JPH097343A - ディスクカートリッジ及びその成形金型 - Google Patents

ディスクカートリッジ及びその成形金型

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JPH097343A
JPH097343A JP7175623A JP17562395A JPH097343A JP H097343 A JPH097343 A JP H097343A JP 7175623 A JP7175623 A JP 7175623A JP 17562395 A JP17562395 A JP 17562395A JP H097343 A JPH097343 A JP H097343A
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JP
Japan
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transparent
case
resin
disk
layer
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JP7175623A
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Masaru Ikebe
優 池辺
Yukio Miyazaki
幸夫 宮崎
Akio Momoi
昭夫 桃井
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TDK Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/03Containers for flat record carriers
    • G11B23/0301Details
    • G11B23/0313Container cases
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    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Packaging For Recording Disks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスクカートリッジにおけるケースの外観
品位の向上と成形性改善とケース強度の増大を図って信
頼性を高める。 【構成】 ケース内部のディスク収納部に、ディスク状
媒体を回転可能に収納するディスクカートリッジにおい
て、前記ケースの前記ディスク状媒体と対向するディス
ク収納部以外の外周隅部に不透明樹脂層と透明乃至半透
明樹脂層とがケースの厚さ方向で重なっている2層部分
があることで、ディスクカートリッジの外観品位を大幅
に向上し、透明樹脂と不透明樹脂を一体成形するケース
の成形性改善と、ケースの強度向上や信頼性の向上をは
かり、またこのカートリッジのケース成形金型で、透明
樹脂部と2層部分のうち透明樹脂層を構成する摺動金型
が固定側金型に配置されていることで金型構造が簡素化
でき、ディスク収納部にバリなどの成形不良もなく外観
品位も良好な成形ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスク状媒体、特に光
ディスクや光磁気ディスクなどの記録媒体をケース内に
回転可能に収納したディスクカートリッジ及びその成形
金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、情報媒体、例えば磁気ディス
ク、光ディスク或いは光磁気ディスクなどのディスク媒
体は、ケースに収納されたディスクカートリッジとして
用いられる。そして、これまでのディスクカートリッジ
のケースは、透明または不透明の樹脂を一種類のみ用い
て成形されているものと、不透明樹脂と透明樹脂とで一
体成形されたものとがある。透明なディスクカートリッ
ジとしては特開平5−325494号、実開平6−52
064号に開示されており、また不透明なディスクカー
トリッジとしては、従来よりマイクロフロッピーディス
ク(MFD)などで知られている。また、不透明樹脂と
透明樹脂とで一体成形されたディスクカートリッジとし
ては、本出願人が実願平6−17002号、特願平6−
337509号などで提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のディスクカート
リッジ用ケースのうち、不透明樹脂または透明乃至半透
明樹脂の一種類のみで成形されたものでは、単一の樹脂
しか用いていないので、不透明樹脂を用いた場合、意匠
が単調となり、製造者が異なっても類似の形態となり、
ユーザーが区別しづらいという問題があり、また、透明
樹脂を用いた場合、全面が透明となるため、内部構造も
表から見えてしまうので、外観を重視した設計になっ
て、製作煩雑でコスト高となってしまう問題がある。ま
た、不透明樹脂と透明樹脂とで一体成形されたケースで
は、ケースの板厚が約1mmと薄いため、不透明樹脂と
透明樹脂との接合面の厚さも薄くなり、十分な接合強度
を得るためには、樹脂が完全に固化する前に2種類の樹
脂を充填する必要があるため、樹脂温度や金型温度など
を高めに設定しなければならず、作業性も悪いほか、焼
けと呼ばれる成形不良が発生しやすいという問題があっ
た。
【0004】さらに、通常の不透明樹脂と透明樹脂とで
一体成形されたケースの成形金型では、透明樹脂で形成
する部分に不透明の樹脂が充填されないように、対向す
る金型面とほぼ隙間なく接して遮断する部分を作る摺動
金型を可動側金型に配置し、先に不透明樹脂を充填して
外周の本体部を形成する。次に摺動金型を後退させて、
また充填されていない空間を金型内に作り、その部分に
透明樹脂を充填して透明窓部を形成する。この場合、従
来技術ではテープカセットを対象として、不透明樹脂と
透明または半透明樹脂を一体成形し、しかもケースの厚
さ方向に不透明樹脂と透明または半透明樹脂が2層構造
になっているものがあるが、このテープカセットはケー
スの厚さが約1.8mmあることと、内部に収納されて
いるテープ状媒体とケース内面の間には、シートと呼ば
れる潤滑処理などを施したPETのシート材が入ってい
るので、仮に2層の部分がなく板厚方向にしか接合面が
なくても十分な接合強度があり、またバリが発生しても
シートがあるので内部の媒体には直接の影響はない。と
ころが、一般にディスクカートリッジのケースで透明窓
部は、ディスク状媒体と対向した位置に配置することに
なるが、摺動金型と可動側金型との境界部で、わずかで
あるがバリが発生しやすく、このバリは介在するシート
がないので、ディスク状媒体と接触してディスクの記録
再生面に傷を付けるという問題がある。本発明は、これ
ら従来の欠点を排除しようとするもので、ディスクカー
トリッジの外観品位を大幅に向上し、透明樹脂と不透明
樹脂を一体成形するケースの成形性改善と、ケースの強
度向上や信頼性の向上をはかったディスクカートリッジ
及びその製作に有効な成形金型を提供することを目的と
したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録再生用ヘ
ッドなどを挿入しうる開口部を有する略四角形のケース
を、不透明樹脂と透明乃至半透明樹脂とで一体成形し、
該ケースの内部のディスク収納部に、ディスク状媒体を
回転可能に収納するディスクカートリッジにおいて、前
記ケースの前記ディスク状媒体と対向するディスク収納
部以外の外周隅部には不透明樹脂層と透明乃至半透明樹
脂層とがケースの厚さ方向で重なっている2層部分を設
けたディスクカートリッジである。さらに、このディス
クカートリッジを製作するための成形金型は、ディスク
カートリッジ用ケースを不透明樹脂と透明乃至半透明樹
脂とで一体成形するための固定側金型と、可動側金型と
からなるディスクカートリッジ用成形金型においてケー
スの透明樹脂部と2層部分のうちの透明樹脂層を成形す
る摺動金型が、固定側金型に配置されているように構成
したものである。
【0006】
【作用】ケースの中心部にある透明窓部と、その周囲の
隅部に2層部分を設けることによって、透明樹脂と不透
明樹脂の接合部は、ディスクカートリッジの厚さ方向だ
けでなく、板厚の中程に平面的に設けられるので、接合
面積が飛躍的に増大し接合強度が向上する。そのため、
単一の樹脂で成形する場合と同様の樹脂温度や金型温度
で成形が可能となり、成形不良の発生を防止できるとと
もに、外観品位についても単なる一体成形以上に不透明
部分と透明部分と両者の重なり合った部分を適宜配置で
きるので、体裁の良いものとなる。また、外周隅部に2
層部分を設けると、外周隅部の板厚が厚くなり、ケース
の曲げ剛性を向上させて丈夫なディスクカートリッジと
なる。なお、ディスク収納部のケースの板厚は約1mm
であり、ディスク状媒体を回転させるための空間がケー
ス内部に必要なため、板厚はこれ以上に厚くすることは
困難であるが、外周隅部については、透明樹脂層と不透
明樹脂層の2層を構成することで、外観品位を低下させ
ることなく板厚を厚くすることが可能で、ケース剛性も
大巾に高められる。さらに、このディスクケートリッジ
を製作するための成形金型は、ディスクカートリッジ用
ケースを不透明樹脂と透明乃至半透明樹脂とで一体成形
するための固定側金型と、可動側金型とからなり、透明
樹脂部と2層部分のうちの透明樹脂層を構成する摺動金
型は、固定側金型に配置することで、可動側金型の構造
が通常の単一の樹脂を用いる金型と同様になり、もとも
と固定側金型に対して複雑な加工を必要とする可動側金
型の構造をシンプルにできるということや、ディスク状
媒体を内蔵する側の形状を形成する可動側金型には不要
な金型の分割がなくなるので、バリの発生がなくなり長
期にわたって生産に使用しても信頼性の高い金型とな
る。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図6のディスクカ
ートリッジ及びその成形金型の例で説明すると、上ケー
ス1と下ケース2とからなるケースの内部のディスク収
納部28に、情報を記録再生するディスク状媒体10を
回転自在に収納し、ヘッド挿入孔などの開口部3を形成
したケースに、該開口部3を開閉する断面略コの字状シ
ャッター4をケース外面側の一段低いシャッター摺動領
域5に摺動自在に備えており、さらに、シャッター4が
閉じた状態で不用意に開かないようにシャッター4をロ
ックするシャッターロック部材23と、記録可能不可能
を洗濯できる誤消去防止部材22を有するディスクカー
トリッジであって、前記上ケース1の前記ディスク状媒
体10と対向するディスク収納部28以外の外周隅部に
は不透明樹脂層と透明乃至半透明樹脂層とがケースの厚
さ方向で重なっている2層部分14を設けてある。
【0008】また、この2層部分14は、ディスク収納
部28の透明窓部6と連続して形成すると、摺動金型は
単純な形状となるため、信頼性が高いほか成形性も良く
なる。さらに、2層部分14においては外表面側に透明
樹脂を配置すると、ディスク収納部28に金型の合わせ
目の隙間に起因するバリがなくなるほか外観が不透明部
と、透明部と、不透明樹脂の上に透明樹脂が積層された
部分との3種のバリエーションができるので、意匠のバ
リエーションが豊富になり体裁の良いものができる。
【0009】前記上ケース1は、不透明樹脂で外周隅部
を含む主部を不透明樹脂部11として構成し、かつ透明
樹脂でディスク記録面と対向している透明窓部6を構成
している。また、透明窓部6の外側に下層が不透明樹脂
層、上層が透明樹脂層の2層部分14を設けてある。こ
の透明窓部6は、その最大の直径はディスク収納部28
の直径と一致させており、ディスク収納部28の隔壁の
位置から不透明樹脂と透明樹脂の2層部としてある。
【0010】このカートリッジは、SUS430などの
磁性材料からなるクランピングプレート20が固着され
た光磁気で記録再生するディスク状媒体10が、上ケー
ス1と下ケース2からなるケース内部のディスク収納部
28に収納されている。上ケース1と下ケース2には、
開口部3がそれぞれ設けられ、上ケース1からは記録時
に磁界を加える磁気ヘッドが、下ケース2からは記録再
生する光ピックアップがケース内部に入ってくる。ま
た、下ケース2にはディスク状媒体10を芯出しし、回
転駆動するための駆動軸が入ってくる駆動軸挿入孔21
が設けられ、この駆動軸には、磁石が備わっておりクラ
ンピングプレート20を吸着してディスク状媒体10を
保持して回転させる。
【0011】なお、前記上ケース1と下ケース2のケー
ス外面には、その表面より一段低く構成したシャッター
摺動領域5があり、シャッター4を摺動自在にケースに
装着してある。さらに、ケース内部には、不使用時にシ
ャッター5が開かないようにするための、シャッターロ
ック23と、記録可能不可能を選択する誤消去防止プラ
グ22とが備えられている。
【0012】図1の実施例の上ケースは、図2及び図3
に示すように、端部で透明樹脂層と不透明樹脂層の2層
構造となっている。この上ケース1は、透明樹脂と不透
明樹脂が積層している2層部分14以外の主部は、板厚
が約1mmであり、シャッター摺動領域5では板厚が約
0.65mmとなっている。また、主部にはラベル貼り
付け領域25があるが、この部分では板厚が約0.8m
mとなっている。また、不透明樹脂用ゲート26及び透
明樹脂用ゲート27は、それぞれシャッター摺動領域5
と透明部分6に配置する。このゲート部分にはバリが発
生しやすいのでわずかな凹部を設けると良い。
【0013】前記透明窓部6の外周には、図4に示す如
く段差部13を設けてあり、この段差部13を設けるこ
とにより、不透明樹脂を成形する際に樹脂が透明部へ漏
れることを防止する遮蔽部となるほか、摺動金型9と可
動側金型8とが全面で接することを防止できるので、金
型に傷が入ることを防止できる。なお、ケースの一側面
部は、ラベル貼り付け部24があるため、端部まで2層
構造にしていない。この部分では他側端部のように2層
構造とはならないが、接合部12において、透明窓部6
をわずかに不透明樹脂部11にかみ合い状に構成するこ
とで、接合強度を向上させることができる。
【0014】前記上ケース1では、図5のように不透明
樹脂の部分と透明樹脂の部分を分離して示すように外周
隅部の角部に2層部分14を設けており、不透明樹脂と
透明樹脂の接合強度を増すようにするのが有効である。
【0015】また、このディスクカートリッジを製作す
るための成形金型は、図6に示すようにディスクカート
リッジ用ケースを不透明樹脂と透明乃至半透明樹脂とで
一体成形するための固定側金型7と、可動側金型8とか
らなり透明樹脂部と2層部分のうちの透明樹脂層を構成
する摺動金型9は、固定側金型7に配置してある。そし
て、先に射出成形する不透明樹脂を注入する時には、固
定側金型7に設けた摺動金型9を前進させて行い(図6
a)、次に射出成形する透明樹脂を注入する時に、摺動
金型9を後退させて成形する(図6b)。この摺動金型
9は、固定側金型7内に配置されており、油圧シリンダ
などで摺動させるが、樹脂の射出時には樹脂の圧力が高
いので、必要に応じて前進位置や後退位置を安定化させ
る位置決め部材を金型内に配置するのが良い。
【0016】なお、ケース側面にあるラベル貼り付け部
24は、ラベルの貼り替えを考慮して粗面にしてあり、
そのためにスライドコア81で形成するようになってい
る。また、左側側面の面取り部にわずかなストレート部
31を設けているのは、摺動金型9の角部に鋭利な先端
形状となって金型の破損を防止するためである(図6
c)。このように、上ケース1でのディスク収納部28
には金型の合わせ目がなくなるので、バリの発生がなく
なりディスクに傷が入ることはなく安全に用いられる。
【0017】この実施例のように、シャッター摺動領域
5は、不透明樹脂で形成すれば、透明部の面積は小さく
なり内部のディスクを透視できる部分が小さくなるが、
金型構造は単純に構成できるので有効である。また、実
施例では、上ケース1についてのみ示してあるが、同様
の形態を下ケース2にも実施することができる。
【0018】図7の実施例では、シャッター摺動領域5
にも透明樹脂部と不透明樹脂部の2層部を配置したもの
である。この場合は、摺動金型を2個設けて、主部を構
成する摺動金型とシャッター摺動部を構成する摺動金型
との摺動量を変化させる。このようにすると、シャッタ
ー摺動部のような板厚が本来薄い箇所でも、ディスク収
納部の外側の隅部を利用して2層構造にできるため、樹
脂の接合強度を向上させることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明は、記録再生用ヘッドなどを挿入
しうる開口部を有する略四角形で、不透明樹脂と透明乃
至半透明樹脂とで一体成形したケースの内部のディスク
収納部に、ディスク状媒体を回転可能に収納するディス
クカートリッジにおいて、前記ケース前記ディスク状媒
体と対向するディスク収納部以外の外周隅部には不透明
樹脂層と透明乃至半透明樹脂層とがケースの厚さ方向で
重なっている2層部分を設けたことによって、不透明樹
脂と透明乃至半透明樹脂の接合部は、ディスクカートリ
ッジの厚さ方向だけでなく、板厚の中程に平面的に設け
られるので、接合面積が飛躍的に増大し接合強度が向上
する。そのため、単一の樹脂で成形する場合と同様の樹
脂温度や金型温度で成形が可能となり、成形不良の発生
を防止できるとともに、外観品位についても単なる一体
成形以上に不透明部分と両者の重なり合った部分を適宜
配置できるので、体裁の良いものとなる。また、このデ
ィスクカートリッジを製作するための成形金型は、ディ
スクカートリッジ用ケースを不透明樹脂と透明乃至半透
明樹脂とで一体成形するための固定側金型と、可動側金
型とからなるディスクカートリッジ用成形金型におい
て、ケースの透明樹脂部と2層部分のうちの透明樹脂層
を成形する摺動金型が固定側金型に配置されているよう
に構成したことで、可動側金型の構造が通常の単一の樹
脂を用いる金型と同様になり、もともと固定側金型に対
して複雑な加工を必要とする可動側金型の構造をシンプ
ルにできるということや、ディスク状媒体を内蔵する側
の形状を形成する可動側金型には不要な金型の分割がな
くなるので、バリの発生がなくなり長期にわたって生産
に使用しても信頼性の高い金型となるし、ケースの製造
設備費を減少し生産作業も簡便となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の分離状態の斜視図である。
【図2】図1の例の上ケースを示し、(a)は内側平面
図、(b)はB−B線における縦断面図、(c)はC−
C線における縦断面図、(d)は側面図である。
【図3】図2(a)の上ケースの外側平面図である。
【図4】図2(b)のf部の拡大縦断面図である。
【図5】図3の例の上ケースの分離状態を示し、(a)
は外周部で不透明部分、(b)は成形部で透明部分であ
る。
【図6】図3のD−D線における成形金型作動状態の縦
断面図で、(a)は摺動金型前進状態、(b)は摺動金
型後退状態を示し、(c)はc部分の拡大詳細図であ
る。
【図7】本発明の他の実施例の上ケースで(a)は内側
平面図、(b)は外側平面図である。
【符号の説明】
1 上ケース 2 下ケース 3 開口部 4 シャッタ 5 シャッタ摺動領域 6 透明窓部 7 固定側金型 8 可動側金型 9 摺動金型 10 ディスク状媒体 11 不透明樹脂部 12 樹脂接合部 13 段差部 14 2層部 20 クランピングプレート 24 ラベル貼り付け部(側面部) 25 ラベル貼り付け部(主面部) 26 不透明樹脂用ゲート 27 透明樹脂用ゲート 81 スライドコア

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録再生用ヘッドなどを挿入しうる開口
    部を有する略四角形のケースを不透明樹脂と透明乃至半
    透明樹脂とで一体成形し、該ケースの内部のディスク収
    納部に、ディスク状媒体を回転可能に収納するディスク
    カートリッジにおいて、前記ケースの前記ディスク状媒
    体と対向するディスク収納部以外の外周隅部に不透明樹
    脂層と透明乃至半透明樹脂層とがケースの厚さ方向で重
    なっている2層部分があることを特徴とするディスクカ
    ートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記ケースが、前記ディスク収納部に透
    明乃至半透明樹脂からなる透明窓部を設けたものであっ
    て、該透明窓部を前記2層部分に連続させた請求項1記
    載のディスクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記ディスク収納部が、ケース成形金型
    の分割面がなくて成形される請求項1または2記載のデ
    ィスクカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記2層部分が、ケース内面側に不透明
    樹脂層、外表面側に透明乃至半透明樹脂層を配置したも
    のである請求項1,2または3記載のディスクカートリ
    ッジ。
  5. 【請求項5】 ディスクカートリッジ用ケースを不透明
    樹脂と透明乃至半透明樹脂とで一体成形するための固定
    側金型と、可動側金型とからなるディスクカートリッジ
    用成形金型において、ケースの透明樹脂部と2層部分の
    うちの透明樹脂層を成形する摺動金型が、固定側金型に
    配置されていることを特徴とするディスクカートリッジ
    用成形金型。
JP7175623A 1995-06-20 1995-06-20 ディスクカートリッジ及びその成形金型 Withdrawn JPH097343A (ja)

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JP7175623A JPH097343A (ja) 1995-06-20 1995-06-20 ディスクカートリッジ及びその成形金型
US08/665,464 US6266319B1 (en) 1995-06-20 1996-06-18 Disc cartridge integrally formed of transparent and non-transparent resin, and molding die therefor

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