JPH097355A - ディスクプレーヤの再生方法 - Google Patents

ディスクプレーヤの再生方法

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JPH097355A
JPH097355A JP15349595A JP15349595A JPH097355A JP H097355 A JPH097355 A JP H097355A JP 15349595 A JP15349595 A JP 15349595A JP 15349595 A JP15349595 A JP 15349595A JP H097355 A JPH097355 A JP H097355A
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JP
Japan
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time
song
fade
memory
music
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JP15349595A
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Inventor
Hiroyuki Enomoto
宏幸 榎本
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Alpine Electronics Inc
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Alpine Electronics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 任意に設定した再生時間Tp内においてCD
に記録されている各曲の一部分を再生でき、しかも、C
D1枚に記録されている全曲をメドレー演奏のようにノ
ンストップで流れるようによどみなく聞けるようにす
る。 【構成】 ディスク媒体、例えばCDの再生時間Tpを
設定し、該設定された再生時間とディスク媒体に記録さ
れているオーディオデータのトータルの再生時間Ttの
割合p(=Tp/Tt)を求め、該割合を各曲の演奏時間
Tmi(i=1,2,・・n)に乗算して各曲の演奏時間
tmiを決定し、各曲を該決定された時間tmiだけ再生す
る。そして、現在再生中の第i曲の終わりで時間Tfdの
間フェードアウト制御し、次の第(i+1)曲の初めでフェ
ードイン制御し、かつ、該フェードアウトとフェードイ
ンを同時に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は再生方法に係わり、特
に、CD、ミニディスク等のディスク媒体に記録されて
いる各曲のオーディオデータを順次再生するディスクプ
レーヤの再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CDやミニディスク等の記憶媒体に記録
されている曲を再生するには種々の方法がある。最も一
般的な方法は、全曲を初めから終わりまで順に演奏する
方法である。又、所望の演奏曲をプログラムし、プログ
ラムされた順に演奏する方法(プログラムプレイ)や、
ディスクプレーヤが任意に演奏順を入れ替えて演奏する
方法(シャッフルプレイ)もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来は種
々のプレイ方法が提案され、演奏の選択肢を多くして多
彩な演奏を楽しめるようになっている。ところで、演奏
時間を短縮して所定時間内にディスクに記録されている
全曲を順次再生したい場合がある。例えば、各曲の演奏
時間を短縮してメドレー的に再生して新鮮さを味わいた
い場合等である。各曲の一部を順次再生する方法として
はイントロスキャン法がある。しかし、イントロスキャ
ン法は、曲の長短に係わらず各曲の演奏時間は固定で、
しかも、1曲1曲の演奏時間が短く(数秒程度)、所望
曲のサーチをするためのもので、各曲を楽しむことはで
きない。又、イントロスキャン法では各曲間に音切れ時
間があり、全曲を流れるようにノンストップでメドレー
的に聞くことができない。以上から本発明の第1の目的
は、ディスクの演奏時間を短縮し、任意に設定した時間
内において該ディスクに記録されている各曲の一部分を
順次再生するディスクプレーヤの再生方法を提供するこ
とである。本発明の第2の目的は、ディスク1枚に記録
されている全曲を設定時間内においてメドレー演奏のよ
うにノンストップで流れるように聞け、不自然さが無い
ディスク再生方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、ディスク媒体の再生時間を設定する手段、該設定さ
れた再生時間とディスク媒体に記録されているオーディ
オデータのトータルの再生時間の割合を求める手段、該
割合に基づいて各曲の演奏時間を決定する手段、各曲を
該決定された時間だけ再生し、設定時間内に全曲の再生
を行う手段により達成される。又、上記課題は本発明に
よれば、現在再生中の曲の終わりでフェードアウト制御
し、次の曲の初めでフェードイン制御し、該フェードア
ウトとフェードインを同時に行う手段により達成され
る。
【0005】
【作用】CD、ミニディスク等のディスク媒体に記録さ
れている各曲のオーディオデータを順次再生するディス
クプレーヤの再生方法であり、ディスク媒体の再生時間
を設定し、該設定された再生時間とディスク媒体に記録
されているオーディオデータのトータルの再生時間の割
合を求め、該割合に基づいて各曲の演奏時間を決定し、
各曲を該決定された時間だけ再生し、設定時間内に全曲
の再生を行う。又、現在再生中の曲の終わりでフェード
アウト制御し、次の曲の初めでフェードイン制御し、か
つ、該フェードアウトとフェードインを同時に行う。以
上のようにすれば、任意に設定した時間内においてディ
スクに記録されている各曲の一部分を順次再生でき、し
かも、ディスク1枚に記録されている全曲をメドレー演
奏のように流れるように聞くことができる。
【0006】
【実施例】
(A)本発明の概略 図1は本発明の概略説明図である。ディスク媒体、例え
ばCDの再生時間Tpを設定し、該設定された再生時間
とディスク媒体に記録されているオーディオデータのト
ータルの再生時間Ttの割合p(=Tp/Tt)を求め、該
割合を各曲の演奏時間Tmi(i=1,2,・・n)に乗
算して各曲の演奏時間tmiを決定し、各曲を該決定され
た時間tmiだけ再生する。そして、現在再生中の第i曲
の終わりで時間Tfdの間フェードアウト制御し、次の第
(i+1)曲の初めでフェードイン制御し、かつ、該フェー
ドアウトとフェードインを同時に行う。かかる制御によ
り、演奏時間を短縮でき、又、任意に設定した時間Tp
内においてCDに記録されている各曲の一部分を順次再
生でき、しかも、CD1枚に記録されている全曲をメド
レー演奏のように流れるようによどみなく聞くことがで
きる。
【0007】(B)本発明の実施例 図2は本発明にかかわるCDプレーヤの構成図である。
11はコンパクトディスク(CD)、12は光ピックア
ップ(読み取りヘッド)、13は光ピックアップ出力か
らEFM信号、フォーカスエラー信号、トラッキングエ
ラー信号等を作成するRFアンプ、14はトラッキング
サーボ、フォーカシングサーボ、ピックアップの送りサ
ーボ制御を行なうサーボ回路、15はEFM信号を入力
され、クロック信号を再生するPLL回路、16はEF
M信号よりフレーム同期信号を検出する同期検出回路、
17はCDを通常の2倍の線速度で回転させるように線
速度一定制御を行なうCLV回路、18はスピンドルモ
ータである。
【0008】19は各種デジタル信号処理を行なうデジ
タル信号処理部であり、EFM信号を8ビットデータに
復調するEFM復調部19aと、CIRCに従って誤り
検出・訂正処理を行なうCIRC部19bと、サブコー
ドを分離して出力するサブコード分離部19c等を備え
ている。20はECC用(エラー訂正用)のRAM、2
1はリード・ライト制御部である。リード・ライト制御
部21は、再生クロック信号CLに同期してEFM復調
データをRAM20に書き込むと共にシステムクロック
(内部水晶発振器より発生するクロック)に同期してE
FM復調データをRAMから読み取ってデジタル信号処
理部19に入力するようになっている。22はシステム
全体を制御するシステムコントローラ、23,24はデ
ータを倍速度で間欠的に書き込まれ、記憶データをノ−
マル速度で連続的に読み出されるDRAM構成の第1、
第2のメモリ、25はマイコン構成のメモリコントロー
ラ、26,27はDAコンバータ、28、29はフェー
ドイン、フェードアウトを行う電子ボリューム、30は
各電子ボリューム出力を合成し、図示しないアンプを介
してスピーカに入力する合成部、31は操作部であり、
指定時間演奏モードを設定するキー31aや演奏時間T
pを設定するキー等を備えている。
【0009】CD(コンパクトディスク)11のプログ
ラムエリアには音響データと共に、所定データ数(1フ
レーム)ごとにフレ−ム同期信号やサブコ−ドが記録さ
れている。サブコ−ドのうちQチャンネルにより、(1)
ピックアップの現在位置に応じた曲番や、(2) インデッ
クス(曲の楽章等を指示するもの)、(3) 該曲番の先頭
からの経過時間(演奏時間:何分何秒)及び何フレ-ム目に
ピックアップが存在するかの情報、(4) ピックアップの
初期位置からの絶対的な経過時間(絶対時間アドレス)
等が指示される。又、CDのTOCエリアには、トータ
ルの演奏時間Tt、各曲の演奏時間Tmi(i=1,2,・
・・n)等が記録されている。
【0010】ピックアップ12は光学的にコンパクトデ
ィスク11上に記録されているデジタル情報を読み取っ
てRFアンプ13、波形整形回路(図示せず)を介して
デジタル信号処理部19に入力する。コンパクトディス
ク11は、通常の回転速度よりn倍(例えば2倍)の線
速度で回転制御されるため、ピックアップ12は通常の
CDプレ−ヤに比べて2倍の速度でデジタルデータを読
み取っている(倍速再生)。デジタル信号処理部19
は、入力されたデジタル情報(EFM信号)を復調
し、再生クロックCLに同期してRAM20に記憶する
機能、システムクロックに同期してRAM20よりデ
ータを読み出し、該データに誤り検出/訂正処理を施し
てメモリコントローラ25に入力する機能、更には、
TOC情報やサブコ−ドを分離してシステムコントロー
ラ22に入力する機能を有している。
【0011】システムコントローラ22はマイコンで構
成されており、 サブコ−ドQチャンネルデータに基づいて曲番、曲毎
の経過時間等を操作パネルの表示部に表示すると共に、
該操作パネルから入力される情報に基づいて所望曲番へ
のアクセス処理を行い、又、 演奏時間指定モードが設定された時、各曲の演奏時
間を算出すると共に、該算出された演奏時間分のオーデ
ィオデータの倍速再生制御を行い、更には、 メモリコントローラ25とのデータ授受制御等を行
う。
【0012】第1、第2のメモリ23,24はDRAM
で構成され、数秒程度の長さのオーディオデータを記憶
できる容量を有し、メモリコントローラ25の制御で、
ノ−マルの2倍速でデータが間欠的に書き込まれ、ノ−
マル速度でデータが連続的に読み取られるようになって
いる。又、第1、第2メモリ23、24はメモリコント
ローラ25の制御で、適宜、読み込みメモリ、書き込み
メモリとなってオーディオデータを読出し、あるいは書
き込むようになっている。
【0013】メモリコントローラ25は第1、第2のメ
モリ23,24に対するデータの書き込み・読み出し制
御を行う。例えば、 当初、第1メモリ23に第i曲のデータの倍速書き
込み、ノーマル読出しを行い、 第i曲の演奏時間tmi分のオーディオデータを第1メ
モリ23に書き込んだ後は、第1メモリ23への書き込
みを停止し、代わって、第(i+1)曲のオーディオデータ
を第2メモリ24に倍速書き込みしながら、第1メモリ
23からオーディオデータをノーマル速度で読出し、 Tfdをフェードイン/フェードアウト時間とすれば、
第i曲の(tmi−Tfd)分のオーディオデータの読出し終
了後は、第1、第2メモリ23,24から同時にオーデ
ィオデータのノーマル読出しを行い、 第i曲のtmi分のオーディオデータの読出し終了によ
り第1メモリ23からの読出しを停止し、以後、第2メ
モリ24に第(i+1)曲のオーディオデータの倍速書き込
み、ノーマル読出しを行い、以後、上記動作を繰り返
す。
【0014】又、メモリコントローラ25は、 第1あるいは第2メモリ23,24へのオーディオデ
ータの書き込み時に、メモリがデータで一杯(メモリフ
ル)になったか監視し、メモリフルになったならシステ
ムコントローラ22にメモリフルを通知すると共に、第
1、第2メモリ23,24への書き込みを停止する(読
み出しは続行する)。そして、メモリからの読み出し
が続行されて、所定数のデータが読み取られて空きが生
じるとその旨をシステムコントローラ22に通知すると
共に、デジタル信号処理部19から入力されるオーディ
オデータの倍速書き込みを再開する。
【0015】図3は演奏時間指定モードが設定された場
合の各曲の演奏時間算出処理フローである。システムコ
ントローラ22は操作盤31のキー31aが操作されて
演奏時間指定モードが設定され(ステップ101)、つ
いで、演奏時間(再生時間)Tpが入力されると(ステッ
プ102)、CDの再生制御を開始しCDのTOC領域
に記録されている全曲のトータルの演奏時間Ttをデジ
タル信号処理部19より入手する(ステップ103)。
ついで、設定された演奏時間TpとCDのトータルの演
奏時間Ttの大小を比較する(ステップ104)。Tp
>Ttの場合には、演奏時間Tpが不適切である旨の表示
を行って(ステップ104′)再設定を行わせる。一
方、Tp≦Ttの場合には、設定された演奏時間Tpのト
ータルの演奏時間Ttに対する割合pを次式 p=Tp/Tt により演算する(ステップ105)。しかる後、各曲の演
奏時間Tmi(i=1,2,・・・n)をTOC領域より求め、各曲の
演奏時間tmiを次式 tmi=p・Tmi により演算して記憶する。そして、全曲の演奏時間tmi
を算出すれば、処理を終了する(ステップ106、10
7)。
【0016】図4は演奏時間指定モード時におけるシス
テムコントローラ22の全体の処理フローである。シス
テムコントローラ22は演奏時間指定モードが設定さ
れ、ついで、演奏時間(再生時間)Tpが入力されると
図3の処理を行って各曲の演奏時間tmiを演算する(ス
テップ201)。ついで、CDの第i曲目(iの初期値
は1)の再生が開始する。スピンドルモータ18はノ−
マルの2倍の線速度でCD11を回転し、ピックアップ
12は倍速度でCDから第i曲のデジタルオーディオデ
ータを読み取る。デジタル信号処理部19は入力された
EFM信号を復調してRAM20に格納する。しかる
後、デジタル信号処理部19はRAM20からデータを
システムクロックに同期して読み出し、誤り検出/訂正
処理を施した後、メモリコントローラ25に入力し、ま
た、サブコ−ドを分離してシステムコントローラ22に
入力する(以上、ステップ202)。
【0017】システムコントローラ22はサブコードデ
ータに基づいて第i曲目の演奏時間tmi分のオーディオ
データを読み取ったか監視し(ステップ203)、読み
取りが終了してなければ、メモリコントローラ25よ
り、第1メモリ23がメモリフルになった旨の通知(メ
モリフル信号)を受信しているかチェックする(ステッ
プ204)。メモリフル信号を受信してなければ、換言
すればメモリフルでなければステップ202以降の処理
を継続し、メモリフルであれば、各部に指示を出し、C
Dからのデータの倍速読み取りを一時的に停止する(ス
テップ205、ポーズ状態)。ポーズ状態においてはス
ピンドルモータ18の回転を停止せず、又、ポーズ開始
位置における絶対時間情報を記憶しておき、ピックアッ
プが所定時間以上移動する毎に該ピックアップを絶対時
間情報が示す位置に戻す動作を繰り返して、ピックアッ
プをポーズ開始位置に維持する。
【0018】以後、メモリコントローラ25からデータ
空き信号を受信したか監視し(ステップ206)、受信
しなければポーズ状態を継続し、受信すればポーズ状態
を解除して、ステップ202に戻り以降の処理を繰り返
す。尚、メモリフル後に所定数のオーディオデータが第
1メモリ23からノーマル速度で読み出され、該メモリ
に適当な大きさの空きができた時、メモリコントローラ
25はデータ空き信号をシステムコントローラ22に送
信する。上記処理が継続して、第i曲目の演奏時間tmi
分のオーディオデータの読み取りが終了すれば、ステッ
プ203において「YES」となり、システムコントロ
ーラ22はメモリコントローラ25に第i曲の再生完了
を通知する(ステップ207)。これにより、後述する
ようにメモリコントローラ25はオーディオデータ書き
込みメモを第1メモ23から第2メモ24に切り換え
る。ついで、システムコントローラ22は全曲の再生が
完了したかチェックし(ステップ208)、終了してな
ければiを歩進し(i+1→i、ステップ209)、ス
テップ202に戻り、つぎの曲の倍速再生を繰り返す。
【0019】図5は演奏時間指定モード時におけるメモ
コントローラ25の全体の処理フローである。初期時、
メモコントローラ25は書き込みメモリ、読み出しメモ
リとして第1メモリ23を設定する(ステップ30
1)。演奏開始により、デジタル信号処理部19からデ
ータを受信すると、メモリコントローラ25は該データ
を第1メモリ23に倍速度で書き込む(ステップ30
2)。以上の書き込み制御と並行して、メモリコントロ
ーラ25は第1メモリ23から通常のノ−マル速度によ
る読み出し(ノ−マル読み出し)を行う。読み出された
オーディオデータはDAコンバータ26に入力され、ア
ナログ信号に変換された後、電子ボリューム28、合成
部30、アンプ(図示せず)を介してスピーカから出力
される(ステップ303)。
【0020】ついで、メモリコントローラ25は第i曲
の再生完了通知をシステムコントローラ22より受信し
たか監視する(ステップ304)。第i曲の再生完了通
知を受信してなければ、演奏時間tがtmi-Tfdに等し
いかチェックする。すなわち、フェードアウト開始まで
再生を終了したかチェックする(ステップ305)。t
≠tmi-Tfdであれば、t=tmiに等しいかチェックす
る。すなわち、第i曲の演奏時間tmiの演奏が完了した
かチェックする(ステップ306)。t≠tmiであれ
ば、第1のメモリ23がデータで満杯(メモリフル)に
なったかチェックし(ステップ307)、メモリフルで
なければメモリ満杯フラグFmが”1”かチェックし
(ステップ308)、”1”でなければステップ302
に戻り以降の処理を繰り返す。尚、データ満杯フラグF
m(初期値”0”)は、第1のメモリ23がメモリフル
になると”1”になり、メモリフルになって後、予め定
めた数のデータが読み出されて第1メモリに所定の空き
ができた時にステップ312で”0”に戻される。
【0021】データの倍速書き込みにより、第1メモリ
23がデータで満杯になれば、ステップ307で「YE
S」となる。これにより、データ満杯フラグFmを"1"
にすると共に(ステップ309)、メモリフル信号をシ
ステムコントローラ22に送る(ステップ310)。以
後、ステップ303に飛び、第1メモリ23に所定量の
空きができるまで(Fm=0となるまで)、第1メモリ
23へのデータの倍速書き込みを停止し、データの読み
出しのみを行う。
【0022】メモリフルになって書き込みが停止された
後に、ステップ303でデータが読み出されるとメモリ
フルでなくなるが、データ満杯フラグFm=”1”とな
っているため(ステップ308)、直ちに書き込み停止
は解除されない。すなわち、メモリフルでなくなってス
テップ307で「NO」となっても、Fm=”1”であ
るため、ステップ308で「YES」となり、ステップ
311で第1メモリ23に所定量の空きが発生したかチ
ェックされ、所定量の空きが発生してなければステップ
303に飛び、依然として第1メモリへのデータの書き
込みが停止され、データの読み出しのみが行われる。し
かし、第1メモリ23に所定量の空きが発生すれば、ス
テップ311で「YES」となるから、データ満杯フラ
グFmを”0”に戻すと共に(ステップ312)、シス
テムコントローラ22へデータ空き信号を送り出し(ス
テップ313)、以後ステップ302に戻り,第1メモ
リ23へのデータの倍速度書き込みと第1メモリ23か
らのノ−マル読み出しを行う。
【0023】以上の第1メモリへのデータの書き込み、
読み出し制御が継続して、第i曲のtmi分のオーディオ
データの読み取りが終了すると、システムコントローラ
22より第i曲の再生完了が通知される。これにより、
ステップ304において「YES」となり、メモリコン
トローラ25は書き込みメモリを第1メモリ23から第
2メモリ25に切り換える(ステップ321)。これに
より、以後、第2メモリ24に次の第(i+1)曲のオーデ
ィオデータが倍速度で書き込まれ、第1メモリ23から
ノーマル速度で第i曲のオーディオデータが読み取ら
れ、スピーカから出力される。
【0024】しかる後、フェードイン/フェードアウト
開始時刻までの再生が完了して,t=tmi−Tfdとなる
と、ステップ305において「YES」となり、メモリコ
ントローラ25は読み出しメモリを第1、第2のメモリ
23、24の両方とする(ステップ322)。又、メモ
リコントローラ25は第1、第2電子ボリューム28、
29にTfd秒のフェードイン/フェードアウト開始を指
示する(ステップ323)。すなわち、第1の電子ボリ
ューム28にはフェードアウトを指示し、第2の電子ボ
リューム29にはフェードインを指示する。
【0025】以後、第1、第2メモリ23から第i曲の
終わり部分のオーディオデータが読み出されると共に第
2メモリ24から次の第(i+1)曲の先頭部分が読み出さ
れ(例えばステップ306→307→308→302→
303→304→305→306→のルート)、第i曲
はフェードアウトされて合成部30に入力し、第(i+1)
曲はフェードインされて合成部30に入力する。合成部
30は両方の曲を合成し、アンプを介してスピーカに入
力する。この結果、曲の切り替わりで、前曲(第i曲)
は次第に音量が小さくなってゆき、次曲(第(i+1)曲)は
次第に音量が大きくなってゆき、曲間に音切れの切れ目
が無く、メドレーのように音がつながって自然に流れる
ように音楽を楽しむことができる。第i曲のtmi分の再
生が終了すると、t=tmiとなり、ステップ306にお
いて「YES」となるから、読み出しメモリを第2メモ
リ24とし(ステップ324)、又、演奏時間tをTfd
にし(t=Tfd)、演奏時間tの計時をTfdから開始す
る。
【0026】以上により、第i曲の再生及び第(i+1)曲
の初め部分の再生が完了し、以後、第(i+1)曲の再生が
継続する。以上により、図6に示すようにCDに記録さ
れたトータル演奏時間Ttの全曲をユーザが設定した再
生時間Tpにおいて聞くことができる。又、演奏時間Tm
iの各曲をTpとTtの割合p(=Tp/Tt)に応じた時間t
mi分再生奏でき、しかも、現在曲の終わりでフェードア
ウト制御し、次曲の初めでフェードイン制御し、これら
フェードアウトとフェードインを同時に行うようにした
から、任意に設定した時間内においてディスクに記録さ
れている各曲をその長さ及び前記割合pに応じた時間分
再生でき、しかも、ディスク1枚に記録されている全曲
をノンストップでメドレー演奏のように流れるように聞
くことができる。
【0027】(C)変形例 以上では、記録順に再生した場合であるが、曲の演奏
順序を任意に設定し、該設定順に演奏を行うこともでき
る。 又、以上では、1枚のCDに適用した場合であるが、
オートチェンジャ付きのディスクプレーヤでは、複数の
CDにおけるトータルの再生時間を指定して再生するこ
とができる。以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々
の変形が可能であり、本発明はこれらを排除するもので
はない。
【0028】
【発明の効果】以上本発明によれば、ディスク媒体の再
生時間を設定し、該設定された再生時間とディスク媒体
に記録されているオーディオデータのトータルの再生時
間の割合を求め、該割合に基づいて各曲の演奏時間を決
定し、各曲を該決定された時間だけ再生し、しかも、現
在再生中の曲の終わりでフェードアウト制御し、次の曲
の初めでフェードイン制御し、かつ、該フェードアウト
とフェードインを同時に行うようにしたから、演奏時間
を短縮でき、しかも、任意に設定した時間内においてデ
ィスクに記録されている各曲の一部分を再生でき、更に
は、ディスク1枚に記録されている全曲をメドレー演奏
のようにノンストップで流れるように聞くことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略説明図である。
【図2】本発明のCDプレーヤの構成図である。
【図3】各曲の演奏時間算出処理のフロー図である。
【図4】演奏時間指定時のシステムコントローラの処理
フローである。
【図5】演奏時間指定時のメモリコントローラの処理フ
ローである。
【図6】演奏時間指定モードの説明図である。
【符号の説明】
tmi・・第i曲の演奏時間 Tfd・・フェードイン/フェードアウト時間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク媒体に記録されている各曲のオ
    ーディオデータを再生するディスクプレーヤの再生方法
    おいて、 ディスク媒体の再生時間を設定し、 該設定された再生時間とディスク媒体に記録されている
    オーディオデータのトータルの再生時間の割合を求め、 該割合に基づいて各曲の演奏時間を決定し、 各曲を該決定された時間だけ再生し、設定時間内に全曲
    の再生を行うことを特徴とする再生方法。
  2. 【請求項2】 現在再生中の曲の終わりでフェードアウ
    ト制御し、次の曲の初めでフェードイン制御し、 かつ、該フェードアウトとフェードインを同時に行うこ
    とを特徴とする請求項1記載の再生方法。
JP15349595A 1995-06-20 1995-06-20 ディスクプレーヤの再生方法 Pending JPH097355A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0932157A1 (en) * 1998-01-26 1999-07-28 Deutsche Thomson-Brandt GmbH Automatically performed crossover between two consecutively played back sets of audio data
JP2003058192A (ja) * 2001-08-10 2003-02-28 Fujitsu Ten Ltd 音楽データ再生装置
US6707908B1 (en) 1999-09-21 2004-03-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Telephone terminal device

Cited By (3)

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