝殻取り外し部との
間に、上側貝殻取り外しによる下側貝殻の着座位置の狂
いの補正用センタリングを設ける構成としたホタテ貝柱
取り機の提供を目的としたものである。
【0015】本発明の請求項8記載の発明は、請求項1
記載の発明のバキューム吸引手段は、バキューム吸引の
補助手段として既に分離している内臓に回転水流を吹き
付ける構成としたホタテ貝柱取り機の提供を目的とした
ものである。
【0016】本発明の請求項9記載の発明は、請求項1
記載の発明の貝柱剥き取り部において、第3の加熱冷却
の後段に子柱より貝柱の剥き取りを可能にするため、当
該貝柱を含む下側貝殻の回動機能を持たせる構成とした
ホタテ貝柱取り機の提供を目的としたものである。
【0017】本発明の請求項10記載の発明は、請求項
1記載の発明の加熱冷却手段に貝殻の大きさに対応した
温水温度の許容領域と噴射時間とを設定したホタテ貝柱
取り機の提供を目的としたものである。
【0018】本発明の請求項11記載の発明は、請求項
1記載の発明の冷却手段を冷却水の噴射により構成した
ホタテ貝柱取り機の提供を目的としたものである。
【0019】本発明の請求項12記載の発明は、請求項
1記載の発明の下側貝殻の固定に機械的ないし物理的外
力に対する貝殻上縁の破損防止を可能とする弾性挟持固
定部を備えるようにしたホタテ貝柱取り機の提供を目的
としたものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のうちで請求項1記載の発明は、貝殻、ウロ
及びヒモよりなる内臓、貝柱の3部位に分離し貝柱を得
るようにしたホタテ貝の加工機において、原貝位置制
御、姿勢制御及び大きさ判定をする原貝供給部と、上側
貝殻より貝柱上端を第1の加熱冷却手段により分離させ
開口手段により開口させる開口部と、その開口部位より
開口挿入部材による上側貝殻取り外し部と、下側貝殻よ
り内臓を第2の加熱冷却手段により分離させバキューム
吸引手段により吸引除去させる内臓分離吸引部と、下側
貝殻より貝柱下端を第3の加熱冷却手段により分離させ
剥き取り部材による貝柱剥き取り部と、それらの各部を
形成する複数ステージを備えたタクト送り搬送部と、前
記タクト送り搬送部に連動して前記各部の演算及びシー
ケンス処理をする制御部と、より構成して生食用貝柱を
得るようにしたことを特徴としたものである。
【0021】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明の構成のうち、第1の加熱冷却手段は、上側貝
殻と貝柱上端との間の結合力を弛緩させるための上側貝
殻よりの加熱と、それと同時に行なう貝柱下端の生活機
能維持のための下側貝殻よりの冷却と、開口直後に行な
う貝柱上部の生活機能復活のための貝殻内部冷却と、よ
り構成したことを特徴とするものである。
【0022】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の発明の構成のうち、第2加熱冷却手段は、内臓を下
側貝殻より分離させるため下側貝殻の内臓部位に対応す
る下側貝殻の外劃部位に行なう加熱と、それと同時に行
なう貝柱下端部位に対応する下側貝殻の中央部位より行
なう冷却と、より構成したことを特徴としたものであ
る。
【0023】また、請求項4記載の発明は、請求項1記
載の発明の構成のうち、第3加熱冷却手段は、貝柱下端
と下側貝殻との結合力の弛緩麻痺させるための下側貝殻
より行なう加熱と、ついで前記加熱による生活機能復活
のための貝柱上部より行なう冷却と、より構成したこと
を特徴としたものである。
【0024】また、請求項5記載の発明は、請求項1記
載の発明の構成のうち、開口手段は、当該貝殻をバキュ
ームパッドにより吸引開口する構成としたことを特徴と
したものである。
【0025】また、請求項6記載の発明は、請求項1記
載の発明の構成のうち、開口部には開口終了後開口判定
と未開口貝の排出部を設ける構成としたことを特徴とし
たものである。
【0026】また、請求項7記載の発明は、請求項1記
載の発明の構成のうち、内臓分離吸引部の前段に上側貝
殻の強制取り外しにより生じた着座位置の補正用センタ
リングを設ける構成としたことを特徴としたものであ
る。
【0027】また、請求項8記載の発明は、請求項1記
載の発明の構成のうち、バキューム吸引手段は、バキュ
ーム吸引時に内臓側方より吹き付け回転流を作る水ノズ
ルを備える構成としたことを特徴としたものである。
【0028】また、請求項9記載の発明は、請求項1記
載の発明の構成のうち、貝柱剥き取り部において、第3
加熱冷却の後90度回動させ、子柱より貝柱剥きを可能
とする構成としたことを特徴としたものである。
【0029】また、請求項10記載の発明は、請求項1
記載の発明の構成のうち、加熱冷却手段の加熱は、貝柱
の生食性保持のため、80〜95℃の熱湯を貝殻の大、
中、小にあわせ、それぞれ3秒、2.5秒、2秒の噴射
で構成したことを特徴としたものである。
【0030】また、請求項11記載の発明は、請求項1
記載の発明の構成のうち、加熱冷却手段の冷却は、冷却
水の噴射により構成したことを特徴としたものである。
【0031】また、請求項12記載の発明は、請求項1
記載の発明の構成のうち、下側貝殻の固定に弾性挟持固
定部を備える構成にしたことを特徴としたものである。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の形態を、
図示例と共に説明する。ただし、この実施例に記載され
ている構成部品の寸法、形状、その相対的位置等は特に
特定的な記載がないかぎりは、この発明の範囲をそれに
限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。図1
はホタテ貝の上側貝殻を取り外した内部の貝柱及び子柱
(断面で示す)とウロ及びヒモよりなる内臓の位置を示
す正面図で、図2は本発明のホタテ貝柱取り機の概略の
構成を示す摸式図で、図10は図2の制御部の演算及び
シーケンス制御を示すフローチャートである。
【0033】図1に示すように、ホタテ貝は所謂貝柱と
呼ばれてる有絞筋部16と所謂子柱と呼ばれている無絞
筋部17とウロ、ヒモよりなる内臓18とよりなり、本
発明では、貝柱16及び子柱17を生活機能を維持した
状態で貝殻より剥き取り、生食用として使用するための
ホタテ貝柱取り機に関するものである。なお、子柱17
は貝柱16に対し結合力が強く、貝柱剥き取りの前提と
なる貝殻の開口は前記貝柱16の生活機能を維持したな
かで子柱17の結合力の弛緩麻痺を前提にしたものであ
る。
【0034】図2に示すように、本発明のホタテ貝柱取
り機は、原貝供給部20と、開口部21と、上貝殻取り
外し部22と、内臓分離吸引部23と、貝柱剥き取り部
24と制御部25と、タクト送り搬送部26とより構成
する。前記原貝供給部20は、位置規制する着座ステー
ジ1と、姿勢制御及び貝殻の大きさを検出する姿勢制御
及び大きさ判定用ステージ2とよりなる。前記位置規制
する着座ステージでは図3に示す後記する搬送コンベヤ
41のクロスバー40上に複数列の等間隔に定位置に配
設された短尺の弾性円筒体よりなる円筒着座28に、原
貝42であるホタテ貝の下側貝殻の略球状凸部が嵌合左
右前後の位置規制ができるようにしてある。姿勢制御及
び大きさ判定ステージ2は、図4に示すように、前記着
座28のコンベヤ搬送方向(以後縦方向という)の軸芯
Y−Y上を前後(矢印D、E方向)に摺動可能に設けた
断面山形状ガイド29、29により、前記着座させた原
貝の蝶番43を前記縦方向軸線Y−Yに直角になるよう
姿勢制御するとともに、貝殻の大きさ判定できるように
してあり、その判定結果を後記する制御部25に入力し
て貝殻の大小に応じて加熱冷却の処理時間の設定できる
ようにしてある。
【0035】開口部21は、上側貝殻の加熱用温水噴射
30aと同時に行なう下側貝殻の冷却用の冷却水噴射3
1aとよりなる加熱冷却用ステージ3と、図6に示すバ
キュームパッド34bとバキュームパッド33aよりな
る開口手段による上下貝殻の開口ステージ4と、開口し
た2枚の貝殻の口より冷却水32bの急速噴射による貝
柱冷却用ステージ5とよりなる。前記ステージ3の加熱
冷却とステージ5の冷却により第1加熱冷却手段を形成
し、ステージ3における加熱により貝柱上部と上側貝殻
との間の結合力を麻痺弛緩させる一方貝柱下側の生活機
能維持を図るようにしてある。また、ステージ5の冷却
により前記上側貝殻よりの加熱により麻痺した貝柱上部
の生活機能の急速復帰を図るようにしてある。また、上
記加熱は95℃〜80℃の温水噴射を使用し、冷却は冷
却水の噴射を使用するようにし、その噴射時間は前記ス
テージ2で判定された貝殻の大きさを制御部25で演算
して、貝殻の大、中、小に応じて設定された所定時間3
秒、2.5秒、2秒をそれぞれの照射時間とし制御部に
より適宜制御するようにしてある。また、ステージ3の
加熱冷却時には、着座28上に位置規制及び姿勢制御さ
れた原貝を上側貝殻より押さえバー45によりエア圧で
押圧し、加熱時に加熱用温水が貝のなかに侵入して内部
の貝柱に直接熱的損傷を与えないようにしてある。な
お、上記押圧手段は図5に示すコ字型押さえバー45を
使用し上方からの温水加熱が上側貝殻42の中央部位へ
の噴射が支障なくできるようにしてある。また、上記ス
テージ4の開口手段はステージ3における第1加熱冷却
手段により貝柱上端と上側貝殻との間に惹起された結合
力が弛緩麻痺状態にある上下貝殻を完全に開口させるよ
うにしたものである。
【0036】上側貝殻取り外し部22は、開口判定手段
により未開口貝殻を検出する開口判定用ステージ6と開
口挿入部材よりなる貝殻取り外し手段による上側貝殻取
り外しステージ7とよりなる。開口判定手段は、上側貝
殻の開口により、起きる未見開口状態との外見上変化を
センサにより検出するようにしたものである。例えば図
7に示すように、上側貝殻の開口端上部に設けたセンサ
46のセンサ出力の反射状況に見るように、同図(A)
の場合はセンサ46のセンサ出力の反射光はセンサ受光
部に入力し、同図(B)の場合は受光部に入力しない。
これにより未開口、開口の判定をすることができるよう
にしてある。ステージ6よりステージ7へ移行する間に
未開口貝殻を受け皿27aに排出させ、爾後の後工程に
支障を来さないようにしてある。貝殻取り外し手段は、
図8に示すように、貝押さえ板47aと弾性部材47b
を備えた吸着スプリングパッド33cとよりなる弾性挟
持固定部47により着座28上の下側貝殻を吸着しなが
ら、弾性部材47aを介して突き上げて下側貝殻19b
の上縁19cを破損することなく該貝殻を確実に固定す
るようにし、ついで、開口挿入部材35を挿入上側貝殻
を矢印A方向に摺動させ当該貝殻を約120度程回動さ
せついで矢印B方向に下降させ蝶番を破壊取り外し受け
皿27aへ廃棄するようにしてある。
【0037】内臓分離吸引部23は、センタリング用ス
テージ8と下側貝殻より内臓を加熱するとともに貝柱下
端を冷却する第2加熱冷却手段を形成する加熱冷却ステ
ージ9と、内臓吸引除去手段による吸引除去ステージ1
0とよりなる。上記第2加熱冷却手段は図9に示すよう
に、上部押さえ材38aと、弾性材38bを備えたスプ
リングパッド33dとよりなる弾性挟持固定部38を設
け、下側貝殻19bを着座28の上部で前記弾性材38
bを介して、下側貝殻19bを下方からの温水及び冷却
水の水圧に抗して機械的損傷を与えることなく挟持固定
するようにしてある。そして、内臓位置に対応する下側
貝殻の外劃部位よりする加熱用の95℃〜80℃の温水
噴射30bと、貝柱下端位置に対応する下側貝殻19b
の中央部位よりする冷却用の冷却水噴射32cと上部押
さえ部材38aよりなり、前記加熱により内臓と下側貝
殻との間の付着力を麻痺させ且つ貝柱下端と下側貝殻と
の間の結合力は維持させるようにしたものである。尚、
図中33b、33g、33fはいずれもスプリングパッ
トである。内臓吸引除去手段は、図10に示すように、
下側貝殻固定用の吸引バキュームパッド33eと注水用
ノズル32dと金属性パッドよりなるバキューム吸い込
み口36とよりなる。使用時は、前記吸い込み口36を
貝柱16から適当距離を以て吸い込むようにし、吸引開
始とともに内臓の周辺に温水を注水ノズル32dより噴
射して水が吸引されるときのその周囲に生ずる負圧によ
り内臓の吸引が促進されるようにしてある。この場合第
2の加熱冷却手段の冷却効果により貝柱は生活機能を維
持した儘の状態にあるため、貝柱下端と下側貝殻との間
の結合力は保持されているため、貝柱上部より吸引防止
のための押さえ部材を設ける必要がなく、貝柱の品質損
傷を防止する。
【0038】貝柱剥き取り部24は、下側貝殻より95
℃〜80℃の温水噴射30cにより貝柱下端と下側貝殻
との間の結合力を弛緩麻痺させる加熱ステージ11と、
貝柱上部より冷却水噴射32eによる生活機能復活のた
めの冷却用ステージ12と、貝柱を含む下側貝殻19b
を90度回動させる回動用ステージ13と、スクレーパ
37により子柱から貝柱とも剥き取り受け皿27bに収
容する貝柱剥き取りステージ14と、下側貝殻を受け皿
27cに廃棄する排出ステージ15とよりなる。 前記
回動用ステージ13は、図11(A)にステージ12に
おける貝柱16と子柱17との位置関係が示してある
が、図に見るようにこの場合は貝柱16と子柱17はと
もに縦方向Y−Yに対し並置する位置関係にあるため、
スクレーパ37の摺動方向矢印Cに対し両者が同時に剥
き取り位置に位置し、貝殻に対し付着力の差のある貝柱
と子柱を同時に剥き取ることになり、貝柱に損傷を与え
る場合が多い。 これを防ぐために、ステージ13で9
0度左回転させれば図11(B)に示すように、スクレ
ーパ37は剥がしにくい子柱から剥きとりを始めること
になり、剥き取りの際貝柱16が受ける損傷の発生を防
止できるようにしてある。
【0039】図12には制御部25により制御されるシ
ーケンス制御のフローチャートが示してある。図に示す
ように、 S101;ステージ1で複数列の等間隔着座に原貝を装
着して位置規制する。 S102;ステージ2で、山形ガイドの前後の摺動によ
り、原貝が装着されてあるかどうかを判断する。 S102a;原貝が装着されていない場合は以後の工程
を停止させる。 S102b;縦方向に前後に配設された一対の山形ガイ
ドにより各着座に装着された原貝の大きさを判定すると
ともに、蝶番の縦方向に対する直角度を規制して姿勢制
御する。かくして、原貝は大小に係わらずその中心(貝
柱の位置)位置が正しく規制される。 S102c;制御部で加熱用温水及び冷却用冷却水の噴
射時間の設定。 S103;ステージ3で、上側貝殻の加熱(温水噴
射)、下側貝殻の冷却(冷却水噴射)。 S104;ステージ4で、吸着バキュームパッドによる
上下貝殻の吸着(下側貝殻は着座に固定、上側貝殻は上
方に開かれ)開口する。 S105;ステージ5で開口部より貝柱に冷却水の噴射
により冷却する。 S106;ステージ6で開口したかどうか、未開口貝の
検出をする。 S106a;開口してない場合は以後の工程を停止す
る。 S106b;未開口貝を排出する。 S107;ステージ7で貝殻取り外し手段により開口し
ている上側貝殻の除去。 S108;ステージ8で下側貝殻の位置規制、姿勢制
御、センタリングの補正。 S109;ステージ9で下側貝殻の外劃部位を加熱(温
水噴射)及び下側貝殻の中央部位を冷却(冷却水の噴
射)する。 S110;ステージ10で内臓を吸引除去する。 S111;ステージ11で下側貝殻を加熱(温水噴射)
をする。 S112;ステージ12で貝柱上部より冷却(冷却水の
噴射)をする。 S113;ステージ13で貝柱を含む下側貝殻を90度
回動させ、子柱側をスクレーパに対面させる。 S114;ステージ14で貝柱(子柱を含む)を剥き取
る。 S115;ステージ15で残存貝殻を廃棄する。
【0040】
【発明の効果】上記構成により、生活機能を維持し且つ
貝殻のかけら等による汚染を皆無とする良質の生食用貝
柱を低コストで提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用されるホタテ貝の上側貝殻を取り
のぞいた内部断面を示す正面図である。
【図2】本発明のホタテ貝柱取り機の概略の構成を示す
摸式図である。
【図3】図2の原貝供給部の原貝を装着して位置規制す
る状況を示す側面図である。
【図4】図2の姿勢制御及び大きさ判定ステージの状況
を示す一部破断した平面図である。
【図5】図2のステージ3の加熱冷却時における開口部
を強く押さえるエア圧による弾性挟持固定部の構成を示
す斜視図である。
【図6】図2の開口部の開口手段による開口の状況を示
す断面図である。
【図7】図2のステージ6の開口判定手段であるセンサ
出力の反射状況を示す側面図である。 (A);未開口貝殻の場合 (B);開口貝殻の場合
【図8】図2の上側貝殻取り外し部の貝殻取り外し手段
の構造を示す断面図である。
【図9】図2の内臓分離吸引部の第2加熱冷却手段の構
造を示す断面図である。
【図10】図2の内臓分離吸引部の内臓吸引除去手段の
構造を示す断面図である。
【図11】図2の貝柱剥き取り部の90度回動ステージ
の回動前と回動後の貝柱と子柱との関係位置の変化の状
況を示す正面図で、 (A);回動前の状況を示す図である。 (B);回動後の状況を示す図である。
【図12】図2の制御部によるシーケンス制御の状況を
示すフローチャート図である。
【図13】従来の帆立貝の脱殻装置の概略の構成を示す
摸式図である。
【図14】図13の位置調整機構を示す平面図である。
【図15】図13の上側貝殻取り外し部の構造を示す図
で、 (A);下貝押さえレール挿入の状況を示す断面図であ
る。 (B);V字形開口器による脱殻の状況を示す図であ
る。
【図16】図13の内臓であるウロ、ヒモ除去部吸の構
造を示す断面図である。
【符号の説明】
16 貝柱 18 ウロ、ヒモ(内臓) 19a 上側貝殻 19b 下側貝殻 20 原貝供給部 21 開口部 22 上側貝殻取り外し部 23 内臓分離吸引部 24 貝柱剥き取り部 25 制御部 26 タクト送り搬送部 28 着座

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貝殻、ウロ及びヒモよりなる内臓、貝柱
    の3部位に分離し貝柱を得るようにしたホタテ貝の加工
    機において、 原貝位置制御、姿勢制御及び大きさ判定をする原貝供給
    部と、上側貝殻より貝柱上端を第1の加熱冷却手段によ
    り分離させ開口手段により開口させる開口部と、その開
    口部位より開口挿入部材による上側貝殻取り外し部と、
    下側貝殻より内臓を第2の加熱冷却手段により分離させ
    バキューム吸引手段により吸引除去させる内臓分離吸引
    部と、下側貝殻より貝柱下端を第3の加熱冷却手段によ
    り分離させ剥き取り部材による貝柱剥き取り部と、それ
    らの各部を形成する複数ステージを備えたタクト送り搬
    送部と、前記タクト送り搬送部に連動して前記各部の演
    算及びシーケンス処理をする制御部と、より構成して生
    食用貝柱を得るようにしたことを特徴とするホタテ貝柱
    取り機。
  2. 【請求項2】 前記第1の加熱冷却手段は、上側貝殻と
    貝柱間の結合力弛緩のための上側貝殻よりの加熱と、そ
    れと同時に行なう貝柱生活機能維持のための下側貝殻よ
    りの冷却と、開口直後に行なう貝柱上部の生活機能復活
    のための貝殻内部冷却と、より構成した請求項1記載の
    ホタテ貝柱取り機。
  3. 【請求項3】 前記第2加熱冷却手段は、内臓を下側貝
    殻より分離させるため下側貝殻の内臓部位に対応する下
    側貝殻の外側より行なう加熱と、それと同時に行なう貝
    柱部位に対応する下側貝殻の中央より行なう冷却と、よ
    り構成した請求項1記載のホタテ貝柱取り機。
  4. 【請求項4】 前記第3加熱冷却手段は、貝柱下端と下
    側貝殻との結合力弛緩させるための下側貝殻より行なう
    加熱と、ついで生活機能復活のための貝柱上部より行な
    う冷却と、より構成した請求項1記載のホタテ貝柱取り
    機。
  5. 【請求項5】 前記開口手段は、当該貝殻をバキューム
    パッドにより吸引開口させる構成とした請求項1記載の
    ホタテ貝柱取り機。
  6. 【請求項6】 前記開口部には開口終了後開口判段と未
    開口貝の排出部を設けた請求項1記載のホタテ貝柱取り
    機。
  7. 【請求項7】 前記内臓分離吸引部の前段に上側貝殻強
    制取り外しによる着座位置の補正用センタリングを設け
    た請求項1記載のホタテ貝柱取り機。
  8. 【請求項8】 前記バキューム吸引手段は、バキューム
    吸引時に内臓側方より吹き付け回転流を作る水ノズルを
    備える構成とした請求項1記載のホタテ貝柱取り機。
  9. 【請求項9】 前記貝柱剥き取り部において、第3加熱
    冷却の後90度旋回させ、子柱側から貝柱剥きを可能に
    した請求項1記載のホタテ貝柱取り機。
  10. 【請求項10】 前記加熱冷却手段のを加熱は、貝柱の
    生食性保持のため、80〜95℃の熱湯を貝殻の大、
    中、小にあわせ、それぞれ3秒、2.5秒、2秒の噴射
    で構成した請求項1記載のホタテ貝柱取り機。
  11. 【請求項11】 前記加熱冷却手段の冷却は、冷却水の
    噴射により構成した請求項1記載のホタテ貝柱取り機。
  12. 【請求項12】 下側貝殻の固定には弾性挟持固定部を
    備えるようにした請求項1記載のホタテ貝柱取り機。
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