JPH0969911A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH0969911A
JPH0969911A JP7224194A JP22419495A JPH0969911A JP H0969911 A JPH0969911 A JP H0969911A JP 7224194 A JP7224194 A JP 7224194A JP 22419495 A JP22419495 A JP 22419495A JP H0969911 A JPH0969911 A JP H0969911A
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JP
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data
modem
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station terminal
unit
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JP7224194A
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Takahito Miura
崇人 三浦
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データモデムを付加することなくファクシミ
リ装置に内蔵されたモデム(ファクシミリモデム)を制
御してデータ通信を実行できるようにする。パーソナル
コンピュータ間でキャラクタデータの送受信を行う。 【解決手段】 データの送受信に必要な各部の制御を実
行する制御部に、ATコマンドを解釈するコマンド解釈
部12と、このコマンド解釈部12からの指令に基づい
てモデムを制御するモデム制御部13を備える。そし
て、自局端末機または他局端末機から送られてくるAT
コマンドをコマンド解釈部12によって解釈し、そのコ
マンドの内容に従って、モデム制御部13がモデムを制
御し、データモデムとしてコードデータの変復調を行な
えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パーソナルコン
ピュータ,ワードプロセッサ等の端末機の間で、電話回
線を介して行なうコードデータの送受信を制御できるよ
うにしたファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディアの普及に伴いパー
ソナルコンピュータやワードプロセッサ等の端末機が各
種の形態で使用されるようになっており、電話回線を使
用したデータ通信も一般化してきている。
【0003】さて、パーソナルコンピュータやワードプ
ロセッサ等の端末機から送信されるデータの多くは、文
字,記号情報等をコード化したコードデータであり、該
コードデータを電話回線にのせる場合には、データモデ
ムによってコードデータを変復調する必要がある。した
がって、これら端末機の間で電話回線を使用したデータ
通信を行なう場合は、データモデムを備えるための設備
コストがかかり、一般ユーザに対し少なからず経済的負
担を強いることになる。
【0004】また、特開平4−196957号公報に開
示されたファクシミリ装置は、画像データに加えて、コ
ード信号(コードデータ)を送受信できる機能を備えて
いる。すなわち、同ファクシミリ装置には、コード信号
を変復調するモデム(すなわち、データモデム)を含む
送受信制御手段を有しており、この送受信制御手段を介
してコンピュータ等からのコード信号を変復調して電話
回線を使ったデータ通信ができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ファク
シミリ装置の本来的機能である画像データの送受信を行
なうためには、同公報に明示されているモデム(データ
モデム)を含む送受信制御手段の他に、従来からファク
シミリ装置に内蔵されているファクシミリモデムとその
制御手段が必要となり、同公報のファクシミリ装置は当
然にそれを備えているものと考えられる。そうなると、
同公報に開示されたファクシミリ装置は、既存のファク
シミリモデムに加え、データ通信用にデータモデムを付
加した構成であるため、該データモデムの付加による設
備コストの増大を避けることができないという課題があ
った。
【0006】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、データモデムを付加することなく、既存のファ
クシミリ装置に内蔵されているモデムを利用して、端末
機間のコードデータを、電話回線を介して送受信できる
ようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明のファクシミリ装置は、送受信したデータの
変換処理を行なうモデムと、電話回線の接続または切断
を行なう網制御部と、自局端末機の接続手段と、データ
を印字出力する出力部と、データの送受信に必要な各部
の制御を実行する制御部とを備えており、さらに、上記
制御部を次のように構成したことを特徴としている。
【0008】すなわち、制御部は、自局端末機から入力
しまたは電話回線を介して他局端末機から受信したモデ
ム制御コマンドを解釈する手段と、解釈したモデム制御
コマンドに従って上記モデムを制御してコードデータの
送受信を実行させる手段とを含んだ構成となっている。
【0009】ファクシミリ装置に内蔵されたファクシミ
リモデムも、信号の変復調を行なうという機能において
はデータモデムと変わるところがない。ただし、データ
モデムは、端末機から送られてくるATコマンドと称す
るモデム制御コマンドによって制御され、ファクシミリ
モデムでは、このATコマンドを解釈することができな
い。
【0010】そこで、この発明は、制御部にこのATコ
マンドを解釈する手段を付加し、端末機からこのATコ
マンドが送られてきた場合には、該ATコマンドを解釈
し、その制御内容に沿ってファクシミリモデムを制御
し、データモデムとしての動作を実行できるようにして
いる。
【0011】さて、コードデータの受信は自局端末機に
よって行なわれるため、着呼時、自局端末機が起動して
いない場合は、電話回線が接続されたものの、続くコー
ドデータの受信動作を行なえない状態となってしまう。
そこで、制御部が、電話回線を介して他局端末機から着
呼があったとき、自局端末機が受信可能な状態となって
いるか否かを検出する手段と、自局端末機が受信できな
い状態と判断したとき、他局端末機からの着呼記録デー
タを作成するとともに該着呼記録データをファクシミリ
装置の出力部から出力させる手段とを含む構成とすれ
ば、出力された着呼記録データにより、ユーザへ着呼の
事実を報知することができ、その後の適切な処理に寄与
することが可能となる。
【0012】また、記制御部に、送受信するコードデー
タをファクシミリ装置の記憶部に蓄積させるとともに、
該蓄積したコードデータを出力部から出力させる構成を
付加すれば、送受信したコードデータの内容を記録紙上
に印字して参照または保存することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。図1は、この発明
によるファクシミリ装置の実施の形態を示すブロック図
である。図2は、図1に示す制御部に含まれるこの発明
のコマンド解釈部とモデム制御部を示すブロック図であ
る。
【0014】図1に示すように、このファクシミリ装置
は、制御部1,網制御部2,モデム3,画像メモリ4,
プロッタ5,操作部6,スキャナ7を備えている。これ
ら各構成部は、一般のファクシミリ装置に備えられてい
るもので、制御部1は、各構成部を制御してファクシミ
リ送受信を実行させる基本機能を有している。
【0015】網制御部2は、電話回線の接続または切断
を制御し、モデム3は、画像データを変復調する機能を
基本的に有している。画像メモリ4は、受信した画像デ
ータを一旦記憶するメモリであり、この画像メモリ4に
蓄積した画像データを、逐次プロッタ5から出力する。
操作部6は、ファクシミリ送受信をはじめ、このファク
シミリ装置の操作に必要なユーザによる指令を入力する
構成部である。スキャナ7は、原稿上の送信用画像デー
タを光学手段によって読み取り、画像信号に変換するた
めの構成部である。
【0016】さらに、このファクシミリ装置は、シリア
ルインタフェース部8および送受信データを一旦格納す
るバッファとしての記憶部9を備えている。シリアルイ
ンタフェース部8は、パーソナルコンピュータやワード
プロセッサなどの端末機を接続する接続手段であり、こ
のシリアルインタフェース部8に自局端末機11が接続
可能となっている。なお、上述の各構成部は、バスを介
して相互に信号の授受を行なっている。
【0017】また、このファクシミリ装置は、上記制御
部1にコマンド解釈部12およびモデム制御部13を備
えている(図2参照)。コマンド解釈部12は、自局端
末機11からシリアルインタフェース部8を介し、また
は他局端末機(図示せず)から電話回線を介して送られ
てくるシリアルデータが、モデム3を制御するためのA
Tコマンド(モデム制御コマンド)か否かを常時監視し
ており、ATコマンドであれば、該ATコマンドを解釈
し、そのコマンドに従ったモデム3の制御をモデム制御
部13に指令する。モデム制御部13は、その指令に応
じてモデム3をデータモデムとして制御し、続いて送ら
れてくるコードデータの変復調を実現させる。
【0018】次に、図3〜図8を主に参照してこのファ
クシミリ装置によるコードデータの送受信動作を説明す
る。図3,図4は、自局端末機11から発呼するとき、
すなわち自局端末機11から電話回線を通して他局端末
機にコードデータを送信するときに,制御部1において
実行される処理を説明するフローチャートである。
【0019】まず、これら図3,図4を主に参照して、
自局端末機11からのコードデータの送信動作を説明す
る。制御部1は、ステップ20をエントリポイントとし
て、図3,図4に示すルーチンに入ると、制御部1によ
り常時、自局端末機11からのシリアルデータの入力を
監視し(ステップ21)、シリアルデータが入力された
場合は、ステップ22に移行し、コマンド解釈部12に
よってそのシリアルデータがATコマンドによる発呼要
求かどうかその内容を検査する。そして、発呼要求でな
ければそのシリアルデータを破棄して再度ステップ21
に戻り、次に入力されるシリアルデータを監視する。
【0020】もし入力したシリアルデータが発呼要求で
あれば、ステップ23において、コマンド解釈部12が
モデム制御部13に対して、通常のファクシミリ通信を
行なう状態である「画像データモード」から、コードデ
ータの送受信を行なう「コードデータモード」にモデム
3を設定変更するするように指令を発する。モデム制御
部13は、この指令を受けてモデム設定信号を出力し、
同信号に基づいてモデム3がコードデータモードに変わ
る。
【0021】さらに、ステップ24において、モデム制
御部13からモデム3に対し、データ送信モード(例え
ば、v27ter:2400bps)にするためのモデ
ム設定信号が出力され、同信号に基づいてモデム3がデ
ータ送信モードに切り替わる。続いて、制御部1からの
指令によって、網制御部2が電話回線を閉結するととも
に(ステップ25)、制御部1を介してATコマンドに
記述された電話番号を発呼して他局端末機との接続を実
行する。その後、ステップ26において、制御部1は、
自局端末機11に発呼を受け付けた旨の信号を送出す
る。
【0022】発呼処理が終了すると、通常は通信相手で
ある他局端末機から通信プロトコル設定のためのデータ
が送られてくるので、制御部1は、モデム制御部13を
通じてモデム3をデータ受信モード(例えば、v27t
er:2400bps)に切り替える(ステップ2
7)。ステップ28においては、制御部1が、自局端末
機11からのシリアルデータの入力を監視しており、シ
リアルデータが送られてきた場合にはステップ32に分
岐する。同時に、ステップ29においては、コマンド解
釈部12が、他局端末機11からのデータの入力を監視
している。
【0023】ステップ29において、他局端末機からデ
ータを受信した場合には、ステップ30に移行する。ス
テップ30では、電話回線を通じて他局端末機から送ら
れてくるデータをモデム3で復調した後、記憶部9に一
旦格納するとともに、逐次自局端末機11へと送出す
る。同時に、ステップ31において、記憶部9に格納し
たデータをプロッタ5から出力する。
【0024】通常、上記他局端末機からの受信データ
は、通信プロトコルを示すデータであるので、次に自局
端末機11からATコマンドとともに通信プロトコルを
示すシリアルデータが送出される(ステップ28)。制
御部1がこの自局端末機11からのシリアルデータを検
出した場合にはステップ32,33へと進み、コマンド
解釈部12によってATコマンドを解釈し、該コマンド
の内容に従ってモデム制御部13がモデム3をモデムを
データ送信モード(例えば、v27ter:2400b
ps)に切り替える。そして、自局端末機11から送ら
れてくるシリアルデータ(プロトコルデータ)を記憶部
9に格納するとともに、モデム3で変調した後、網制御
部2から電話回線を介して他局端末機へと送信する(ス
テップ34)。同時に、ステップ35において、記憶部
9に格納されたシリアルデータをプロッタ5から出力し
て、ステップ27に戻る。
【0025】このようにして通信プロトコルが決定した
後、自局端末機11からコードデータの送信が行なわれ
る(ステップ28)。すなわち、ステップ28からステ
ップ33へと進み、シリアルデータに含まれるATコマ
ンドをコマンド解釈部12が解釈して、該コマンドに従
ってモデム制御部13がモデム3をデータ送信モード
(例えば、v27ter:2400bps)に切り替え
る。そして、自局端末機11から送られてくるシリアル
データ(コードデータ)を記憶部9に格納するととも
に、モデム3で変調した後、網制御部2から電話回線を
介して他局端末機へと送信する(ステップ34)。同時
に、ステップ35において、記憶部6に格納されたシリ
アルデータをプロッタ5から出力して、ステップ27に
戻り、以上の処理をステップ32での電話回線断要求が
検出されるまで続行する。
【0026】ステップ32において、自局端末機11か
ら送られてきたシリアルデータが、電話回線断を要求す
るATコマンドであった場合には、ステップ36に移行
する。ステップ36においては、コマンド解釈部12に
よるATコマンドの解釈、すなわち回線断要求に従っ
て、制御部1が網制御部2に指令を送り、電話回線を切
断する。次いで、ステップ37において、モデム制御部
13の指令によってモデム3が画像データモードに切り
替わり、通常のファクシミリ通信を行なえる状態にして
処理が終了し、もとのルーチンに戻る(ステップ3
8)。
【0027】次に、図5〜図8を主に参照して、他局端
末機からのコードデータの受信動作を説明する。図5〜
図8は、自局端末機11に着呼があったとき、すなわち
電話回線を通して他局端末機からのコードデータを受信
するときに制御部1において実行される処理を説明する
フローチャートである。
【0028】制御部1は、ステップ50をエントリポイ
ントとして、図5〜図8に示すルーチンに入ると、電話
回線を通して着呼がないかどうかを監視する(ステップ
51)。着呼があった場合には、ステップ52に移行
し、網制御部2が、電話回線を閉結する。続いて、制御
部1は、タイマをスタートさせた後(ステップ53)、
ステップ54および55において、CNG信号(コーリ
ング・トーン)が他局端末機から送信されてくるのを待
つ。もしタイムオーバーとなる前に、CNG信号を検出
した場合には、相手局がファクシミリ装置であると判断
し、画像データによる通常のファクシミリ受信を行なう
(ステップ56)。
【0029】ステップ57においてタイムオーバーとな
れば、ステップ58に移行し、第2のタイマをスタート
させるとともに、ステップ59において、モデム制御部
13からモデム設定信号を送出して、モデム3を通常の
ファクシミリ通信モードからコードデータモードに設定
する。さらにステップ60において、モデム制御部13
からモデム設定信号を送出して、モデム3をデータ送信
モード(例えば、v27ter:2400bps)に設
定する。その後、受信準備ができた旨のアンサートーン
を他局端末機に送信する(ステップ61)。
【0030】次に、ステップ62において、モデム制御
部13からモデム設定信号を送出してモデム3をデータ
受信モード(例えば、v27ter:2400bps)
に設定し、他局端末機から送られてくるデータの受信に
備える。
【0031】もし第2のタイマで設定した時間の間に、
データが受信されなければ、ステップ63においてステ
ップ72に移行し、制御部1が網制御部2に電話回線断
を指令し、これによって網制御部2が電話回線を切断す
る。次に、ステップ73において、モデム制御部13が
モデム設定信号を送出してモデム3を画像データモード
に切り替え、通常のファクシミリ通信を行なう状態にし
て処理を終了し、もとのルーチンに戻る(ステップ7
4)。
【0032】ステップ64において、電話回線を介して
他局端末機からデータを受信したときは、ステップ65
に移行し、自局端末機11がデータを受信できる状態に
あるかを検査する。例えば、RS−232Cのインタフ
ェースケーブルであれば、信号線での手順によって容易
に接続が確立しているか否かを判別することができる。
また電源については、信号線のCDがオンか否かにより
検査することができる。
【0033】自局端末機11が受信できる状態でなけれ
ば、ステップ68に移行し、着信があった旨の記録をプ
ロッタ5から出力する。この着信記録としては、例えば
着信時間等の履歴情報を含めることができる。次いで、
ステップ69において、制御部1が網制御部2に電話回
線断を指令し、これによって網制御部2が電話回線を切
断する。そして、ステップ70において、モデム制御部
13がモデム設定信号を送出してモデム3を画像データ
モードに切り替え、通常のファクシミリ通信を行なう状
態にして処理を終了し、もとのルーチンに戻る(ステッ
プ71)。
【0034】ステップ65において、自局端末機11が
データを受信できる状態にあれば、ステップ66におい
て、他局端末機から送られてくるデータ(通常はプロト
コルデータ)を記憶部9に一旦格納するとともに、逐次
シリアルインタフェース部8を介して自局端末機11に
送出する。それと同時に、ステップ67において、記憶
部9に記憶されつつある受信データをプロッタ5から出
力する。そして、ステップ75において、モデム制御部
13がモデム3にモデム設定信号を送出し、モデム3を
データ受信モード(例えば、v27ter:2400b
ps)に設定する。
【0035】ステップ76においては、制御部1が、自
局端末機11からのシリアルデータの入力を監視してお
り、シリアルデータが送られてきた場合にはステップ8
0に移行する。同時に、ステップ77においては、他局
端末機からのデータの受信を監視している。
【0036】そして、ステップ76において、自局端末
機11からシリアルデータ(通常、ATコマンドとプロ
トコルデータ)を入力した場合には、ステップ80に進
み、入力したシリアルデータが回線断を要求するATコ
マンドを含まない場合には、そのままステップ81に移
行する。
【0037】ステップ81において、コマンド解釈部1
2がATコマンドを解釈し、そのコマンドに従ってモデ
ム制御部13がモデム3をデータ送信モード(例えば、
v27ter:2400bps)に切り替える。そし
て、自局端末機11から送られてくるシリアルデータを
記憶部9に一旦格納するとともに、逐次モデム3で変調
した後、網制御部2から電話回線を介して他局端末機へ
と送信する(ステップ82)。そして、ステップ83に
おいて、記憶部9に格納されたシリアルデータをプロッ
タ5から出力し、ステップ75に戻る。
【0038】通信プロトコルが確立した後、他局端末機
からデータ(コードデータ)を受信した場合には(ステ
ップ77)、その受信データをモデム3で復調した後、
記憶部9に一旦格納し、逐次自局端末機11へと送出す
る(ステップ78)。そして、ステップ79において、
記憶部9に格納した受信データをプロッタ5から出力す
る。
【0039】このようにして、他局端末機からのデータ
受信または自局端末機11からのシリアルデータ送信に
関する各動作を繰り返し、自局端末機11から回線断要
求か送られてきたら(ステップ80)、ステップ72に
移行して先に説明したステップ72〜74までの処理を
実行してもとのルーチンに戻る。なお、上述した実施形
態において、ファクシミリ装置のプロッタ5から送受信
データを出力する場合、コードデータである送受信デー
タをイメージデータに変換して出力することは勿論であ
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、既存のファクシミリ装置に内蔵されているモデムを
そのまま利用することによって、端末機間において電話
回線を介したコードデータの送受信を経済的に行なうこ
とができる。また請求項2の発明によれば、受信側の端
末機が受信できる状態にないときに着呼があった場合に
も、ファクシミリ装置のプロッタに着呼に関する履歴が
出力されるので、不在時に記録されたその履歴によって
適切な対処が可能となる。さらに請求項3の発明によれ
ば、端末機間において送受信されたコードデータをファ
クシミリ装置のプロッタに常時モニタすることによっ
て、確実な端末機間の通信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるファクシミリ装置の実施の形態
を示すブロック図である。
【図2】図1に示したファクシミリ装置における制御部
の構造を示すブロック図である。
【図3】自局端末機が発呼するときの制御部での処理を
説明するフローチャートである。
【図4】図3のステップ32から分岐した処理を示すフ
ローチャートである。
【図5】自局端末機が着呼するときの制御部での処理を
説明するフローチャートである。
【図6】図5のステップ63から分岐した処理を示すフ
ローチャートである。
【図7】図5のステップ65から分岐した処理を示すフ
ローチャートである。
【図8】図5のステップ67から続く処理を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1:制御部 2:網制御部 3:モデム 4:画像メモリ 5:プロッタ 6:操作部 7:スキャナ 8:シリアルインタフェース部 9:記憶部 11:自局端末機 12:コマンド解釈部 13:モデム制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送受信したデータの変換処理を行なうモ
    デムと、電話回線の接続または切断を行なう網制御部
    と、自局端末機の接続手段と、データを印字出力する出
    力部と、データの送受信に必要な各部の制御を実行する
    制御部とを備えたファクシミリ装置であって、 前記制御部は、自局端末機から入力しまたは電話回線を
    介して他局端末機から受信したモデム制御コマンドを解
    釈する手段と、解釈したモデム制御コマンドにしたがっ
    て前記モデムを制御してコードデータの送受信を実行さ
    せる手段とを含むことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、 前記制御部は、電話回線を介して他局端末機から着呼が
    あったとき、前記自局端末機が受信可能な状態となって
    いるか否かを検出する手段と、前記自局端末機が受信で
    きない状態と判断したとき、前記他局端末機からの着呼
    記録データを作成するとともに該着呼記録データを前記
    出力部から出力させる手段とを含むことを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 送受信するデータを記憶する記憶部を備
    えた請求項1または2記載のファクシミリ装置におい
    て、 前記制御部は、送受信するコードデータを前記記憶部に
    蓄積させるとともに、該蓄積したコードデータを前記出
    力部から出力させることを特徴とするファクシミリ装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100353737C (zh) * 2003-12-24 2007-12-05 三星电子株式会社 数据传输设备及其方法

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