JP3716562B2 - バスブリッジ回路及びバスブリッジ回路を用いた情報処理システム - Google Patents

バスブリッジ回路及びバスブリッジ回路を用いた情報処理システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は2本の電気的バスの間を光ファイバでつなぐバスブリッジに関し、特に産業用フィールドバスに適したバスの光ファイバによる延長に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年では、産業用コントローラと入出力機器をつなぐ際に大幅に配線を省略するために、コントローラと1対1に入出力機器が個別接続されたのを1本のバスにつなぐフィールドバスと呼ばれる(フィールドネットワークとも呼ばれる。)技術がある。
【0003】
この例として、特開平6−236333 号公報には、光通信を行うための1本のバスに、複数の入出力機器をつなぐための伝送方法が記載されている。これは、フレームのスタート,識別子,制御フィールド,データフィールド,CRCフィールド,ACKフィールドフレームの終わり、および休止期間からビットフィールドを構成したメッセージを使って伝送するものであり、複数のノードが同時にバスにデータを出力した場合に、各ノードは送信するメッセージの識別子を使って、それ以降のメッセージの転送を続けるか、どうかを各ノードが自立的に判断するものである。つまり、各ノードは識別子を使って、ノード自体がバスに書き込むビットレベルをノードが実際にバスにおいて操作するビットレベルと比較し、ノード自体によって送信するバスレベルが存在しない全てのノードが、それ以上1つのビットも送信することなしに伝送を中止するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術は各ノード間を全て、同一の伝送媒体で結合するものである。
【0005】
産業用コントローラシステムにおいては、耐電磁ノイズや避雷のために伝送媒体として光ファイバを使用したいという要求があるが、一般に光伝送機器は電気伝送機器に比べて高価であり、システム全体のコストが高くなってしまうという問題がある。
【0006】
また、伝送媒体を電圧とすると遠隔地間のノード間の伝送に遅延が生じるため、上記従来技術にあるような、識別子を用いて複数のノード間の優先度を決定する場合には、識別子のビット転送単位ごとにバスの状態を切り替えるために、システム全体の処理速度が遅くなってしまうといった問題がある。
【0007】
この問題を解決するために、電気バスと光ファイバとを用いて構成すれば良いが、この場合、電気バスと光ファイバとを接続し、光ファイバから受けた信号を電気バスに伝え、電気バスから受けた信号を光ファイバに伝えるためのバスブリッジ回路が必要となる。そして、このバスブリッジ回路は、上記従来技術のような送信権の獲得を行う場合、ビット単位毎にバスの状態を素早く切り替える能力が必要となる。
【0008】
本発明の目的は、上記問題点に鑑みて、近いノード間では伝送媒体を電圧とする電気バスで接続し、距離のあるノード間では伝送媒体を光とする光バスで接続した場合に、バスの状態を素早く切り替えるためのバスブリッジ回路及びこのバスブリッジ回路を用いた情報処理システムを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は電圧を伝送媒体とする第1のバスと、電圧を伝送媒体とする第2のバスと、第1のバス又は第2のバスに接続され、バスの状態を検出して送信の可否を判定し、メッセージの送受信を行う複数の計算機と、伝送媒体を光とする第3のバスで第1のバスと第2のバスとを接続するために、第1のバスと第3のバスの間に接続される第1のバスブリッジ回路と、第2のバスと第3のバスの間に接続される第2のバスブリッジ回路とを有する情報処理システムであって、第1,第2のバスブリッジ回路は、第3のバスから入力された信号が、自バスブリッジ回路から出力した信号か他バスブリッジ回路から出力された信号であるかを判定するバス状態判定回路を有し、他バスブリッジ回路から出力された信号であると判定された場合のみ自バスブリッジ回路に接続する第1又は第2のバスに第3のバスから入力された信号を出力することにより、所定時間以内に第1及び第2のバスの状態を同じにすることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図1〜図17を用いて説明する。
【0012】
図1に、本発明によるバスブリッジ回路適用した情報処理システムの構成を示す。本情報処理システムは、複数のノード60,70が電圧としての信号を伝送するバスA30と接続し、複数のノード80,90が電圧としての信号を伝送するバスB40と接続する。バスA30とバスB40は、それぞれ電圧から光、光から電圧へ信号を変換するバスブリッジ回路10,20を介して光ファイバ50と接続する。なお、バスA30及びバスB40の長さは、光ファイバ50の長さに対して十分短く、バスA30及びバスB40の伝送遅延時間は無視できるように構成している。
【0013】
本発明における各ノード60,70,80,90は、それぞれ、メッセージの中に複数のビットからなる識別子を持ち、この識別子の各ビットを判断することにより、自分が送信できるか、否かを判断する機能を持つもので、複数のノードがメッセージを同時に送信しようとした場合には、この識別子により、優先権を持つノードが続けてメッセージの送信を行う。また、このノード60,70,80,90は、バス上に他のノードのメッセージが送出されているか否かを判断し、バス上にメッセージが送出されている場合には、メッセージの送信を停止する機能を持つ。
【0014】
図2はバスブリッジ回路10の内部構成を示したものである。尚、バスブリッジ回路20の構成も同様の構成であるため、以下バスブリッジ回路10について説明する。
【0015】
バスブリッジ回路10はバスドライバ回路11,バス状態判定回路12及び光電/電光変換器13から構成されている。バスドライバ回路11は、伝送媒体が電圧である信号を伝送するためのバスA30と接続し、このバスA30に信号を送出することで、バスA30の状態を変更したり、バスA30から信号を受けるものである。光電/電光変換器13は、伝送媒体を光とする光ファイバ50と接続し、伝送媒体を電圧から光へ、又は光から電圧へと変換するものである。またバス状態判定回路12は、バスドライバ回路11からバスA30の状態を示す信号と、光電/電光変換器13から光ファイバの状態を示す信号を受けとり、バスA30がとるべき状態を決定し、バスドライバ回路11へ決定したバスA30のとるべき状態の信号を出力する。
【0016】
図3はバスドライバ回路11の内部構成を示したものである。バスドライバ回路11は、トランスミッタ111,レシーバ112より構成され、トランスミッタ111は、バス状態判定回路12から出力された信号TD125を入力し、この信号に基づいてバスA30をドライブし、レシーバ112は、バスA30の状態を入力し、バス状態判定回路12、及び光電/電光変換器13へバスA30の状態を示す信号RD113を出力する。尚、バスA30は、BUSH301及びBUSL302の2本の信号線から成っており、それぞれがトランスミッタ111及びレシーバ112に接続されている。
【0017】
図4はバスドライバ回路11の動作を示したものである。図4(a)はトランスミッタ111の動作を示している。トランスミッタ111へ入力される信号TD125の値が0の場合、バスA30の信号線BUSH301 及びBUSL302 はそれぞれ決められた電圧Vbh,Vblに変化し、バスA30はオン状態となる。トランスミッタ111へ入力される信号TD125の値が1の場合、トランスミッタ111はバスA30をドライブせずBUSH301 及びBUSL302 は共に決められた電圧Vofに変化し、バスA30はオフ状態となる。図4(b)はレシーバ112の動作を示しており、バスAの状態に応じて、信号RD113を出力する。つまり、バスA30の信号線BUSH301 とBUSL302 の間の電位差Vdfがあらかじめ決められた値Vthを超えていれば信号RD113の値として0を、Vthを超えていなければ信号RD113の値として1を出力する。例えばVbhを3.5V 、Vblを1.5V、Vofを2.5V、Vthを0.8V とすると、トランスミッタ111がバスA30をオン状態にドライブした場合は2つの信号線BUSH301 とBUSL302 の間の電位差は2Vとなり、レシーバ112でバスの状態がオンであることを検出できる。また、トランスミッタ111がバスAをオフ状態にした場合は2つの信号線BUSHとBUSLの間の電位差は0Vとなり、レシーバ112でバスオフを検出できる。
【0018】
図5はバス状態判定回路12の内部構成を示したものである。バス状態判定回路12は、ドライブ条件判定回路121,時間カウンタ回路122,時間設定回路123,クロック発生回路124から構成され、バスドライバ回路11から出力される信号RD113及び光電/電光変換器13から出力される信号DOUT133 を入力し、バスドライバ回路11へ信号TD125を出力する。ドライブ条件判定回路121は時間カウンタ回路122のカウンタをリセットするためのカウンタリセット信号RESET1215 を出力し、時間カウンタ回路122はドライブ条件判定回路121にカウンタキャリー信号CARRY1221 を出力する。時間設定回路123は時間カウンタ回路122に設定カウントPRESET1232を出力する。クロック発生回路124はドライブ条件判定回路121及び時間カウンタ回路122にクロック信号CK1241を供給する。
【0019】
ドライブ条件判定回路121は、自分のつながっているバスA30の状態を示す信号RD113と、光ファイバ50を介して得られる相手側のバスB40状態を示す信号DOUT133 からバスA30のとるべき状態を決定し、バスA30をドライブする信号TD125を出力する。また、バスドライバ回路11は図3に示したように、トランスミッタ111の出力がレシーバ112の入力となるために、バス状態判定回路12によって決められたバスA30の状態がそのまま出力される。従って、バスブリッジ回路10から光ファイバ50を介して同様の構成をとるバスブリッジ回路20に入力された信号がそのまま、バスブリッジ回路10に送られることになる。そこで、それぞれのバスブリッジ回路10,20は、受け取った信号が自分の送った信号のフィードバックによるものかを時間カウンタ回路122を使って識別する。
【0020】
図15はバス状態判定回路12の状態遷移を示したものである。バス状態判定回路12は状態0〜3の4つの状態をとる。入力条件はバスドライバ回路11のレシーバ112から出力された信号RD113,光ファイバ50から光電/電光変換器13により電気信号に変換された信号DOUT133 ,時間カウンタ122からのカウンタキャリー信号CARRY1221 であり、出力はバスドライバ回路11のトランスミッタ111へ入力される信号TD125である。クロック信号CK1241の立ち上がり時に入力条件により状態0〜3の間を遷移する。トランスミッタ111へ入力される信号TD125は状態1の場合にのみ0となる。以下、状態遷移を説明する。初期状態即ちバスA30及びバスB40が共にオフの時、レシーバ112から出力される信号RD113及び光電/電光変換器13から出力される信号DOUT133 は共に1となり、バス状態判定回路12は状態0にとどまる。バスA30がオン状態となると信号RD113が0となるので状態2に遷移する。状態2では信号TD125は1のままであり、信号RD113が0の間、状態2にとどまる。バスA30がオフとなり信号RD113が1になると、状態3に遷移する。ここで時間カウンタ回路122が働く。規定された時間に達するまで、即ちカウンタキャリー信号CARRY1221 が0の間は状態3にとどまる。これによりバスB40の状態が反映できる時間だけ待つことができる。カウンタキャリー信号CARRY1221 が1になった時に信号DOUT133 が1の場合、即ちバスB40がオフである場合、状態0に遷移する。カウンタキャリー信号CARRY1221 が1になった時に信号DOUT133 が0の場合、即ちバスB40がオンである場合、状態1に遷移する。信号DOUT133 が0の間、状態2にとどまり、信号TD125を0にしてバスA30をオンにドライブする。信号DOUT133 が1になると状態0に遷移する。状態0の時に信号RD113が1のままで信号DOUT133 が0になった場合も状態1に遷移する。
【0021】
図6はドライブ条件判定回路121の内部構成を示したものである。ドライブ条件判定回路121は同期化回路1211,ドライブ信号発生回路1212,パワーオンリセット発生回路1213,ORゲート1214から構成されている。同期化回路1211は信号RD113及び信号DOUT133 を入力とし、それぞれの同期化信号RDS12111及び信号DOUTS12112を出力する。ドライブ信号発生回路1212は同期化信号RDS12111,信号DOUTS12112,信号DOUT133 ,カウンタキャリー信号CARRY1221 ,パワーオンリセット発生回路1213からのパワーオンリセット信号PONRES12131 を入力し、信号TD125を出力する。パワーオンリセット発生回路1213は、バスブリッジ回路10の電源オン時に一定時間パワーオンリセット信号PONRES1213 1を出力し、ドライブ信号発生回路1212及び時間カウンタ回路122内のラッチをリセットする。ORゲート1214はパワーオンリセット信号PONRES12131 と同期化信号RDS12111の反転の論理和を条件としてカウンタリセット信号RESET1215 を生成する。即ち、パワーオンリセット期間中及び同期化信号RDS12111の出力されていない期間中、カウンタリセット信号RESET1215 が出力される。
【0022】
図7は同期化回路1211の内部構成を示す図である。同期化回路1211はクロック信号CK1241に同期してデータを取り込む4つのラッチから成っている。信号RD113及び信号DOUT133 は、クロック信号CK1241とは非同期に変化するが、それぞれ2段のラッチを通すことによりクロック信号CK1241と同期して変化する同期化信号RDS12111及び信号DOUTS12112を得ることができる。
【0023】
図8はドライブ信号発生回路1212の内部構成を示したものである。ドライブ信号発生回路1212は、セット/リセットフリップフロップ12121,セット条件回路12122及びORゲート12123から構成されており、フリップフロップ12121の反転出力が信号TD125である。ORゲート12123 はパワーオンリセット信号PONRES12131 と信号DOUT133 の反転の論理和を条件としてフリップフロップリセット信号を生成する。即ち、パワーオンリセット期間中及び信号DOUT133 の出力されていない期間中、フリップフロップ12121はリセットされ、信号TD125は1となる。
【0024】
図9はセット条件回路12122の動作を示す図である。ここで、DOUTS(t)は現在の信号DOUTS12112の値、DOUTS(t−1)は1クロック前の信号DOUTS12112の値を表わす。即ち、1クロック前の信号DOUTS12112の値が0、かつ現在の信号DOUTS12112の値が1、かつ同期化信号RDS12111の値が1の場合、または、カウンタキャリー信号CARRY1221 の値が1、かつ同期化信号RDS12111の値が1の場合にフリップフロップ12121はセットされ、信号TD125は0となる。
【0025】
図10は時間カウンタ回路122の動作を示す図である。時間カウンタ回路122は内部に、条件が成立した場合にクロックの立ち上がりに同期してカウントアップを行うカウンタ回路を持っているが、カウンタ回路はごく一般的なものなので、ここでは説明を省略する。本発明ではカウンタ回路は6ビットのレジスタからなり、0から63までの値をカウントするものとする。リセット入力 RESET1215 が1の場合、クロック信号CK1241が立ち上がるとカウンタの値は設定カウントPRESET1232の値i(i=0〜62)となり、RESET1215 が0の間はクロック信号CK1241が立ち上がるごとにカウンタの値がインクリメントされる。カウンタの値が63の時、カウンタキャリー信号CARRY1221 が1となる。この一連の動作を図11のタイムチャートに示す。
【0026】
図12は時間設定回路123の内部構成を示したものである。時間設定回路123は6ビットの設定スイッチ1231及びプルアップ抵抗1233から成っており、スイッチが閉じられた場合は0を、解放された場合は1をそれぞれのビットごとに出力する。
【0027】
図13は光電/電光変換器13の内部構成を示したものである。光電/電光変換器13は光電変換器O/E131及び電光変換器E/O132から構成されている。図14(a)は光電変換器O/E131の動作を示したものである。光ファイバから入力される信号OIN502がオフの場合は信号DOUT133 を0として出力し、光ファイバから入力される信号OIN502がオンの場合は信号DOUT133 を1として出力する。図14(b)は電光変換器E/O132の動作を示したものである。バスドライバ回路11から出力される信号RD113が0の場合は、光ファイバ50へ出力する信号OOUT501 をオフ状態に、バスドライバ回路11から出力される信号RD113が1の場合は光ファイバ50へ出力する信号OUT501をオン状態にする。
【0028】
次に図1に示した情報処理システム全体の動作を説明する。
【0029】
まず、複数のノードがメッセージを送信する際の送信権の獲得について具体的に説明する。ノード60がメッセージを送信するために識別子を構成する最初の1ビットに基づいてバスA30を(ドライブしないで)オフ状態にし、ノード70がメッセージを送信するために識別子を構成する最初の1ビットに基づいてバスをオン状態にドライブすると、バスA30はオン状態となる。次に、バスA30をオフ状態にしようとしたノード60はバスA30の状態を監視し、バスA30の状態がオンとなった、即ち自分がバスA30をオフ状態にできなかったことを検出し、ノード70も同様にバスAの状態を監視して、バスA30をオン状態にドライブできたことを検出する。これを識別子を構成する各ビット毎に行い、ノード60又はノード70の何れかが送信権を獲得する。尚、この方法は従来技術で説明した文献に詳しく説明されている。そして、各ノードにおける識別子の1ビットの送出からバスの状態の検出までを、1ビットの伝送時間内に行う。以下で説明するシステムの動作状態において、各ノードがバスの状態を検出する点をサンプリングポイントと呼ぶ。
【0030】
図16はバスA30に接続されたノード(60又は70)が、ある転送サイクルでバスA30をオン状態にドライブし、次の転送サイクルではバスをドライブしない場合で、バスB40に接続されたノード(80及び90)はこの期間バスB40をドライブしなかった場合の様子を示したものである。尚、以下で説明するバスブリッジ回路10,20の構成は先に述べた通り、同じ構成であるため、各部の符号については同様のものを用いて説明する。
【0031】
ノード60がバスA30をオン状態すると、バスブリッジ回路10のバスドライバ回路11のレシーバ11から出力される信号RD113が論理1から0へと変化する。この信号RD113は光電/電光変換器13の電光変換器E/O132により、信号OOUT501 のレベルとして光ファイバ50を通して光伝送による遅延時間後にバスブリッジ回路20に伝えられる。バスブリッジ回路20の光電/電光変換器13へ入力される信号OIN502は1から0へと変化し、光電変換器O/E131により変換された信号DOUT133 を出力する。バスブリッジ回路20のバス状態判定回路12は、自分側のバス即ちバスB20の状態がオフのときに信号OIN502が論理0に変化したためバスドライバ11のトランスミッタ111への信号TD125を論理0へと変化させ、バスB20をオン状態にドライブする。一方、バスブリッジ回路20のレシーバ112は、トランスミッタ111の論理状態を受け、信号RD113の論理を0として光電/電光変換器13を介して光ファイバ50に出力し、バスブリッジ回路10に伝えられる。しかし、バスA30は既にオン状態となっているので、バスブリッジ回路10のバス状態判定回路12はバスドライバ回路のトランスミッタ111への入力信号TD125を変化させることはない。1ビット伝送時間の最後即ちサンプリングポイント1で、ノード60及び70はバスA30の状態を取り込み、バスがオン状態となっていることを検出する。
【0032】
次のビット転送サイクルでノード60及び70がバスA30をドライブしないと、バスブリッジ回路10のバスドライバ回路11のレシーバ112から出力される信号RD113は論理0から論理1へと変化する。この信号RD113はバスブリッジ回路10の光電/電光変換器13の電光変換器E/O132により、信号OOUT501 のレベルとして光ファイバ50を通してバスブリッジ回路20に伝えられ、バスブリッジ回路20の光電/電光変換器13の光電変換器O/E131から出力される信号DOUT133 の論理が0から1へと変化する。これによりバスブリッジ回路20のカウンタリセット信号RESET1215 は論理1から論理0へと変化し、時間カウンタ回路122がカウント動作を開始する。バスブリッジ回路20のバス状態判定回路12は、自分がバスB40をドライブしている時に信号 DOUT1331となったので、バスドライバ回路11のトランスミッタ111への信号TD125を論理1へと変化させ、バスB40のドライブをやめる。これによりバスB40の状態はオフ状態に変化する。バスB40がオフ状態になったことは、バスブリッジ回路20のバスドライバ回路11,光電/電光変換器13から光ファイバ50を通してバスブリッジ回路10にフィードバックされる。バスB40の状態がフィードバックされたことはバスブリッジ回路10の時間カウンタ回路122からのカウンタキャリー信号CARRY1221 が論理1に変化したことで判定する。この例ではバスA30は既にオフ状態となっているので、バスブリッジ回路10のバス状態判定回路12は入力信号TD125を変化させることはない。1ビット伝送時間の最後即ちサンプリングポイント2で、ノード60及び70はバスA30の状態を取り込み、バスがオフ状態となっていることを検出する。
【0033】
図17はバスA30に接続されたノード(60又は70)が、ある転送サイクルでバスA30をオン状態にドライブし、次の転送サイクルではバスをドライブしない場合で、バスB40に接続されたノード(80及び90)は最初の転送サイクルではバスB40をドライブしなかったが、次の転送サイクルではいずれかのノードがバスB40をドライブした場合の様子を示したものである。
【0034】
バスA30がオン状態になると、バスブリッジ回路10のバスドライバ回路11のレシーバ112の信号RD113の論理は1から0へと変化する。それはそのままバスドライバ回路11の光電/電光変換器13の信号OOUT501 のレベルとしてバスブリッジ光ファイバ50を通して光伝送遅延時間後にバスブリッジ回路20に伝えられる。バスブリッジ回路20の光電/電光変換器13は論理1から0へと変化した信号OIN502から入力し、そのまま光電変換器131により論理0の信号DOUT133 を出力する。バスブリッジ回路20のバス状態判定回路12は、自分側のバス即ちバスB40の状態がオフのときに信号DOUT133 が論理0に変化したためバスドライバ回路11への信号TDを論理0へと変化させ、バスB20をオン状態にドライブする。バスB20がオン状態になったことは、バスブリッジ回路20のバスドライバ回路11,光電/電光変換器13により光ファイバ50を通してバスブリッジ回路10にフィードバックされる。この時、バスA30は既にオン状態となっているので、バスブリッジ回路10のバス状態判定回路12はバスドライバ回路11の信号TD125を変化させることはない。1ビット伝送時間の最後即ちサンプリングポイント3で、ノード60及び70はバスA30の状態を取り込み、バスがオン状態となっていることを検出する。この最初の転送サイクルの動作は図16の例とまったく同じである。
【0035】
次の転送サイクルでノード60及び70がバスA30をドライブしないと、バスブリッジ回路10のバスドライバ回路11からの信号RD113の論理は0から論理1へと変化する。それはそのままバスブリッジ回路10の光電/電光変換器のOOUT501 のレベルとして光ファイバ50を通してバスブリッジ回路20に伝えられる。バスブリッジ回路20の光電/電光変換器13では論理0から1へと変化した信号OIN502を光電変換器O/E131から信号DOUT133 として出力する。尚、バスAの状態がOFF状態に変換したことによるバスブリッジ回路10のバスドライバ回路11の信号RD113が論理0から論理1へと変化した時、バスブリッジ回路10のドライブ条件判定回路121からカウンタリセット信号 RESET1215 の論理が1から論理0へと変化し、時間カウンタ回路122がカウント動作を開始する。
【0036】
バスブリッジ回路20のバス状態判定回路12は、バスブリッジ回路10から送られた信号により、光電/電光変換器13からの信号DOUT133 を受けると、自分がバスB40をドライブしている時に信号DOUT133 が1となったので、バスドライバ回路11への入力信号TDの論理を1へと変化させ、バスB40のドライブをやめる。しかし、この例ではノード80又は90がバスB40をドライブし始めているので、バスB40の状態はオンのままである。従って、バスブリッジ回路20のバスドライバ回路11からは論理0の信号RD113が出力され続けた状態となる。従ってバスブリッジ回路20から光ファイバ50への出力信号である信号OOUT501 は論理0から変化しない。一方、バスブリッジ回路10では一定時間経過後にカウンタ122からカウンタキャリー信号CARRY1221 の論理が1になり、この信号を受けたバスブリッジ回路10のバス状態判定回路12はバスドライバ回路11への入力信号TD125を論理0に変化させ、バスA30をオン状態にドライブする。その後サンプリングポイント4でノード60及び70はバスA30の状態を取り込み、バスがオン状態となっている、即ちバスB40の状態が正しくバスA30に反映されたことを検出する。
【0037】
次に、バスブリッジ回路10,20の時間設定回路123の設定について説明する。光ファイバ50の長さが500m、伝播時間が5nsec/m 、クロック発生回路124の発振周波数が10MHz、バスブリッジ回路10及び20の通過時間即ちバスドライバ回路11の遅延時間、バス状態判定回路12の遅延時間、光電/電光変換回路の遅延時間の合計が500nsec とする。この場合、時間カウンタ回路122がカウントすべき時間は、往復の光ファイバ伝送遅延とバスブリッジ装置通過時間の合計であるので、500×5×2+500nsec=5.5μsecとなる。カウンタは6ビット即ち63までカウントでき、100nsecごとにカウントアップされるので、初期設定PRESET1232 を9としておけばRESET1215が論理0になってから5.5μsec後にカウンタキャリー信号CARRY1221 が論理1となる。光ファイバ50の長さが250mの場合には3.0μsecとなり、初期設定は34とすればよい。このように、光ファイバ50の長さに比例した値を設定できるようにすることで、異なる光ファイバ長であっても正しく転送が行われる。
【0038】
バスA30及びバスB40の長さ即ち電気伝送時間が光ファイバ50の長さ即ち光伝送時間に対して無視できないくらい長い場合は、時間設定装置123の設定に、電気伝送時間を加える必要がある。バスA30及びバスB40の長さがそれぞれ100m、伝播時間が5nsec/m 、光ファイバ50の長さが300m、伝播時間が5nsec/m 、クロック発生装置124の発振周波数が10MHz、バスブリッジ回路10及び20の通過時間即ちバスドライバ回路11の遅延時間、バス状態判定回路12の遅延時間、光電/電光変換回路の遅延時間の合計が500nsec とする。この場合、時間カウンタ回路122がカウントすべき時間は、往復の光ファイバ伝送遅延とバスブリッジ装置通過時間と、バスA又はバスBのいずれかの往復の伝送時間の合計であるので、300×5×2+500+100×5×2nsec=4.5μsec となり、初期設定は19とすればよい。このように、光ファイバの長さに比例した値に電気バスの長さに比例した値を加えて設定することで、電気バスの長さが長い場合であっても正しく転送が行われる。このように、本バスブリッジ回路によれば1ビットの転送時間を最小限に押さえることができ、情報処理システムの伝送時間を高速にすることができる。
【0039】
尚、本実施例ではメッセージに識別子を持ち、この識別子により優先度を決定する場合を例に説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、単にデータを転送する場合においても、同様にシステム全体の伝送時間を高速にすることができるものであり、適用範囲は広いものである。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、時間カウンタ回路を使ったバス状態判定回路によって相手側バスの状態を正しく判定できるので、1ビット転送時間以内にバスブリッジの両側でバスの状態を同じに保てる。
【0041】
このように本発明によれば、同時に複数のノードがドライブするようなバスでも、光ファイバを使って高速に情報を転送できる情報処理システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバスブリッジを使った情報処理システムを示した図。
【図2】バスブリッジ回路の内部構成を示した図。
【図3】バスドライバ回路の内部構成を示した図。
【図4】バスドライバ回路の動作を示した図。
【図5】バス状態判定回路の内部構成を示した図。
【図6】ドライブ条件判定回路の内部構成を示した図。
【図7】同期化回路の内部構成を示した図。
【図8】ドライブ信号発生回路の内部構成を示した図。
【図9】セット条件回路の動作を示した図。
【図10】時間カウンタ回路の動作を示した図。
【図11】時間カウンタ回路の動作を示したタイムチャート。
【図12】時間設定回路の内部構成を示した図。
【図13】光電/電光変換器の内部構成を示した図。
【図14】光電変換器O/E及び電光変換器E/Oの動作を示した図。
【図15】バス状態判定回路の状態遷移を示した図。
【図16】本バスブリッジ装置の動作を示したタイムチャート。
【図17】本バスブリッジ装置の動作を示したタイムチャート。
【符号の説明】
10,20…バスブリッジ回路、11…バスドライバ回路、12…バス状態判定回路、13…光電/電光変換器。

Claims (4)

  1. 電圧を伝送媒体とする第1のバスと、
    電圧を伝送媒体とする第2のバスと、
    上記第1のバス又は第2のバスに接続され、バスの状態を検出して送信の可否を判定し、メッセージの送受信を行う複数の計算機と、
    伝送媒体を光とする第3のバスで上記第1のバスと上記第2のバスとを接続するために、上記第1のバスと上記第3のバスの間に接続される第1のバスブリッジ回路と、
    上記第2のバスと上記第3のバスの間に接続される第2のバスブリッジ回路とを有する情報処理システムであって、
    上記第1,第2のバスブリッジ回路は、第3のバスから入力された信号が、自バスブリッジ回路から出力した信号か他バスブリッジ回路から出力された信号であるかを判定するバス状態判定回路を有し、
    他バスブリッジ回路から出力された信号であると判定された場合のみ自バスブリッジ回路に接続する第1又は第2のバスに第3のバスから入力された信号を出力することにより、所定時間以内に第1及び第2のバスの状態を同じにすることを特徴とする情報処理システム。
  2. 請求項1において、
    所定時間以内とは、第1,第2のバスで予め等しく決定された、1ビット転送時間以内であることを特徴とする情報処理システム。
  3. 請求項1又は2において、
    上記第1,第2のバスブリッジ回路が有するバス状態判定回路は、自バスブリッジ回路から信号を上記第3のバスに出力してから、上記第3のバスにおける信号の伝送遅延時間に比例した一定の時間内に上記第3のバスの状態が変化するか否かにより、自バスブリッジ回路から出力した信号か他バスブリッジ回路から出力された信号であるかを判定することを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項3において、
    上記バス状態判定回路は上記第3のバスにおける信号の伝送遅延時間に比例した一定の時間を設定する手段を備えたことを特徴とする情報処理装置。
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