JPH0313199A - 状態制御信号伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、二つ以上の装置間で、第一の装置が第二の装
置に対して二つの状態制御を行う装置に利用する。特に
、電源投入および切断の遠隔制御な、どの第二の装置の
本来有する機能の殆どが動作停止し、最小必要限度の極
めて簡単な機能のみで状態制御を行う手段に関する。

〔概要〕

本発明は、装置の状態を一方から他方に遠方制御する手
段において、 パルス幅の異なる信号をそれぞれの状態に対応させて利
用することにより、 １組の伝送路で伝送路切断時に装置状態の変更を生じさ
せないで状態制御を行うことができるようにしたもので
ある。

〔従来の技術〕

従来例では、１組の伝送ライン上に制御状態に対応した
レベル状態信号を伝送する方法と、２組の伝送ラインを
用い制御状態に対応して各々の伝送ライン上にパルスを
送出する方法とがある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このような従来例のうち状態信号を伝送する方法では、
伝送ラインが切断されたときに受信側で状態信号の変化
を誤検出して装置状態が変化する欠点がある。また、２
組の伝送ラインを用いる方法では、このような伝送ライ
ンの切断による装置状態の変化を生じることはないが、
１粗金分の伝送ラインを必要とする欠点がある。

本発明はこのような欠点を除去するもので、１組の伝送
ラインを用いて伝送ライン切断時に装置状態の変化が生
じない信号を用いた状態制御信号伝送装置を提供するこ
とを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、第一装置およびこの第一装置に一つの伝送路
で接続された第二装置に含まれ、この伝送路を経由して
この第一装置からこの第二装置に二つの動作モードの状
態制御信号を一つあて与える送受手段を備えた状態制御
信号伝送装置において、上記第一装置には、所定のパル
ス幅の第一パルスを生成して上記送受手段に与える第一
手段およびこの第一パルスのパルス幅より狭いパルス幅
でこの第一パルスと同一極性の第二パルスを生成して上
記送受手段に与える第二手段が含まれ、上記第二装置に
は、上記第一パルスおよび第二パルス、のパルス幅の中
間のパルス幅を有し、この二つのパルスの前縁で立ち上
がり、この二つのパルスの極性と異なる極性の第三パル
スを生成する第三手段、および上記第一パルスにかかわ
る第三パルスの後縁で立ち上がり、上記第二パルスにか
かわる第三パルスの後縁で立ち下がる第四パルスを上記
状態制御信号として生成する第四手段が含まれたことを
特徴とする。

〔作用〕

第一の装置が第二の装置に対し動作モードＡまたは動作
モードＢの２つの状態制御を行う場合に、１組の信号ラ
インで装置間を接続して動作モードＡへの状態制御を行
うときには第一の装置は前記信号ライン上にパルス幅Ｔ
１のパルスを送出し、動作モードＢへの状態制御を行う
ときにはパルス。

幅Ｔ２のパルスを送出し、第二の装置は信号ラインを通
して受信したパルスのパルス幅を弁別することにより動
作モードＡまたは動作モードＢへ状態遷移する。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。第１図はこの実施例の構成を示すブロック構成図で
ある。この実施例は、第１図に示すように、制御側装置
は、被制御装置側の状態を決定するスイッチ１と、ワン
ショットマルチバイブレーク２および４と、ワンショッ
トマルチバイブレーク２および４の出力パルス幅を設定
する時定数回路３および５と、オアゲート６と、出力端
子７とを備え、また、制御側装置に伝送ライン８で接続
された被制御装置は、入力端子９と、ワンショットマル
チバイブレータ１０と、ワンショットマルチバイブレー
ク１０の出力パルスの幅を設定する時定数回路１１と、
フリップフロップ１２とを備える。すなわち、この実施
例は、第一装置およびこの第一装置に一つの伝送路で接
続された第二装置に含まれ、この伝送路を経由してこの
第一装置からこの第二装置に二つの動作モードの状態制
御信号を一つあて与える送受手段を備え、さらに、本発
明の特徴とする手段として、上記第一装置には、所定の
パルス幅の第一パルスを生成して上記送受手段に与える
第一手段であるワンショットマルチバイブレーク２、時
定数回路３およびこの第一パルスのパルス幅より狭いパ
ルス幅でこの第一パルスと同一極性の第二パルスを生成
して上記送受手段に与える第二手段であるワンショット
マルチバイブレータ４、時定数回路５が含まれ、上記第
二装置には、上記第一パルスおよび第二パルスのパルス
幅の中間のパルス幅を有し、この二つのパルスの前縁で
立ち上がり、この二つのパルスの極性と異なる極性の第
三パルスを生成する第三手段、および上記第一パルスに
かかわる第三パルスの後縁で立ち上がり、上記第二パル
スにかかわる第三パルスの後縁で立ち下がる第四パルス
を上記状態制御信号として生成する第四手段であるワン
ショットマルチバイブレータ１０、時定数回路ＩＬフリ
。

ツブフロップ１２が含まれる。

第２図は、この実施例の動作を示すタイムチャートであ
る。図中の波形Ａ、Ｂ、Ｃは第１図中に記号を同じくし
て示す点での波形である。次に、第１図および第２図を
用いてこの実施例の動作を説明する。スイ５ツチ１はワ
ンショットマルチバイブレータ２および４のトリガ入力
端子に接続され、ワンショットマルチバイブレータ２は
スイッチｌが開放されたときに時定数回路３によって定
まるパルス幅Ｔ１のパルスを発生する。また、ワンショ
ットマルチバイブレーク４はスイッチ１が閉じたときに
時定数回路５で定まるパルス幅Ｔ２のパルスを発生する
。パルス幅Ｔ１およびＴ２はＴ１＞Ｔ２の時間関係にあ
るようにあらかじめ決定される。

スイッチ１の開閉動作によってワンショットマルチバイ
ブレーク２または４で発生されたパルスはオアゲート６
を介して制御装置の出力端子７に出力され、伝送ライン
８を通って被制御装置の入力端子９に人力される。被制
御装置に入力されたパルス信号はワンショットマルチバ
イブレークＩＯのトリが入力端子１０１およびフリップ
フロップ１２のデータ入力端子１２１　に人力される。

ワンショットマルチバイブレータ１０はトリガ入力端子
１０１に入力されたパルス信号の前縁から時間幅ｔの負
極性、パルスを出力端子１０２に出力する。時間幅ｔは
時定数回路１１でＴｌ＞ｔ＞Ｔ２となるようにあらかじ
め設定されている。負極性パルスはフリップフロップ１
２のクロック入力端子１２２に人力され、負極性パルス
の立ち上がりに応じてデータ入力端子１２１に入力され
たパルス信号がラッチされる。

この結果として、第２図のタイムチャートに示すように
、パルス信号の前縁からｔ時間後にラッチしたときにパ
ルス有りの場合すなわち入力パルス信号のパルス幅がｔ
より大きい（Ｔｌ＞ｔ）ときはフリップフロップ１２の
出力端子１２３はハイレベルになり、またパルス幅がｔ
より小さい（ｔ＞Ｔ２）ときはローレベルになる。した
がって、フリップフロップ１２の出力端子１２３には制
御装置から送られてきた状態制御信号が復元される。被
制御装置はこの状態制御信号に応じて自装置の状態を変
更する。

なお、受信側装置の状態信号入力回路は伝送ライン８が
切断されたときにパルス無しの状態になるように終端さ
れる。

〔発明の効果〕

本発明は、以上説明したように、１組の伝送ラインを用
いても伝送ラインの切断による受信側の状態変化が起こ
らないので、状態信号を確実に伝送できる効果がある。

成因。

第２図は本発明実施例の動作を示すタイムチャート。

１・・・スイッチ、２．４．１０・・・ワンショットマ
ルチバイブレーク、３．５．１１・・・時定数回路、６
・・・オアゲート、７・・・出力端子、訃・・伝送ライ
ン、９・・・入力端子、１２・・・フリップフロップ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、第一装置およびこの第一装置に一つの伝送路で接続
   された第二装置に含まれ、この伝送路を経由してこの第
   一装置からこの第二装置に二つの動作モードの状態制御
   信号を一つあて与える送受手段を備えた状態制御信号伝
   送装置において、上記第一装置には、所定のパルス幅の
   第一パルスを生成して上記送受手段に与える第一手段お
   よびこの第一パルスのパルス幅より狭いパルス幅でこの
   第一パルスと同一極性の第二パルスを生成して上記送受
   手段に与える第二手段が含まれ、上記第二装置には、上
   記第一パルスおよび第二パルスのパルス幅の中間のパル
   ス幅を有し、この二つのパルスの前縁で立ち上がり、こ
   の二つのパルスの極性と異なる極性の第三パルスを生成
   する第三手段、および上記第一パルスにかかわる第三パ
   ルスの後縁で立ち上がり、上記第二パルスにかかわる第
   三パルスの後縁で立ち下がる第四パルスを上記状態制御
   信号として生成する第四手段が含まれた ことを特徴とする状態制御信号伝送装置。