JPS58209939A - 卵殻内残留卵液の排除方法およびその装置 - Google Patents

卵殻内残留卵液の排除方法およびその装置

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JPS58209939A
JPS58209939A JP7874782A JP7874782A JPS58209939A JP S58209939 A JPS58209939 A JP S58209939A JP 7874782 A JP7874782 A JP 7874782A JP 7874782 A JP7874782 A JP 7874782A JP S58209939 A JPS58209939 A JP S58209939A
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国京 寛
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畑 政人
Eisuke Inoue
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は割卵機における卵殻内残留卵液の排除方法およ
びその装置に関する。
加工食品等の原料として使用される卵の処理機として、
殻付卵を自動的に割殻して卵黄卵白を取出し、必要に応
じ卵黄と卵白とを分離して個別に回収するようにした割
卵機が広(用いられている。
しかして上記割卵機は、一般に殻付卵を横位置に把持し
、その下部中央に割卵刃を□当てて割殻し、分割された
卵殻を左右に開(ことにより卵殻内の卵黄および卵白を
自然落下させて回収容器内に収容するようになされてい
るため、上記割殻時の状態によっては卵殻内に卵白が滞
留して全量が回収されずに棄てられることになり、回収
される卵白の歩留りが低下する場合がある。
本発明はこれに鑑み、割殻して卵黄卵白を自然落下によ
り回収したのち、把持状態におかれている分割された卵
殻の割目間に、先端に空気噴射孔を設げた移動ノズルを
挿入し、このノズルの先端の空気噴射孔から上記卵殻の
内面頂部に向は圧力空気を吹付けることにより、卵殻内
に滞留する卵白または卵黄を強制排除する卵殻内残留卵
液の排除方法およびこの方法を直接実施するに使用する
卵殻内残留卵液の排除装置を提供することを目的として
なされたものである。
以下、本発明を図面に示す実施例を参照して説明する。
第1図は本発明の卵殻内残留卵液の排除方法を実施する
に適する割卵機のレイアラ)Th示す略示平面が、第2
図乃至第6図は各部の具体的構成例がそれぞれ示されて
いる。
割卵機1は、第1図に略示するように、所定の間隔をお
いて並設される軸2,3と、これら軸2゜3の後方にそ
れぞれ離間して並設される軸4.5とのそれぞれのスプ
ロケット6.7,8.9に割卵機コンベアを構成するチ
ェノ1oが巻回さJl、このチェノ10には公知の割卵
機構11 、11・叩・が所゛定のピッチをもって外方
に向は取付けられている。
前記割卵機1の後部側の1つり軸4は他の1つの軸5よ
りも太き(離間され、核部においてチェノ10が鋭角を
なして転回されるようになっている。
したがって前記チェ710は平面形状が台形をなす四角
形状に巻回され、正面側の軸2,3間が殻付卵Eの供給
を受ける受渡し領域Aとされ、軸2゜4間が卵黄卵白の
回収領域Bとされ、前記軸4により鋭角に転回される範
囲が本発明の適用対象となる卵殻内残留卵液の排除領域
Cとされ、軸4゜5間が容器内に回収された卵黄卵白の
検査領域りとされ、さらに軸3部分の転回範囲が未割卵
の殻付卵Eの排除および残留卵液排除後の卵殻の排除領
域Fとされている。
第2図は本発明に係る殻内残留卵液の排除機構の1基金
回収容器12を含む断面として示すもので、前記チェノ
10の外面側に支持部材13が固設され、この支持部材
13、の上部に排除機$14が、また側面に回収容器1
2が取付けられている。
上記排除機構14は、前記支持部材13に前傾可能に固
着されたフレーム15に前記チェ710に対し直角をな
す方向に固定されたガイド軸16と、このガイド軸16
に摺動自在に嵌挿された摺動部材17と、この摺動部材
17に後端が挿通され、先端側が前記フレーム15の前
部に挿通支持された移動ノズル18とを有し、この移動
ノズル18は先端部両側に空気噴射孔19 、19がや
や斜め下方に向けて開口されている。この空気噴射孔1
9 、19は、移動ノズル18の軸心に穿設された空気
通路加に連通され、この空気通路かの後端は、前記フレ
ーム15の上部に上向きに開口された空気受給用接続具
21にフレキシブルチューブ22ヲ介して縛結されてい
る。
前記ガイド軸16の外周には、フレーム15の前部内面
と前記摺動部材17との間で弾発する圧縮ばねおが介装
され、常時は摺動部材17ヲ第2図の位置に後退させ、
これに頭部18&を介して抜止めされている移動ノズル
18ヲ引戻す習性が与★られるとともに、摺動部材17
の後面を割卵機1に配設されたガイドバー別に当接させ
ている。また前記慴動部材17と移動ノズ/I/18の
ボス部δとの間には、移動ノズル18が単独で戻され得
るよう圧縮ばねがが介装されている。したがって前記ガ
イドバー冴の形状により摺動部材17が前進1−れば、
摺動部材17がガイド軸16上を圧縮ばね23ヲ撓ませ
て前進し、この摺動部材17の前進により圧縮ばね26
ヲ介して移動ノズル18が前進されるようになっている
前記空気受給用接続具21は、その上面に逆円錐状に揮
む弁座27ヲ有し、この弁座nに空気供給機構(第3図
)の空気供給用ノズル四が密着嵌合されるようになって
いる。なお、前記排除機構14は、その前端下部が支持
部材13の上端部に軸13mにより枢支し、排除機$1
4全体を適宜手段により前傾させるようにすることによ
り、移動ノズル18の先゛端全卵殻間の最適位置に進入
させることができる。
この空気供給用ノズル路は、前記軸40周りに装置され
る空気供給機構29に設けられる。
上記の空気供給機横路は、第3図に示すようにm4が中
空状に形成され、この軸4の外周に放射状に固設された
支持アーム(資)に揺動杆31の中間部が軸32により
両端が交互に上下方向揺動自在に装着され、この揺動杆
31の先端下部に前記空気供給用ノズル路が下向きに設
けられている。
上記揺動杆31の他端は、前記軸4の周りに固設された
カムレールあにローラ34ヲ介して当接され、このカム
レールあの形状により揺動杆31が上下方向に揺動され
るもので、空気供給用ノズル列の下降時に前記接続具2
1の弁座γに丁度密着嵌合されるように配設されている
前記揺動杆31には、前記ノズル路が接続具21の弁座
27に密着した時期に開弁されるよう空気供給弁35の
作動片36が当接自在に配設され、この空気供給弁あの
一方のポート35&は前記中空の軸4内の空気通路36
からホース37?f:介して連通され、またこの空気通
路36は下部においてロータリバルブ38ヲ介し空気供
給源39に連通されている。同他方17)4−)35b
は前記空気供給用ノズル路にホース40ヲ介して連通さ
れている。なお、前記空気供給用ノズルあけ、接続具2
1の弁部27に密接嵌合する際の密着性の確保、および
その際の衝撃の緩和のため可撓性のある管部材41で支
持されている。
前記揺動杆31と空気供給弁35とは、対をなして軸4
の周りに等間隔をもって放射状に配列され、その空気供
給用ノズルあの配列間隔はこの軸40部分で転回するチ
ェノ10に取付げられている割卵機構11の卵保持部4
2(第6図参照)の配列間隔に一致されるようになって
いる。また空気供給弁35が開かれる時期は、卵殻内残
留卵液の排除領域Cの範囲内である。
前記割卵機構11は、前記チェノ10の外方に取付けら
れるもので、その構成は第6図に一例を示しているよう
に、先端部に殻付卵E’を横位置に載置し得る卵受入部
42ヲ有する卵保持腕43ヲ有し、この卵保持腕43は
左右一対の腕杆43a’ 、 43aからなり、各腕杆
43a 、 43aは取付は基盤44に反意が軸45に
より枢支された交差レバー46 、46の下端に固着さ
れて左右方向に離接自在に支持され、常時はスプリング
47により接近する習性が与見られている。前記交差レ
バー46 、46の上端にはレバー48 、49の下端
がビン関、51により枢支され、このレバー48゜49
は互いにビン52により片持ちされてこれらレバー48
.49により4節リンクを構成している。上記レバー4
8 、49のうちの一方48は上方に延長され、その上
端には作動機構に係合するカムフォロワ53が取付けら
れている。なおこのカムフォロワ53が押し下げられて
レバー48 、49の枢支ピン52が前記ピンw、51
yi結ぶ線よりも下位に至ったときその状態のまま保持
されるようになっている。
前記各腕杆43a 、 43aには割卵刃片54a、5
4aがそれぞれ軸55により枢支されており、該腕杆4
3a。
43aと共に左右に開閉自在とされ、腕杆43a 、 
43aが合わさったとき両刃片54g 、 54aも合
わさって1つの割卵刃!54ヲ構成し、その刃部54b
は前記卵保持腕43の先端の卵受入部42 、42間に
進入し得るようになっている。
前記取付は基盤44には、先端に前記卵保持腕43の卵
保持部42 、42上にある殻付卵El押支る卵押え部
56ヲ有する卵押え杆57が軸58により枢支され、ば
ね59により常時は卵押え部56が下方に下る習性が与
えられているとともにストッパ印により卵押え部56の
下降限(卵受入れ部42 、42上の殻付卵Eを押える
に十分な下降位置)が定められるようになっている。
前記各部の作動は、チェノ10の軌道に沿って配設され
るカムによって行なわれるようになっている。そして前
記移動ノズル18は割卵機構11の背部から割卵刃片5
4a 、 54a間を通って卵受入部42 、42゜の
前後方向中央部付近まで進出されるようになっている。
回収容器12は、図示実施例においては卵黄を卵白から
分離させて受入れる卵黄卵白分離容器61と、この卵黄
卵白分離容器61の直下に設けられる卵白回収容器62
とからなっており、これらの容器61゜62は、前記支
持部材13の外面側にリンクb:3 、64により支持
された支持杆65の上下部に背部が取付けらハている。
前記卵黄卵白分離容器61は下半部金工すぼまり形状と
して1個の卵黄Eaが丁度納まるKJ″fる底面積とさ
れ、その側壁には卵黄Eaの高さよりやや下位から上端
にかけて開口部66が切設されている。この開口部66
の形状は、卵黄卵白分離容器(う1の上端に至るにつれ
て拡開され、かつ開口部66の両側縁には2つのエツジ
部ji6a 、 66bがあり、このエツジ部66a 
、 66bにより卵白の流出時における容器からの切れ
をよ(している。
前記卵白回収容器62は、その自由端f;2 aがガイ
ドバー67により受けられている。このガイドバー67
は、割卵して卵黄卵白を受入れる回収領域Bまでは谷芥
器61,62ヲ一旦割卵H@nに近い位置に傾けてから
水平状態に保つことができるよう高さを異ならせており
、回収した卵黄、卵白を他の容器あるいはシュート等に
集める位置では自由端Li2 a f下降させて支持杆
1)5ごと前傾させ、傾き位置の違いによりそれぞれの
シュート等に取出せるよう下方向に高さを調整しである
。そして卵白回収容器62は、排除領域Cから卵殻内残
留卵液の排除領域および検査領域りまでは後部リンク0
4により受は与走られている。また卵黄卵白分離容器6
1の支持は、軸68全中心にして前記開口部156が形
成されている側に傾き得るよう灯振り可能に支持され、
その揺動範囲は卵黄卵白分離容器61側に固定のピン6
9と支持杆65側に設けられた長孔10との嵌合により
定められ、常時はばね71により水平姿勢に保たれ、ビ
ンtJ9に図示しないカムが当接したとき(その時期は
卵黄卵白金受入れたとき)であり、卵白の流出を助ける
ようになっている。
割卵機1の受渡し領域Aにおいて、洗卵済の殻付卵E?
複列に移送供給する供給コンベア’72の末端と、割卵
機コンベアを構成するチェノ10との間には、該チェノ
10と同速で同方向に走行する受渡しコンベア’?3が
配設され、前記供給コンベア72の末端から殻付卵Eを
受渡しコンベア7:3に一旦移載したのち割卵機コンベ
アの割卵機構11 、11・・・・・・へ相対速度差の
ない静止状態で受Tr1f″′rようになっている。
前記供給コンベア72は、第1図に末端の1つを示すよ
うに殻付卵Eが載る部分かつづみ状に小径とされたロー
274の列により形成されるもので、図では1列に6個
の殻付卵EIJ″−載るようになっている。
前記受渡しコンベア73は、受渡し領域Aから外れた位
置に設けられたスプロケット75 、75間に巻回され
るチェタフ6ヲ有し、このチェノ76に第5図に一部の
拡大断面を示すようにブラケット77を介し縦断面つづ
み形のローラ78が前記供給コンベア72の殻付卵Eの
載置間隔に一致する一定間隔をおきかつ、チェノ76の
走行方向に軸線をもって回転自在圧軸承されている。そ
してこのロー278には、図示しない駆動系統を通じて
回転される駆動ローラ79が摺接されており、ローラ7
8に第5図矢印方向への回転が与えられるようになって
いる。
前記ローラ゛18の軸間には、平面形状がコ字状をなす
支持アーム810両側枠部の基部が枢支され、この支持
アーム81の画側枠部間には、前記ローラ78と同形の
つづみ形のローラ82が軸8:つにより回転自由に支承
されており、これら両口−278、82間上部に殻付卵
Eが横位置姿勢で安定載置されるようになっている。な
おこれらロー278 、82は、殻付卵Eを傷めぬよう
比較的軟質なプラスチック等の材料で形成され、また衝
撃緩和のため中空構造とすることが望ましい。
前記スプロケッ) 75 、75の一方には、図示しな
い駆動源によりチェノ76の上部走行側が前記割卵機コ
ンベアを構成するチェノ10の帯動方向と同方向で、か
つ同一速度をもって帯動されるよう駆動力が与えられる
ようになっている。
前記支持アーム81の自由端には触手81 aが突設さ
れており、この触手811Lはチェノ76のガイド部材
84の一側に固設されたカムレール65上に自重により
摺接されている。このカムレール85は、前記供給コン
ベア72の末端に対向する部位においては支持アーム8
1の自由端を下降させ、受渡し領域への中間位置付近か
ら自由端を上昇させ、この上昇位置付近ではカムレール
85が上面カムから側面カム構造とされている。
前記受渡しコン4ア73の上方には、供給コンベア72
から豪渡しコンベア73のローラ78 、 H2上に殻
付卵E’(r移、戒する鈴の間欠補給と移載補助のため
に回転体86が設けられている。この回転体86は、第
5図にその一部が示されているように、軸87ヲ中心に
放射方向に複数本(図では4本)のアーム88 、88
・・・・・・が突設され、これらアームR8、)+8・
・・・・・の先端には殻付卵Eの下部を与えて受渡しコ
ンベア73上に誘導する支持腕89を有し、軸87の矢
印方向への回転により供給コンベア72の末端から、落
ちる殻付卵Et−受渡しコンベア730ローラ78 、
 )32間上部に誘導移載させるようになっている。
つぎに上記実施例の作用を説明する。
洗浄された殻付卵Eが供給コンベア73上を送られて、
その末端に至り、供給コンベア720反転により放出さ
れるが、回転体86の支持腕、39の1つが軸87の矢
印方向への回転により殻付卵Eの下面を支えるようにし
て徐々に下方に移行締導し、これにより殻付卵Eは受渡
しコンベア73のローラ78゜82上に導かれる。
受渡しコンベア730ローラ82は、上記受入れ位置に
おいてはこれを支持する支持アーム81の自由端がカム
レール:号5の低部により下降して他方のローラj8よ
り下位におかれ、殻付卵Eの転入全容易とし、受渡しコ
ンベア73の帯動により次第に水平状態に変位しつつロ
ー278の回転により殻付卵Eが横位置に修正される。
チェノ76の帯動にしたがい、支持アーム81の自由端
がカムレール85により次第に上昇され、ローラ82が
78より上位に移行し、これと同速で帯動する殻卵機1
のチェノ10に支持された割卵機構11の卵受入部42
上に等速移送状態下において受渡される。
こうして割卵機構11に受渡された殻付卵Eは、チェノ
■Oの帯動に伴なって移動する過程において、卵押え杆
57の後端が図示しない作動カムにより上方に押し上げ
られるので、その卵押え部56が卵受入部42上の殻付
卵Eの上面を押える。このとき割卵刃54の後端が作動
カムにより下降され、割卵刃54の刃部がばねの作用で
上昇し、卵受入部42 、42の間から殻付卵Eの下面
に当ってその殻を割る。
その後、レバー48のカムフォロワ53が作動カムによ
り押し下げられ、レバー48 、49の枢軸52が交差
レバー46 、46の枢支ビン50,51fc結ぶ線よ
り下位に至って左右に拡開される。これにより割卵刃5
4で割膜された卵の殻は、左右の卵受入部4.2 、4
2と卵押え部56との間に保持されたまま左右に離間さ
れ、その割れ目の下端から卵黄卵白分離容器61内に卵
黄卵白が流下回収される。
上記卵黄卵白分離容器61に入った卵黄卵白のうち、卵
黄Eaはその底部に納まり、これより上部にある卵白は
卵黄卵白分離容器61の開口部66から爬出し、下方に
流下する。この卵白は、卵黄卵白分離容器6】の直下に
おかれている卵白回収容器62内に流入されて回収され
る。なお、前記卵黄から卵白を分離する卵黄卵白分離容
器61は、割卵後流下する卵黄卵白を受入れたのち図示
しないカムによりビン69が押されて開口部66側に若
干傾斜され、これにより卵白のすべてが開口部66から
流出されて卵黄と卵白とが分離される。前記ビン09が
カムを通過し終ると、ばね71により卵黄卵白分離容器
(ilは初期の水平姿勢に戻される。
このようにして割卵された卵殻内から卵黄卵白が回収さ
れるが、割卵刃54が当った位置や卵殻の割れ具合いに
よっては、卵白や、割卵刃54により切断されてしまっ
た卵黄の一部が卵殻の内部に残留することがある。
しかし本発明においては、割卵機1の回収領域Bを経て
!M40周りを転Mする区間の卵殻内残留卵の排除領域
Cにおいて前記卵殻内に残留する卵白乃至は卵黄が排除
されるようになっている。
すなわち、1つの割卵機構11ヲ追ってみると、この割
卵機構11が前記排除領域Cに入ると、移動ノズル18
の後部の慴動部材17がガイドバー24によりばね23
ヲ撓ませながらガイド輔16にそって前進し、これとと
もにばね26ヲ介して移動ノズル18も前進し、その先
端が前記割卵機構11の卵受入部42゜42と卵押え部
56との間に挾まって左右に離間している卵殻Eb、E
bQ間に第4図のように進入する。
一方、軸4の回転に同期して移行する空気供給機横路の
揺動杆31の基部のローラ34がカムレール33により
押し上げられ、先端の空気供給用ノズル四が接続具21
の弁座nに密着嵌合し、これと同時に空気供給弁35の
作動片あが揺動杆31により押されて開弁し、軸4内の
空気通路36、ホース37、空気供給弁あ、ホース40
ヲ通じ空気供給用ノズル四から接続具21内に圧力空気
が供給され、この接続具21からフレキシブルチューブ
22金通じ前記移動ノズル18に圧力空気が送られる。
この場合、□移動ノズル18の先端の空気噴射孔19 
、19は割卵機構11に保持される卵殻′Eb 、 E
bの内部頂面に向かうよう穿設されているので、この噴
射孔19 、19から噴射される圧力空気は卵殻gb 
、 F、bの内面最深部に吹きつけられ、したがって卵
殻Eb 、 Ebの内面に残留している卵白または卵黄
は吹き飛ばされて割れ目から外部に流出し、その直下に
ある卵黄卵白分離容器61内に回収され、あふれた卵白
は卵黄卵白分離容器61の開口部66からその直下にあ
る卵白回収容器62内に流下回収される。
こうして割卵機コンベアを構成するチェノ10が軸4の
周り全鋭角に転回する区間の排除領域c’6通る間、残
留卵白または卵黄の排除が行なわれ、この排除作用は次
々に巡りくる割卵機構11 、11・・曲ごとにそれに
対応する空気供給機構29によって行なわれる。
上記のようにして回収された卵黄、卵白は、回収容器1
2が割卵機1の検査領域りを通過する間に検査−により
目視検査が行なわれ、不良卵以外の卵黄卵白は適宜箇所
で容器またはシュートにそれぞれ回収される。
なお、前記移動ノズル18の前進時に、割卵機構11に
保持される卵が割膜されず、殻付卵のまま保持されてい
た場合には、移動ノズル18の先端が殻付卵Eの側面に
当接するが、このとぎは移動ノズル18の先端が殻付卵
Eに当っても、ばね26を撓ませるのみでその位置に留
まり、殻付卵Eを突き破ることはない。そしてガイドバ
ーUの形状が後退域に入るとガイド@16上のばね乙の
復元力により追従して後退し、元位置に復帰する。
前記割卵機構11に保持された卵殻Eb 、 Ebまた
は未割卵は、卵殻排除領域Fにおいて適宜手段により排
除され、再び受渡し領域Aに戻る。
以上説明したように、本発明は、割膜して卵黄卵白を自
然落下により回収したのち、杷持状態におかれている分
割された卵殻の割れ目間に、先端に空気噴射孔を有する
移動ノズルを挿入し、このノズルの先端の空気噴射孔か
ら卵殻の内面頂部に向は圧力空気を連続して吹きつける
ことにより、卵殻内に滞留する卵白または卵黄を強制的
に排除するようにしたので、割卵状態が完全でなく、卵
白または卵黄が卵殻内に残留してもこれを完全に排出す
ることができ、卵白卵黄の回収効率全署しく高め、歩留
りを大幅に向上することができる。
また本発明装置によれば、移動ノズルはその進路を妨げ
られたとぎばねに抗して進行を停止されるようにしてい
るので、割膜ミスによる未割卵が生じても移動ノズルの
先端で破膜させてしまうことがない。さらに移動ノズル
を含む排除機構は、割卵機コンベアの転回用軸の周りに
装置されているので、その設置が少くできるにもかかわ
らず連続して残留卵の排除ができ、しかも割卵機コン4
アとの同調がとりやすいので確実な排除機能を与えるこ
とができるなどの種々の効果が得られる。
なお、本発明における各部の構成は図示実施例に限定さ
れるものではな(、本発明の技術思41ヲ逸脱しない範
囲での設計変更は任意である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明ヲコ荊用する割卵機の一例を示す略示平
面図、第2図は本発明の一実施例を示す断面図、第3図
は空気供給機構の一実施例を示す構成図、第4図は割卵
機構に保持された卵殻間に移動ノズルが進入する位置関
係を示す説明図、第5図は第1図における受渡しコンベ
ア部分の上半部の断面図、第6図は割卵機構の一例を示
す斜視図である。 1・・・割卵機、6,7,8.9・・・スジロケット、
10・・・チェノ、11・・・割卵機構、12・・・回
収容器、14・・・殻内残留卵の排除機構、16・・・
ガイド軸、17・・・摺動部材、18・・・移動ノズル
、19・・・空気噴射孔、20・・・空気通路、2J・
・・空気受給用接続具、n・・・フレキシブルチューブ
、U・・・ガイドバー、n・・・弁部、四・・・空気供
給用ノズル、29・・・空気供給機構、31・・・揺動
杆、35・・・空気供給弁、42・・・卵保持部、54
・・・割卵刃、61・・・卵黄卵白分離容器、62・・
・卵白回収容器、06・・・開口部、72・・・供給コ
ンベア、13・・・受渡しコンベア、76・・・チェノ
、78,82・・・ロー2、E・・・殻付卵、ga・・
・卵黄、Eb・・・卵殻、A・・・受渡し領域、B・・
・回収領域、C・・・卵殻内残留卵排除領域、D・・・
検査領域、F・・・卵殻排除領域。 出願人代理人   猪 股    清 第2図 第4図 第3図 手続補正書 昭和団年7月 0日 特許庁長官  若 杉 和 夫 殿 事件の表示 昭和57年特許願第78747号 方法およびその装置 補正をする者 事件との関係特許出願人 (142)  キューピー株式会社 補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄外らびに図面。 8、補正の内容 1)本願明細書第5頁第15行「下方」を「上方」と訂
正する。 2)同上第7頁下から第2行「作動片側」を「作動片3
5c」と訂正する。 3)同上第15頁第10行「与えて」を「支えて」と訂
正する。 4)同上第19頁第5行「作動片36」を「作動片あし
、「第3図」の杓号「あ」をl” 35 c Jと別紙
未配の通り訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、割卵して卵黄卵白を自然落下により回収したのち、
    把持状態におかれている分割された卵殻の割れ目間に、
    先端に空気噴射孔を有する移動ノズルを挿入し、このノ
    ズルの先端の空気噴射孔から卵殻の内面頂部に向は圧力
    空気を吹きつけることにより、卵殻内に滞留する卵白ま
    たは卵黄を排除することを特徴とする卵殻内残留卵液の
    排除方法。 2、割卵機コンベアに配列された割卵機構と、上記割卵
    コンベアが転回する1つの軸の周りに前記割卵機構と等
    間隔をなすよう放射方向に配設された排除機構と、前記
    割卵機コンベアに前記割卵機構の直下に対応して配列さ
    れた回収容器とを備え、前記排除機構は、前記割卵機構
    の卵保持部に保持された分割卵殻の割れ目間に向けばね
    を介して進退駆動自在罠配設されかつ先端に前記卵殻の
    内部頂面に向は開口する空気噴射孔金有する移動ノズル
    と、この移動ノズルの空気噴射孔に圧力空気を供給する
    空気供給機構とを具有し、前記移動ノズルはその進路を
    妨げられたとき前記ばねに抗して進行が停止されるよう
    にした卵殻内残留卵液の排除装置。
JP7874782A 1982-04-21 1982-05-11 卵殻内残留卵液の排除方法およびその装置 Expired JPS606614B2 (ja)

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