JPH0969635A - 静電容量型加速度センサおよびその製造方法 - Google Patents

静電容量型加速度センサおよびその製造方法

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JPH0969635A
JPH0969635A JP7222389A JP22238995A JPH0969635A JP H0969635 A JPH0969635 A JP H0969635A JP 7222389 A JP7222389 A JP 7222389A JP 22238995 A JP22238995 A JP 22238995A JP H0969635 A JPH0969635 A JP H0969635A
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sensor
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阿喜宏 矢野
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    • G01P15/02Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
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    • G01P2015/0828Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining out-of-plane movement of the mass for one single degree of freedom of movement of the mass the mass being of the paddle type being suspended at one of its longitudinal ends

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Abstract

(57)【要約】 【課題】陽極酸化法を用いて梁厚の制御を行う静電容量
型加速度センサを実現するにあたり、p/n接合に起因
する寄生抵抗を低減し、感度・温度特性を向上させるこ
とにある。 【解決手段】n/p型半導体基板に異方性エッチングを
施してリム部2,薄肉化した梁部7と上部,下部可動電
極14,15を備えたおもり部6を形成したセンサ基板
1と、この基板1の上下面に接着固定され、おもり部6
が可動するための空隙12,13を形成し、おもり部6
の電極14,15に対向する位置に固定電極10,9を
それぞれ備えた上部,下部ストッパ5,4とを有する。
しかも、おもり部6の電極14,15およびテーパー部
18を互いに接続されたn+ 拡散層で形成する。すなわ
ち、梁部7の導電型をn/p接合型からn型に変えるこ
とにより、パッド11と上下可動電極14,15との間
をn型不純物で配線することができ、梁厚や感度を改善
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は振動や衝撃等を検知
する半導体加速度センサおよびその製造方法に関し、特
にセンサ基板のおもり部に形成する可動電極と上下スト
ッパ基板に形成する固定電極との静電容量を利用した静
電容量型加速度センサおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の半導体加速度センサは、
移動体などに固定され、その移動体の加速度量を測定す
るために用いられている。かかる半導体加速度センサ
は、その検出方法により、シリコンのピエゾ抵抗効果を
利用したピエゾ抵抗型のものと、容量変化を利用した静
電容量型のものとがある。
【0003】図4は従来の一例を示すピエゾ抵抗型加速
度センサの断面図である。図4に示すように、かかるピ
エゾ型のセンサはセンサ基板1と、これを上下から挟む
下部ストッパ4および上部ストッパ5とから構成され、
そのセンサ基板1はリム部2と異方性エッチング加工に
より薄肉化した梁部7およびおもり部6とが形成され
る。また、このセンサ基板1には、おもり部6が可動し
易くなるように、異方性エッチングまたはドライエッチ
ングなどによりセンサ基板1を貫通した溝8が形成さ
れ、さらに上面の回路形成面で且つ梁部7のエッジ部分
に基板領域(リム部など)とは逆の型(例えば、基板が
n型の場合はp型)のピエゾ抵抗素子27が拡散または
イオン注入により形成される。
【0004】一方、センサ基板1の上下に接着固定され
る上部および下部ストッパ5,4には、おもり部6が可
動できるような空隙12,13を与えるとともに、セン
サ基板1に過度の衝撃が加わわった際、おもり部6が上
部および下部ストッパ5,4に触れることにより梁部7
が破壊されるのを防止する機能も兼ね備えている。
【0005】なお、センサ基板1の回路形成面端部に
は、ピエゾ抵抗素子27に接続されるパッド11が形成
される。
【0006】図5は図4に示すセンサ基板の部分切欠き
斜視図である。図5に示すように、このセンサ基板1に
は、前述したように、回路形成面28の梁部7のエッジ
にピエゾ抵抗素子27が設けられ、パッド11に電気的
に接続される。
【0007】かかるピエゾ抵抗型加速度センサの動作
は、センサ基板1に衝撃が加わわると、その際の慣性に
より梁部7のエッジが撓み、おもり部6が上下に変位す
る。このとき、梁部7のエッジに設けられたピエゾ抵抗
素子27は、応力を受けて抵抗値が変化する。この抵抗
値の変化をパッド11を介して外部に取り出すことによ
り、衝撃の大きさとして検出することができる。
【0008】しかしながら、ピエゾ抵抗型加速度センサ
の場合、いわゆるピエゾ抵抗効果を利用しているため、
検出感度が低く、低加速度の検出には不向きである。ま
た、ピエゾ抵抗素子自体に温度依存性があるため、感度
の温度依存性が大きいという問題もある。
【0009】図6は図4に示すセンサの感度・温度特性
図である。図6に示すように、上述したセンサにおいて
は、ピエゾ抵抗素子27の表面不純物濃度を3×1018
〔個/cm3 〕とし、5V定電圧駆動を行ったときの感
度温度特性を示している。例えば、25°Cのときの感
度を基準としたとき、−40°Cで13%、85°Cで
−11%の感度変化が発生している。
【0010】このようなセンサの感度変化に対する補正
は、外部の周辺回路で行わざるを得ない。
【0011】従来、かかるピエゾ型センサの問題点を改
善するために、静電容量型加速度センサが提案されてお
り、以下に、この静電容量型加速度センサとその製造方
法を説明する。
【0012】図7(a)〜(f)はそれぞれ従来の静電
容量型加速度センサおよびその製造方法を説明するため
の工程順に示したセンサの断面図である。
【0013】まず、図7(a)に示すように、n型半導
体基板30に対し、後述するおもり部の上下可動電極お
よび配線として利用するために、両面からリンまたはヒ
素等のn型不純物を拡散し、n+ 拡散層31を形成す
る。ついで、異方性エッチングを行う際のマスク材とな
る保護膜32を半導体基板30の両面に被膜する。しか
る後、一般的なフォトリソグラフィ技術を用いてエッチ
ングにより薄膜を形成したい個所の保護膜32を除去し
て保護膜除去部33を形成する。ここでの保護膜32と
しては、シリコン酸化膜やシリコン窒化膜が用いられ
る。
【0014】次に、図7(b)に示すように、半導体基
板30を異方性エッチング液に浸してシリコンのエッチ
ングを行い、薄肉化した梁部7と厚肉のおもり部6およ
びリム部2を形成する。この異方性エッチング液として
は、水酸化カリウム水溶液,飽水ヒドラジン,EDP液
などが用いられ、エッチングレートを管理して引き上げ
時間を決定することにより、所望の梁厚を得るようにし
ている。
【0015】次に、図7(c)に示すように、溝部を形
成するために、シリコンエッチングを行った面とは反対
の面より保護膜32の除去を行い、除去部34を形成す
る。この場合、一般的なフォトリソグラフィ技術を用い
て梁部7の一部分で溝形成を行う個所の上の保護膜を除
去する。
【0016】次に、図7(d)に示すように、前述した
異方性エッチングと同様の異方性エッチングまたはドラ
イエッチングにより、保護膜除去部34からシリコンエ
ッチングを行い、上下面で貫通した溝部8を形成する。
【0017】さらに、図7(e)に示すように、両面の
保護膜32を除去した後、スパッタリング技術等により
上面に金属性のパッド11を被着し、センサ基板1を作
成する。
【0018】最後に、図7(f)に示すように、上述し
たセンサ基板1に対し、別途作成しておいた下部ストッ
パ4および上部ストッパ5を上下両面から接着固定する
ことにより、静電容量型加速度センサを完成する。この
際、センサ基板1を挟む下部ストッパ4および上部スト
ッパ5は、それぞれスルーホール部17を介して外部に
接続される下部固定電極9と、スルーホール部16を介
して外部に接続される固定電極10とを有し、センサ基
板1のおもり部6が上下に移動することを可能にする空
隙13,12が形成される。なお、これらの固定電極
9,10はおもりのサイズとほぼ同一の大きさとする。
これらに対応し、センサ基板1のおもり部6の上下面に
残るn+ 拡散層が上部可動電極14,下部可動電極15
となる。
【0019】図8は図7における容量型センサのセンサ
基板の部分切欠き斜視図である。図8に示すように、セ
ンサ基板1はパッド11がリム部2上に設けられる。こ
こに示すA−A’断面は、図7におけるセンサ基板1の
断面である。
【0020】図9は図7における静電容量型加速度セン
サの等価回路図である。図9に示すように、かかるセン
サの動作にあたっては、上部固定電極10がコンデンサ
C1の端子T1側(上側)に対応し、上部可動電極14
がコンデンサC1の端子T3側(下側)に対応すると同
様に、下部可動電極15がコンデンサC2の端子T3側
(上側)に対応し、下部固定電極9がコンデンサC2の
端子T2側(下側)に対応する。
【0021】センサ基板1が衝撃を受けると、その慣性
によりピエゾ型センサと同様に、おもり部6が上下に移
動する。このおもり部6が上側に移動した場合、上部固
定電極10と上部可動電極14との間の距離が短かくな
るので、コンデンサC1の静電容量が上昇する。逆に、
下部固定電極9と下部可動電極15との間の距離が広が
るので、コンデンサC2の静電容量は減少する。これに
より、衝撃の大きさを静電容量の変化に変換して検出す
ることが可能になる。
【0022】かかる静電容量型加速度センサにおいて
は、前述したピエゾ抵抗型センサと異なり、温度依存性
を有する因子がないので、感度温度特性は改善される。
【0023】しかしながら、梁部7の形成そのものは、
エッチング時間を制御することにより行っているため、
ウェハロット間で梁厚のばらつきが発生したり、あるい
はエッチング液,濃度によるエッチング槽内ばらつきや
ウェハ厚の面内ばらつきなどによりウェハ面内でも梁厚
にばらつきが発生してしまう。このため、素子間でおも
り部6の変位のし易さに差が生じ、結果的に感度にばら
つきが発生してしまう。
【0024】また、このような梁厚のばらつきを抑制す
る方法としては、一般的に陽極酸化法によるエッチング
方法が知られている。
【0025】図10はかかる従来の陽極酸化法を用いた
エッチング槽の断面図である。図10に示すように、p
型サブストレートnエピ層半導体基板(以下、n/p半
導体基板と称す)20にエッチング液45に対する保護
膜41,43を形成し、ついで一般のフォトリソグラフ
ィ技術を用いてエッチングを行いたい部分の保護膜を除
去する。このn/p半導体基板20を水酸化カリウム水
溶液等の異方性エッチング液45に浸漬しながらnエピ
層側に正電位、参照電極44に負電位を印加する。特
に、nエピ層側は、電圧印加部のコンタクト性の向上と
ウェハ面内の電位ばらつきを低減するために、高濃度の
n型拡散を行い、n+ 拡散層31をコンタクト部および
ウェハの面内全面またはメッシュ状に形成している。
【0026】このエッチングはp型サブストレート側か
らnエピ層に向って進行するが、最初のうちnエピ層と
参照電極44間には逆バイアスが印加されているので、
電流は流れない。しかし、p型サブストレートとnエピ
層間に逆バイアスが印加されることにより発生している
nエピ層とp型サブストレート間の空乏層40の領域ま
でエッチングが進行すると、電流が流れはじめ、その部
分にはシリコン酸化膜42が形成されてエッチングが停
止する。
【0027】従って、ウェハ面内でエッチング速度にば
らつきが発生しても、最初にエッチングが終了した部分
のエッチングはこれ以上進行しないので、均一な梁厚を
得ることが可能になる。そして、ウェハ面内全体でエッ
チングが終了すると、再び電流は流れなくなり、エッチ
ング完了となる。
【0028】要するに、梁の厚さはnエピ層の厚みと空
乏層40の広がりによって発生したp型サブストレート
側の残厚で決定され、基板面内で均一になっている。
【0029】図11(a)〜(f)はそれぞれ従来の陽
極酸化法を利用した静電容量型加速度センサの製造方法
を説明するための工程順に示したセンサ断面図である。
【0030】まず、図11(a)に示すように、n/p
半導体基板20に対し後述するおもり部の可動電極およ
び配線となるリンまたはヒ素等のn型不純物を拡散し、
両面にn+ 拡散層31を形成する。ついで、異方性エッ
チングを行う際のマスク材となる保護膜49を基板20
の両面に被膜する。しかる後、一般的なフォトリソグラ
フィ技術を用いて、エッチングで薄膜を形成したい個所
の保護膜49を除去し、保護膜除去部46を形成する。
これと同時に、陽極酸化を行う際の電極取り出しのため
に、nエピ層上保護膜49の除去を行い、保護膜除去部
48を形成する。さらに、基板20のp型サブストレー
トと、このp型サブストレート上に形成したn+ 拡散層
31とを後工程で短絡させるために、下部可動電極に対
応する個所の一部に対し、保護膜の除去を行って保護膜
除去部47を形成する。なお、このときの保護膜には、
前述した例と同様の酸化膜あるいは窒化膜等を用いる。
【0031】ついで、図11(b)に示すように、n/
p半導体基板20を異方性エッチング液に浸し、前述し
た陽極酸化法を用いてシリコンのエッチングを行う。こ
のエッチングが完了すると、厚みが均一な薄肉化した梁
部7と厚肉のおもり部6およびリム部2が形成される。
また、この工程において、おもり部6の下部可動電極に
対応する個所の一部に対して行った保護膜除去(保護膜
除去部47の形成)に対しては、n+ 拡散層31からp
型サブストレートに入り込む形でV字型のエッチングが
進行し、おもり部裏面コンタクト孔50が形成される。
なお、nエピ層側の電極取出し用保護膜除去部48は、
治具等によりエッチング液に触れるのを防止している。
ここで、梁部7の厚みは、前述した陽極酸化法で説明し
たとおり、nエピ層の厚みとp型サブストレートに入り
込んだ空乏層の厚みとを合せた量になる。
【0032】ついで、図11(c)に示すように、溝部
を形成するために、nエピ層上の保護膜に対し、一般的
なフォトリソグラフィ技術を用いて梁部7の一部分に対
応す溝形成領域上の保護膜除去を行い、保護膜除去部5
1を形成する。このとき同時に、nエピ層とp型サブス
トレートを後工程で短絡させるため、上部可動電極に対
応する個所の一部に対し保護膜除去を行い、保護膜除去
部52を形成する。
【0033】ついで、図11(d)に示すように、前述
と同様の異方性エッチングまたはドライエッチングを用
い、保護膜除去部51からシリコンエッチングを行い、
上下面で貫通した溝部8を形成する。このとき、保護膜
除去部52からのエッチングも進行し、nエピ層からp
型サブストレートにわたるおもり部上面コンタクト孔5
3が形成される。
【0034】さらに、図11(e)に示すように、両面
の保護膜49を除去した後、スパッタリング等により金
属性のパッド11と、おもり部上面コンタクト電極54
およびおもり部下面コンタクト電極55とを形成する。
これにより、センサ基板1が完成する。ここで、おもり
部上面コンタクト電極54はスパッタ膜がおもり部上面
コンタクト孔53に入り込み、nエピ層とp型サブスト
レートを短絡させる機能を有している。同様に、おもり
部下面コンタクト電極55はスパッタ膜がおもり部下面
コンタクト孔50に入り込み、n+ 拡散層31とp型サ
ブストレートを短絡させる機能を有している。
【0035】最後に、図11(f)に示すように、セン
サ基板1の上下面に別途作成した下部ストッパ4および
上部ストッパ5を接着固定して静電容量型加速度センサ
56が完成する。これら下部ストッパ4および上部スト
ッパ5の構造に関しては、前述した図7(f)のセンサ
の場合と同一である。
【0036】かかる静電容量型加速度センサ56として
は、nエピ層とp型サブストレートおよびn+ 拡散層3
1とを電気的に短絡させ、p/nジャンクションによる
空乏層領域が発生しないようにしたことにある。
【0037】図12は図11における静電型センサの等
価回路図である。図12に示すように、コンデンサC
1,C2の位置関係に関しては、前述した図9のセンサ
におけるコンデンサと同様であるが、かかる静電型セン
サでは、抵抗R1が付加されている。この抵抗R1は、
p型サブストレートの基板抵抗、おもり部上面コンタク
ト電極54とp型サブストレートの接触抵抗、およびお
もり部下面コンタクト電極55とp型サブストレートの
接触抵抗とから合成される。このため、コンデンサC2
に抵抗R1が接続されるので、C2とR1間において
は、時定数を持つことになる。
【0038】ところで、おもり部上面コンタクト孔53
およびおもり部下面コンタクト孔50の開口径は、広い
ほど接触抵抗および基板抵抗を低減することが可能とな
るが、その反面電極面積が減少してしまい、静電容量感
度を低下させてしまう。従って、通常開口径を100μ
m程度に小さくして使用するが、この場合には開口部の
面積が少ない上に、さらにスパッタ膜のコンタクト孔へ
の回り込みの悪さが発生し、接触性が悪くなるととも
に、接触抵抗が増大する。この結果、基板抵抗も大きく
なる。通常、p型サブストレートの基板抵抗を30〜5
0Ω・cm、開口径を100μmとした場合、常温では
数百kΩ〜数十MΩの抵抗R1が発生する。
【0039】この抵抗R1は温度依存性を有するため、
R1とC2による時定数も温度依存性を有する。この結
果、センサの感度も温度依存性を有することになり、本
来の静電容量型加速度センサのメリットである感度の温
度依存性がないということが失われてしまう。具体的
に、前述した開口径100μmの条件での感度温度変化
率は、図6のピエゾ抵抗型加速度センサの温度特性とほ
ぼ同一になり、結局外部回路による感度の温度補正が必
要となる。
【0040】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の加速度
センサ及びその製造方法は、梁形成のためのシリコン異
方性エッチングをそのエッチングレートと時間とのコン
トロールのみで行った場合、ウェハ間あるいはウェハ面
内で梁厚のばらつきが発生し、そのために検出感度がば
らつくという欠点がある。
【0041】また、上述した従来例においては、梁厚の
ばらつきを抑制するために、陽極酸化法によるシリコン
異方性エッチングを行った場合、nエピ層とp型サブス
トレート間およびp型サブストレートとn+ 拡散層間を
短絡しなければならない。このとき、短絡させるための
シリコンエッチング開口径が小さいと、接触面積が減少
するので、接触抵抗および基板抵抗が増大し、この抵抗
の温度特性によって感度に温度依存性が発生するという
欠点がある。
【0042】逆に、かかる基板抵抗を低くするために、
開口径を広げると、電極面積が減少してしまい、所望の
静電容量感度が得られなくなるという欠点がある。
【0043】本発明の目的は、かかる梁厚のばらつきを
低減し、感度の揃った素子を実現するとともに、余分な
寄生抵抗を低減して良好な感度・温度特性を得られる静
電容量型加速度センサおよびその製造方法を提供するこ
とにある。
【0044】
【課題を解決するための手段】本発明の静電容量型加速
度センサは、n/p型半導体基板に異方性エッチングを
施してリム部,薄肉化した梁部および上部可動電極,下
部可動電極を備えた厚肉のおもり部を形成したセンサ基
板と、前記センサ基板の上面および下面に接着固定さ
れ、前記おもり部が可動するための空隙を形成するとと
もに、前記おもり部に形成した前記上部可動電極,下部
可動電極に対向する位置に静電容量変化を検出するため
の固定電極をそれぞれ備えた上部ストッパおよび下部ス
トッパとを有し、前記おもり部の前記上部可動電極,下
部可動電極およびテーパー部を互いに接続された導電層
で形成して構成される。
【0045】また、本発明の静電容量型加速度センサの
製造方法は、p型半導体基板の上面にn型のシリコン層
をエピタキシャル成長させたn/p型半導体基板の両面
にリンまたはヒ素等を拡散してn+ 型拡散層を形成する
工程と、前記n+ 型拡散層を形成した前記n/p型半導
体基板に第1の保護膜を被膜してから陽極酸化法を用い
た異方性エッチングを施してセンサ基板のおもり部,リ
ム部および梁部となる領域を形成する工程と、前記第1
の保護膜を除去した後、前記n/p型半導体基板の両面
からリンまたヒ素等の不純物拡散を行ってn+ 型拡散層
を厚く形成する工程と、前記n/p型半導体基板の両面
に第2の保護膜を被膜した後、前記おもり部を可動し易
くするために前記梁部の一部を異方性エッチングまたは
ドライエッチングにより除去し溝部を形成する工程と、
前記第2の保護膜を除去して露出した前記n/p型半導
体基板の前記n+ 型拡散層上にパッドをスパッタリング
等により被着し、前記センサ基板を完成させる工程と、
前記センサ基板の前記おもり部が可動できる空隙を与え
るとともに、前記おもり部の上下面それぞれと対向した
位置に静電容量を検出するための固定電極を形成した下
部ストッパおよび上部ストッパを前記センサ基板の上下
面に接着固定する工程とを含んで構成される。
【0046】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0047】図1は本発明の静電容量型加速度センサの
一実施の形態を示すセンサの断面図である。図1に示す
ように、本実施の形態におけるセンサは、おもり部6,
リム部2および梁部7を形成したセンサ基板1と、その
上下面に接着固定する下部および上部ストッパ4,5と
で構成され、センサ基板1の断面は、前述した図8の従
来例におけるA−A’断面と同様の断面を表わしてい
る。
【0048】特に、センサ基板1は、上下面をn+ 拡散
層3で覆い、おもり部6のテーパー部18もこの層で覆
って形成される。このため、おもり部6のn型エピ層側
の面が上部可動電極14となり、対向面側が下部可動電
極15となるが、これらは相互にn+ 拡散層3で接続さ
れることになる。すなわち、これら上部可動電極14,
下部可動電極15とパッド11とは、n型の不純物層に
より共通に配線されることになる。要するに、センサ基
板1は、おもり部6およびリム部2の表裏が互いに接続
されたn型層で覆われる。
【0049】また、下部ストッパ4および上部ストッパ
5には、センサ基板1のおもり部6が上下に移動できる
ように、空隙13,12が形成されており、しかもそれ
ぞれおもり部6の上下面のサイズと同一で且つそれぞれ
対向した内側の位置に上部固定電極10および下部固定
電極9が形成される。上部固定電極10は、上部ストッ
パ5上に設けられたスルーホール部16を介して上面に
引き出され、外部とのコンタクトをとることが可能にな
っている。同様に、下部固定電極9は、スルーホール部
17を介して下面に引き出され、外部とのコンタクトを
とることが可能である。これらのストッパは、例えばセ
ラミック基板等に導電性ペースト等を用いて接着固定す
ることにより、実現できる。
【0050】次に、本実施の形態における静電容量型加
速度センサの動作について説明するに、かかるセンサの
等価回路は、前述した図9の従来のセンサの等価回路と
同等である。但し、パッド11から上部可動電極14ま
での配線およびパッド11から下部可動電極15までの
配線を行っているn型不純物の拡散抵抗は、数百Ω以下
と小さいので、この際は無視している。図9のセンサ同
様、上部固定電極10がコンデンサC1の上側電極に対
応し、上部可動電極14がコンデンサC1の下側電極に
対応する。同様に、下部可動電極15がコンデンサC2
の上側電極に対応し、下部固定電極9がコンデンサC2
の下側電極に対応する。
【0051】ここで、センサ基板1が衝撃を受けると、
その慣性によりおもり部6が上下に移動する。このおも
り部6が上側に移動した場合、上部固定電極10と上部
可動電極14との距離が短かくなるので、静電容量が増
大する。逆に、下部固定電極9と下部可動電極15との
距離は広がるので、静電容量は減少する。同様に、おも
り部6が下側に移動した場合は、電極の広がりが逆の関
係になるので、静電容量も逆の関係になる。これによ
り、衝撃の大きさを静電容量の変化に変換して検出する
ことが可能になる。
【0052】上述した静電容量型加速度センサにおいて
は、陽極酸化法を用いて梁厚のコントロールを行ってい
るので、ウェハ間あるいはウェハ面内での梁厚のばらつ
きが少なく、おもり部の上下の移動し易さにばらつきが
なくなるので、均一感度の製品を実現できる。その上、
かかるセンサは、温度依存性を有する因子(部材)がな
くなるので、温度による感度の変化率は、非常に小さく
なる。
【0053】図2は図1におけるセンサの感度・温度特
性図である。図2に示すように、上述した静電容量型加
速度センサを5Vの定電圧駆動で25°Cを基準とした
ときの感度の温度変化率を測定すると、±5%以下とな
り、従来の陽極酸化法を用いた静電容量型加速度センサ
の変化率と比較しても大幅に改善されていることが理解
される。
【0054】図3(a)〜(d)はそれぞれ本発明の静
電容量型加速度センサの製造方法の一実施の形態を説明
するための工程順に示したセンサの断面図である。
【0055】まず、図3(a)に示すように、p型サブ
ストレート19Aおよびn型エピ層19Bからなるn/
p半導体基板20に対し、おもり部の可動電極および配
線を形成するために、リンまたはヒ素等のn+ 不純物を
拡散してn+ 拡散層21を両面に形成する。さらに、n
/p半導体基板20に対し、異方性エッチングを行う際
のマスク材となる保護膜22を両面に被膜した後、一般
的なフォトリソグラフィ技術を用いてエッチングを施
し、薄膜部を形成する個所の保護膜を除去し、保護膜除
去部23を形成する。また、この除去部23の形成と同
時に、陽極酸化を行うための電極取り出し窓を形成する
ために、nエピ層19B上の一部について保護膜22を
除去し、保護膜除去部24を形成する。なお、このとき
の保護膜22としては、シリコン酸化膜,シリコン窒化
膜等が用いられる。
【0056】ついで、図3(b)に示すように、おもり
部6および梁部7を形成するために、n/p半導体基板
20を異方性エッチング液に浸し、エピ層上の保護膜除
去部23の個所に正電位を、エッチング液内に設けた参
照電極に負電位をそれぞれ印加し、陽極酸化法を用いな
がらシリコンのエッチングを行う。このときの異方性エ
ッチング液には、水酸化カリウム水溶液や飽水ヒドラジ
ン,EDP溶液などが用いられる。最初、p型サブスト
レート19A側からエッチングが開始され、その後nエ
ピ層19Bとp型サブストレート19Aにバイアスが印
加されることにより発生した空乏層領域までエッチング
が進行すると、そこで自動的にエッチングが終了する。
これにより、薄肉化し且つ基板面内で厚みの揃った梁部
7と、厚肉のおもり部6が形成される。
【0057】この薄肉化した梁部7の厚みは、例えばp
型サブストレート19Aの基板抵抗を30〜50Ω・c
m、nエピ層19Bの基板抵抗を3〜5Ω・cm、厚み
が8μmの半導体基板に対し、5Vのバイアスを印加す
るとともに、陽極酸化法を用いてエッチングを行った場
合、p型サブストレート19Aに約4μmの空乏層が広
がるので、梁部7の厚みは約12μmとなる。なお、n
エピ層側の電極取り出し用の保護膜除去部24は、治具
等によりエッチング液に触れるのを防止されている。
【0058】ついで、図3(c)に示すように、次工程
でのn型不純物拡散を行うために、半導体基板20上に
残された保護膜22を除去する。
【0059】さらに、図3(d)に示すように、p型サ
ブストレート19Aの表裏をn型層で互いに接続するた
めに、n/p半導体基板20の両面からリンまたはヒ素
等のn型不純物を拡散する。すなわち、最低でも薄肉化
した梁部7においては、前述の空乏層の広がりによって
残されたp型層をn型層に変える深さまでの拡散が行わ
れる。
【0060】例えば、リンの不純物濃度1020個/cm
3 で950°C、60分の拡散を行った後、1100°
Cで180分程度の押込み酸化処理を行った場合、深さ
8μm程度の拡散を行うことができ、前述した空乏層の
広がりにより残された厚さ4μmのp型層をn型層に変
えることが可能になる。
【0061】また、異方性エッチングにより形成された
おもり部のテーパー部にもn+ 拡散層3が形成されるの
で、nエピ層上に形成されたn+ 拡散層3から、nエピ
層,梁部7,テーパー部18を介して基板の裏面まで一
連のn型不純物層が形成される。しかる後、再び基板の
両面を保護膜25で被膜する。
【0062】ついで、図3(e)に示すように、おもり
部6を可動し易くするための溝部を形成するために、一
般的なリソグラフィ技術を用いて、nエピ層上の保護膜
25、特に梁部の一部分に対応する溝形成領域上の保護
膜25に対する除去を行い、保護膜除去部26を形成す
る。
【0063】ついで、図3(f)に示すように、前述し
たのと同様に、かかる基板を異方性エッチング液に浸す
か、またはドライエッチングにより、保護膜除去部26
からのシリコンエッチングを行い、上下面で貫通した溝
部8を形成する。
【0064】さらに、図3(g)に示すように、基板両
面の保護膜25を除去した後、出力信号を外部に取り出
すための金属性のパッド11をスパッタリング等で形成
し、センサ基板1が完成する。かかるセンサ基板1に対
し、上下から下部および上部ストッパを接着固定すれ
ば、静電容量型加速度センサを構成することができる。
なお、このセンサ基板1の全体構造は、前述した図8の
従来例の外観と同様のものになる。
【0065】要するに、本実施の形態において、センサ
基板1のおもり部6がn型層で覆われることを除いて
は、従来と同様のステップを採用することができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の静電容量
型加速度センサおよびその製造方法は、n/p型半導体
基板に陽極酸化法を用いた異方性シリコンエッチングを
行っておもり部および薄肉化された梁部を形成してか
ら、n型不純物拡散を行ってp型半導体領域の表裏に互
いに接続されたn型層を形成することにより、梁厚の均
一な感度の揃った素子を実現することができるという効
果がある。
【0067】また、本発明によれば、異方性シリコンエ
ッチングにより、梁部およびおもり部,リム部を形成し
てから、基板両面よりn型不純物拡散を行って梁部の領
域を全面n型にし、パッドと上下可動電極をn型不純物
で配線することにより、余分な寄生抵抗を付加すること
がなくなり、良好な感度温度特性を得られるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の静電容量型加速度センサの一実施の形
態を示すセンサの断面図である。
【図2】図1におけるセンサの感度・温度特性図であ
る。
【図3】本発明の静電容量型加速度センサの製造方法の
一実施の形態を説明するための工程順に示したセンサの
断面図である。
【図4】従来の一例を示すピエゾ抵抗型加速度センサの
断面図である。
【図5】図4に示すセンサ基板の部分切欠き斜視図であ
る。
【図6】図4に示すセンサの感度・温度特性図である。
【図7】従来の静電容量型加速度センサおよびその製造
方法を説明するための工程順に示したセンサの断面図で
ある。
【図8】図7における容量型センサのセンサ基板の部分
切欠き斜視図である。
【図9】図7における静電容量型加速度センサの等価回
路図である。
【図10】従来の陽極酸化法を用いたエッチング槽の断
面図である。
【図11】従来の陽極酸化法を利用した静電容量型加速
度センサの製造方法を説明するための工程順に示したセ
ンサ断面図である。
【図12】図11における静電型センサの等価回路図で
ある。
【符号の説明】
1 センサ基板 2 リム部 3,21 n+ 拡散層 4 下部ストッパ 5 上部ストッパ 6 おもり部 7 梁部 8 溝部 9 下部固定電極 10 上部固定電極 11 パッド 12,13 空隙 14 上部可動電極 15 下部可動電極 16,17 スルーホール部 18 テーパー部 19A p型半導体基板 19B n型エピ層 20 n/p型半導体基板 22,25 保護膜 23,24,26 保護膜除去部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n/p型半導体基板に異方性エッチング
    を施してリム部,薄肉化した梁部および上部可動電極,
    下部可動電極を備えた厚肉のおもり部を形成したセンサ
    基板と、前記センサ基板の上面および下面に接着固定さ
    れ、前記おもり部が可動するための空隙を形成するとと
    もに、前記おもり部に形成した前記上部可動電極,下部
    可動電極に対向する位置に静電容量変化を検出するため
    の固定電極をそれぞれ備えた上部ストッパおよび下部ス
    トッパとを有し、前記おもり部の前記上部可動電極,下
    部可動電極およびテーパー部を互いに接続された導電層
    で形成したことを特徴とする静電容量型加速度センサ。
  2. 【請求項2】 前記おもり部,前記リム部および前記梁
    部を備えた前記センサ基板は、上面および下面を互いに
    + 型半導体層で接続した請求項1記載の静電容量型加
    速度センサ。
  3. 【請求項3】 p型半導体基板の上面にn型のシリコン
    層をエピタキシャル成長させたn/p型半導体基板の両
    面にリンまたはヒ素等を拡散してn+ 型拡散層を形成す
    る工程と、前記n+ 型拡散層を形成した前記n/p型半
    導体基板に第1の保護膜を被膜してから陽極酸化法を用
    いた異方性エッチングを施してセンサ基板のおもり部,
    リム部および梁部となる領域を形成する工程と、前記第
    1の保護膜を除去した後、前記n/p型半導体基板の両
    面からリンまたヒ素等の不純物拡散を行ってn+ 型拡散
    層を厚く形成する工程と、前記n/p型半導体基板の両
    面に第2の保護膜を被膜した後、前記おもり部を可動し
    易くするために前記梁部の一部を異方性エッチングまた
    はドライエッチングにより除去し溝部を形成する工程
    と、前記第2の保護膜を除去して露出した前記n/p型
    半導体基板の前記n+ 型拡散層上にパッドをスパッタリ
    ング等により被着し、前記センサ基板を完成させる工程
    と、前記センサ基板の前記おもり部が可動できる空隙を
    与えるとともに、前記おもり部の上下面それぞれと対向
    した位置に静電容量を検出するための固定電極を形成し
    た下部ストッパおよび上部ストッパを前記センサ基板の
    上下面に接着固定する工程とを含むことを特徴とする静
    電容量型加速度センサの製造方法。
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