JPH097184A - 光学的情報記録再生装置 - Google Patents

光学的情報記録再生装置

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JPH097184A
JPH097184A JP7153299A JP15329995A JPH097184A JP H097184 A JPH097184 A JP H097184A JP 7153299 A JP7153299 A JP 7153299A JP 15329995 A JP15329995 A JP 15329995A JP H097184 A JPH097184 A JP H097184A
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JP
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track
speed
scanning
carriage
initialization
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Application number
JP7153299A
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English (en)
Inventor
Hiroto Kitai
博人 北井
Masahiko Kimura
雅彦 木村
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 イニシャライズ走査時にキャリッジの衝突の
衝撃を緩和してその影響を除去するようにする。 【構成】 光カードと光ヘッドを相対的にトラック方向
またはトラック横断方向に移動させることにより、光ビ
ームを情報トラック上に走査し、あるいは光ビームを所
望のトラック上に移動させる光学的情報記録再生装置に
おいて、電源投入時または装置リセット時に、光ヘッド
の光ビームをトラック方向またはトラック横断方向の予
め決められた所定の初期位置に移動させるためのイニシ
ャライズ走査を行い、かつこのイニシャライズ走査を記
録再生走査速度またはトラック横断方向へのシーク速度
よりも低速度で行うためのイニシャライズ走査手段を具
備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報記録媒体に光学的
に情報を記録し、あるいは再生する光学的情報記録再生
装置に関し、特に光ビームを記録媒体のトラック方向ま
たはトラック横断方向の初期位置に移動させるイニシャ
ライズ走査に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報を記録媒体に記録し、あるい
は再生する光学的情報記録再生装置として、光ビームを
用いて光学的に情報を記録したり、あるいは再生する光
学的情報記録再生装置が着目されている。この光学的に
情報を記録、再生する記録媒体には、ディスク状やテー
プ状、あるいはカード状のものなどがあるが、中でもカ
ード状の記録媒体(以下、光カードという)は生産性、
携帯性、アクセス性に優れ、用途も広範囲に渡ってい
る。光カードに光ビームを走査させる方式としては種々
考えられるが、光カードを往復駆動することにより、光
ビームと光カードを相対的に往復運動させて光ビームを
情報トラック上に直線状に走査する方式が一般的であ
る。また、この方式では、光ビームの照射位置を往復運
動方向と直交方向へ移動させることにより、所望のトラ
ックへのアクセスが行われる。こうした方式は、機構が
簡単であると共に、精度が得易いなどの利点がある。
【0003】ところで、光カードの往復駆動手段とし
て、最近ではボイルコイルタイプのリニアモータを用い
た方式が提案されている。その駆動方式は、光カードを
載置するためのキャリッジにスライド軸受を設け、装置
本体に固定されたスライドシャフト上をキャリッジに設
けられたリニアモータコイルに電流を供給することによ
り、コイルと本体に設けられたマグネットで構成される
磁気回路の作用でキャリッジをシャフト方向に駆動する
ものである。そして、このコイルに供給する電流の向き
を反転することにより逆方向の駆動力が得られ、キャリ
ッジを往復駆動することができる。従って、キャリッジ
の上方に設けられた光ヘッドが光カードに対して相対的
に往復移動するため、光ヘッドの光ビームを光カードの
情報トラック上に走査させることができる。
【0004】以上のボイスコイルタイプのリニアモータ
を用いた光カードの往復駆動装置としては、一般に記録
装置本体側にキャリッジの端部を検出するための2つセ
ンサを所定間隔を置いて設け、キャリッジが移動すると
きにセンサによりキャリッジの端部を検出して移動方向
を切換える方式が知られている。
【0005】図7はこのような光学的情報記録再生装置
における光カード往復駆動装置の制御系を示したブロッ
ク図である。以下、この制御系について詳述する。図7
において、1は光カードを載置するためのキャリッジ、
2はリニアモータの速度検出用のエンコーダ、3はその
エンコーダ信号を矩形波に整形する波形整形回路、4は
記録再生走査用基準周波数発生回路5から出力された一
定周波数の基準信号と波形整形回路3の出力信号から周
波数誤差信号を生成するFV変換器、6はFV変換器4
の出力によりリニアモータの速度が所定速度に達したこ
とを検知するロック検知回路である。また、7は装置の
各部を制御する主制御回路、8は位相補償器、9はキャ
リッジ1が所定速度まで減速した後、目標の反転センサ
までキャリッジ1を低速度で移動させるための駆動電圧
を出力する低速駆動電圧発生回路である。10はリニア
モータの加速用及び減速用電圧を発生する加減速駆動電
圧発生回路、11は主制御回路7の指示により位相補償
器8、加減速駆動電圧発生回路10、低速駆動電圧発生
回路9及び後述する位相補償器22を選択的に切換える
ためのスイッチである。
【0006】12は主制御回路7の指示によりキャリッ
ジ1の移動方向に対応してコイル駆動電圧の極性を切換
える極性切換回路、13はリニアモータコイル14の駆
動電圧を電力増幅するドライバ、15及び17は各々キ
ャリッジ1の端部を検出する反転センサ、16はその反
転センサの間にあってキャリッジ1に取り付けられた遮
光板である。また、18は主制御回路7の指示により反
転センサ15及び17のいずれかの信号を選択するスイ
ッチ、19はスイッチ18で選択された反転センサ15
または17の出力信号を一定レベルでコンパレートし、
そのコンパレート信号を主制御回路7へ送るコンパレー
ト回路である。このコンパレート信号は後述するように
キャリッジ1の位置制御を行うときのスタート信号とな
る。20はスイッチ18で選択された反転センサの出力
信号と定電圧発生回路21から出力される目標位置に対
応した一定電圧を比較し、位置誤差信号を生成する差動
増幅器、22はその位置誤差信号を位相補償するための
位相補償器である。これらの反転センサ15及び17、
定電圧発生回路21、差動増幅器20、位相補償器22
によってクローズされた位置制御回路が構成され、キャ
リッジ1が停止する場合には、この位置制御回路の働き
により、キャリッジ1が所定位置に静止させられる。
【0007】次に、上記光カード往復駆動装置の動作を
図8のタイムチャートを参照しながら説明する。主制御
回路7は、まず初期状態のA点において、スイッチ11
へスイッチ切換信号(同図(c))を送り、スイッチ1
1を(ロ)側へ接続する。このとき、極性切換回路12
は主制御回路7の指示により、キャリッジ1をL方向へ
送るべく予めトライバ13の駆動電圧の極性を切換えて
いる。この状態で、主制御回路7から加減速駆動電圧発
生回路10へ加減速信号(同図(d))が送られ、これ
によってドライバ13で電力増幅された加速用駆動電圧
(同図(b))がリニアモータコイル14に印加され
る。キャリッジ1はこの駆動により、同図(a)に示す
如く加速され、L方向へ送られる。リニアモータコイル
14は、前述のようにキャリッジ1に固定され、供給さ
れた電流に比例した推力を発生し、キャリッジ駆動のた
めの駆動源となる。
【0008】一方、FV変換器4では波形整形回路3で
矩形波に変換されたエンコーダ信号と記録再生走査用基
準周波数発生回路5の基準周波数信号から周波数誤差信
号を生成し、ロック検知回路6へ出力する。ロック検知
回路6は周波数誤差信号によりキャリッジ1の移動速度
が所定速度に達したことを検知し、ロック検知信号(同
図(e))を主制御回路7へ出力する。主制御回路7
は、ロック検知信号が出力されたB点において、加減速
信号(同図(d))をローレベルとし、スイッチ11を
(イ)側へ切換える。これにより、制御モードが加速モ
ードから速度制御モードに切換わり、位相補償器8で位
相補償された周波数誤差信号に基づいてリニアモータコ
イル14が駆動され、キャリッジ1は一定速度kでL方
向へ送られる。
【0009】また、主制御回路7ではB点でスイッチ1
8にハイレベルの切換信号(同図(i))を出力してス
イッチ18を(ホ)側へ接続する。即ち、今キャリッジ
1はL方向へ移動しているため、これに対応した反転セ
ンサ15を選択しておく。なお、速度制御時において
は、キャリッジ1上に載置された光カードに光ヘッドか
らの光ビームが一定速度で走査しており、この期間に情
報トラック上に情報の記録、または再生が行われる。
【0010】主制御回路7は波形整形回路3から入力さ
れたエンコーダパルスの数をカウントすることにより、
初期の位置A点から移動距離を測定している。所定の移
動距離を移動したC点において、主制御回路7はスイッ
チ11を再び(ロ)側に接続し、極性切換信号(同図
(f))をローレベルとし、また減速用電圧を出力する
ことで、リニアモータコイル14に減速用駆動電圧(同
図(b))を印加する。これにより、同図(a)に示す
如くキャリッジ1にブレーキがかかり、減速を開始す
る。主制御回路7は、この減速時にエンコーダパルスの
パルス間隔からキャリッジ1の速度が所定速度1に減速
されたことを検知し、その検知時点Dで加減速度信号
(同図(d))をローレベルとして減速動作を解除す
る。
【0011】キャリッジ1は減速解除後も摩擦力などで
更に減速していく。この場合、遮光板16の端部が反転
センサ15を遮光する位置まで到達していないときは、
主制御回路7はキャリッジ1の速度が所定速度mまで減
速した時点Eでスイッチ11を(ハ)側に接続し、極性
切換信号(同図(f))をハイレベルとして更にL方向
へ移動させるよう設定する。また、同時に低速駆動電圧
発生回路9に低速駆動信号(同図(k))を出力し、リ
ニアモータコイル14にキャリッジ1を低速駆動するた
めの駆動電圧(同図(b))を印加する。これにより、
キャリッジ1はL方向へ低速で移動しつづけ、この移動
中には反転センサ15の出力電圧はコンパレート回路1
9へ送られている。
【0012】コンパレート回路19では反転センサ15
の出力電圧が所定電圧に達したときに、ハイレベルのコ
ンパレート信号(同図(j))を主制御回路7に出力す
る。主制御回路7はコンパレート信号が出力されたF点
でスイッチ11を(ニ)側へ切換え、極性切換信号(同
図(f))をローレベルに反転する。なお、キャリッジ
1がD点からE点に達する間に、遮光板16が反転セン
サ15を遮光した場合には、コンパレート出力信号がハ
イレベルに立上がった時点でスイッチ11を(ニ)側に
切換える。
【0013】一方、差動増幅器20では反転センサ15
の出力信号と定電圧発生回路21の一定電圧が比較さ
れ、位置誤差信号が生成される。定電圧発生回路21の
出力電圧は、反転センサ15の目標位置に対応した電圧
に設定されており、差動増幅器20はこの電圧と反転セ
ンサ15の出力信号の差をとることで位置誤差信号を生
成する。従って、位置誤差信号は反転センサ15と遮光
板16の相対位置に応じて変化し、例えば両方の電圧が
一致した場合は、キャリッジ1がL方向の目標位置に到
達し、位置誤差信号は0となる。この位置誤差信号は位
相補償器22で位相補償された後、スイッチ11を介し
てドライバ13へ出力され、リニアモータコイル14に
与えられる。
【0014】ここで、前述のようにF点においてスイッ
チ11を(ニ)側に切り換えると、位置制御ループが閉
じられ、制御モードは位置制御モードへ移行する。位置
制御ループにおいては、反転センサ15の出力電圧が目
標値であるところの定電圧発生回路21の出力電圧に一
致するように、フィードバック制御が働くため、キャリ
ッジ1は自動的にL方向の目標位置に停止する。以上で
キャリッジ1のL方向への移動が終了する。
【0015】主制御回路7は必要な時間位置制御ループ
を閉じてキャリッジ1を停止状態に保持した後、キャリ
ッジ1をR方向へ送るべく制御を開始する。R方向への
制御動作は上述したL方向への制御動作と基本的に同じ
であるので、以下簡単に説明する。まず、G点におい
て、スイッチ11を(ロ)側に切換え、加減速信号をハ
イレベルとして加速用駆動電圧をリニアモータコイル1
4に印加する。これにより、キャリッジ1はR方向へ加
速され、H点でロック検知信号が出力されると、速度制
御に切換わって更にR方向へ送られる。その後、主制御
回路7はI点で減速用駆動電圧をリニアモータコイル1
4に印加し、キャリッジ1にブレーキをかけて減速させ
る。
【0016】また、所定速度まで減速したJ点で減速ブ
レーキを解除し、更に減速したK点で低速駆動に切換
え、L点では再び位置制御ループを閉じて差動増幅器2
0の位置誤差信号を用いたフィールドバック制御に切換
える。この場合、スイッチ18はH点で(ヘ)側に切換
えられており、差動増幅器20はR方向における反転セ
ンサ17の出力信号を用いて位置誤差信号を生成する。
以上により、キャリッジ1はR方向の目標位置に停止
し、一往復の移動が終了する。複数の情報トラックに情
報を記録、再生する場合は、前記と同様の動作でキャリ
ッジ1を複数回往復移動させると共に、光ビームの照射
位置を順次隣の情報トラックに移動することで、一連の
情報を連続的に複数の情報トラック上に記録、あるいは
再生することができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光カード往復駆動装置では、キャリッジの位置を検
出する場合、走査両端に配置された反転センサによって
検出しており、またエンコーダはインクリメントエンコ
ーダであるので、キャリッジの両端が走査両端に位置し
ていない限り、その絶対位置を検出することは困難であ
った。そのため、電源投入時または装置リセット時に、
キャリッジが走査範囲の両端に位置していない状態で、
キャリッジを走査開始位置である走査端に移動させると
いうイニシャライズ走査を行う場合、次のような問題点
があった。即ち、このようなイニシャライズ走査は走査
範囲途中から記録再生速度で開始するのであるが、キャ
リッジの絶対位置が不明で、減速開始位置が設定不可能
であるので、キャリッジは所定の走査端で停止すること
ができないことがあり、場合によってはキャリッジが走
査端で衝突するという問題があった。
【0018】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たもので、その目的は、イニシャライズ走査を記録再生
走査速度またはシーク速度よりも低速度で行うことによ
り、衝突が生じたとしても衝撃を十分に緩和して影響を
除去するようにした光学的情報記録再生装置を提供する
ことにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、直線状
の情報トラックを有する情報記録媒体と光ヘッドを相対
的にトラック方向またはトラック横断方向に移動させる
ことにより、光ビームを情報トラック上に走査し、ある
いは光ビームを所望のトラック上に移動させる光学的情
報記録再生装置において、電源投入時または装置リセッ
ト時に、前記光ヘッドの光ビームをトラック方向または
トラック横断方向の予め決められた所定の初期位置に移
動させるためのイニシャライズ走査を行い、かつこのイ
ニシャライズ走査を記録再生走査速度、またはトラック
横断方向へのシーク速度よりも低速度で行うためのイニ
シャライズ走査手段を有することを特徴とする光学的情
報記録再生装置によって達成される。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明の第1実施例を示した
ブロック図である。なお、図1では図7の従来装置と同
一部分は同一符号を付して詳しい説明を省略する。即
ち、光カードを載置するためのキャリッジ1、エンコー
ダ2、波形整形回路3、FV変換器4、記録再生走査用
基準周波数発生回路5、ロック検知回路6、主制御回路
7、位相補償器8、低速駆動電圧発生回路9、加減速駆
動電圧発生回路10、極性切換回路12、ドライバ1
3、リニアモータコイル14はいずれも図7のものと同
じである。また、反転センサ15と17、遮光板16、
スイッチ18、コンパレート回路19、差動増幅器2
0、定電圧発生回路21、位相補償器22も同じであ
る。
【0021】本実施例では、その他にイニシャライズ走
査時に駆動電圧を発生するイニシャライズ駆動電圧発生
回路23が設けられている。イニシャライズ駆動電圧発
生回路23は詳しく後述するようにイニシャライズ走査
時にキャリッジ1を充分に低速で移動させるための所定
の駆動電圧をスイッチ11、極性切換回路12を介して
ドライバ13へ供給するための回路である。なお、スイ
ッチ11には新たに(ホ)端子が設けられていて、イニ
シャライズ走査時には主制御回路7の制御によりスイッ
チ11は(ホ)側に切り換えられ、イニシャライズ駆動
電圧発生回路23の駆動電圧がドライバ13に供給され
る。
【0022】図2は上記実施例のイニシャライズ走査時
の動作を示したフローチャートである。図2において、
装置の電源投入時または装置のリセット時にイニシャラ
イズ走査が指示されると、まず主制御回路7はスイッチ
18を(ホ)側に切り換える(S1)。これにより、ス
イッチ18で反転センサ15の出力信号が選択され、コ
ンパレート回路19へ出力される。次いで、コンパレー
タ回路19のコンパレータ信号がローレベルであるか、
ハイレベルであるかを判定し(S2)、キャリッジ1の
現在の位置が初期位置であるかどうかを判定する。即
ち、本実施例ではキャリッジ1の初期位置として、遮蔽
板16が反転センサ15を遮光する位置と決められてお
り、反転センサ15の出力信号をコンパレート回路19
に出力した状態でコンパレート回路19の出力信号を監
視することで初期位置にあるかどうかを判定する。
【0023】ここで、もしコンパレート回路19の出力
がローレベルであった場合は、主制御回路7では遮光板
16が反転センサ15を遮光していないと判断し、イニ
シャライズ走査を行うことで、キャリッジ1をL方向へ
移動させて所定の初期位置に位置させる。具体的には、
主制御回路7は極性切換回路12にハイレベルの極性切
換信号を出力し(S3)、キャリッジ1の走査方向をL
方向に設定する。次いで、スイッチ11を(ホ)側に切
り換え(S4)、イニシャライズ駆動電圧発生回路23
の一定の駆動電圧をスイッチ11、極性切換回路12を
介してドライバ13に印加する。これにより、ドライバ
13からリニアモータコイル14に一定の駆動電流が供
給され、キャリッジ1はL方向への移動を開始する。こ
こで、イニシャライズ駆動電圧発生回路23の駆動電圧
としては、キャリッジ1が充分に低速で移動するように
電圧値が設定されている。つまり、本実施例では通常の
記録再生走査速度よりも遅くなるように設定され、キャ
リッジ1は低速でL方向に移動していく。
【0024】主制御回路7はこの移動中においてもコン
パレート回路19の出力信号を監視しており(S5)、
コンパレート回路19の出力がハイレベルになった時点
でスイッチ11を(ニ)側に切り換える(S6)。つま
り、キャリッジ1がL方向へ送られ、遮蔽板16が反転
センサ15を遮光して初期位置に到達した時点でスイッ
チ11を(ニ)側に切り換え、位置制御ループをオンす
る。位置制御ループをオンすると、先に詳しく説明した
ように反転センサ15の出力電圧が定電圧発生回路21
の出力電圧に一致するように制御が働き、キャリッジ1
はL方向の所定の目標位置に停止する。以上でイニシャ
ライズ走査が終了し、次の指令を待つ状態となる。記
録、再生が指示されると、前述のような動作でキャリッ
ジ1を往復駆動し、光ヘッドの光ビームを情報トラック
上に走査することで、情報の記録、再生を行う。
【0025】一方、S2において、コンパレート回路1
9の出力がハイレベルであった場合は、遮光板16が反
転センサ15を遮光しているので、キャリッジ1は初期
位置にあると判断する。従って、このときはイニシャラ
イズ走査は不要であるので、S6に進んでスイッチ11
を(ニ)側に切り換え、位置制御ループをオンしてL方
向における位置制御を行う。
【0026】図3は本発明の第2実施例を示したブロッ
ク図である。この実施例は、イニシャライズ走査を行う
場合に、パルス駆動電流によってリニアモータを駆動す
るところに特徴を持っている。図3において、24はパ
ルス駆動電圧を発生するイニシャライズ駆動パルス発生
回路であり、その出力はスイッチ11の(ホ)端子に接
続されている。イニシャライズ走査を行う場合は、主制
御回路7の制御によりスイッチ11は(ホ)端子に切り
換えられ、イニシャライズ駆動パルス発生回路24のパ
ルス駆動電圧を極性切換回路12を介してドライバ13
へ印加することで、パルス駆動電流がリニアモータコイ
ル14に供給される。そのほかの構成は図1と全く同じ
である。
【0027】次に、上記実施例において装置の電源投入
時またはリセット時にイニシャライズ走査を行う場合の
動作について説明する。本実施例においても、図2のフ
ローチャートの手順でイニシャライズ走査の制御を行
う。イニシャライズ走査が開始されると、主制御回路7
ではスイッチ18を(ホ)側に切り換え(S1)、反転
センサ5の出力信号をコンパレート回路19に出力す
る。この状態で、主制御回路7はコンパレート回路19
のコンパレート信号がハイレベルであるか、それともロ
ーレベルかを判定することで(S3)、現在キャリッジ
1が初期位置にあるかどうかを判断する。初期位置は前
述のように遮光板16が反転センサ15を遮光する位置
に決められている。
【0028】S2において、コンパレート信号がローレ
ベルであれば、遮光板16は反転センサ15を遮光して
おらず、キャリッジ1は初期位置に位置していないの
で、イニシャライズ走査を行うべく極性切換回路12に
ハイレベルの極性切換信号を出力し(S3)、キャリッ
ジ1の走査方向をL方向に設定する。次いで、スイッチ
11を(ホ)側に切り換え(S4)、イニシャライズ駆
動パルス発生回路24から図4に示すような駆動パルス
を極性切換回路12を介してドライバ13に印加する。
これにより、リニアモータコイル14に図4の波形と同
様の波形のパルス駆動電流が供給され、キャリッジ11
はL方向へ移動を開始する。
【0029】ここで、イニシャライズ駆動パルス発生回
路24の駆動パルスは図4のように振幅は一定で、リニ
アモータが確実に起動できる電圧であり、またキャリッ
ジ1が増速して高速にならないうちに0レベルとなるよ
うなデューティーに設定されている。そして、このよう
にリニアモータにパルス駆動電圧を印加し、断続的に駆
動することで、リニアモータは起動と停止を繰り返し、
キャリッジ1は低速でL方向に移動していく。このとき
の移動速度としては、先の実施例と同様に光ビームを情
報トラック上に走査して記録、または再生するときの走
査速度よりも低速度に設定されている。
【0030】主制御回路7はキャリッジ1の移動中にお
いてもコンパレート回路19のコンパレート信号を監視
しており(S5)、コンパレート回路19の出力がハイ
レベルになり、キャリッジ1が初期位置に到達すると、
スイッチ11を(ニ)側に切り換える(S6)。これに
より、位置制御ループがオンし、キャリッジ1のL方向
における位置制御を行う。こうしてイニシャライズ走査
が終了し、装置は次の命令の待機状態となる。一方、S
2でコンパレート信号がハイレベルであった場合は、キ
ャリッジ1は初期位置に位置しているので、イニシャラ
イズ走査を行うことなく、S6に進んでキャリッジ1の
L方向における位置制御を行う。
【0031】ここで、リニアモータを駆動する場合、一
定の駆動電流で駆動すると、等加速度駆動となるため、
リニアモータが起動する最小の駆動電流を与えても、移
動距離が大きくなるにつれ速度が大きくなってしまう。
また、駆動電流が小さすぎると、静止摩擦のため起動で
きないことがある。この点に関し本実施例では、パルス
電流を供給することによってリニアモータを駆動するの
で、イニシャライズ走査時に確実にリニアモータを起動
でき、しかも速度が大きくならないように制御すること
ができる。
【0032】図5は本発明の第3実施例を示したブロッ
ク図である。この実施例はイニシャライズ走査時に記録
再生走査用の周波数信号とは別の基準周波数信号を用い
ることで、低速のイニシャライズ走査を行うものであ
る。図5において、イニシャライズ走査用基準周波数発
生回路25は、イニシャライズ走査時の基準周波数信号
を発生する回路である。この基準周波数信号は記録再生
走査用基準周波数発生回路5の基準周波数よりも低い周
波数に設定され、詳しく後述するようにイニシャライズ
走査時の速度を記録再生走査速度よりも低くするように
なっている。記録再生走査用基準周波数発生回路5とイ
ニシャライズ走査用基準周波数発生回路25の出力信号
は主制御回路7の制御によりスイッチ26で選択され、
FV変換器4へ送られる。通常はスイッチ26は(ト)
側に接続され、イニシャライズ走査時にのみ(ヘ)側に
切り換えられる。
【0033】図6は上記実施例のイニシャライズ走査時
の動作を示したフローチャートである。図6において、
イニシャライズ走査が開始されると、主制御回路7では
スイッチ18を(ホ)側に切り換え(S1)、反転セン
サ15の出力信号をコンパレート回路19に出力した状
態で、そのコンパレート信号がハイレベルであるか、ロ
ーレベルであるかを判定する。つまり、前述のようにキ
ャリッジ1が初期位置にあるかどうかを判断する。コン
パレート信号がローレベルであれば、イニシャライズ走
査を行うべく、極性切換回路12にハイレベルの極性切
換信号を出力し(S3)、キャリッジ1の送り方向をL
方向に設定する。ここまでは、先の実施例と同じであ
る。
【0034】次いで、主制御回路7はスイッチ26を
(ヘ)側に切り換え(S4)、イニシャライズ走査用基
準周波数発生回路25の出力信号をFV変換器4へ出力
する。同時に、スイッチ11を(イ)側に切り換え(S
4)、速度制御ループをオンする。FV変換器4では波
形整形回路3で矩形波に変換されたエンコーダ信号とイ
ニシャライズ走査用基準周波数発生回路25の基準周波
数信号から周波数誤差信号が生成される。周波数誤差信
号は位相補償器8、スイッチ11、極性切換回路12を
介してドライバ13へ出力され、リニアモータコイル1
4に駆動電流が供給される。こうして速度制御サーボが
働き、キャリッジ1は所定の速度でL方向へ移動を開始
する。
【0035】ここで、イニシャライズ走査用基準周波数
発生回路25の基準周波数信号は記録再生走査用基準周
波数発生回路5の基準周波数信号よりも低い周波数に設
定されているので、キャリッジ1は記録再生時の走査速
度よりも低速度でL方向へ送られる。また、本実施例で
は、イニシャライズ走査を速度制御サーボの働きで行っ
ているが、イニシャライズ走査では加速に要する時間や
距離に制約がないために、駆動開始からすぐに速度制御
ループをオンしても問題はない。
【0036】主制御回路7はコンパレート回路19のコ
ンパレート信号を監視し(S5)、コンパレート信号が
ハイレベルになった時点、つまりキャリッジ1が初期位
置に到達した時点でスイッチ11を(ニ)側に切り換え
(S6)、速度制御ループをオフし、位置制御ループを
オンする。これにより、キャリッジ1のL方向での位置
制御を行い、イニシャライズ走査を終了する。もちろ
ん、スイッチ26は元の(ト)側に切り換えておく。一
方、S2においてコンパレート信号がハイレベルであっ
た場合は、イニシャライズ走査は不要であるので、S6
に進んで位置制御を行う。なお、本実施例では、キャリ
ッジ1が初期位置に到達した時点で速度制御を中止して
キャリッジ1の駆動を停止しているが、これは速度が遅
いためにできることで、記録再生走査時のように減速制
御を行う必要はないからである。そのため、走査範囲の
途中からイニシャライズ走査を開始しても何ら支障は生
じない。
【0037】なお、以上の実施例では、キャリッジが所
定の初期位置に位置したことを反転センサで光学的に検
知しているが、センサとしてはこれに限ることなく、他
の種類のセンサを用いてもよいし、キャリッジの初期位
置としても任意に設定してもよい。また、実施例では、
キャリッジが所定の初期位置に達したことを反転センサ
で検知してイニシャライズ走査を停止しているが、反転
センサを用いないで、キャリッジの移動時間をもとにイ
ニシャライズ走査を停止してもよい。即ち、キャリッジ
が所定の初期位置に到達する時間、つまり、これは光ビ
ームがどの位置にあっても初期位置に到達するように最
大の時間に設定しておく必要があるが、このように時間
を決めておいてその時間を経過したらイニシャライズ走
査を停止すればよい。但し、この方法では、光ビームが
初期位置に近いところに位置している場合に、所定時間
を経過する前にキャリッジが初期位置に到達することが
あり得るが、この場合は、イニシャライズ走査は低速で
あるので、キャリッジが走査端に押圧されるだけで、実
用上の問題は生じない 更に、実施例では、キャリッジをトラック方向に往復移
動させることにより光ビームと光カードを相対的にトラ
ック方向に往復走査しているが、キャリッジは固定で、
光ヘッドをトラック方向に往復移動させてもよい。ま
た、実施例では、光ビームをトラック方向の初期位置に
移動させるイニシャライズ走査について説明したが、本
発明はこれに限ることなく、トラック横断方向のイニシ
ャライズ走査にも適用することができる。即ち、装置の
電源投入時、または装置のリセット時に記録媒体のトラ
ック横断方向の所定の初期位置に光ビームが位置してい
ない場合、本発明を実施してキャリッジ(または光ヘッ
ド)をトラック横断方向に移動させて光ビームを所定の
初期位置に位置させるイニシャライズ走査を行うことも
可能である。この場合のトラック横断方向へのイニシャ
ライズ走査速度はシーク速度よりも遅くする必要があ
る。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、装
置の電源投入時または装置のリセット時に、記録再生走
査速度またはシーク速度よりも低速度でイニシャライズ
走査を行うことにより、キャリッジなどが衝突したとし
ても、十分にその衝突の衝撃を暖和できるので、衝突に
よる影響を十分に軽減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示したブロック図であ
る。
【図2】図1の実施例におけるイニシャライズ走査の制
御動作を示したフローチャートである。
【図3】本発明の第2実施例を示したブロック図であ
る。
【図4】図3の実施例のイニシャライズ駆動パルス発生
回路の駆動パルスを示した図である。
【図5】本発明の第3実施例を示したブロック図であ
る。
【図6】図5の実施例におけるイニシャライズ走査の制
御動作を示したフローチャートである。
【図7】従来の光学的情報記録再生装置の光カード往復
駆動装置の制御回路を示したブロック図である。
【図8】図7の制御回路の各部の信号を示した図であ
る。
【符号の説明】
1 キャリッジ 2 エンコーダ 5 記録再生走査用基準周波数発生回路 7 主制御回路 11、18、26 スイッチ 12 極性切換回路 13 ドライバ 14 リニアモータコイル 15、17 反転センサ 16 遮光板 19 コンパレート回路 23 イニシャライズ駆動電圧発生回路 24 イニシャライズ駆動パルス発生回路 25 イニシャライズ走査用基準周波数発生回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線状の情報トラックを有する情報記録
    媒体と光ヘッドを相対的にトラック方向またはトラック
    横断方向に移動させることにより、光ビームを情報トラ
    ック上に走査し、あるいは光ビームを所望のトラック上
    に移動させる光学的情報記録再生装置において、電源投
    入時または装置リセット時に、前記光ヘッドの光ビーム
    をトラック方向またはトラック横断方向の予め決められ
    た所定の初期位置に移動させるためのイニシャライズ走
    査を行い、かつこのイニシャライズ走査を記録再生走査
    速度、またはトラック横断方向へのシーク速度よりも低
    速で行うためのイニシャライズ走査手段を有することを
    特徴とする光学的情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光学的情報記録再生装
    置において、前記イニシャライズ走査手段は、前記光ヘ
    ッドと記録媒体を相対的にトラック方向またはトラック
    横断方向に移動させる駆動手段に、一定の駆動電流を供
    給することによってイニシャライズ走査を行うことを特
    徴とする光学的情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の光学的情報記録再生装
    置において、前記イニシャライズ走査手段は、前記光ヘ
    ッドと記録媒体を相対的にトラック方向またはトラック
    横断方向に移動させる駆動手段に、一定電流をオン、オ
    フするパルス駆動電流を供給することによってイニシャ
    ライズ走査を行うことを特徴とする光学的情報記録再生
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の光学的情報記録再生装
    置において、前記イニシャライズ走査手段は、前記光ヘ
    ッドと記録媒体を相対的にトラック方向またはトラック
    横断方向に移動させるための速度制御ループをオンし、
    かつこの速度制御ループの基準速度信号を記録再生走査
    速度、またはシーク速度よりも低い速度に対応した所定
    値に設定することによってイニシャライズ走査を行うこ
    とを特徴とする光学的情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の光学的情報記録再生装
    置において、前記イニシャライズ走査手段は、前記光ビ
    ームがトラック方向またはトラック横断方向の所定の初
    期位置に達したときに、前記光ヘッドと記録媒体を相対
    的にトラック方向またはトラック横断方向に移動させる
    駆動手段の駆動を停止することを特徴とする光学的情報
    記録再生装置。
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