JPH09685A - 遊技機用コイン補給及び回収装置 - Google Patents

遊技機用コイン補給及び回収装置

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JPH09685A
JPH09685A JP7156036A JP15603695A JPH09685A JP H09685 A JPH09685 A JP H09685A JP 7156036 A JP7156036 A JP 7156036A JP 15603695 A JP15603695 A JP 15603695A JP H09685 A JPH09685 A JP H09685A
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    • G07F17/00Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技機台や遊技機の内部を大改造する必要が
なく、複数の遊技機を設置した既存のカルーセルに簡単
に適用できるコイン補給及び回収装置を提供する。 【構成】 遊技場において一群をなす複数の遊技機2の
下方に、各遊技機2で使用されるコインを搬送するため
の搬送手段として、コイン供給側からコインを受け取っ
て搬送する第1のベルトコンベア4(m) と、これから送
られたコインを受け取って各遊技機2ヘのコイン送出装
置6に搬送する第2のベルトコンベア4(m+1) とが設け
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技場においてスロッ
トマシンやビデオ・ポーカーゲーム機等、コイン(硬貨
だけでなく、メダル、トークン等の遊技媒体を含む。)
を使用する遊技機に用いられるコイン補給及び回収装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機に用いられるコイン補給及び回収
装置としては、例えば実開昭55−166288号公報
(米国特許 No. 4,342,384)に記載されているように、
遊技場において一群をなす複数の遊技機の各々に対し
て、コイン搬送装置とコイン送り込み装置を用いて自動
的にコインの補給及び回収を行うようにしたものが知ら
れている。
【0003】このコイン補給及び回収装置は、複数の遊
技機にコインを搬送するベルトコンベアから成るコイン
搬送装置と、各遊技機の内部に設けられたコイン貯留タ
ンクと、搬送装置の下方に各遊技機ごとに設けられたコ
イン補給タンクとで構成されている。そして、コイン補
給タンクから搬送装置の上方にある遊技機内のコイン貯
留タンクまでコインを持ち上げて搬送するエスカレータ
ホッパーが設けられている。このエスカレータホッパー
によるコイン搬送路においては、遊技機内に設置された
コイン貯留タンクの直上に第1の通路切換装置、コイン
搬送装置の直上に第2の通路切換装置が、それぞれ配置
されている。第1の通路切換装置は、エスカレータホッ
パーによって搬送されて来たコインを遊技機内のコイン
貯留タンクへ送出するものであり、第2の通路切換装置
は、コイン搬送装置の端に設けられたコイン回収補給装
置まで回収されるコインを搬送するため、エスカレータ
ホッパーの搬送路の途中からコイン搬送装置へコインの
送出を切り換えるものである。また、コイン補給タンク
にはコインの増減量を感知するセンサが設けられ、この
センサからの信号により、上記2つの通路切換装置の遮
断と解放とが行われるようになっている。
【0004】以上の構成により、各遊技機ごとのコイン
循環と一群の遊技機におけるコインの循環とが連動して
行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
コイン補給及び回収装置においては、複数台の遊技機に
に対し1台のベルトコンベアから成るコイン搬送装置を
用いてコインの補給と回収を行う構成のため、複数台の
遊技機が一列に直線状に配置されたところでしか使用で
きない。また、一旦配置された複数の遊技機の配置を変
更する場合には、コイン搬送装置の長さや形状も変更す
ることになるので、費用と時間がかかる。更に、上記の
ような2つの通路切換装置を用いているので、装置の制
御が複雑化すると共に構成部品も多く、装置全体のコス
トが高いという問題がある。
【0006】一方、米国等の遊技場(カジノ)では、複
数台の遊技機(例えば、スロットマシンやビデオポーカ
ーゲーム機)を一組として設置した場所をカルーセル
(carousel)と呼ぶが、このカルーセルの形状は直線的
な配置だけでなく、全体或いは部分的に曲線や円形の配
置もあるため、上記のコイン補給及び回収装置を適用す
ることは困難である。
【0007】また、カジノにおいて、遊技機には通常ホ
ッパー等の各種機器が内蔵されているので、遊技機が設
置されている既存のカルーセルに上記のような従来の技
術を適用しようとすると、遊技機の内部を大改造するこ
とが必要になる。更に、遊技機の下の遊技機台やカルー
セルの形状を大幅に変更する必要も生じる。
【0008】本発明の目的は、遊技機台、カルーセル及
び遊技機内部の大改造が不要で、複数の遊技機を設置し
た既存のカルーセルに簡単に適用できるコイン補給及び
回収装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊技場におい
て一群をなす複数の遊技機の下方に配置され、各遊技機
で使用されるコインを搬送する搬送手段と、該搬送手段
から送られたコインを各遊技機内に送り込むコイン送り
込み装置とを含む遊技機用コイン補給及び回収装置であ
って、上記搬送手段は、遊技機の一つに対応するコイン
送り込み装置に対して、コイン供給側からコインを受け
取って搬送する第1の搬送装置と、該第1の搬送装置か
ら送られたコインを受け取って前記コイン送り込み装置
側へ搬送する第2の搬送装置とを1組として構成され、
各1組の第1及び第2の搬送装置がこれらと対応する遊
技機の下方に配置されていることを特徴とする。
【0010】本発明の1つの実施形態では、遊技機は遊
技機台の上に設置され、前記第1及び第2の搬送装置
は、遊技機台の内部に配置された一対のベルトコンベア
から成り、前記コイン送り込み装置は、同遊技機台の内
部に配置されたエスカレータ式コイン送出装置で構成さ
れる。
【0011】他の実施形態では、搬送装置の下部にこれ
と一体に回動自在に設けられた位置決め部材と、該位置
決め部材と係合して搬送装置を平面方向に移動調整可能
に支持する支持手段とが設けられる。
【0012】上記実施形態では、搬送装置を構成するベ
ルトコンベアは、コイン搬送方向に沿って直線的に或い
は所定の角度をなして連結される。
【0013】更に別の実施形態では、第1の搬送装置と
第2の搬送装置は、互いに両者を接続する接続手段を備
え、この接続手段を中心として回動自在に構成される。
この場合、接続手段は、第1の搬送装置の一端の下側に
所定の範囲で回動自在に設けられ、コインが通過する内
部への入口とその内部からの出口とを有する第1の中空
部材と、第2の搬送装置の一端の上側に、第1の搬送装
置に設置されている前記第1中空部材と嵌合し且つその
嵌合部を中心として回動自在に設けられ、コインが通過
する内部への入口とその内部からの出口とを有する第2
の中空部材とで構成されることが好ましい。
【0014】
【作用及び効果】本発明によれば、複数の遊技機の一つ
に対応するコイン送り込み装置に対して設けられた2つ
の搬送装置のうち、第1の搬送装置が、コイン供給側
(例えば、前段の遊技機に対応する搬送装置)からコイ
ンを受け取って第2の搬送装置へ搬送する。第2の搬送
装置は、第1の搬送装置から送られたコインを、コイン
送り込み装置を介して、対応する遊技機の内部に供給す
る。このように、各遊技機に対応して配置された第1の
搬送装置から第2の搬送装置へ、そして第2の搬送装置
からコイン送り込み装置を介して遊技機へとコインが供
給される。
【0015】また、第2の搬送装置から後続の遊技機に
対応する第1の搬送装置へコインを送ることにより、複
数の遊技機の配置に従って順次コインの搬送と回収が行
われる。すなわち、複数の遊技機の配置の方向に沿って
各遊技機に対応する搬送装置を直線状或いは折れ線状に
配置すれば、上記のようにコインの搬送と回収が行われ
る。
【0016】このように、各遊技機毎に2つの搬送装置
の組が設けられるので、遊技機を直線状に配置するだけ
でなく、所定の角度をなして配置することも可能であ
る。従って、複数の遊技機が直線状に配置されている場
合は勿論、折れ線状に配置されていても、各遊技機に対
するコインの搬送と回収の経路を自在に構成することが
できる。
【0017】このため、本発明は、遊技機の配置形状に
制限されず、前述のカルーセルその他複数の遊技機を持
つ遊技場に広く採用されるものであり、コインの補給と
回収の自動化を促進するという効果を奏する。
【0018】本発明の1つの実施形態では、第1及び第
2の搬送装置は、遊技機を設置した遊技機台の内部に配
置された一対のベルトコンベアから成り、コイン送り込
み装置は、遊技機台の内部に設置されたエスカレータ式
コイン送出装置で構成されるので、コインは、後続の遊
技機の下方に配置されたベルトコンベアを介して、後続
の遊技機へ供給される一方、エスカレータ式コイン送出
装置を介して、当該遊技機内へ供給される。
【0019】他の実施形態では、前記搬送装置の下部に
位置決め部材が回動自在に設けられると共に、この位置
決め部材と係合して平面方向に移動調整可能となるよう
に台座を構成したので、複数の遊技機の配置の変更は、
位置決め部材と台座とで容易に行うことができる。
【0020】上記実施形態では、ベルトコンベアはコイ
ン搬送方向に沿って直線的に或いは所定の角度をなして
連結されるので、複数の遊技機を設置した既存のカルー
セルに簡単に適用できるコイン補給及び回収システムが
構成される。
【0021】更に別の実施形態では、第1の搬送装置と
第2の搬送装置との一端には、両者を接続する接続手段
を有し、この接続手段は遊技機の配置を変更した場合で
も、第1の搬送装置と第2の搬送装置との受け渡しの位
置がずれることはない。
【0022】更に別の実施形態では、第1中空部材と第
2中空部材とが嵌合部を中心にして回動自在となって、
第1及び第2の中空部材の中をコインが通過して移動す
るので、コインは第1の搬送装置から第2の搬送装置へ
確実に移送される。
【0023】
【実施例】図1は、前述のカルーセル(又は島)におい
て一群をなす複数の遊技機の配置例を示し、図2は、こ
のような複数の遊技機に対するコイン補給及び回収シス
テムの外観を示す図である。
【0024】図1に示すようなカルーセル1を構成して
いる複数の遊技機2は、直線状に配列されたものと、所
定の角度をなして折れ線状に配列されたものとに分けら
れる。これら一群の遊技機2は、各遊技機に対応する遊
技機台3上に設置されている。各遊技機台3の内部に
は、後述のように(図3〜図5)、コイン搬送手段とし
ての1対のベルトコンベア4(m),4(m+1) [mは整数]
と、コイン送り込み装置としてのエスカレータ式コイン
送出装置(コインディスペンサー)6と、制御装置7と
が設置されている。
【0025】図1〜図3に示すように、カルーセル1の
角部に位置する遊技機台3の間にはコーナーカバー8が
設けられる。また、カルーセルの一端には、図4及び図
5に示すようにコイン洗浄装置9、マイクロコンピュー
タから成る中央制御装置(CCU)10及びエスカレー
タ式コイン送出装置11等を収納したコイン洗浄ユニッ
トケース12が設けられている。
【0026】図2において、コイン洗浄ユニットケース
12の上部には、中央制御装置10を内蔵した収納部の
扉13と、コイン洗浄装置9のコイン貯留タンク14か
ら古いコインを回収したり新しいコインを供給するため
の扉15と、コイン洗浄ユニットケース12の前面部に
コイン洗浄装置9を入れたり出したりするための扉17
とが設けられ、これらの扉13,15,17には、外部
からの不正な操作を防止するための施錠装置(図示省
略)が設けられている。更に、コイン洗浄ユニットケー
ス12の上端部には、異常その他の作動状態(例えば、
赤色で異常作動時、黄色でメンテナンス時、青色で正常
作動時)を示すタワーライト18が設けられている。
【0027】図3において、複数のベルトコンベア4
(m) [m = 1, 2,… n]は、各遊技機台3の内部におい
て各一対が直線的に或いは互いに所定の角度をなして配
置されることにより、カルーセル全体としてループ状の
コイン搬送手段を構成しており、各遊技機2に対して補
給又は回収されるコインを搬送する。これらのベルトコ
ンベアは、後述のように、各遊技機台3の内部にコイン
を搬入する側に位置する第1のベルトコンベア4(m)
が、コイン供給側からコインを受け取って搬送する第1
の搬送装置となり、各遊技機台3の内部からコインを搬
出する側に位置する第2のベルトコンベア4(m+1) [但
し、m ≦ n-1]が、第1の搬送装置から送られたコイン
を受け取ってコイン送り込み装置としてのエスカレータ
式コイン送出装置6の側へ搬送する第2の搬送装置とな
る。
【0028】図4及び図5において、遊技機2内には、
必要に応じてコインをコイン受皿26へ払い出すホッパ
ー装置19が設置されている。また、エスカレータ式コ
イン送出装置6は、遊技機台3内のベルトコンベア4
(m) ,4(m+1) の下方に設置されたホッパー部20と、
このホッパー部20から遊技機2内のホッパー装置19
へ送られるコインの通路を形成する案内レール等の部材
から成るエスカレータ部21とで構成される。
【0029】コイン洗浄装置9内には、必要に応じてコ
イン排出口22からのコインの払い出しを行うコイン貯
留タンク14が設置されている。また、コイン洗浄ユニ
ットケース12に内蔵されたエスカレータ式コイン送出
装置11は、上記コイン送出装置6と同様、最後のベル
トコンベア4(n) から搬送されてきたコインを貯留する
ホッパー部30と、このホッパー部30からコイン洗浄
装置9内のコイン貯留タンク14へ送られるコインの通
路を形成する案内レール等の部材から成るエスカレータ
部23とで構成される。
【0030】図4において、矢印はコインの移動方向を
示す。初めに、図1の遊技機2のいずれかにおいて、遊
技者によりコイン投入口24から投入されたコインC
は、セレクタ25によって適正なコインかどうかを判別
される。その結果、不適正なコインはコイン受皿26に
返却され、遊技動作は行われない。一方、適正なコイン
は、セレクタ25の下段に設けられた振分け装置(ディ
バータ)27により、状況に応じて遊技機2内のホッパ
ー装置19、又は当該遊技機2に対する第2のベルトコ
ンベア4(m+1) [m = 1, …]に振り分けられる。
【0031】遊技機2に投入されたコインが内部のホッ
パー装置19へ振り分けられるのは、当該ホッパー装置
19内にコインが不足したとき(例えば、遊技中にジャ
ックポットが発生して、コインが大量にコイン受皿26
に払い出されたとき)である。このとき、制御装置7
(図5)は、エスカレータ式コイン送出装置6のホッパ
ー部20を駆動し、このホッパー部20からエスカレー
タ部21を介して遊技機2内のホッパー装置19内にコ
インを送り込む。そして、ホッパー部20内のコインが
不足したとき、制御装置7は、当該遊技機2に対する第
2のベルトコンベア4(m+1) を、第1のベルトコンベア
4(m) とは反対の方向(図4において破線の矢印で示す
方向)に駆動し、第2のベルトコンベア4(m+1) 上のコ
インをホッパー部20に送り込む。このとき、ベルトコ
ンベア4(m+1) は、第1の搬送装置であるベルトコンベ
ア4(m) から送られたコインを受け取って当該遊技機2
のコイン送り込み装置へ搬送する第2の搬送装置とな
る。
【0032】他方、遊技機2に投入されたコインが第2
のベルトコンベア4(m+1) へ振り分けられるのは、遊技
機2内のホッパー装置19内にコインが充満して、遊技
機2内のホッパー装置19内に設けられた後述のレベル
センサ28(図5)から制御装置7へオーバーフロー信
号が出ているときである。このとき、振分け装置27
は、エスカレータ部21を通って送られてきたコインの
行き先を、遊技機2内のホッパー装置19でなく、第2
のベルトコンベア4(m+1) 上に切り替える。また、制御
装置7は、2つのベルトコンベア4(m) 及び4(m+1) を
矢印方向に駆動し、コインを第1のベルトコンベア4
(m) から第2のベルトコンベア4(m+1) を介して後続の
遊技機へ送る。この場合、第2のベルトコンベア4(m+
1) は、後続の遊技機に対しては第1の搬送装置とな
る。
【0033】当該遊技機2に対する第1のベルトコンベ
ア4(m) は、通常コインを内部に送り込む方向に運転さ
れているので、ベルトコンベア4(m),4(m+1) 上に落さ
れたコインCは、各遊技機台3の一対のベルトコンベア
4(m) 及び4(m+1) が共に所定方向に運転されている限
り、図4のループ状の矢印で示すように、各ベルトコン
ベアによって次々に搬送され、最終的に、コイン洗浄装
置9の横に設置されたエスカレータ式コイン送出装置1
1に送られる。
【0034】エスカレータ式コイン送出装置11のホッ
パー部30に送られたコインCは、エスカレータ部23
によりホッパー部30からコイン洗浄装置9内に送ら
れ、この中で洗浄される。洗浄されたコインは、コイン
洗浄装置9のコイン排出口22から、最初の遊技機2に
対する第1のベルトコンベア4(1) 上へ排出され、この
ベルトコンベア4(1) から前述のように搬送される。な
お、コイン洗浄装置9に対しては、例えば1日1回の頻
度で、作業員が前述の扉15(図2)を開けて古いコイ
ンCO を回収し、新しいコインCN を供給する作業を行
う。
【0035】図5に示すように、各遊技機2内のホッパ
ー装置19には上下1対のレベルセンサ28,29が設
けられる一方、各エスカレータ式コイン送出装置6のホ
ッパー部20内にも上下1対のレベルセンサ31,32
が設けられている。また、コイン洗浄装置9のコイン貯
留タンク14内に上下1対のレベルセンサ33,34が
設けられ、エスカレータ式コイン送出装置11のホッパ
ー部30内にも上下1対のレベルセンサ35,36が設
けられている。これらのレベルセンサにより、コインの
量が所定の範囲内にあるか否かが検出される。
【0036】例えば、遊技機2のホッパー装置19内に
貯留されたコインの量が上レベルセンサ28以上のと
き、このレベルセンサ28がオーバーフロー検出信号を
出す。これに応じて、前述のように、振分け装置27
が、遊技機2に投入されたコインを第2のベルトコンベ
ア4(m+1) 上に振り分けると共に、制御装置7がベルト
コンベア4(m) 及び4(m+1) を所定方向に駆動するの
で、コインは、第1のベルトコンベア4(m) から第2の
ベルトコンベア4(m+1) を介して後続の遊技機へ送られ
る。
【0037】その後、エスカレータ式コイン送出装置6
のホッパー部20からコインが送り出されるのに伴っ
て、ホッパー部20内のコインの量が下レベルセンサ3
2以下になると、下レベルセンサ32はコイン検出信号
を出さなくなるので、制御装置7は、前述のように第2
のベルトコンベア4(m+1) を反対方向に運転(逆転)
し、このベルトコンベア4(m+1) からコインをホッパー
部20内に送り込む。これは、ホッパー部20内のコイ
ンの量が上レベルセンサ31を越えるまで続く。そし
て、上レベルセンサ31がオーバーフロー検出信号を出
力すると、制御装置7は、第2のベルトコンベア4(m+
1) の運転を所定方向に戻す(正転)。以上のようなホ
ッパー部20内のコインの量に応じたベルトコンベア4
(m+1) の作動は、図6のフローチャートで示される。こ
れについては、後で詳述する。
【0038】また、ホッパー部20の下レベルセンサ3
2がコインを検知している場合、遊技機2内のホッパー
装置19の下レベルセンサ29がコインを検知しなくな
ると、制御装置7は、ホッパー部20を駆動してコイン
を遊技機2のホッパー装置19内に送り込む。そして、
遊技機2のホッパー装置19にコインが貯まって上レベ
ルセンサ28がオーバーフロー信号を出力すると、ホッ
パー部20の駆動を停止してコインの補給を止める。以
上のような遊技機2のホッパー装置19内のコインの量
に応じたエスカレータ式コイン送出装置6の作動は、図
7のフローチャートで示される。これについても、後で
詳述する。
【0039】一方、コイン洗浄ユニットケース12内で
は、エスカレータ式コイン送出装置11のホッパー部3
0内に貯留されたコインの量が下レベルセンサ36以上
で、コイン貯留タンク14内に貯留されたコインの量が
上レベルセンサ33以下になり、更に下レベルセンサ3
4がコインを検知しなくなったとき、中央制御装置10
がホッパー部30を駆動し、その中のコインをコイン貯
留タンク14へ送り込む。これは、コイン貯留タンク1
4内の上レベルセンサ33がコインを検知するまで行わ
れる。
【0040】ここで、図6を参照して、遊技機台3に設
けられたホッパー部20内のコインの量に応じた第2の
ベルトコンベア4(m+1) の作動を説明する。
【0041】初めに、制御装置7は電源がオンかどうか
を判断し(ST1)、オンでなければ、以下の動作は実
行しない。そして、オンのとき、本システムに何らかの
トラブルが発生しているか否かをチェックする(ST
2)。これら(電源及びトラブル)は、中央制御装置1
0から送られる信号によって判断される。後者の判断で
トラブルがある場合は、トラブル表示を行う。例えば、
タワーライト18の赤ランプを点灯させると共に、トラ
ブルの内容に応じたコード(トラブルコード)を中央制
御装置10の制御パネルに表示する。従って、本システ
ムの管理者は、図1に示された扉13を開けて制御パネ
ルの表示を見ることで、トラブルの内容を知ることがで
きる。
【0042】一方、トラブルがなければ、ホッパー部2
0の下レベルセンサ32のON/OFFを判別する(S
T3)。この下レベルセンサ32は、前述のように、ホ
ッパー部20内のコインの量が下限を下回ったかどうか
を検知するためのもので、当該コインの量(高さ)が下
レベルセンサ32以上のとき、ONとなっている。
【0043】従って、下レベルセンサ32がONのと
き、制御装置7は、第1のベルトコンベア4(m) と共
に、第2のベルトコンベア4(m+1) を後続のベルトコン
ベア4(m+2) へコインを搬送する方向に駆動する(ST
4)。このため、コインは第2のベルトコンベア4(m+
1) から後続の遊技機へ搬送される。ホッパー部20内
のコインの量が減少してレベルセンサ32がOFFにな
ると、制御装置7は第2のベルトコンベア4(m+1) を反
対方向に駆動する(ST5)。これにより、コインは第
2のベルトコンベア4(m+1) からホッパー部20内に搬
送されて貯留される。
【0044】その後、ホッパー部20内の上レベルセン
サ31のON/OFFを判別する(ST6)。このレベ
ルセンサ31は、前述のように、ホッパー部20内のコ
インの量が上限を上回ったかどうかを検知するためのも
ので、当該コインの量(高さ)が上レベルセンサ31以
上のとき、ONとなる。
【0045】従って、制御装置7は、上レベルセンサ3
1がOFFである限り、第2のベルトコンベア4(m+1)
を反対方向に駆動し続け、上レベルセンサ31がONに
なったとき、第2のベルトコンベア4(m+1) の駆動を所
定方向に戻す(ST4)。これにより、再びコインは第
2のベルトコンベア4(m+1) から後続の遊技機へ搬送さ
れる。
【0046】次に、図7を参照して、遊技機2のホッパ
ー装置19内のコインの量に応じたエスカレータ式コイ
ン送出装置6の作動を説明する。
【0047】初めに、図6の作動時と同様、制御装置7
は電源がオンかどうかを判断し(ST11)、オンのと
き、システムに何らかのトラブルが発生しているか否か
をチェックし(ST12)、トラブルがある場合は、そ
の内容に応じて前述のようなトラブル表示が行われる。
一方、トラブルがなければ、遊技機2のホッパー装置1
9内の下レベルセンサ29のON/OFFを判別する
(ST13)。このレベルセンサ29は、前述のよう
に、遊技機2のホッパー装置19内のコインの量が下限
を下回ったかどうかを検知するためのもので、当該コイ
ンの量(高さ)が下レベルセンサ29以上のとき、ON
となっている。
【0048】従って、下レベルセンサ29がONのと
き、制御装置7は、エスカレータ式コイン送出装置6の
ホッパー部20を駆動せず、停止させている(ST1
4)。このため、遊技機2のホッパー装置19にはコイ
ンが供給されない。この状態で遊技機2に当たりが発生
した場合、遊技機2のホッパー装置19から遊技者に払
い出されるコインがコイン受皿26に排出される。こう
して、遊技機2のホッパー装置19内のコインの量が減
少していき、下レベルセンサ29がOFFになると、制
御装置7は、ホッパー部20内の下レベルセンサ32の
ON/OFFを判別する(ST15)。このレベルセン
サ32は、前述のように、ホッパー部20内のコインの
量が下限を下回ったかどうかを検知するためのもので、
当該コインの量(高さ)が下レベルセンサ32より低い
とき、OFFとなる。
【0049】従って、制御装置7は、下レベルセンサ3
2がOFFであれば、エスカレータ式コイン送出装置6
のホッパー部20を駆動せず、停止させているが(ST
14)、下レベルセンサ32がONのとき、ホッパー部
20を駆動する(ST16)。これにより、コインがホ
ッパー部20から遊技機2のホッパー装置19へコイン
が供給される。これは、遊技機2のホッパー装置19内
の上レベルセンサ28がONになるまで行われる。
【0050】このため、制御装置7は、上レベルセンサ
28のON/OFFを判別し(ST17)、遊技機2内
のホッパー装置19内の上レベルセンサ28がOFFで
且つホッパー部20内の下レベルセンサ32がONであ
る限り、エスカレータ式コイン送出装置6を駆動し続
け、遊技機2のホッパー装置19内の上レベルセンサ2
8がONになったとき、エスカレータ式コイン送出装置
6を停止させる(ST14)。
【0051】次に、図8は、遊技機2に対する一対のベ
ルトコンベア4(m),4(m+1) 及びエスカレータ式コイン
送出装置6の構造を示す部分断面図、図9は、図8の構
造の右側から見た断面図、図10は、図8の一対のベル
トコンベアの接続部分の拡大図である。
【0052】図8において、遊技機2の底部には、その
下に位置する遊技機台3の内部に配置された第2のベル
トコンベア4(m+1) 上にディバータ27からのコインを
落下させて送り込むためのコイン落下口38が設けられ
ている。後で詳細に説明するように、遊技機台3の内部
では、1対のベルトコンベア4(m),4(m+1) が、ほぼ水
平なフレーム40の上に設置されたフローティングベー
ス41上に、支持脚42と位置決め部材43とフローテ
ィングベース機構44とによって支持されている。フロ
ーティングベース機構44は、後述のとおり各ベルトコ
ンベア4(m),4(m+1) を平面方向に移動調整可能に取り
付ける台座である。
【0053】図11はベルトコンベア4(m) 又は4(m+
1) の外観斜視図、図12は同ベルトコンベアの一端部
の拡大斜視図、図13は同ベルトコンベアの他端部の拡
大斜視図である。なお、上記では一対のベルトコンベア
を第1のベルトコンベア4(m)と第2のベルトコンベア
4(m+1) に区別して説明したが、具体的な構成は両ベル
トコンベアとも同一であるので、以下では、第1のベル
トコンベア4(m) についてのみ説明する。
【0054】まず、ベルトコンベア4(m) は、その両側
に、長手方向に延びる長方形の板から成形された側板4
6及び47を備えている。各側板46,47の一端には
上方から結合する部材(以下、上結合部材という)4
8、他端には下方から結合する部材(以下、下結合部材
という)49が各々取り付けられ、当該ベルトコンベア
4(m) の下結合部材49に、図11の左側に位置するベ
ルトコンベア4(m-1) (図示省略)の上結合部材48が
上方から結合すると共に、当該ベルトコンベア4(m) の
上結合部材48が、図11の右側に位置するベルトコン
ベア4(m+1) (図示省略)の下結合部材49に、上方か
ら結合するようになっている。これらの上結合部材48
と下結合部材49は、前記カルーセルのように、コイン
搬送手段としての複数のベルトコンベアを順次接続する
ために必要な接続手段を構成している。これらの構造に
ついては、後で図16及び図17を参照して詳細に説明
する。
【0055】各側板46,47の一端側(図11の右
側)には、外側から各側板に挿通した支軸50を中心と
して各側板を回動自在に支持するU字状の支持脚42が
設けられている。この支持脚42は、支軸50を支点と
して所定の角度範囲まで回動することにより、ベルトコ
ンベア4(m) の一端側の高さを一定にして支持すること
ができる。また、必要に応じて、図11に二点鎖線で示
すように、支持脚42をベルトコンベア4(m) の底面に
当接した位置に設定することができるので、ベルトコン
ベアの搬送時に邪魔にならない。
【0056】各側板46,47の他端側(図11の左
側)には、上記支持脚42よりもはるかに低いが、各側
板に挿通した支軸52を中心として各側板を回動自在に
支持する略U字状の位置決め部材43が、取り付けられ
ている。この位置決め部材43は、図14に示すよう
に、両端部を同方向に垂直に折り曲げた金属製の帯板5
3から成り、その両端部に支軸52が回転自在に貫通で
きる孔54が設けられると共に、帯板53の中央部から
両端とは逆向きに軸部55が突出して設けられている。
この軸部55の突出端は、後述のフローティング板72
の挿入孔56(図15)に挿入し易いように丸みを付け
た形状となっている。
【0057】ベルトコンベア4(m) は、上記の支持脚4
2と位置決め部材43とでベルトコンベアを支持する高
さが異なるため、図示のように傾斜して支持される。
【0058】ベルトコンベア4(m) の各側板46,47
の両端部において、それぞれ回転自在に配置された横軸
57,58に、ベルト59を駆動するためのローラー6
0,61が一体に設けられ、これらのローラー60,6
1の間にベルト59が巻き掛けられている。
【0059】図11において手前側の側板47には、そ
の左端寄りの位置に、略垂直に立ち上がった支持板62
が取り付けられ、これに減速機63とモータ64とを含
む駆動機構37が固定されている。減速機63は、モー
タ64の回転力を減速して出力するが、その出力軸65
は、支持板62に設けられた穴(図示省略)から突出
し、その先端にプーリ66が固定されている。一方、軸
58には、上記プーリ66と同様のプーリ67が固定さ
れており、プーリ66,67に巻掛けた歯付きベルト6
8によって駆動機構37の出力軸65のトルクが軸58
に伝達され、ローラー61が回転してベルト59を駆動
するようになっている。駆動機構37は、その出力軸6
5を二方向に回転可能であるが、その駆動は、前述の図
6のフローチャートに従って制御される。
【0060】図15は、フローティングベース機構44
の構成を示す斜視図である。この機構は、前述のフロー
ティングベース41上で各ベルトコンベアを平面方向に
移動調整可能に取り付けるための台座として働くもの
で、位置決め板69とフローティング板72とを備えて
いる。
【0061】位置決め板69は略正方形の板で、その中
央部に円形の貫通孔70、四隅にボルト73を挿通する
ための取付孔71を有している。一方、フローティング
板72は、位置決め板69の対角線上の2つの取付孔7
1間の距離よりも小さい直径を有する円盤状の部材から
成り、その中心に、前述の位置決め部材43(図14)
の軸部55を回動自在に挿入できる挿入孔56を有す
る。位置決め板69の中央部の貫通孔70は、フローテ
ィング板72の挿入孔56より大きく形成されている。
【0062】位置決め板69は、その貫通孔70がフロ
ーティング板72の挿入孔56の上に位置するようにし
て、フローティング板72上に戴置される。また、フロ
ーティング板72の周囲において位置決め板69の取付
孔71とフローティングベース41との間に円筒状のス
ペーサ74を介在させ、位置決め板69の取付孔71と
スペーサ74にボルト73を通して、各ボルトの下端部
をフローティングベース41のネジ穴75にねじ込むこ
とにより、図10に示すように、フローティングベース
41上に位置決め板69が固定される。その上方から、
位置決め部材43の軸部55がフローティング板72の
挿入孔56に回動自在に挿入される。
【0063】上記のように固定される位置決め板69の
中央貫通孔70はフローティング板72の挿入孔56よ
り大きく、スペーサ74はフローティング板72の厚み
よりも少し長く形成されているので、フローティング板
72を、挿入孔56が位置決め板69の貫通孔70から
外れない範囲において、水平方向に移動させることがで
きる。これにより、フローティング板72の挿入孔56
に軸部55を挿入した位置決め部材43も水平方向に移
動でき、ベルトコンベア4(m) の位置を調整することが
できる。
【0064】また、このフローティングベース機構44
と位置決め部材43により、ベルトコンベア4(m) は、
位置決め部材43の軸部55を中心として平面方向に回
動可能である。
【0065】図16は、前述のようにコイン搬送手段と
しての複数のベルトコンベアを接続するための一手段で
ある上結合部材48の全体斜視図である。この上結合部
材48は、コインの通路を形成する円環状の連結部76
と、コ字状に形成された覆い部77とから成る。この上
結合部材48は、覆い部77の両側壁に設けた長穴78
を、ベルトコンベア4(m) の両側板46,47の一端部
にそれぞれ設けたネジ穴(図示省略)に合わせて、図1
1及び図12に示すようにネジ79を長穴78からねじ
込むことにより、ベルトコンベア4(m) の一端(図にお
いて右端)に固定される。
【0066】図17は、もう一つの接続手段である下結
合部材49の全体斜視図である。この下結合部材49
は、コインの通路を形成する円環状の連結部材81と、
この連結部81の下側にこれと一体に形成されると共に
互いに所定の間隔をとって平行に設けられた1対の略長
方形の取付板82と、これらの取付板82の上部の一隅
に設けた軸孔83に回転自在に支持された横軸84と、
この横軸84を支点として回動自在に取り付けられた回
動板85とから成る。
【0067】この下結合部材49において、回動板85
は、四角形の薄板の両側辺の上端から突出させた小片8
6を有する。そして、この2つの小片86に軸孔83と
同様な貫通孔87を設け、それらの貫通孔87に両端を
挿入した横軸84により、図のように吊り下げられた状
態にある。なお、横軸84の両端には、脱落防止のた
め、2枚の取付板82の外側から止め輪(図示省略)が
装着されている。
【0068】各取付板82には長穴88が設けられてお
り、各長穴88は、図11及び図13に示すように下結
合部材49がベルトコンベア4(m) の他端部に装着され
たとき、側板46,47に設けられたネジ穴(図示省
略)の外側に位置付けられ、各長穴88の外側からネジ
89を通して側板46,47のネジ穴にねじ込むことに
より、下結合部材49がベルトコンベア4(m) の側板3
3,34に固定される。
【0069】回動板85は、その自重により横軸84か
ら吊り下げられた状態から、手前側には(図17の右側
から見て時計方向に)回動可能であるが、その反対方向
に回動させようとしても、回動板85の上端縁が連結部
81の下面に当ってしまうので、図17の状態から反時
計方向には回動することができない。
【0070】上記のように上結合部材48と下結合部材
49が装着されたベルトコンベア4(m) において、図1
1の左側に位置するベルトコンベア4(m-1) (図示省
略)の上結合部材48から排出されたコインは、上記ベ
ルトコンベア4(m) の下結合部材49の連結部81の開
口からベルト59上に落下する。このとき、ベルト59
が正転方向に(図の左から右へ)駆動されているなら
ば、ベルト59上に落下したコインは、そのままベルト
59により運搬されて、ベルトコンベア4(m) の右端に
ある上結合部材48の連結部76の開口から排出され
る。一方、このベルトコンベア4(m) が第2のベルトコ
ンベアとして使用され、ベルト59が反対方向に(図の
右から左へ)駆動されているならば、ベルト59上に落
下したコインは、回動板85に当たってこれを時計方向
に回動させながらベルトコンベア4(m)の左端から排出
され、前述のようにホッパー部20に送り込まれる。
【0071】上記実施例において、各ベルトコンベア4
(m) の上結合部材48及び下結合部材49の円環状の連
結部75及び81は、隣り合うベルトコンベアの間で結
合されるため、上結合部材48の連結部76の内径が下
結合部材49の連結部81の外径より若干大きく形成さ
れ、上結合部材48の連結部76が下結合部材49の連
結部81の外周に嵌合するようになっている。そして、
一方のベルトコンベア4(m) の上結合部材48の連結部
76が他方のベルトコンベア4(m+1) の下結合部材49
の連結部81に嵌合しているときでも、両者の連結部は
円環状であるから、ベルトコンベア4(m) 及び4(m+1)
は、各々の位置決め部材43の軸部55を中心としてあ
る範囲で回動することができる。このような構成によ
り、様々な形状のカルーセル1において、複数のベルト
コンベアを直線状だけでなく、互いに所定の角度をなし
て折れ線状にも接続できるので、1つのカルーセルを構
成する全ての遊技機に対して自動的にコインの補給及び
回収を行うことができる。
【0072】なお、上記実施例においては、各遊技機の
下側に設置されたコイン送出装置に対してそれぞれ1組
(第1、第2)のベルトコンベアが組み合わされ、ある
遊技機のコイン送出装置に対する第2のベルトコンベア
が、次のコイン送出装置に対して第1のベルトコンベア
となるように構成されているが、例えばある遊技機と次
の遊技機との間が長かったり屈曲したりしている場合に
は、それらの遊技機の間にコイン送出装置とは組み合わ
されないベルトコンベアが1又は2以上介在する構成と
しても良い。
【0073】また、各ベルトコンベアから上方の遊技機
にコインを送り込む装置は、エスカレータ式に限らず、
ベルトコンベア方式のコイン送出装置でも良く、コイン
を上方に送り込めるものであれば何でも良い。
【0074】更に、図5のコイン洗浄装置9の代わりに
単なるキャッシュボックスを設置し、通常はベルトコン
ベアが環状となるように配置して、必要に応じて振り分
け装置でベルトコンベアから当該キャッシュボックスに
コインを回収する構成にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】一群をなす複数の遊技機の配置例を示す斜視
図。
【図2】複数の遊技機に対するコイン補給及び回収シス
テムの全体を示す斜視図。
【図3】図2のシステムにおけるベルトコンベアの配置
を示す上面図。
【図4】図2のシステムにおけるコインの移動径路を示
す図。
【図5】ベルトコンベアと遊技機内へのコイン送り込み
装置との関係を示す図。
【図6】コイン送り込み装置のホッパー部内のコインの
量に応じたベルトコンベアの作動を示すフローチャー
ト。
【図7】遊技機のホッパー装置内のコインの量に応じた
エスカレータ式コイン送出装置の作動を示すフローチャ
ート。
【図8】遊技機及び遊技機台の内部におけるベルトコン
ベアとエスカレータ式コイン送出装置の構成を示す正面
から見た部分断面図。
【図9】図8の部分の側面図。
【図10】図8において隣り合うベルトコンベアの接続
部分を示す図。
【図11】ベルトコンベアの全体構成を示す斜視図。
【図12】図11のベルトコンベアの一端部の拡大斜視
図。
【図13】図11のベルトコンベアの他端部の拡大斜視
図。
【図14】位置決め部材の斜視図。
【図15】フローティングベース機構の構成を示す斜視
図。
【図16】上結合部材の全体斜視図。
【図17】下結合部材の全体斜視図。
【符号の説明】
1…カルーセル、2…遊技機、3…遊技機台、4,5…
ベルトコンベア、6,11…エスカレータ式コイン送出
装置、7…制御装置、10…中央制御装置、12…コイ
ン洗浄ユニット、14…コイン貯留タンク、16…コイ
ン洗浄装置、19…ホッパー装置、20,30…ホッパ
ー部、21,23…エスカレータ部、28,29,3
1,32,33,34,35,36…レベルセンサ、3
7…駆動機構、43…位置決め部材、44…フローティ
ングベース機構、48…上結合部材、49…下結合部
材、63…減速機、64…モータ、65…駆動軸、68
…歯付きベルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G07F 17/34 G07F 17/34

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技場において一群をなす複数の遊技機の
    下方に配置され、各遊技機で使用されるコインを搬送す
    る搬送手段と、該搬送手段から送られたコインを各遊技
    機内に送り込むコイン送り込み装置とを含む遊技機用コ
    イン補給及び回収装置において、 前記搬送手段は、前記遊技機の一つに対応するコイン送
    り込み装置に対して、コイン供給側からコインを受け取
    って搬送する第1の搬送装置と、該第1の搬送装置から
    送られたコインを受け取って前記コイン送り込み装置側
    へ搬送するように設置された第2の搬送装置とを1組と
    して構成され、各1組の第1及び第2の搬送装置がこれ
    らと対応する遊技機の下方に配置されていることを特徴
    とする遊技機用コイン補給及び回収装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の遊技機用コイン補給及び回
    収装置において、前記遊技機は遊技機台の上に設置さ
    れ、前記第1及び第2の搬送装置は、該遊技機台の内部
    に配置された一対のベルトコンベアから成り、前記コイ
    ン送り込み装置は、該遊技機台の内部に配置されたエス
    カレータ式コイン送出装置で構成されていることを特徴
    とする遊技機用コイン補給及び回収装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の遊技機用コイン補給
    及び回収装置において、前記搬送装置の下部に該搬送装
    置と一体に回動自在に設けられた位置決め部材と、該位
    置決め部材と係合して該搬送装置を平面方向に移動調整
    可能に支持する支持手段とが設けられている遊技機用コ
    イン補給及び回収装置。
  4. 【請求項4】請求項2又は3記載の遊技機用コイン補給
    及び回収装置において、前記ベルトコンベアは、コイン
    搬送方向に沿って直線的に或いは所定の角度をなして連
    結されている遊技機用コイン補給及び回収装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の遊技機用コイン補給及び回
    収装置において、前記第1の搬送装置と前記第2の搬送
    装置は、互いに両者を接続する接続手段を備え、該接続
    手段を中心として回動自在に構成されている遊技機用コ
    イン補給及び回収装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の遊技機用コイン補給及び回
    収装置において、前記接続手段は、前記第1の搬送装置
    の一端の下側に所定の範囲で回動自在に設けられ、コイ
    ンが通過する内部への入口とその内部からの出口とを有
    する第1の中空部材と、前記第2の搬送装置の一端の上
    側に、前記第1の中空部材と嵌合し且つその嵌合部を中
    心として回動自在に設けられ、コインが通過する内部へ
    の入口とその内部からの出口とを有する第2の中空部材
    とで構成されている遊技機用コイン補給及び回収装置。
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