JPH0971497A - 多結晶半導体の製造方法 - Google Patents

多結晶半導体の製造方法

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JPH0971497A
JPH0971497A JP7228401A JP22840195A JPH0971497A JP H0971497 A JPH0971497 A JP H0971497A JP 7228401 A JP7228401 A JP 7228401A JP 22840195 A JP22840195 A JP 22840195A JP H0971497 A JPH0971497 A JP H0971497A
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semiconductor
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基治 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きな結晶粒を持つ多結晶半導体を製造する
方法を提供する。 【解決手段】 るつぼ9の錐台状部22の底に種結晶2
4を配置し、半導体材料を装入する。加熱炉4によって
るつぼ9を加熱し半導体材料のみを融解させる。るつぼ
9は、台座13によって冷却されるが、中心部15に対
して、周辺部16は熱絶縁体11を介してるつぼ9に接
しているので、冷却温度の伝わり方が低い。凝固開始時
には、固化界面が上に凸となるように中心部15と周辺
部16とに供給される水量を制御する。固化界面の成長
ともに周辺部16に供給する水量を増加させ、固化界面
が境界25に達したときに平面状とし、以後は、水量を
変更させることなく凝固を進行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多結晶半導体の製
造方法に関する。さらに詳しくは、結晶学的に優れた多
結晶半導体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコンは、IC(集積回路)等に用い
る半導体の材料として、または、太陽電池の材料として
工業生産の面からも資源の面からも優れた材料であり、
広く用いられている。特に太陽電池の材料として、実用
化されているものはほとんどがシリコンである。現在電
力供給用太陽電池としては、単結晶シリコンを用いたも
のが主流であるが、低コストを実現するためには高品質
な多結晶シリコンを用いた太陽電池の開発が待たれてい
る。
【0003】多結晶シリコンを製造する際の一般的な方
法は、シリカるつぼにて固体シリコンを加熱炉内で融解
し、黒鉛るつぼに鋳込む方法である。最近では、真空中
あるいは不活性ガス中で融解して、酸素、窒素ガス等の
シリコンへの混入を防止し、品質向上とダスト防止が計
られている。
【0004】たとえば、特公昭57−21515号公報
に開示されている独国ワッカー社の半連続鋳造炉では、
真空中または不活性ガス中でシリカるつぼ内で融解した
シリコンを黒鉛等の鋳型内にるつぼを傾けて注入してい
る。また、特公昭58−54115号公報に開示されて
いる米国クリスタルシステムズ社のHEM法(HeatExch
ange Method)では、真空中でシリカるつぼ内にシリコン
を融解し、そのままシリカるつぼ内で固めている。ま
た、前記ワッカー社法の改良として、住友シスチック社
では、特開昭62−260710号公報に開示されてい
る方法として、シリコン融解るつぼとして水冷した鋼板
を用いる方法が用いられている。
【0005】上述のように融解した固体シリコンを単に
黒鉛るつぼに鋳込む方法では、結晶の方向性が揃わずに
品質の良い多結晶シリコンを製造することはできない。
そのために、るつぼの底面に種結晶を配置し、種結晶の
結晶方向に沿って結晶を成長させる方法が用いられる。
種結晶を用いる際には、種結晶を融解させないように温
度制御を行う必要がある。たとえば、前述したHEM法
では、種結晶を融解させないように材料(サファイア、
ゲルマニウム等)の融解時の温度検知を、目視と熱電対
の絶対温度測定とで行っている。目視で温度検知を行う
と、ガラスの曇りなどによって結晶成長毎に変動があり
再現性に乏しい。また熱電対を使用する方法であって
も、熱電対本来の絶対温度は、高温使用(たとえば14
00℃以上)のとき経時変化が著しくこれもまた再現性
に乏しい。その結果、材料の融解温度検知は、おおよそ
の目安としてとらえ、ヘリウムガスなどを流してるつぼ
底部を冷却し、種結晶を融解させないようにしている。
しかしながら、ヘリウムガスは非常に高価であり工業的
にこの方法を用いて結晶を製造することは実用的でな
い。また、種結晶を用いる結晶成長方法では、種結晶以
外の材料をすべて融解させる必要があるが、前記HEM
法では、種結晶周辺の材料は融解せずに残っている可能
性があり種結晶の結晶方向に揃っているとはいえない。
【0006】また、最近では種結晶をるつぼの底部に複
数枚敷き、るつぼの底部の温度を制御することによって
結晶の方向性の揃った多結晶シリコンを得ている。
【0007】図9は、多結晶シリコンを製造する方法に
ついて説明するための図である。図9(1)において
は、るつぼ61に半導体材料として、たとえばポリシリ
コン62が装入されている。るつぼ61は、台座63に
よって支持されている。ポリシリコン62は、加熱体6
4によって加熱融解される。
【0008】図9(2)は、るつぼ61における一方の
側壁から他方の側壁までの距離と温度との関係を示すグ
ラフであり、図9(3)は、るつぼ61内のポリシリコ
ン62について示す図である。多結晶シリコンを成長さ
せる際には、るつぼ61底部からたとえば台座63によ
って冷却し、ポリシリコン62を凝固させる。ここで、
図9(2)に示すように中心部の温度に対して周辺部側
の温度が高くなるように冷却温度を制御することによっ
て、ポリシリコン62の凝固している部分と融解してい
る部分との境界面である固化界面65を上に凸とする。
固化界面65が上に凸となるように制御することによっ
て種結晶と結晶方位の揃った多結晶シリコンを得ること
ができる。
【0009】なお、化合物半導体を製造する際には、底
にテーパがついたるつぼを使用して結晶成長が行われる
ことがある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】単結晶を複数枚用いて
多結晶シリコンを製造する場合、単結晶が複数枚必要で
あるため製造コストは増加する。また、種結晶をるつぼ
の底面に敷き詰める必要があり手間がかかる。
【0011】本発明の目的は、大きな結晶粒を持つ多結
晶半導体を製造する方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本明細書中用いる「不活
性な雰囲気下」とは、真空中あるいは、その中で半導体
材料が加熱時に酸化されない不活性ガス等が存在する雰
囲気下を意味し、密閉容器内で実現される。本発明は、
半導体に対して不活性な雰囲気下で、筒状である筒状部
と、筒状部の一方の開口端に接続され、先端になるにつ
れ先細となる錐台状部とを有するるつぼの錐台状部の底
部に種結晶を配置し、るつぼ内に半導体材料を装入して
加熱手段によって加熱融解し、るつぼ底部から熱を奪い
ながら底部の下面温度を半導体材料の融点以下に保つこ
とによって実質的に種結晶を融解させることなく半導体
材料のみを融解した後、るつぼを冷却し融解した半導体
材料を凝固させ種結晶から多結晶を成長させる多結晶半
導体の製造方法において、るつぼは、るつぼを載置した
ときに錐台状部の底部下面に対応する中心部と、中心部
以外の部分である周辺部とによって構成される台座によ
って支持され、かつ当該台座によって底部から熱を奪わ
れ、半導体材料を凝固させる際には、台座の中心部と周
辺部とを同一の冷却温度に保ちながらるつぼの冷却を開
始し、周辺部の冷却温度を中心部の冷却温度に対して制
御し、融解状態の半導体材料と凝固した半導体材料との
境界面である固化界面が、筒状部と錐台状部との境目の
部分である境界部近傍に達したときには、周辺部の冷却
温度を固化界面が平面状となる予め定められる冷却温度
として、以後は固化界面を平面状に保って半導体材料を
凝固させることを特徴とする多結晶半導体の製造方法で
ある。本発明に従えば、多結晶半導体を製造する際に
は、まず半導体に対して不活性な雰囲気下で、るつぼに
おける錐台状部の底部に種結晶を配置してからるつぼ内
に半導体材料を装入する。るつぼの加熱は、従来どおり
るつぼから離間して設けられる加熱手段によって行わ
れ、るつぼ内の半導体材料にるつぼ上部から輻射熱を与
えて融解する。また、るつぼの側壁部も加熱手段によっ
て高温にされ、半導体材料を融解する。るつぼ底部は、
台座によって冷却されているので、種結晶を溶かすこと
なく半導体材料を融解させることができる。種結晶を除
く半導体材料が融解すると加熱手段による加熱を停止
し、半導体の凝固を開始する。台座の中心部の冷却温度
に対して周辺部の冷却温度を制御し、固化界面が成長す
るに従ってるつぼ内の温度分布をほぼ等しくする。固化
界面が筒状部と錐台状部との境目の部分である境界部近
傍に達したときに固化界面が平面状となるように周辺部
の冷却温度を制御し、筒状部の半導体材料を方向性の揃
った多結晶半導体として成長させる。したがって、るつ
ぼの錐台状部の底に種結晶を配置して台座からの冷却温
度を制御しながら半導体材料を凝固させ、固化界面が錐
台状部と筒状部との境界部付近に達したときには固化界
面を平面状として、その後は固化界面が平面状を保つよ
うにして半導体材料を凝固させるので、筒状部において
大きな結晶粒を持った多結晶半導体を製造することがで
きる。また、用いる種結晶は1つで良いので、種結晶を
複数枚用いる場合に比べて製造コストを削減することが
でき、また種結晶を敷きつめる手間を省くことができ
る。
【0013】また本発明は、前記るつぼは、筒状である
支持台に嵌込まれ、るつぼと支持台との間の空間に熱絶
縁体を挿入すること特徴とする。本発明に従えば、支持
台における台座の周辺部とるつぼとの間の空間には、熱
絶縁体が挿入される。したがって、固化開始時において
台座の中心部と周辺部とにおいて冷却温度に差を設けな
くてもるつぼの底の中心部と周辺部とで温度差が発生
し、固化界面の形状を上に凸とすることができる。ま
た、熱絶縁体がるつぼと台座との間の空間に挿入される
ので、るつぼを安定して台座に配置することができる。
【0014】また本発明は、前記台座の中心部と周辺部
とにそれぞれ冷却水を循環させることによって台座を冷
却し、周辺部に中心部と比較して多量の冷却水を循環さ
せ、周辺部の冷却温度を中心部より低くすることを特徴
とする。本発明に従えば、台座において中心部と周辺部
とにはそれぞれ独立して冷却水が循環されるので、中心
部と比較して多量の冷却水を周辺部に循環させることに
よって周辺部の冷却温度を中心部より低くすることがで
きる。したがって、台座の周辺部と中心部とにおいてそ
れぞれ別個に冷却温度を設定し、るつぼの底から熱を奪
うことができる。
【0015】また本発明は、前記半導体材料はポリシリ
コンであり、多結晶半導体は多結晶シリコンであること
を特徴とする。本発明に従えば、前記半導体材料はポリ
シリコンであり、多結晶半導体は多結晶シリコンであ
る。したがって、本発明の多結晶半導体の製造方法を用
いることによって、結晶粒をもった多結晶シリコンを製
造することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
ある多結晶半導体の製造方法において用いられる装置の
概略的な構成を示す縦断面図である。この装置には、密
閉容器1が大気から遮断されて設けられている。密閉容
器1は、図示しない真空遮断用扉を介して、外部の真空
ポンプに連結され、容器内部が真空に保たれる構成でも
よい。あるいは、不活性ガス、たとえばアルゴンが容器
内を常圧で循環する構成でもよく、容器内雰囲気が非酸
化的環境に保たれ半導体を容器内で加熱融解しても酸化
による悪影響を受けない。
【0017】密閉容器1内には、図示するように熱絶縁
体2および加熱体3からなる円筒状の加熱炉4が容器側
壁から離れて設けられている。熱絶縁体2および加熱体
3はいずれも、たとえばグラファイト製である。加熱体
3は、金属などの導電体で構成されていてもよい。加熱
炉4の周囲、特に加熱体3が位置する部分に対応する外
周辺に誘導加熱コイル5が巻付けられている。誘導加熱
コイル5は、通電されると加熱体3を熱する。加熱体3
の側壁部には、加熱体3の温度を測定するための熱電対
6が導入管を通して埋設されている。
【0018】熱電対6および誘導加熱コイル5は、それ
ぞれリード線8によって密閉容器1の外部に備えられた
制御装置7に接続される。制御装置7は、第1の熱電対
6からの出力に応答して、誘導加熱コイル5に与える電
力を制御し、加熱炉4の昇温、降温を自在に実施し得る
構成となっている。
【0019】密閉容器1の内部には、半導体材料および
種結晶が挿入されるるつぼ9が配置される。るつぼ9
は、図1に示すように加熱炉4が形成される内部空間に
加熱炉4の側壁および上部から離間して適合されるよう
に配置される。るつぼ9は、たとえばシリカ材、グラフ
ァイト材、その他の材料としてタンタル、モリブデン、
タングステン、窒化ケイ素、窒化ホウ素からなってもよ
い。
【0020】図2は、るつぼ9の形状の例を示す図であ
る。図2(1)はるつぼ9の斜視図であり、図2(2)
はるつぼ9を側面から見た図であり、図2(3)はるつ
ぼ9の開口部側から見た図である。るつぼ9は、筒状部
21と錐台状部22とによって構成される。るつぼ9の
錐台状部22には、水平方向から角度αのテーパがつけ
られている。るつぼ9の底23には後述する種結晶24
が設置される。
【0021】るつぼ9は、密閉容器1内でその底部が熱
絶縁体11を介して支持台10によって支持されてい
る。支持台10はさらに台座13上に載置され、台座1
3は下方に連結する筒体17によって中央の長軸の周り
に回転することができる。筒体17の回転は、台座1
3,支持台10を介してるつぼ9に伝わり、るつぼ9も
筒体17の回転に従って回転する。るつぼ9に半導体材
料が装入され、加熱炉4内で、るつぼ9が加熱されると
き、この回転によってるつぼ9内の半導体材料の温度分
布は均一となる。るつぼ9の底部には、熱絶縁体11が
設置されており、またるつぼ9の各側面に当接するよう
に、支持台10に側壁12が設けられている。
【0022】図3は、台座13の構成を示す図である。
台座13は、図3(1)に示すように、中心部15と周
辺部16とによって構成されており、それぞれの部分が
独立した冷却構造を有する。図3(2)は、台座13の
断面図である。図3(2)に示すように、中心部15に
は筒体17が挿入されている。周辺部16には、複数の
同心円状の冷却管71が設けられており、2重あるいは
多重管構造を有する。図2においては、冷却管71の構
造を容易に理解するために1組分の冷却構造について示
した。
【0023】中心部15と周辺部16とが互いに独立し
た冷却構造をもち、中心部15と周辺部16とに異なる
量の冷却媒体を流すことができるので、中心部15と周
辺部16の温度を異なる温度とすることができる。
【0024】冷却媒体は、冷却媒体層19から連続的に
筒体17および冷却管71に供給される。冷却媒体は、
筒体17aを通って支持台19側へと流され、筒体17
bを通って排出される。また、第1冷却管72を通って
支持台19側へと流され、第2冷却管73、第3冷却管
74を通って排出される。
【0025】この冷却機構は、結果的には支持台10が
当接するるつぼの底部の下面と熱交換し、底部を冷却す
る役割を果たす。台座13および筒体17は密閉容器1
の外部に設けられた駆動手段18によって上下方向に駆
動され、るつぼ9もそれらの上下動に伴って昇降する。
こうして、加熱炉4とるつぼ9の距離も近接あるいは離
間と調節できる。さらに駆動手段18は、前述のように
筒体17を軸線まわりに回転駆動もする。
【0026】加熱炉4の頭頂部、すなわちるつぼ9の真
上の加熱体3中にパイロメータ14が取り付けられてい
る。このパイロメータ14は、るつぼ9内の半導体材料
からの放射熱を検知し、材料の表面温度を測定すること
ができる。したがって、挿入された半導体材料の加熱融
解時には材料の融解状態を、あるいは半導体材料の冷却
凝固時には半導体材料の凝固状態を判別するのにパイロ
メータ14は有用である。
【0027】また、るつぼ9の底部中央付近に底部の下
面を当接して支持台10の表層10aに熱電対20が埋
設されている。熱電対20は、るつぼ9の底部下面の温
度を測定するために用いられる。熱電対20は、熱電対
6と同様に制御装置7にリード線8を介して電気的に接
続される。したがって、制御装置7は、熱電対20の出
力に応答して誘導加熱コイル5に供給する電力を制御す
ることによって、加熱炉4の昇温、降温を制御すること
ができる。
【0028】図4は、るつぼ9を使用して多結晶半導体
を製造する際の温度分布と固化界面とを示す図である。
図4(1)に示すように、るつぼ9と支持台10との間
に熱絶縁体11が挿入されているので、前述の台座13
による冷却温度が中心部15と周辺部16とで等しいと
すると、るつぼ9における中心部15に対応する位置
と、周辺部16とに対応する位置とでは、温度が異なる
ようになる。
【0029】図4(2)は、るつぼ9の一方側の側壁9
aからの距離と各地点における温度との関係を示すグラ
フである。るつぼ9内の温度は、各側壁側が高く、中心
に向かう程低くなっている。すなわち、るつぼ9内の温
度分布は、下に凸となっている。したがって、るつぼ9
内の半導体材料の固化界面31は、図4(3)に示すよ
うに上に凸となる。半導体材料の固化界面31が上に凸
となるように台座13からの冷却温度を制御することに
よって種結晶と同じ結晶方位で結晶を作成することがで
きる。
【0030】図5は、るつぼ9において半導体材料が凝
固する際の固化界面の形状を示す図である。図5(1)
は、凝固開始時の固化界面31を示す。種結晶24近傍
における半導体材料30の温度を、側壁9a側の半導体
材料30の温度よりも高くして固化界面31を上に凸と
する。凝固が進行するに従って側壁9a側の温度を下げ
て、種結晶24近傍の温度に近づける。るつぼ9内の温
度差を少なくすることによって図5(2)に示すように
固化界面31の成長する角度を小さくする。
【0031】冷却温度を制御することによって、固化界
面31がるつぼ9における筒状部21と錐台状部22と
の境界部近傍に達したときに、るつぼ9内の種結晶24
近傍における半導体材料30の温度と側壁9a側の半導
体材料30の温度とを等しくなるようにし、固化界面3
1をほぼ平面状とする。以後は、固化界面31が、平面
状を保つように冷却制御を行う。るつぼ9内の半導体材
料30がすべて固化したかどうかは、パイロメータ14
の出力信号が変化することによって確認することができ
る。
【0032】図6は、固化後るつぼ9から引き上げられ
た多結晶半導体32のインゴットが加工される工程を示
す図である。図6(1)は、るつぼ9から引き上げられ
たインゴットを示す。るつぼ9の錐台状部22に対応す
る部分は、筒状部21に対応する部分とは、結晶方向が
揃っていないので、図6(2)に示すように切り取られ
る。直方体に加工された多結晶半導体32は、図6
(3)に示すように長辺方向に分割される。さらに、使
用される目的によって所定の形状に加工される。
【0033】以下に、本発明の多結晶半導体の製造方法
を各工程ごとにさらに詳しく説明する。まず、るつぼ9
の底23に種結晶24を配置する。種結晶24を配置し
た後のるつぼ9に半導体材料としてたとえばポリシリコ
ンを充填する。ポリシリコンの充填作業は、図1に示す
密閉容器1の外部で行うことが好ましい。
【0034】熱絶縁体11が配置されている支持台10
にポリシリコンが充填されたるつぼ9を載置する。るつ
ぼ9を載置する際には、るつぼ9の中心が、台座13お
よび支持台10の中央を通る軸に一致するようにあわせ
る。駆動手段18を用いて筒体17、台座13を上昇さ
せ、るつぼ9が加熱炉4の内部の所定の位置に配置され
るようにるつぼ9のセッティングを行う。加熱炉4を作
動させる前に、台座13および筒体17に水を循環さ
せ、るつぼ9の底部、特に底部の下面が冷却されている
ことを確かめる。
【0035】さらに加熱炉4の加熱を始める前に、筒体
17を駆動手段18で鉛直軸線まわりに回転させ、るつ
ぼ9内のポリシリコンへの加熱が均一に行われるように
する。続いて、誘導加熱コイル5に電圧を印加し、加熱
体3を加熱して加熱体3からの輻射熱を利用してるつぼ
9内のポリシリコンを加熱する。
【0036】誘導加熱コイル5に約7kHzの周波数の
交流を印加すると、誘導加熱によって加熱体3の温度が
上昇し、加熱体3からの輻射熱によってるつぼ9が加熱
され、るつぼ9内のポリシリコンの温度が上昇する。シ
リコンの融解温度である1420℃以上に加熱炉4を加
熱する。本発明の実施のこの形態においては、るつぼ9
の上部側に熱源があり、底部側に冷却部がある構造であ
るので、るつぼ9内のシリコンは、上部側から底部側へ
と融解する。ポリシリコン30が融解する様子は、パイ
ロメータ14を用いてモニタすることができる。
【0037】加熱炉4内の温度が一定になるように誘導
加熱コイル5に供給する電力量を制御する。供給する電
力量の制御は、制御用熱電対の出力に応答して行われ
る。るつぼ9の底に対応させて設けられる熱電対によっ
て検出される温度変化に基づいて、種結晶24以外のポ
リシリコンが融解したことを確認する。
【0038】ポリシリコンが融解したことが確認される
と、加熱炉4内の温度をたとえば1時間に1度(1℃/
h)の割合で下げる。また、台座13を、たとえば1時
間に10mm(10mm/h)の割合で降下させてるつ
ぼ9の底23側からポリシリコン30を凝固させる。な
お、ポリシリコンを凝固させる際には、加熱炉4内の温
度分布の影響を低減させるために1rpmのスピードで
駆動手段18によって台座13を回転させる。
【0039】多結晶シリコンを製造する際には、るつぼ
9内の溶解した状態のポリシリコンがすべて凝固するた
めに必要な時間を予め測定しておく。るつぼ9内のポリ
シリコンが固化したどうかは、パイロメータ14が受信
する信号の変化によって判断することができる。るつぼ
9内のポリシリコンが固化するのに要した時間に基づい
て、るつぼ9において融解しているポリシリコンが固化
する速度、すなわち固化界面が成長する速度を算出する
ことができる。
【0040】固化界面が成長する速度が算出されること
によって、固化界面が前記境界部近傍に達するまでの時
間が算出される。前記算出される時間に基づいて、台座
13の周辺部16に供給する冷却水量を制御して、固化
界面が前記境界部近傍に達したときに固化界面を平面状
にする。すなわち、周辺部16に供給する冷却水量を凝
固開始時に供給する水量から増加させ、固化界面が前記
境界部近傍に達したときに、るつぼ9における台座13
の中心部15に対応する位置の温度と周辺部16に対応
する位置の温度とを同一とする。るつぼ9内のポリシリ
コンが、多結晶シリコンとして固化した後にるつぼ9か
ら多結晶シリコンを引上げる。
【0041】以上のように本発明の実施のこの形態によ
れば、るつぼ9において融解された半導体材料は、予め
算出される固化界面が成長する速度に基づいて、台座1
3の中心部15と周辺部16とに供給する冷却水量を制
御して凝固される。半導体材料の凝固開始時には、固化
界面を上に凸として、固化が進むとともに周辺部16に
供給する冷却水量を増加させ、固化界面を平面状に近づ
け、るつぼ9の筒状部21と錐台状部22との境界部付
近で平面状にする。固化界面が平面状になった後は、固
化界面が平面状を保つようにして固化を進行させるの
で、筒状部21において大きな結晶粒を持った多結晶半
導体を得ることができる。
【0042】
【実施例】るつぼ9において、筒状部21における幅方
向の長さは、それぞれ55cmであり、高さは40cm
である。るつぼ9の錐台状部22におけるテーパの角度
αについては後述する。
【0043】るつぼ9の底23に配置されるシリコンの
種結晶24は、CZ(チョコラルスキー)法によって作
成された結晶の(100)面の結晶を用いた。種結晶2
4の大きさは、縦10cm、横10cmであり、厚みは
2cmである。このシリコン種結晶24は、好ましくは
化学エッチングにより前処理した結晶を使用する。この
エッチングは、結晶表面を結晶成長に適するように円滑
にするために行われる。るつぼ9の底23に種結晶24
を配置した後、るつぼ9にポリシリコンを約140kg
充填した。
【0044】以下に示す表1に、るつぼ9における台座
13の中心部15に対応する位置の温度と、周辺部16
に対応する位置の温度と、固化界面の成長方向との関係
を示す。また、図7に固化界面31の成長方向について
示す。成長方向βは、固化界面31の鉛直方向に対する
角度である。
【0045】
【表1】
【0046】るつぼ9の中央部と周辺部との温度が等し
い場合には、成長方向βは0度となり、固化界面31は
フラットになる。中心部の温度は、種結晶24を融解さ
せないように1400℃としたまま、周辺部16の温度
を上昇させると前記温度の上昇に従って成長方向βが増
加した。周辺部16の温度を1420℃とした場合、成
長方向βは45度となる。なお、これ以上周辺部16の
温度を高くすると、シリコンの融点以上になり固化が進
行しなくなる。一方、中央部の温度を1400℃よりも
低くすると結晶の品質に悪影響を及ぼすことが実験で確
かめられている。
【0047】成長方向の最大値が45度であるので、る
つぼ9のテーパ部の角度αは、45度以上となる。前述
のように多結晶シリコン32を製造する際に、るつぼ9
の錐台状部22で形成されたインゴット部分は削除され
るので、錐台状部22をなるべく小さくすることが望ま
しい。したがって、るつぼ9のテーパ部の角度αは、4
5度に定められる。種結晶24の大きさからるつぼ9に
おける錐台状部22の高さは22.5cmとなる。
【0048】図8は、本実施例における固化を開始して
からの時間と、台座13に供給される冷却水の水量との
関係を示すタイミングチャートである。時刻t0におい
て、固化を開始した時点では台座13の中心部15に供
給する水量を示す直線21と周辺部16供給する水量を
示す破線52とは一致している。時刻t0において、供
給されるM1はたとえば本実施例では毎分15リットル
である。中心部15に供給される水量は、水量M1のま
ま変化しない。周辺部16に供給される水量は時刻t0
以降単調に増加し、時刻t1において水量M2となる。
時刻t1以降は、周辺部16に水量M2で冷却水が供給
される。水量M2は、たとえば本実施例では毎分25リ
ットルである。
【0049】冷却水の水量M2および時刻t1は、あら
かじめ測定される固化速度に基づいて、固化界面が柱状
部と錐台状部との境界部近傍に達する時刻t1に、固化
界面が平面状となるように設定される。
【0050】るつぼ9内のポリシリコンが多結晶シリコ
ンとして凝固結晶化した後にるつぼ9から多結晶シリコ
ンを引上げる。結晶化した多結晶シリコンは、前述のよ
うにして加工される。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、るつぼの
錐台状部の底に種結晶を配置して台座からの冷却温度を
制御しながら、半導体材料を凝固させ、固化界面が錐台
状部と筒状部との境界部に付近に達したときには、固化
界面を平面状として、その後は、固化界面が平面状を保
つようにして固化を進行させるので、筒状部において大
きな結晶粒を持った多結晶半導体を製造することができ
る。また、用いる種結晶は1つでよいので、種結晶を複
数用いる場合に比べて製造コストを削減することがで
き、種結晶を敷きつめる手間を省くことができる。
【0052】また、多結晶半導体の製造方法において、
るつぼ底面に載置した種結晶を融解させずにるつぼ内に
装填した半導体材料のみを融解させ、るつぼ底部から冷
却、半導体材料を凝固結晶化するので、底部からるつぼ
上部にかけて一方向に結晶が成長した結晶学的に優れ
た、高品質多結晶半導体を得ることができる。
【0053】また本発明によれば、固化開始時において
台座の中心部と周辺部とにおいて冷却温度に差を設けな
くてもるつぼの底の中心部と周辺部とで温度差が発生
し、固化界面の形状を上に凸とすることができる。ま
た、熱絶縁体がるつぼと台座との間との空間に挿入され
るので、るつぼを安定して台座に配置することができ
る。
【0054】さらに本発明によれば、台座において中心
部と周辺部とにはそれぞれ独立して冷却水が循環される
ので、中心部と比較して多量の冷却水を周辺部に循環さ
せることによって周辺部の冷却温度を中心部より低くす
ることができ、台座の周辺部と中心部とにおいてそれぞ
れ別個に冷却温度を設定し、るつぼの底から熱を奪うこ
とができる。
【0055】またさらに本発明によれば、前記半導体材
料はポリシリコンであり、多結晶半導体は多結晶シリコ
ンであるので、大きな結晶粒をもった多結晶シリコンを
製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である多結晶半導体の製
造方法において用いられる装置の概略的な構成を示す縦
断面図である。
【図2】るつぼ9の形状の例を示す図である。
【図3】台座13の構成を示す図である。
【図4】るつぼ9を使用して多結晶半導体を製造する際
の温度分布と固化界面とを示す図である。
【図5】るつぼ9において半導体材料が凝固する際の固
化界面の形状を示す図である。
【図6】固化後、るつぼ9から引き上げられた多結晶半
導体32が、加工される工程を示す図である。
【図7】固化界面31の成長方向について示す図であ
る。
【図8】固化を開始してからの時間と台座13に供給さ
れる冷却水の水量との関係を示すタイミングチャートで
ある。
【図9】多結晶シリコンを製造する方法について説明す
るための図である。
【符号の説明】
1 密閉容器 2 熱絶縁体 3 加熱体 4 加熱炉 5 誘導加熱コイル 6 熱電対 7 制御装置 8 リード線 9 るつぼ 10 支持台 11 熱絶縁体 12 側壁 13 台座 14 パイロメータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体に対して不活性な雰囲気下で、筒
    状である筒状部と、筒状部の一方の開口端に接続され、
    先端になるにつれ先細となる錐台状部とを有するるつぼ
    の錐台状部の底部に種結晶を配置し、るつぼ内に半導体
    材料を装入して加熱手段によって加熱融解し、るつぼ底
    部から熱を奪いながら底部の下面温度を半導体材料の融
    点以下に保つことによって実質的に種結晶を融解させる
    ことなく半導体材料のみを融解した後、るつぼを冷却し
    融解した半導体材料を凝固させ種結晶から多結晶を成長
    させる多結晶半導体の製造方法において、 るつぼは、るつぼを載置したときに錐台状部の底部下面
    に対応する中心部と、中心部以外の部分である周辺部と
    によって構成される台座によって支持され、かつ当該台
    座によって底部から熱を奪われ、 半導体材料を凝固させる際には、台座の中心部と周辺部
    とを同一の冷却温度に保ちながらるつぼの冷却を開始
    し、周辺部の冷却温度を中心部の冷却温度に対して制御
    し、融解状態の半導体材料と凝固した半導体材料との境
    界面である固化界面が、筒状部と錐台状部との境目の部
    分である境界部近傍に達したときには、周辺部の冷却温
    度を固化界面が平面状となる予め定められる冷却温度と
    して、以後は固化界面を平面状に保って半導体材料を凝
    固させることを特徴とする多結晶半導体の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記るつぼは、筒状である支持台に嵌込
    まれ、るつぼと支持台との間の空間に熱絶縁体を挿入す
    ること特徴とする請求項1記載の多結晶半導体の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記台座の中心部と周辺部とにそれぞれ
    冷却水を循環させることによって台座を冷却し、 周辺部に中心部と比較して多量の冷却水を循環させ、周
    辺部の冷却温度を中心部より低くすることを特徴とする
    請求項1または2記載の多結晶半導体の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記半導体材料はポリシリコンであり、
    多結晶半導体は多結晶シリコンであることを特徴とする
    請求項1〜3のうちの1つに記載の多結晶半導体の製造
    方法。
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