JPH096986A - マルチモダリティに対応した3次元画像合成表示装置 - Google Patents

マルチモダリティに対応した3次元画像合成表示装置

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JPH096986A
JPH096986A JP7151336A JP15133695A JPH096986A JP H096986 A JPH096986 A JP H096986A JP 7151336 A JP7151336 A JP 7151336A JP 15133695 A JP15133695 A JP 15133695A JP H096986 A JPH096986 A JP H096986A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 3次元データ上でデータを統合することなし
に、表示表面深さ(Zバッファ)値により3次元位置関
係の正しく画像合成でき、されに関心領域ごとに最適な
レンダリングパラメータを選択できるため高画質に画像
合成でき、さらに関心領域ごとに任意の不透明度の合成
を行う、3次元画像合成表示装置を提供する。 【構成】 3次元データを保管する記憶装置と、ボリュ
ームレンダリングと画像合成を処理する計算機と、ディ
スプレイと、ディスプレイの座標を入力する装置とを備
えた3次元画像合成表示装置において、3次元データを
可視化するためのボリュームレンダリング機能211
と、関心領域を抽出する機能220と、その抽出領域に
対しボリュームレンダリングする機能221と、ボリュ
ームレンダリングの際、最も表示に関与したボクセルを
表示表面深さ(Zバッファ)値として求める機能21
1、221とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用の分野】本発明は、X線CT装置やMR
I装置や3D超音波診断装置やEmission CT装置によ
り得られた複数の3次元ボリュームデータの3次元画像
合成表示に関し、各データごとに同一の視線方向を合わ
せて表示表面深さ(Zバッファ)値を持つ3次元投影画
像を計算する機能を備え、この3次元投影画像を複数用
いることで3次元的に位置の正しい高画質な合成表示を
得る3次元画像合成表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に関連する公知例として以下の文
献が挙げられる。 (1)M.Levoy:Efficient Ray Tracing of Volume Dat
a, ACM Trans. on Graphics,Vol.9, No.3, (1990) pp2
45-261 (2)Newell, M.E.,Newell, R.G. and Sancha, T.
L.:A New Approach to the Shaded Picture Problem,P
roc.ACM.Nat.Conf.,(1972)pp.443 (3)石井光雄:映像化マシン、オーム社pp12 (4)西川克彦,桜庭孝弘,斉藤英樹,杉山淳一,松尾昭
彦:高速高性能三次元システム「昴」−(4)高速描画機
構−,1992年電子情報通信学会秋季大会講演論文集6,pp2
04 (5)特開昭64−37678号公報 (6)医用画像のディジタル化と三次元画像処理−旭化
成情報システム(株)−, 映像情報(M)1994年5月, pp606
-607 文献(1)では、3次元データのボリュームレンダリン
グを説明している。ボリュームレンダリングにおける3
次元データは、半透明のボクセルから構成されると考え
る。視点から物体に向かいレイトレースしていき、半透
明のボクセルに光が透過するとき、光の透過量が変化す
る度合いとして、各ボクセルに対し不透明度を定義し、
ボクセルから反射される光の量の総和を投影面のピクセ
ル値として投影する。CGの技術として、透明、半透明
の物体の合成を行う簡単な方法が(2)のNewellの方法
である。この方法は、背後の物体の色と透明な物体の色
を混ぜ合わせることにより、透明感を表現するものであ
る。文献(3)では、物体モデルをレンダリングする隠
面処理としてZバッファの機能を用いている。ここで
は、各物体モデルの表面位置とZバッファの値と比較し
て、すでにレンダリングされている物体より手前の物体
ならZバッファとこの物体の投影値を書き換え、全ての
物体について同様に計算し投影画像を得る。文献(4)
では、複数の描画機構を奥行きデータ制御機構を介して
接続することにより、各描画機構で生成された画像を奥
行き値に基づいて合成することができる。この方式で
は、3次元空間に定義される複数のプリミティブを複数
の描画機構により分担し並列に複数の画像を生成し、そ
れを合成し3次元画像を得るので、描画機能の台数によ
り時間を短縮できる。一般に複数の3次元データの合成
表示する場合、それぞれのデータから表示したい部位を
3次元的に抽出処理により、分離(セグメンテーショ
ン)し、統合したい3次元データに埋め込み、合成表示
を行う必要があった。このように、一つの3次元データ
に統一されたデータに対して、公知例(5)では、3次
元データから任意の構造物を抽出し、その投影面からの
距離を作成しておき、任意の形状に設定された切除領域
の内外のサーフェス画像を一枚の画像に合成表示してい
る。文献(6)では、3D合成ソフト「Dr.View/Blende
r」を紹介しており、このソフトによれば自由な方向か
ら見た表示が可能であり、その表示物体に割断面を入れ
ることができ、この表示結果の3次元表面にモダリティ
の異なる画像をある割合で張り付けることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】X線CT装置で患部を
撮影する場合、様々な血管造影を行い、患部やその周辺
の血管の走行状態、骨などの3次元情報を得る。また、
MRIでは、軟部組織の病変や、血流などの3次元情報
を低侵襲で得ることができる。さらに、EmissionCTで
は、人体の生理機能を3次元情報として得ることができ
る。このような様々な撮影方法により得られた3次元情
報を有効利用し、互いのデータを補完し、合成表示を行
い、診察や手術計画の際に役立てたいというニーズがあ
る。従来、単一の上記のような3次元データを高画質に
可視化する方法として、文献(1)のような表示表面を
一意に決めずに可視化するボリュームレンダリング法が
知られているが、この方法では滑らかに変化する表示表
面部の数ボクセルを投影値に関与させる可視化アルゴリ
ズムなので表示表面深さ(Zバッファ)値を、一意に決
定できない。また、複数の3次元データを合成するに
は、3次元空間に複数の3次元データを表現する必要が
ありメモリを多く消費する。さらに、この方法で各関心
領域を半透明に表示するには、レンダリングパラメータ
が複雑になり最適なパラメータを得るのは非常に困難で
ある。また、公知例(5)は上記のように各々の3次元
データから表示したい関心領域を抽出処理によりセグメ
ンテーションし、統合したい3次元データの対応する位
置に埋め込み、合成表示するものである。この方法で
は、異なるデータにセグメンテーションした結果を埋め
込むため画像に不連続面が生じ、ボリュームレンダリン
グで合成表示する際、画質の悪化が予想される。また、
3次元CGでは、文献(2)(3)(4)のような、様
々な画像合成テクニックが提案されているが、これらの
方法では複数の3次元データの関心領域ごとに表面位置
データなどの3次元座標データに変更し、一つの3次元
ベクトルデータとして表現し、レンダリング処理する必
要があり、このため、個々の関心領域に対し、画質の良
いボリュームレンダリング法を選択できなかった。ま
た、文献(6)のような三次元データの投影結果に異な
るデータの投影結果をある割合で単純に張り付け、画像
の合成を行う方法では、3次元的に前後関係の合った合
成をすることは不可能である。
【0004】本発明の目的は、このような問題点を改善
し、異なる複数の3次元データを統合し新たな3次元デ
ータを作成することなしに高画質なボリュームレンダリ
ング合成表示を簡単に行うことが可能な、3次元画像合
成表示装置を提供することにある。さらに、各関心領域
ごとに最適な可視化パラメータでボリュームレンダリン
グすることを可能とし、高画質なボリュームレンダリン
グ画像の合成表示を行うことが可能とすることを目的と
する。さらに、各関心領域ごとにボリュームレンダリン
グ画像作成時に最も表示に関与したボクセルの深さ値に
より表示表面深さ(Zバッファ)値を求めることがで
き、この値をもとにボリュームレンダリング合成表示を
行うことで3次元的な前後関係の正しい3次元合成画像
を得ることを目的とする。さらに、各ボリュームレンダ
リング画像ごとに不透明度を任意に設定することで、任
意の半透明合成画像や非透明合成画像を得ることを目的
とする。また、3次元機能データとの画像合成でも複数
の3次元形態データから得たボリュームレンダリング合
成画像上に画像合成できるようにすることを目的とす
る。さらに、マルチモダリティデータの合成表示におい
ては、各撮影装置ごとにボリュームレンダリングを行う
プロセッサを持ち、それぞれの3次元投影画像を並列に
計算可能にすることを目的とし、さらにその結果を画像
合成装置に転送することで、画像合成ができ、データ量
の大きい3次元ボリュームデータを転送しないことを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の3次元画像合成装置は、3次元データを保
管するハードディスク(図1の104)と、ボリューム
レンダリング及び投影画像合成を行う計算機(図1の1
00)と、ディスプレイ(図1の103)と、ディスプ
レイの座標を入力する装置(図1の102)とを備えて
いる。さらに、計算機100には、3次元データを可視
化するための、ボリュームレンダリング機能(図2の2
11)と、関心領域の抽出機能(図2の220)及びそ
の抽出領域に対しボリュームレンダリングする機能(図
2の221)と、これらレンダリングの際に表示表面深
さ(Zバッファ)値を求める機能(図2の211、22
1)とを備えている。上記ボリュームレンダリング機能
211、221は、位置合わせの済んだ各々の3次元デ
ータごとの関心領域ごとに最適なレンダリングパラメー
タで3次元投影画像(図9参照)を得ると同時に、投影
画像の画素ごとにレンダリング輝度値とともにこの輝度
値に最も関与した光線追跡線上のボクセルの深さ値とし
て表示表面深さ(Zバッファ)値(図10参照)を求め
るものである。さらに、複数の3次元データに対し、同
一の視線方向からボリュームレンダリングし複数の3次
元画像(Zバッファ付き)を得る機能と、同一の視線方
向から複数のレンダリングパラメータで複数の3次元画
像(Zバッファ付き)を得る機能を備えている。さら
に、このようなボリュームレンダリング機能により得た
複数の同一の視線方向から投影計算された3次元投影画
像を表示表面深さ(Zバッファ)値をもとに画素ごとに
求めた前後関係と、各3次元投影画像ごとに設定された
不透明度と、それぞれの画像の画素の輝度値とにより、
合成画像の画素値への関与について計算を行い画像合成
結果を得る機能(図13参照)を備えている。さらに、
同様に得られた同一視線方向の3次元画像(Zバッファ
付き)を合成表示する機能に対し、各画像ごとに不透明
度を設定する機能(図6の331)と、各画像ごとに輝
度値を変更する機能(図6の360、370)と、各画
像ごとに任意に線形変形する機能(図16の634、6
35)と、各画像ごとに表示表面深さ(Zバッファ)値
を一様に変更する機能(図16の637)とを備えてい
る。上記のように得られた合成画像に対し、合成された
3次元画像の表示表面深さ(Zバッファ)値の最大値を
取ることで合成画像の表示表面深さ(Zバッファ)値を
求め、この値とこの合成画像を計算した視線方向より、
合成画像の表面に3次元機能データの値を合成し、機能
情報合成画像を得る機能(図18参照)を備えている。
また、マルチモダリティの画像合成に対し、各撮影装置
ごとにプロセッサ(図19の810、820、840、
850)を備え、このプロセッサは共通の座標系に位置
合わせする機能と、画像合成装置の指示する視線方向の
ボリュームレンダリングを行い3次元画像を求める機能
と、表示表面深さ(Zバッファ)値を求める機能と、求
めた3次元画像と表示表面深さ(Zバッファ)値を画像
合成装置に転送し、合成画像を求める機能(図20参
照)を備えている。
【0006】
【作用】本発明では、複数の3次元データに対し、それ
ぞれのデータで個別に同一視線方向からの3次元画像を
作成し、その得られた3次元画像に対し合成計算を行う
ため、複数の3次元データを統合する必要がなく、簡単
に合成画像を得ることができる。さらに、各関心領域ご
とに3次元画像を作成するため、各関心領域ごとに最適
なボリュームレンダリングパラメータを選択することが
でき、高画質な合成表示を行うことができる。さらに、
ボリュームレンダリングでは、一意に決められない表示
表面深さ(Zバッファ)値を表示に最も関与したボクセ
ルの深さ値から求め、画像合成の際にこの値により3次
元的前後位置関係を判定しこの結果に応じた合成を行う
ため、3次元位置関係の正しい合成表示を行うことがで
きる。さらに、各3次元画像ごとに不透明度をユーザー
の入力により対話的に設定することができるため、任意
の半透明合成表示や非透明合成表示(手前にある画像の
画素値最優先表示)を行うことができる。さらに、複数
の3次元データから合成された画像の表示表面に3次元
機能データの機能情報を合成表示することができる。さ
らに、複数のモダリティごとに処理装置を設けてネット
ワーク構成とすることにより、処理装置の処理結果をネ
ットワークを介して画像合成表示装置に転送しマルチモ
ダリティの合成表示を行うことができる。
【0007】
【実施例】本発明を実施例を用いて説明する。図1は本
発明のシステム構成の一例であって、各実施例における
画像合成表示方法を適用するものである。X線CT装置
20で計測された3次元データはネットワーク70を介
して、オンラインで3次元画像処理システム100のハ
ードディスク104に転送される。または、計測された
3次元データは光磁気ディスクMO12に記録され、オ
フラインで3次元画像処理システム100に接続されて
いる光磁気ディスクMO101より読み出され、ハード
ディスク104に転送される。同様な経路で、MRI装
置10、3D超音波診断装置40、Emission CT30
の各装置で計測された3次元データも3次元画像処理シ
ステム100のハードディスク104に転送される。3
次元画像処理装置100は、光磁気ディスク101と、
ハードディスク104と、入力装置102と、ディスプ
レイ装置103を持つ。
【0008】(実施例1)実施例1では、複数の3次元
データのボリュームレンダリング結果の画像合成につい
て説明する。図2は3次元画像処理装置100内での処理
を示すフローチャートである。 ステップ200:上記のような手段により、3次元デー
タを3次元画像処理装置100内に読み込む。 ステップ201:ステップ200で読み込まれた複数の
データに対し、位置や分解能、軸方向を合わせる処理や
データごとに最適な階調に変換する処理を前処理として
行う。 ステップ211:ステップ201で生成されたデータに
対し、3次元画像処理装置100でサポートしているボ
リュームレンダリング処理を行い、データごとの関心領
域ごとに最適なパラメータでレンダリングを行い、3次
元画像212を得る。 ステップ220:ステップ201で生成されたデータに
対し、3次元画像処理装置100でサポートしている関
心領域抽出処理により、データごとに関心領域をセグメ
ンテーションする。 ステップ221:ステップ220でセグメンテーション
された関心領域ごとに、3次元画像処理装置100でサ
ポートしているボリュームレンダリング処理を行い、3
次元画像222を得る。3次元画像212、222は、
画素ごとに輝度を示す画素値と表示表面深さ(Zバッフ
ァ)値を持つ。また、この画像の輝度値は、画像の画素
値とカラーマップテーブルにより任意の色の輝度値に決
定されるものとする。このカラーマップテーブルは画像
ごとにヘッダ情報として定義される。こうして得られた
3次元画像212、222を合成表示機能300に入力
する。
【0009】図3は合成表示に入力する3次元画像デー
タの持つ表示表面深さ(Zバッファ)値の説明図であ
る。格子230は3次元データの任意のスライスのレン
ダリング座標系を示し、頭部のサジタル断面とする。こ
の画像では脳領域の濃度値231を「100」、脳以外
の頭部領域の濃度値232を「90」、空気領域の濃度
値233を「0」とする。矢印240はレンダリング処
理の際の視線方向を示す。この方向からレンダリングし
た際の表示深さの目盛りを241に示した。このような
データを可視化する際、頭部を関心領域とする場合、レ
ンダリングパラメータのしきい値を「85」以上に設定
することにより、表示関与領域は頭部に限定され、頭部
を可視化することができる。このようにレンダリング方
向240に沿って格子230点ごとの画素値をレイトレ
ースしていき、最初のしきい値「85」以上の座標点の
表示表面深さ目盛り241の値を投影面のZバッファに
記憶する。このとき、投影面の画素ごとに表示表面深さ
(Zバッファ)値を求めた値が250である。同様に脳
を関心領域とする場合、しきい値を「95」以上に設定
することにより、脳領域を可視化することができ、この
とき、260のような表示表面深さ(Zバッファ)値を
得る。しかし、MRIやX線CTなどの計測データに適
用し、以上のような濃度しきい値以上のサーフェスレン
ダリングを行うと計測ノイズのため、滑らかな投影画像
を得ることができない。このため、表示表面付近の数画
素を投影画像に関与させるボリュームレンダリング法を
用い、高画質な投影画像を得る。
【0010】ここで、ボリュームレンダリングについて
説明する。各ボクセルの不透明度αと反射度が等しく、
光の透過率が(1ーα)であるとする。そして各点に配置
されたボクセルで反射された光が投影面に対して前にあ
る他のボクセルの透過率に従い透過して投影点に達する
ものとして、各ボクセルが投影値に影響を与える表示関
与量Qを式1により求める。
【数1】 ここで、iは、処理対象となったボクセルを表す。すな
わち、i−1は、前回の処理対象ボクセルを表す。よっ
て、Π(1ーα(j) )は、iの手前に配置された各ボク
セル透過率の積であり、点iのボクセルで反射した光α
(i)c(i)の投影面への透過率を示している。この各ボ
クセルの投影値に与える表示関与量Qの総和が、ボリュ
ームレンダリングの投影値となる。以上で、投影面上の
一つのピクセル値が求まったので、この計算をすべての
投影面のピクセルに対し行い、ボリュームレンダリング
画像を求める。
【0011】図4によって、このボリュームレンダリン
グとサーフェスレンダリングとを比較した。(a)はサー
フェスレンダリング、(b)は、ボリュームレンダリング
を光線追跡断面のモデル図に示したものである。投影点
270のサーフェスレンダリングにおいて、表示表面は
275のように一つの投影点に一つのボクセルとなり、
光の反射は271のようになる。一方、ボリュームレン
ダリングでは、先に述べたように、同一の投影点270
のレンダリングにおいて、表示表面は、281〜284
のように数ボクセルとなり、291〜294のそれぞれ
の光の反射量とそれぞれに到達する光の量の積の和によ
り投影値が決まる。この例では、不透明度αは、対話的
に指定する傾きパラメータとボクセル濃度値の一次関数
とした。この際の各ボクセルごとの表示関与量Qを図5
にグラフで示す。上記のように、ボリュームレンダリン
グでは、表示表面が数ボクセルに及んでいるため、一意
に決定する方法が求められる。以下の方法が考えられ
る。 (イ)最初に表示に関与したボクセルの表示表面ボクセ
ルとする。 (ロ)表示に関与した全てのボクセルの深さ値の平均を
取る。 (ハ)表示に関与したボクセルの最大の関与量を示すボ
クセルを表示表面ボクセルとする。 本実施例では、想定する表面と誤差が最も小さいと思わ
れる(ハ)の方法により、表示表面深さ値を定義する。
この例の場合は、表示に関与したボクセルのなかで最大
の関与量を示すボクセル283が表示表面となり、表示
表面深さ値は「9」となる。なお(イ)の方法では、ボ
クセル281が表示表面となり、表示表面深さ値は
「5」となる。また(ロ)の方法は、表示に関与したボ
クセル281〜284の深さ値の平均を取る方法で、表
示表面深さ値は「(5+8+9+10)/4=8」とな
る。(イ)の方法が最もシンプルで処理も速く、(ハ)
の方法が最も精度が高い合成表示が可能である。(ロ)
の方法は、これらを折衷した方法である。
【0012】図6に合成表示機能の構成の一例を示し、
図7にその合成表示機能のメインルーチンを示す。この
実施例ではオブジェクト指向の概念に基づき構築されて
おり、マウスやキーボードのイベント401により、各
機能ごとのルーチンが起動される。ウインドウ301に
画像合成結果を表示する。ウインドウ302で、同一の
視線方向からレンダリングした3次元画像(図2の21
2、222)を複数枚読み込む。読み込まれた各3次元
画像ごとに、ラベル311に3次元画像名を表示し、ウ
インドウ321に3次元画像を参照表示し、スライダ3
31により、対応する3次元画像ごとの不透明度を設
定、画像合成イベントを発行する。プッシュボタン34
0は、マウスのクリックにより3次元画像の読み込みイ
ベントを発行する。プッシュボタン345は、マウスの
クリックによりウィンドウ301で表示している合成表
示結果をファイルに保存するイベントを発行する。プッ
シュボタン350は、マウスのクリックによりウィンド
ウ302に表示している3次元画像の画像合成イベント
を発行する。プッシュボタン360は、マウスのクリッ
クにより、任意の読み込んだ3次元画像の色変更イベン
トを発行する。プッシュボタン370は、マウスのクリ
ックにより、任意の読み込んだ3次元画像のLUT変更
イベントを発行する。なお、マウスをクリックすること
により、予め登録してある輝度値変更テーブルを選択変
更できるように構成されているものとする。プッシュボ
タン380は、マウスのクリックにより、任意の読み込
んだ3次元画像の変形・移動イベントを発行する。プッ
シュボタン390は、マウスのクリックにより、合成表
示機能終了イベントを発行する。
【0013】図8に、画像読み込みイベントの処理ルー
チンを示す。 ステップ410:画像読み込みイベントが発行されると
(図7のステップ401)、まず、3次元画像選択ウィ
ンドウを表示し、任意の3次元画像を選択する。 ステップ411:選択された3次元画像を合成表示機能
(図2の300)に読み込む。 ステップ412:読み込んだ3次元画像をヘッダのカラ
ーマップ情報などによりRGBデータに変換する。 ステップ413:読み込んだ3次元画像の表示表面深さ
(Zバッファ)値により、各3次元画像の画素ごとの前
後関係の順番をメモリ上に記録する。
【0014】図9に具体的な合成表示を適用する画像の
例を示す。それぞれ、3次元画像213を頭画像、3次
元画像214を骨画像、3次元画像223を血管画像と
する。図10に図9の眼孔の位置の縦軸平行線上の表示
表面深さ(Zバッファ)値の変化の様子を示す。ここで
も、3次元画像213を頭の表示表面深さ(Zバッフ
ァ)値、3次元画像214を骨の表示表面深さ(Zバッ
ファ)値、3次元画像223を血管の表示表面深さ(Z
バッファ)値とする。さらに、合成投影点B501付近
において、頭骨眼孔部を502とする。図11で合成表
示処理における光量減衰の過程の例を示す。ここで、頭
画像213の不透明度を「0.5」、骨画像214の不
透明度を「0.5」、血管画像223の不透明度を
「1.0」とする。合成投影点A500では、光量初期
値「1.0」510が、まず、不透明度「0.5」の頭
画像213を通るため、通過後の光量511は、(1.
0−0.5)=0.5となる。さらに、不透明度「0.
5」の骨画像214を通るため、通過後の光量512
は、0.5×(1.0−0.5)=0.25となる。合
成投影点B500では、合成投影点A501と同様に光
量初期値「1.0」510が、まず不透明度「0.5」
の頭画像213を通るため、通過後の光量511は、
(1.0−0.5)=0.5となる。合成投影点B500
では、眼孔部502であるため血管画像223の方が骨
画像214より手前にあるため、不透明度「1.0」の
血管画像223を通る。通過後の光量513は、0.5
×(1.0−1.0)=0.0となる。それぞれの画像の
合成計算値への関与値は、画像の輝度と通過してきた光
量とその画像の不透明度値の積算となる。合成画像の画
素値は、各3次元画像の関与値の総和となる。なお、画
像の合成計算は(式2)のようになる。
【数2】
【0015】図12に画像合成処理実行ルーチンの処理
フローを示す。 ステップ421:注目合成画素に対する合成計算初期値
を代入する。 ステップ422:総和計算の終了条件判定を行い、ステ
ップ423〜425を画像の枚数分繰り返す。この繰り
返しは、各表示表面深さ(Zバッファ)値を比較し、手
前にある画像から順に処理を行う。 ステップ423:各画像の画素値の合成計算値への関与
値を求め、合成計算値に関与値をインクリメントし、最
終的には総和を求め合成画素値を得る。ここで、関与値
は次のようになる。 (関与値)=(画像の画素値)×(この画像に到達した光量)
×(画像の不透明度) なお、この画像に到達した光量は、初期値「1.0」と
して、ステップ424により、奥にある画像に対する光
量程、前の画像の不透明度により減衰される。 ステップ424:対象となっている画像による光量の減
衰結果を計算する。ここで、光量の減衰は次のようにな
る。 (減衰した光量)=(光量)×(1.0−画像の不透明
度) ステップ425:対象画像を次の画像に移し、ステップ
422に戻る。 ステップ426:画像合成計算終了の判定を行う。終了
していなければステップ427に進む。終了していれば
ステップ428に進む。 ステップ427:次の合成計算画素に注目点を移し、ス
テップ421に戻る。 ステップ428:画像合成計算結果を表示するため画像
の正規化を行う。 この合成計算は各3次元画像に対応する不透明度変更ス
ライダ331の変更イベントが発行されたときと合成計
算イベント(図6の350)が発行されたとき実行さ
れ、合成計算結果ウインドウ(図6の301)に表示す
る。
【0016】図13に回転指定を含む合成表示機能の処
理フローを示す。 ステップ500:合成計算の対象になっている3次元デ
ータを読み込む。 ステップ501:各関心領域表示のためのしきい値、ボ
リュームレンダリング不透明度、表示抽出領域、色(R
GBの割合)などのパラメータをすべての関心領域にマ
ルチに設定する。X線CTデータを例に説明すると、皮
膚表示に対ししきい値をCT値「−300」以上で色を
肌色に設定し、骨表示に対ししきい値をCT値「20
0」以上で色を白色に設定し、血管表示に対しあらかじ
め血管領域を抽出しておき、赤色を設定する。 ステップ502:同一の視線方向から各関心領域ごとに
3次元画像を作成する。この結果を合成表示機能300
に渡す。 ステップ504:ステップ502の結果を画像合成す
る。 ステップ505:ステップ502の結果に対し、各3次
元画像の不透明度を変更した場合、変更後のパラメータ
で画像合成を繰り返す。 ステップ506:視線方向パラメータの変更をした場
合、ステップ502に戻り、各関心領域ごとに3次元画
像を変更された視線方向で作成し、画像合成を繰り返
す。 このような、フローにより、任意の視線方向からの合成
結果を得る。
【0017】なお、図14のような並列化により回転を
含む画像合成を高速化が可能である。ネットワーク57
0に接続された、いくつかのプロセッサ560で関心領
域ごとにボリュームレンダリングの処理を分割し、並列
にボリュームレンダリング画像を求める。この結果を特
定の画像合成プロセッサ580に転送し、合成画像を得
る。このとき、各ボリュームレンダリングプロセッサ
は、レンダリングが終了した投影画像の部分領域を逐次
画像合成プロセッサに転送、画像合成プロセッサはデー
タの揃った画像の部分領域から合成を行うようにする。
この結果、最も時間のかかる関心領域のボリュームレン
ダリング画像を求める時間とその画像転送時間と画像合
成表示時間を足した時間で合成画像を求めることができ
る。
【0018】(実施例2)実施例2では、3次元ベクト
ルデータとの画像合成について例を示す。これは、人工
血管や人工骨等を形成する前に、CTやMRI等の計測
画像の3次元データの3次元画像上で人工血管等の3次
元ベクトル(CAD)データを合成表示する場合を考え
る。これにより、人工血管や人工骨等の人工オブジェク
トの適用箇所への適応状況をシミュレーションすること
ができる。図15に3次元ベクトルデータと3次元デー
タとの合成のフローチャートを示す。 ステップ600〜602:3次元データを読み込み、ボ
リュームレンダリング、Zバッファ付き3次元画像を得
る。 ステップ603:3次元CADなどにより、形状をモデ
ル化し、3次元ベクトルデータを作成する。 ステップ604:ステップ603のデータをステップ6
01のボリュームレンダリングの視線方向からレンダリ
ングする。このとき、表示表面深さ(Zバッファ)値も
計算する。 ステップ605:Zバッファ付き3次元画像を得る。 ステップ610:(実施例1)と同様に画像を合成し、
合成画像を得る。ステップ620〜628に画像の変
形、移動、干渉チェックなどの機能について説明する。 ステップ620:プッシュボタン(図6の380)によ
り、変形・移動イベントが入力されたかチェックする。 ステップ621:画像変形・移動サブウィンドウを呼び
出し、変形画像を指定する。 ステップ623:移動、回転、拡大・縮小、表示表面深
さ(Zバッファ)値変更などの変形・移動の操作を行
う。 ステップ624:変形対象画像に対し、変形・移動計算
を行い、ステップ623の結果と変形対象外の3次元画
像とを比較し、干渉し合っていないかチェックする。 ステップ625〜626:ステップ623の結果、干渉
を受けている場合、変形・移動を停止し、干渉を受けて
いる点をマーキングする。 ステップ628:受けていない場合、画像合成し、変形
・移動の処理(ステップ623)を続ける。
【0019】図16に変形・移動を行うサブウインドウ
を示す。 ウィンドウ630:変形後の結果合成画像を表示する。 ウィンドウ631:変形対象の画像を表示する。 プッシュボタン632:変形画像と変形対象以外の画像
の合成画像とフリッカ表示(交互表示)を行う。 プッシュボタン634:拡大・縮小・回転指定イベント
の発行を行う。 プッシュボタン635:平行移動指定イベントの発行を
行う。プッシュボタン634、635は、ウィンドウ6
31に対し、ポイントを指定し、変形・移動のパラメー
タを指定するため、どちらのパラメータを指定してする
のかを切り替える役目を果たす。 トグルボタン636:干渉をチェックするかどうか切り
替える。 スライダ637:変形画像の表示表面深さ(Zバッフ
ァ)値を一様に変更する変更量を指定する。 ラベル638:変形パラメータを数値で表示する。
【0020】図17に変形のフローチャートを示す。
(a)に拡大・縮小・回転のフローチャートを、(b)に平行
移動のフローチャートを示す。この変形はボリュームレ
ンダリング画像だけでなく、表示表面深さ(Zバッフ
ァ)値に対しても同様の操作で行うことで、前後の位置
関係を保持する。 ステップ650:拡大・回転のイベントの発行を受け、
このルーチンに入る。 ステップ651:変更画像エリア内でのマウスイベント
の入力待ち状態にはいる。 ステップ652:変更画像エリア内のマウスイベントが
最初の一点とするとき、このマウスイベントの座標を変
形中心点と設定する。 ステップ653:変更画像エリア内のマウスイベントが
2番目のとき、マウスボタンの押された座標と離された
座標を得る。 ステップ654:ステップ653で押された座標を変形
基準座標とし、離された座標を基準座標の変形後の座標
点とする。 ステップ656:ステップ652〜654で得た、変形
パラメータをもとにアフィン変換を行う。 ステップ657:変形後の画像を変更画像エリアに表
示、次の変形指定を待つ。 ステップ660:平行移動の発行を受け、このルーチン
に入る。 ステップ661:変更画像エリア内でのマウスイベント
の入力待ち状態にはいる。 ステップ662:変更画像エリア内のマウスイベントが
入ったとき、マウスボタンの押された座標と離された座
標を得る。 ステップ663:ステップ662で押された座標を変形
基準座標とし、離された座標を基準座標の変形後の座標
点とする。 ステップ664:ステップ652〜653で得た、変形
パラメータをもとに平行移動変換を行う。 ステップ665:変形後の画像を変更画像エリアに表
示、次の変形指定を待つ。以上のような操作で画像の変
形を対話的に指定する。
【0021】(実施例3)実施例3では、MRIやX線
CTなどの3次元形態データとEmissionCTなどの3次
元機能データの合成表示について説明する。ここでは、
各データ間の位置合わせ等は終了しているものとする。
図18にそのフローチャートを示す。 ステップ701:ボリュームレンダリングの視線方向を
指定する。 ステップ702:ステップ701で指定された視線方向
より、複数の3次元データの複数の関心領域ごとにボリ
ュームレンダリングを行い、Zバッファ付きのボリュー
ムレンダリング画像を作成する。 ステップ703:ステップ702で作成されたボリュー
ムレンダリング画像を合成し、Zバッファ付きで色指定
のない合成画像を作成する。 ステップ704:ステップ701で指定された視線方向
に機能データを回転する。 ステップ705:ステップ704で得た機能データにお
いて、ステップ703で得た表示表面深さ(Zバッフ
ァ)の座標の持つ値に指定されている色をこのピクセル
の色に設定し、機能情報合成画像を作成する。 以上のように、複数の3次元データと3次元機能データ
との合成表示が可能となる。
【0022】(実施例4)本実施例では、マルチモダリ
ティの画像合成について説明する。図19にシステムの
構成例を示す。X線CT装置20で計測された3次元デ
ータは、計測装置に直接接続された処理装置820へ転
送される。同様に、MRI装置10、3D超音波診断装
置40、他計測装置830で計測されたそれぞれの3次
元データはそれぞれの計測装置に直接接続された処理装
置810、840、850に転送される。転送されたそ
れぞれのデータは、処理装置により共通の座標系にレジ
ストレーションされる。各処理装置はLAN70、WA
N860を介し、画像合成表示装置800と接続されて
いる。画像合成表示装置は結果を表示するディスプレイ
103と、入力装置102を持つ。
【0023】図20に図19の構成例での画像合成表示
方法のフローチャートを示す。 ステップ870:画像合成表示装置800により、視線
方向の指定を行う。 ステップ880:ステップ870で指定された視線方向
パラメータを合成の対象となっている3次元データを持
つ処理装置810、820、840、850にLAN7
0、WAN860を介して転送する。 ステップ890:ステップ880で送られてきた視線方
向パラメータに基づき、各処理装置810、820、8
40、850にて、ボリュームレンダリングを行い、投
影画像と表示表面深さ(Zバッファ)値を計算する。 ステップ900:ステップ890で計算された投影画像
と表示表面深さ(Zバッファ)値を画像合成表示装置8
00に転送する。 ステップ910:それぞれの処理装置により転送された
結果に基づき(ステップ900)、画像合成表示装置に
おいて画像合成計算を行う。 ステップ920:ステップ910の画像合成結果をディ
スプレイ103に表示する。
【0024】
【発明の効果】以上で詳細に説明した如く、本発明によ
れば、3次元データ上でデータを統合することなしに、
高画質なボリュームレンダリング画像に対し表示表面深
さ(Zバッファ)値を求めることができ、この値を投影
画像合成に用いることで3次元位置関係を正しく画像合
成でき、また、関心領域ごとに最適なレンダリングパラ
メータを選択できるためそれぞれ高画質に画像を作り合
成表示でき、さらに関心領域ごとに任意の不透明度の合
成を行う装置を実現できるという顕著な効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1乃至第3の実施例における3次元
画像合成表示システムの構成図である。
【図2】本発明の第1の実施例における3次元データ取
得から画像合成までの処理を示すフローチャートであ
る。
【図3】本発明の第1の実施例における表示表面深さ
(Zバッファ)値の説明図である。
【図4】本発明の第1の実施例におけるボリュームレン
ダリングとサーフェスレンダリングとの比較を示す説明
図である。
【図5】本発明の第1の実施例におけるボリュームレン
ダリングの表示関与量の棒グラフ図である。
【図6】本発明の第1の実施例における画像合成機能の
画面構成を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施例における画像合成機能を
示すメインルーチンフローチャートである。
【図8】本発明の第1の実施例における画像合成のため
のデータ準備ルーチン(画像読み込みイベントの処理ル
ーチン)フローチャートである。
【図9】本発明の第1の実施例における合成表示対象の
3次元画像を示す図である。
【図10】図9の眼孔位置の縦軸平行線上の表示表面深
さ(Zバッファ)値の変化を示す図である。
【図11】図10の画像合成計算時の光量減衰の過程の
説明図である。
【図12】本発明の第1の実施例における画像合成処理
実行ルーチンを示すフローチャートである。
【図13】本発明の第1の実施例における視線方向変更
を含む画像合成表示機能の処理を示すフローチャートで
ある。
【図14】本発明の第1の実施例における並列プロセッ
サの説明図である。
【図15】本発明の第2の実施例における変形・移動を
含むCADデータと3次元データの画像合成を示すフロ
ーチャートである。
【図16】本発明の第2の実施例における変形・移動サ
ブウィンドウの構成図である。
【図17】本発明の第2の実施例における変形・移動機
能を示すフローチャートである。
【図18】本発明の第3の実施例における3次元機能デ
ータと3次元データの画像合成を示すフローチャートで
ある。
【図19】本発明の第4の実施例における3次元画像合
成表示システムの構成図である。
【図20】本発明の第4の実施例における画像合成表示
機能を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10:MRI装置、20:X線CT装置、30:Emissi
on CT装置、40:3D超音波診断装置、50:画像
データベース、60:CAD装置、100:3次元画像
処理装置、11、21、31、41、101:光磁気デ
ィスク、102:入力装置、103:ディスプレイ装
置、104:ハードディスク装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 及川 道雄 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3次元配列からなる3次元ボリュームデ
    ータを保存する記憶装置と、該データを処理する処理装
    置と、処理結果を表示するディスプレイと、ディスプレ
    イ上の位置情報を入力する装置とを備えた画像表示装置
    において、 前記データのレンダリングにおいて同一光線追跡線上の
    複数ボクセルの値を投影値に関与させるボリュームレン
    ダリング法により3次元投影画像を計算する演算手段
    と、前記レンダリングの際の複数の表示関与ボクセルの
    深さ値に基づき光線追跡線上単一の表示表面深さ値を求
    める演算手段と、同一の視線方向から計算された複数の
    3次元投影画像と前記表示表面深さ値を基に画像を合成
    表示する演算手段とを備えたことを特徴とした3次元画
    像合成表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の3次元画像合成表示装置
    において、 前記表示表面深さ値を求める際に、ボリュームレンダリ
    ングで、同一光線追跡線上の表示に関与した複数のボク
    セルのうち、最大の関与量を示したボクセルの深さ値を
    表示正面深さ値とするように構成したことを特徴とする
    請求項1記載の3次元画像合成表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の3次元画像合成表示装置
    において、 同一の視線方向から前記表示表面深さ値を求めて得た複
    数のボリュームレンダリング画像の合成において、該表
    示表面深さ値をそれぞれの投影画像の前後関係の判定に
    用い、画素ごとの表示優先度に関与させるように構成し
    たことを特徴とした3次元画像合成表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の3次元画像合成表示装置
    において、 合成を行う各ボリュームレンダリング画像ごとにユーザ
    の入力により不透明度を変更設定する制御手段を有し、
    任意にボリュームレンダリング画像ごとの優先表示の割
    合を指定するように構成したことを特徴とした3次元画
    像合成表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の3次元画像合成表示装置
    において、 合成を行う各ボリュームレンダリング画像ごとにユーザ
    の入力により輝度値テーブルを変更設定するする制御手
    段を有し、任意のボリュームレンダリング画像の輝度値
    テーブルを反転設定することでエッジ領域を高輝度に設
    定するように構成したことを特徴とした3次元画像合成
    表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の3次元画像合成表示装置
    において、 3次元ボリュームデータから作成された前記表示表面深
    さ値を持つ複数のボリュームレンダリング画像と、ユー
    ザーが設計した3次元座標により表現された3次元ベク
    トルデータから前記表示表面深さ値も併せて計算した3
    次元投影画像とを合成表示する演算手段を有することを
    特徴とした3次元画像合成表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の3次元画像合成表示装置
    において、 3次元投影画像を平行移動/回転/拡大・縮小して変形
    する制御手段を有し、ユーザの入力により複数の3次元
    投影画像から任意の3次元投影画像を選択し、前記制御
    手段のパラメータを指定し、変形・移動結果を合成表示
    するように構成したことを特徴とした3次元画像合成表
    示装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の3次元画像合成表示装置
    において、 複数の3次元投影画像のうち、任意の3次元投影画像の
    表示表面深さ値を一様に変更する制御手段を有し、ユー
    ザの入力により変更パラメータを指定することにより、
    3次元的な前後位置関係を変更し合成表示するように構
    成したことを特徴とした3次元画像合成表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8記載の3次元画像合成表示
    装置において、 複数のボリュームレンダリング画像の画像合成結果と該
    画像合成結果の表示表面深さ値より画素ごとに対応する
    3次元機能データの注目座標を求め、該注目座標の値に
    設定された色を画像投影値の色に指定し、機能合成画像
    を得るように構成したことを特徴とした3次元画像合成
    表示装置。
  10. 【請求項10】 複数のモダリティごとに設定した処理
    装置と、該処理装置間を結ぶネットワークと、該ネット
    ワークに接続された画像合成表示装置とを備え、 各処理装置には、共通の座標系にレジストレーションす
    る演算手段と、請求項1記載の3次元投影画像を計算す
    る演算手段と、請求項1記載の表示表面深さ値を求める
    演算手段とを持ち、 3次元ボリュームデータの処理結果をネットワークを介
    し画像合成表示装置に転送し、マルチモダリティの合成
    表示を行うように構成したことを特徴とした画像合成表
    示システム。
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