JPH0972854A - X−y方式インサーキットテスタの基板外観検査装置 - Google Patents

X−y方式インサーキットテスタの基板外観検査装置

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JPH0972854A
JPH0972854A JP25467595A JP25467595A JPH0972854A JP H0972854 A JPH0972854 A JP H0972854A JP 25467595 A JP25467595 A JP 25467595A JP 25467595 A JP25467595 A JP 25467595A JP H0972854 A JPH0972854 A JP H0972854A
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JP
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Pending
Application number
JP25467595A
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English (en)
Inventor
Toshie Koizumi
敏衛 小泉
Toshihiko Kanai
敏彦 金井
Satoshi Uehara
聡 上原
Hiroyuki Takahashi
博之 高橋
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Hioki EE Corp
Original Assignee
Hioki EE Corp
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Publication date
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 検査箇所に装着された対象物が機能的に同一
な互換性を有する別の部品等である場合にも対応可能な
優れた検査能力を有するものにする。 【解決手段】 画像カメラで指定された検査箇所を写
し、画像データを作成する画像データ作成手段32と、
その画像データと1つの基準モデルとを比較し、正規化
相関をサーチして相関値を算出する相関値算出手段34
と、その相関値が設定値以上か判定し、相関値が設定値
以上の場合には指定された検査箇所を良と決定し、相関
値が設定値を下回る場合には他の基準モデルが存在する
時に相関値算出手段34に対し、新たに1つの基準モデ
ルを指定し、その検査箇所に関する全ての基準モデルに
ついていずれの相関値も設定値を下回ることが判明した
時に検査箇所を不良と決定する検査箇所チェック手段と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は実装基板の良否の判
定に使用する画像処理装置を備えたX−Y方式インサー
キットテスタの基板外観検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実装基板即ち多数の電子部品等を
半田付けしたプリント基板はインサーキットテスタを用
いて、その基板の必要な測定点に適宜コンタクトプロー
ブを接触させ、それ等の各部品の有無を電気的に検出
し、或いは各部の特性値を電気的に測定して基板の良否
の判定を行っている。特に、被検査基板を載せて固定す
る測定台上にX−Yユニットを設置したものは、そのX
軸方向に可動するアームの上にY軸方向に可動するZ軸
ユニットを備え、そのZ軸ユニットでコンタクトプロー
ブをZ軸方向に可動可能に支持しているので使用し易
く、そのX−Yユニットを制御すると、コンタクトプロ
ーブを基板の上方からX軸、Y軸、Z軸方向にそれぞれ
適宜移動して、予め設定した各測定点に順次接触でき
る。通常、基板を検査する際、各検査箇所毎に複数個の
測定点を同時に測定しなければならないので、X−Y方
式インサーキットテスタには複数組のX−Yユニットを
備え付ける。
【0003】このようなX−Y方式インサーキットテス
タを用いて基板の外観を検査する場合、画面処理装置を
備え、画像カメラを1組のX−YユニットのZ軸ユニッ
トに取り付け、その画像処理装置のRAMに図5に示す
ような動作を行なう基板外観検査処理プログラムを格納
して使用する。そして、基板の外観を検査する際に、先
ずP1で指定された検査箇所にある対象物の基準モデル
に当るテストデータを指定する。このテストデータは1
検査箇所当り1つ定まっている。次にP2へ行き、その
テストデータをハードディスクよりメモリにロードす
る。次にP3へ行き、画像カメラで検査箇所を写し、対
象物の画像データを作成する。次にP4へ行き、テスト
データと画像データとを比較し、正規化相関をサーチし
て相関値を算出する。次にP5へ行き、相関値が設定値
以上か判定する。YESの場合にはP6へ行き、検査箇
所を良と決定し、その後の処理に移る。又、NOの場合
にはP7へ行き、検査箇所を不良と決定して、その後の
処理に移る。このようにして、部品の有無、部品の位置
ずれ、コンデンサ等が反対に付いている場合等の部品の
極性判別、部品の違い等の検査を実施する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな外観検査方法では1つの検査箇所にある対象物に対
し、1つのテストデータしか持たないため問題がある。
例えば、対象物がテストデータを得た部品と機能的に同
一の互換性を有する部品であっても、メーカーや型等が
異なったりすると、OK処理されるべきものが、P5の
ステップでNOと判定されてしまうからである。
【0005】本発明はこのような従来の問題点に着目し
てなされたものであり、検査箇所に装着された対象物が
機能的に同一な互換性を有する別の部品等である場合に
も対応可能な優れた検査能力を有するX−Y方式インサ
ーキットテスタの基板外観検査装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段を、本発明の特徴を明示する図1を用いて説明す
る。このX−Y方式インサーキットテスタの基板外観検
査装置は画像カメラで被検査基板上の指定された検査箇
所を写し、その検査箇所の画像データを作成する画像デ
ータ作成手段32と、その画像データと指定された検査
箇所に関する指定された1つの基準モデルに当るテスト
データとを比較し、正規化相関をサーチして相関値を算
出する相関値算出手段34と、その相関値が設定値以上
か判定し、相関値が設定値以上の場合には指定された検
査箇所を良と決定し、相関値が設定値を下回る場合には
その検査箇所に関する正規化相関サーチ未実施の他の基
準モデルが存在する時に相関値算出手段34に対し、新
たに1つの基準モデルに当るテストデータを指定し、そ
の検査箇所に関する全ての基準モデルについていずれの
相関値も設定値を下回ることが判明した時に検査箇所を
不良と決定する検査箇所チェック手段36とを備えるこ
とを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態を説明する。図2は本発明を適用した画
像処理装置付きX−Y方式インサーキットテスタのハー
ド構成を示すブロック図である。図中、10はX−Y方
式インサーキットテスタ、12は画像処理装置である。
又、14はインサーキットテスタ10の操作部、16は
X−Y−Z制御部、18は測定部、20はコントローラ
である。又、22は画像処理装置12の画像カメラであ
る。この操作部14にはキーボード、表示装置、プリン
タ、フロッピーディスクドライバ等の入出力機器を備え
る。そして、X−Y−Z制御部16により例えば3組の
X−Yユニット(図示なし)にそれぞれ備えたサーボモ
ータ等を駆動し、それ等のX−Yユニットを制御して、
1組のX−YユニットのZ軸ユニットに備えたCCDカ
メラ等の画像カメラ22とコンタクトプローブ24a、
他の各組のX−YユニットのZ軸ユニットに備えたコン
タクトプローブ24b、24cを測定台上でX軸、Y
軸、Z軸方向にそれぞれ適宜移動する。又、測定部18
は抵抗測定回路等を有し、適宜の直流定電圧等を各X−
YユニットのZ軸ユニットに備えたコンタクトプローブ
24に与え、それ等のプローブ24が接触する電子部品
のリードやパターン等に流れる電流等を検出し、抵抗値
等の測定を行なう。
【0008】コントローラ20は本体側に備える例えば
マイクロコンピュータであり、操作部14、X−Y−Z
制御部16、測定部18等と共に、画像処理装置12を
もそれぞれ制御する。このマイクロコンピュータはCP
U(中央処理装置)、ROM(読み出し専用メモリ)、
RAM(読み出し書き込み可能メモリ)、入出力ポー
ト、バスライン等から構成されている。なお、画像処理
装置12にもマイクロコンピュータ、CRTモニタ、フ
ロッピーディスクドライバ等が備えられている。
【0009】次に、このような画像処理装置付きX−Y
方式インサーキットテスタによる基板の外観検査時にお
ける動作を説明する。図3は画像処理装置12に備えた
マイクロコンピュータのRAM或いはROM中に格納す
る基板外観検査処理プログラムによる動作を示すP10
〜P18のステップからなるフローチャートである。基
板の検査時、基板の各検査箇所に対し、設定順に従って
検査を実施する。その際、各外観検査箇所については、
先ずP10でX−Yユニットを制御して画像カメラ22
を移動し、指定された1つの検査箇所にある対象物を写
し、その対象物の輪郭形状と輝度に関する画像データを
作成する。次にP11へ行き、指定された検査箇所の1
つの基準モデルに当るテストデータを指定する。このよ
うなテストデータは対象物に機能的に同一の互換性を有
する部品等がある場合、メーカーや型等の違いに対応さ
せて複数作成し、前以てハードディスク中に格納してお
く。なお、メーカーが異なると、対象物となる部品の形
状が同一でも、通常メーカー名が部品に白く書かれる等
しているため輝度が異なる。次にP12へ行き、その指
定されたテストデータをハードディスクよりRAMにロ
ードする。そして、P13へ行く。
【0010】P13ではそのテストデータの画面表示に
よるパターンとの類似度最大の画像の位置を正規化相関
により捜す。その際、図4に示すような画像カメラ22
の受光面と対応するモニター画面26が検査の対象領域
となるので、その画面26上で基準モデルたる例えば長
方形パターン28を左から右に移動し、右端まで達した
ら下げて左端に戻し、画面26上でくまなく左から右に
ラスタ走査を行ないながら画像の位置30を捜して行
く。そして、fをサーチ画像任意の位置の輝度値、gを
パターン画像任意の位置の輝度値、Fをサーチ画像の平
均輝度値、Gをパターン画像の平均輝度値とすると、正
規化相関値ρは数1の式より算出できる。そこで、出力
される相関値Sをρ>0のとき数2、ρ<0のときS=
0の各式より求めて、その出力相関値Sを0〜1000
までの値にする。なお、S=0のときは全く相関がな
く、S=1000のときに最大の相関がある。
【数1】
【数2】
【0011】次にP14へ行く。P14では出力相関値
Sが設定した下限値例えば500以上か判定する。NO
の場合、相関値が設定値を下回ることになり、指定され
た検査箇所に基準モデルに対応する対象物が装着されて
いないことになる。そこで、更に指定された検査箇所に
機能的に同一の対象物である別の部品等が装着されてい
ないか判定するため、P15へ行く。P15では直前に
指定されたテストデータの中に他の基準モデルに当るテ
ストデータへのポインタがあるか判定する。YESの場
合、指定された検査箇所に関する正規化相関サーチ未実
施の他の基準モデルが存在するので、P16へ行く。そ
して、P16で新たに1つの基準モデルに当るテストデ
ータを指定する。
【0012】このようにして、P14で相関値が設定値
以上あると、YESと判定され、P17へ行く。P17
では指定された検査箇所を良と決定し、そのOK表示を
行なう等の処理を実施する。P15でNOの場合、即ち
指定された検査箇所に関する全ての基準モデルについて
いずれの相関値も設定値を下回ることが判明した時に、
P18へ行く。P18では指定された検査箇所を不良と
決定し、そのNG表示を行なう等の処理を実施する。
【0013】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、1つの検
査箇所にある対象物に関し、基準モデルを複数定めて外
観検査を実施するため、検査箇所に装着された対象物が
機能的に同一な互換性を有する別の部品等であっても対
応可能となり、検査能力が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるX−Y方式インサーキットテスタ
の基板外観検査装置の要部構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明を適用した画像処理装置付きX−Y方式
インサーキットテスタのハード構成を示すブロック図で
ある。
【図3】同画像処理装置のマイクロコンピュータに備え
たメモリに格納する基板外観検査処理プログラムによる
動作を示すフローチャートである。
【図4】同画像処理装置のモニター画面における基準モ
デルによる画像位置の捜査過程を示す図である。
【図5】従来のX−Y方式インサーキットテスタに備え
る画像処理装置のマイクロコンピュータに備えたメモリ
に格納する基板外観検査処理プログラムによる動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
10…X−Y方式インサーキットテスタ 12…画像処
理装置 14…操作部 16…X−Y−Z制御部 18…測定部 20…コント
ローラ 22…画像カメラ 24…コンタクトプローブ
26…モニター画面 28…基準モデル 30…画像
の位置 32…画像データ作成手段 34…相関値算出
手段 36…検査箇所チェック手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 博之 長野県上田市大字小泉字桜町81番地 日置 電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査基板を載せて固定する測定台上
    に、画像カメラをZ軸方向に可動可能に支持して、X軸
    方向、Y軸方向に可動するZ軸ユニットを備えたX−Y
    ユニットを設置し、画像処理装置を備えてなるX−Y方
    式インサーキットテスタの基板外観検査装置において、
    上記画像カメラで被検査基板上の指定された検査箇所を
    写し、その検査箇所の画像データを作成する画像データ
    作成手段と、その画像データと指定された検査箇所に関
    する指定された1つの基準モデルに当るテストデータと
    を比較し、正規化相関をサーチして相関値を算出する相
    関値算出手段と、その相関値が設定値以上か判定し、相
    関値が設定値以上の場合には指定された検査箇所を良と
    決定し、相関値が設定値を下回る場合にはその検査箇所
    に関する正規化相関サーチ未実施の他の基準モデルが存
    在する時に相関値算出手段に対し、新たに1つの基準モ
    デルに当るテストデータを指定し、その検査箇所に関す
    る全ての基準モデルについていずれの相関値も設定値を
    下回ることが判明した時に検査箇所を不良と決定する検
    査箇所チェック手段とを備えることを特徴とするX−Y
    方式インサーキットテスタの基板外観検査装置。
JP25467595A 1995-09-05 1995-09-05 X−y方式インサーキットテスタの基板外観検査装置 Pending JPH0972854A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006145486A (ja) * 2004-11-24 2006-06-08 Nagoya Electric Works Co Ltd 電子部品の実装検査装置、実装検査方法および実装検査プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006145486A (ja) * 2004-11-24 2006-06-08 Nagoya Electric Works Co Ltd 電子部品の実装検査装置、実装検査方法および実装検査プログラム
JP4484673B2 (ja) * 2004-11-24 2010-06-16 名古屋電機工業株式会社 電子部品の実装検査装置、実装検査方法および実装検査プログラム

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