JPH0969730A - 周波数ミキサ回路 - Google Patents
周波数ミキサ回路Info
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- JPH0969730A JPH0969730A JP7222387A JP22238795A JPH0969730A JP H0969730 A JPH0969730 A JP H0969730A JP 7222387 A JP7222387 A JP 7222387A JP 22238795 A JP22238795 A JP 22238795A JP H0969730 A JPH0969730 A JP H0969730A
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- Power Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】LOと受信の2つの高周波信号をアンバランス
入力で供給するとともに出力電圧に発生するオフセット
電圧を抑圧する。 【解決手段】各々のコレクタにトランジスタQ1,Q3
の各々のエミッタを接続し各々のベースにバイアスVB
B2を供給し各々のエミッタに接地を接続したトランジ
スタQ5,Q6を備える。高周波信号V1をトランジス
タQ1のベースに高周波信号V2をトランジスタQ5の
ベースにそれぞれアンバランス信号で供給する。
入力で供給するとともに出力電圧に発生するオフセット
電圧を抑圧する。 【解決手段】各々のコレクタにトランジスタQ1,Q3
の各々のエミッタを接続し各々のベースにバイアスVB
B2を供給し各々のエミッタに接地を接続したトランジ
スタQ5,Q6を備える。高周波信号V1をトランジス
タQ1のベースに高周波信号V2をトランジスタQ5の
ベースにそれぞれアンバランス信号で供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は周波数ミキサ回路に
関し、特にページャ等の受信回路に用いられるダイレク
トコンバージョン型の周波数ミキサ回路に関する。
関し、特にページャ等の受信回路に用いられるダイレク
トコンバージョン型の周波数ミキサ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の周波数ミキサ回路は、例
えばページャの受信回路など低電圧動作が要求される回
路で用いられており、一般的なシングルバランス型の従
来の第1の周波数ミキサ回路と、ダブルバランス型の従
来の第2の周波数ミキサ回路とが知られている。
えばページャの受信回路など低電圧動作が要求される回
路で用いられており、一般的なシングルバランス型の従
来の第1の周波数ミキサ回路と、ダブルバランス型の従
来の第2の周波数ミキサ回路とが知られている。
【0003】従来の第1の周波数ミキサ回路を回路図で
示す図2を参照すると、この従来の第1の周波数ミキサ
回路は、各々のコレクタに一端が電源VCCに接続され
た負荷用の抵抗RL3,RL4を接続し各々のベースに
バイアス電圧VBB3を供給し各々のエミッタを共通接
続したトランジスタQ7,Q8から成る差動回路3と、
コレクタにトランジスタQ7,Q8の共通接続エミッタ
を接続しベースにバイアス電圧VBB4を供給しトラン
ジスタQ7,Q8を駆動する電流源トランジスタQ9と
を備える。
示す図2を参照すると、この従来の第1の周波数ミキサ
回路は、各々のコレクタに一端が電源VCCに接続され
た負荷用の抵抗RL3,RL4を接続し各々のベースに
バイアス電圧VBB3を供給し各々のエミッタを共通接
続したトランジスタQ7,Q8から成る差動回路3と、
コレクタにトランジスタQ7,Q8の共通接続エミッタ
を接続しベースにバイアス電圧VBB4を供給しトラン
ジスタQ7,Q8を駆動する電流源トランジスタQ9と
を備える。
【0004】次に、図3を参照して、従来の第1の周波
数ミキサ回路の動作について説明すると、LO信号であ
る高周波信号V1は差動回路3のトランジスタQ7のベ
ースのみに供給し、受信信号である高周波信号V2はト
ランジスタQ9のベースに供給する。また、トランジス
タQ7とQ8のコレクタからそれぞれ端子T1,T2を
経由して出力電圧VOを出力する。すると、出力電圧V
Oの周波数成分に高周波信号V1,V2の各々の周波数
f1,f2の和,差の成分f1+f2,|f1−f2|
が得られるので、周波数ミキサ回路として動作する。
数ミキサ回路の動作について説明すると、LO信号であ
る高周波信号V1は差動回路3のトランジスタQ7のベ
ースのみに供給し、受信信号である高周波信号V2はト
ランジスタQ9のベースに供給する。また、トランジス
タQ7とQ8のコレクタからそれぞれ端子T1,T2を
経由して出力電圧VOを出力する。すると、出力電圧V
Oの周波数成分に高周波信号V1,V2の各々の周波数
f1,f2の和,差の成分f1+f2,|f1−f2|
が得られるので、周波数ミキサ回路として動作する。
【0005】しかし、LO信号である高周波信号V1は
トランジスタQ7,Q8のコレクタ電流を交互にスイッ
チングさせる大振幅の信号であり、差動対トランジスタ
Q7のベースのみにアンバランスで印加しているため、
動作期間において差動対トランジスタのQ7のみ飽和状
態あるいはそれに近い状態となる期間が生じる。トラン
ジスタが導通し飽和した状態では、ベース・エミッタ間
に電荷が蓄積され、トランジスタを遮断させようとして
も蓄積電荷の作用によって瞬時にトランジスタが遮断し
ない現象が起きることが知られている。これと同一効果
により、トランジスタQ7の導通期間にベース・エミッ
タ間に蓄積される電荷の作用でトランジスタQ7の導通
時間がトランジスタQ8より長くなり、トランジスタQ
7,Q8のコレクタ電流の平均に差が生じ、これにより
出力端子T3とT4の間で平均電圧の差、すなわちオフ
セット電圧が生じる。
トランジスタQ7,Q8のコレクタ電流を交互にスイッ
チングさせる大振幅の信号であり、差動対トランジスタ
Q7のベースのみにアンバランスで印加しているため、
動作期間において差動対トランジスタのQ7のみ飽和状
態あるいはそれに近い状態となる期間が生じる。トラン
ジスタが導通し飽和した状態では、ベース・エミッタ間
に電荷が蓄積され、トランジスタを遮断させようとして
も蓄積電荷の作用によって瞬時にトランジスタが遮断し
ない現象が起きることが知られている。これと同一効果
により、トランジスタQ7の導通期間にベース・エミッ
タ間に蓄積される電荷の作用でトランジスタQ7の導通
時間がトランジスタQ8より長くなり、トランジスタQ
7,Q8のコレクタ電流の平均に差が生じ、これにより
出力端子T3とT4の間で平均電圧の差、すなわちオフ
セット電圧が生じる。
【0006】例えばページャのような低電圧で動作する
フロントエンド回路では、出力をバランス出力とした方
が高い変換利得が得られ、かつ、NFも低くできる。し
かし、この従来の第1の周波数ミキサ回路では、上記の
理由により出力端子間にオフセット電圧が生じるため、
バランス出力で次段回路を接続する場合には、例えば段
間を容量結合とするなど何らかの対策が必要である。
フロントエンド回路では、出力をバランス出力とした方
が高い変換利得が得られ、かつ、NFも低くできる。し
かし、この従来の第1の周波数ミキサ回路では、上記の
理由により出力端子間にオフセット電圧が生じるため、
バランス出力で次段回路を接続する場合には、例えば段
間を容量結合とするなど何らかの対策が必要である。
【0007】ここで、従来の第1の周波数ミキサ回路を
ダイレクトコンバージョン方式のページャ受信機に使用
することを考えると、ダイレクトコンバージョン方式で
は変調波を直接4.5kHzのベースバンド信号に変換
するため、次段回路との結合に容量結合の方式を採用し
た場合には大容量のコンデンサを必要とする。
ダイレクトコンバージョン方式のページャ受信機に使用
することを考えると、ダイレクトコンバージョン方式で
は変調波を直接4.5kHzのベースバンド信号に変換
するため、次段回路との結合に容量結合の方式を採用し
た場合には大容量のコンデンサを必要とする。
【0008】次に、それぞれページャの受信回路の要素
技術について説明したアイ・イー・イー・イー・ジャー
ナル・オフ・ソリッド・ステート・サーキッツ,第SC
−26巻,第12号,1991年12月,第1944−
1950頁(IEEE Journal of Sol
id−State Circuits)(文献1)およ
び森泰啓監修,ページャ受信機設計技術,第3節,ダイ
レクトコンバージョン方式,第95−116頁,(株)
トリケップス,1994年(文献2)にそれぞれ記載の
ダブルバランス型の従来の第2の周波数ミキサ回路を回
路図で示す図3を参照すると、この従来の第2の周波数
ミキサ回路は、各々のエミッタを共通接続したトランジ
スタQ1,Q2およびトランジスタQ3,Q4から成る
差動回路1,2と、各々のコレクタに差動回路1,2の
トランジスタQ1,Q2およびQ3,Q4のそれぞれの
共通接続エミッタを接続しベースにバイアス電圧VBB
5を供給しエミッタに他端を接地した抵抗RE1,RE
2をそれぞれ接続した差動回路1,2の各々の駆動用の
電流源トランジスタQ10,Q11を備える。
技術について説明したアイ・イー・イー・イー・ジャー
ナル・オフ・ソリッド・ステート・サーキッツ,第SC
−26巻,第12号,1991年12月,第1944−
1950頁(IEEE Journal of Sol
id−State Circuits)(文献1)およ
び森泰啓監修,ページャ受信機設計技術,第3節,ダイ
レクトコンバージョン方式,第95−116頁,(株)
トリケップス,1994年(文献2)にそれぞれ記載の
ダブルバランス型の従来の第2の周波数ミキサ回路を回
路図で示す図3を参照すると、この従来の第2の周波数
ミキサ回路は、各々のエミッタを共通接続したトランジ
スタQ1,Q2およびトランジスタQ3,Q4から成る
差動回路1,2と、各々のコレクタに差動回路1,2の
トランジスタQ1,Q2およびQ3,Q4のそれぞれの
共通接続エミッタを接続しベースにバイアス電圧VBB
5を供給しエミッタに他端を接地した抵抗RE1,RE
2をそれぞれ接続した差動回路1,2の各々の駆動用の
電流源トランジスタQ10,Q11を備える。
【0009】差動回路1,2の各々のトランジスタQ
1,Q3の各々のコレクタ同志を共通接続するとともに
一端が電源VCCに接続された負荷用の抵抗RL1と出
力端子T1と接続し、トランジスタQ2,Q4の各々の
コレクタ同志を共通接続するとともに一端が電源VCC
に接続された負荷用の抵抗RL2と出力端子T2と接続
し、また、トランジスタQ1,Q4の各々のベース同志
およびQ2,Q3の各々のベース同志をそれぞれ共通接
続する。LO信号である高周波信号V1をトランジスタ
Q1,Q2の各々のベース間に、受信信号である高周波
信号V2をトランジスタQ10,Q11の各々のエミッ
タ間にそれぞれ供給し、端子T1,T2間に出力電圧V
Oを出力する。
1,Q3の各々のコレクタ同志を共通接続するとともに
一端が電源VCCに接続された負荷用の抵抗RL1と出
力端子T1と接続し、トランジスタQ2,Q4の各々の
コレクタ同志を共通接続するとともに一端が電源VCC
に接続された負荷用の抵抗RL2と出力端子T2と接続
し、また、トランジスタQ1,Q4の各々のベース同志
およびQ2,Q3の各々のベース同志をそれぞれ共通接
続する。LO信号である高周波信号V1をトランジスタ
Q1,Q2の各々のベース間に、受信信号である高周波
信号V2をトランジスタQ10,Q11の各々のエミッ
タ間にそれぞれ供給し、端子T1,T2間に出力電圧V
Oを出力する。
【0010】前述の従来の第1の周波数ミキサ回路と同
様に、この第2の周波数ミキサ回路は出力電圧VOに高
周波信号V1,V2の各々の周波数f1,f2の和,差
の成分f1+f2,|f1−f2|が得られ、周波数ミ
キサ回路として動作する。
様に、この第2の周波数ミキサ回路は出力電圧VOに高
周波信号V1,V2の各々の周波数f1,f2の和,差
の成分f1+f2,|f1−f2|が得られ、周波数ミ
キサ回路として動作する。
【0011】このように、この回路は2組の差動回路
1,2を用い、高周波信号V1により動作する回路部分
をダブルバランス構成とし、かつこの高周波信号V1を
バランス入力で供給するため、前述した差動対トラジス
タのスイッチングによるコレクタ電流の差は発生せず、
出力端子T1,T2の平均出力電圧は動作時にも一定で
ある。つまり、この回路は、出力端子T1,T2間にお
いてオフセット電圧が生じないため、次段回路と直結可
能である。
1,2を用い、高周波信号V1により動作する回路部分
をダブルバランス構成とし、かつこの高周波信号V1を
バランス入力で供給するため、前述した差動対トラジス
タのスイッチングによるコレクタ電流の差は発生せず、
出力端子T1,T2の平均出力電圧は動作時にも一定で
ある。つまり、この回路は、出力端子T1,T2間にお
いてオフセット電圧が生じないため、次段回路と直結可
能である。
【0012】しかし、第2の周波数ミキサ回路は、高周
波信号V1,高周波信号源V2をそれぞれバランス入力
で供給しているため、この回路をバイポーラ集積回路上
の実現する場合にはこれら2つの高周波信号V1,V2
を入力するための外部端子を4個必要となる。また、通
常のアンバランス信号をバランス信号に変換するための
変成器等の部品を必要とする。
波信号V1,高周波信号源V2をそれぞれバランス入力
で供給しているため、この回路をバイポーラ集積回路上
の実現する場合にはこれら2つの高周波信号V1,V2
を入力するための外部端子を4個必要となる。また、通
常のアンバランス信号をバランス信号に変換するための
変成器等の部品を必要とする。
【0013】さらに、この回路はページャのように低電
圧で動作させる場合には、トランジスタQ10,Q11
のエミッタと接地間に挿入したエミッタ抵抗RE1,R
E2のため、これらの抵抗RE1,RE2の両端に生じ
る電圧降下分だけ電圧の損失がある。
圧で動作させる場合には、トランジスタQ10,Q11
のエミッタと接地間に挿入したエミッタ抵抗RE1,R
E2のため、これらの抵抗RE1,RE2の両端に生じ
る電圧降下分だけ電圧の損失がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の第1の
周波数ミキサ回路は、LO信号対応の大振幅の高周波信
号を差動対トランジスタの一方のベースのみにアンバラ
ンスで供給しているため、出力信号にこの信号供給側の
トランジスタの飽和に起因するオフセット電圧が生ずる
ので、低電圧動作に有利なバランス出力のまま次段回路
と結合するためには集積回路上で実現困難な大容量のコ
ンデンサを用いる必要があるという欠点があった。ま
た、このコンデンサを集積回路外部に設けると外部端子
と外付け部品が増加し、小型化・部品点数の削減の阻害
要因となるという欠点があった。
周波数ミキサ回路は、LO信号対応の大振幅の高周波信
号を差動対トランジスタの一方のベースのみにアンバラ
ンスで供給しているため、出力信号にこの信号供給側の
トランジスタの飽和に起因するオフセット電圧が生ずる
ので、低電圧動作に有利なバランス出力のまま次段回路
と結合するためには集積回路上で実現困難な大容量のコ
ンデンサを用いる必要があるという欠点があった。ま
た、このコンデンサを集積回路外部に設けると外部端子
と外付け部品が増加し、小型化・部品点数の削減の阻害
要因となるという欠点があった。
【0015】この問題を解決する従来の第2の周波数ミ
キサ回路は、集積回路内部にLO信号および受信信号対
応の2つの高周波信号をそれぞれバランス入力で供給す
るための外部端子を4個必要とし、また、通常のアンバ
ランス信号をバランス信号に変換するための変成器等の
部品を必要とすることから、第1の周波数ミキサ回路と
同様に外部端子と外付け部品が増加し、小型化・部品点
数の削減の阻害要因となるという欠点があった。
キサ回路は、集積回路内部にLO信号および受信信号対
応の2つの高周波信号をそれぞれバランス入力で供給す
るための外部端子を4個必要とし、また、通常のアンバ
ランス信号をバランス信号に変換するための変成器等の
部品を必要とすることから、第1の周波数ミキサ回路と
同様に外部端子と外付け部品が増加し、小型化・部品点
数の削減の阻害要因となるという欠点があった。
【0016】さらに、ページャのように低電圧で動作さ
せる場合には、高周波信号V2のバランス入力実現のた
め電流源用のトランジスタのエミッタと接地間に挿入し
たエミッタ抵抗RE1,RE2により、これらの抵抗R
E1,RE2の両端に生じる電圧降下分だけ電圧の損失
があるという欠点があった。
せる場合には、高周波信号V2のバランス入力実現のた
め電流源用のトランジスタのエミッタと接地間に挿入し
たエミッタ抵抗RE1,RE2により、これらの抵抗R
E1,RE2の両端に生じる電圧降下分だけ電圧の損失
があるという欠点があった。
【0017】本発明の目的は、上記欠点を解決し、LO
信号および受信信号対応の2つの高周波信号をそれぞれ
アンバランス入力で供給可能とするとともに出力電圧に
発生するオフセット電圧を抑圧した周波数ミキサ回路を
提供することにある。
信号および受信信号対応の2つの高周波信号をそれぞれ
アンバランス入力で供給可能とするとともに出力電圧に
発生するオフセット電圧を抑圧した周波数ミキサ回路を
提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の周波数ミキサ回
路は、それぞれエミッタ同志を接続した第1,第2のト
ランジスタおよび第3,第4のトランジスタから成る第
1,第2の差動回路を備え、前記第1,第3のトランジ
スタの各々のコレクタ同志および前記第2,第4のトラ
ンジスタの各々のコレクタ同志をそれぞれ共通接続し、
前記第1,第2のトランジスタの各々のコレクタにそれ
ぞれの一端を第1の電源に接続した第1,第2の抵抗を
有し、前記第1,第4のトランジスタの各々のベース同
志および第2,第3のトランジスタの各々のベース同志
をそれぞれ共通接続して第1のバイアス電圧を供給し、
第1,第2の高周波信号の供給に応答して前記第1,第
2のトランジスタの各々のコレクタ相互間にこれら第
1,第2の高周波信号のミキシング信号をバランス信号
として出力する周波数ミキサ回路において、各々のコレ
クタに前記第1,第3のトランジスタの各々のエミッタ
を接続し各々のベースに第2のバイアス電圧を供給し各
々のエミッタに第2の電源を接続した第5,第6のトラ
ンジスタを備え、前記第1の高周波信号を前記第1のト
ランジスタのベースに前記第2の高周波信号を前記第5
のトランジスタのベースにそれぞれアンバランス信号で
供給することを特徴とするものである。
路は、それぞれエミッタ同志を接続した第1,第2のト
ランジスタおよび第3,第4のトランジスタから成る第
1,第2の差動回路を備え、前記第1,第3のトランジ
スタの各々のコレクタ同志および前記第2,第4のトラ
ンジスタの各々のコレクタ同志をそれぞれ共通接続し、
前記第1,第2のトランジスタの各々のコレクタにそれ
ぞれの一端を第1の電源に接続した第1,第2の抵抗を
有し、前記第1,第4のトランジスタの各々のベース同
志および第2,第3のトランジスタの各々のベース同志
をそれぞれ共通接続して第1のバイアス電圧を供給し、
第1,第2の高周波信号の供給に応答して前記第1,第
2のトランジスタの各々のコレクタ相互間にこれら第
1,第2の高周波信号のミキシング信号をバランス信号
として出力する周波数ミキサ回路において、各々のコレ
クタに前記第1,第3のトランジスタの各々のエミッタ
を接続し各々のベースに第2のバイアス電圧を供給し各
々のエミッタに第2の電源を接続した第5,第6のトラ
ンジスタを備え、前記第1の高周波信号を前記第1のト
ランジスタのベースに前記第2の高周波信号を前記第5
のトランジスタのベースにそれぞれアンバランス信号で
供給することを特徴とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図3
と共通の構成要素には共通の参照文字/数字を付して同
様に回路図で示す図1を参照すると、この図に示す本実
施の形態の周波数ミキサ回路は、従来の第2の周波数ミ
キサ回路と共通の差動回路1,2に加えて、各々のコレ
クタに差動回路1,2のトランジスタQ1,Q2および
Q3,Q4のそれぞれの共通接続エミッタを接続し各々
のベースにバイアス電圧VBB2を供給しエミッタを接
地した差動回路1,2の各々の駆動用の電流源トランジ
スタQ5,Q6を備える。
と共通の構成要素には共通の参照文字/数字を付して同
様に回路図で示す図1を参照すると、この図に示す本実
施の形態の周波数ミキサ回路は、従来の第2の周波数ミ
キサ回路と共通の差動回路1,2に加えて、各々のコレ
クタに差動回路1,2のトランジスタQ1,Q2および
Q3,Q4のそれぞれの共通接続エミッタを接続し各々
のベースにバイアス電圧VBB2を供給しエミッタを接
地した差動回路1,2の各々の駆動用の電流源トランジ
スタQ5,Q6を備える。
【0020】LO信号である高周波信号V1をアンバラ
ンス信号でトランジスタQ1,Q4の各々のベースに供
給する。また、受信信号である高周波信号V2を同様に
アンバランス信号でトランジスタQ5のベースのみに供
給する。これにより従来と同様に、端子T1,T2間に
出力電圧VOを出力する。
ンス信号でトランジスタQ1,Q4の各々のベースに供
給する。また、受信信号である高周波信号V2を同様に
アンバランス信号でトランジスタQ5のベースのみに供
給する。これにより従来と同様に、端子T1,T2間に
出力電圧VOを出力する。
【0021】次に、図1を参照して本実施の形態の動作
について説明すると、高周波信号V1,V2の供給に応
答中の動作時には、2組の差動回路1,2のトランジス
タQ1,Q2およびQ3,Q4のうち、トランジスタQ
1,Q4にのみに大振幅のLO信号である高周波信号V
1を供給するため、これらトランジスタQ1,Q4のみ
飽和状態またはそれに近い状態となる期間が生じる。前
述のように、トランジスタの導通・飽和状態では、ベー
ス・エミッタ間の蓄積電荷の作用により瞬時に遮断しな
い。また、上記蓄積電荷の作用でトランジスタQ1,Q
4の導通時間がトランジスタQ2,Q3のそれより長く
なり、これらトランジスタQ1,Q2間およびQ3,Q
4間でコレクタ電流の平均値に差が生じる。しかし、本
実施の形態の回路では、2組の差動回路1,2のトラン
ジスタQ1,Q2およびQ3,Q4の接続をダブルバラ
ンス型の構成としているため、負荷抵抗RL1,RL2
の各々を流れる電流の平均値は同一になり、出力端子T
1,T2間にはオフセット電圧を生じない。
について説明すると、高周波信号V1,V2の供給に応
答中の動作時には、2組の差動回路1,2のトランジス
タQ1,Q2およびQ3,Q4のうち、トランジスタQ
1,Q4にのみに大振幅のLO信号である高周波信号V
1を供給するため、これらトランジスタQ1,Q4のみ
飽和状態またはそれに近い状態となる期間が生じる。前
述のように、トランジスタの導通・飽和状態では、ベー
ス・エミッタ間の蓄積電荷の作用により瞬時に遮断しな
い。また、上記蓄積電荷の作用でトランジスタQ1,Q
4の導通時間がトランジスタQ2,Q3のそれより長く
なり、これらトランジスタQ1,Q2間およびQ3,Q
4間でコレクタ電流の平均値に差が生じる。しかし、本
実施の形態の回路では、2組の差動回路1,2のトラン
ジスタQ1,Q2およびQ3,Q4の接続をダブルバラ
ンス型の構成としているため、負荷抵抗RL1,RL2
の各々を流れる電流の平均値は同一になり、出力端子T
1,T2間にはオフセット電圧を生じない。
【0022】次に、受信信号対応の高周波信号V2の供
給方法は、上述のように、トランジスタQ5のみにアン
バランス信号として供給している。一般的にこの種のダ
ブルバランス構成の回路ではアナログ掛算器として用い
られ、この信号V2もバランス信号としないと、回路の
平衡条件が崩れオフセット電圧の要因となる。しかし、
ページャ受信機ではこの受信信号対応の信号V2のレベ
ルは回路のバイアス電圧に影響を与えない微小な信号で
ある。したがって、このように、アンバランスで信号V
2を供給しても直流バイアスの変動はなく、これにより
出力端子T1とT2間にオフセット電圧は原理的には生
じない。
給方法は、上述のように、トランジスタQ5のみにアン
バランス信号として供給している。一般的にこの種のダ
ブルバランス構成の回路ではアナログ掛算器として用い
られ、この信号V2もバランス信号としないと、回路の
平衡条件が崩れオフセット電圧の要因となる。しかし、
ページャ受信機ではこの受信信号対応の信号V2のレベ
ルは回路のバイアス電圧に影響を与えない微小な信号で
ある。したがって、このように、アンバランスで信号V
2を供給しても直流バイアスの変動はなく、これにより
出力端子T1とT2間にオフセット電圧は原理的には生
じない。
【0023】さらに、本実施の形態の回路では2組の差
動回路1,2の差動対トランジスタQ1,Q2およびQ
3,Q4をそれぞれを駆動する電流源用トランジスタQ
5,Q6のうち、トランジスタQ5のベースのみにアン
バランスで高周波信号V2を供給することにより、信号
V2のバランス入力実現のためこれらトランジスタQ
5,Q6のエミッタと接地間に挿入するエミッタ抵抗が
不要となるので、この抵抗で生ずる電圧降下もなくなり
その分低電圧動作が可能となる。
動回路1,2の差動対トランジスタQ1,Q2およびQ
3,Q4をそれぞれを駆動する電流源用トランジスタQ
5,Q6のうち、トランジスタQ5のベースのみにアン
バランスで高周波信号V2を供給することにより、信号
V2のバランス入力実現のためこれらトランジスタQ
5,Q6のエミッタと接地間に挿入するエミッタ抵抗が
不要となるので、この抵抗で生ずる電圧降下もなくなり
その分低電圧動作が可能となる。
【0024】最後に、本実施の形態の周波数ミキサ回路
および従来の第1の周波数ミキサ回路の同一のトランジ
スタパラメータを用いた計算機シミュレーションによる
比較結果を述べると、パラメータとして差動対トランジ
スタのコレクタ電流を150μA、電源電圧VCCを
1.05V、負荷抵抗RL1〜RL4を1kΩ、高周波
信号V1を100dBμV,150MHzに、高周波信
号V2を80dBμV,149MHzにそれぞれ設定
し、素子間ばらつきを無視してシミュレーションを行っ
た。その結果、従来の第1のミキサ回路の出力端子T
1,T2間のオフセット電圧は14.3mVであるのに
対し、本実施の形態の回路のオフセット電圧は0.8m
Vであり、約1/18に低減された。
および従来の第1の周波数ミキサ回路の同一のトランジ
スタパラメータを用いた計算機シミュレーションによる
比較結果を述べると、パラメータとして差動対トランジ
スタのコレクタ電流を150μA、電源電圧VCCを
1.05V、負荷抵抗RL1〜RL4を1kΩ、高周波
信号V1を100dBμV,150MHzに、高周波信
号V2を80dBμV,149MHzにそれぞれ設定
し、素子間ばらつきを無視してシミュレーションを行っ
た。その結果、従来の第1のミキサ回路の出力端子T
1,T2間のオフセット電圧は14.3mVであるのに
対し、本実施の形態の回路のオフセット電圧は0.8m
Vであり、約1/18に低減された。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の周波数ミ
キサ回路は、各々のエミッタに第2の電源を接続した電
流源用の第5,第6のトランジスタを備え、LO信号と
受信信号の各々に対応する2組の高周波信号をそれぞれ
アンバランスで供給可能とするとともに、オフセット電
圧の発生を抑圧できるので、小型化および低コスト化の
阻害要因である外部端子や大容量のコンデンサや変成器
等の外付け部品を除去できるという効果がある。
キサ回路は、各々のエミッタに第2の電源を接続した電
流源用の第5,第6のトランジスタを備え、LO信号と
受信信号の各々に対応する2組の高周波信号をそれぞれ
アンバランスで供給可能とするとともに、オフセット電
圧の発生を抑圧できるので、小型化および低コスト化の
阻害要因である外部端子や大容量のコンデンサや変成器
等の外付け部品を除去できるという効果がある。
【0026】また、電流源回路のエミッタ抵抗による電
圧降下を除去できるので、より一層の低電圧動作を可能
とするという効果がある。
圧降下を除去できるので、より一層の低電圧動作を可能
とするという効果がある。
【図1】本発明の周波数ミキサ回路の一実施の形態を示
す回路図である。
す回路図である。
【図2】従来の第1の周波数ミキサ回路を示す回路図で
ある。
ある。
【図3】従来の第2の周波数ミキサ回路を示す回路図で
ある。
ある。
1〜3 差動回路 Q1〜Q11 トラジンジスタ
Claims (2)
- 【請求項1】 それぞれエミッタ同志を接続した第1,
第2のトランジスタおよび第3,第4のトランジスタか
ら成る第1,第2の差動回路を備え、前記第1,第3の
トランジスタの各々のコレクタ同志および前記第2,第
4のトランジスタの各々のコレクタ同志をそれぞれ共通
接続し、前記第1,第2のトランジスタの各々のコレク
タにそれぞれの一端を第1の電源に接続した第1,第2
の抵抗を有し、前記第1,第4のトランジスタの各々の
ベース同志および第2,第3のトランジスタの各々のベ
ース同志をそれぞれ共通接続して第1のバイアス電圧を
供給し、第1,第2の高周波信号の供給に応答して前記
第1,第2のトランジスタの各々のコレクタ相互間にこ
れら第1,第2の高周波信号のミキシング信号をバラン
ス信号として出力する周波数ミキサ回路において、 各々のコレクタに前記第1,第3のトランジスタの各々
のエミッタを接続し各々のベースに第2のバイアス電圧
を供給し各々のエミッタに第2の電源を接続した第5,
第6のトランジスタを備え、 前記第1の高周波信号を前記第1のトランジスタのベー
スに前記第2の高周波信号を前記第5のトランジスタの
ベースにそれぞれアンバランス信号で供給することを特
徴とする周波数ミキサ回路。 - 【請求項2】 前記第1の高周波信号は局部発振信号で
あり前記第2の高周波信号は受信信号であることを特徴
とする請求項1記載の周波数ミキサ回路。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7222387A JPH0969730A (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | 周波数ミキサ回路 |
EP96113845A EP0760554A1 (en) | 1995-08-30 | 1996-08-29 | Direct conversion type frequency mixer circuit receiving an unbalanced signal and outputting an output voltage having a minimized offset voltage |
US08/705,828 US5875392A (en) | 1995-08-30 | 1996-08-30 | Frequency mixer circuit receiving an unbalanced signal and outputting an output voltage having a minimized offset voltage |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7222387A JPH0969730A (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | 周波数ミキサ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0969730A true JPH0969730A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=16781572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7222387A Pending JPH0969730A (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | 周波数ミキサ回路 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5875392A (ja) |
EP (1) | EP0760554A1 (ja) |
JP (1) | JPH0969730A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2001001564A1 (fr) * | 1999-06-29 | 2001-01-04 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Circuit a semiconducteur |
WO2005053149A1 (ja) * | 2003-11-28 | 2005-06-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | ミキサ回路 |
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FR2876528A1 (fr) | 2004-10-12 | 2006-04-14 | St Microelectronics Sa | Melangeur de signaux pour modulation numerique |
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1995
- 1995-08-30 JP JP7222387A patent/JPH0969730A/ja active Pending
-
1996
- 1996-08-29 EP EP96113845A patent/EP0760554A1/en not_active Withdrawn
- 1996-08-30 US US08/705,828 patent/US5875392A/en not_active Expired - Fee Related
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US7613440B2 (en) | 2003-11-28 | 2009-11-03 | Panasonic Corporation | Mixer circuit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0760554A1 (en) | 1997-03-05 |
US5875392A (en) | 1999-02-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990209 |