JPH0972547A - 調理装置 - Google Patents

調理装置

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JPH0972547A
JPH0972547A JP23111195A JP23111195A JPH0972547A JP H0972547 A JPH0972547 A JP H0972547A JP 23111195 A JP23111195 A JP 23111195A JP 23111195 A JP23111195 A JP 23111195A JP H0972547 A JPH0972547 A JP H0972547A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の調理残時間に対応した数字を、切り替
えスイッチを別途に設ける事無く一つの表示器を共用し
て表示させる事ができる調理装置の提供。 【解決手段】 点・消火ボタン14又は点・消火ボタン
36を操作すると、制御ユニットは、時間経過に対応し
て、コンロ消火時間又はグリルタイマを初期値から減ら
していくとともに、先に操作した点・消火ボタンに対応
した数字(コンロ消火時間又はグリルタイマ)をLED
4に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調理残時間をデジ
タル表示する表示器を有する調理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、魚を加熱するグリルバーナ
と、調理容器を加熱するコンロバーナと、グリル消火タ
イマをデジタル表示する二桁のLEDと、時間経過とと
もに初期値{例えば8分(増減可)}からグリル消火タ
イマの残時間を減らしていき、残時間がゼロになるとグ
リルバーナの消火を指示する制御手段と、調理中にグリ
ル消火タイマを増減する為の(+) 、(-) スイッチとを有
するテーブルコンロが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このテーブルコンロで
は、グリル消火タイマの初期値は、標準的な魚を両面焼
きするのに適した値に設定してあるが、魚の状態(大き
さ、種類、数等)によって調理残時間を増減する必要が
あるので、(+) 、(-) スイッチにより、グリル調理開始
時やグリル調理中に残時間を増減できる様になってい
る。
【0004】しかし、LEDはグリル消火タイマの表示
専用であるので、コンロ消火タイマ(コンロを連続使用
すると自動消火する)の表示を行えず、使用者はコンロ
消火タイマの残時間を確認できなかった。又、コンロ消
火タイマの表示が成されないのでコンロ消火タイマの残
時間の増減はできない構造にしていた。
【0005】尚、LEDを二つ以上にして、各タイマを
表示できる様にすると、消費電流が多くなるとともに、
部品代が嵩む。又、各タイマの表示を切り替える為の切
り替えスイッチを配設すると、操作が複雑になり、部品
代が嵩み、パネル面が繁雑になる。
【0006】本発明の目的は、調理残時間に対応した数
字を、切り替えスイッチを別途に設ける事無く一つの表
示器を共用して表示する事ができる調理装置の提供にあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為、
本発明は、以下の構成を採用した。 (1)被調理物や調理容器を加熱する複数の加熱手段
と、各加熱手段の加熱開始及び加熱停止を指示する複数
の操作スイッチと、調理残時間に対応した数字の表示を
行う一つの表示器と、時間経過に対応して、前記調理残
時間を初期値から減らしていき、前記調理残時間がゼロ
になると前記加熱手段の作動を自動停止させる制御手段
とを有する調理装置であって、前記制御手段が前記表示
器に表示させる数字は、操作を行った操作スイッチによ
り加熱開始する加熱手段の調理残時間に対応した数字で
ある。
【0008】(2)上記(1) の構成を有し、二つ以上の
操作スイッチが各加熱手段の加熱開始を指示した場合に
は、前記制御手段は、後から操作を行った操作スイッチ
の調理残時間に対応した数字の前記表示器への表示を禁
止する。
【0009】(3)上記(1) の構成を有し、二つ以上の
操作スイッチが各加熱手段の加熱開始を指示した場合に
は、前記制御手段は、後から操作を行った操作スイッチ
の調理残時間に対応した数字を前記表示器に表示する。
【0010】(4)上記(1) の構成を有し、二つ以上の
操作スイッチが各加熱手段の加熱開始を指示した場合に
は、前記制御手段は、先にゼロになる方の調理残時間に
対応した数字を前記表示器に表示する。
【0011】(5)上記(1) の構成を有し、二つ以上の
操作スイッチが各加熱手段の加熱開始を指示した場合に
は、前記制御手段は、各調理残時間に対応した数字を交
互に前記表示器に表示する。
【0012】(6)上記(1) 乃至(5) の何れかの構成を
有し、前記表示器に表示される数字がどの加熱手段のも
のかを表示する補助表示部を設けた。
【0013】(7)上記(1) 乃至(6) の何れかの構成を
有し、前記調理残時間を増減する為の一組の増減スイッ
チを設け、前記増減スイッチを操作すると、制御手段
は、前記表示器に表示されている数字に対応した調理残
時間を増減する。
【0014】
【作用および発明の効果】
〔請求項1について〕使用者が操作スイッチを操作して
加熱手段の加熱開始を指示すると、制御手段は時間経過
に対応して、加熱開始した加熱手段の調理残時間を初期
値から減らしていくとともに、一つの表示器にその調理
残時間に対応した数字を表示する。尚、制御手段が表示
器に表示させる数字は、操作を行った操作スイッチによ
り加熱開始する加熱手段の調理残時間に対応した数字で
ある。この為、調理残時間に対応した数字を、表示切り
替えスイッチを別途に設ける事無く一つの表示器を共用
して表示する事ができる。
【0015】〔請求項2について〕使用者が操作スイッ
チを操作して加熱手段の加熱開始を指示すると、制御手
段は時間経過に対応して、加熱開始した加熱手段の調理
残時間を初期値から減らしていくとともに、一つの表示
器にその調理残時間に対応した数字を表示する。この状
態で、使用者が別の操作スイッチを操作して別の加熱手
段の加熱開始を指示すると、制御手段は、後から操作を
行った操作スイッチの調理残時間に対応した数字の表示
器への表示を禁止し、先に操作を行った操作スイッチに
対応する調理残時間に対応した数字の表示を継続すると
ともに、後から操作した操作スイッチに対応する調理残
時間を時間経過に対応して初期値から減らしていく。
【0016】この為、調理残時間に対応した数字を、表
示切り替えスイッチを別途に設ける事無く一つの表示器
を共用して表示する事ができる。
【0017】〔請求項3について〕使用者が操作スイッ
チを操作して加熱手段の加熱開始を指示すると、制御手
段は時間経過に対応して、加熱開始した加熱手段の調理
残時間を初期値から減らしていくとともに、一つの表示
器にその調理残時間に対応した数字を表示する。この状
態で、使用者が別の操作スイッチを操作して別の加熱手
段の加熱開始を指示すると、制御手段は、後から操作を
行った操作スイッチに対応する調理残時間を初期値から
減らしていくとともに、この調理残時間に対応した数字
を表示器に表示する。
【0018】この為、調理残時間に対応した数字を、表
示切り替えスイッチを別途に設ける事無く一つの表示器
を共用して表示する事ができる。
【0019】〔請求項4について〕使用者が操作スイッ
チを操作して加熱手段の加熱開始を指示すると、制御手
段は時間経過に対応して、加熱開始した加熱手段の調理
残時間を初期値から減らしていくとともに、一つの表示
器にその調理残時間に対応した数字を表示する。この状
態で、使用者が別の操作スイッチを操作して別の加熱手
段の加熱開始を指示すると、制御手段は、後から操作を
行った操作スイッチに対応する調理残時間を初期値から
減らしていくとともに、先にゼロになる方の調理残時間
に対応した数字を表示器に表示する。
【0020】この為、調理残時間に対応した数字を、表
示切り替えスイッチを別途に設ける事無く一つの表示器
を共用して表示する事ができる。尚、複数の操作スイッ
チが操作された場合には、表示器に表示されるのは先に
ゼロになる方の調理残時間に対応した数字である事が決
められているので、突然、加熱手段が加熱を停止すると
いう状態が起こらず、使い勝手に優れる。
【0021】〔請求項5について〕使用者が操作スイッ
チを操作して加熱手段の加熱開始を指示すると、制御手
段は、時間経過に対応して調理残時間を初期値から減ら
していくとともに、一つの表示器に調理残時間に対応し
た数字を表示する。この状態で、使用者が別の操作スイ
ッチを操作して別の加熱手段の加熱開始を指示すると、
制御手段は、後から操作を行った操作スイッチに対応す
る調理残時間を初期値から減らしていくとともに、各調
理残時間に対応した数字を交互に表示器に表示する。
【0022】この為、調理残時間に対応した数字を、表
示切り替えスイッチを別途に設ける事無く一つの表示器
を共用して表示する事ができる。尚、複数の操作スイッ
チが操作された場合には、各調理残時間に対応した数字
が順に表示器に表示されるので、使用者は各調理残時間
を確認する事ができ、使い勝手が良い。
【0023】〔請求項6について〕表示器に表示される
数字がどの加熱手段の調理残時間かを表示する補助表示
部を設けたので、複数の操作スイッチが操作された場
合、表示器に表示されているのはどの加熱手段に対応し
た数字であるのか使用者は容易に知る事ができ、使い勝
手が良い。
【0024】〔請求項7について〕調理残時間を増減す
る為の一組の増減スイッチを操作すると、表示器に表示
されている数字に対応した調理残時間を増減する構成で
あるので、使用者は、LEDの数字を見る事によって、
どの加熱手段の調理残時間がどの程度、増減されたのか
容易に判り、使い勝手が良い。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施例(請求項1、
2、7に対応)を図1〜図6に基づいて説明する。図に
示す様にガステーブルAは、ガスこんろ1、2と、グリ
ル3と、グリルタイマ時間等を表示するLED4と、調
理終了時等に鳴動する圧電ブザー5と、LED4や圧電
ブザー5等を制御する制御ユニット6と、乾電池7と、
タクトスイッチ81、82とを有する。
【0026】ガスこんろ1は、Hバーナ(4100kc
al)11を有し、Hバーナ11には、ガス量調節弁
(図示せず)、及びセーフティバルブ12を配設したガ
ス供給管10によりガスが供給され、点火電極16の火
花放電により点火されて燃焼する。尚、ガスこんろ1
は、調理容器nの底を弾圧するサーミスタ17を配設し
ている。
【0027】ガス量調節弁は、正面上部に設けられたレ
バー13の位置により弁開度が変化し、Hバーナ11へ
供給するガス量を増減する。セーフティバルブ12は、
点・消火ボタン14が図3の位置まで押圧されると開
弁を開始する。尚、セーフティバルブ12は、サーモカ
ップル15の起電力が着火検知レベル(2.8mV)以
上である場合には、点・消火ボタン14の押圧を解いて
図3の位置まで戻っても開弁維持する。
【0028】ガスこんろ2は、Mバーナ(2300kc
al)21を有し、Mバーナ21には、ガス量調節弁
(図示せず)、及びセーフティバルブ22を配設したガ
ス供給管20によりガスが供給され、点火電極26の火
花放電により点火されて燃焼する。
【0029】ガス量調節弁は、正面上部に設けられたレ
バー23の位置により弁開度が変化し、Mバーナ21へ
供給するガス量を増減する。セーフティバルブ22は、
点・消火ボタン24が図3の位置まで押圧されると開
弁を開始する。尚、セーフティバルブ22は、サーモカ
ップル25の起電力が開弁維持レベル以上である場合に
は、点・消火ボタン24の押圧を解いて図3の位置ま
で戻っても開弁維持する。
【0030】グリル3は、魚fを両面焼するグリルバー
ナ31、32(各1950kcal)を有し、グリルバ
ーナ31、32には、ガス量調節弁(図示せず)、及び
セーフティバルブ33を配設したガス供給管30により
ガスが供給され、点火電極38の火花放電により点火さ
れて燃焼する。
【0031】ガス量調節弁は、正面上部に設けられたレ
バー34、35の位置により弁開度が変化し、グリルバ
ーナ31、32へ供給するガス量を増減する。セーフテ
ィバルブ33は、点・消火ボタン36が図3の位置ま
で押圧されると開弁を開始する。尚、セーフティバルブ
33は、サーモカップル37の起電力が着火検知レベル
(2.5mV)以上である場合には、点・消火ボタン3
6の押圧を解いて図3の位置まで戻っても開弁維持す
る。
【0032】制御ユニット6のCPU61及びLED駆
動回路62により発光が制御されるLED4は、最大消
費電流が約70mAの七セグメント発光ダイオード(二
連)であり、グリルタイマの残時間等を発光表示する。
【0033】具体的には、サーモカップル37により着
火検知が成されると、初期値である“8”を点灯状態に
して以下に示す様に、コロン“.”を1秒周期(0.5
秒点灯- 0.5秒消灯)で点滅させながら、数字表示を
減らしていく。尚、グリルタイマのカウントダウンは、
着火検知が成された時点から開始する。 8.→7.→6.→5.→4.…… 更に、グリルタイマの終了30秒前になったら、以下に
示す様に、コロンを消灯するとともに、表示を“1.”
から“30”に変更し、1秒経過毎に数字表示を減らし
ていく。 2.→1.→30→29→28→27→26……→1→
0 又、コンロ消火タイマの残時間の表示は、“30”を点
灯状態にして以下に示す様に、コロン“.”を1秒周期
(0.5秒点灯- 0.5秒消灯)で点滅させながら、数
字表示を減らしていく。 30.→29.→28.→27……→4.→3.→2.
→1.→0
【0034】制御ユニット6のCPU61及びブザー駆
動回路63により鳴動が制御される圧電ブザー5は、鳴
動時の消費電流が約40mAであり、点・消火ボタン1
4、24、36の押圧時(100mS鳴動)やグリルタ
イマの終了時(60S毎に1.5S鳴動)等に鳴動す
る。
【0035】制御ユニット6は、図4に示す様に、CP
U61、LED駆動回路62、ブザー駆動回路63、電
池電圧監視回路64等を有し、マイクロスイッチ61
1、612、サーミスタ17、グリルタイマ時間増減用
のタクトスイッチ81、82、サーモカップル15、3
7からの信号に基づいて、セーフティバルブ12、3
3、圧電ブザー5、電池交換報知ランプ65、及びLE
D4を制御する。
【0036】点・消火ボタン14、24、36は、消火
状態では図3の位置にあり、位置より奥に押圧する
と、イグナイタ作動用のマイクロスイッチ651、65
2、653がオン状態になり、イグナイタ66が作動
し、点火電極16、26、38、39に高電圧が印加さ
れる。尚、点・消火ボタン14、36を図3の位置よ
り奥に押圧すると、制御ユニット6に電池電力を供給す
る為のマイクロスイッチ611、612がオン状態にな
る。
【0037】尚、点・消火ボタン14、24、36を奥
まで押し込み(図3の位置)、手を離すと位置で停
止する。そして、消火する場合は、再度、奥まで押し込
んで手を離すと、消火位置(位置)に戻る。尚、この
様な動作は、従来周知のハートカム機構による。
【0038】乾電池7は、単一型のマンガン電池を2個
直列接続したものであり、LED4、圧電ブザー5、制
御ユニット6を作動させる為の電力を蓄えている。
【0039】タクトスイッチ81、82は、常開形の押
しボタンスイッチであり、CPU61は以下の仕様で、
押圧操作を処理する。 〔タクトスイッチ81(プラスキー)〕グリルタイマ表
示時には、1回押す毎に、グリルタイマを1分加算(最
大15分)する。秒表示中の押圧は、グリルタイマを1
分に設定する。コンロ消火タイマ表示時には、1回押す
毎に、コンロ消火タイマを1分加算(最大60分)す
る。
【0040】〔タクトスイッチ82(マイナスキー)〕
グリルタイマ表示時には、1回押す毎に、グリルタイマ
を1分減算(最小1分)する。コンロ消火タイマ表示時
には、1回押す毎に、コンロ消火タイマを1分減算(最
小1分)する。尚、グリルタイマやコンロタイマが1分
以下になった場合の押圧操作は無視される。
【0041】つぎに、本実施例のガステーブルAの作動
を、図5(グリル側の制御)、及び図6(コンロ側の制
御)に示すフローチャートに基づいて説明する。 〔グリル側の制御〕ステップs1で、CPU61は点・
消火ボタン36が点火側に操作されたか否かをマイクロ
スイッチ611の接点状態に基づいて判別し、点火側に
操作されている場合(YES)はステップs2に進む。
【0042】ステップs2で、グリルバーナ31、32
の点火動作が行われる。具体的には、セーフティバルブ
33が強制開弁し、マイクロスイッチ651がオンとな
り、イグナイタ66が作動して点火電極38、39に高
電圧が印加され、グリルバーナ31、32が点火する。
【0043】ステップs3で、CPU61はグリルバー
ナ31、32の着火を検知し(サーモカップル37の出
力により検知)、着火を検知した場合(YES)にはス
テップs4に進む。
【0044】ステップs4で、CPU61がグリルタイ
マをスタート(初期値は8分)させ、ステップs5に進
む。ステップs5で、点・消火ボタン36が点・消火ボ
タン14より先に操作されたか否かCPU61が判別
し、先に操作されている場合又は点・消火スイッチ36
のみ操作されている場合(YES)はステップs6に進
み、後から操作されている場合(NO)はステップs9
に進む。
【0045】ステップs6で、CPU61はLED4に
グリルタイマを、分単位又は秒単位で発光表示し、ステ
ップs7に進む。ステップs7で、CPU61はタクト
スイッチ81、82が押圧操作されたか否か判別し、押
圧操作された場合(YES)はステップs8に進み、押
圧操作されていない場合(NO)はステップs9に進
む。
【0046】ステップs8で、CPU61は、タクトス
イッチ81、82の押圧操作に基づいてグリルタイマを
1分〜15分の間で増減し、ステップs9に進む。ステ
ップs9で、CPU61はグリルタイマがゼロであるか
否か判別し、ゼロでない場合(NO)はステップs5に
戻り、ゼロの場合(YES)はステップs10に進む。
【0047】ステップs10で、CPU61はセーフテ
ィバルブ33の開弁維持を停止してグリルバーナ31、
32を消火させる。
【0048】〔コンロ側の制御〕ステップS1で、CP
U61は点・消火ボタン14が点火側に操作されたか否
かマイクロスイッチ612の接点状態に基づいて判別
し、点火側に操作されている場合(YES)はステップ
S2に進む。ステップS2で、Hバーナ11の点火動作
が行われる。具体的には、セーフティバルブ12が強制
開弁し、マイクロスイッチ653がオンとなり、イグナ
イタ66が作動して点火電極16に高電圧が印加され、
Hバーナ11が点火する。
【0049】ステップS3で、CPU61がコンロタイ
マをスタート(初期値は例えば30分)させ、ステップ
S4に進む。ステップS4で、点・消火ボタン14が点
・消火ボタン36より先に操作されたか否かCPU61
が判別し、先に操作されている場合又は点・消火ボタン
14のみ操作されている場合(YES)はステップS5
に進み、後から操作されている場合(NO)はステップ
S8に進む。
【0050】ステップS5で、CPU61はLED4に
コンロタイマを分単位で発光表示し、ステップS6に進
む。ステップS6で、CPU61はタクトスイッチ8
1、82が押圧操作されたか否か判別し、押圧操作され
た場合(YES)はステップS7に進み、押圧操作され
ていない場合(NO)はステップS8に進む。
【0051】ステップS8で、CPU61はコンロタイ
マがゼロであるか否か判別し、ゼロでない場合(NO)
はステップS4に戻り、ゼロの場合(YES)はステッ
プS9に進む。ステップS9で、CPU61はセーフテ
ィバルブ12の開弁維持を停止してHバーナ11を消火
させる。
【0052】つぎに、本実施例の利点を以下に示す。 〔ア〕テーブルコンロAは、使用者が、点・消火ボタン
14又は点・消火ボタン36を操作すると、制御ユニッ
ト6は、時間経過に対応して、コンロタイマ又はグリル
タイマを初期値から減らしていくとともに、LED4に
コンロタイマ又はグリルタイマに対応した数字を表示す
る構成である。
【0053】この為、コンロタイマ又はグリルタイマに
対応した数字を、表示切り替えスイッチを別途に設ける
事無く一組のLED4を共用して表示する事ができる。
これにより、消費電流が抑えられ部品代が節約でき(L
ED4が一組である為)、操作が簡単であり操作部40
の配置を単純にできる(切り替えスイッチが不要である
為)。
【0054】〔イ〕点・消火ボタン14及び点・消火ボ
タン36を共に操作した場合は、LED4に表示される
のは先に操作を行ったボタンに対応したコンロタイマ又
はグリルタイマの数字である事が決められているので、
同時使用でも使用者が混乱しない。
【0055】〔ウ〕タクトスイッチ81、82を調理中
(調理開始時も含む)に操作すると、LED4に表示さ
れている数字に対応したコンロタイマ又はグリルタイマ
を増減する構成であるので、使用者は、LED4の数字
の増減状態を見る事によって、コンロ1又はグリル3の
コンロタイマ又はグリルタイマがどの程度、増減された
のか容易に判り、使い勝手が良い。
【0056】尚、上記実施例では、コンロ1とグリル3
の二つのタイマを示したが、コンロ2にもタイマを備え
る様にしても良い。又、LED4に表示される数字がど
のタイマに対応するものかが識別できる表示を設けても
良い。
【0057】つぎに、本発明の第2実施例(請求項1、
3、6、7に対応)を、図2、図3、図4、図7、図
8、図9に基づいて説明する。図に示す様にガステーブ
ルBは、以下の点がガステーブルAと異なる。
【0058】ガステーブルBでは、点・消火ボタン1
4、36が両方操作された場合には、後から操作を行っ
た点・消火ボタンに対応した数字(コンロ消火時間又は
グリルタイマ)をLED4に表示する構成である。又、
LED4にグリル3のグリルタイマに対応する数字が表
示されている場合に点灯する魚マーク41(不透明板に
魚マーク41がくり抜きされ、その奥方からLED4に
より照明)が表示部40に設けられている(図7の外観
図、図8及び図9のフローチャート参照)。
【0059】本実施例のガステーブルBは、上記
〔ア〕、〔ウ〕に準じた利点以外に、以下の利点を有す
る。 〔エ〕点・消火ボタン14及び点・消火ボタン36を共
に操作した場合にLED4に表示されるのは、後から操
作を行ったボタンに対応したコンロタイマ又はグリルタ
イマの数字である事が決められているので使用者が混乱
しない。
【0060】〔オ〕LED4に表示される数字(後から
操作されたものに対応する数字)が、グリルタイマのも
のであるか否かを報知する魚マーク41を設けたので、
点・消火ボタン14及び点・消火ボタン36を共に操作
した場合において、LED4に表示されているのはグリ
ル3のグリルタイマに対応した数字であるか、ガスコン
ロ1のコンロ消火時間に対応した数字であるかを使用者
が容易に知る事ができ、使い勝手が良い。
【0061】つぎに、本発明の第3実施例(請求項1、
4、6、7に対応)を、図2、図3、図4、図7、図1
0、図11に基づいて説明する。図に示す様にガステー
ブルCは、以下の点がガステーブルAと異なる。
【0062】ガステーブルCでは、点・消火ボタン1
4、36が両方操作された場合にLED4に表示される
のは、先にゼロになる方のコンロタイマ又はグリルタイ
マに対応した数字である。又、LED4にグリル3のグ
リルタイマに対応する数字が表示されている場合に点灯
する魚マーク41(裏面のLEDにより照明)が表示部
40に設けられている(図7の外観図、図10及び図1
1のフローチャート参照)。尚、先にゼロになる方のタ
イマが終了した場合、作動しているタイマが残り一つの
場合は他方のタイマの表示に自動的に切り替わり、作動
しているタイマが残り二つの時は、つぎにゼロになる方
のタイマ表示に自動的に切り替わる。
【0063】本実施例のガステーブルCは、上記
〔ア〕、〔ウ〕、〔オ〕に準じた利点以外に、以下の利
点を有する。 〔カ〕点・消火ボタン14及び点・消火ボタン36を共
に操作した場合にLED4に表示されるのは、先にゼロ
になる方のコンロタイマ又はグリルタイマに対応した数
字であるので、突然、バーナが燃焼停止するという状態
が起こらず、使い勝手に優れる。
【0064】つぎに、本発明の第4実施例(請求項1、
5、6、7に対応)を、図2、図3、図4、図7、図1
2、図13に基づいて説明する。図に示す様にガステー
ブルDは、以下の点がガステーブルAと異なる。
【0065】ガステーブルDでは、点・消火ボタン1
4、36が両方操作された場合、LED4には、コンロ
タイマ及びグリルタイマに対応した数字が交互に表示さ
れる構成である。又、LED4にグリル3のグリルタイ
マに対応する数字が表示されている間、点灯する魚マー
ク41(裏面のLEDにより照明)が表示部40に設け
られている(図7の外観図、図12及び図13のフロー
チャート参照)。
【0066】尚、グリルタイマに対応した数字が表示さ
れている間、魚マーク41を点灯する様にしたが、魚マ
ーク41を設ける事無く、グリルタイマに対応した数
字、或いはコンロ消火時間に対応する数字の一方を点灯
表示し、他方を点滅表示する様にしても良い。
【0067】本実施例のガステーブルDは、上記
〔ア〕、〔ウ〕、〔オ〕に準じた利点以外に、以下の利
点を有する。 〔キ〕点・消火ボタン14及び点・消火ボタン36を共
に操作した場合にLED4に表示されるのは、コンロタ
イマ、グリルタイマに対応した数字が交互にLED4に
表示されるので、使用者はコンロ消火時間及びグリルタ
イマを確認する事ができ、使い勝手が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るガステーブルの正面
図である。
【図2】本発明の第1〜第4実施例に係るガステーブル
の説明図である。
【図3】本発明の第1〜第4実施例に係るガステーブル
の点・消火スイッチの説明図である。
【図4】本発明の第1〜第4実施例に係るガステーブル
のブロック図である。
【図5】本発明の第1実施例に係るガステーブルの作動
(グリル側)を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1実施例に係るガステーブルの作動
(コンロ側)を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2〜第4実施例に係るガステーブル
の正面図である。
【図8】本発明の第2実施例に係るガステーブルの作動
(グリル側)を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第2実施例に係るガステーブルの作動
(コンロ側)を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第3実施例に係るガステーブルの作
動(グリル側)を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第3実施例に係るガステーブルの作
動(コンロ側)を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第4実施例に係るガステーブルの作
動(グリル側)を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第4実施例に係るガステーブルの作
動(コンロ側)を示すフローチャートである。
【符号の説明】
4 LED(表示器) 6 制御ユニット(制御手段) 11 Hバーナ(加熱手段) 41 魚マーク(補助表示部) 81、82 タクトスイッチ(増減スイッチ) 31、32 グリルバーナ(加熱手段) 611、612 マイクロスイッチ(操作スイッチ) A、B、C、D ガステーブル(調理装置) n 調理容器 f 魚(被調理物)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被調理物や調理容器を加熱する複数の加
    熱手段と、 各加熱手段の加熱開始及び加熱停止を指示する複数の操
    作スイッチと、 調理残時間に対応した数字の表示を行う一つの表示器
    と、 時間経過に対応して、前記調理残時間を初期値から減ら
    していき、前記調理残時間がゼロになると前記加熱手段
    の作動を自動停止させる制御手段とを有する調理装置で
    あって、 前記制御手段が前記表示器に表示させる数字は、操作を
    行った操作スイッチにより加熱開始する加熱手段の調理
    残時間に対応した数字である事を特徴とする調理装置。
  2. 【請求項2】 二つ以上の操作スイッチが各加熱手段の
    加熱開始を指示した場合には、前記制御手段は、後から
    操作を行った操作スイッチの調理残時間に対応した数字
    の前記表示器への表示を禁止する請求項1記載の調理装
    置。
  3. 【請求項3】 二つ以上の操作スイッチが各加熱手段の
    加熱開始を指示した場合には、前記制御手段は、後から
    操作を行った操作スイッチの調理残時間に対応した数字
    を前記表示器に表示する請求項1記載の調理装置。
  4. 【請求項4】 二つ以上の操作スイッチが各加熱手段の
    加熱開始を指示した場合には、前記制御手段は、先にゼ
    ロになる方の調理残時間に対応した数字を前記表示器に
    表示する請求項1記載の調理装置。
  5. 【請求項5】 二つ以上の操作スイッチが各加熱手段の
    加熱開始を指示した場合には、前記制御手段は、各調理
    残時間に対応した数字を交互に前記表示器に表示する請
    求項1記載の調理装置。
  6. 【請求項6】 前記表示器に表示される数字がどの加熱
    手段のものかを表示する補助表示部を設けた請求項1乃
    至請求項5の何れかに記載の調理装置。
  7. 【請求項7】 前記調理残時間を増減する為の一組の増
    減スイッチを設け、 前記増減スイッチを操作すると、制御手段は、前記表示
    器に表示されている数字に対応した調理残時間を増減す
    る請求項1乃至請求項6の何れかに記載の調理装置。
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